JP5419334B2 - 生化学反応装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コンタミネーションを防止可能な生化学反応装置に関するものである。
テーラーメード医療において、診断をバックアップする手段の一つとして遺伝子検査がある。的確な診断につながる検査結果を出すために、遺伝子検査の信頼性は非常に重要である。
遺伝子検査に適用する生化学反応装置として、たとえば、DNAチップを用いたDNA検査装置がある。DNAチップとはガラスなどの基板上に多種類のDNA断片などをプローブDNAとして貼り付けたもので、たくさんの種類のDNAを一度に調べることができる。そのプロセスは、例えば、検体から核酸を抽出する抽出工程、核酸を増幅する増幅工程、核酸とプローブのハイブリダーゼーション反応を行うハイブリダイゼーション工程、ハイブリダイゼーション反応を検出する検出工程、結果判定の工程を順に行うものである。
一例として、血液のDNAを検査する場合について、抽出、増幅、ハイブリダイゼーション、検出、結果判定の各工程について詳細に述べる。
抽出工程では、血液検体からDNAを抽出・分離精製する。抽出溶液にピペットで血液を分注したのち約50℃で数分間インキュベーションを行う。インキュベーションの結果、細胞からDNAが抽出される。抽出したDNA抽出溶液からDNAを分離精製するための手段として磁性ビーズやカラムフィルタが一般的に用いられる。自動化に適した磁性ビーズによる精製は、DNA抽出溶液を磁性ビーズ溶液に分注し、ピペットによる溶液攪拌を数分行い、所定時間静かに放置し、磁性ビーズにDNAを結合させる。磁性ビーズにDNAが結合したら磁力により磁性ビーズをトラップし、ピペットにより溶液を排出する。次に、洗浄工程を数回実施する。洗浄工程では、洗浄液をピペットにより磁性ビーズに加え、ピペットによる溶液攪拌を行い、磁性ビーズに付着している不用な物を洗い落とす。そして、磁力により磁性ビーズをトラップし、ピペットにより不要な溶液を排出する。洗浄工程の後、DNA溶出液をピペットで磁性ビーズに分注し、分注後ピペットによる溶液攪拌を行い、磁性ビーズに付着しているDNAを溶出液中に溶出する。そして、磁力により磁性ビーズをトラップし、ピペットによりDNA溶出液を吸引して次工程に渡す。
次に、増幅工程では、所望のDNAを指数関数的に増加させる。分離精製した微量なDNAを効率的に増幅する方法として、ポリメラーゼ連鎖反応法(polymerase chain reaction, PCR法)が知られている。この方法は、目的の2本鎖DNAを熱変性して解離させ、得られた1本鎖のDNAに2種類のプライマをアニーリングし、その後、DNAポリメラーゼを作用させて2本鎖DNAを合成する。さらにこの2本鎖DNAを熱変性して1本鎖DNAを得た後にプライマのアニーリング及びDNAポリメラーゼによる相補的DNAの伸長というサイクルを繰り返すことにより、指数関数的に目的DNAを増幅させることができる方法である。PCR法は、例えば、約94℃で2本鎖DNAを解離させる工程、プライマを約55℃でアニーリングする工程、及び耐熱性のDNAポリメラーゼを使用して約72℃で相補鎖の伸長を行う工程を含むサイクルを繰り返すことにより行われる。増幅された核酸量を示す指標として、2本鎖DNAを増幅するための2種類のプライマの一方のプライマに標識が結合されている。また、2種類のプライマの標識が付いたプライマの量を多くすることにより、増幅後、標識が付いた片鎖DNA(標識されたターゲットDNA)が多くなり、標識が付いた片鎖DNAが支配的になる。増幅する手段としては、加熱冷却する容器にDNA抽出溶液と増幅溶液をピペットで加えて、容器を密閉してPCRを行う。
次に、増幅したDNAとその他の不要物との分離精製を行う。増幅したDNAを分離精製するための手段としては、抽出工程で説明した分離精製と同様であるので詳細な説明は省略する。
次に、ハイブリダイゼーション工程では、増幅したDNAとDNAチップのプローブDNAとハイブリダイゼーション反応させる。従って、標識された所望のDNAがDNAチップの所定のプローブと特異な2本鎖の結合を行うので検体のDNAを特定可能となる。
