JP5416887B2 - ディスク装置用サスペンションのクリーニング方法 - Google Patents

ディスク装置用サスペンションのクリーニング方法 Download PDF

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この発明は、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に使用されるディスク装置用サスペンションの製造時に付着したパーティクルを無害化するためのクリーニング方法に関する。
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に、ハードディスク装置(HDD)が使用されている。ハードディスク装置は、スピンドルを中心に回転する磁気ディスクと、ピボット軸を中心に旋回するキャリッジなどを含んでいる。キャリッジのアームに、ディスク装置用サスペンションが設けられている。
ディスク装置用サスペンションは、前記キャリッジにベースプレートを介して固定されるロードビーム(load beam)と、ロードビームに重ねて配置されるフレキシャ(flexure)などを有している。フレキシャに形成されたタング部にスライダが取付けられている。スライダにはデータの読取りあるいは書込みを行なうための素子(トランスジューサ)が設けられている。前記ベースプレートとロードビームとの間に、ばね性を有するヒンジ部材が設けられることもある。
前記フレキシャやロードビームなどの金属製のワークは、プレス等の機械加工やエッチング等によって所定の形状に形成されている。このためワークの表面には、加工時に例えば工具が接するなどしてワークの一部が削り取られてパーティクルが発生し、このパーティクルがワークの表面に付着していることがある。このようなパーティクルは、洗浄液によって洗浄するだけではワークから除去しきれずにワークの表面に残留することがある。
ワークに付着したパーティクル等の汚染物質を除去するために、例えば下記特許文献1に開示されているように、被洗浄面に液体を供給し、かつ、レーザビーム(エキシマレーザ光)を照射することが提案されている。この従来技術では、フォトン(光子)の運動量によってパーティクルを被洗浄面から剥離させ、さらに、レーザビームによるサーマルショックによって被洗浄面に振動を励起させ、パーティクルを放出する(横方向にはじく)ものである。このためレーザビームを被洗浄面に対して斜め方向から照射することが有効であると説明されている。
特開2000−202385号公報
前記特許文献1では、被洗浄面に接する洗浄液にパーティクルが残留していると、洗浄液を乾燥させたときに被洗浄面にパーティクルが再付着してしまう可能性がある。しかも液とレーザビームの双方を用いるために洗浄装置や洗浄工程が複雑になるという問題がある。
従ってこの発明は、ディスク装置用サスペンションの製造時に付着したパーティクルを洗浄液を用いることなく無害化することができるクリーニング方法を提供することにある。
実施形態のクリーニング装置は、加工されたワークを有するディスク装置用サスペンションをクリーニングするための装置であって、前記ワークを所定の位置に支持するためのワーク支持部と、前記ワークの被クリーニング面に向けて単位照射領域当たりの加熱量が制御されたレーザビーム(例えばデフォーカスされたレーザビーム)を照射するレーザ照射装置と、前記レーザビームが照射される領域の温度が、前記ワークに付着している可能性のあるパーティクルまたは前記ワークの少なくとも一部が溶融する温度以上でかつパーティクルおよび前記ワークの一部が沸騰しない温度となるように前記レーザ照射装置を制御することにより前記領域を加熱し前記パーティクルを前記ワークに溶着またはワークに溶け込ませるレーザビーム制御手段とを具備している。
なお、レーザビームをデフォーカスする代わりに、集光されたレーザビームを単位照射領域内で高速スキャンすることにより、単位照射領域当たりの加熱量を制御するようにしてもよい。すなわちデフォーカスあるいは単位照射領域内でのレーザビームの高速スキャン等によって、単位照射領域内でレーザビームの照射エネルギーが均質化される。
本発明の好ましい形態では、前記ワークを前記レーザビームに対して相対的に移動させる移動手段を有し、前記レーザビームを前記被クリーニング面に向けて単位照射領域ごとに照射しかつこの単位照射領域を前記被クリーニング面に沿って移動させることにより、被クリーニング面全体に前記レーザビームを照射する。
前記レーザ照射装置は、前記レーザビームを所定の発光間隔で前記被クリーニング面に向けて照射し、かつ、その発光間隔を調整可能であるとよい。
