JP5415554B2 - フェムトノードを有する無線通信システム - Google Patents

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Description

35U.S.C.§119に基づく優先権の主張
本特許出願は、“FEMTO CELL HAND-IN METHODS AND SYSTEMS FOR LEGACY MOBILE TERMINALS WITH MULTIPLE PILOT TRANSMISSION FROM FEMTO CELLS”(フェムトセルからの複数のパイロット送信を有するレガシーモバイル端末のためのフェムトセルハンドイン方法及びシステム)という題名を有する米国仮特許出願第61/118,866号(出願日:2008年12月1日)に対する優先権を主張するものである。上記の引用される出願は、ここにおける引用によってここによって明示で組み入れられている。
本出願は、概して、無線通信に関するものである。本出願は、より具体的には、無線通信デバイスを一意で識別するために複数のパイロット信号を用いるためのシステム及び方法に関するものである。
様々なタイプの通信(例えば音声、データ、マルチメディアサービス、等)を複数のユーザに提供することを目的として無線通信システムが広範囲にわたって配備されている。高速なマルチメディアデータサービスの要求が急増するのに応じて、向上された性能を有する、効率的でロバスト(robust)な通信システムを実装するという難題が存在する。
現在配置されている携帯電話ネットワークに加えて、新たなクラスの小型基地局が出現しており、それらは、ユーザの家に設置すること及び既存のブロードバンドインターネット接続を用いてモバイルユニットに屋内無線カバレッジを提供することができる。このようなパーソナルな超小型基地局は、概して、アクセスポイント基地局、又は代替として、ホームノードB(HNB)又はフェムトノードと呼ばれる。典型的に、該超小型基地局は、DSLルータ又はケーブルモデムを介してインターネット及びモバイルオペレータのネットワークに接続される。伝統的なマクロノードのカバレッジエリアにおいて個々のユーザによって複数のフェムトノードを配備することができる。フェムトノードが所定のエリアにおいてより多くの数のフェムトノードに対処するためにそれ自体を識別する方法を調整することが望ましい場合がある。
本発明のシステム、方法、及びデバイスは、幾つかの態様をそれぞれ有しており、それらのいずれの1つもその望ましい属性を単独で担当しているわけではない。後続する請求項によって表される本発明の適用範囲を限定することなしに、今度は幾つかの特徴が簡単に説明される。この説明を検討後、特に“発明を実施するための形態”という題名の節を読んだ後に、本発明の特徴が限られたリソースを用いて複数のノードを識別することを含む利点をどのようにして提供するかを理解するであろう。
本開示の一実施形態は、通信ネットワークにおいて動作可能な無線通信装置を提供する。装置は、複数の異なるパイロット信号を示す少なくとも1つのメッセージを通信デバイスから受信するように構成された受信機を備える。第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備える。第2のパイロット信号は、符号に適用された第2のオフセットを備える。少なくとも第1のオフセットと第2のオフセットとの間の差が、通信デバイスの識別子として働く。装置は、他の通信デバイスに命令を送信するように構成された送信機をさらに備える。命令は、通信デバイスと通信するように他の通信デバイスに命令する。送信機は、受信された少なくとも1つのメッセージに応答して命令を送信する。
本開示の他の実施形態は、通信ネットワークにおいて動作可能な無線通信装置を提供する。装置は、複数の異なるパイロット信号を送信するように構成された送信機を備える。第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備える。第2のパイロット信号は、符号に適用された第2のオフセットを備える。少なくとも第1のオフセットと第2のオフセットとの間の差が、無線通信装置の識別子として働く。装置は、送信機に結合されたプロセッサをさらに備え、プロセッサは、複数の異なるパイロット信号を送信するように送信機に指示するように構成される。
本開示のさらに他の実施形態は、通信ネットワークにおいて通信するための方法を提供する。方法は、複数の異なるパイロット信号を示す少なくとも1つのメッセージを通信デバイスから受信することを備える。第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備える。第2のパイロット信号は、符号に適用された第2のオフセットを備える。少なくとも第1のオフセットと第2のオフセットとの間の差が、通信デバイスの識別子として働く。方法は、他の通信デバイスに命令を送信することをさらに備える。命令は、通信デバイスと通信するように他の通信デバイスに命令する。命令は、受信された少なくとも1つのメッセージに応答して送信される。
本開示のさらなる実施形態は、通信ネットワークにおいて通信するための方法を提供する。方法は、複数の異なるパイロット信号を送信することを備える。第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備える。第2のパイロット信号は、符号に適用された第2のオフセットを備える。少なくとも第1のオフセットと第2のオフセットとの間の差が、無線通信装置の識別子として働く。方法は、複数の異なるパイロット信号の送信を指示することをさらに備える。
本開示のさらに他の実施形態は、通信ネットワークにおいて動作可能な無線通信装置を提供する。装置は、複数の異なるパイロット信号を示す少なくとも1つのメッセージを通信デバイスから受信するための手段を備える。第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備える。第2のパイロット信号は、符号に適用された第2のオフセットを備える。少なくとも第1のオフセットと第2のオフセットとの間の差が、通信デバイスの識別子として働く。装置は、他の通信デバイスに命令を送信するための手段をさらに備える。命令は、通信デバイスと通信するように他の通信デバイスに命令する。送信する手段は、受信された少なくとも1つのメッセージに応答して命令を送信する。
本開示の他の実施形態は、通信ネットワークにおいて動作可能な無線通信装置を提供する。装置は、複数の異なるパイロット信号を送信するための手段を備える。第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備える。第2のパイロット信号は、符号に適用された第2のオフセットを備える。少なくとも第1のオフセットと第2のオフセットとの間の差が、無線通信装置の識別子として働く。装置は、複数の異なるパッド信号を送信するように送信機に指示するための手段をさらに備える。
本開示のさらに他の実施形態は、コンピュータによって読み取り可能な媒体を備えるコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータによって読み取り可能な媒体は、複数の異なるパイロット信号を示す少なくとも1つのメッセージを通信デバイスから受信することをコンピュータに行わせるための符号を備える。第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備える。第2のパイロット信号は、符号に適用された第2のオフセットを備える。少なくとも第1のオフセットと第2のオフセットとの間の差が、通信デバイスの識別子として働く。コンピュータによって読み取り可能な媒体は、他の通信デバイスに命令を送信することをコンピュータに行わせるための符号をさらに備える。命令は、通信デバイスと通信するように他の通信デバイスに命令する。命令は、受信された少なくとも1つのメッセージに応答して送信される。
本開示のさらなる実施形態は、コンピュータによって読み取り可能な媒体を備えるコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータによって読み取り可能な媒体は、複数の異なるパイロット信号を送信することをコンピュータに行わせるための符号を備える。第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備える。第2のパイロット信号は、符号に適用された第2のオフセットを備える。少なくとも第1のオフセットと第2のオフセットとの間の差が、無線通信装置の識別子として働く。コンピュータによって読み取り可能な媒体は、複数の異なるパイロット信号の送信を指示することをコンピュータに行わせるための符号をさらに備える。
典型的な無線通信ネットワークを示した図である。 2つ以上の通信ネットワークの典型的な相互動作を示した図である。 図1及び2に示される無線通信ネットワークの典型的なカバレッジエリアを示した図である。 図2の通信ネットワークのうちの1つにおける第1の典型的なフェムトノード及び第1の典型的なアクセス端末の機能ブロックである。 図2の通信ネットワークのうちの1つにおける第2の典型的なフェムトノードの機能ブロックである。 図2の通信ネットワークのうちの1つにおける第2の典型的なアクセス端末の機能ブロックである。 図2の通信ネットワークのうちの1つにおける典型的なマクロノードの機能ブロックである。 フェムトノードの第1の典型的な関連性及び図4、5、及び7に示される典型的なフェムトノード及び典型的なマクロノードによって用いることができるパイロット信号を示したテーブルである。 図4及び5に示されるフェムトノードを識別するための典型的なプロセスを示したフローチャートである。
語句“典型的な”は、“1つの例、事例、又は実例”を提供することを意味するためにここにおいて用いられる。ここにおいて“典型的な”として説明されるいずれの実施形態も、その他の実施形態よりも好ましい又は有利であるとは必ずしも解釈されるべきではない。ここにおいて説明される技法は、様々な無線通信ネットワーク、例えば、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、単一搬送波FDMA(SC−FDMA)ネットワーク、等、に関して用いることができる。用語 “ネットワーク” 及び “システム”は、互換可能な形でしばしば用いられる。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000、等の無線技術を実装することができる。UTRAは、広帯域−CDMA(W−CDMA)と、低チップレート(LCR)と、を含む。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格及びIS−856規格を網羅する。TDMAネットワークは、グローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))、等の無線技術を実装することができる。OFDMAネットワークは、エボルブド(Evolved)UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDMA、等の無線技術を実装することができる。UTRA、E−UTRA、及びGSMは、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)の一部である。ロングタームエボリューション(Long Term Evolution)(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの近い将来のリリース版である。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS及びLTEは、“第3世代パートナーシッププロジェクト”(3GPP)という名称の組織からの文書において記述されている。cdma2000は、“第3世代パートナーシッププロジェクト2”(3GPP2)という名称の組織からの文書において記述されている。これらの様々な無線技術及び規格は、当業において知られている。
単一搬送波変調及び周波数領域等化を利用する単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)が1つの技法である。SC−FDMAは、OFDMAシステムの性能と同様のそれ及びOFDMAシステムの全体的複雑さと基本的に同じそれを有する。SC−FDMA信号は、それの固有の単一搬送波構造に起因してより低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、より低いPAPRが送信電力効率の点でモバイル端末にとって非常に有益であるアップリンク通信において特に、高い注目を集めている。それは、現在においては、3GPPロングタームエボリューション(LTE)、又はEvolved UTRAにおけるアップリンク多元接続方式に関する実効的な仮定(assumption)である。