その後、検出工程では、DNAチップの特定プローブに結合された蛍光物資などで標識されたDNAを光学的に検出する。
最後に、結果判定で検出のデータをもとに病気などの判定を行う。
上記のプロセスでは、コンタミネーションが起こる可能性がある。DNAを試料とする生化学反応では、コンタミネーションとは、一般的には、抽出工程や増幅工程において、増幅させる対象である検査試料DNAに他のDNAが混入することである。抽出工程や増幅工程で、DNAを含んだ液をピペットで加えるときに、または、ピペットで攪拌するときに、ミストや飛散りが発生して、他のDNAが入っている液に混入する場合がある。また、DNAを含んだ液を加熱冷却するときに、容器の密閉は行っているが、一部蒸気漏れが発生して、気流などによって他のDNAが入っている液に混入する場合がある。さらに、装置外から、検査対象外の細菌DNAなどを含んだ浮遊物が気流に乗って、他の検体が入った容器に混入する場合がある。特に、増幅工程の増幅後の分離精製では、増幅したDNAが入った、DNA濃度が高い液をピペットで攪拌動作させるので、DNAを含んだミストや飛散りによる影響度が一番高く、コンタミネーションが一番起こりやすい。
従来コンタミネーションを防止する手段として、一般的に、コンタミネーションの発生原因である飛散り、ミスト、蒸気を排除したり、それらを影響を受ける箇所に寄せ付けないようにすることが行われている。そのようなコンタミネーション防止の従来技術として、遮蔽手段と雰囲気パージ手段を組み合わせたものがある(例えば、特許文献1参照)。この技術では、遮蔽手段により、ミストや蒸気が外部から伝達するのを防ぎ、雰囲気パージ手段により、装置外から混入したり、装置内で発生するミストや蒸気をパージガスにより外部に流すことにより排出する。
特開平06−148198号公報
特許文献1に開示される装置では扉形状の遮蔽部材を手動で開閉するため、液体のハンドリングにピペットを用いる場合、ピペットの搬送を妨害しないように、ピペット動作に合わせて、搬送口の遮蔽部材を開閉する必要がある。しかし、シャッターのような可動開閉式遮蔽部材だと開閉機構が必要になり、構成が複雑になる。また、ピペットの搬送口が複数ある場合、その分の可動開閉式遮蔽部材が必要になり、より複雑になる。さらに、ピペットが容器に液体を分注するときに発生するミストを迅速に、かつ効率的に雰囲気パージしないと容器内にミストが混入する恐れがある。
そこで、本発明の目的は、複雑な機構を設けることなく、装置に収容される検査試料へのコンタミネーションを防止できる生化学反応装置を提供することである。
上記課題を解決するために研究を重ねた結果、次のような構成でコンタミネーションを防止可能な生化学反応装置を見いだすに至った。
本願発明の生化学反応装置は、前記装置内に物質を搬送する少なくとも一つの搬送部と、前記装置内を遮蔽板で覆うことで形成した少なくとも第一および第二の二つの隔室と、前記第一および第二の隔室にそれぞれ設けた少なくとも一つの搬送口と、前記搬送口を遮蔽する遮蔽部材と、前記隔室内の雰囲気をパージするために前記隔室に設けた雰囲気パージ手段と、を有し、前記第一および第二の隔室は並んで配置されており、前記第一および第二の隔室で共用するように、前記遮蔽部材が前記搬送部に設けられており、該遮蔽部材により、前記第一の隔室内への前記物質の搬送の際には該第一の隔室の搬送口が遮蔽され、前記第二の隔室内への前記物質の搬送の際には該第二の隔室の搬送口が遮蔽され、前記雰囲気パージ手段が、前記隔室を遮蔽中は前記隔室内の雰囲気をパージすることを特徴とする生化学反応装置である。
本発明により、搬送口の遮蔽部材の開閉駆動が不要になり、構成が比較的単純になり、廉価な装置を提供できる。開閉する遮蔽部材が多ければ多い装置ほど構成がより単純になり、効果が更にアップする。
また、液体ハンドリング中に遮蔽部材で遮蔽されたエリア内でミストや蒸気を迅速に、かつ、効率的に雰囲気パージを行うことにより、コンタミ原因の発生物質の排除が可能となり、信頼性の高い装置の提供が可能となる。
