JP5419823B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵庫に関するものである。
従来、冷蔵庫の冷蔵室及び冷蔵室の扉に設けられているドアポケット等の照明に白熱電球を用いるのが主流であった。近年においては、発熱量、消費電力の点で有利な発光ダイオード(以後、LEDという)を用いたものが各種提案されている。
その中に、LEDを、冷蔵室の奥側に光を照射する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。この技術は、LEDを冷蔵室の天井に配置して、ユーザーが冷蔵室の奥側を視認しやすくするとともに、LEDの光りが最も強い光軸を冷蔵室の奥側に向け、ユーザーが直接見ることでまぶしく感じることを抑制するようになっている。
また、白熱電球と比べるとLEDは、発光面積が小さく、指向性が強いので、照射範囲が狭いという特性を持っている。それに伴い、冷蔵室及びドアポケット等に置かれる貯蔵品を確実に照射するため、1つ当たりの明るさが大きい高性能なLEDを数多く設置してしまうと、冷蔵庫の製造コストが高くなってしまう。そこで、高性能なLEDを冷蔵室の天井に、間隔をあけて2つだけ配置した技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2009−79857号公報(例えば、4頁) 特開2007−57157号公報(例えば、第8図)
特許文献1に記載の技術では、LEDを、冷蔵室の奥側に傾けて、冷蔵室の天井に配置しているので、冷蔵室の前面側の光の量が少なくなってしまい、ユーザーが冷蔵室の前面側を視認しにくくなってしまっていた。
特許文献2に記載の技術では、発光箇所が2箇所なので、当該LEDの直下に貯蔵品が置かれた場合には、LEDの光が遮られてしまい冷蔵室及び冷蔵室の前方に光が充分に届かなくなってしまっていた。また、当該LEDの光が広がりきらない場合には、LEDの光が届きにくい場所ができてしまい、ユーザーが冷蔵室及び冷蔵室の前面側を視認しにくくなってしまっていた。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、ユーザーが冷蔵室及び冷蔵室の前面側を視認しやすい冷蔵庫を提供することを目的としている。
本発明に係る冷蔵庫は、貯蔵品を載置する積載棚が設けられている冷蔵室と、冷蔵室内の天井側に設けられ、光を照射する複数の発光ダイオードと、を備え、複数の発光ダイオードは、冷蔵室の前面側から背面側に向かう方向に並ぶように設けられ、その光軸が冷蔵室の前面側に向けられているとともに、最上段の積載棚と交差するように配置されている。
本発明に係る冷蔵庫によれば、上記のようにLEDが設けられているので、ユーザーが、冷蔵室及び冷蔵室の前面側を視認しやすくなっている。
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の概略側断面図である。 図1に示す冷蔵室の正面図及び上面図である。 図1に示す冷蔵庫に設けられているLEDの発光特性を表す図である。 図1に示す冷蔵庫の冷蔵室及び扉の上面図及び側断面図である。 図1に示す冷蔵庫に設けられているドアポケットを冷却する風路の上面図及び側断面図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫にランプカバーを設けてLEDの照射範囲を拡大した場合の説明図である。 本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫の駆動回路例を示す図である。 従来の冷蔵庫の異常(運転状態)を報知する手段の説明図である。 図7に示す冷蔵庫がLEDの点滅によって冷蔵庫の異常を報知する説明図である。 本発明の実施の形態4に係る冷蔵庫のLEDの明るさと点灯時間の関係の説明図である。 図10に示す冷蔵庫の異常とデューティー比の関係の説明図である。 本発明の実施の形態5に係る冷蔵庫の正面図である。 図12に示す冷蔵庫の扉の開閉時における照明の説明図である。 本発明の実施の形態6に係る冷蔵庫の正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫1aの概略側断面図である。図2は、図1に示す冷蔵室2の正面図及び上面図である。図3は、図1に示す冷蔵庫1aに設けられているLED9の発光特性を表す図である。図4は、図1に示す冷蔵庫1の冷蔵室2及び扉6の上面図及び側断面図である。図5は、図1に示す冷蔵庫1aに設けられている貯蔵品を冷却する風路25が設けられている場合の概要構成例図である。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
