JP5599789B2 - フェムトセルを備えた無線通信システム - Google Patents

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Description

優先権の主張
本出願は、参照によってその内容全体が本明細書に組み込まれる、2008年7月15日出願の米国仮特許出願第61/080,984号の利益を主張する。
本出願は、概して無線通信に関し、より詳細にはフェムト局からの干渉を避けるシステムおよび方法に関する。
無線通信システムは、多数のユーザに様々なタイプの通信(例えば、音声、データ、マルチメディアサービスなど)を提供するために幅広く展開されている。高速およびマルチメディアデータサービスに対する需要が急速に増大しているので、高度の性能を備えた効率的なロバスト通信システムを実施するための問題がある。
現在定着している携帯電話ネットワークに加えて、ユーザの家に設置することができ、既存の広帯域インターネット接続を使用して携帯ユニットに室内無線サービスエリア与えることができる、新しい種類の小さな基地局が出現した。このような個人用小型基地局は普通、自宅用アクセスポイント基地局、あるいはホームノードB(HNB)またはフェムトノードとして知られている。典型的には、このような小型基地局は、DSLルータまたはケーブルモデムを介してインターネットおよび携帯電話オペレータのネットワークに接続されている。しかし、これらのフェムトノードは、従来のより大きな基地局と携帯電話などの携帯デバイスの間の通信を干渉する可能性がある。フェムトノードが干渉を最小限に抑えるように通信する方法を調節することが望ましいことがある。
本発明のシステム、方法およびデバイスはそれぞれ、その望ましい属性に単に関与するものではないいくつかの態様を有する。以下の特許請求の範囲によって示されるような本発明の範囲に限ることなく、次にいくつかの特性を簡単に論じる。本議論を考えた後に、特に「好ましい実施形態の説明」という部分を読んだ後に、本発明の特徴がどのように、多数のエアインターフェイス上に同時通信を含む利点を提供するのか分かるだろう。
開示の一実施形態は、無線通信システム内のフェムトノードによって送信される干渉信号を避ける方法を提供する。この方法は、第1のトランシーバと基地局の間の通信リンクを確立することを備えている。基地局は、第1の領域内の無線通信サービスエリアを提供するように構成されている。この方法はさらに、フェムトノードによって生成されたフェムト信号を第1のトランシーバによって検出することを備えている。フェムトノードは、少なくとも第2のトランシーバに第2の領域内の無線通信サービスエリアを提供するように構成されている。第2のトランシーバは、第1のトランシーバと異なる。第2の領域は、第1の領域より小さい。この方法はさらに、フェムト信号の信号強度を示す情報を識別することを備えている。この方法はさらに、フェムト信号を検出することに応じて第1のメッセージを送信することを備えており、第1のメッセージはフェムトノードを識別する情報、および第1の周波数搬送波上の基地局へのフェムト信号の信号強度を示す情報を備えている。この方法はさらに、基地局から第2のメッセージを受信することを備えている。第2のメッセージは、第2の搬送波周波数の上で通信する命令を示す情報を備えている。この方法はさらに、第2のメッセージに応じて、第2の周波数搬送波上で基地局と通信することを備えている。
開示の別の実施形態は、基地局と通信するように構成されたトランシーバを備えた無線通信装置を提供する。基地局は、第1の領域内に無線通信サービスエリアを提供するように構成されている。装置はさらに、フェムトノードによって生成されるフェムト信号を検出するように構成された信号検出器を備えている。フェムトノードは、第2の領域内に無線通信サービスエリアを提供するように構成されている。第2の領域は、第1の領域より小さい。信号検出器はさらに、フェムト信号の信号強度を示す情報を識別するように構成されている。装置はさらに、フェムト信号の検出に応じて、第1のメッセージを生成するように構成されたメッセージジェネレータを備えている。第1のメッセージは、フェムトノードを識別する情報、およびフェムト信号の信号強度を示す情報を備えている。トランシーバはさらに、第1の周波数搬送波上で基地局に第1のメッセージを送信するように構成されている。装置はさらに、基地局から第2のメッセージを受信するように構成されたハンドオフコントローラを備えている。第2のメッセージは、第2の搬送波周波数上で通信する命令を示す情報を備えている。トランシーバはさらに、第2のメッセージに応じて第2の周波数搬送波上で基地局と通信するように構成されている。
開示のさらに別の実施形態は、基地局と通信する手段を備えた無線通信装置を提供する。基地局は、第1の領域内に無線通信サービスエリアを提供するように構成されている。装置はさらに、フェムトノードによって生成されたフェムト信号を検出する手段を備えている。フェムトノードは、第2の領域内に無線通信サービスエリアを提供するように構成されている。第2の領域は第1の領域より小さい。装置はさらに、フェムト信号の信号強度を示す情報を識別する手段を備えている。装置はさらに、フェムト信号の検出に応じて第1のメッセージを生成する手段を備えている。第1のメッセージは、フェムトノードを識別する情報、およびフェムト信号の信号強度を示す情報を備えている。装置はさらに、第1の周波数搬送波上で基地局に第1のメッセージを送信する手段を備えている。装置はさらに、基地局から第2のメッセージを受信する手段を備えている。第2のメッセージは、第2の搬送波周波数上で通信する命令を示す情報を備えている。通信手段はさらに、第2のメッセージに応じて第2の周波数搬送波上で基地局と通信するように構成されている。
開示のさらに別の実施形態は、コンピュータ読み取り可能な媒体を備えたコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータに第1のトランシーバと基地局の間に通信リンクを確立させるコードを備えている。基地局は、第1の領域内に無線通信サービスエリアを提供するように構成されている。コンピュータ読み取り可能な媒体はさらに、コンピュータにフェムトノードによって生成されるフェムト信号を第1のトランシーバによって検出させるコードを備えている。フェムトノードは、第1のトランシーバとは異なる少なくとも第2のトランシーバに第2の領域内の無線通信機サービスエリアを提供するように構成されている。第2の領域は第1の領域より小さい。コンピュータ読み取り可能な媒体はさらに、コンピュータにフェムト信号の信号強度を示す情報を識別させるコードを備えている。コンピュータ読み取り可能な媒体はさらに、コンピュータにフェムト信号の検出に応じて第1のメッセージを送信させるコードを備えており、第1のメッセージは、フェムトノードを識別する情報、および第1の周波数搬送波上の基地局へのフェムト信号の信号強度を示す情報を備えている。コンピュータ読み取り可能な媒体はさらに、コンピュータに基地局から第2のメッセージを受信させるコードを備えている。第2のメッセージは、第2の搬送波周波数上で通信する命令を示す情報を備えている。コンピュータ読み取り可能な媒体はさらに、コンピュータに第2のメッセージに応じて第2の周波数搬送波上で基地局と通信させるコードを備えている。
例示的な無線通信網を示す図。 2つ以上の通信網の例示的な相互動作を示す図。 図2に示す例示的なフェムトノードの機能ブロック図。 図2に示す例示的なアクセス端末の機能ブロック図。 図2に示す例示的なマクロノードの機能ブロック図。 図2のマクロノードおよびフェムトノードを備えた例示的な無線通信システムを示す図。 図2のフェムトノードによって生じる干渉を監視する第1の例示的な処理のフローチャート。 図2のフェムトノードによって生じる干渉を監視する第2の例示的な処理のフローチャート。 例えば図1および2に示すような無線通信網用の例示的なカバーエリアを示す図。 図2に示す別の例示的ノードおよび別の例示的アクセス端末の機能ブロック図。 図2に示すさらに別の例示的アクセス端末の機能ブロック図。 図2に示すさらに別の例示的マクロノードの機能ブロック図。
「例示的」という語は本明細書では、「実施例、例または例示として働く」ということを意味するために使用される。「例示的」として本明細書に記載されたあらゆる実施形態は必ずしも、他の実施形態を凌いで好ましいまたは利点があるとして解釈されるべきものではない。本明細書に記載された技術は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、単一搬送波FDMA(SC−FDMA)ネットワークなどの様々な無線通信網に使用することができる。「ネットワーク」および「システム」という用語はしばしば、置き換え可能に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、cdma2000(登録商標)などの無線技術を実施することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップレート(LCR)を含んでいる。cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856標準をカバーしている。TDMAネットワークは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの無線技術を実施することができる。OFDMAネットワークは、次世代UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、フラッシュOFDMAなどの無線技術を実施することができる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)の一部である。ロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのまもなく来るリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の組織による文献に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織による文献に記載されている。これらの様々な無線技術および標準は、当技術分野で知られている。
単一搬送波変調および周波数ドメイン等化を利用する単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、1つの技術である。SC−FDMAは、OFDMAシステムのものと同様の性能、および基本的に同じ総合複雑性を有する。SC−FDMA信号は、その固有の単一搬送波構造により、より低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、より低いPAPRが伝達電力効率に関して移動端末に大きな利益を与えるアップリンク通信で特に、大きく注目されている。これは現時点では、3GPPロングタームエボリューション(LTE)、または次世代UTRA内でのアップリンク多重アクセススキームの作業仮説である。
いくつかの態様では、本明細書の教示は、マクロ規模のサービスエリア(例えば、典型的にはマクロセルネットワークと呼ばれる、3Gネットワークなどの大きなエリアの携帯電話ネットワーク)、およびより小さい規模のサービスエリア(例えば、住宅ベースまたは建物ベースのネットワーク環境)を含むネットワークで利用することができる。アクセス端末(「AT」)がこのようなネットワークを通して移動すると、アクセス端末はマクロサービスエリアを提供するアクセスノード(「AN」)によって特定の位置でサービスを提供されることができ、アクセス端末はより小さい規模のサービスエリアを与えるアクセスノードによって他の位置でサービスを提供されることができる。いくつかの態様では、より小さいサービスエリアノードは、ますます増加する容量の伸び、建物内サービスエリア、および異なるサービス(例えば、より強固なユーザ経験に対する)を提供するために使用することができる。本明細書の議論では、比較的大きな領域上にサービスエリアを与えるノードは、マクロノードと呼ぶこともできる。比較的小さい領域(例えば、住宅)上にサービスエリアを提供するノードは、フェムトノードと呼ぶこともできる。マクロ領域より小さく、フェムト領域より大きい領域上にサービスエリアを提供するノードは、(例えば、商業建築物内にサービスエリアを提供する)ピコノードと呼ぶこともできる。
マクロノード、フェムトノード、またはピコノードに関連するセルはそれぞれ、マクロセル、フェムトセル、またはピコセルと呼ぶことができる。いくつかの実施では、各セルはさらに、1つまたは複数のセクタに関連付ける(例えば、分割する)ことができる。
様々な応用例では、マクロノード、フェムトノード、またはピコノードのことを言うために他の用語を使用することもできる。例えば、マクロノードは、アクセスノード、基地局、アクセスポイント、eNodeB、マクロセルなどとして構成することができる、またはそのように呼ぶことができる。また、フェムトノードは、ホームNodeB、ホームeNodeB、アクセスポイント基地局、フェムトセルなどとして構成することができる、またはそのように呼ぶことができる。
図1は、例示的な無線通信網100を示している。無線通信網100は、多くのユーザ間の通信をサポートするように構成されている。無線通信網100は、例えばセル102a〜102gなどの1つまたは複数のセル102に分割することができる。セル102a〜102g内の通信サービスエリアは、例えばノード104a〜104gなどの1つまたは複数のノード104によって提供することができる。各ノード104は、対応するセル102に通信サービスエリアを提供することができる。ノード104は、例えばAT106a〜106lなどの複数のアクセスターミナル(AT)と相互作用(interact)することができる。
各AT106は、所与の瞬間に順方向リンク(FL)および/または逆方向リンク(RL)上で1つまたは複数のノード104と通信することができる。FLは、ノードからATまでの通信リンクである。RLは、ATからノードまでの通信リンクである。ノード104は、例えば適切な有線または無線インターフェイスによって相互接続することができ、互いに通信することが可能である。したがって、各AT106は、1つまたは複数のノード104を通して別のAT106と通信することができる。例えば、AT106jは以下のようにAT106hと通信することができる。AT106jはノード104dと通信することができる。ノード104dはその後、ノード104bと通信することができる。ノード104bはその後、AT106hと通信することができる。したがって、通信はAT106jとAT106hの間に確立される。
無線通信網100は、大きな地理的領域上でサービスを提供することができる。例えば、セル102a〜102gは、近郊内では数ブロックだけ、または地方の環境では数平方マイルをカバーすることができる。一実施形態では、各セルはさらに、1つまたは複数のセクタ(図示せず)に分割することができる。
上に記載したように、ノード104は、例えばインターネットまたは携帯電話ネットワークなどの通信網へのそのサービスエリア内のアクセスをアクセス端末(AT)106に提供することができる。
AT106は、通信網上で音声またはデータを送受信するために、ユーザによって使用される無線通信デバイス(例えば、携帯電話、ルータ、パソコン、サーバなど)であってもよい。アクセス端末(AT)は、移動局(MS)、ユーザ装置(UE)、または端末デバイスと呼ぶこともできる。図示するように、AT106a、106hおよび106jはルータを備えている。AT106b〜106g、106i、106k、および106lは携帯電話を備えている。しかし、AT106a〜106lはそれぞれ、任意の適切な通信デバイスを備えることができる。
図2は、2つ以上の通信網の例示的な相互動作(interoperations)を示している。AT220が、AT221などの別のATに情報を送信し、そこから情報を受信することが望ましいことがある。図2は、AT220がAT221と通信することができる方法を示している。図2に示すように、マクロノード205は、マクロ領域207内のアクセス端末に通信サービスエリアを提供することができる。例えば、AT220は、メッセージを生成し、これをマクロノード205に送信することができる。メッセージは、様々なタイプの通信(例えば、音声、データ、マルチメディアサービスなど)に関連する情報を備えることができる。AT220は、無線リンクを介してマクロノード205と通信することができる。