本発明の生化学反応装置が有する搬送部は装置内に物質を搬送するために備えられている。隔室は装置内の少なくとも一部の空間を遮蔽板で覆うことで形成されており、少なくとも一つの搬送口を有する。搬送部には搬送口を遮蔽する遮蔽部材が設けられている。遮蔽部材が搬送部に設けられることで、搬送部が隔室内に物質を搬送する際に、遮蔽部材が遮蔽口を遮蔽することができる。また、隔室には隔室内の雰囲気をパージするために隔室に設けられた雰囲気パージ手段が備えられている。雰囲気パージ手段は、隔室が遮蔽中に作動することで、分注操作や反応処理を実行している間の隔室内をコンタミネーションの生じない環境とすることができる。
本生化学反応装置の好ましい態様として、装置内に設置された容器に液体をハンドリングする液体ハンドリング部を有する装置が挙げられる。この装置は、搬送部として、装置に設置する容器を装置内に搬送する第一の搬送部と、液体ハンドリング部を装置内に搬送する第二の搬送部とを有する。そして、この装置の隔室は、第一、第二の搬送部のそれぞれを隔室内に挿入可能とする第一、第二の搬送口を有する。第一の搬送部には、第一の遮蔽口を遮蔽するための第一の遮蔽部材が設けられており、第二の搬送部には、第二の遮蔽口を遮蔽するための第二の遮蔽部材が設けられている。さらにこの装置は、液体ハンドリング部が装置に設置された容器内の液体を吸引もしくは排出する位置にある時に、第一の遮蔽部材は第一の搬送口を遮蔽する位置にあり、かつ第二の遮蔽部材は第二の搬送口を遮蔽する位置にあるように設定した構成とすることができる。液体ハンドリング部としてはピペットなどを使用することができる。
下記の実施例は、本発明をより詳細に説明するものである。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。但し、本発明はこれら実施例によりその技術的範囲が限定されるものではない。
本発明を適用できるDNA検査装置では、少なくとも一つの検体の生化学反応を同時に行う。DNA検査装置の模式図を図2に示す。図2(a)は上面図で、図2(b)は正面図である。このDNA検査装置は、抽出工程、増幅工程、ハイブリダイゼーション工程、検出工程の4つの工程処理を行う装置である。検体から核酸を抽出する抽出工程、核酸を増幅する増幅工程、核酸とプローブとのハイブリダーゼーション反応を行うハイブリダイゼーション工程、ハイブリダイゼーション反応を検出する検出工程、結果判定の工程を順に行うものである。
工程処理部は、抽出工程を行う抽出部1a、増幅工程の増幅処理を行う増幅部1b、増幅工程の精製処理を行う精製部1c、ハイブリダイゼーション工程と検出工程を行うハイブリダイゼーション検出部1dの4つから構成される。また、検体や各処理工程で使用する検査試薬や反応溶液をウェルに充填した容器を収容する容器待機部2と、検査処理終了後に廃棄するための廃棄部3をそれぞれ配置する。さらに、それぞれの工程処理部内の反応場(不図示)への容器の搬送や容器の廃棄を行う搬送部であるハンド部11を設置する。さらに、各ウェルの間で液体の移動や攪拌を複数検体同時に行う液体ハンドリング部であるピペットと、ピペットを搬送する搬送部とを合わせた、ピペット部8を設置する。
ハンド部11は図2(a)に示すように、各処理部や容器待機部2、廃棄部3にアクセスできるよう、X方向およびY方向に動作が可能なステージ上に配置する。ハンド部11の動作方向を矢印A、B(B1、B2、B3、B4、B5、B6)で示す。
ピペット部8は図2(b)に示すように、各処理部にアクセスできるよう、また、同一容器内の各ウェルにアクセスできるよう、X方向およびZ方向に動作が可能なステージ上に配置する。ピペット部8の動作方向を矢印C、D(D1、D2、D3、D4)で示す。
抽出部1aと増幅部1bと精製部1cをそれぞれ遮蔽板で遮蔽する。ただし、ハイブリダイゼーション検出部1d、容器待機部2、廃棄部3も遮蔽板で遮蔽してもよいし、1つか2つの工程処理部のみを遮蔽してもよい。本発明を適用できる遮蔽手段の構成の斜視図を図3に示す。