[冷蔵庫1aの構成]
まず、冷蔵庫1aの構成について説明する。
冷蔵庫1aは、図1(a)に示すように、貯蔵品(食品等)を収納するための空間を有する冷蔵室2、切替室3、野菜室4及び冷凍室5を有している。冷蔵庫1aは、貯蔵品を冷蔵、冷凍する機能を有しており、特に、冷蔵室2の天井13側にLED9が設けられているものである。
冷蔵庫1aは、略直方体の形状をしているものとして説明するが、特に、限定されるものではない。ここで、冷蔵庫1aの設置方向に基づき、冷蔵室2から扉6(後述して説明する)に向かう方向(側)を前方向(前面側)と定義し、扉6から冷蔵室2に向かう方向(側)を後方向又は奥行き方向(背面側)と定義する。また、冷蔵室2の天井13とは、冷蔵室2内の天井13であるものとして説明する。また、鉛直方向とは、冷蔵庫1が設置される床面と略垂直な方向である。
冷蔵室2は、貯蔵品を収納するための空間を有し、該貯蔵品を冷蔵するものである。冷蔵室2は、略直方体の形状をしているものとして説明するが、特に限定されるものではない。この冷蔵室2には、貯蔵品を積載するための複数の積載棚8が、冷蔵室2の天井13(又は下面)と略平行となるように設けられている。積載棚8は、図1及び図2に示すように、冷蔵室2を区画して、貯蔵品の収納性を高めるものである。この積載棚8の形状は、略長方形の板材であるものとして説明するが、特に、限定されるものではない。なお、冷蔵庫1aにおいて、積載棚8は、冷蔵室2内の側面等に支持されているものとして説明するが、鉛直方向に可動するようになっていてもよい。
冷蔵室2の前面には、ヒンジ式の扉6が設けられており、この扉6の開閉によって、冷蔵室2と冷蔵庫1a外との間の開放/遮断が行われる。この扉6には、貯蔵品を載置するためのドアポケット11が設けられている。扉6は、右扉6A及び左扉6Bを有している。ここで、冷蔵庫1aを正面視したときに、右側にある扉を右扉6Aとし、左側にある扉を左扉6Bとする。これらの右扉6A及び左扉6Bは、ヒンジ(図示省略)によって、冷蔵室2の前面両側部にそれぞれ連結されている。また、扉6の冷蔵室2側には、貯蔵品を収納するためのドアポケット11が設けられている。なお、右扉6A及び左扉6Bは、大きさが異なっていてもよい(正面視した時に左右非対称)。
図1に示すように、冷蔵室2の天井13は、前面側から背面側に向かって、鉛直方向の高さが低くなるように、所定の角度βの傾きを有している。なお、冷蔵室2の天井13が所定の角度βで傾く代わりに、後述するLED9の発光面が所定の角度βで傾いていてもよい。また、冷蔵室2の天井13は、LED9の光軸12が積載棚と交差していれば、曲線的に傾斜していてもよいものとする。図2に示すように、この冷蔵室2の天井13に、LED9が設けられており、扉6を開くと、このLED9が点灯し、冷蔵室2及びドアポケット11に光が照射されるようになっている。LED9は、ユーザーが貯蔵品を視認するための可視光を発するものである。図2に示すように、冷蔵室2の前面側から背面側の奥行き方向に向かって縦列に並べられているLED9を1列と定義すると、LED9は、2列からなる。また、LED9は、冷蔵室2を正面視したときに、例えば冷蔵室2を左右に2等分する線Aで分けられる領域に1列ずつ設けられているものとして説明する。ただし、右扉6A及び左扉6Bの大きさが異なる場合には、線Aが、右扉6A及び左扉6Bを閉じたときに合わさる位置にくるものとする。なお、LED9の列数は、特に、限定されるものではない。また、1列当たりのLED9の個数は、2つ以上であるものとする。