マクロノード205はまた、通信網250内で動作する移動局(MSC)252などのMSCと通信することができる。例えば、マクロノード205は、MSC252にAT220から受信したメッセージを送信することができる。普通、MSC252は、マクロノード205を介してAT220から受信したメッセージを最初に受信することによって、AT220とAT221の間での通信を容易にすることができる。MSC252はその後、フェムトノードを介したAT221への最終的な送信のために、マクロフェムトインターネットワーキング機能(MFIF)254などのMFIFにメッセージを送信することができる。マクロノード205およびMSC252は、有線リンクを介して通信することができる。例えば、直接有線リンクは、光ファイバまたはイーサネット(登録商標)リンクを含むことができる。マクロノード205およびMSC252は、同一の位置に配置する、または異なる位置に展開することができる。
MSC252はまた、マクロフェムトインターネットワーキング機能(MFIF)254と通信することができる。普通、MFIF254は、マクロノード205およびMSC252を介してAT220からメッセージを最初に受信することによって、220とAT221の間の通信を容易にすることができる。MFIF254はその後、AT221への送信のためにフェムトノードにメッセージをルーティングすることができる。MSC252およびMFIF254は、上に記載したように直接有線リンクを介して通信することができる。MSC252およびMFIF254は、同一の位置に配置することができる、または異なる位置に展開することができる。
MFIF254はまた、インターネット240(および/または別の適当な広域ネットワーク)と通信することができる。普通、インターネット240は、マクロノード205、MSC252、およびMFIF254を介してAT220からメッセージを最初に受信することによって、AT220とAT221の間の通信を容易にすることができる。インターネット240はその後、AT221への送信のために、フェムトノード210などのフェムトノードにメッセージを送信することができる。MFIF254は、上に記載したように、優先または無線リンクを介してインターネット240と通信することができる。
インターネット240はまた、フェムトノード210などのフェムトノードと通信することができる。フェムトノード210は、フェムト領域230内のAT221に対する通信カバーエリアを提供することによって、AT220とAT221の間の通信を容易にすることができる。例えば、フェムトノード210は、マクロノード205、MSC252、MFIF254、およびインターネット240を介して、AT220で生成されるメッセージを受信することができる。フェムトノード210はその後、フェムト領域230内でAT221にメッセージを送信することができる。フェムトノード210は、無線リンクを介してAT221と通信することができる。
上に記載したように、マクロノード205、MSC252、MFIF254、インターネット240、およびフェムトノード210は、AT220とAT221の間に通信リンクを形成するように相互動作することができる。例えば、AT220は、メッセージを生成し、これをマクロノード205に送信することができる。マクロノード205はその後、メッセージをMSC252に送信することができる。MSC252は続いて、メッセージをMFIF254に送信することができる。MFIF254はその後、メッセージをインターネット240に送信することができる。インターネット240はその後、メッセージをフェムトノード210bに送信することができる。フェムトノード210はその後、メッセージをAT221に送信することができる。同様に、逆方向経路はAT221からAT220に続けることができる。
一実施形態では、フェムトノード210は、個別の消費者によって展開し、家庭、アパート建築物、オフィス建築物などに配置することができる。フェムトノード210は、所定の携帯電話伝送帯域を利用して、フェムトノード210の所定の範囲(例えば、100m)内でATと通信することができる。一実施形態では、フェムトノード210は、デジタル加入者回線(DSL、例えば非対称DSL(ADSL)、高データ転送速度DSL(HDSL)、超高速DSL(VDSL)などを含む)、TVケーブル搬送インターネットプロトコル(IP)トラフィック、広帯域過出力ライン(BPL)接続、または他のリンクなどのインターネットプロトコル(IP)接続により、インターネット240と通信することができる。別の実施形態では、フェムトノード210は、直接リンクを介してMFIF254と通信することができる。
フェムトノード210は多数のAT(例えば、AT220、221)と通信するように構成されているが、消費者は自分のトラフィックだけを、フェムトノード210に接続されたプライベートIP接続によって運びたいと望む可能性がある。例えば、消費者は、外部のATによる使用よりむしろ、自分の使用のためのIP帯域幅を維持したい可能性がある。したがって、フェムトノード210は、単一のATまたはATのグループとのみの通信を可能にするように構成することができる。どのATとの通信を可能にするかの選択は、ユーザによって判断することができる。可能になったATからフェムトノード210までのトラフィックはその後、消費者のIP接続上でルーティングされ、他のATからのトラフィックが遮断される。したがって、フェムトノード210は任意の互換性ATと通信するように構成されているが、フェムトノード210は、特定の消費者、サービスプランなどに関連付けられていないATを無視するようにプログラミングすることができる。
以下に詳細に説明する実施形態では、フェムトノード210とATの間の通信からの無線周波数(RF)漏出により、かなりの量のRF電力が、ユーザにより管理される領域(例えば、ユーザの居住地)の外側に漏出することがある。RF漏出は、フェムトノードと通信することが可能でないATへ、およびそこから送信される通信信号に干渉する可能性がある。例えば、AT220は、マクロノード205での音声呼出の状態にあり、フェムトノード210が内側にある状態の家を通過することができる。フェムトノード210からのRF漏出は、マクロノード205から受信した信号との干渉をAT220で生じる可能性がある。いくつかの場合では、干渉はさらに呼の低下を生じさせることがある。
フェムトノードによるAT通過(AT passing)のためにシームレスサービスを提供するために、以下に詳細に記載したシステムおよび方法のある実施形態は、顕著なRF干渉がない別の周波数に相互周波数ハンドオフを与える。例えば、AT220は、第1の周波数チャネルf1上でマクロノード205と通信することができる。フェムトノード210は、AT220とマクロノード205の間の通信を干渉する可能性がある、同じ第1の周波数チャネルf1上の通信を伝達することができる。一実施形態では、マクロノード205は、相互周波数ハンドオフを行なうようにAT220に指示することができる。相互周波数ハンドオフは、AT220が第1の周波数チャネル(例えば、第1の周波数チャネルf1)上での通信から異なる周波数チャネル(例えば、第2の周波数チャネルf2)上での通信に切り換わる場合である。
一実施形態では、フェムトノード210および/またはマクロノード205は、パイロット信号を放送することができる。パイロット信号は、AT(例えば、AT220)でフェムトノード210および/またはマクロノード205から受信された信号の強度を判断するための知られている参照信号を備えることができる。知られている参照信号は、信号品質を判断するために、受信した参照信号と比較することができる。フェムトノード210および/またはマクロノード205から受信した信号の強度は、Ecp/Io比(パイロット信号のエネルギー対干渉信号のエネルギー比)、または信号対雑音比を備えることができる。パイロット信号はまた、オフセット擬似雑音(PN)ショートコードを備えることができる。オフセットPNショートコードは、ノードおよび/またはノードタイプ(例えば、フェムトノード、マクロノード、ピコノード)を識別する数のコードまたはシーケンスを備えることができる。オフセットPNショートコードは、PNオフセットが加えられた状態のPNショートコードを備えることができる。PNオフセットは、PNショートコードに加えられた真(true)のネットワーク同期時間からの遅延を示すことができる。一実施形態では、全てのノードは同じPNショートコードを使用することができる。しかし、異なるPNオフセットは、異なるノードに対するPNショートコードに加えることができる。したがって、PNオフセットは、オフセットPNショートコードに直接相関しており、「PNオフセット」および「オフセットPNショートコード」という用語は、本明細書では置き換え可能に使用することができる。一実施形態では、PNオフセットは、パイロット信号を送信するノードのタイプ(例えば、フェムトノード、マクロノード、ピコノード)を識別するために使用することができる。例えば、特定のセットのPNオフセットは、フェムトノードを識別するために逆にすることができる。
一実施形態では、1セットのPNオフセットをフェムトノードによる使用のために逆にすることができる。マクロノード205は、AT220がマクロノード205に対するフェムトノード210のPNオフセットを報告する場合に、相互周波数ハンドオフを行なうようにAT220に指示することができる。AT220は、PNオフセットおよび/または1つまたは複数の受信パイロット信号の強度を備える、パイロット強度測定メッセージ(PSMM)(または任意の他の適切な報告機構)内の1つまたは複数の受信パイロット信号のPNオフセットを報告することができる。したがって、パイロットが特定のPNオフセットで検出されると、AT220および/またはマクロノード205は、このパイロットが制限されたアクセスを有するフェムトノード、または別の方法では、マクロノードに属するかどうかを判断することができる。さらに、AT220および/またはマクロノード205は、PSMMに基づいて相互周波数ハンドオフをいつ行なうかを判断することができる。このようないくつかの実施形態では、相互周波数ハンドオフは、フェムトノード210からAT220で受信したパイロット信号の強度が第1の閾値を超えた場合に行なうことができる。加えて、または別の方法では、相互周波数ハンドオフは、マクロノード205からAT220で受信したパイロット信号の強度が第2の閾値より下である場合に行なうことができる。本明細書に記載された実施形態はPSMMに言及しているが、PSMM以外の他の適切な報告機構を使用することもできる。
一実施形態では、相互周波数ハンドオフは、AT220がフェムトノード210に知られていない外部のATである場合に行なわれるだけである。このようないくつかの実施形態では、PSMMメッセージは、フェムトノード210の独自の識別子をマクロノード205に対して示す。マクロノード205はその後、AT220がフェムトノード210に知られていない外部のATである場合に、以下に説明するように相互周波数ハンドオフを指示することができるだけである。マクロノード205は、データベースにアクセスすることによって、AT220が登録されたATであるか、または外部のATであるかを判断することができる。データベースは、各フェムトノードに関連付けられたフェムトノードおよびATのリストを備えることができる。一実施形態では、データベースは、例えばMFIF254などの通信ネットワーク250に結合された1つまたは複数のコンピュータおよび/またはサーバの一部であってもよい。マクロノード205は、上に記載したように、MSC252を介してMFIF254にアクセスすることができる。
別の実施形態では、使用のために利用可能なPNオフセットの数は、地理的領域内のフェムトノードの数より少なくてもよい。したがって、PNオフセット1つだけでは、フェムトノードを独自に識別するのには十分でない可能性がある。例えば、512個の独自のPNオフセットをフェムトノードによる使用に対して別に設定することができる。しかし、512個を超えるフェムトノードがマクロ領域207内に展開される可能性がある。その結果、マクロ領域207内の多数のフェムトノードは同じPNオフセットを使用することができる。
同じPNオフセットを使用して2つ以上のフェムトノード210の間の識別を容易にするために、フェムトノード210のPNオフセットに加えて追加の情報を使用して、フェムトノード210を独自に識別することができる。一例では、フェムトノード210は、フェムトノードまたはアクセスポイント識別メッセージ(APIDM)を生成および送信することができる。フェムトノード210は、APIDMメッセージ内にMSC識別子(MSC ID)を含めることができる。MSC IDは、フェムトノードに関連付けられた複数のMFIFの1つを示すためにフェムトノードに割り当てることができる。例えば、MSC IDは、フェムトノード210にMFIF254を識別するMSC IDが割り当てられたという条件で、MFIF254がフェムトノード210に関連付けられていることを判断するためにMSC252によって使用される値を備えることができる。MSC252は、MSC ID値を特定のMFIFに関連させる、データ構造、例えばリストまたはテーブルを維持することができる。したがって、MSC252がMSC IDを受信すると、MSC252は情報をそのMSC IDに関連付けられたMFIFに送信すべきであることを判断することができる。APIDMメッセージはまた、CELL識別子(CELL ID)を備えることができる。CELL IDは、特定のMFIFに関連付けられた複数のフェムトノードの間からフェムトノードを独自に識別するようにフェムトノードに割り当てることができる。例えば、CELL IDは、MFIF254に関連付けられたフェムトノード210と他のフェムトノード(図示せず)の間でフェムトノード210を独自に識別するためにMFIF254によって使用される値を備えることができる。MFIF254は、CELL ID値を特定のフェムトノードに関連させる、データ構造、例えばリストまたはテーブルを維持することができる。したがって、MFIF254がCELL IDを受信すると、MFIF254は、情報をCELL IDに関連付けられたフェムトノードに送信すべきであることを判断することができる。
以下に詳細に説明するように、MSC IDおよびCELL IDの両方を含んでいるAPIDMメッセージの使用は、AT220がフェムトノード、例えばフェムトノード210に登録されているかどうかを判断するために十分である可能性がある。例えば、AT220は、フェムトノード210のPNオフセットを備えているフェムトノード210のパイロット信号を検出することができる。しかし、フェムトノード210は、別のフェムトノードと同じPNオフセットを使用することができる。したがって、AT220は、マクロノード205にPNオフセットを与えることによって、そのターゲットとしてフェムトノード210を識別することができない可能性がある。本例では、フェムトノード210は、APIDMメッセージ内にMSC IDおよびCELL IDなどの識別情報を含めるように構成することができる。AT220は、このAPIDMメッセージを受信し、MSC IDおよびCELL IDを抽出することができる。AT220はその後、MSC IDおよびCELL IDをマクロノード205に送信することができる。別の方法では、AT220は、マクロノード205にフェムトノード210の検出の表示を送信することができる。マクロノード205はその後、AT220からフェムトノード210に関する情報を要求することによって、検出表示に応答することができる。AT220はその後、例えばMSC IDおよびCELL IDを含む識別情報をマクロノード205に送信することができる。いずれの場合でも、マクロノード205はその後、MSC IDおよびCELL IDをMSC252に送信することができる。MSC252は、CELL IDをMFIF254に通過させるべきであると判断するためにMSC IDを利用することができる。MSC252はその後、CELL IDをMFIF254に送信することができる。MFIF254は、検出したフェムトノードとしてフェムトノード210を識別するためにCELL IDを利用することができる。フェムトノード210が識別されると、MFIF254はAT220がフェムトノード210に登録されているかどうかを判断することができる。例えば、マクロノード205から生成されるメッセージは、MSC252を介してMFIF254に通過させることができる。メッセージは、AT220の識別子(例えば、電話番号)、およびフェムトノード210のMSC IDおよびCELL IDを備えることができる。MFIF254は、AT220がフェムトノード210に登録されたかどうかを判断することができる。一実施形態では、MFIF254は、フェムトノードおよび各フェムトノードに関連付けられたATのリストを備えるデータベースを検索することができる。MFIF254は、別のメッセージ内のこの情報をマクロノード205にMSC252を介して転送することができる。マクロノード205はその後、フェムトノード210に提出するように、または以下に記載するプロセスにしたがって周波数を変更するようにAT220に指示することができる。以下の実施形態では、携帯相互周波数ハンドオフを行なうための異なる選択肢がより詳細に記載されている。