抽出部1a、増幅部1b、精製部1cの3つの工程処理部を囲むように、前後上下左右6面を遮蔽板14で遮蔽する。遮蔽板4aで抽出部1aと増幅部1bを区切り、遮蔽板4bで増幅部1bと精製部1cを区切る。このようにして、3隔室を形成する。正面の遮蔽板14の抽出部1aにハンド搬送口12aを設け、増幅部1bにハンド搬送口12bを設け、精製部1cにハンド搬送口12cを設ける。上面の遮蔽板14の抽出部1aにピペット搬送口5aを設け、増幅部1bにピペット搬送口5bを設け、精製部1cにピペット搬送口5cを設ける。雰囲気パージを行うための部材として、上面の遮蔽板14の抽出部1aに排気用ファン9aを設け、増幅部1bに排気用ファン9bを設け、精製部1cに排気用ファン9cを設ける。また、底面の遮蔽板14の抽出部1aに吸気用ファン15a、15b、15c、15dを設け、増幅部1bに吸気用ファン15e、15f、15g、15hを設け、精製部1cに吸気用ファン15i、15j、15k、15lを設ける。
ピペット搬送口とハンド搬送口を遮蔽された工程処理部の隔室は密閉状態になる。それぞれの工程処理部の隔室の密閉手段の構成は同じである。工程処理部の隔室を密閉にした後は、雰囲気パージを行い、ミスト等コンタミの原因となるDNAを含む浮遊物を排除する。本発明を適用できる、コンタミ防止のための密閉手段の構成、および、雰囲気パージ手段の構成の側面図を図1(a)、図1(b)に示す。図1を用いて、密閉と雰囲気パージについて説明する。なお、図3と同一符号は同一部材で同一作用効果であるので説明を省略する。符号14は遮蔽板である。符号5はピペット搬送口である。符号12はハンド搬送口である。符号1は工程処理部(抽出部、増幅部、精製部)である。符号8はピペット部である。符号11はハンド部である。符号9は排気用ファン、符号15は吸気用ファンである。
図1(a)に示すように、工程処理部1内には反応場13がある。また、遮蔽部材7がピペット部8に取り付けられ、ピペット部8と一緒に動く。さらに、遮蔽部材10がハンド部11に取り付けられ、ハンド部11と一緒に動く。
図1(b)に示すように、工程処理部1において、矢印Eのようにハンド部11が移動して容器6を反応場13に設置するとき、ハンド部11に取り付けられた遮蔽部材10はハンド搬送口12を遮蔽する位置にある。また、矢印Fのようにピペット部が移動して操作(吸引、分注、攪拌など)する位置にあるとき、ピペット部8に取り付けられた遮蔽部材7はピペット搬送口5を遮蔽する位置にある。また、ピペット搬送口5とハンド搬送口12を遮蔽すると、工程処理部1は密閉状態になる。さらに、密閉状態で排気用ファン9と吸気用ファン15をONにすることにより、雰囲気パージを行うことができる。
本発明を適用できる、DNA検査装置のシーケンスのうち、工程処理部の隔室内のシーケンスのフローチャートを図4に示す。図4のフローチャートにおいて、ハンド部が工程処理部の隔室内の反応場に容器を設置し終え、同時にハンド搬送口が遮蔽される時点をスタートとする。また、ハンド部が工程処理部の隔室から廃棄部へ容器を搬送開始する時点をエンドとする。図4を用いて、ピペット部のシーケンスを説明する。
まず、ピペット部を容器上の液操作する位置へ移動する(S1)。移動終了時、ピペット搬送口も遮蔽され、工程処理部の隔室は密閉される。
次に、雰囲気パージをONにする(S2)。
次に、液操作をする(S3)。ここでは、液の吸引、排出、攪拌などを行う。
次に、液操作以外の各工程特有な処理を行う(S4)。例えば、抽出部では抽出処理を行い、増幅部では増幅処理を行い、精製部では分離精製処理を行う。
次に、雰囲気パージをOFFにする(S5)。このとき、工程処理部内においてミスト等コンタミの原因となるDNAを含む浮遊物は排除されているので、工程処理部内は清浄化されている。
次に、まだピペット部での液操作が残っているならS1に戻り、S1〜S5を繰り返す。
なお、本実施形態では3隔室だったが、1隔室、2隔室、4隔室以上でもよい。また、本実施形態では、横方向に並んだエリアの他に、縦方向に並んだエリアでもよい。また、動作は他の手順でもよい。また、ピペット部8において、搬送部が遮蔽口を遮蔽する位置にあるときでも、液体ハンドリング部であるピペットが上下方向に動くことを可能にしてもよい。さらには、ハンド系(ハンド部、遮蔽部材)、あるいは、ピペット系(ピペット部、遮蔽部材)を略して、開閉可能な遮蔽部材で遮蔽して手動による搬送を行ってもよい。
