JP5413745B2 - 有機電界発光素子及びその製造方法 - Google Patents

有機電界発光素子及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、発光素子に関するもので、特に有機電界発光素子及びその製造方法に関するものである。
電界発光素子(ELectroluminescent device、以下、EL素子ともいう。)は、広い視野角、高開口率、高色度などの特徴を有しているため、次世代フラットディスプレイ素子として注目を浴びている。 特に有機EL素子は、正孔注入電極と電子注入電極との間に形成された有機発光層に電荷が注入されると、電子と正孔とが対を成した後、消滅しながら光が発生する原理によるものであるため、他の表示素子に比べて低い電圧でも駆動が可能である。
有機EL素子は、その駆動方式に従ってパッシブマトリックス(passive matrix)EL素子(単純マトリックス EL素子ともいう。)と、アクティブマトリックス(active matrix)EL素子とに分けられる。パッシブマトリックスEL素子は、透明基板上の透明電極と、前記透明電極上の有機EL層と、前記有機EL層の上のカソード電極とで構成される。アクティブマトリックスEL素子は、基板の上で画素領域を定義するスキャンライン及びデータラインと、前記スキャンライン及びデータラインと電気的に接続され、前記有機EL素子を制御するスイッチング素子と、前記スイッチング素子と電気的に接続され、前記基板の上の画素領域に形成される透明電極(アノード)と、前記透明電極上の有機EL層と、前記有機EL層の上のメタル電極(カソード)とからなる。アクティブマトリックスEL素子は、パッシブマトリックスEL素子と異なり、スイッチング素子をさらに含み、このスイッチング素子は薄膜トランジスタである。
従来の有機電界発光素子において、発光領域外部の配線及び電極は保護膜で覆われておらず、画素電極(ITO)で覆われている場合が多い。 例えば、共通電極(カソード)と、コンタクトするための配線の上には画素電極であるITO層が形成される。 そして前記 ITO層の上には共通電極が形成される。
発光領域で前記画素電極と共通電極との間には有機EL層があるので、前記画素電極と共通電極との間の界面特性が変化しない。しかし、前記配線に形成される画素電極と共通電極は、直接的に接触するので、二つの層間の界面特性が変化する。従って、前記配線と共通電極との間の電流の流れが低下し、かつ素子の信頼性も低下する。
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するために案出されたもので、その目的は、発光領域外部の配線の電気的特性を向上させることができる有機電界発光素子及びその製造方法を提供するものである。
前記技術的課題を解決するための本発明の有機電界発光素子は、パッド部分を有する基板と、前記基板の発光領域上のトランジスタと、前記基板の非発光領域上の配線と、前記基板及び前記トランジスタの上にあって、前記配線の一部が露出している絶縁膜と、前記発光領域における前記絶縁膜上の第1電極と、前記第1電極上の発光層と、前記発光層及び前記配線上の第2電極とを含み、
前記配線は、前記第2電極に直接電気的に接触し、かつ、前記第2電極は、純金属要素からなり、前記配線は、前記非発光領域内で、前記パッド部分と前記第2電極との間を電気的に接続することを特徴とする。
前記配線は、パッド部と接続され、Mo、Al、Ndで構成された群から選択される。前記絶縁膜は、前記非発光領域で前記金属層の一部分を露出させるためのトレンチを含む。
前記第1電極は、前記絶縁膜を貫くコンタクトホールを介して前記発光領域のトランジスタと接続される。前記第2電極は、アルミニウムまたはアルミニウム系合金で形成される。前記第1電極は、前記絶縁膜を貫くコンタクトホールを介して、対応するトランジスタの電極に接続されている。
本発明の有機電界発光素子の製造方法は、(a)パッド部分を有する基板を設ける段階と、(b)基板の非発光領域に配線を形成し、前記基板の発光領域にトランジスタを形成する段階と、(c)前記基板、前記配線、及び前記トランジスタのそれぞれの上に絶縁膜を形成し、前記配線が露出するように前記絶縁膜を選択的に取り除く段階と、(d)前記絶縁膜の全面にITO層を蒸着する段階と、(e)前記配線に非腐食性のエッチャントを用いて非発光領域内のITO層を選択的に取り除き、そして前記発光領域における前記絶縁膜の上に第1電極を形成する段階と、(f)前記第1電極の上に発光層を形成する段階と、(g)前記発光層上に純金属要素で形成されている第2電極を形成する段階とを含み、