図3に示すように、LED9は、発光に係る光の指向性が強いことが知られている。すなわち、LED9の発光面とは垂直となる光軸12方向に対する光度が最も高く、光軸12から離れるほど光度が低下する。ここでは、光軸12における光度に対して50%以上の光度で照射する範囲をLED9の有効照射範囲αとする。ただし、LED9が発した光は、有効照射範囲α以外の部分に、光が照射されないわけではない。図3では、光軸12方向を0°とした場合に±約50°が有効照射範囲αに含まれている。有効照射範囲αとは、LED9が、冷蔵室2を照明するにあたって実質的に有効といえる範囲を規定するものである。
切替室3は、貯蔵品を収納するための空間を有し、該貯蔵品を冷蔵したり冷凍したりするものである。この切替室3には、引き出し式の扉7aが設けられている。この扉7aの開閉によって、切替室3と冷蔵庫1a外との間の開放/遮断が行われる。
野菜室4は、貯蔵品を収納するための空間を有し、特に、野菜を冷蔵するのに適しているものである。この野菜室4には、引き出し式の扉7bが設けられている。この扉7bの開閉によって、切替室3と冷蔵庫1a外との間の開放/遮断が行われる。
冷凍室5は、貯蔵品を収納するための空間を有し、特に、該貯蔵品を冷凍するものである。この冷凍室5には、引き出し式の扉7cが設けられている。この扉7cの開閉によって、冷凍室5と冷蔵庫1a外との間の開放/遮断が行われる。
[所定の角度βの範囲、LED9と積載棚8の位置関係]
図4に示すように、冷蔵室2の天井13の所定の角度βは、LED9の光軸12が、冷蔵室2の前面側に向かい、且つ、扉6から冷蔵室2に向かう方向において、全てのLED9の光軸12が、最上段の積載棚8の前縁B1より前方向(冷蔵室2から扉6に向かう方向)に、LED9の光軸がでないようになっている。つまり、全てのLED9は、光軸12が冷蔵室2の前面側に向くように設けられ、且つ、最上段の積載棚8と交差するように配置されているということである。また、この所定の角度βは、冷蔵室2の貯蔵スペースを圧迫しないように、例えば1°〜20°程度とするとよい。なお、最上段の積載棚8とは、積載棚8の内で、鉛直方向に一番高い位置に設けられているものである。また、積載棚8の前縁B1とは、図4に示すように、冷蔵庫1を正面視した時に、手前側の縁に相当する。
[ドアポケット11に送り込む冷却風について]
図5は、図1に示す冷蔵庫1に設けられているドアポケット11を冷却する風路25の上面図及び側断面図である。図5に示すように、冷蔵室2の天井13には、冷蔵室2内に冷気を送り込むための風路25が設けられるような構成にしてもよい。この風路25は、送り込まれた冷気を、吹き出し口26から、特に、ドアポケット11に導くものである。ここで、吹き出し口26は、風路25を伝って送り込まれた冷気を冷蔵室2内に放出する開口部である。この吹き出し口26の位置は、冷蔵室2から扉6に向かう方向に対して、例えば、最上段の積載棚8よりも前方に形成されているとよい。風路25を介して吹き出し口26から供給される冷気によって、ドアポケット11の貯蔵品だけでなく、LED9を冷却することも期待できる。つまり、LED9の発熱によりLED9の光度が低下してしまうことが抑制されるとともに、LED9の寿命が短くなってしまうのを抑制することができる。また、LED9は、白熱電球と比較すると発熱しにくいことから、風路25を流れる冷気が加温されにくいことは言うまでもない。
[冷蔵庫1aの有する効果]
冷蔵庫1aは、複数のLED9を光源としているために、LED9の内の1つの直下に貯蔵品が置かれて光がさえぎられても、その他の光が遮られていないLED9によって冷蔵室2及び冷蔵室2の前面側(ドアポケット11等を含む)の視認性が低下することが抑制される。また、複数のLED9を光源としているために、冷蔵室2内の光が届きにくい領域が少なくなり、冷蔵室2(ドアポケット11や表示装置、冷蔵庫1a外等も含む)の視認性が低下することが抑制されることは言うまでもない。また、全てのLED9は、その光軸12が冷蔵室2の前面側に向かい、且つ、最上段の積載棚8と交差するように配置されているので、ユーザーにまぶしさを感じさせることを低減させるとともに、冷蔵室2だけでなく、ドアポケット11等にも光を照射することができる。つまり、冷蔵庫1aは、上記のようにLED9が設けられているので、冷蔵室2及び冷蔵室2の前面側を視認しやすくなっている。
実施の形態2.