幾つかの態様においては、ここにおける教示は、マクロ規模のカバレッジ(例えば、3Gネットワーク等の大きなエリアのセルラーネットワークであり、マクロセルネットワークと典型的に呼ばれる)と、それよりも小規模のカバレッジ(例えば、住宅を基地とする又は建物を基地とするネットワーク環境)と、を含むネットワークにおいて採用することができる。アクセス端末(“AT”)が該ネットワーク内を移動するのに応じて、マクロカバレッジを提供するアクセスノード(“AN”)によって一定の所在位置においてアクセス端末にサービスを提供することができ、その一方でより小規模なカバレッジを提供するアクセスノードによってその他の所在位置においてアクセス端末にサービスを提供することができる。幾つかの態様においては、より小さいカバレッジのノードは、漸増的な容量の増大、建物内のカバレッジ、及び(例えば、よりロバストなユーザ体験のための)異なるサービスを提供するために用いることができる。ここにおける説明では、相対的に大きなエリアにわたってカバレッジを提供するノードは、マクロノードと呼ぶことができる。相対的に小さいエリア(例えば、住宅)にわたってカバレッジを提供するノードは、フェムトノードと呼ぶことができる。マクロエリアよりも小さくかつフェムトエリアよりも大きいエリアにわたってカバレッジを提供するノードは、(例えば、商業ビル内でのカバレッジを提供する)ピコノードと呼ぶことができる。
マクロノード、フェムトノード、又はピコノードと関連づけられたセルは、マクロセル、フェムトセル、又はピコセルとそれぞれ呼ぶことができる。幾つかの実装においては、各セルは、1つ以上のセクタとさらに関連づける(例えば、1つ以上のセルに分割する)ことができる。
様々な用途において、マクロノード、フェムトノード、又はピコノードを指し示すためにその他の用語を用いることができる。例えば、マクロノードは、アクセスノード、基地局、アクセスポイント、eNodeB、マクロセル、等として構成すること又はアクセスノード、基地局、アクセスポイント、eNodeB、マクロセル、等と呼ぶことができる。さらに、フェムトノードは、ホームNodeB、ホームeNodeB、アクセスポイント基地局、フェムトセル、等として構成すること又はホームNodeB、ホームeNodeB、アクセスポイント基地局、フェムトセル、等と呼ぶことができる。
図1は、典型的な無線通信ネットワーク100を示す。無線通信ネットワーク100は、幾つかのユーザ間での通信をサポートするように構成される。無線通信ネットワーク100は、1つ以上のセル102、例えば、セル102a乃至102g、に分割することができる。セル102a乃至102g内の通信カバレッジは、1つ以上のノード104、例えば、ノード104a乃至104g、によって提供することができる。各ノード104は、対応するセル102に通信カバレッジを提供することができる。ノード104は、複数のアクセス端末(AT)、例えば、AT106a乃至106l、と対話することができる。
各AT106は、所定の時点に順方向リンク(FL)及び/又は逆方向リンク(RL)において1つ以上のノード104と通信することができる。FLは、ノードからATへの通信リンクである。RLは、ATからノードへの通信リンクである。ノード104は、例えば、適切な有線又は無線のインタフェースによって相互接続することができ及び互いに通信することができる。従って、各AT106は、1つ以上のノード104を通じて他のAT106と通信することができる。例えば、AT106jは、AT106hと次のように通信することができる。AT106jは、ノード104dと通信することができる。ノード104dは、ノード104bと通信することができる。ノード104bは、AT106hと通信することができる。このようにして、AT106jとAT106hとの間で通信が確立される。
無線通信ネットワーク100は、大きな地域にわたってサービスを提供することができる。例えば、セル102a乃至102gは、近隣内の数ブロックのみ又は農村環境における数平方マイルを網羅することができる。一実施形態においては、各セルは、1つ以上のセクタ(示されていない)にさらに分割することができる。
上述されるように、ノード104は、そのカバレッジエリア内での通信ネットワーク、例えば、インターネット又はセルラーネットワーク、へのアクセスをアクセス端末(AT)106に提供することができる。
AT106は、通信ネットワークを通じて音声又はデータを送信及び受信するためにユーザによって用いられる無線通信デバイス(例えば、携帯電話、ルータ、パソコン、サーバ、等)であることができる。アクセス端末(AT)は、ここにおいてはユーザ装置(UE)、移動局(MS)、又は端末デバイスと呼ぶこともできる。図示されるように、AT106a、106h、及び106jは、ルータを備える。AT106b乃至106g、106i、106k、及び106lは、携帯電話を備える。しかしながら、AT106a乃至106lの各々は、あらゆる適切な通信デバイスを備えることができる。
図2は、2つ以上の通信ネットワークの典型的な相互動作を示す。AT220がAT221等の他のATに情報を送信する又はAT221等の他のATから情報を受信するのが望ましいことがある。図2は、AT220、221、及び222が互いに通信することができる方法を示す。図2に示されるように、マクロノード205は、マクロエリア230内のアクセス端末に通信カバレッジを提供することができる。例えば、AT220は、マクロノード205へのメッセージを生成及び送信することができる。メッセージは、様々なタイプの通信に関連する情報(例えば、音声、データ、マルチメディアサービス、等)を備えることができる。AT220は、無線リンクを介してマクロノード205と通信することができる。マクロノード205は、有線リンクを介して又は無線リンクを介してネットワーク240と通信することができる。フェムトノード210及び212も、有線リンクを介して又は無線リンクを介してネットワーク240と通信することができる。AT222は、無線リンクを介してフェムトノード210と通信することができ、AT221は、無線リンクを介してフェムトノード212と通信することができる。
マクロノード205は、ネットワーク240を通じてデバイス、例えば、サーバ(図2に示されていない)及び交換センター(図2に示されていない)、と通信することもできる。例えば、マクロノード205は、AT220から受信されたメッセージを交換センター(図2に示されていない)に送信することができ、それは、メッセージを他のネットワークに転送することができる。ネットワーク240は、AT220、AT221、及びAT222の間での通信を容易にするために用いることもできる。例えば、AT220は、AT221と通信状態であることができる。AT220は、マクロノード205にメッセージを送信することができる。マクロノード205は、ネットワーク240にメッセージを転送することができる。ネットワーク240は、フェムトノード212にメッセージを転送することができる。フェムトノード212は、AT221にメッセージを転送することができる。同様に、AT221からAT220に逆方向の経路をたどることができる。他の例においては、AT221は、AT222と通信状態であることができる。AT221は、フェムトノード212にメッセージを送信することができる。フェムトノード212は、ネットワーク240にメッセージを転送することができる。ネットワーク240は、フェムトノード210にメッセージを転送することができる。フェムトノード210は、AT222にメッセージを転送することができる。同様に、AT222からAT221に逆方向の経路をたどることができる。
一実施形態においては、フェムトノード210、212は、個々の消費者によって配備し、自宅、アパート、オフィスビル、等に設置することができる。フェムトノード210、212は、予め決められたセルラー送信帯域を利用するフェムトノード210、212から予め決められた範囲(例えば、100m)内のATと通信することができる。一実施形態においては、フェムトノード210、212は、インターネットプロトコル(IP)接続、例えば、デジタル加入者ライン(DSL、例えば、非対称DSL(ADSL)、高データレートDSL(HDSL)、超高速DSL(VDSL)、等を含む)、インターネットプロトコル(IP)トラフィックを搬送するTVケーブル、電力線を通じてのブロードバンド(BPL)接続、又はその他のリンク、によってネットワーク240と通信することができる。
ネットワーク240は、コンピュータ及び/又はデバイスから成るあらゆるタイプの電子的に接続されたグループを備えることができ、例えば、次のネットワーク、すなわち、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む。さらに、ネットワークへの接続性は、例えば、リモートモデム、イーサネット(登録商標)(IEEE802.3)、トークンリング(IEEE802.5)、ファイバ分散型データリンクインタフェース(FDDI)非同期転送モード(ATM)、無線イーサネット(IEEE802.11)、又はBluetooth(登録商標)(IEEE802.15.1)であることができる。計算デバイスは、デスクトップ、サーバ、ポータブル、ハンドヘルド、セットトップ、又はあらゆるその他の希望されるタイプの構成であることができる。ここで用いられる場合において、ネットワーク240は、ネットワークの変形、例えば、パブリックインターネット、インターネット内のプライベートネットワーク、インターネット内のセキュリティが確保されたネットワーク、プライベートネットワーク、パブリックネットワーク、付加価値ネットワーク、イントラネット、等を含む。一定の実施形態においては、ネットワーク240は、仮想プライベートネットワーク(VPN)も備えることができる。
図3は、図1及び2に示される無線通信ネットワーク100及び200の典型的なカバレッジエリアを示す。カバレッジエリア300は、AT220が図2に関連して説明したように通信ネットワーク240にアクセスすることができる1つ以上の地理上のエリアを備えることができる。図示されるように、カバレッジエリア300は、幾つかの追跡エリア302(又はルーティングエリア又は位置エリア)を備える。各追跡エリア302は、幾つかのマクロエリア304を備え、それらは、図2に関連して説明したマクロエリア230と同様であることができる。ここで、追跡エリア302A、302B、及び302Cと関連づけられたカバレッジのエリアは、太い線で輪郭が描かれ、マクロエリア304は、六角形で表される。追跡エリア302は、フェムトエリア306を備えることもでき、それらは、図2に関連して説明したフェムトエリア230と同様であることができる。この例においては、フェムトエリア306の各々(例えば、フェムトエリア306C)は、マクロエリア304(例えば、マクロエリア304B)内において描かれる。しかしながら、フェムトエリア306は、マクロエリア304内に完全に納まらないことがあることが理解されるべきである。実際、所定の追跡エリア302又はマクロエリア304に関して非常に多数のフェムトエリア306を定義することができる。さらに、所定の追跡エリア302又はマクロエリア304内において1つ以上のピコエリア(示されていない)を定義することができる。
図2を再参照し、フェムトノード210の所有者は、通信ネットワーク240(例えば、モバイルオペレータコアネットワーク)を通じて提供されるモバイルサービス、例えば、3Gモバイルサービス、に加入することができる。さらに、アクセス端末221は、マクロ環境(例えば、マクロエリア)及びそれよりも小規模な(例えば、住宅、フェムトエリア、ピコエリア、等の)ネットワーク環境の両方において動作することが可能である。換言すると、アクセス端末221の現在位置に依存して、アクセス端末221は、マクロノード205によって又は一組のフェムトノードのうちのいずれか1つ(例えば、フェムトノード210、212)によって通信ネットワーク240にアクセスすることができる。例えば、加入者が自宅外にいるときには、彼は、マクロノード(例えば、ノード205)によってサービスが提供されることができ、加入者が自宅にいるときには、彼は、フェムトノード(例えば、ノード210)によってサービスが提供されることができる。フェムトノード210は、既存のアクセス端末221と後方互換可能(backward compatible)であることがさらに理解されるべきである。
フェムトノード210は、単一の周波数で、又は代替においては、複数の周波数で、通信することができる。特定の構成に依存して、単一の周波数又は複数の周波数のうちの1つ以上は、マクロノード(例えば、ノード205)によって用いられる1つ以上の周波数と重なり合うことができる。
一実施形態においては、アクセス端末221は、アクセス端末221がフェムトノードの通信範囲内にあるときに常に特定の(例えば、好ましい(preferred))フェムトノード(例えば、アクセス端末221のホームフェムトノード)に接続するように構成することができる。例えば、アクセス端末221は、アクセス端末221がフェムトエリア215内にあるときにはフェムトノード210のみと通信することができる。