前記配線は、前記非発光領域内で、前記パッド部分と前記第2電極との間を電気的に接し、かつ前記配線は、前記第2電極の純金属要素に直接接触していることを特徴とする。
また、前記配線はCr、Cu、W、Au、Ni、Ag、Ti、Taで構成された群から選択される。前記配線の一部分が露出するように、前記絶縁膜を選択的に取り除く時に、前記トランジスタの一部を露出させるコンタクトホールが形成される。
前記第2電極は、アルミニウムまたはアルミニウム系合金で形成されている。前記第1電極は、前記絶縁膜を貫くコンタクトホールを介して、対応するトランジスタの電極に接続されている。
本発明の有機電界発光素子及びその製造方法によれば、発光領域外部で共通電極と接触する配線または電極の上にITO層を形成しないか、またはITO層の代わりに他の金属層を形成するため、ITO層による界面特性変化を防止することができる。
本発明の有機電界発光素子を示す平面図である。 本発明の実施例1の、アクティブマトリックスEL素子を製造する手順を示した断面図である。 本発明の実施例1の、アクティブマトリックスEL素子を製造する手順を示した断面図である。 本発明の実施例1の、アクティブマトリックスEL素子を製造する手順を示した断面図である。 本発明の実施例1の、アクティブマトリックスEL素子を製造する手順を示した断面図である。 本発明の実施例1の、アクティブマトリックスEL素子を製造する手順を示した断面図である。 本発明の実施例2のアクティブマトリックスEL素子を製造する手順を示す断面図である。 本発明の実施例2のアクティブマトリックスEL素子を製造する手順を示す断面図である。 本発明の実施例2のアクティブマトリックスEL素子を製造する手順を示す断面図である。 本発明の実施例2のアクティブマトリックスEL素子を製造する手順を示す断面図である。 本発明の実施例2のアクティブマトリックスEL素子を製造する手順を示す断面図である。
以下、前記目的を具体的に実現する本発明の望ましい実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は本発明の有機電界発光素子の平面図を現わす。 図1に示したように、基板1は発光領域と、非発光領域とに分けられる。 前記発光領域には、発光する多数の画素が形成されて、前記非発光領域には、パッド部2、前記パッド部2と接続される共通電極コンタクト配線4d、ゲートドライバー、データドライバーなどの回路が形成される。本発明において、非発光領域に配線または電極上に、画素電極(ITO)と、共通電極(カソード)16が形成されるとき、それらが互いに直接的に接触しないようにするものである。
(実施例1)
図2Aないし2Eは、本発明のアクティブマトリックスEL素子を製造する手順を示した断面図である。図2aに示したように、先に、発光領域にソース/ドレイン電極(4a、4b)を形成するために、そして非発光領域でパッド部2と共通電極を電気的に接続する配線4dを形成するために、ガラス基板1上に金属物質層を形成してこれを選択的に取り除く。前記金属物質層の材料としてはMo、Al、Ndの中からいずれか一つ、またはこれらの合金を使う。
続いて、全面にゲート絶縁膜5を形成する。前記ゲート絶縁膜5は前記基板1、前記ソース/ドレイン電極(4a、4b)、チャンネル4c、そして配線4d上に形成される。そして、前記チャンネル4cと、整列される前記ゲート絶縁膜5の一定の領域にゲート電極6が形成される。 前記ソース/ドレイン電極(4a、4b)、前記チャンネル4c、前記ゲート電極6は、発光領域で各画素をスイッチングする薄膜トランジスタを構成する。
前記ゲート絶縁膜5と、前記ゲート電極6上には層間絶縁膜7が形成される。 そして、前記ソース/ドレイン電極(4a、4b)表面の一定部門を露出させるコンタクトホールを形成するために前記ゲート絶縁膜5と前記層間絶縁膜7を選択的に取り除く。この時、非発光領域の前記ゲート絶縁膜5、及び前記層間絶縁膜7に前記配線4dを露出させるためのトレンチ(溝)が形成される。 その後、前記コンタクトホールは金属で満たされ、前記ソース/ドレイン電極(4a、4b)にそれぞれ電気的に接続される電極ライン8が形成される。
また、全面に絶縁物質、例えばSiNx系物質またはSiOx系物質を蒸着して保護膜9を形成した後、前記発光領域の前記ドレイン電極4bと接続された前記電極ライン8が露出するように、前記保護膜9を選択的に取り除く。 この時、前記配線4d上に形成された保護膜9も除去される。