また前記ワークの表面にパーティクルが存在するか否かを識別するためのパーティクル検査装置をさらに有し、前記パーティクル検査装置によってパーティクルが存在していると判断されたときに前記被クリーニング面に前記レーザビームを照射するようにしてもよい。
本発明のクリーニング方法は、ステンレス鋼板からなる前記ワークの一部でプレスによる切断加工のための金型が接した切断部分である被クリーニング面に向けて単位照射領域当たりの加熱量が制御されたパルス状のレーザビームを照射するレーザ照射工程を有し、前記レーザ照射工程では、前記パルス状のレーザビームを照射する領域の温度が、前記ワークの前記切断部分に付着している可能性のある前記ステンレス鋼のパーティクルまたは前記ワークの少なくとも一部が溶融する温度以上でかつパーティクルおよび前記ワークの一部が沸騰しない温度となるように前記レーザビームを前記切断部分の切断面の縁に沿って照射しスキャンさせることにより前記領域をボイドが生じる温度未満に加熱するとともに該領域に存在する前記パーティクルを前記ワークの前記切断部分にボイドによる凝集体が発生しないようワークに溶け込ませることを特徴とする。
本発明によれば、ディスク装置用サスペンションに付着している可能性のあるパーティクルを洗浄液を用いることなく無害化させることができる。このためパーティクルがディスク装置に悪影響を与えることを防止することができる。
以下に本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1はクリーニング装置10の一例を示している。このクリーニング装置10によってディスク装置用サスペンションまたはその部品がクリーニングされる。図2はクリーニングされるディスク装置用サスペンション11の一例を示している。
図2に示すディスク装置用サスペンション11は、ベースプレート20と、ロードビーム21と、フレキシャ22などを備えている。ベースプレート20のボス部25は、図示しないキャリッジアームに固定される。これらベースプレート20と、ロードビーム21と、フレキシャ22等は、クリーニングの対象となるワークWの一例である。
ベースプレート20とロードビーム21はステンレス鋼からなる。ロードビーム21はベースプレート20に固定される基部21aと、スライダ26側に位置する先端部21bなどを有している。ロードビーム21の両側縁には、プレスによって加工(折曲)された部分27が形成されている。この部分27がプレスによって加工される際に、プレス金型と接することにより、汚染の原因物質であるパーティクルが生じ、ロードビーム21に付着している可能性がある。
フレキシャ22はロードビーム21よりも薄いステンレス鋼板からなり、ばね性を有している。フレキシャ22はレーザ溶接等の固定手段によってロードビーム21に固定されている。フレキシャ22の先端部付近にタング部(ジンバル部)30が形成されている。タング部30に磁気ヘッドとして機能するスライダ26が取付けられる。フレキシャ22の一部に、精密プレスによって加工(切断)された部分31が形成されている。この部分31が切断される際に、プレス金型と接することにより、汚染の原因物質であるパーティクルが生じ、フレキシャ22に付着している可能性がある。
図1に示されたクリーニング装置10は、ワークWを保持するためのワーク支持部40と、レーザ照射装置41と、レーザビーム制御手段42と、レーザ照射装置41に対してワークWを相対移動させるための移動手段43と、パーティクル検査装置44などを含んでいる。ワークWの一例は、前述したディスク装置用サスペンション11であるが、サスペンション11を構成する部品(例えばロードビーム21やフレキシャ22)などであってもよい。
ワーク支持部40は、ワークWを所定の位置に保持する機能を有し、図1に矢印Xで示す方向と、矢印Xと直交する方向(水平方向)に移動可能であり、移動手段43によって前記各方向に駆動される。なお、ワーク支持部40を昇降可能とし、昇降機構によってワーク支持部40を上下方向に移動できるように構成してもよい。
レーザ照射装置41は、ワーク支持部40上に支持されたワークWのクリーニングすべき部位(被クリーニング面)に向けて、単位照射領域当たりの加熱量が制御されたレーザビーム50(例えばデフォーカスされたレーザビーム)を照射する機能を有している。なお、レーザビームをデフォーカスする代わりに、フォーカスされたレーザビーム(一点に集光されたレーザビーム)を単位照射領域内で高速スキャンすることにより、単位照射領域当たりの加熱量を制御するようにしてもよい。
このレーザ照射装置41は、レーザヘッド51と、レーザ発振機52と、レーザ発振機52が出力したレーザビームをレーザヘッド51に導くための光学ガイド部材53などを備えている。レーザ発振機52の一例は、波長1.06μm、最大出力15WのFAYbレーザ発振機であり、後述するように出力と発光間隔を変化させることが可能である。