他の実施形態においては、アクセス端末221は、ノードと通信中であるが、(例えば、好ましいローミングリストにおいて定義される)好ましいノードと通信中でない。この実施形態においては、アクセス端末221は、ベターシステム再選択(Better System Reselection)(“BSR”)を用いて好ましいノード(例えば、好ましいフェムトノード210)を探し続けることができる。BSRは、より良いシステムを現在利用可能であるかどうかを決定するために利用可能なシステムの定期的な走査を備える方法を備えることができる。BSRは、利用可能な好ましいシステムと関連づけるのを試みることをさらに備えることができる。アクセス端末221は、1つ以上の特定の帯域及び/又はチャネルにわたって走査することにBSRを制限することができる。好ましいフェムトノード210を発見次第、アクセス端末221は、フェムトエリア215内の通信ネットワーク240にアクセスするために通信するためのフェムトノード210を選択する。
例えば、マクロノード205と通信中であることができるAT221がフェムトノード210に接近したときには、それは、フェムトノード210にハンドオフ(すなわち、アイドル又はアクティブなハンドオフ)することができる。従って、AT222は、フェムトノード210との通信を開始する。モバイルネットワーク、例えば、1xRTT、1xEV−DO、WCDMA、HSPA、等、において、アクセス端末がノードに接近したときには、ハンドオフをトリガするための機構が存在する。例えば、各ノード(例えば、フェムトノード、マクロノード、等)は、ビーコンを生成及び送信するように構成することができる。ビーコンは、パイロットチャネルとその他のオーバーヘッドチャネルとを備えることができる。さらに、ビーコンは、異なる周波数で動作中のATがビーコンを検出できるように複数の周波数で送信することができる。ATは、ハンドオフを行うことを目的としてノードを識別するためにそのノードから受信されたビーコンを用いることができる。
アクセス端末(例えば、AT220、221、222)は、通信ネットワーク240にアクセスするためにフェムトノードと通信すべきかどうかを決定するためにフェムトノードを一意で識別することが必要なことがある。例えば、AT221がフェムトノード210と通信できるようになる前に、それは、フェムトノード210をエリア内のその他のノードと区別することができなければならない。フェムトノード210を一意で識別することによって、AT221は、フェムトノード210に通信を適宜向けること及びフェムトノード210から発生する通信を識別することができる。
一実施形態においては、ATは、フェムトノードから送信されたパイロット信号を備えるビーコンを検出することによってフェムトノードを一意で識別することができる。パイロット信号は、それらが送信された元であるフェムトノードを一意で識別することができる。例えば、フェムトノード210及び212は、異なるパイロット信号(例えば、パイロット信号A及びパイロット信号B)を各々送信することができる。AT221は、フェムトノード210及び212の各々から両方のパイロット信号を受信することができる。次に、AT221は、パイロット強度測定報告(PSMR)を生成することができる。PSMRは、受信されたパイロット信号を備えることができる。PSMRは、パイロット信号の信号強度(Ecp/I)を備えることができる。AT221は、それが通信中であるマクロノード205に対してパイロット強度測定メッセージ(PSMM)に入れてPSMRを送信することができる。
マクロノード205は、パイロット信号をフェムトノードにマッピングする情報(例えば、データベース)にアクセスすることができる。一実施形態においては、パイロット信号をノードにマッピングする情報は、マクロノード205に格納することができる。他の実施形態においては、マクロノード205は、パイロット信号をノードにマッピングする情報を含むネットワーク240上のサーバにアクセスすることができる。一実施形態においては、AT221が識別されたフェムトノードと通信するように設定されている場合は、マクロノード205は、識別されたフェムトノードにハンドオフするようにAT221に指示することができる。他の実施形態においては、マクロノード205は、ハンドオフを指示する前にパイロット信号の信号強度がスレショルドレベルを上回るかどうかをさらに決定する。
一実施形態において、各パイロット信号は、オフセット擬似雑音(PN)ショートコードを備える。オフセットPNショートコードは、ノード及び/又はノードタイプ(例えば、フェムトノード、マクロノード、ピコノード)を識別する符号又は数字の系列(例えば、チップ)を備えることができる。オフセットPNショートコードは、PNオフセットが適用されたPNショートコードを備えることができる。PNオフセットは、PNショートコードに適用された真のネットワーク同期化時間からの遅延を示すことができる。一実施形態においては、全ノードが同じPNショートコードを用いることができる。しかしながら、異なるノードに関して異なるPNオフセットをPNショートコードに適用することができる。従って、PNオフセットは、オフセットPNショートコードに直接相関し、用語“PNオフセット”及び“オフセットPNショートコード”は、ここにおいては互換可能な形で用いることができる。
一実施形態においては、各PNオフセット間での遅延の増分は、64チップである。これは、受信されたパイロット信号が区別可能であることを保証する。例えば、フェムトノード210とAT221との間でパイロット信号を送信するときには、フェムトノード210とAT221との間の通信経路にわたる伝播遅延に起因する信号遅延が存在することがある。従って、フェムトノード210によって送信された64のPNオフセットを有するパイロット信号は、伝播遅延に起因して2チップだけ遅延されることがあり及びAT221によって66のPNオフセットとして受信されることがある。AT221は、遅延されたパイロット信号を検出するために予想されるPNオフセット値の周囲の探索ウィンドウ(search window)内において探索することができる。例えば、AT221は、遅延されたパイロット信号を検出するためにPNオフセット64の周囲の±10チップの探索ウィンドウを有することができる。66のオフセットは、いずれのその他のパイロット信号よりも64のオフセットに近いため、原パイロット信号は64のオフセットを有する状態で送信されたと想定するのが無難である。従って、各パイロット信号を少なくとも64のチップだけ分離させることによって、伝播遅延に起因する小さい遅延は、パイロット信号の検出又は送信中のノードの識別に対して影響を与えない。
一実施形態においては、PNオフセットは、信号を送信中のノードのタイプ(例えば、フェムトノード、マクロノード、ピコノード)を識別するために用いることができる。例えば、フェムトノードを識別するために特定の組のPNオフセットを予約することができる。しかしながら、使用のために利用可能なPNオフセットの数は、地理上のエリア内のフェムトノードの数よりも少ないことがある。従って、PNオフセットだけでは、フェムトノードを一意で識別する上で十分でないことがある。例えば、フェムトノードによる使用のために6つの一意のPNオフセットを保留することができる。しかしながら、マクロエリア230内には7つ以上のフェムトノードが配備されて存在することができる。その結果、所定のPNオフセットを有する単一のパイロット信号を用いて各フェムトノードを識別することは、フェムトノードを一意で識別する上で十分でないことがある。
一実施形態においては、各フェムトノードは、各々が異なる所定のPNオフセットを有する複数のパイロット信号によって識別することができる。例えば、フェムトノードのための5つの予約されたPNオフセットのうちで、2つのパイロット信号の組み合わせを各フェムトノードのために予約することができる。5つの利用可能なPNオフセットに基づくと、10の一意の組み合わせが存在する。従って、5つのPNオフセットのみを用いて10のフェムトノードを一意で識別することができる。
一実施形態において上述されるように、パイロット信号は、伝播遅延に対処するために64のチップだけ分離させることができる。伝播遅延は、各通信経路ごとに異なることがあり(例えば、AT221とフェムトノード210との間の経路は、AT221とフェムトノード212との間の経路と異なる伝播経路を有することがある)。しかしながら、単一の通信経路を通じて送信された各信号に関する伝播遅延は、いずれの所定の時点でも実質的に同じである。例えば、オフセット0で送信されたパイロット信号及びオフセット64で送信されたパイロット信号は、フェムトノード210からAT221に両方とも送信することができる。両方のパイロット信号は、同じ経路を伝わり、従って、両方のパイロット信号は、同じ伝播遅延を経る可能性がある。例えば、各パイロット信号は、2チップだけ遅延されることがある。従って、AT221において受信されたオフセットは、2及び66であることができる。同じ通信経路上を送信された各パイロット信号の遅延は同じであるため、パイロット信号のオフセット間の差は一定である(例えば、64−0=64及び66−2=64)。一実施形態においては、この特徴は、フェムトノードを一意で識別するために用いることができる。
一実施形態においては、フェムトノードによって送信されたパイロット信号のオフセット間の差は、フェムトノードを一意で識別するために用いられる。従って、送信されたパイロット信号のPNオフセットは、64チップ以外の増分だけ分離されるオフセットを有する状態で送信することができる。例えば、フェムトノード210には、パイロット信号A及びBを割り当てることができる。パイロット信号Aのオフセットは、0であることができ、パイロット信号Bのオフセットは、64であることができる。さらに、フェムトノード210には、66のパイロット信号差を割り当てることができる。フェムトノード212には、パイロット信号A及びBを割り当てることもできる。しかしながら、フェムトノード212には、62のパイロット信号差を割り当てることができる。従って、フェムトノード210及び212の各々は、パイロット信号A(例えば、オフセット0±10チップ)及びパイロット信号B(例えば、オフセット64±10チップ)の探索ウィンドウ内でパイロット信号を送信することができる。しかしながら、フェムトノード210は、パイロット信号Aとパイロット信号Bとの間の差が66であるようにパイロット信号A及び/又はパイロット信号Bが送信されるときのオフセットを調整することができる。例えば、パイロット信号Aは、オフセット0で送信することができ、パイロット信号Bは、オフセット66で送信することができる。従って、AT221は、パイロット信号AとBとの間が66の差でそれらを受信することができる。一実施形態においては、AT221は、パイロット信号A及びB及びそれらの各々のPNオフセットを報告するPSMMをマクロノード205に送信することができる。マクロノード205は、パイロット信号間の差のみによってフェムトノード210をパイロット信号の送信元として識別することができる。他の実施形態においては、マクロノード205は、パイロット信号間の差によって及びフェムトノード210にパイロット信号A及びBが特に割り当てられることに基づいてフェムトノード210をパイロット信号の送信元として識別することができる。
同様に、フェムトノード212は、0のオフセットを有するパイロット信号A及び62のオフセットを有するパイロット信号Bを送信することができる。従って、AT221は、パイロット信号を受信することができ及びパイロット信号A及びB及びそれらの各々のPNオフセットを報告するPSMMをマクロノード205に送信することができる。マクロノード205は、受信されたパイロット信号の差に基づいてフェムトノード212のアイデンティティを決定することができる。パイロット信号Aとパイロット信号Bとの間の差はフェムトノード210及びフェムトノード212の各々を依然として一意で識別するため、マクロノード205は、フェムトノード210もこれらの信号を送信したにもかかわらずフェムトノード212を識別することができる。マクロノード205は、上述されるようにAT221とフェムトノード210及び212のうちの1つと間でのハンドオフを指示することができる。例えば、AT221がフェムトノード210と通信するように設定され及びパイロットの受信された強度がスレショルドよりも大きい場合は、マクロノード205は、ハンドオフしてフェムトノード210と通信するようにAT221に指示することができる。
一実施形態においては、ノードは、一定のサービスを、通信するように設定されている相手である一定のアクセス端末にしか提供することができない。該ノードは、“制限された”又は“クローズド”ノードと呼ぶことができる。制限されたフェムトノードを備える無線通信ネットワークにおいては、所定のアクセス端末は、マクロノード及び定義された一組のフェムトノード(例えば、フェムトノード210)によってしかサービスを提供することができない。その他の実施形態においては、ノードは、シグナリング、データアクセス、登録、ページング、又はサービスのうちの少なくとも1つを提供しないように制限することができる。