図3は、図2に示された例示的なフェムトノード210の機能ブロック図である。図2に関して上に論じるように、フェムトノード210は、インターネット240を介して通信網250への通信アクセスをAT220に提供することができる。AT220は、フェムトノード210のアンテナ350に情報を送信することができる。アンテナ350は、AT220から送信された情報を受信するように構成することができる。アンテナ350はさらに、トランシーバ340に結合させることができる。トランシーバ340は、AT220から受信した情報を復調するように構成することができる。トランシーバ340はさらに、トランシーバ340によって情報の復調を制御するように構成された通信コントローラ330に結合させることができる。トランシーバ340および通信コントローラ330は両方ともさらに、プロセッサ305に結合させることができる。プロセッサ305はさらに、フェムトノード210の他の要素の記憶、送信、および/または制御のために復調した情報を処理することができる。プロセッサ305はさらに、1つまたは複数のバスを介して、メモリ310から情報を読み取る、または情報(例えば、処理した情報)をそこに書き込むために結合させることができる。プロセッサ305はまた、インターネット240と通信するように構成されたネットワークインターフェイスコントローラ355に結合させることができる。したがって、処理した情報は、プロセッサ305から別のノードまでネットワークインターフェイスコントローラ355およびインターネット240を介して送信することができる。
プロセッサ305はまた、図2を参照して上に論じるように、AT220への送信のためにパイロット信号を生成するように構成されたパイロットジェネレータ320に結合させることができる。上に論じるように、パイロット信号は、フェムトノード210から受信した信号の強度を判断するために、AT220に対する参照信号を備えることができる。パイロットジェネレータ320は、パイロット信号を生成し、パイロット信号をプロセッサ305に送信することができる。プロセッサ305はその後、パイロット信号を通信コントローラ330およびトランシーバ340に送信することができる。通信コントローラ330およびトランシーバ340は、アンテナ350を介した無線送信のためにパイロット信号を準備することができる。パイロット信号は、フェムトノード210の識別子(例えば、PNオフセット)で送信することができる。一実施形態では、パイロット信号は周期的に生成および/または送信し、例えばAT220などのATによって受信することができる。
アンテナ350は、1つまたは複数の周波数チャネル上でAT220に、および/またはそこから情報を送信および/または受信するように構成することができる。情報は、音声および/またはデータのみの情報(本明細書では「情報」と呼ぶ)を備えることができる。アンテナは、1つまたは複数の物理的および/または仮想アンテナを備えることができる。
通信コントローラ330およびトランシーバ340は、当技術分野で知られている方法を使用して、1つまたは複数の無線規格によりアンテナ350を介して受信した情報を復調するように構成することができる。さらに、通信コントローラ330およびトランシーバ340は、当技術分野で知られている方法を使用して、1つまたは複数の無線規格によりアンテナ350を介してフェムトノード210から送信される情報を変調することができる。送信される情報は、プロセッサ305から受信することができる。
プロセッサ305は、AT220および/または他のAT用の情報および/またはパケット(例えば、音声情報、データ情報、パイロット信号など)の部分をメモリ310におよびそこから読み取るおよび書き込むことができる。
フェムトノード210は、ネットワークインターフェイスコントローラ355を介して例えばインターネット240などの通信網に接続することができる。したがって、フェムトノード210は、図2に関して上に論じたように、通信網250に結合された他のノードとインターネット240を介して通信することができる。
別に説明するが、フェムトノード210に関して記載した機能ブロックは別の構造要素である必要がないことを理解されたい。例えば、プロセッサ305およびメモリ310は単一のチップ内に埋め込むことができる。プロセッサ305は加えて、または別の方法では、プロセッサレジスタなどのメモリを含むことができる。同様に、プロセッサ305、パイロットジェネレータ320、通信コントローラ330、およびトランシーバ340の2つ以上を単一のチップに埋め込むことができる。さらに、トランシーバ340は、送信機、受信機または両方を備えることができる。他の実施形態では、送信機および受信機は2つの別の構成部品である。
メモリ310は、異なるレベルが異なる容量およびアクセス速度を有するマルチレベル階層キャッシュを含むプロセッサキャッシュを備えることができる。メモリ310はまた、ランダムアクセスメモリ(RAM)、他の揮発性記憶デバイス、または不揮発性記憶デバイスを備えることができる。記憶装置は、ハードドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD)などの光ディスク、フラッシュメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気テープ、およびジップドライブを含むことができる。
機能ブロックの1つまたは複数、および/またはフェムトノード210に関して記載した機能ブロックの1つまたは複数の組合せを、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成部品、または本明細書に記載した機能を行なうように設計されたその任意の適切な組合せとして実施することができる。機能ブロックの1つまたは複数、および/またはフェムトノード210に関して記載された機能ブロックの1つまたは複数の組合せはまた、演算デバイスの組合せ、例えばDSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSP通信と併せた1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のこのような構成として実施することができる。
図4は、図2に示す例示的なアクセス端末220の機能ブロック図である。図2に関して上に論じたように、AT220は通信網250にアクセスするために使用することができる。AT220は、フェムトノード210および/またはマクロノード205を介して通信網250にアクセスすることができる。AT220は、フェムトノード210および/またはマクロノード205および通信網250を介して他のATに情報を送信および/または受信することができる。
AT220は、AT220の他の要素の記憶、送信および/または制御のために情報を処理するように構成されたプロセッサ405を備えることができる。プロセッサ405はさらに、1つまたは複数のバスを介して、メモリ410から情報を読み取る、または情報(例えば、処理した情報)をそこに書き込むために結合させることができる。例えば、AT220は通信網250を介して送信される情報を処理することができる。プロセッサ405はまた、送信される情報を変調するように構成されたトランシーバ440に結合させることができる。トランシーバ440はさらに、トランシーバ440によって情報の変調を制御するように構成された通信コントローラ430に結合させることができる。トランシーバはさらに、フェムトノード210および/またはマクロノード205にAT220から情報を送信するように構成されたアンテナ450に結合させることができる。したがって、情報を生成し、AT220からフェムトノード210および/またはマクロノード205に送信することができる。同様に、AT220はまた、フェムトノード210および/またはマクロノード205から情報を受信することができる。
プロセッサ405はまた、パイロット検出器420に結合させることができる。パイロット検出器420は、ノード(例えば、フェムトノード210またはマクロノード205)から送信されたデータが、図2に関して上に論じたように、フェムトノードおよび/またはマクロノード205から送信されたパイロット信号を備えているかどうかを判断するように構成することができる。上に論じたように、パイロット信号は、送信ノードから受信した信号の強度を判断するための参照信号を備えることができる。例えば、パイロット信号はアンテナ450を介してAT220で受信することができる。パイロット信号は、トランシーバ440によって復調することができる。通信コントローラ430は、トランシーバ440によってパイロット信号の復調を制御することができる。パイロット信号はその後、パイロット信号405を処理することができるプロセッサ405に送信することができる。プロセッサ405は、パイロット信号をパイロット検出器420に転送する。いくつかの実施形態では、パイロット検出器420は、受信データが実際はパイロット信号であることを判断することができる。パイロット検出器420はまた、図2に関して論じたように、パイロット信号のPNオフセットを判断することによって、パイロット信号がフェムトノードまたはいくつかの他のソースからであるか判断することができる。
プロセッサ405はさらに、メッセージジェネレータ415に結合させることができる。メッセージジェネレータ415は、図2に関して上に論じたように、PSMMを生成するように構成することができる。上に論じたように、PSMMは、パイロット信号を送信したノードのタイプ、および/または受信したパイロット信号の強度を識別するためにPNオフセットを備えることができる。例えば、プロセッサ405は、パイロット検出器420でパイロット信号がノードからであることが判断された場合に、パイロット信号をメッセージジェネレータ415に送信することができる。メッセージジェネレータ415はその後、PSMMを生成することができる。PSMMは、AT220が例えばフェムトノード210などのフェムトノードからパイロット信号を受信したことをマクロノード205に表示するために使用することができる。PSMMはまた、フェムトノード210から受信したパイロット信号の強度を表示することができる。PSMMはまた、マクロノード205から受信したパイロット信号の強度を表示することができる。PSMMはその後、プロセッサ405に送信し、トランシーバ440に転送することができる。PSMMはその後、上に論じたように、マクロノード205へのアンテナ450を介した無線送信のために通信コントローラ430およびトランシーバ440によって変調することができる。一実施形態では、AT220はその後、PSMMをマクロノード205に送信することができ、相互周波数ハンドオフを図2に関して上に論じたように開始することができる。
プロセッサ405はまた、ハンドオフコントローラ425に結合させることができる。ハンドオフコントローラ425は、図2に関して上に論じたように、マクロノード205から受信した相互周波数ハンドオフを行なう要求に応答して相互周波数ハンドオフを行なうように構成することができる。例えば、AT220は第1の周波数f1上でマクロノード205と通信することができる。AT220は、アンテナ450を介してマクロノード205から相互周波数ハンドオフを行なう要求を受信することができる。要求は、AT220によって送信されたPSMMに応じてマクロノード205によって送信することができる。要求は、アクセス端末220が第1の周波数f1から第2の周波数f2までの相互周波数ハンドオフを行なうべきであるということを示すメッセージを備えることができる。通信コントローラ430およびトランシーバ440は、相互周波数ハンドオフを行なう要求を復調し、プロセッサ405に要求を送信することができる。プロセッサ405はその後、要求を処理し、ハンドオフコントローラ425に転送することができる。ハンドオフコントローラ425は、要求に応答してその後、アクセス端末220に第2の周波数f2上のマクロノード205と通信させることができる。したがって、AT220は相互周波数ハンドオフを行なうことができる。
アンテナ450は、1つまたは複数の周波数チャネル上でマクロノード205および/またはフェムトノード210に、および/またはそこから情報を送信および/または受信するように構成することができる。情報は、音声および/またはデータのみの情報(本明細書では「情報」と呼ぶ)を備えることができる。アンテナは、1つまたは複数の物理的および/または仮想アンテナを備えることができる。
通信コントローラ430およびトランシーバ440は、当技術分野で知られている方法を使用して、1つまたは複数の無線規格によりアンテナ450を介して受信した情報を復調するように構成することができる。さらに、通信コントローラ430およびトランシーバ440は、当技術分野で知られている方法を使用して、1つまたは複数の無線規格によりアンテナ450を介してAT220から送信される情報を変調することができる。送信される情報は、プロセッサ405から受信することができる。
プロセッサ405は、フェムトノード210、マクロノード205および/または他のAT用の情報および/またはパケット(例えば、音声情報、データ情報、PSMMなど)の部分をメモリ410におよびそこから読み取るおよび書き込むことができる。
別に説明するが、アクセス端末220に関して記載した機能ブロックは別の構造要素である必要がないことを理解されたい。例えば、プロセッサ405およびメモリ410は単一のチップで実装することができる。プロセッサ405は加えて、または別の方法では、プロセッサレジスタなどのメモリを含むことができる。同様に、プロセッサ405、メッセージジェネレータ415、パイロット検出器420、ハンドオフコントローラ425、通信コントローラ430、およびトランシーバ440の2つ以上を単一のチップで実装することができる。さらに、トランシーバ440は、送信機、受信機または両方を備えることができる。他の実施形態では、送信機および受信機は2つの別の構成部品である。
メモリ410は、異なるレベルが異なる容量およびアクセス速度を有するマルチレベル階層キャッシュを含むプロセッサキャッシュを備えることができる。メモリ410はまた、ランダムアクセスメモリ(RAM)、他の揮発性記憶デバイス、または不揮発性記憶デバイスを備えることができる。記憶装置は、ハードドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD)などの光ディスク、フラッシュメモリ、フロッピーディスク、磁気テープ、およびジップドライブを含むことができる。
機能ブロックの1つまたは複数、および/またはアクセス端末220に関して記載した機能ブロックの1つまたは複数の組合せを、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成部品、または本明細書に記載した機能を行なうように設計されたその任意の適切な組合せとして実施することができる。機能ブロックの1つまたは複数、および/またはアクセス端末220に関して記載された機能ブロックの1つまたは複数の組合せはまた、演算デバイスの組合せ、例えばDSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSP通信と併せた1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のこのような構成として実施することができる。
