JP5419512B2 - スリーブを用いた同軸ケーブルとシールド端子の接続構造 - Google Patents
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Description
(1) 芯線と、該芯線の外周を覆う絶縁体と、該絶縁体の外周を覆う編組と、該編組の外周を覆うシースと、を有する同軸ケーブルと、
内部に前記同軸ケーブルの端末部に露出された前記絶縁体を挿嵌されて、前記同軸ケーブルの端末部に露出された前記編組と前記絶縁体との間に配置されたスリーブと、
バレルを有し、該バレルによって前記スリーブを覆う前記編組を加締めているシールド端子と、
を備える、スリーブを用いた同軸ケーブルとシールド端子の接続構造であって、
前記スリーブの内面には、前記スリーブの内部に向かって突出する突起が形成され、
前記絶縁体は、前記スリーブの内部において、前記突起によって支持されており、
これにより、前記スリーブの内面と前記絶縁体との間には、前記シールド端子のインピーダンスを増加させる空気層が形成されている、
こと。
(2) 上記(1)の構成のスリーブを用いた同軸ケーブルとシールド端子の接続構造において、
前記スリーブは、中空円筒状であって、
前記突起は、前記スリーブの軸心と、該スリーブの内部に挿嵌された前記絶縁体の軸心とが一致するよう、該スリーブの内面に形成される、
こと。
(3) 上記(2)の構成のスリーブを用いた同軸ケーブルとシールド端子の接続構造において、
前記突起は、前記スリーブの周方向に沿って形成され、
前記絶縁体は、前記スリーブの内部において、前記突起と接触する少なくとも3点によって支持される、
こと。
(4) 上記(3)の構成のスリーブを用いた同軸ケーブルとシールド端子の接続構造において、
前記突起は、前記スリーブの軸心方向に沿って形成され、
前記絶縁体は、前記スリーブの内部において、前記突起と接触する少なくとも6点によって支持される、
こと。
上記(2)の構成のスリーブを用いた同軸ケーブルとシールド端子の接続構造によれば、同軸ケーブル用シールド端子のバレルによってスリーブとともに編組を加締めた際に芯線と編組との距離が短くなる箇所が発生するが、このように軸心を一致させておけば、芯線と編組との距離の変化を最低限に抑えることができる。この結果、上記加締めに伴うインピーダンスのズレを最小限に抑えることができる。
上記(3)の構成のスリーブを用いた同軸ケーブルとシールド端子の接続構造によれば、軸心方向とは直交する二次元方向への絶縁体の移動を抑えつつ、スリーブの内部において該絶縁体を安定して固定することができる。
上記(4)の構成のスリーブを用いた同軸ケーブルとシールド端子の接続構造によれば、スリーブの軸心方向と絶縁体の軸心方向とを常に一致させた状態で、スリーブの内部において該絶縁体を安定して固定することができる。
図1は、(a)が本発明の第1の実施形態のスリーブの斜視図、(b)が本発明の第1の実施形態のスリーブの正面図、(c)が本発明の第1の実施形態のスリーブの折り曲げ前の展開図である。図2は、(a)が電線に挿嵌された本発明の第1の実施形態のスリーブの斜視図、(b)が電線に挿嵌された本発明の第1の実施形態のスリーブの正面図である。以下、図1、図2を参照して、本発明の第1の実施形態について詳細に説明する。
11 スリット
12a、12b、12c 切れ目
13a、13b、13c 突起
2 スリーブ
23a、23b、23c 突起
W 同軸ケーブル
Wa 芯線
Wb 絶縁体
Wc 編組
Wd シース
Claims (4)
- 芯線と、該芯線の外周を覆う絶縁体と、該絶縁体の外周を覆う編組と、該編組の外周を覆うシースと、を有する同軸ケーブルと、
内部に前記同軸ケーブルの端末部に露出された前記絶縁体を挿嵌されて、前記同軸ケーブルの端末部に露出された前記編組と前記絶縁体との間に配置されたスリーブと、
バレルを有し、該バレルによって前記スリーブを覆う前記編組を加締めているシールド端子と、
を備える、スリーブを用いた同軸ケーブルとシールド端子の接続構造であって、
前記スリーブの内面には、前記スリーブの内部に向かって突出する突起が形成され、
前記絶縁体は、前記スリーブの内部において、前記突起によって支持されており、
これにより、前記スリーブの内面と前記絶縁体との間には、前記シールド端子のインピーダンスを増加させる空気層が形成されている、
ことを特徴とする、スリーブを用いた同軸ケーブルとシールド端子の接続構造。 - 前記スリーブは、中空円筒状であって、
前記突起は、前記スリーブの軸心と、該スリーブの内部に挿嵌された前記絶縁体の軸心とが一致するよう、該スリーブの内面に形成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の、スリーブを用いた同軸ケーブルとシールド端子の接続構造。 - 前記突起は、前記スリーブの周方向に沿って形成され、
前記絶縁体は、前記スリーブの内部において、前記突起と接触する少なくとも3点によって支持される、
ことを特徴とする請求項2に記載の、スリーブを用いた同軸ケーブルとシールド端子の接続構造。 - 前記突起は、前記スリーブの軸心方向に沿って形成され、
前記絶縁体は、前記スリーブの内部において、前記突起と接触する少なくとも6点によって支持される、
ことを特徴とする請求項3に記載の、スリーブを用いた同軸ケーブルとシールド端子の接続構造。
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