一実施形態においては、制限されたフェムトノード(それは、クローズド加入者グループホームNodeBと呼ばれることもある)は、制限された設定された1組のアクセス端末にサービスを提供するそれである。この組は、必要に応じて追加の又はより少ないアクセス端末を含めるために一時的に又は永久的に変更することができる。幾つかの態様においては、クローズド加入者グループ(“CSG”)は、アクセス端末の共通のアクセス制御リスト(例えば、制限された設定された組のアクセス端末のリスト)を共有するアクセスノード(例えば、フェムトノード)の組であると定義することができる。地域内の全フェムトノード(又はすべての制限されたフェムトノード)が動作するチャネルは、フェムトチャネルと呼ぶことができる。
このように、所定のフェムトノードと所定のアクセス端末との間には様々な関係が存在することができる。例えば、アクセス端末の観点からは、オープンフェムトノードは、制限された関連性を有さないフェムトノードを意味することができる。制限されたフェムトノードは、何らかの形で制限された(例えば、関連づけ及び/又は登録に関して制限された)フェムトノードを意味することができる。ホームフェムトノードは、アクセス端末がアクセス及び動作する権限を付与されているフェムトノードを意味することができる。ゲストフェムトノードは、アクセス端末がアクセスするか又は動作する権限を一時的に付与されているフェムトノードを意味することができる。エイリアンフェムトノードは、アクセス端末がおそらく非常事態(例えば、911番への電話)を除いてアクセスする権限も動作する権限も付与されていないフェムトノードを意味することができる。
制限されたフェムトノードの観点からは、ホームアクセス端末は、制限されたフェムトノードにアクセスする権限が付与されているアクセス端末を意味することができる。ゲストアクセス端末は、制限されたフェムトノードへの一時的なアクセス権を有するアクセス端末を意味することができる。エイリアンアクセス端末は、おそらく非常事態、例えば、911番への電話、を除いて制限されたフェムトノードにアクセスする許可を有さないアクセス端末を意味することができる。
便宜上、ここにおける開示は、フェムトノードに関連する様々な機能について説明する。しかしながら、ピコノードはより大きいカバレッジエリアに関して同じ又は同様の機能を提供できることが理解されるべきである。例えば、ピコノードは制限することができ、ホームピコノードは、所定のアクセス端末のために定義することができる、等である。
無線多元接続通信システムは、複数の無線アクセス端末のための通信を同時にサポートすることができる。上記されるように、各アクセス端末は、順方向リンク及び逆方向リンクでの送信を介して1つ以上のノードと通信することができる。順方向リンク(又はダウンリンク)は、ノードからアクセス端末への通信リンクを意味し、逆方向リンク(又はアップリンク)は、アクセス端末からノードへの通信リンクを意味する。この通信リンクは、単入単出力システム、多入力多出力(“MIMO”)システム、何らかの他のタイプのシステムを介して確立することができる。
MIMOシステムは、データ送信のために複数(NT)の送信アンテナ及び複数(NR)の受信アンテナを採用する。NTの送信アンテナ及びNRの受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも呼ばれるNSの独立したチャネルを備えることができ、ここで、NS≦min{NT、NR}である。NSの独立したチャネルの各々は、1つの次元に対応する。MIMOシステムは、複数の送信アンテナ及び受信アンテナによって形成された追加の次元が利用される場合に向上された性能(例えば、より高いスループット及び/又はより高い信頼性)を提供することができる。
MIMOシステムは、時分割複信(“TDD”)及び周波数分割複信(“FDD”)をサポートすることができる。TDDシステムにおいては、順方向リンク送信及び逆方向リンク送信は、同じ周波数領域であることができ、このため、相互性の原理(reciprocity principle)が、逆方向リンクチャネルからの順方向リンクチャネルの推定を可能にする。これは、デバイス(例えば、ノード、アクセス端末、等)において複数のアンテナを利用可能であるときにデバイスが順方向リンクでの送信ビーム形成利得を抽出するのを可能にする。
ここにおける教示は、少なくとも1つのその他のデバイスと通信するための様々なコンポーネントを採用するデバイス(例えば、ノード、アクセス端末、等)内に組み入れることができる。
図4は、図2の通信ネットワークのうちの1つにおける第1の典型的なフェムトノード410及び第1の典型的なアクセス端末450の機能ブロック図である。図示されるように、MIMOシステム400は、フェムトノード410と、アクセス端末450(例えば、AT222)と、を備える。フェムトノード410において、幾つかのデータストリームのためのトラフィックデータがデータソース412から送信(“TX”)データプロセッサ414に提供される。
一実施形態においては、各データストリームは、各々の送信アンテナを通じて送信される。TXデータプロセッサ414は、符号化されたデータを提供するために各データストリームのために選択された特定の符号化方式に基づいてそのデータストリームのためのトラフィックデータをフォーマット化、符号化、及びインターリービングする。
各データストリームのための符号化されたデータは、OFDM技法を用いてパイロットデータと多重化することができる。パイロットデータは、典型的には、既知の方法で処理される既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて用いることができる。次に、各データストリームのための多重化されたパイロット及び符号化されたデータは、変調シンボルを提供するためにそのデータストリームのために選択された特定の変調方式(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、又はM−QAM)に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)される。各データストリームのためのデータレート、符号化、及び変調は、プロセッサ430によって実行される命令によって決定することができる。データメモリ432は、フェムトノード410のプロセッサ430又はその他のコンポーネントによって用いられるプログラムコード、データ、及びその他の情報を格納することができる。
次に、全データストリームに関する変調シンボルがTX MIMOプロセッサ420に提供され、それは、(例えばOFDMに関して)変調シンボルをさらに処理することができる。TX MIMOプロセッサ420は、NTの変調シンボルストリームをNTのトランシーバ(“XCVR”)422A乃至422Tに提供する。幾つかの態様においては、TX MIMOプロセッサ420は、データストリームのシンボル及びシンボルを送信中であるアンテナにビーム形成重みを加える。
各トランシーバ422は、各々のシンボルストリームを受信及び処理して1つ以上のアナログ信号を提供し、これらのアナログ信号をさらにコンディショニング(例えば、増幅、フィルタリング、及びアップコンバージョン)してMIMOチャネルでの送信に適した変調された信号を提供する。次に、トランシーバ422A乃至422TからのNTの変調された信号が、NTのアンテナ424A乃至424Tからそれぞれ送信される。
フェムトノード450において、送信された変調された信号は、NRのアンテナ452A乃至452Rによって受信され、各アンテナ452からの受信された信号は、各々のトランシーバ(“XCVR”)454A乃至454Rに提供される。各トランシーバ454は、各々の受信された信号をコンディショニング(例えば、フィルタリング、増幅、及びダウンコンバージョン)し、コンディショニングされた信号をデジタル化してサンプルを提供し、これらのサンプルをさらに処理して対応する“受信された”シンボルストリームを提供する。
受信(“RX”)データプロセッサ460は、NRのトランシーバ454からのNRの受信されたシンボルストリームを受信して特定の受信機処理技法に基づいて処理し、NTの“検出された”シンボルストリームを提供する。RXデータプロセッサ460は、各々の検出されたシンボルストリームを復調、デインターリービング、及び復号し、データストリームのためのトラフィックデータを復元する。RXデータプロセッサ460によって行われる処理は、フェムトノード410におけるTX MIMOプロセッサ420及びTXデータプロセッサ414によって行われるそれを補完するものである。
プロセッサ470は、いずれのプリコーディング行列を用いるかを定期的に決定する(後述)。プロセッサ470は、行列インデックス部分とランク値部分とを備える逆方向リンクメッセージを生成する。データメモリ472は、フェムトノード450のプロセッサ470又はその他のコンポーネントによって用いられるプログラムコード、データ、及びその他の情報を格納することができる。
逆方向リンクメッセージは、通信リンク及び/又は受信されたデータストリームに関する様々なタイプの情報を備えることができる。逆方向リンクメッセージは、TXデータプロセッサ438によって処理される。TXデータプロセッサ438は、データソース436から幾つかのデータストリームのためのトラフィックデータも受信する。変調器480は、データストリームを変調する。さらに、トランシーバ454A乃至454Rは、データストリームをコンディショニングし、データストリームをフェムトノード410に返信する。
フェムトノード410において、フェムトノード450からの変調された信号は、アンテナ424によって受信される。さらに、トランシーバ422は、変調された信号をコンディショニングする。復調器(“DEMOD”)440は、変調された信号を復調する。RXデータプロセッサ442は、復調された信号を処理し、フェムトノード450によって送信された逆方向リンクメッセージを抽出する。次に、プロセッサ430は、ビーム形成重みを決定するためにいずれのプリコーディング行列を用いるかを決定する。さらに、プロセッサ430は、抽出されたメッセージを処理する。
さらに、フェムトノード410及び/又はフェムトノード450は、ここにおいて教示されるように干渉制御動作を行う1つ以上のコンポーネントを備えることができる。例えば、干渉(“INTER”)制御コンポーネント490は、ここにおいて教示されるように他のデバイス(例えば、フェムトノード450)に信号を送信する/から信号を受信するためにフェムトノード410のプロセッサ430及び/又はその他のコンポーネントと協力することができる。同様に、干渉制御コンポーネント492は、他のデバイス(例えば、フェムトノード410)に信号を送信する/から信号を受信するためにフェムトノード450のプロセッサ470及び/又はその他のコンポーネントと協力することができる。各フェムトノード410及び450に関して、説明されるコンポーネントのうちの2つ以上の機能は、単一のコンポーネントによって提供できることが理解されるべきである。例えば、単一の処理コンポーネントは、干渉制御コンポーネント490及びプロセッサ430の機能を提供することができる。さらに、単一の処理コンポーネントは、干渉制御コンポーネント492及びプロセッサ470の機能を提供することができる。
図5は、図2の通信ネットワークのうちの1つにおける第2の典型的なフェムトノード210の機能ブロック図である。図2に関連して説明したように、フェムトノード210は、1つ以上のパイロット信号を送信することができる。フェムトノード210は、送信モジュール531を備えることができる。送信モジュール531は、1つ以上のパイロット信号又はその他のアウトバウンド(outbound)メッセージをその他のデバイスに送信することができる。フェムトノード210は、AT221等のデバイスからインバウンド(inbound)メッセージを受信するように構成された受信モジュール530を備えることもできる。受信モジュール530及び送信モジュール531は、処理モジュール505に結合することができる。受信モジュール530及び送信モジュール531は、アウトバウンドメッセージをネットワーク240に渡すように、及びインバウンド有線メッセージをネットワーク240から受信するように構成することもできる。受信モジュール530は、インバウンド有線メッセージを処理のために処理モジュール505に渡すことができる。処理モジュール505は、ネットワーク240への送信のために有線アウトバウンドメッセージを処理して送信モジュール531に渡すことができる。処理モジュール505は、受信モジュール530及び送信モジュール531を介してAT221から来る又はAT221に行くインバウンド及びアウトバウンド無線メッセージを処理するように構成することができる。処理モジュール505は、送信モジュール531を介しての送信のために1つ以上のパイロット信号を生成するようにさらに構成することができる。処理モジュール505は、フェムトノード210のその他のコンポーネントを制御するように構成することもできる。