図5は、図2に示す例示的なマクロノード205の機能ブロック図である。図2に関して上に論じたように、マクロノード205は通信網250への通信アクセスをAT220に提供することができる。AT220は、マクロノード205のアンテナ550に情報を送信することができる。アンテナ550は、AT220から送信される情報を受信するように構成することができる。アンテナ550はさらに、トランシーバ540に結合させることができる。トランシーバ540は、AT220から受信した情報を復調するように構成することができる。トランシーバ540はさらに、トランシーバ540によって情報の復調を制御するように構成された通信コントローラ530に結合させることができる。トランシーバ540および通信コントローラ530は両方ともさらに、プロセッサ505に結合させることができる。プロセッサ505はさらに、マクロノード205の他の要素の記憶、送信および/または制御のために復調した情報を処理することができる。プロセッサ505はさらに、1つまたは複数のバスを介して、メモリ510から情報を読み取る、または情報(例えば、処理した情報)をそこに書き込むために結合させることができる。プロセッサ505はまた、通信網250と通信するように構成されたネットワークインターフェイスコントローラ555に結合させることができる。したがって、処理した情報は、プロセッサ505から別のノードまでネットワークインターフェイスコントローラ555を介して送信することができる。
プロセッサ505はまた、図2を参照して上に論じるように、AT220への送信のためにパイロット信号を生成するように構成されたパイロットジェネレータ515に結合させることができる。上に論じるように、パイロット信号は、マクロノード205から受信した信号の強度を判断するために、AT220に対する参照信号を備えることができる。パイロットジェネレータ515は、パイロット信号を生成し、パイロット信号をプロセッサ505に送信することができる。プロセッサ505はその後、パイロット信号を通信コントローラ530およびトランシーバ540に送信することができる。通信コントローラ530およびトランシーバ540は、アンテナ550を介した無線送信のためにパイロット信号を準備することができる。一実施形態では、パイロット信号は周期的に生成および/または送信し、例えばAT220などのATによって受信することができる。
プロセッサ505はさらに、メッセージアナライザ520に結合させることができる。メッセージアナライザ520は、図2および4に関して上に論じたAT220から受信したPSMMを分析するように構成することができる。例えば、AT220から送信されたPSMMはアンテナ550を介して受信することができ、通信コントローラ530およびトランシーバ540によって復調することができる。PSMMはその後、プロセッサ505に送信されて、処理され、メッセージアナライザ520に転送させることができる。メッセージアナライザ520は、受信したPSMMが、アクセス端末220が例えばフェムトノード210などのフェムトノードを検出したことを示すかどうかを判断することができる。メッセージアナライザ520はまた、PSMMによって示されるようなフェムトノード210のパイロット信号の受信強度を判断することができる。加えて、PSMMは、マクロノード205から送信され、AT220によって受信されるパイロット信号の強度を示すことができる。したがって、メッセージアナライザ520は、PSMMによって示されるようなマクロノード205のパイロット信号の受信強度を判断することができる。メッセージアナライザはその後、以下に論じるようなプロセスにしたがって相互周波数ハンドオフを行なうように、ハンドオフコントローラ525に信号を送信することができる。
プロセッサ505はまた、ハンドオフコントローラ525に結合させることができる。ハンドオフコントローラ525は、AT220から受信したPSMMに応答して相互周波数ハンドオフを行なうように構成することができる。例えば、マクロノード205は、第1の周波数f1を使用してAT220と通信することができる。マクロノード205はその後、AT220からPSMMを受信し、メッセージアナライザ520でPSMMを分析することができる。メッセージアナライザ520は、マクロノード205がAT220で相互周波数ハンドオフを行なうべきであることを示すハンドオフコントローラ525にプロセッサ505を介して信号を送信することができる。信号は、メッセージアナライザ520によって分析されるPSMMに基づいて、図7および8に関して以下に記載する方法にしたがって生成することができる。ハンドオフコントローラ525は、AT220と通信するように第2の周波数f2を選択するように構成することができる。ハンドオフコントローラ525はその後、アクセス端末220に送信される相互周波数ハンドオフを行なう要求を備えるメッセージを送信することができる。メッセージは、プロセッサ505を介して、通信コントローラ530およびトランシーバ540に送り、送信のために変調することができる。メッセージは、アンテナ550を介してAT220に送信することができる。メッセージは、マクロノード205に第2の周波数f2で通信するようにAT220に示すことができる。したがって、マクロノード205は相互周波数ハンドオフを行なうことができる。
アンテナ550は、1つまたは複数の周波数チャネル上でAT220に、および/またはそこから情報を送信および/または受信するように構成することができる。情報は、音声および/またはデータのみの情報(本明細書では「情報」と呼ぶ)を備えることができる。アンテナは、1つまたは複数の物理的および/または仮想アンテナを備えることができる。
通信コントローラ530およびトランシーバ540は、当技術分野で知られている方法を使用して、1つまたは複数の無線規格によりアンテナ550を介して受信した情報を復調するように構成することができる。さらに、通信コントローラ530およびトランシーバ540は、当技術分野で知られている方法を使用して、1つまたは複数の無線規格によりアンテナ550を介してマクロノード205から送信される情報を変調することができる。送信される情報は、プロセッサ505から受信することができる。
プロセッサ505は、AT220および/または他のAT用の情報および/またはパケット(例えば、音声情報、データ情報、相互周波数ハンドオフメッセージなど)の部分をメモリ510におよびそこから読み取るおよび書き込むことができる。
マクロノード205は、ネットワークインターフェイスコントローラ555を介して通信網250に接続することができる。したがって、マクロノード205は、図2に関して上に論じたように、通信網250に結合された他のノードと通信することができる。
別に説明するが、マクロノード500に関して記載した機能ブロックは別の構造要素である必要がないことを理解されたい。例えば、プロセッサ505およびメモリ510は単一のチップで実現され得る。同様に、プロセッサ505、パイロットジェネレータ515、メッセージアナライザ520、ハンドオフコントローラ525、通信コントローラ530、およびトランシーバ540の2つ以上を単一のチップで実現し得る。さらに、トランシーバ540は、送信機、受信機または両方を備えることができる。他の実施形態では、送信機および受信機は2つの別の構成部品である。
メモリ510は、異なるレベルが異なる容量およびアクセス速度を有するマルチレベル階層キャッシュを含むプロセッサキャッシュを備えることができる。メモリ510はまた、ランダムアクセスメモリ(RAM)、他の揮発性記憶デバイス、または不揮発性記憶デバイスを備えることができる。記憶装置は、ハードドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD)などの光ディスク、フラッシュメモリ、フロッピーディスク、磁気テープ、およびジップドライブを含むことができる。
機能ブロックの1つまたは複数、および/またはマクロノード205に関して記載した機能ブロックの1つまたは複数の組合せを、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成部品、または本明細書に記載した機能を行なうように設計されたその任意の適切な組合せとして実現できる。機能ブロックの1つまたは複数、および/またはマクロノード205に関して記載された機能ブロックの1つまたは複数の組合せはまた、演算デバイスの組合せ、例えばDSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSP通信と併せた1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のこのような構成として実施することができる。
図6は、図2のマクロノード205およびフェムトノード210を備えた例示的な無線通信システムを示している。無線通信システム600は、図2に関して上に論じたようにマクロノード205によってサービスが提供されるマクロ領域207を備えている。無線通信システム600はさらに、フェムトノード210によってサービスが提供されるフェムト領域230を備えている。本実施形態では、マクロ領域207およびフェムト領域230は、部分的に重複して、重複領域640を形成することができる。図2に関して上に論じたように、例えばAT220などのATは、フェムト領域230内でフェムトノード210を介して通信ネットワーク250にアクセスすることができる。さらに、例えばAT220などのATは、マクロ領域207内でマクロノード205を介して通信ネットワーク250にアクセスすることができる。したがって、通信システム600内のAT220は、通信網250を通して他のATと通信することができる。
AT220は、図2に関して上に論じたように、通信リンクを介してマクロ領域207内でマクロノード205と通信することができる。一実施形態では、通信リンクは第1の周波数チャネルf1上に確立される。したがって、AT220およびマクロノード205は、マクロ領域207内で、周波数チャネルf1上で情報を交換する。さらに、フェムトノード210は、フェムト領域230内で同じ周波数チャネルf1上に信号を送信することができる。例えば、フェムトノード210は、同じ周波数チャネルf1上でフェムト領域230内の他のATと通信することができる。
重複領域640内のフェムトノード210およびマクロノード205の通信間に干渉が生じる可能性がある。干渉は、マクロノード205およびフェムトノード210が同じ周波数チャネル上に信号を送信することにより生じ得る。重複領域640内では、AT220は、マクロノード205およびフェムトノード210の両方から第1の周波数チャネルf1上の送信を聞くまたは受信することができる。したがって、AT220は、フェムトノード210および/またはマクロノード205から受信した信号を解釈および/または分離することができない可能性がある。システム600内の様々なポイントでの干渉レベルを以下に論じる。
AT220は、ポイントAに位置決めすることができ、マクロノード205と通信することができる。ポイントAは、マクロ領域207内にあるが、フェムト領域230の外側である。したがって、AT220がポイントAでマクロノード205と通信する場合、フェムトノード210は通信に干渉しない。
AT220はまた、重複領域640内のポイントに位置決めすることができ、マクロノード205と通信することができる。例えば、AT220はポイントBでは、マクロノード205と通信する場合に干渉を受ける可能性がある。干渉は、フェムトノード210が、マクロノード205と同じ周波数チャネルで送信することにより生じ得る。重複領域640内でフェムトノード210によって生じる干渉のレベルは、AT220とフェムトノード210の間の距離に反比例する可能性がある。したがって、AT220がポイントCでマクロノード205と通信する場合、AT220は、ポイントBの場合より、フェムトノード210によって送信される信号から、より大きなレベルの干渉を受ける可能性がある。
いくつかのポイントでは、フェムトノード210によって生じる干渉のレベルは、AT220がマクロノード205から受信した通信信号を解釈および/または分離することを防ぐことができる。例えば、マクロノード205から受信した信号のAT220での信号対雑音比は、特定の閾値比より小さい可能性がある。閾値比は、AT220がマクロノード205と通信するために必要な最小信号対雑音比であってもよい。雑音は、AT220と通信するためにマクロノード205によって使用されるのと同じ周波数チャネル上でフェムトノード210からの送信を含むRF信号を干渉することを備えることがある。
いくつかの場合では、フェムトノード210によって生じる干渉は、マクロノード205とAT220の間の全ての通信を防ぐことができない。しかし、干渉は、情報をマクロノード205とAT220の間でより低い速度で通信させる必要がある。例えば、マクロノード205は、AT220が受信信号を解釈することができることを保証するために、冗長データまたはデータへの追加の誤差補正ビットを送信する必要がある可能性がある。マクロノード205とAT220の間の通信リンクは限られた帯域幅を有することができ、したがって、追加の誤差修正データを送信するには、そうでなければメッセージを通信するために使用することができるチャネル帯域幅の使用が必要である可能性がある。
ある実施形態では、マクロノード205は、図2を参照して上に論じたように、マクロノード205とAT220の間の通信を介してフェムトノード210によって生じる干渉を監視することができる。このようないくつかの実施形態では、マクロノード205は、相互周波数ハンドオフを行なうようにAT220に指示することができる。AT220はその後、相互周波数ハンドオフを行ない、フェムトノード210による通信のために使用される周波数とは異なる周波数でマクロノード205と通信し始めることができる。したがって、フェムトノード210からの信号は、マクロノード205からAT220で受信した信号と干渉しない。
図7は、図2のフェムトノード210によって生じる干渉を監視する第1の例示的なプロセスのフローチャートである。プロセス700は、図6に関して上に論じたように、フェムトノード210からの干渉に応じて、マクロノード205およびAT220で相互周波数ハンドオフを行なうように使用することができる。
第1のステップ702では、AT220はフェムトノード210から送信されたパイロット信号を検出するのを待つことができる。フェムトノード210から送信されたパイロット信号を検出した後に、プロセス700はステップ704に続く。ステップ704では、AT220は、PSMMを生成し、PSMMをマクロノード205に送信することができる。いくつかの実施形態では、PSMMメッセージは、AT220がフェムトノードを検出したことを示している。さらに、ステップ706では、マクロノード205はAT220によって送信されたPSMMメッセージを受信することができる。ステップ707では続いて、マクロノード205は、受信したPSMMメッセージからフェムトノード210の存在を識別することができる。次のステップ708では、マクロノード205は、上に論じたように相互周波数ハンドオフを行なった後に通信するように、AT220およびマクロノード205に対する周波数チャネルを選択することができる。一実施形態では、選択した周波数チャネルは、相互周波数ハンドオフの前にAT220とマクロノード205の間の通信に使用される周波数チャネルに隣接していない利用可能な周波数チャネルである。例えば、各周波数チャネルは特定の周波数で集中された帯域幅(例えば、1.25MHz)を有することができる。したがって、非隣接周波数チャネルの中心は少なくともこの帯域幅だけ分離されている。
次に、ステップ710では、マクロノード205はメッセージをAT220に送信して、相互周波数ハンドオフを行なうようにAT220に指示することができる。いくつかの実施形態では、メッセージは、ハンドオフの後にAT220がマクロノード205と通信するステップ708で選択された周波数チャネルを備えている。ステップ712に続いて、AT220はマクロノード210からメッセージを受信する。さらに、ステップ714では、AT220は、一実施形態ではステップ712においてAT220で受信したメッセージによって示される周波数チャネルである、新しい周波数チャネルで通信し始める。
図8は、図2のフェムトノード210によって生じる干渉を監視する第2の例示的なプロセスのフローチャートである。プロセス800は、図6に関して上に論じたように、フェムトノード210からの干渉に応じて、マクロノード205およびAT220で相互周波数ハンドオフを行なうために使用することができる。