[LED9の光の拡大]
図6は、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫1bにランプカバー15を設けてLED9の照明範囲を拡大した場合の説明図である。なお、本実施の形態2では、実施の形態1と同一部分には同一符号とし、実施の形態1との相違点を中心に説明するものとする。
ランプカバー15は、LED9が発した光を屈折させて、照明範囲を拡大するものである。このランプカバー15は、LED9が発する光の進行方向に設けられているとよい。
ランプカバー15には、図6に示すように、例えば冷蔵庫1bの左右の側面に略垂直な方向に凹凸が形成されており、LED9から照射された光がランプカバー15に到達すると、この凹凸によって屈折して、特に、冷蔵室2から扉6に向かう方向に光が広がるようになる。また、ランプカバー15に、図6に示すように、例えば扉6と略垂直な方向に凹凸が形成されると、LED9から照射された光が、特に、冷蔵庫1の左右の側面と垂直な方向に広がるようになる。つまり、冷蔵庫1bは、ランプカバー15によって、照明範囲を拡大することができる。なお、ランプカバー15に形成される凹凸の形状や方向は、視認性を特に向上させたい方向や位置等に合わせて、複数の凹凸パターンを組み合わせてもよい。
[冷蔵庫1bの有する効果]
冷蔵庫1bは、冷蔵庫1aの有する効果に加え、LED9が発した光を屈折させて照明範囲を拡大するランプカバー15が設けられているので、照明範囲が拡大して、冷蔵室2及び冷蔵室2の前面側の視認しやすくなる。
実施の形態3.
[冷蔵庫1cのLED9の駆動回路の説明]
図7は、本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫1cの駆動回路例を示す図である。図8は、従来の冷蔵庫の異常(運転状態)を報知する手段の説明図である。図9は、冷蔵庫1cがLED9の点滅によって冷蔵庫1cの異常を報知する説明図である。なお、本実施の形態3では、実施の形態1、2と同一部分には同一符号とし、実施の形態1、2との相違点を中心に説明するものとする。図7に示すように、白熱電球を照明として採用している冷蔵庫の場合には、この白熱電球の点灯/消灯は、リレー19等の機械接点による入/切をして切り替える。一方、冷蔵庫1cは、LED9を照明として採用しているので、図7に示すように、このLED9の点灯/消灯を、トランジスタ20といった半導体素子等を用いて行うことができる。白熱電球に対してLED9の発光(駆動)に係る電圧・電流が小さいので、冷蔵庫1cは、消費電力を抑えることができる。また、白熱電球に対してLED9の点灯/消灯するための駆動部品は、比較的安価であるとともに、高寿命である。さらに、白熱電球に用いられるリレー19より、LED9に用いられるトランジスタ20の方が、点灯/消灯の切り換えが速い。
トランジスタ20の点灯/消灯の切り換えが速いことを利用して、LED9の点灯/消灯を速い周期で繰り返すことで、冷蔵庫1cは、ユーザーに冷蔵庫1cの異常を報知することができるようになっている。具体的には、冷蔵庫1cに異常が生じた場合には、異常の種類に応じてLED9の点滅回数を制御すればよい。
[冷蔵庫1cの異常の報知方法1]
図8に示すように、従来の冷蔵庫では、冷蔵庫に設けた制御手段(図示省略)が、冷蔵庫に異常が生じたものと判断すると、例えば、冷蔵庫の扉に設置された操作パネル21に設けた液晶表示部22にあらかじめ定められた番号等を表示したり、図8のように操作パネル21に設けられた異常表示用LED23の点滅回数等で、冷蔵庫の異常をユーザーに報知していた。冷蔵庫1cは、従来の冷蔵庫のように、液晶表示部22及び異常表示用LED23が設けられていているものとして説明するが、設けられていなくてもよい。
図9に示すように、冷蔵庫1cは、LED9の点滅回数によって、ユーザーに冷蔵庫1cの異常を報知するようになっている。例えば、番号が「E34」で規定されている異常を表すために、制御手段(図示省略)は、LED9を0.5秒間隔で3回点滅させてから、所定の時間点灯させて、その後LED9を0.5秒間隔で4回点滅させるという動作を繰り返し行うようにすればよい。なお、上記の異常の種類としては、扉6が長時間開いてしまっている、温度センサー(図示省略)が働かなくなってしまっている等が考えられる。
[冷蔵庫1cの有する効果]
冷蔵庫1cは、冷蔵庫1aの有する効果に加え、白熱電球ではなくLED9を用いているので、消費電力を抑えることができ、また、駆動回路のコストが安価であるためにコストアップを抑制することができ、さらに、高寿命であり、点灯/消灯の切り換えが速いものとなっている。
実施の形態4.