処理モジュール505は、格納モジュール510に1つ以上のバスを介してさらに結合することができる。処理モジュール505は、格納モジュール510から情報を読み取ること又は格納モジュール510に情報を書き込むことができる。例えば、格納モジュール510は、処理前、中、又は後にインバウンド又はアウトバウンドメッセージを格納するように構成することができる。特に、格納モジュール510は、フェムトノード210に割り当てられたパイロット信号を示す情報を格納するように構成することができる。
受信モジュール530及び送信モジュール531は、アンテナと、トランシーバと、を備えることができる。トランシーバは、AT221に行く又はAT221から来る無線アウトバウンド/インバウンドメッセージをそれぞれ変調/復調するように構成することができる。無線アウトバウンド/インバウンドメッセージは、アンテナを介して送信/受信することができる。アンテナは、1つ以上のチャネルを通じてアウトバウンド/インバウンド無線メッセージをAT221に送信する及び/又はから受信するように構成することができる。アウトバウンド/インバウンドメッセージは、音声及び/又はデータ専用情報(ここでは総称して“データ”と呼ばれる)を備えることができる。受信モジュール530は、受信されたデータを復調することができる。送信モジュール531は、フェムトノード210から送信されるデータを変調することができる。処理モジュール505は、送信されるデータを提供することができる。
受信モジュール530及び送信モジュール531は、モデムをさらに備えることができる。モデムは、ネットワーク240に行く又はネットワーク240から来るアウトバウンド/インバウンド有線メッセージを変調/復調するように構成することができる。受信モジュール530は、受信されたデータを復調することができる。復調されたデータは、処理モジュール505に送信することができる。送信モジュール531は、フェムトノード210から送信されるデータを変調することができる。処理モジュール505は、送信されるデータを提供することができる。
格納モジュール510は、異なるレベルが異なる容量及びアクセス速度を有する多レベル階層キャッシュを含む処理モジュールキャッシュを備えることができる。格納モジュール510は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、その他の揮発性記憶デバイス、又は非揮発性記憶デバイスを備えることもできる。記憶装置は、ハードドライブと、光学ディスク、例えば、コンパクトディスク(CD)又はデジタルビデオディスク(DVD)、と、フラッシュメモリと、フロッピー(登録商標)ディスクと、磁気テープと、Zipドライブと、を含むことができる。
別々に説明されるが、フェムトノード210に関して説明される機能ブロックは、別個の構造上の要素である必要はないことが理解されるべきである。例えば、処理モジュール505及び格納モジュール510は、単一のチップにおいて具現化することができる。処理モジュール505は、メモリ、例えばレジスタ、を追加で又は代替で含むことができる。同様に、機能ブロックのうちの1つ以上又は様々なブロックの機能の一部分を単一のチップにおいて具現化することができる。代替として、特定のブロックの機能を2つ以上のチップに実装することができる。
フェムトノード210に関して説明される機能ブロックのうちの1つ以上及び/又は機能ブロックの1つ以上の組み合わせ、例えば処理モジュール505は、ここにおいて説明される機能を果たすように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又はその他のプログラブルな論理デバイス、ディスクリートゲートロジック、ディスクリートトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、又はそれらのあらゆる適切な組み合わせとして具現化することができる。フェムトノード210に関して説明される機能ブロックのうちの1つ以上及び/又は機能ブロックの1つ以上の組み合わせは、計算デバイスの組合せ、例えば、DSPと、1つのマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサとの組合せ、DSP通信と関連する1つ以上のマイクロプロセッサとの組合せ、又はその他のあらゆる該構成との組合せ、として実装することもできる。
図6は、図2の通信ネットワークのうちの1つにおける第2の典型的なアクセス端末221の機能ブロック図である。上述されるように、AT221は、携帯電話であることができる。AT221は、フェムトノード210及び/又はマクロノード205に及び/又はから情報を通信するために用いることができる。
AT221は、格納、送信のための、及び/又はAT221のその他のコンポーネントの制御のための情報を処理するように構成された処理モジュール605を備えることができる。処理モジュール605は、格納モジュール610にさらに結合することができる。処理モジュール605は、格納モジュール610から情報を読み取る又は格納モジュール610に情報を書き込むことができる。格納モジュール610は、処理前、中、又は後に情報を格納するように構成することができる。処理モジュール605は、受信モジュール640及び送信モジュール641に結合することもできる。受信モジュール640は、フェムトノード210又はマクロノード205からインバウンド無線メッセージ(例えば、パイロット信号)を受信するように構成することができる。送信モジュール641は、フェムトノード210又はマクロノード205にアウトバウンド無線メッセージ(例えば、PSMM)を送信するように構成することができる。
インバウンド無線メッセージは、処理のために処理モジュール605に渡すことができる。例えば、受信モジュール640によって受信されたパイロット信号を処理モジュール605に渡すことができる。処理モジュール605は、
パイロット信号を報告するためのPSMMを生成することができる。PSMMは、パイロット信号のオフセットの表示を備えることができる。PSMMは、パイロット信号の受信された強度をさらに備えることができる。処理モジュール605は、PSMMを送信のために送信モジュール641に渡すことができる。
受信モジュール640及び送信モジュール641は、アンテナと、トランシーバと、を備えることができる。トランシーバは、フェムトノード210及びマクロノード205に行く又はフェムトノード210及びマクロノード205から来るアウトバウンド/インバウンド無線メッセージを変調/復調するように構成することができる。アウトバウンド/インバウンド無線メッセージは、アンテナを介して送信/受信することができる。アンテナは、1つ以上のチャネルを通じてフェムトノード210及びマクロノード205と通信するように構成することができる。アウトバウンド/インバウンド無線メッセージは、音声及び/又はデータ専用情報(ここでは総称して“データ”と呼ばれる)を備えることができる。受信モジュール640は、受信されたデータを復調することができる。受信モジュール640は、AT221から送信されるデータを変調することができる。処理モジュール605は、送信されるデータを提供することができる。
格納モジュール610は、異なるレベルが異なる容量及びアクセス速度を有する多レベル階層キャッシュを含む処理モジュールキャッシュを備えることができる。格納モジュール610は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、その他の揮発性記憶デバイス、又は非揮発性記憶デバイスを備えることもできる。記憶装置は、ハードドライブと、光学ディスク、例えば、コンパクトディスク(CD)又はデジタルビデオディスク(DVD)、と、フラッシュメモリと、フロッピーディスクと、磁気テープと、Zipドライブと、を含むことができる。
別々に説明されるが、アクセス端末221に関して説明される機能ブロックは、別個の構造上の要素である必要はないことが理解されるべきである。例えば、処理モジュール605及び格納モジュール610は、単一のチップにおいて具現化することができる。処理モジュール605は、メモリ、例えばレジスタ、を追加で又は代替で含むことができる。同様に、機能ブロックのうちの1つ以上又は様々なブロックの機能の一部分を単一のチップにおいて具現化することができる。代替として、特定のブロックの機能を2つ以上のチップに実装することができる。
AT221に関して説明される機能ブロックのうちの1つ以上及び/又は機能ブロックの1つ以上の組み合わせ、例えば処理モジュール605は、ここにおいて説明される機能を果たすように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又はその他のプログラブルな論理デバイス、ディスクリートゲートロジック、ディスクリートトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、又はそれらのあらゆる適切な組み合わせとして具現化することができる。AT221に関して説明される機能ブロックのうちの1つ以上及び/又は機能ブロックの1つ以上の組み合わせは、計算デバイスの組合せ、例えば、DSPと、1つのマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサとの組合せ、DSP通信と関連する1つ以上のマイクロプロセッサとの組合せ、又はその他のあらゆる該構成との組合せ、として実装することもできる。
図7は、図2の通信ネットワークのうちの1つにおける典型的なマクロノード205の機能ブロック図である。図2に関連して説明したように、マクロノード205は、ネットワーク240へのアクセスをAT221に提供するためにAT221と通信することができる。マクロノード205は、AT221、等のデバイスからインバウンドメッセージ(例えば、PSMM)を受信するように構成された受信モジュール730を備えることができる。マクロノード205は、送信モジュール731を備えることもできる。送信モジュール731は、アウトバウンドメッセージ(例えば、ハンドオフ命令)をその他のデバイスに送信することができる。受信モジュール730及び送信モジュール731は、処理モジュール705に結合することができる。受信モジュール730及び送信モジュール731は、ネットワーク240にアウトバウンドメッセージを渡し、及びネットワーク240からインバウンド有線メッセージを受信するように構成することもできる。受信モジュール730は、インバウンド有線メッセージを処理のために処理モジュール705に渡すことができる。受信モジュール730は、インバウンド有線メッセージを処理のために処理モジュール705に渡すことができる。処理モジュール705は、ネットワーク240への送信のために有線アウトバウンドメッセージを処理して送信モジュール731に渡すことができる。処理モジュール705は、受信モジュール730及び送信モジュール731を介してAT221から来る又はAT221に行くインバウンド及びアウトバウンド無線メッセージを処理するように構成することができる。処理モジュール705は、フェムトノード210のその他のコンポーネントを制御するように構成することもできる。
処理モジュール705は、格納モジュール710に1つ以上のバスを介してさらに結合することができる。処理モジュール705は、格納モジュール710から情報を読み取ること又は格納モジュール710に情報を書き込むことができる。例えば、格納モジュール710は、処理前、中、又は後にインバウンド又はアウトバウンドメッセージを格納するように構成することができる。特に、格納モジュール710は、様々なフェムトノードに割り当てられたパイロット信号及び/又はオフセット差を示す情報(例えば、データベース、テーブル、等)を格納するように構成することができる。
処理モジュール705は、受信モジュール730を介してATから受信されたPSMMを処理するようにさらに構成することができる。例えば、マクロノード205は、AT221によって送信された1つ以上のパイロット信号を備えるPSMMを受信モジュール730を介して受信することができる。次に、処理モジュール705は、様々なフェムトノード(例えば、マクロノード205がサービスを提供するマクロエリア230内のフェムトノード)に割り当てられたパイロット信号及び/又はオフセット差を示す格納モジュール710に格納されたデータ(例えば、データベース)にアクセスすることができる。他の実施形態においては、処理モジュール705は、受信モジュール730及び送信モジュール731を介して、ネットワーク240に接続されたサーバ上の該データにアクセスことができる。
処理モジュール735は、アクセスされたデータに基づいてパイロット信号をAT221に送信したフェムトノード210のアイデンティティをさらに決定することができる。アクセスされたデータは、AT221がフェムトノード210と通信するように設定されているかどうかをさらに示すことができる。一実施形態においては、処理モジュール735は、PSMMのパイロット信号の強度がスレショルドレベルを上回るかどうかをさらに決定することができる。決定された情報に基づいて、処理モジュール735は、フェムトノード210にハンドオフしてフェムトノード210との通信を開始するようにAT221に指示するメッセージを生成することができる。処理モジュール735は、送信モジュール731にメッセージを渡すことができ、それは、AT221にメッセージを送信する。