第1のステップ802では、AT220はフェムトノード210から送信されたパイロット信号を検出するのを待つことができる。フェムトノード210から送信されたパイロット信号を検出した後に、プロセス800はステップ704に続く。ステップ804では、AT220は、PSMMを生成し、PSMMをマクロノード205に送信することができる。いくつかの実施形態では、PSMMメッセージは、AT220がフェムトノードを検出したことを示す。さらに、ステップ806では、マクロノード205はAT220によって送信されたPSMMメッセージを受信することができる。ステップ807では続いて、マクロノード205は、受信したPSMMメッセージからフェムトノード210の存在を識別することができる。次の任意選択のステップ808では、マクロノード205は、マクロノード205に追加のPSMMを送信するようにAT220に要求するメッセージを生成することができる。メッセージは、マクロノード205に送信するPSMM数、およびPSMMを送信する時間間隔を備えるスケジュールを示すことができる。いくつかの実施形態では、メッセージは、AT220がPSMMを周期的に生成および送信することを示すことができる。次の任意選択のステップ810では、AT220はメッセージをマクロノード205から受信することができる。ステップ808および810はいくつかの実施形態では任意選択であることに留意されたい。このような実施形態では、AT220はPSMMをマクロノード205に送信するために予め構成されたスケジュールを有することができる。例えば、一実施形態では、AT220は周期的なPSMMをマクロノード205に自立的に送信する。
さらに、ステップ812では、AT220はスケジュールにしたがってPSMMを生成および送信することができる。生成されたPSMMは、フェムトノード210からAT220によって受信された最新のパイロット信号の強度を示すことができる。フェムトノード210からAT220で受信したパイロット信号の強度は、AT220で受信した通信信号に干渉する可能性があるフェムトノード210からの送信強度を示す。生成されたPSMMはまた、マクロノード205からAT220によって受信した最新のパイロット信号の強度を示すことができる。マクロノード205からAT220で受信されたパイロット信号の強度は、マクロノード205からの送信強度を示す。したがって、PSMMメッセージは、マクロノード205とAT220の間の通信上にフェムトノード210によって生じる現在の干渉レベルを示す更新機構として働く。PSMMメッセージはまた、マクロノード205からAT220によって受信された信号の品質に関して更新機構として働くことができる。
別のステップ814では、マクロノード205はPSMMメッセージを受信することができる。ステップ816に続いて、マクロノード205は、PSMMメッセージ内でフェムトノード210からAT220で受信されたパイロット信号の強度が第1の所定の閾値より上であるかどうかを判断することができる。加えて、または別の方法では、マクロノード205は、PSMMメッセージ内でマクロノード205からAT220で受信されたパイロット信号の強度が第2の所定の閾値より下であるかどうかを判断することができる。フェムトノード210からAT220で受信されたパイロット信号の強度が第1の所定の閾値より上ではない場合、プロセス800はステップ817に進むことができる。加えて、または別の方法では、マクロノード205からAT220で受信されたパイロット信号の強度が第2の所定の閾値より下ではない場合、プロセス800はステップ817に進むことができる。
ステップ817では、AT220は、別のPSMMメッセージが生成されるようにスケジューリングされ、スケジュールにしたがって伝達されるかどうかを判断することができる。ステップ817で、別のPSMMメッセージが生成されるようにスケジューリングされていないと判断された場合、プロセス800はステップ802に戻り、フェムトノード210からの別のパイロット信号を検出するのを待つ。ステップ817で、別のPSMMメッセージが生成されるようにスケジューリングされていると判断された場合、プロセスはステップ812に戻り、ここでAT220は別のPSMMを生成および送信することができる。
ステップ816で、フェムトノード210からAT220で受信したパイロット信号の強度が第1の閾値より上である、および/またはマクロノード205からAT220で受信したパイロット信号の強度が第2の閾値より下であることが判断された場合に、プロセス800はステップ819に続く。ステップ819では、マクロノード205は、図6に関して上に論じたように、相互周波数ハンドオフを行なった後に通信するように、AT220およびマクロノード205に対する周波数チャネルを選択することができる。一実施形態では、選択した周波数チャネルは、相互周波数ハンドオフの前にAT220とマクロノード205の間の通信に使用される周波数チャネルに隣接していない利用可能な周波数チャネルである。次に、ステップ820では、マクロノード205はAT220にメッセージを送信して、AT220に相互周波数ハンドオフを行なうように指示することができる。いくつかの実施形態では、メッセージは、ハンドオフの後にAT220がマクロノード205と通信する周波数チャネルを備えている。ステップ822に続いて、AT220はマクロノード205からメッセージを受信する。さらに、ステップ824では、AT220は新しい周波数チャネル上で通信し始め、これは一実施形態では、AT220で受信されるメッセージによって示される周波数チャネルである。
プロセス700および800と同様のプロセスは、マクロノードとATの間の通信でフェムトノードによって生じる干渉を監視するために使用することもできることに留意されたい。いくつかの実施形態では、プロセス700および800と同様のプロセスは、より少ない、追加の、または代替ステップを備えることができる。例えば、一実施形態では、プロセス800のステップ808および810を取り除くことができる。新しいステップは、ステップ808および810の代わりをすることができる。新ステップでは、AT220は、マクロノード205に送信するPSMM数、およびPSMMを送信する時間間隔を備えるスケジュールを生成することができる。いくつかの実施形態では、スケジュールは、AT220がPSMMを周期的に生成および送信することを示すことができる。さらに、プロセス700および800のいくつかの実施形態では、相互周波数ハンドオフを行なう決定は、プロセッサ405によってAT220で行なうことができる。いくつかのこのような実施形態では、AT220は、相互周波数ハンドオフを行なうようにマクロノード205に送信するメッセージを生成することができる。
図9は、例えば図1および2に示すように、無線通信網用の例示的なサービスエリアを示している。サービスエリア900は、図2に関して上に論じるように、AT220が通信ネットワーク250にアクセスすることができる1つまたは複数の地理的領域を備えることができる。図示するように、サービスエリア900は、いくつかの追跡領域(tracking area)902(または、ルーティング領域(routing area)または位置領域(location area))を備えている。各追跡領域902は、図2に関して上に記載したマクロ領域207と同様である可能性がある、いくつかのマクロ領域904を備えている。ここで、追跡領域902A、902B、および902Cに関連するサービスエリアは図では、太線によって描かれており、マクロ領域904は六角形によって描かれている。追跡領域902はまた、図2に関して上に記載したフェムト領域230と同様である可能性があるフェムト領域906を備えることができる。本例では、各フェムト領域906(例えば、フェムト領域906C)はマクロ領域904(例えば、マクロ領域904B)内に示されている。しかし、フェムト領域906はマクロ領域904内に完全にはない可能性があることを理解されたい。実際、多数のフェムト領域906は、所与の追跡領域902またはマクロ領域904で画定することができる。また、1つまたは複数のピコ領域(図示せず)は、所与の追跡領域902またはマクロ領域904内に画定することができる。
再び図2を参照すると、フェムトノード210の所有者は、通信網250(例えば、携帯電話オペレータ基幹回線網)を通して提供される、例えば3G携帯電話サービスなどの携帯電話サービスに加入することができる。加えて、アクセス端末221は、マクロ環境(例えば、マクロ領域)、およびより小さい規模(例えば、住居、フェムト領域、ピコ領域など)のネットワーク環境の両方で動作することが可能であることがある。すなわち、アクセス端末221の現在の位置によって、アクセス端末221は、マクロノード205、または1セットのフェムトノードのいずれか1つ(例えば、フェムトノード210)によって通信網250にアクセスすることができる。例えば、加入者が家の外にいる場合、マクロノード(例えば、ノード205)によって提供され、加入者が家にいる場合、フェムトノード(例えば、ノード210)によって提供されることができる。さらに、フェムトノード210は既存のアクセス端末221と下位互換性がある可能性があることを理解されたい。
フェムトノード210は、単一の周波数、または別の方法では、多数の周波数で通信することができる。具体的な構成によって、単一の周波数、または多数の周波数の1つまたは複数は、マクロノード(例えば、ノード250)によって使用される1つまたは複数の周波数に重複することができる。
一実施形態では、アクセス端末221は、アクセス端末221がフェムトノードの通信範囲内である場合はいつでも、特定の(例えば、好ましい)フェムトノード(例えば、アクセス端末221の家庭用フェムトノード)に接続するように構成することができる。例えば、アクセス端末221は、アクセス端末221がフェムト領域230内にある場合に、フェムトノード210だけに通信することしかできない。
別の実施形態では、アクセス端末221は、通信網250のノードと通信しているが、(例えば、好ましいローミングリスト内に規定されているように)好ましいノードと通信していない。本実施形態では、アクセス端末221は、Better System Reselection(「BSR」)を使用して、好ましいノード(例えば、好ましいフェムトノード210)を検索し続けることができる。BSRは、優れたシステムが現在利用可能であるかどうかを判断するための利用可能なシステムの周期的走査を備える方法を備えることができる。BSRはさらに、利用可能な好ましいシステムに関連しようと試みることを備えることができる。アクセス端末221は、1つまたは複数の特定の帯域および/またはチャネル上の走査にBSRを限ることができる。好ましいフェムトノード210を見つけると、アクセス端末221は、フェムト領域230内で通信網250にアクセスするために通信相手としてフェムトノード210を選択する。
一実施形態では、ノードは、特定のアクセス端末に特定のサービスを提供することしかできない。このようなノードは、「制限された」または「クローズド」ノードと呼ぶことができる。制限されたフェムトノードを含む無線通信網では、所与のアクセス端末は、マクロノードおよび規定セットのフェムトノード(例えば、フェムトノード210)によって提供することしかできない。他の実施形態では、信号送信、データアクセス、登録、ページング、またはサービスの少なくとも1つを提供しないようにノードを制限することができる。
一実施形態では、制限されたフェムトノード(クローズド加入者グループホームノードBと呼ぶこともできる)は、制限して規定されたセットのアクセス端末にサービスを提供するものである。このセットは、必要に応じて追加のまたはより少ないアクセス端末を含むように一時的にまたは永久的に変更することができる。いくつかの態様では、クローズド加入者グループ(「CSG」)は、アクセス端末の共通アクセス制御リスト(例えば、制限して規定されたセットのアクセス端末のリスト)を共有するセットのアクセスノード(例えば、フェムトノード)として規定することができる。領域内のフェムトノード全て(または、制限されたフェムトノード全て)が動作するチャネルは、フェムトチャネルと呼ぶことができる。
したがって、様々な関係が、所与のフェムトノードと所与のアクセス端末の間に存在する可能性がある。例えば、アクセス端末の観点から、オープンフェムトノードは、制限された関連付けがないフェムトノードのことを言うことができる。制限されたフェムトノードは、ある方法で制限された(例えば、関連付けおよび/または登録のために制限された)フェムトノードのことを言うことができる。ホームフェムトノードは、アクセス端末がアクセスし、操作するように権限が与えられたフェムトノードのことを言うことができる。ゲストフェムトノードは、アクセス端末がアクセスまたは操作するように一時的に権限が与えられたフェムトノードのことを言うことができる。外部のフェムトノードは、おそらく緊急の状況(例えば、911通報)を除いて、アクセス端末がアクセスまたは操作するように権限が与えられていないフェムトノードのことを言うことができる。
制限されたフェムトノードの観点から、家庭用アクセス端末は、制限されたフェムトノードにアクセスするように権限が与えられたアクセス端末のことを言うことができる。ゲストアクセス端末は、制限されたフェムトノードへの一時アクセスを備えたアクセス端末のことを言うことができる。外部のアクセス端末は、おそらく911通報などの緊急の状況を除いて、制限されたフェムトノードにアクセスする許可がないアクセス端末のことを言うことができる。
便宜上、本明細書の開示は、フェムトノードに関連する様々な機能性を説明している。しかし、ピコノードはより大きなサービスエリアに対する同じまたは同様の機能性を提供することができることを理解されたい。例えば、ピコノードを制限することができる、家庭用ピコノードを所与のアクセス端末用に規定することができる、といった具合である。
無線マルチアクセス通信システムは同時に、多数の無線アクセス端末に対する通信をサポートすることができる。上に説明したように、各アクセス端末は、順方向および逆方向リンク上の送信を介して1つまたは複数のノードに通信することができる。順方向リンク(または、ダウンリンク)は、ノードからアクセス端末までの通信リンクのことを言い、逆方向リンク(または、アップリンク)は、アクセス端末からノードまでの通信リンクのことを言う。この通信リンクは、単入力単出力システム、多入力多出力(「MIMO」)システム、またはいくつかの他のタイプのシステムを介して確立することができる。
MIMOシステムは、データ送信のために、多数(NT個)の送信アンテナおよび多数(NR個)の受信アンテナを利用する。NT個の送信およびNR個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも呼ばれるNS個の独立チャネルを備えることができ、ここでNS≦min{NT,NR}である。各NS個の独立チャネルは次元(dimension)に対応する。MIMOシステムは、多数の送信および受信アンテナによって生成された追加の次元性が利用される場合に、改良された性能(例えば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼性)を与えることができる。
MIMOシステムは、時分割デュプレックス(「TDD」)および周波数分割デュプレックス(「FDD」)をサポートすることができる。TDDシステムでは、順方向および逆方向リンク送信は同じ周波数領域にあり、それによって相互依存原則は、逆方向リンクチャネルからの順方向リンクチャネルの推定が可能になる。これにより、多数のアンテナがデバイスで利用可能である場合に、デバイス(例えば、ノード、アクセス端末など)が順方向リンク上の送信ビームフォーミングゲインを抽出することが可能になる。
本明細書の教示は、少なくとも1つの他のデバイスと通信するために様々な構成部品を利用して、デバイス(例えば、ノード、アクセス端末など)に組み込むことができる。
図10は、図2に示す別の例示的なノードおよび別の例示的なアクセス端末の機能ブロック図である。図示するように、MIMOシステム1000は、無線デバイス1010(例えば、フェムトノード210、マクロノード205など)、および無線デバイス1050(例えば、AT220)を備えている。デバイス1010では、いくつかのデータストリーム用のトラフィックデータは、データソース1012から送信(「TX」)データプロセッサ1014まで提供される。
一実施形態では、各データストリームはそれぞれの送信アンテナ上で送信される。TXデータプロセッサ1014は、そのデータストリームが符号化されたデータを提供するために選択された特定の符号化スキームに基づき、各データストリーム用トラフィックデータをフォーマットし、符号化し、インターリーブする。
各データストリーム用の符号化されたデータは、OFDM技術を使用して、パイロットデータで多重化することができる。パイロットデータは典型的には、既知の方法で処理される既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムで使用することができる。各データストリーム用の多重化されたパイロットおよび符号化データはその後、変調シンボルを提供するためにそのデータストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調される(例えば、記号マッピングされる)。各データストリーム用のデータ転送速度、符号化、および変調は、プロセッサ1030によって行なわれた指示によって判断することができる。データメモリ1032は、プロセッサ1030、またはデバイス1010の他の構成部品によって使用されるプログラムコード、データ、および他の情報を記憶することができる。