[冷蔵庫1dの異常の報知方法2]
図10は、本発明の実施の形態4に係る冷蔵庫1dのLED9の明るさと点灯時間の関係の説明図である。図11は、図10に示す冷蔵庫1dの異常とデューティー比の関係の説明図である。なお、本実施の形態4では、実施の形態1〜3と同一部分には同一符号とし、実施の形態1〜3との相違点を中心に説明するものとする。実施の形態3において述べたように、トランジスタ20といった半導体素子等を用いたLED9の駆動回路は、LED9の点灯/消灯の切り換えを速く行うことができる。これにより、例えば、LED9を数kHzの周波数で点灯/消灯を繰り返すと、人間の目の錯覚によりLED9が点滅しているようには見えず、明るさが低減して見えるようになる。
図10に示すように、LED9の明るさは、単位時間(周期)に対する点灯時間の比率(以後、デューティー比という)に比例することが知られている。したがって、例えばデューティー比を徐々に増減させることで、LED9の明るさが、少しずつ変化するような視覚効果が得られる。本実施の形態4の冷蔵庫1dは、LED9の明るさをデューティー比を調整することで徐々に変化させて、冷蔵庫1dの異常を報知するものである。つまり、図11に示すように、LED9が点灯している状態から急に消灯するのではなく、LED9の明るさを徐々に増減させるようにすることで、急激な点灯/消灯によってユーザーが驚いてしまうことを抑制しながら、冷蔵庫1dの異常を報知することができる。
[冷蔵庫1dの照明の明るさの調整]
また、例えば、操作パネル21からLED9の明るさの調整指示を行えるようにして、冷蔵庫1dのユーザーが、LED9の明るさを設定できるようにしてもよい。これにより、例えば、冷蔵庫1dの設置されている場所が明るい場合には、LED9の光をそれほど必要としないため、LED9の明るさを小さくして使用するようにし、また、冷蔵室2の貯蔵品を整理する等、冷蔵室2内を明るくしたいような場合には、明るさを上げるように調整すればよい。つまり、冷蔵庫1dは、LED9を用いているために、デューティー比を調整して明るさを変化させることができるので、消費電力を低減することができるようになっている。
[冷蔵庫1dの有する効果]
冷蔵庫1dは、冷蔵庫1aの有する効果に加え、LED9の明るさを徐々に増減させるように、デューティー比を調整するので、ユーザーが驚いてしまうことを抑制しながら、冷蔵庫1dの異常を報知することができる。
実施の形態5.
[左右の扉の開閉状態におけるLED9の点灯/消灯]
図12は、実施の形態5に係る冷蔵庫1eの正面図である。図13は、図12に示す冷蔵庫1eの右扉6A、左扉6Bの開閉時における照明の説明図である。なお、本実施の形態5では、実施の形態1〜4と同一部分には同一符号とし、実施の形態1〜4との相違点を中心に説明するものとする。冷蔵庫1eは、右扉6Aの開閉状態を検知するための右ドアスイッチ24Aと、左扉6Bの開閉状態を検知するための左ドアスイッチ24Bを有している。図12に示すように、右ドアスイッチ24A及び左ドアスイッチ24Bが設けられる位置は、特に、限定されるものではないが、例えば、右ドアスイッチ24Aが右扉6Aに設けられ、左ドアスイッチ24Bが左扉6Bに設けられているとよい。
図13に示すように、右ドアスイッチ24A及び左ドアスイッチ24Bを設けることによって、右扉6Aをユーザーが開いた場合には、LED9の内で冷蔵室2の右側を照明するものを点灯させて、左扉6Bをユーザーが開いた場合には、LED9の内で冷蔵室2の左側を照明するものを点灯させるようにすることができる。つまり、ユーザーは、右扉6A及び左扉6Bの両方を開閉して使用するものとは限らないので、上記のように、LED9を点灯させるようにすれば、冷蔵庫1eの消費電力を低減することができる。さらに、実施の形態3で述べたように、白熱電球に対してLED9の駆動装置は、トランジスタ20といったリレー19に比べて安価な半導体素子等によって点灯/消灯を行うことができるため、右扉6Aが開かれた場合には冷蔵室2の右側を点灯させて、左扉6Bが開かれた場合には冷蔵室2の左側を点灯させるために、駆動装置をそれぞれに設けてもコストアップしにくくなっている。
[冷蔵庫1eの有する効果]
冷蔵庫1eは、冷蔵庫1aの有する効果に加え、右扉6Aをユーザーが開いた場合には、LED9の内で冷蔵室2の右側を照明するものを点灯させて、左扉6Bをユーザーが開いた場合には、LED9の内で冷蔵室2の左側を照明するものを点灯させるようにしているので、消費電力を低減することができる。
実施の形態6.