受信モジュール730及び送信モジュール731は、アンテナと、トランシーバと、を備えることができる。トランシーバは、AT221に行く又はAT221から来る無線アウトバウンド/インバウンドメッセージをそれぞれ変調/復調するように構成することができる。無線アウトバウンド/インバウンドメッセージは、アンテナを介して送信/受信することができる。アンテナは、1つ以上のチャネルを通じてアウトバウンド/インバウンド無線メッセージをAT221に送信する及び/又はから受信するように構成することができる。アウトバウンド/インバウンドメッセージは、音声及び/又はデータ専用情報(ここでは総称して“データ”と呼ばれる)を備えることができる。受信モジュール730は、受信されたデータを復調することができる。送信モジュール731は、マクロノード205から送信されるデータを変調することができる。処理モジュール705は、送信されるデータを提供することができる。
受信モジュール730及び送信モジュール731は、モデムをさらに備えることができる。モデムは、ネットワーク240に行く又はネットワーク240から来るアウトバウンド/インバウンド有線メッセージを変調/復調するように構成することができる。受信モジュール730は、受信されたデータを復調することができる。復調されたデータは、処理モジュール705に送信することができる。送信モジュール731は、マクロノード205から送信されるデータを変調することができる。処理モジュール705は、送信されるデータを提供することができる。
格納モジュール710は、異なるレベルが異なる容量及びアクセス速度を有する多レベル階層キャッシュを含む処理モジュールキャッシュを備えることができる。格納モジュール710は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、その他の揮発性記憶デバイス、又は非揮発性記憶デバイスを備えることもできる。記憶装置は、ハードドライブと、光学ディスク、例えば、コンパクトディスク(CD)又はデジタルビデオディスク(DVD)、と、フラッシュメモリと、フロッピーディスクと、磁気テープと、Zipドライブと、を含むことができる。
別々に説明されるが、マクロノード710に関して説明される機能ブロックは、別個の構造上の要素である必要はないことが理解されるべきである。例えば、処理モジュール705及び格納モジュール710は、単一のチップにおいて具現化することができる。処理モジュール705は、メモリ、例えばレジスタ、を追加で又は代替で含むことができる。同様に、機能ブロックのうちの1つ以上又は様々なブロックの機能の一部分を単一のチップにおいて具現化することができる。代替として、特定のブロックの機能を2つ以上のチップに実装することができる。
マクロノード205に関して説明される機能ブロックのうちの1つ以上及び/又は機能ブロックの1つ以上の組み合わせ、例えば処理モジュール705は、ここにおいて説明される機能を果たすように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又はその他のプログラブルな論理デバイス、ディスクリートゲートロジック、ディスクリートトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、又はそれらのあらゆる適切な組み合わせとして具現化することができる。マクロノード205に関して説明される機能ブロックのうちの1つ以上及び/又は機能ブロックの1つ以上の組み合わせは、計算デバイスの組合せ、例えば、DSPと、1つのマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサとの組合せ、DSP通信と関連する1つ以上のマイクロプロセッサとの組合せ、又はその他のあらゆる該構成との組合せ、として実装することもできる。
(例えば、添付図のうちの1つ以上に関して)ここにおいて説明される機能は、添付された請求項において同様に指定された“ための手段”機能に幾つかの態様において対応することができる。図5乃至7を参照し、フェムトノード210、AT221、及びマクロノード205は、一連の相互に関連する機能モジュールとして表される。
図5乃至7のモジュールの機能は、ここにおける教示と一致する様々な方法で実装することができる。幾つかの態様においては、これらのモジュールの機能は、1つ以上の電気的コンポーネントとして実装することができる。幾つかの態様においては、これらのブロックの機能は、1つ以上のプロセッサコンポーネントを含む処理システムとして実装することができる。幾つかの態様においては、これらのモジュールの機能は、例えば、1つ以上の集積回路(例えば、ASIC)の少なくとも一部分を用いて実装することができる。ここにおいて説明されるように、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、その他の関連コンポーネント、又はそれらの何らかの組み合わせを含むことができる。これらのモジュールの機能は、ここにおいて教示されるように何らかのその他の方法で実装することもできる。
図8は、フェムトノードの第1の典型的な関連性及び図4、5、及び7に示されるフェムトノード210、212及びマクロノード205によって用いることができるパイロット信号を示したテーブルである。図2、5、6、及び7を用いて上述されるように、エリア(例えば、マクロエリア230)内のフェムトノードは、複数のパイロット信号及び/又はそれらのパイロット信号のオフセット間の差を一意の識別子として用いることができる。パイロット信号及び差は、図8に示されるように割り当てることができ、各フェムトノードは、パイロットの一意の組み合わせ及びそれらのパイロットのオフセット間の計算された差を有する。例えば、テーブル800は、4つの一意のパイロット信号A、B、C、及びDを備える。これらのパイロット信号は、それぞれ0、64、128、及び192のPNオフセットに対応することができる。各フェムトノード フェムト0乃至フェムト29(femto0−femto29)は、パイロット信号A、B、C、及びDのうちの2つが割り当てられる。さらに、各フェムトノード フェムト0乃至フェムト29は、割り当てられたパイロット信号のPNオフセット間の差が割り当てられる。上述されるように、パイロット信号A、B、C、及びDのうちの1つの探索ウィンドウ内のPNオフセットを有する状態で受信されたパイロット信号が、そのパイロット信号A、B、C、又はDとして解釈される。従って、フェムトノード フェムト0乃至フェムト29の各々は、パイロット信号を送信し、各々は、割り当てられたパイロット信号の探索ウィンドウ内のオフセットを有する。さらに、パイロット信号は、パイロット信号のPNオフセット間の割り当てられた差を有する状態で送信される。従って、フェムト0乃至フェムト29の各々は、一意の“シグナチャ”又はパイロット信号の組み合わせを送信する。
テーブル800は、マクロノード205において又はネットワーク240に結合されたサーバにおいて格納することができる。従って、サーバ又はマクロノード205は、それが送信すべきパイロット信号に関して各フェムトノードに命令することができる。さらに、各フェムトノードに割り当てられたパイロット信号は、一定であることができ又はマクロノード205又はサーバによって動的に変更することができる。
AT221は、1つ以上のフェムトノードからパイロット信号を受信すること及びパイロット信号をPSMMでマクロノード205に報告することができる。マクロノード205は、テーブル800又はメモリに格納されたテーブル800に類似するデータ構造を有することができる。他の実施形態においては、テーブル800又は類似のデータ構造は、マクロノード205がアクセスする、ネットワーク240に接続されたサーバに格納することができる。マクロノード205は、1つ以上のパイロット信号の値をテーブル800の値にマッチングさせることによってAT221にパイロット信号を送信した1つ以上のフェムトノードのアイデンティティを決定することができる。従って、マクロノード205は、各フェムトノードを一意で識別し、識別されたフェムトノードにハンドオフするようにAT221に指示することができる。
図9は、図4及び5に示されるフェムトノードを識別するための典型的なプロセスを示したフローチャートである。第1のステップ908において、フェムトノード210は、複数のパイロット信号を送信する。ステップ912において続行し、AT221は、複数のパイロット信号を受信する。さらに、ステップ916において、AT221は、受信されたパイロット信号を示すメッセージをAT221が通信中であるサービングノード(例えば、マクロノード205)に送信する。次に、ステップ920において、サービングノードは、メッセージを受信する。
ステップ924において続行し、サービングノードは、複数のパイロット信号のPNオフセット間の差を決定する。さらにステップ928において、サービングノードは、少なくとも複数のパイロット信号のPNオフセット間の決定された差に基づいてフェムトノード210のアイデンティティを決定する。例えば、サービングノードは、複数のパイロット信号のPNオフセットと複数のパイロット信号の個々のPNオフセットとの間の決定された差に基づいてフェムトノード210を識別するテーブル(例えば、テーブル800)にアクセスすることができる。
次のステップ932において、サービングノードは、AT221がフェムトノード210と通信する権限を付与されているかどうかを決定する。例えば、サービングノードは、AT221がフェムトノード210と通信するように設定されているかどうかを決定する。AT221がフェムトノード210と通信するように設定されていないとサービングノードが決定した場合は、プロセス900は終了する。AT221がフェムトノード210と通信するように設定されているとサービングノードが決定した場合は、プロセス900は、続行してステップ936に進む。ステップ936において、サービングノードは、フェムトノード221にハンドオフし及びフェムトノード221と通信するようにAT221に指示する。これで、プロセス900は終了する。
指定表現、例えば、“第1の”、“第2の”、を用いたここにおける要素へのいずれの言及も、それらの要素の数量又は順序を概して限定するものではないことが理解されるべきである。むしろ、これらの指定表現は、2つ以上の要素を区別するか又は1つの要素の複数の事例を区別する好都合な方法としてここにおいて用いることができる。従って、第1及び第2の要素への言及は、2つの要素のみがそこにおいて採用可能であるということ又は第1の要素が何らかの形で第2の要素に先行しなければならないということは意味しない。さらに、別の記載がない限り、要素の組は、1つ以上の要素を備えることができる。さらに、説明又は請求項において用いられる形態“A、B、又はCのうちの1つ”の用語は、“A又はB又はC又はこれらの要素のあらゆる組み合わせ”を意味する。
ここにおいて提示される実施形態及びその他の実施形態は、添付された補遺(Appendix)においてさらに詳細に説明される。本明細書は、本発明の特定の例について記述する一方で、当業者は、発明概念を逸脱することなしに本発明の変形を案出可能である。例えば、ここにおける教示は、回線交換型ネットワークの要素を意味するが、パケット交換型ドメインネットワークの要素に対しても等しく適用可能である。
情報及び信号は、様々な異なる技術及び技法のうちのいずれかを用いて表すことができることを当業者は理解するであろう。例えば、上記の説明全体を通じて参照されることがあるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁場、磁気粒子、光学場、光学粒子、又はそれらのあらゆる組合せによって表すことができる。
ここにおいて開示される例と関係させて説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、方法及びアルゴリズムは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、又は両方の組み合わせとして実装できることを当業者はさらに理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に例示するため、上記においては、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、方法及びアルゴリズムが、各々の機能の観点で一般的に説明されている。該機能がハードウェアとして又はソフトウェアとして実装されるかは、全体的システムに対する特定の用途上の及び設計上の制約事項に依存する。当業者は、説明されている機能を各々の特定の用途に合わせて様々な形で実装することができるが、これらの実装決定は、本発明の適用範囲からの逸脱を生じさせるものであるとは解釈されるべきではない。