レーザ照射装置41は焦点位置調整機構60を備えている。この焦点位置調整機構60は、ワークWの被クリーニング面にレーザビームを照射する際に、レーザビーム50の焦点位置F1を適正な量だけデフォーカスさせる機能を有している。焦点位置調整機構60によってデフォーカスされたレーザビーム50が被クリーニング面に照射される。
レーザビーム制御手段42は、レーザビーム50が照射される被クリーニング面の温度が、被クリーニング面に付着している可能性のあるパーティクル(具体的にはステンレス鋼の微粒子)またはワークWの少なくとも一部が溶融する温度以上で、かつ、パーティクルおよびワークWの一部が沸騰しない温度となるように、レーザ照射装置41を制御する機能を有している。
レーザビーム制御手段42は、所定の発光間隔でレーザビーム50を被クリーニング面に向けて照射することができるように、発光間隔を調整することが可能である。レーザ出力が一定である場合、図3(A)に示すように発光間隔T1が短いと(例えば10μsec)、発光1回あたりのレーザ強度は小さくなる。図3(B)に示すように発光間隔T2が長くなる(例えば50μsec)と、発光1回あたりのレーザ強度が大きくなる。発光間隔が短すぎると、自然冷却時間が短くなり、熱放出と熱伝導の関係でワークの表面温度が上がりすぎて熱変形や変色が生じるため、好ましくないことがある。従って発光間隔はワークWの被クリーニング面の温度との関係でワークに応じて適正に設定される。
図4は被クリーニング面の一例である前記フレキシャ22の加工された部分31と、レーザビームの単位照射領域Sを模式的に示している。図4中に小さな丸で囲まれた領域が単位照射領域Sである。単位照射領域Sの直径は例えば25μmφである。レーザビームを単位照射領域Sに向けて照射するとともに、所定の発光間隔で単位照射領域Sを例えば矢印Aで示す横方向に相対的に移動させ、いわゆるスキャンニングを行なう。
各単位照射領域Sにおいて、デフォーカスされたレーザビームによって被クリーニング面が加熱され、被クリーニング面に付着している可能性のあるパーティクルが溶融して被クリーニング面に溶着する。パーティクルが被クリーニング面に溶け込んでしまえばパーティクルは実質的に解消する。パーティクルが被クリーニング面に溶け込まずに被クリーニング面に残っていたとしても、パーティクルが被クリーニング面に強固に溶着することにより、パーティクルの剥離が防止されるためパーティクルが無害化される。
こうして被クリーニング面を図4中の矢印A方向の全長にわたって加熱しクリーニングしたのち、単位照射領域Sを矢印B方向に1ピッチ分移動させ、再び単位照射領域Sを矢印Aで示す方向に移動させることにより、被クリーニング面の全体がクリーニングされる。
図1に示すパーティクル検査装置44は、例えばワークWの表面を撮像するカメラ70と、カメラ70によって撮像されたワークWの表面を画像処理することによりパーティクルの存在の有無を識別する画像処理装置71などを有している。パーティクル検査装置44によってワークWにパーティクルが存在していると判断されたときに、前述のレーザ照射装置41によって被クリーニング面にレーザビーム50を照射するようにしてもよい。なお、パーティクル検査装置44を用いることなく、無条件でワークWのクリーニングを行なうようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態のクリーニング装置10を用いて行なわれるクリーニング方法では、ワークWの被クリーニング面に向けて単位照射領域当たりの加熱量が制御されたレーザビーム50を照射するレーザ照射工程を有している。このレーザ照射工程では、レーザビーム50が照射される単位照射領域Sの中心温度が、パーティクルまたはワークWの少なくとも一部が溶融する温度以上でかつパーティクルおよびワークWの一部が沸騰しない温度となるように、レーザ照射装置41のレーザ出力や発光間隔、デフォーカス量などが制御される。
ワークWの表面に付着したパーティクルは、ワークWとの接触面積が少ないため、熱コンダクタンスが小さい。このためデフォーカスされたレーザビーム50が照射されると、ワークWが溶融する前にパーティクルが溶融する傾向がある。すなわちレーザビームを照射したときに、ワークW自身が高温となって過剰に溶融する前に、パーティクルを溶かしてワークWに溶着させることが可能である。このためワークW自身が受ける熱影響(例えば変形や変色等)を抑えることができる。
本実施形態の場合、レーザ出力が例えば1.5Wではパーティクルが溶融不足となり、ワークW(母材)とパーティクルとの密着性が悪いため、何らかのきっかけによってパーティクルがワークWから剥がれ落ちるおそれがある。レーザ出力が3.0Wと4.5Wのときには、パーティクルが適性にワークWに溶け込み、剥離する可能性がなかった。