前記配線4dを露出させる前記トレンチを形成するために、前記非発光領域で前記ゲート絶縁膜5、前記層間絶縁膜7、前記保護膜9を一挙にエッチングすることも可能である。
図2Bに示したように、前記発光領域に画素電極10を形成するために、前記保護膜9 上に金属物質を蒸着した後、選択的に取り除く。 下部発光(bottom emission) 方式のEL素子の場合には、前記画素電極(第1電極)10をITOのような透明な物質で形成し、反対に上部発光(top emission) 方式のEL素子の場合には、反射率と仕事関数の高い金属物質で前記画素電極10を形成する。 本発明は下部発光方式の例であるので、前記画素電極10をITOで形成する。 前記ITO層10は、前記発光領域内の画素領域にだけ形成され、前記非発光領域の配線4d上には形成されない。前記非発光領域の配線4d上に蒸着したITO層10を取り除くために、使われるエッチャント(エッチング液)は前記配線4dの物質を腐食させないものとする。
以後、図2Cに示したように全面に絶縁膜13を蒸着した後、前記画素電極10と、前記配線4dの一定の領域が露出するように、前記絶縁膜13を選択的に取り除く。 前記絶縁膜13は、前記発光領域で画素領域の間の境界領域に形成される。
図2Dに示したように、シャドーマスク(図示せず)を利用して、前記画素電極10上に有機電界発光(EL)層15を蒸着する。この時、前記有機電界発光層15は、非発光領域には形成されない。 前記有機電界発光層15は、発光色によって赤RED(R)、緑GREEN(G)、青BLUE(B)の有機電界発光層に区分し、これらR、G、B有機電界発光層15は、各画素領域に順に形成される。ここで、前記有機電界発光層15は、有機層(図示せず)と、前記画素電極10で供給される正孔を前記有機層に注入、伝達するための正孔注入層(図示せず) 及び正孔伝達層(図示せず)と、共通電極で供給される電子を前記有機EL層に注入、伝達するための電子注入層(図示せず) 及び電子伝達層(図示せず)で構成される。
図2Eに示したように、全面にアルミニウムまたはアルミニウム系合金を蒸着して共通電極16を形成する。前記共通電極(第2電極)16は、前記発光領域で前記有機電界発光層15上に形成され、前記非発光領域で前記配線4d及び前記絶縁膜13上に形成される。 従って、前記共通電極16は、前記配線4dと直接的に接触する。
図示してはいないが、以後前記有機電界発光層15を酸素や水分から保護するために、保護膜(図示せず)を形成する。 そして、シーラントと、透明基板を利用して保護キャップを形成する。
(実施例2)
図3Aないし3Eは、本発明のアクティブマトリックスEL素子を製造する手順を示す断面図である。 図3Aに示すように、発光領域にソース/ドレイン電極(24a、24b)を形成するため、そして非発光領域で共通電極と電気的に接続される配線24dを形成するために、ガラス基板21上に金属物質層を形成し、これを選択的に取り除く。前記金属物質層の材料としては、Mo、Al、Ndのうちいずれか一つ、またはこれらの合金を用いる。
続いて、全面にゲート絶縁膜25を形成する。 前記ゲート絶縁膜25は前記基板21、前記ソース/ドレイン電極(24a、24b)、チャンネル24c、そして配線24d上に形成される。 そして、前記チャンネル24cと整列する前記ゲート絶縁膜25の所定の領域に、ゲート電極26が形成される。 前記ソース/ドレイン電極(24a、24b)、前記チャンネル24c、前記ゲート電極26は、発光領域で各画素をスイッチングする薄膜トランジスタを構成する。
前記ゲート絶縁膜25と前記ゲート電極26上には、層間絶縁膜27が形成される。そして、前記ソース/ドレイン電極(24a、24b)の表面の一部を露出させるコンタクトホールを形成するために、前記層間絶縁膜27と前記ゲート絶縁膜25を選択的に取り除く。この時、非発光領域の前記層間絶縁膜27及び前記ゲート絶縁膜25に、前記配線24dを露出させるためのトレンチが形成される。