ここにおいて開示される例と関係させて説明される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、及び回路は、ここにおいて説明される機能を果たすように設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又はその他のプログラミング可能な論理デバイス、ディスクリートゲートロジック、ディスクリートトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、又はそれらのあらゆる組合せ、を用いて実装又は実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであることができるが、代替においては、プロセッサは、従来のどのようなプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンであってもよい。プロセッサは、計算デバイスの組合せ、例えば、DSPと、1つのマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサとの組合せ、DSPコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサとの組合せ、又はその他のあらゆる該構成との組合せ、として実装することもできる。
ここにおいて開示される例と関係させて説明される方法又はアルゴリズムは、直接ハードウェア内において、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール内において、又はこれらの2つの組み合わせ内において具現化することが可能である。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能なディスク、CD−ROM、又は当業において既知であるその他のあらゆる形態の記憶媒体において常駐することができる。記憶媒体は、プロセッサに結合させることができ、このため、プロセッサは、記憶媒体から情報を読み出すこと及び記憶媒体に情報を書き込むことができる。代替においては、記憶媒体は、プロセッサと一体化させることができる。プロセッサ及び記憶媒体は、ASIC内に常駐することができる。
1つ以上の典型的な実施形態において、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらのあらゆる組み合わせにおいて実装することができる。ソフトウェアにおいて実装される場合は、これらの機能は、コンピュータによって読み取り可能な媒体に1つ以上の命令又は符号として格納することができる。コンピュータによって読み取り可能な媒体は、1つの場所から他へのコンピュータプログラムの転送を容易にするコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、汎用の又は特殊目的のコンピュータによってアクセス可能なあらゆる利用可能な媒体であることができる。一例として、及び限定することなしに、該コンピュータによって読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM又はその他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置又はその他の磁気記憶装置、又は、命令又はデータ構造の形態で希望されるプログラムコード手段を搬送又は格納するために用いることができ及び汎用の又は特殊目的のコンピュータ、又は汎用の又は特殊目的のプロセッサによってアクセス可能であるその他の媒体、を備えることができる。ここにおいて用いられるときのディスク(disk及びdisc)は、コンパクトディスク(CD)(disc)と、レーザディスク(disc)と、光ディスク(disc)と、デジタルバーサタイルディスク(DVD)(disc)と、フロッピーディスク(disk)と、ブルーレイディスク(disc)と、を含み、ここで、diskは、通常は磁気的にデータを複製し、discは、レーザを用いて光学的にデータを複製する。上記の組合せも、コンピュータによって読み取り可能な媒体の適用範囲に含めるべきである。
さらに、ソフトウェアにおいて実装される場合は、これらの機能は、送信媒体を通じて1つ以上の命令又は符号として送信することができる。送信媒体は、1つ以上の命令又は符号を送信するためのあらゆる利用可能な接続であることができる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、デジタル加入者ライン(DSL)を用いてウェブサイト、サーバ、又はその他の遠隔ソースから送信される場合は、該同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、DSLは、送信媒体の定義の中に含まれる。
開示される例に関する上記説明は、当業者が本発明を製造又は使用するのを可能にすることを目的として提供される。これらの例に対する様々な修正は、当業者にとって容易に明確になるであろう、及び、ここにおいて定められる一般原理は、本発明の精神及び適用範囲を逸脱することなしにその他の例に対しても適用することができる。以上のように、本発明は、ここにおいて示される例に限定されることが意図されるものではなく、ここにおいて開示される原理及び斬新な特徴に一致する限りにおいて最も広範な適用範囲が認められるべきである。
以下、本願の出願当初に特許請求の範囲に記載されていた請求項を付記する。
(1) 通信ネットワークにおいて動作可能な無線通信装置であって、
複数の異なるパイロット信号を示す少なくとも1つのメッセージを通信デバイスから受信するように構成されており、ここで第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備え、第2のパイロット信号は、前記符号に適用された第2のオフセットを備え、少なくとも前記第1のオフセットと前記第2のオフセットとの間の差は、前記通信デバイスの識別子として働く、受信機と、
他の通信デバイスに命令を送信するように構成された送信機であって、前記命令は、前記通信デバイスと通信するように前記他の通信デバイスに命令する送信機であって、前記受信された少なくとも1つのメッセージに応答して前記命令を送信する送信機と、を備える無線通信装置。
(2) 前記符号は、擬似雑音ショートコードを備える(1)に記載の装置。
(3) 前記第1のオフセット、前記第2のオフセット、及び前記第1のオフセットと前記第2のオフセットとの間の前記差は、組み合わさって、前記通信デバイスの前記識別子として働く(1)に記載の装置。
(4) 前記第1のパイロット信号及び前記第2のパイロット信号を前記通信デバイスに割り当てるように構成されたプロセッサをさらに備える(1)に記載の装置。
(5) 通信ネットワークにおいて動作可能な無線通信装置であって、
複数の異なるパイロット信号を送信するように構成され、ここで第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備え、第2のパイロット信号は、前記符号に適用された第2のオフセットを備え、少なくとも前記第1のオフセットと前記第2のオフセットとの間の差は、前記無線通信装置の識別子として働く、送信機と、
前記送信機に結合されたプロセッサであって、前記複数の異なるパイロット信号を送信するように前記送信機に指示するように構成されたプロセッサと、
を備える、無線通信装置。
(6) 前記符号は、擬似雑音ショートコードを備える(5)に記載の装置。
(7) 前記第1のオフセット、前記第2のオフセット、及び前記第1のオフセットと前記第2のオフセットとの間の前記差は、組み合わさって、前記無線通信装置の前記識別子として働く(5)に記載の装置。
(8) 前記送信機は、前記複数の異なるパイロット信号を実質的に同時並行して送信するようにさらに構成される(5)に記載の装置。
(9) 通信ネットワークにおいて通信するための方法であって、
複数の異なるパイロット信号を示す少なくとも1つのメッセージを通信デバイスから受信することを備え、ここで、第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備え、第2のパイロット信号は、前記符号に適用された第2のオフセットを備え、少なくとも前記第1のオフセットと前記第2のオフセットとの間の差は、前記通信デバイスの識別子として働き、
そして、他の通信デバイスに命令を送信することであって、前記命令は、前記通信デバイスと通信するように前記他の通信デバイスに命令し、また前記命令は、前記受信された少なくとも1つのメッセージに応答して送信されることを備える、方法。
(10) 前記符号は、擬似雑音ショートコードを備える(9)に記載の方法。
(11) 前記第1のオフセット、前記第2のオフセット、及び前記第1のオフセットと前記第2のオフセットとの間の前記差は、組み合わさって、前記通信デバイスの前記識別子として働く(9)に記載の方法。
(12) 前記第1のパイロット信号及び前記第2のパイロット信号を前記通信デバイスに割り当てることをさらに備える(9)に記載の方法。
(13) 通信ネットワークにおいて通信するための方法であって、
複数の異なるパイロット信号を送信することと、ここで、第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備え、第2のパイロット信号は、前記符号に適用された第2のオフセットを備え、少なくとも前記第1のオフセットと前記第2のオフセットとの間の差は、前記無線通信装置の識別子として働き、
そして、前記複数の異なるパイロット信号の前記送信を指示すること、
を備える方法。
(14) 前記符号は、擬似雑音ショートコードを備える(13)に記載の方法。
(15) 前記第1のオフセット、前記第2のオフセット、及び前記第1のオフセットと前記第2のオフセットとの間の前記差は、組み合わさって、前記無線通信装置の前記識別子として働く(13)に記載の方法。
(16) 前記複数の異なるパイロット信号を実質的に同時並行して送信することをさらに備える(13)に記載の方法。
(17) 通信ネットワークにおいて動作可能な無線通信装置であって、
複数の異なるパイロット信号を示す少なくとも1つのメッセージを通信デバイスから受信するための手段を備え、ここで、第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備え、第2のパイロット信号は、前記符号に適用された第2のオフセットを備え、少なくとも前記第1のオフセットと前記第2のオフセットとの間の差は、前記通信デバイスの識別子として働き、
そして、他の通信デバイスに命令を送信するための手段であって、前記命令は、前記通信デバイスと通信するように前記他の通信デバイスに命令し、また前記送信する手段は、前記受信された少なくとも1つのメッセージに応答して前記命令を送信する手段を備える、無線通信装置。
(18) 前記符号は、擬似雑音ショートコードを備える(17)に記載の装置。
(19) 前記第1のオフセット、前記第2のオフセット、及び前記第1のオフセットと前記第2のオフセットとの間の前記差は、組み合わさって、前記通信デバイスの前記識別子として働く(17)に記載の装置。
(20) 前記第1のパイロット信号及び前記第2のパイロット信号を前記通信デバイスに割り当てるための手段をさらに備える(17)に記載の装置。
(21)通信ネットワークにおいて動作可能な無線通信装置であって、
複数の異なるパイロット信号を送信するための手段を備え、ここで、第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備え、第2のパイロット信号は、前記符号に適用された第2のオフセットを備え、少なくとも前記第1のオフセットと前記第2のオフセットとの間の差は、前記無線通信装置の識別子として働き、
そして、前記複数の異なるパイロット信号を送信するように前記送信機に指示するための手段、
を備える無線通信装置。
(22) 前記符号は、擬似雑音ショートコードを備える(21)に記載の装置。
(23) 前記第1のオフセット、前記第2のオフセット、及び前記第1のオフセットと前記第2のオフセットとの間の前記差は、組み合わさって、前記無線通信装置の前記識別子として働く(21)に記載の装置。
(24) 前記送信する手段は、前記複数の異なるパイロット信号を実質的に同時並行して送信するようにさらに構成される(21)に記載の装置。
(25) コンピュータプログラム製品であって、
コンピュータによって読み取り可能な媒体が、
複数の異なるパイロット信号を示す少なくとも1つのメッセージを通信デバイスから受信することをコンピュータに行わせるための符号を備え、ここで第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備え、第2のパイロット信号は、前記符号に適用された第2のオフセットを備え、少なくとも前記第1のオフセットと前記第2のオフセットとの間の差は、前記通信デバイスの識別子として働き、
また、他の通信デバイスに命令を送信することをコンピュータに行わせるための符号であって、前記命令は、前記通信デバイスと通信するように前記他の通信デバイスに命令する符号を備え、ここで前記命令は、前記受信された少なくとも1つのメッセージに応答して送信される、
コンピュータプログラム製品。
(26) 前記符号は、擬似雑音ショートコードを備える(25)に記載のコンピュータプログラム製品。