全てのデータストリーム用の変調シンボルはその後、変調シンボル(例えば、OFDM用)をさらに処理することができるTX MIMOプロセッサ1020に提供される。TX MIMOプロセッサ1020はその後、NT変調シンボルストリームをNTトランシーバ(「XCVR」)1022Aから1022Tまで提供する。いくつかの態様では、TX MIMOプロセッサ1020は、ビームフォーミングの重み付けを、データストリームのシンボル、およびシンボルがそこから送信されているアンテナに加える。
各トランシーバ1022は、1つまたは複数のアナログ信号を提供するためにそれぞれのシンボルストリームを受信および処理し、さらにMIMOチャネル上の送信に適した変調シンボルを提供するようにアナログ信号を調節(例えば、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)する。トランシーバ1022Aから1022TからのNT変調信号はその後、それぞれNTアンテナ1024Aから1024Tから送信される。
デバイス1050では、送信された変調信号は、NR個のアンテナ1052A〜1052Rによって受信され、各アンテナ2152からの受信信号は、それぞれのトランシーバ(「XCVR」)1054A〜1054Rに提供される。各トランシーバ1054は、それぞれの受信信号を調節(例えば、フィルタリング、増幅、およびダウンコンバート)し、サンプルを提供するように、調節された信号をデジタル化し、さらに対応する「受信」シンボルストリームを提供するようにサンプルを処理する。
受信(「RX」)データプロセッサ1060はその後、NT個の「検出」シンボルストリームを提供するように、特定の受信機処理技術に基づいて、NR個のトランシーバ1054からのNR個の受信シンボルストリームを受信および処理する。RXデータプロセッサ1060はその後、データストリーム用トラフィックデータを回収するように、各検出記号ストリームを復調、デインターリーブ、および復号化する。RXデータプロセッサ1060によって行なわれる処理は、デバイス1010でTX MIMOプロセッサ1020およびTXデータプロセッサ1014によって行なわれるものと相補的である。
プロセッサ1070は、どのプレコーディングマトリックス(pre-coding matrix)を使用するか(以下に論じる)を周期的に判断する。プロセッサ1070は、マトリックス指標部およびランク値部を備えた逆方向リンクメッセージを定式化する。データメモリ2172は、デバイス1050のプロセッサ1070または他の構成要素によって使用されるプログラムコード、データおよび他の情報を記憶することができる。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を備えることができる。逆方向リンクメッセージはその後、TXデータプロセッサ1038によって処理される。TXデータプロセッサ1038はまた、データソース1036から多くのデータストリーム用のトラフィックデータを受信する。変調器1080は、データストリームを変調する。さらに、トランシーバ1054Aから1054Rは、データストリームを調節し、データストリームをデバイス1010に送信し戻す。
デバイス1010では、デバイス1050からの変調信号は、アンテナ1024によって受信される。さらに、トランシーバ1022は変調信号を調節する。復調器(「DEMOD」)1040は変調信号を復調する。RXデータプロセッサ1042は、復調信号を処理し、デバイス1050によって送信された逆方向リンクメッセージを抽出する。プロセッサ1030はその後、ビームフォーミングの重みを判断するためにどのプレコーディングマトリックスを使用するか判断する。さらに、プロセッサ1030は抽出されたメッセージを処理する。
さらに、デバイス1010および/またはデバイス1050は、本明細書に教示されたように、干渉制御動作を行なう1つまたは複数の構成要素を備えることができる。例えば、干渉(「INTER」)制御構成要素1090は、本明細書に教示されたように、別のデバイス(例えば、デバイス1050)へ/そこから信号を送信/受信するように、プロセッサ1030および/またはデバイス1010の他の構成要素と協働することができる。同様に、干渉制御構成要素1092は、別のデバイス(例えば、デバイス1010)へ/そこから信号を送信/受信するように、プロセッサ1070および/またはデバイス1050の他の構成要素と協働することができる。各デバイス1010および1050では、記載した構成要素の2つ以上の機能性は単一の構成要素によって与えることができることを理解されたい。例えば、単一の処理構成要素は、干渉制御構成要素1090およびプロセッサ1030の機能性を提供することができる。さらに、単一の処理構成要素は、干渉制御構成要素1092およびプロセッサ1070の機能性を提供することができる。
(例えば、添付の図面の1つまたは複数に関して)本明細書に記載した機能性は、いくつかの態様では、添付の特許請求の範囲の機能性のための同様に指定された「手段」に対応し得る。図11および12を参照すると、AT220およびマクロノード205は、一連の相関機能モジュールとして示されている。
図11は、図2に示すさらに別の例示的なアクセス端末の機能ブロック図である。図示するように、AT220は、処理モジュール1105、記憶モジュール1110、生成モジュール1115、検出モジュール1120、識別モジュール1121、受信モジュール1125、送信モジュール1141、および通信モジュール1140を備えることができる。処理モジュール1105は、少なくともいくつかの態様では、例えば本明細書に論じるようなプロセッサに対応し得る。記憶モジュール1110は、少なくともいくつかの態様では、例えば本明細書に論じるようなメモリに対応し得る。生成モジュール1115は、少なくともいくつかの態様では、例えば本明細書に論じるようなメッセージジェネレータに対応し得る。検出モジュール1120は、少なくともいくつかの態様では、例えば本明細書に論じるようなパイロット検出器に対応し得る。識別モジュール1121は、少なくともいくつかの態様では、例えば本明細書に論じるようなパイロット検出器に対応し得る。受信モジュール1125は、少なくともいくつかの態様では、例えば本明細書に論じるような受信機および/またはハンドオフコントローラに対応し得る。送信モジュール1141は、少なくともいくつかの態様では、例えば本明細書に論じるような送信機に対応し得る。通信モジュール1140は、少なくともいくつかの態様では、例えば本明細書に論じるようなトランシーバに対応し得る。
図12は、図2に示すさらに別の例示的なマクロノードの機能ブロック図である。図示するように、マクロノード205は、処理モジュール1205、記憶モジュール1210、生成モジュール1215、分析モジュール1220、受信モジュール1225、送信モジュール1241、通信モジュール1240、およびインターフェイスモジュール1255を備えることができる。処理モジュール1205は、少なくともいくつかの態様では、例えば本明細書に論じるようなプロセッサに対応し得る。記憶モジュール1210は、少なくともいくつかの態様では、例えば本明細書に論じるようなメモリに対応し得る。生成モジュール1215は、少なくともいくつかの態様では、例えば本明細書に論じるようなパイロットジェネレータに対応し得る。分析モジュール1220は、少なくともいくつかの態様では、例えば本明細書に論じるようなメッセージアナライザに対応し得る。受信モジュール1225は、少なくともいくつかの態様では、例えば本明細書に論じるような受信機および/またはハンドオフコントローラに対応し得る。送信モジュール1241は、少なくともいくつかの態様では、例えば本明細書に論じるような送信機に対応し得る。通信モジュール1240は、少なくともいくつかの態様では、例えば本明細書に論じるようなトランシーバに対応し得る。インターフェイスモジュール1255は、少なくともいくつかの態様では、例えば本明細書に論じるようなネットワークインターフェイスコントローラに対応し得る。
図11および12のモジュールの機能性は、本明細書の教示に一致する様々な方法で実施することができる。いくつかの態様では、これらのモジュールの機能性は、1つまたは複数の電子部品として実施することができる。いくつかの態様では、これらのブロックの機能性は、1つまたは複数のプロセッサ構成要素を含む処理システムとして実施することができる。いくつかの態様では、これらのモジュールの機能性は、例えば1つまたは複数の集積回路(例えば、ASIC)の少なくとも一部を使用して実施することができる。本明細書に論じるように、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、他の関連構成要素、またはそのいくつかの組合せを含むことができる。これらのモジュールの機能性はまた、本明細書に教示するように、いくつかの他の方法で実施することができる。
「第1の」、「第2の」などの指定を使用する本明細書の要素への言及は、一般にこれらの要素の量または順序を制限するものではないことを理解されたい。むしろ、これらの指定は、2つ以上の要素または要素の例の区別の便利な方法として本明細書で使用することができる。したがって、第1および第2の要素への言及は、2つの要素だけがそこで利用可能であること、またはある意味で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないということを意味するものではない。また、そうでないと記されていない限り、1セットの要素は1つまたは複数の要素を備えることができる。加えて、本明細書または特許請求の範囲で使用される「A、BまたはCの少なくとも1つ」という形式の用語は、「AまたはBまたはC、またはこれらの要素のあらゆる組合せ」のことを意味するものである。
本明細書は本発明の具体例を記載しているが、当業者は発明の概念から逸脱することなく、本発明の変更形態を工夫することができる。例えば、本明細書の教示は、フェムトセルおよびマクロセルを備えたネットワークに言及しているが、他のトポロジーを備えたネットワークに等しく適用可能である。
情報および信号は、様々な異なるテクノロジーおよび技術のいずれかを使用して示すことができることが当業者なら分かるだろう。例えば、上記記載全体を通して言及することができるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、記号、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそのあらゆる組合せによって示すことができる。
当業者はさらに、本明細書に開示した実施例に関して記載される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、方法およびアルゴリズムは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実施出来ることができることが分かるだろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、方法およびアルゴリズムを、その機能性に関して全体的に上に記載した。このような機能性がハードウェアまたはソフトウェアとして実施されるかどうかは、システム全体に加えられる特定のアプリケーションおよび設計制約による。当業者は、各特定のアプリケーションに対して様々な方法で記載した機能性を実施することができるが、このような実施決定は本発明の範囲からの逸脱を生じさせるものとして解釈されるべきものではない。
本明細書に開示した実施例に関して記載される様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェア構成部品、または本明細書に記載した機能を行なうように設計されたその任意の適切な組合せで実施するまたは行なうことができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、別の方法では、プロセッサは任意の従来プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであってもよい。プロセッサはまた、演算デバイスの組合せ、例えばDSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSP通信と併せた1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のこのような構成として実施することができる。
本明細書に開示する実施例に関して記載した方法またはアルゴリズムは、ハードウェア内、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール内、または2つの組合せ内で直接実施することができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られているあらゆる他の形の記憶媒体に属することができる。記憶媒体はプロセッサに結合させることができ、それによってプロセッサは記憶媒体から情報を読み取り、情報を記憶媒体に書き込むことができる。別の方法では、記憶媒体はプロセッサと一体的であってもよい。プロセッサおよび記憶媒体はASICに属することができる。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、記載した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそのあらゆる組合せで実施することができる。ソフトウェアで実施される場合、機能はコンピュータ読み取り可能な媒体上の1つまたは複数の命令またはコードに記憶する、またはその上に送信することができる。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体、および1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの移動を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含んでいる。記憶媒体は、汎用または特定用途向けコンピュータによってアクセスすることができる任意の市販の媒体であってもよい。例として、これに限らないが、このようなコンピュータ読み取り可能な媒体としては、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、または指示もしくはデータ構造の形で所望のプログラムコード手段を担持もしくは記憶するために使用することができ、汎用もしくは特定用途向けコンピュータ、または汎用もしくは特定用途向けプロセッサによってアクセスすることができる任意の他の媒体を備えることができる。また、任意の接続が、コンピュータ読み取り可能な媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ、または同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア線、デジタル加入者回線(DSL)、もしくは赤外線、無線、およびマイクロ波などの無線技術を使用する他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア線、DSL、または赤外線、無線およびマイクロ波などの無線技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)としては、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピーディスクおよびブルーレイディスクが挙げられ、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生するが、ディスク(disc)はレーザでデータを光学的に再生する。上記の組合せはまた、コンピュータ読み取り可能な媒体の範囲内に含めることができる。