本発明の実施形態であるDNA検査装置の工程処理部の隔室の模式的側面図である。 本発明の実施形態であるDNA検査装置の全体構成の模式的上面図(a)、模式的正面図(b)である。 本発明の実施形態であるDNA検査装置の遮蔽手段の構成の模式的斜視図である。 本発明の実施形態であるDNA検査装置のプロセス一部のフローチャートである。
符号の説明
1a 抽出部
1b 増幅部
1c 精製部
1d ハイブリダイゼーション検出部(ハイブリ検出部)
2 容器待機部
3 廃棄部
4a、4b 遮蔽板
5 ピペット搬送口
5a〜5c ピペット搬送口
6 容器
7 遮蔽部材
8 ピペット部
9 排気用ファン
9a〜9c 排気用ファン
10 遮蔽部材
11 ハンド部
12 ハンド搬送口
12a〜12c ハンド搬送口
13 反応場
14 遮蔽板
15 吸気用ファン
15a〜15l 吸気用ファン

Claims (4)

  1. 生化学反応装置において、
    前記装置内に物質を搬送する少なくとも一つの搬送部と、
    前記装置内を遮蔽板で覆うことで形成した少なくとも第一および第二の二つの隔室と、
    前記第一および第二の隔室にそれぞれ設けた少なくとも一つの搬送口と、
    前記搬送口を遮蔽する遮蔽部材と、
    前記隔室内の雰囲気をパージするために前記隔室に設けた雰囲気パージ手段と、
    を有し、
    前記第一および第二の隔室は並んで配置されており、
    前記第一および第二の隔室で共用するように、前記遮蔽部材が前記搬送部に設けられており、該遮蔽部材により、前記第一の隔室内への前記物質の搬送の際には該第一の隔室の搬送口が遮蔽され、前記第二の隔室内への前記物質の搬送の際には該第二の隔室の搬送口が遮蔽され、
    前記雰囲気パージ手段が、前記隔室を遮蔽中は前記隔室内の雰囲気をパージする
    ことを特徴とする生化学反応装置。
  2. 生化学反応装置において、
    前記装置内にて容器を搬送する第一の搬送部と、
    前記容器に対して液体をハンドリングする液体ハンドリング部と、
    前記液体ハンドリング部を搬送する第二の搬送部と、
    前記装置内を遮蔽板で覆うことで形成した少なくとも第一および第二の二つの隔室と、
    前記第一および第二の隔室にそれぞれ設けた第一、第二の搬送口と、
    前記第一、第二の搬送口をそれぞれ遮蔽する第一、第二の遮蔽部材と、
    前記隔室内の雰囲気をパージするために前記隔室に設けた雰囲気パージ手段と、
    を有し、
    前記第一および第二の隔室は並んで配置されており、
    前記第一および第二の隔室で共用するように、前記第一、第二の遮蔽部材がそれぞれ前記第一、第二の搬送部に設けられており、
    前記第一の搬送部に設けられた第一の遮蔽部材により、前記第一の隔室内への前記容器の搬送の際には該第一の隔室の第一の搬送口が遮蔽され、前記第二の隔室内への前記容器の搬送の際には該第二の隔室の第一の搬送口が遮蔽され、
    前記第二の搬送部に設けられた第二の遮蔽部材により、前記第一の隔室内への前記液体ハンドリング部の搬送の際には該第一の隔室の第二の搬送口が遮蔽され、前記第二の隔室内への前記液体ハンドリング部の搬送の際には該第二の隔室の第二の搬送口が遮蔽され、
    前記雰囲気パージ手段が、前記隔室を遮蔽中は前記隔室内の雰囲気をパージする
    ことを特徴とする請求項1に記載の生化学反応装置。
  3. 前記液体ハンドリング部が前記容器内の液体を吸引もしくは排出する位置にある時に、前記第一、第二の遮蔽部材はそれぞれ前記第一、第二の搬送口を遮蔽する位置にあること
    を特徴とする請求項2に記載の生化学反応装置。
  4. 前記液体ハンドリング部がピペットであることを特徴とする請求項2または3に記載の生化学反応装置。
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