(27) 前記第1のオフセット、前記第2のオフセット、及び前記第1のオフセットと前記第2のオフセットとの間の前記差は、組み合わさって、前記通信デバイスの前記識別子として働く(25)に記載のコンピュータプログラム製品。
(28) 前記コンピュータによって読み取り可能な媒体は、前記第1のパイロット信号及び前記第2のパイロット信号を前記通信デバイスに割り当てることをコンピュータに行わせるための符号をさらに備える(25)に記載のコンピュータプログラム製品。
(29) コンピュータプログラム製品であって、
コンピュータによって読み取り可能な媒体が、
複数の異なるパイロット信号を送信することをコンピュータに行わせるための符号を備え、ここで第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備え、第2のパイロット信号は、前記符号に適用された第2のオフセットを備え、少なくとも前記第1のオフセットと前記第2のオフセットとの間の差は、前記通信装置の識別子として働き、
そして、前記複数の異なるパイロット信号の前記送信を指示することをコンピュータに行わせるための符号を備える、コンピュータプログラム製品。
(30) 前記符号は、擬似雑音ショートコードを備える(29)に記載のコンピュータプログラム製品。
(31) 前記第1のオフセット、前記第2のオフセット、及び前記第1のオフセットと前記第2のオフセットとの間の前記差は、組み合わさって、前記無線通信装置の前記識別子として働く(29)に記載のコンピュータプログラム製品。
(32) 前記コンピュータによって読み取り可能な媒体は、前記複数の異なるパイロット信号を実質的に同時並行して送信することをコンピュータに行わせるための符号をさらに備える(29)に記載のコンピュータプログラム製品。

Claims (26)

  1. 通信ネットワークにおいて動作可能な無線通信装置であって、
    複数の異なるパイロット信号を示す少なくとも1つのメッセージを通信デバイスから受信するように構成された受信機であって、
    ここで前記通信デバイスから受信する第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備え、前記通信デバイスから受信する第2のパイロット信号は、前記符号に適用された第2のオフセットを備え、そして、
    前記通信デバイスから受信する前記第1のパイロット信号、前記通信デバイスから受信する前記第2のパイロット信号、及び前記第1のパイロット信号の前記第1のオフセットと前記第2のパイロット信号の前記第2のオフセットとの間の差は、組み合わさって、前記通信デバイスの識別子として働く、受信機と、
    他の通信デバイスに命令を送信するように構成された送信機であって、前記命令は、前記通信デバイスと通信するように前記他の通信デバイスに命令する送信機であって、前記受信された少なくとも1つのメッセージに応答して前記命令を送信する送信機と、を備える無線通信装置。
  2. 前記符号は、擬似雑音ショートコードを備える請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1のパイロット信号及び前記第2のパイロット信号を前記通信デバイスに割り当てるように構成されたプロセッサをさらに備える請求項1に記載の装置。
  4. 通信ネットワークにおいて動作可能な無線通信装置であって、
    通信デバイスから複数の異なるパイロット信号を送信するように構成された送信機であって、
    ここで前記通信デバイスから送信する第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備え、前記通信デバイスから送信する第2のパイロット信号は、前記符号に適用された第2のオフセットを備え、そして、
    前記通信デバイスから送信する前記第1のパイロット信号、前記通信デバイスから送信する前記第2のパイロット信号、及び前記第1のパイロット信号の前記第1のオフセットと前記第2のパイロット信号の前記第2のオフセットとの間の差は、組み合わさって、前記通信デバイスの識別子として働く、送信機と、
    前記送信機に結合されたプロセッサであって、前記複数の異なるパイロット信号を送信するように前記送信機に指示するように構成されたプロセッサと、
    を備える、無線通信装置。
  5. 前記符号は、擬似雑音ショートコードを備える請求項4に記載の装置。
  6. 前記送信機は、前記複数の異なるパイロット信号を実質的に同時並行して送信するようにさらに構成される請求項4に記載の装置。
  7. 通信ネットワークにおいて通信する無線通信装置が動作する動作方法であって、
    複数の異なるパイロット信号を示す少なくとも1つのメッセージを通信デバイスから受信することを備え、
    ここで前記通信デバイスから受信する第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備え、前記通信デバイスから受信する第2のパイロット信号は、前記符号に適用された第2のオフセットを備え、そして、
    前記通信デバイスから受信する前記第1のパイロット信号、前記通信デバイスから受信する前記第2のパイロット信号、及び前記第1のパイロット信号の前記第1のオフセットと前記第2のパイロット信号の前記第2のオフセットとの間の差は、組み合わさって、前記通信デバイスの識別子として働く、
    そして、他の通信デバイスに命令を送信することであって、前記命令は、前記通信デバイスと通信するように前記他の通信デバイスに命令し、また前記命令は、前記受信された少なくとも1つのメッセージに応答して送信されることを備える、動作方法。
  8. 前記符号は、擬似雑音ショートコードを備える請求項7に記載の動作方法。
  9. 前記第1のパイロット信号及び前記第2のパイロット信号を前記通信デバイスに割り当てることをさらに備える請求項7に記載の動作方法。
  10. 通信ネットワークにおいて通信する無線通信装置が動作する動作方法であって、
    複数の異なるパイロット信号を通信デバイスから送信することと、
    ここで、前記通信デバイスから送信される第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備え、前記通信デバイスから送信される第2のパイロット信号は、前記符号に適用された第2のオフセットを備え、そして
    前記通信デバイスから送信する前記第1のパイロット信号、前記通信デバイスから送信する前記第2のパイロット信号、及び前記第1のパイロット信号の前記第1のオフセットと前記第2のパイロット信号の前記第2のオフセットとの間の差は、組み合わさって、前記通信デバイスの識別子として働き、
    そして、前記複数の異なるパイロット信号の前記送信を指示すること、
    を備える方法。
  11. 前記符号は、擬似雑音ショートコードを備える請求項10に記載の動作方法。
  12. 前記複数の異なるパイロット信号を同時並行して送信することをさらに備える請求項10に記載の動作方法。
  13. 通信ネットワークにおいて動作可能な無線通信装置であって、
    複数の異なるパイロット信号を示す少なくとも1つのメッセージを通信デバイスから受信するための手段を備え、
    ここで、前記通信デバイスから受信する第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備え、前記通信デバイスから受信する第2のパイロット信号は、前記符号に適用された第2のオフセットを備え、そして、
    前記通信デバイスから受信する前記第1のパイロット信号、前記通信デバイスから受信する前記第2のパイロット信号、及び前記第1のパイロット信号の前記第1のオフセットと前記第2のパイロット信号の前記第2のオフセットとの間の差は、組み合わさって、前記通信デバイスの識別子として働き、
    そして、他の通信デバイスに命令を送信するための手段であって、前記命令は、前記通信デバイスと通信するように前記他の通信デバイスに命令し、また前記送信する手段は、前記受信された少なくとも1つのメッセージに応答して前記命令を送信する手段を備える、無線通信装置。
  14. 前記符号は、擬似雑音ショートコードを備える請求項13に記載の装置。
  15. 前記第1のパイロット信号及び前記第2のパイロット信号を前記通信デバイスに割り当てるための手段をさらに備える請求項13に記載の装置。
  16. 通信ネットワークにおいて動作可能な無線通信装置であって、
    複数の異なるパイロット信号を通信デバイスから送信するための手段を備え、
    ここで、前記通信デバイスから送信する第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備え、前記通信デバイスから送信する第2のパイロット信号は、前記符号に適用された第2のオフセットを備え、そして、
    前記通信デバイスから送信する前記第1のパイロット信号、前記通信デバイスから送信する前記第2のパイロット信号、及び前記第1のパイロット信号の前記第1のオフセットと前記第2のパイロット信号の前記第2のオフセットとの間の差は、組み合わさって、前記通信デバイスの識別子として働き、
    そして、前記複数の異なるパイロット信号を送信するように前記通信デバイスに指示するための手段、
    を備える無線通信装置。
  17. 前記符号は、擬似雑音ショートコードを備える請求項16に記載の装置。
  18. 前記送信する手段は、前記複数の異なるパイロット信号を実質的に同時並行して送信するようにさらに構成される請求項16に記載の装置。
  19. コンピュータによって読み取り可能でコードを格納している媒体であって、前記コードが、
    複数の異なるパイロット信号を示す少なくとも1つのメッセージを通信デバイスから受信することをコンピュータに行わせるための符号を備え、
    ここで前記通信デバイスから受信する第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備え、前記通信デバイスから受信する第2のパイロット信号は、前記符号に適用された第2のオフセットを備え、そして、
    前記通信デバイスから受信する前記第1のパイロット信号、前記通信デバイスから受信する前記第2のパイロット信号、及び前記第1のパイロット信号の前記第1のオフセットと前記第2のパイロット信号の前記第2のオフセットとの間の差は、組み合わさって、前記通信デバイスの識別子として働き、
    また、他の通信デバイスに命令を送信することをコンピュータに行わせるための符号であって、前記命令は、前記通信デバイスと通信するように前記他の通信デバイスに命令する符号を備え、ここで前記命令は、前記受信された少なくとも1つのメッセージに応答して送信される、
    コンピュータによって読み取り可能な媒体。
  20. 前記符号は、擬似雑音ショートコードを備える請求項19に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  21. 前記コンピュータによって読み取り可能な媒体は、前記第1のパイロット信号及び前記第2のパイロット信号を前記通信デバイスに割り当てることをコンピュータに行わせるための符号をさらに備える請求項19に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  22. コンピュータによって読み取り可能でコードを格納している媒体であって、前記コードが、
    複数の異なるパイロット信号を通信デバイスから送信することをコンピュータに行わせるための符号を備え、
    ここで前記通信デバイスから送信する第1のパイロット信号は、符号に適用された第1のオフセットを備え、前記通信デバイスから送信する第2のパイロット信号は、前記符号に適用された第2のオフセットを備え、そして
    前記通信デバイスから送信する前記第1のパイロット信号、前記通信デバイスから送信する前記第2のパイロット信号、及び前記第1のパイロット信号の前記第1のオフセットと前記第2のパイロット信号の前記第2のオフセットとの間の差は、組み合わさって、前記通信デバイスの識別子として働き、
    そして、前記複数の異なるパイロット信号の前記送信を指示することをコンピュータに行わせるための符号を備える、コンピュータによって読み取り可能な媒体。
  23. 前記符号は、擬似雑音ショートコードを備える請求項22に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  24. 前記コンピュータによって読み取り可能な媒体は、前記複数の異なるパイロット信号を同時並行して送信することをコンピュータに行わせるための符号をさらに備える請求項22に記載のコンピュータによって読み取り可能な媒体。
  25. 請求項1に記載の装置において、前記複数のパイロット信号は、異なるオフセットの擬似雑音ショートコードを備える。
  26. 請求項2に記載の装置において、前記擬似雑音ショートコードは、前記通信デバイスを識別する符号あるいは数字の系列を備える。
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