開示した実施例の前の説明は、当業者が本発明を行なうまたは使用することを可能にするように与えられている。これらの実施例に対する様々な変更形態は、当業者にはすぐに分かり、本明細書に規定した一般的原則は、本発明の精神または範囲から逸脱することなく他の実施例に適用することができる。したがって、本発明は本明細書に示す実施例に限ることを意図するものではなく、本明細書に開示した原則および新規の特徴に一致する最も幅広い範囲を認めるものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]無線通信システム内のフェムトノードによって送信される干渉信号を避ける方法であって、
第1のトランシーバと、第1の領域内に無線通信サービスエリアを提供するように構成された基地局との間に通信リンクを確立することと、
前記第1のトランシーバとは異なる少なくとも第2のトランシーバに対して、前記第1の領域より小さい第2の領域内の無線通信サービスエリアを提供するように構成された前記フェムトノードによって生成されたフェムト信号を、前記第1のトランシーバによって検出することと、
前記フェムト信号の信号強度を示す情報を識別することと、
前記フェムト信号を検出することに応じて、前記フェムトノードを識別する情報、および第1の周波数搬送波上の前記基地局への前記フェムト信号の前記信号強度を示す情報を備える第1のメッセージを送信することと、
前記基地局から、第2の搬送波周波数の上で通信する命令を示す情報を備える第2のメッセージを受信することと、
前記第2のメッセージに応じて、第2の周波数搬送波上で前記基地局と通信することと
を備える方法。
[2]前記フェムトノードは、インターネットを介して前記基地局と通信するように構成されている、上記[1]の方法。
[3]前記基地局によって生成されるマクロ信号を前記第1のトランシーバによって検出することと、
前記マクロ信号の信号強度を示す情報を識別することと、
前記マクロ信号を検出することに応じて前記基地局に、前記マクロ信号の前記信号強度を示す前記情報を備える第3のメッセージを送信することと
をさらに備える、上記[1]の方法。
[4]前記基地局は、前記マクロ信号の前記信号強度が閾値より小さい場合に、前記第2のメッセージを生成するように構成されている、上記[3]の方法。
[5]前記基地局は、前記フェムト信号の前記信号強度が閾値を超える場合に、前記第2のメッセージを生成するように構成されている、上記[1]の方法。
[6]前記基地局は、前記基地局が前記第1のメッセージに基づき、前記フェムトノードを識別する場合に、前記第2のメッセージを生成するように構成されている、上記[1]の方法。
[7]少なくとも部分的に前記フェムト信号に基づいて、前記フェムトノードの存在を識別すること
をさらに備える、上記[1]の方法。
[8]前記フェムト信号は第1の擬似雑音オフセットを備えており、
前記フェムトノードの前記存在を識別することは、前記第1の擬似雑音オフセットが、前記フェムトノードおよび/または1つまたは複数の追加のフェムトノードによる使用に割り当てられる擬似雑音オフセットの組に属しているかどうかを判断することを備えている、上記[7]の方法。
[9]前記フェムトノードによって生成される追加のフェムト信号を前記第1のトランシーバによって周期的に検出することと、
前記追加のフェムト信号の追加の信号強度を示す情報を周期的に識別することと、
前記フェムトノードを識別する情報、および前記追加のフェムト信号の前記追加の信号強度の少なくとも1つを示す前記情報をそれぞれ備える追加のメッセージを、前記追加のフェムト信号を検出することに応じて前記第1の周波数搬送波上で前記基地局に周期的に送信することと
をさらに備え、前記基地局は、前記追加のフェムト信号の前記追加の信号強度の少なくとも1つが閾値を超える場合に、前記第2のメッセージを生成するように構成されている、上記[1]の方法。
[10]前記第1の周波数搬送波は、少なくとも前記第1の周波数搬送波の帯域幅だけ、前記第2の周波数搬送波から隔てられている、上記[1]の方法。
[11]前記フェムト信号の前記信号強度を示す前記情報は、信号対雑音比を備えている、上記[1]の方法。
[12]第1の領域内に無線通信サービスエリアを提供するように構成された基地局と通信するように構成されたトランシーバと、
前記第1の領域より小さい第2の領域内に無線通信サービスエリアを提供するように構成されたフェムトノードによって生成されたフェムト信号を検出し、
前記フェムト信号の信号強度を示す情報を識別するように構成された信号検出器と、
前記フェムトノードを識別する情報、および前記フェムト信号の前記信号強度を示す前記情報を備える第1のメッセージを、前記フェムト信号を検出することに応じて生成するように構成されたメッセージジェネレータと、
第2の搬送波周波数上で通信する命令を示す情報を備える第2のメッセージを、前記基地局から受信するように構成されたハンドオフコントローラと
を備え、前記トランシーバはさらに、第1の周波数搬送波上で前記基地局に前記第1のメッセージを伝達するように構成され、
前記トランシーバはさらに、前記第2のメッセージに応じて第2の周波数搬送波上で前記基地局と通信するように構成されている無線通信装置。
[13]前記フェムトノードは、インターネットを介して前記基地局と通信するように構成されている、上記[12]の装置。
[14]前記信号検出器はさらに、前記基地局によって生成されたマクロ信号を検出し、前記マクロ信号の信号強度を示す情報を識別するように構成されており、
前記トランシーバはさらに、前記マクロ信号の前記信号強度を示す前記情報を備える第3のメッセージを、前記マクロ信号を検出することに応じて前記基地局に送信するように構成されている、上記[12]の装置。
[15]前記基地局は、前記マクロ信号の前記信号強度が閾値より小さい場合に、前記第2のメッセージを生成するように構成されている、上記[14]の装置。
[16]前記基地局は、前記フェムト信号の前記信号強度が閾値を超える場合に、前記第2のメッセージを生成するように構成されている、上記[12]の装置。
[17]前記基地局は、前記基地局が前記第1のメッセージに基づき、前記フェムトノードを識別する場合に、前記第2のメッセージを生成するように構成されている、上記[12]の装置。
[18]前記信号検出器はさらに、少なくとも部分的に前記フェムト信号に基づいて、前記フェムトノードの存在を識別するように構成されている、上記[12]の装置。
[19]前記フェムト信号は第1の擬似雑音オフセットを備えており、
前記信号検出器はさらに、前記第1の擬似雑音オフセットが、前記フェムトノードおよび/または1つまたは複数の追加のフェムトノードによる使用に割り当てられる擬似雑音オフセットの組に属しているかどうかを判断するように構成されている、上記[12]の装置。
[20]前記信号検出器はさらに、前記フェムトノードによって生成される追加のフェムト信号を前記第1のトランシーバによって周期的に検出し、前記追加のフェムト信号の追加の信号強度を示す情報を周期的に識別するように構成されており、
前記トランシーバはさらに、前記フェムトノードを識別する情報、および前記追加のフェムト信号の前記追加の信号強度の少なくとも1つを示す前記情報をそれぞれ備える追加のメッセージを、前記追加のフェムト信号を検出することに応じて前記第1の周波数搬送波上で前記基地局に周期的に送信するように構成されており、
前記基地局は、前記追加のフェムト信号の前記追加の信号強度の少なくとも1つが閾値を超える場合に、前記第2のメッセージを生成するように構成されている、上記[12]の装置。
[21]前記第1の周波数搬送波は、少なくとも前記第1の周波数搬送波の帯域幅だけ、前記第2の周波数搬送波から隔てられている、上記[12]の装置。
[22]前記フェムト信号の前記信号強度を示す前記情報は、信号対雑音比を備えている、上記[12]の装置。
[23]第1の領域内に無線通信サービスエリアを提供するように構成された基地局と通信する手段と、
前記第1の領域より小さい第2の領域内に無線通信サービスエリアを提供するように構成されたフェムトノードによって生成されたフェムト信号を検出する手段と、
前記フェムト信号の信号強度を示す情報を識別する手段と、
前記フェムトノードを識別する情報、および前記フェムト信号の前記信号強度を示す前記情報を備える第1のメッセージを、前記フェムト信号を検出することに応じて生成する手段と、
第1の周波数搬送波上で前記基地局に第1のメッセージを送信する手段と、
第2の搬送波周波数上で通信する命令を示す情報を備える第2のメッセージを前記基地局から受信する手段と
を備え、前記通信手段は、さらに前記第2のメッセージに応じて第2の周波数搬送波上で前記基地局と通信するように構成されている無線通信装置。
[24]前記フェムトノードは、インターネットを介して前記基地局と通信するように構成されている、上記[23]の装置。
[25]前記基地局によって生成されたマクロ信号を前記第1のトランシーバによって検出する手段と、
前記マクロ信号の信号強度を示す情報を識別する手段と、
前記マクロ信号の前記信号強度を示す前記情報を備える第3のメッセージを、前記マクロ信号を検出することに応じて、前記基地局に送信する手段と
をさらに備えた、上記[23]の装置。
[26]前記基地局は、前記マクロ信号の前記信号強度が閾値より小さい場合に、前記第2のメッセージを生成するように構成されている、上記[25]の装置。
[27]前記基地局は、前記フェムト信号の前記信号強度が閾値を超える場合に、前記第2のメッセージを生成するように構成されている、上記[23]の装置。
[28]前記基地局は、前記基地局が前記第1のメッセージに基づいて前記フェムトノードを識別する場合に、前記第2のメッセージを生成するように構成されている、上記[23]の装置。
[29]少なくとも部分的に前記フェムト信号に基づいて前記フェムトノードの存在を識別する手段をさらに備えた、上記[23]の装置。
[30]前記フェムト信号は第1の擬似雑音オフセットを備えており、前記フェムトノードの前記存在を識別するための前記手段はさらに、前記第1の擬似雑音オフセットが前記フェムトノードおよび/または1つまたは複数の追加のフェムトノードによる使用に割り当てられる1セットの擬似雑音オフセットに属しているかどうかを判断するための手段を備えている、上記[29]の装置。
[31]前記フェムトノードによって生成される追加のフェムト信号を前記第1のトランシーバによって周期的に検出する手段と、
前記追加のフェムト信号の追加の信号強度を示す情報を周期的に識別する手段と、
前記フェムトノードを識別する情報、および前記追加のフェムト信号の前記追加の信号強度の少なくとも1つを示す前記情報をそれぞれ備える追加のメッセージを、前記追加のフェムト信号を検出することに応じて前記第1の周波数搬送波上で前記基地局に周期的に送信する手段と
をさらに備え、前記基地局は、前記追加のフェムト信号の前記追加の信号強度の少なくとも1つが閾値を超える場合に、前記第2のメッセージを生成するように構成されている、上記[23]の装置。
[32]前記第1の周波数搬送波は、少なくとも前記第1の周波数搬送波の帯域幅だけ、前記第2の周波数搬送波から隔てられている、上記[23]の装置。
[33]前記フェムト信号の前記信号強度を示す前記情報は、信号対雑音比を備えている、上記[23]の装置。
[34]コンピュータに、第1のトランシーバと、第1の領域内に無線通信サービスエリアを提供するように構成された基地局との間に通信リンクを確立させるためのコードと、
コンピュータに、前記第1のトランシーバとは異なる少なくとも第2のトランシーバに対して、前記第1の領域より小さい第2の領域内の無線通信サービスエリアを提供するように構成された前記フェムトノードによって生成されたフェムト信号を、前記第1のトランシーバによって検出させるためのコードと、
コンピュータに、前記フェムト信号の信号強度を示す情報を識別させるためのコードと、
コンピュータに、前記フェムト信号を検出することに応じて、前記フェムトノードを識別する情報、および第1の周波数搬送波上の前記基地局への前記フェムト信号の前記信号強度を示す前記情報を備える第1のメッセージを送信させるためのコードと、
コンピュータに、前記基地局から第2の搬送波周波数の上で通信する命令を示す情報を備える第2のメッセージを受信させるためのコードと、
コンピュータに、前記第2のメッセージに応じて、第2の周波数搬送波上で前記基地局と通信させるためのコードと
を備えるコンピュータ読み取り可能な媒体を備えたコンピュータプログラム製品。
[35]前記フェムトノードは、インターネットを介して前記基地局と通信するように構成されている、上記[34]のコンピュータプログラム製品。
[36]前記コンピュータ読み取り可能な媒体はさらに、
コンピュータに、前記基地局によって生成されるマクロ信号を前記第1のトランシーバによって検出させるためのコードと、
コンピュータに、前記マクロ信号の信号強度を示す情報を識別させるためのコードと、
コンピュータに、前記マクロ信号の前記信号強度を示す前記情報を備えている第3のメッセージを、前記マクロ信号を検出することに応じて、前記基地局に送信させるためのコードと
をさらに備えている、上記[34]のコンピュータプログラム製品。
[37]前記基地局は、前記マクロ信号の前記信号強度が閾値より小さい場合に、前記第2のメッセージを生成するように構成されている、上記[36]のコンピュータプログラム製品。
[38]前記基地局は、前記フェムト信号の前記信号強度が閾値を超える場合に、前記第2のメッセージを生成するように構成されている、上記[34]のコンピュータプログラム製品。
[39]前記基地局は、前記基地局が前記第1のメッセージに基づき、前記フェムトノードを識別する場合に、前記第2のメッセージを生成するように構成されている、上記[34]のコンピュータプログラム製品。
[40]前記コンピュータ読み取り可能な媒体はさらに、コンピュータに、少なくとも部分的に前記フェムト信号に基づいて前記フェムトノードの存在を識別させるためのコードを備えている、上記[34]のコンピュータプログラム製品。
[41]前記フェムト信号は第1の擬似雑音オフセットを備えており、
コンピュータに前記フェムトノードの前記存在を識別させるための前記コードは、コンピュータに、前記第1の擬似雑音オフセットが前記フェムトノードおよび/または1つまたは複数の追加のフェムトノードによる使用に割り当てられる擬似雑音オフセットの組に属しているかどうかを判断させるためのコードを備えている、上記[40]のコンピュータプログラム製品。
[42]前記コンピュータ読み取り可能な媒体はさらに、
コンピュータに、前記フェムトノードによって生成される追加のフェムト信号を前記第1のトランシーバによって周期的に検出させるためのコードと、
コンピュータに、前記追加のフェムト信号の追加の信号強度を示す情報を周期的に識別させるためのコードと、
コンピュータに、前記フェムトノードを識別する情報、および前記追加のフェムト信号の前記追加の信号強度の少なくとも1つを示す前記情報をそれぞれ備える追加のメッセージを、前記追加のフェムト信号を検出することに応じて前記第1の周波数搬送波上で前記基地局に周期的に送信させるためのコードと
を備え、前記基地局は、前記追加のフェムト信号の前記追加の信号強度の少なくとも1つが閾値を超える場合に、前記第2のメッセージを生成するように構成されている、上記[34]のコンピュータプログラム製品。
[43]前記第1の周波数搬送波は、少なくとも前記第1の周波数搬送波の帯域幅だけ、前記第2の周波数搬送波から隔てられている、上記[34]のコンピュータプログラム製品。
[44]前記フェムト信号の前記信号強度を示す前記情報は、信号対雑音比を備えている、上記[34]のコンピュータプログラム製品。

Claims (44)

  1. 無線通信システム内のフェムトノードによって送信される干渉信号を避ける方法であって、
    第1のトランシーバと、第1の領域内に無線通信サービスエリアを提供するように構成された基地局との間に通信リンクを確立することと、
    前記第1のトランシーバとは異なる少なくとも第2のトランシーバに対して、前記第1の領域より小さい第2の領域内の無線通信サービスエリアを提供するように構成された前記フェムトノードによって生成されたフェムト信号を、前記第1のトランシーバによって検出することと、
    前記フェムト信号の信号強度を示す情報を識別することと、
    前記フェムト信号を検出することに応じて、前記フェムトノードを識別する情報、および第1の周波数搬送波上の前記基地局への前記フェムト信号の前記信号強度を示す情報を備える第1のメッセージを送信することと、
    前記第1のメッセージに応じて前記基地局から、異なる時に前記フェムトノードによって生成された追加のフェムト信号の信号強度を示す情報を有する追加のメッセージを、前記基地局にいつ送信するかを示すスケジュールを有する第2のメッセージを受信することと、
    前記基地局から、前記第1の周波数搬送波上での前記基地局との通信から第2の周波数搬送波上での前記基地局との通信に切り替える命令を示す情報を有する第3のメッセージを受信することと、