レーザ出力が例えば7.5Wと13.5Wでは、パーティクルおよびワークが蒸発温度に達し、ボイドが発生した。ボイドが発生すると、気化したワークの一部(母材の金属)が1μm以下の凝集体を形成するため、新たな発塵物質が生じてしまい、好ましくないことが判った。
図5は、レーザ出力4.5W、発光間隔10μsecのレーザビームによってクリーニングされたワークの一部を、走査型電子顕微鏡によって2000倍に拡大した顕微鏡写真である。この写真(図5)の右側がクリーニングする前の組織であり、ワークWの表面にスクラッチが見られる。写真(図5)の左側がクリーニング後の組織であり、スクラッチやパーティクルがワークに適正に溶け込んでほぼ滑らかな状態となっている。
図6は、レーザ出力4.5W、発光間隔50μsecのレーザビームによってクリーニングされたワークの一部を2000倍に拡大した顕微鏡写真である。この写真(図6)の左側がクリーニングする前の組織であり、ワークWの表面にスクラッチが見られる。写真(図6)の右側がクリーニング後の組織であり、ワークWの表面が溶融してボイドが生じる寸前であり、鱗状に盛り上がっている。
図7は、レーザ出力を7.5Wとし、レーザビームの焦点を被クリーニング面に位置させて加熱したワークの一部を2000倍に拡大した顕微鏡写真である。この比較例では、レーザビームの照射領域の中心温度がワークの沸点を越えてしまい、溶融したワークの一部(母材の金属)が沸騰の圧力により飛ばされるなどして、ワークの表面が著しく荒れてしまっている。この比較例の場合には過剰な溶融によって新たなパーティクルが発生し、汚染の原因物質となるため好ましくない。
以上説明したように本実施形態では、レーザ出力が3.0〜4.5Wを推奨するが、レーザ出力や発光間隔、単位照射領域の移動速度などについては、ワークの材料や形状、大きさ等に応じて調整される。要するに、パーティクルまたはワークの少なくとも一部が溶融する温度以上で、しかもパーティクルおよびワークの少なくとも一部にボイドが生じる温度未満(沸点未満)となるようにレーザ出力等が設定される。
なお本発明を実施するに当たり、ワーク支持部やレーザ照射装置、ビーム制御手段をはじめとする発明の構成要素を発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更して実施できることは言うまでもない。また本発明は、種々の形態のディスク装置用サスペンションおよびその部品のクリーニングに適用することができる。
本発明の一実施形態に係るクリーニング装置を模式的に示す側面図。 ディスク装置用サスペンションの一例を示す斜視図。 図1に示されたクリーニング装置のレーザ光の発光間隔とレーザ強度を示す図。 図1に示されたクリーニング装置によるレーザビームの照射領域と被クリーニング面とを模式的に示す斜視図。 図1に示されたクリーニング装置によって発光間隔10μsecのレーザビームでクリーニングされたワークの金属組織を2000倍に拡大した電子顕微鏡写真。 図1に示されたクリーニング装置によって発光間隔50μsecのレーザビームでクリーニングされたワークの金属組織を2000倍に拡大した電子顕微鏡写真。 被クリーニング面が沸点を越えてボイドが生じたワークの金属組織を2000倍に拡大した電子顕微鏡写真。
符号の説明
W…ワーク
S…単位照射領域
10…クリーニング装置
11…ディスク装置用サスペンション
40…ワーク支持部
41…レーザ照射装置
42…レーザビーム制御手段
43…移動手段
44…パーティクル検査装置
50…レーザビーム

Claims (1)

  1. 加工されたワークを有するディスク装置用サスペンションをクリーニングするための方法であって、
    ステンレス鋼板からなる前記ワークの一部でプレスによる切断加工のための金型が接した切断部分である被クリーニング面に向けて単位照射領域当たりの加熱量が制御されたパルス状のレーザビームを照射するレーザ照射工程を有し、
    前記レーザ照射工程では、前記パルス状のレーザビームが照射される領域の温度が、前記ワークの前記切断部分に付着している可能性のある前記ステンレス鋼のパーティクルまたは前記ワークの少なくとも一部が溶融する温度以上でかつパーティクルおよび前記ワークの一部が沸騰しない温度となるように前記レーザビームを前記切断部分の切断面の縁に沿って照射しスキャンさせることにより前記領域をボイドが生じる温度未満に加熱するとともに該領域に存在する前記パーティクルを前記ワークの前記切断部分にボイドによる凝集体が発生しないようワークに溶け込ませることを特徴とするディスク装置用サスペンションのクリーニング方法。
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