[背面側のLED9の配置について]
図14は、本発明の実施の形態6に係る冷蔵庫1fの正面図である。なお、本実施の形態6では、実施の形態1〜5と同一部分には同一符号とし、実施の形態1〜5との相違点を中心に説明するものとする。図14に示すように、最上段の積載棚は、その後縁B2と冷蔵室2の背面との間に、LED9の光が通過する隙間を有するように設けられている。これにより、冷蔵庫1fは、LED9の光が、最上段の積載棚8の後縁B2より後方向から冷蔵室2全体に広がるようになっている。なお、積載棚8の後縁B2とは、冷蔵庫1を正面視した時に、積載棚8の背面側の縁に相当する。
[冷蔵庫1fの有する効果]
冷蔵庫1fは、最上段の積載棚8が、その後縁B2と冷蔵室2の背面との間にLED9の光が通過する隙間を有するように設けられているので、冷蔵室2全体を視認しやすくなっている。
なお、実施の形態1〜6に記載されている内容を適宜組み合わせてもよいことは言うまでもない。
1a 冷蔵庫、1b 冷蔵庫、1c 冷蔵庫、1d 冷蔵庫、1e 冷蔵庫、1f 冷蔵庫、2 冷蔵室、3 切替室、4 野菜室、5 冷凍室、6 扉、6A 右扉、6B 左扉、7a 引き出し式の扉、7b 引き出し式の扉、7c 引き出し式の扉、8 積載棚、9 LED、11 ドアポケット、12 光軸、13 天井、15 ランプカバー、19 リレー、20 トランジスタ、21 操作パネル、22 液晶表示部、23 異常表示用LED、24A 右ドアスイッチ、24B 左ドアスイッチ、25 風路、26 吹き出し口。

Claims (8)

  1. 貯蔵品を載置する積載棚が設けられている冷蔵室と、
    前記冷蔵室内の天井側に設けられ、光を照射する複数の発光ダイオードと、
    を備え、
    前記複数の発光ダイオードは、
    前記冷蔵室の前面側から背面側に向かう方向に並ぶように設けられ、
    その光軸が前記冷蔵室の前面側に向けられているとともに、最上段の前記積載棚と交差するように配置されている
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記冷蔵室の前面に設けられ、貯蔵品を載置するドアポケットが設けられた扉を備え、
    前記冷蔵室は、
    天井面の上部に冷気が流れる風路が形成され、
    前記天井には、
    前記ドアポケットに前記風路の冷気が供給されるように、最上段の前記積載棚の前縁よりも前側に前記風路に連通する吹き出し口が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記複数の発光ダイオードの光の照射範囲を拡大するためのランプカバーが、前記複数の発光ダイオードを覆うように設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記天井は、前記冷蔵室の前面側から背面側に沿って、高さが低くなるように傾斜しており、その傾斜面に前記複数の発光ダイオードが設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 庫内の運転状態を判断する制御手段を備え、
    前記制御手段は、庫内の運転状態を、前記複数の発光ダイオードを点滅させて、または、前記複数の発光ダイオードの光量を変化させて報知する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 最上段の前記積載棚は、
    その後縁と前記冷蔵室の背面との間に、前記複数の発光ダイオードの光が通過する隙間を有するように設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記複数の発光ダイオードは、
    前記冷蔵室の前面側から背面側に沿って、複数列設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記冷蔵室を開放又は遮蔽する複数の扉の内、開かれた前記扉側の列の前記発光ダイオードを発光させる
    ことを特徴とする請求項に記載の冷蔵庫。
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