    前記第のメッセージに応じて、前記第2の周波数搬送波上で前記基地局と通信することと
    を備える方法。
  2. 前記フェムトノードは、インターネットを介して前記基地局と通信するように構成されている、請求項1の方法。
  3. 前記基地局によって生成されるマクロ信号を前記第1のトランシーバによって検出することと、
    前記マクロ信号の信号強度を示す情報を識別することと、
    前記マクロ信号を検出することに応じて前記基地局に、前記マクロ信号の前記信号強度を示す前記情報を備える第のメッセージを送信することと
    をさらに備える、請求項1の方法。
  4. 前記基地局は、前記マクロ信号の前記信号強度が閾値より小さい場合に、前記第のメッセージを生成するように構成されている、請求項3の方法。
  5. 前記基地局は、前記フェムト信号の前記信号強度が閾値を超える場合に、前記第のメッセージを生成するように構成されている、請求項1の方法。
  6. 前記基地局は、前記基地局が前記第1のメッセージに基づき、前記フェムトノードを識別する場合に、前記第のメッセージを生成するように構成されている、請求項1の方法。
  7. 少なくとも部分的に前記フェムト信号に基づいて、前記フェムトノードの存在を識別することをさらに備える、請求項1の方法。
  8. 前記フェムト信号は第1の擬似雑音オフセットを備えており、
    前記フェムトノードの前記存在を識別することは、前記第1の擬似雑音オフセットが、前記フェムトノードおよび/または1つまたは複数の追加のフェムトノードによる使用に割り当てられる擬似雑音オフセットの組に属しているかどうかを判断することを備えている、請求項7の方法。
  9. 前記フェムトノードによって生成される追加のフェムト信号を前記第1のトランシーバによって周期的に検出することと、
    前記追加のフェムト信号の前記信号強度を示す情報を周期的に識別することと、
    前記フェムトノードを識別する情報、および前記追加のフェムト信号の前記信号強度の少なくとも1つを示す前記情報をそれぞれ備える追加のメッセージを、前記追加のフェムト信号を検出することに応じて前記第1の周波数搬送波上で前記基地局に周期的に送信することと
    をさらに備え、
    前記基地局は、前記追加のフェムト信号の前記信号強度の少なくとも1つが閾値を超える場合に、前記第のメッセージを生成するように構成されている、請求項1の方法。
  10. 前記第1の周波数搬送波は、少なくとも前記第1の周波数搬送波の帯域幅だけ、前記第2の周波数搬送波から隔てられている、請求項1の方法。
  11. 前記フェムト信号の前記信号強度を示す前記情報は、信号対雑音比を備えている、請求項1の方法。
  12. 第1の領域内に無線通信サービスエリアを提供するように構成された基地局と通信するように構成されたトランシーバと、
    前記第1の領域より小さい第2の領域内に無線通信サービスエリアを提供するように構成されたフェムトノードによって生成されたフェムト信号を検出し、
    前記フェムト信号の信号強度を示す情報を識別するように構成された信号検出器と、
    前記フェムトノードを識別する情報、および前記フェムト信号の前記信号強度を示す前記情報を備える第1のメッセージを、前記フェムト信号を検出することに応じて生成するように構成されたメッセージジェネレータと、
    前記基地局から、前記第1の周波数搬送波上での前記基地局との通信から第2の周波数搬送波上での前記基地局との通信に切り替える命令を示す情報を有する第3のメッセージを受信するように構成されたハンドオフコントローラと
    を備え、
    前記トランシーバはさらに、第1の周波数搬送波上で前記基地局に前記第1のメッセージを送信し、かつ前記第1のメッセージに応じて前記基地局から、異なる時に前記フェムトノードによって生成された追加のフェムト信号の信号強度を示す情報を有する追加のメッセージを、前記基地局にいつ送信するかを示すスケジュールを有する第2のメッセージを受信するように構成され、
    前記トランシーバはさらに、前記第のメッセージに応じて前記第2の周波数搬送波上で前記基地局と通信するように構成されている無線通信装置。
  13. 前記フェムトノードは、インターネットを介して前記基地局と通信するように構成されている、請求項12の装置。
  14. 前記信号検出器はさらに、前記基地局によって生成されたマクロ信号を検出し、前記マクロ信号の信号強度を示す情報を識別するように構成されており、
    前記トランシーバはさらに、前記マクロ信号の前記信号強度を示す前記情報を備える第のメッセージを、前記マクロ信号を検出することに応じて前記基地局に送信するように構成されている、請求項12の装置。
  15. 前記基地局は、前記マクロ信号の前記信号強度が閾値より小さい場合に、前記第のメッセージを生成するように構成されている、請求項14の装置。
  16. 前記基地局は、前記フェムト信号の前記信号強度が閾値を超える場合に、前記第のメッセージを生成するように構成されている、請求項12の装置。
  17. 前記基地局は、前記基地局が前記第1のメッセージに基づき、前記フェムトノードを識別する場合に、前記第のメッセージを生成するように構成されている、請求項12の装置。
  18. 前記信号検出器はさらに、少なくとも部分的に前記フェムト信号に基づいて、前記フェムトノードの存在を識別するように構成されている、請求項12の装置。
  19. 前記フェムト信号は第1の擬似雑音オフセットを備えており、
    前記信号検出器はさらに、前記第1の擬似雑音オフセットが、前記フェムトノードおよび/または1つまたは複数の追加のフェムトノードによる使用に割り当てられる擬似雑音オフセットの組に属しているかどうかを判断するように構成されている、請求項12の装置。
  20. 前記信号検出器はさらに、前記フェムトノードによって生成される追加のフェムト信号を前記第1のトランシーバによって周期的に検出し、前記追加のフェムト信号の前記信号強度を示す情報を周期的に識別するように構成されており、
    前記トランシーバはさらに、前記フェムトノードを識別する情報、および前記追加のフェムト信号の前記信号強度の少なくとも1つを示す前記情報をそれぞれ備える追加のメッセージを、前記追加のフェムト信号を検出することに応じて前記第1の周波数搬送波上で前記基地局に周期的に送信するように構成されており、
    前記基地局は、前記追加のフェムト信号の前記信号強度の少なくとも1つが閾値を超える場合に、前記第のメッセージを生成するように構成されている、請求項12の装置。
  21. 前記第1の周波数搬送波は、少なくとも前記第1の周波数搬送波の帯域幅だけ、前記第2の周波数搬送波から隔てられている、請求項12の装置。
  22. 前記フェムト信号の前記信号強度を示す前記情報は、信号対雑音比を備えている、請求項12の装置。
  23. 第1の領域内に無線通信サービスエリアを提供するように構成された基地局と通信する手段と、
    前記第1の領域より小さい第2の領域内に無線通信サービスエリアを提供するように構成されたフェムトノードによって生成されたフェムト信号を検出する手段と、
    前記フェムト信号の信号強度を示す情報を識別する手段と、
    前記フェムトノードを識別する情報、および前記フェムト信号の前記信号強度を示す前記情報を備える第1のメッセージを、前記フェムト信号を検出することに応じて生成する手段と、
    第1の周波数搬送波上で前記基地局に前記第1のメッセージを送信する手段と、
    前記第1のメッセージに応じて異なる時に前記フェムトノードによって生成された追加のフェムト信号の信号強度を示す情報を有する追加のメッセージを、前記基地局にいつ送信するかを示すスケジュールを有する第2のメッセージを前記基地局から受信する手段と
    前記基地局から、前記第1の周波数搬送波上での前記基地局との通信から第2の周波数搬送波上での前記基地局との通信に切り替える命令を示す情報を有する第3のメッセージを受信する手段と
    を備え、
    前記通信手段は、さらに前記第のメッセージに応じて前記第2の周波数搬送波上で前記基地局と通信するように構成されている無線通信装置。
  24. 前記フェムトノードは、インターネットを介して前記基地局と通信するように構成されている、請求項23の装置。
  25. 前記基地局によって生成されたマクロ信号を前記第1のトランシーバによって検出する手段と、
    前記マクロ信号の信号強度を示す情報を識別する手段と、
    前記マクロ信号の前記信号強度を示す前記情報を備える第のメッセージを、前記マクロ信号を検出することに応じて、前記基地局に送信する手段と
    をさらに備えた、請求項23の装置。
  26. 前記基地局は、前記マクロ信号の前記信号強度が閾値より小さい場合に、前記第のメッセージを生成するように構成されている、請求項25の装置。
  27. 前記基地局は、前記フェムト信号の前記信号強度が閾値を超える場合に、前記第のメッセージを生成するように構成されている、請求項23の装置。
  28. 前記基地局は、前記基地局が前記第1のメッセージに基づいて前記フェムトノードを識別する場合に、前記第のメッセージを生成するように構成されている、請求項23の装置。
  29. 少なくとも部分的に前記フェムト信号に基づいて前記フェムトノードの存在を識別する手段をさらに備えた、請求項23の装置。
  30. 前記フェムト信号は第1の擬似雑音オフセットを備えており、前記フェムトノードの前記存在を識別するための前記手段はさらに、前記第1の擬似雑音オフセットが前記フェムトノードおよび/または1つまたは複数の追加のフェムトノードによる使用に割り当てられる1セットの擬似雑音オフセットに属しているかどうかを判断するための手段を備えている、請求項29の装置。
  31. 前記フェムトノードによって生成される追加のフェムト信号を前記第1のトランシーバによって周期的に検出する手段と、
    前記追加のフェムト信号の前記信号強度を示す情報を周期的に識別する手段と、
    前記フェムトノードを識別する情報、および前記追加のフェムト信号の前記信号強度の少なくとも1つを示す前記情報をそれぞれ備える追加のメッセージを、前記追加のフェムト信号を検出することに応じて前記第1の周波数搬送波上で前記基地局に周期的に送信する手段と
    をさらに備え、
    前記基地局は、前記追加のフェムト信号の前記信号強度の少なくとも1つが閾値を超える場合に、前記第のメッセージを生成するように構成されている、請求項23の装置。
  32. 前記第1の周波数搬送波は、少なくとも前記第1の周波数搬送波の帯域幅だけ、前記第2の周波数搬送波から隔てられている、請求項23の装置。
  33. 前記フェムト信号の前記信号強度を示す前記情報は、信号対雑音比を備えている、請求項23の装置。
  34. コンピュータに、第1のトランシーバと、第1の領域内に無線通信サービスエリアを提供するように構成された基地局との間に通信リンクを確立させるためのコードと、
    コンピュータに、前記第1のトランシーバとは異なる少なくとも第2のトランシーバに対して、前記第1の領域より小さい第2の領域内の無線通信サービスエリアを提供するように構成された前記フェムトノードによって生成されたフェムト信号を、前記第1のトランシーバによって検出させるためのコードと、
    コンピュータに、前記フェムト信号の信号強度を示す情報を識別させるためのコードと、
    コンピュータに、前記フェムト信号を検出することに応じて、前記フェムトノードを識別する情報、および第1の周波数搬送波上の前記基地局への前記フェムト信号の前記信号強度を示す前記情報を備える第1のメッセージを送信させるためのコードと、
    コンピュータに、前記第1のメッセージに応じて前記基地局から、異なる時に前記フェムトノードによって生成された追加のフェムト信号の信号強度を示す情報を有する追加のメッセージを、前記基地局にいつ送信するかを示すスケジュールを有する第2のメッセージを受信させるためのコードと、
    コンピュータに、前記基地局から、前記第1の周波数搬送波上での前記基地局との通信から第2の周波数搬送波上での前記基地局との通信に切り替える命令を示す情報を有する第3のメッセージ受信させるためのコードと、
    コンピュータに、前記第のメッセージに応じて、前記第2の周波数搬送波上で前記基地局と通信させるためのコードと
    を備えるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  35. 前記フェムトノードは、インターネットを介して前記基地局と通信するように構成されている、請求項34のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  36. コンピュータに、前記基地局によって生成されるマクロ信号を前記第1のトランシーバによって検出させるためのコードと、
    コンピュータに、前記マクロ信号の信号強度を示す情報を識別させるためのコードと、
    コンピュータに、前記マクロ信号の前記信号強度を示す前記情報を備えている第のメッセージを、前記マクロ信号を検出することに応じて、前記基地局に送信させるためのコードと
    をさらに備えている、請求項34のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  37. 前記基地局は、前記マクロ信号の前記信号強度が閾値より小さい場合に、前記第のメッセージを生成するように構成されている、請求項36のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  38. 前記基地局は、前記フェムト信号の前記信号強度が閾値を超える場合に、前記第のメッセージを生成するように構成されている、請求項34のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  39. 前記基地局は、前記基地局が前記第1のメッセージに基づき、前記フェムトノードを識別する場合に、前記第のメッセージを生成するように構成されている、請求項34のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  40. ンピュータに、少なくとも部分的に前記フェムト信号に基づいて前記フェムトノードの存在を識別させるためのコードをさらに備えている、請求項34のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  41. 前記フェムト信号は第1の擬似雑音オフセットを備えており、
    コンピュータに前記フェムトノードの前記存在を識別させるための前記コードは、コンピュータに、前記第1の擬似雑音オフセットが前記フェムトノードおよび/または1つまたは複数の追加のフェムトノードによる使用に割り当てられる擬似雑音オフセットの組に属しているかどうかを判断させるためのコードを備えている、請求項40のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  42. コンピュータに、前記フェムトノードによって生成される追加のフェムト信号を前記第1のトランシーバによって周期的に検出させるためのコードと、
    コンピュータに、前記追加のフェムト信号の前記信号強度を示す情報を周期的に識別させるためのコードと、
    コンピュータに、前記フェムトノードを識別する情報、および前記追加のフェムト信号の前記信号強度の少なくとも1つを示す前記情報をそれぞれ備える追加のメッセージを、前記追加のフェムト信号を検出することに応じて前記第1の周波数搬送波上で前記基地局に周期的に送信させるためのコードと
    をさらに備え、
    前記基地局は、前記追加のフェムト信号の前記信号強度の少なくとも1つが閾値を超える場合に、前記第のメッセージを生成するように構成されている、請求項34のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  43. 前記第1の周波数搬送波は、少なくとも前記第1の周波数搬送波の帯域幅だけ、前記第2の周波数搬送波から隔てられている、請求項34のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  44. 前記フェムト信号の前記信号強度を示す前記情報は、信号対雑音比を備えている、請求項34のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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