その後、前記コンタクトホールを金属で埋め、それによって、前記ソース/ドレイン電極(24a、24b)とそれぞれ電気的に接続される電極ライン28が形成される。そして、前記非発光領域で前記配線24d上にはバッファーメタル層31が形成される。 前記バッファーメタル層31は、前記電極ライン28 及び保護膜(保護層)29を形成した後、形成するか、または前記電極ライン28と同時に形成することができる。 前記バッファーメタル層31が前記電極ライン28と同時に形成される場合には、前記バッファーメタル層31は前記電極ライン28と、等しい物質で形成される。 前記バッファーメタル層31の材料としてはITOエッチャントによって腐食しない金属、例えばCr、Cu、W、Au、Ni、Ag、Ti、Taの中のいずれか一つまたはこれらの合金を利用する。
全面に絶縁物質、例えばSiNx系物質またはSiOx系物質を蒸着して保護膜29を形成した後、前記発光領域の前記ドレイン電極24bと接続された前記電極ライン28が露出するように、前記保護膜29を選択的に取り除く。 この時、前記バッファーメタル層31が形成された後に、前記保護膜29が形成される場合には、前記バッファーメタル層31上に形成された保護膜29も除去される。
図3Bに示したように、前記発光領域に画素電極30を形成するために、前記保護膜29上にITOを蒸着した後、選択的に取り除く。 前記非発光領域に蒸着されたITO層30を取り除くために使われるエッチャントは、前記配線24dの物質を腐食させるものでも差し支えない。これは、前記配線24dは、前記バッファーメタル層31によって前記エッチャントから保護され得るからである。 前記ITO層30は、前記発光領域内の画素領域にだけ形成され、前記非発光領域には形成されない。
以後、図3Cに示したように全面に絶縁膜33を蒸着した後、前記画素電極30と、前記バッファーメタル層31の所定の領域が露出するように、前記絶縁膜33を選択的に取り除く。前記絶縁膜33は、前記発光領域で画素領域の間の境界領域に形成される。
図3Dに示したように、シャドーマスク(図示せず)を利用して前記画素電極30上に有機電界発光層35を蒸着する。この時、前記有機電界発光層35は非発光領域には形成されない。
図3Eに示したように、全面に共通電極36を形成する。 前記共通電極36は前記発光領域で前記有機電界発光層35上に形成され、前記非発光領域で前記バッファーメタル層31及び前記絶縁膜33上に形成される。従って、前記共通電極36は前記配線24dと直接的に接触するものではなく、前記バッファーメタル層31を介して前記配線24dと電気的に接続される。
図示してはいないが、その後、前記有機電界発光層35を酸素や水分から保護するために、保護膜(図示せず)を形成する。そして、シーラント(sealant)と透明基板を利用して保護キャップを形成する。
前記説明したように本発明の有機電界発光素子及びその製造方法によれば、発光領域外部で共通電極と接触する配線、または電極の上にITO層を形成しないか、またはITO層の代わりに他の金属層を形成するので、ITO層による界面特性変化を防止することができる。
1 基板
2 パッド部
4a、24a ソース電極
4b、24b ドレイン電極
4d、24d 配線
5、25 ゲート絶縁膜
6、26 ゲート電極
7、27 層間絶縁膜
8、28 電極ライン
9、29 保護膜
10、30 画素電極
15、35 有機電界発光(EL)層
16、36 共通電極

Claims (11)

  1. パッド部分を有する基板と、
    前記基板の発光領域上のトランジスタと、
    前記基板の非発光領域上の配線と、
    前記基板及び前記トランジスタの上にあって、前記配線の一部が露出している絶縁膜と、
    前記発光領域における前記絶縁膜上にあって、ITOを含む導電性物質を含む第1電極と、
    前記第1電極上の発光層と、
    前記発光層及び前記配線上の第2電極とを含み
    記第2電極は、純金属要素からなり、前記配線は、前記非発光領域内で、前記パッド部分と前記第2電極との間を電気的に接続し、かつ、前記配線は、前記第2電極に直接接触し、更に、前記配線は、前記第1電極を取り除くためのエッチャントによって腐食されない、Mo、Al、Ndの少なくとも1つからなることを特徴とする有機電界発光素子。
  2. 前記絶縁膜は、前記非発光領域上で前記配線の一部分を露出させるためのトレンチを含むことを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子。
  3. 前記配線は、前記パッド部分と前記第2電極の純金属要素を前記基板の一面を通って電気的に接続することを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子。
  4. 前記第1電極は、前記絶縁膜を貫くコンタクトホールを介して、前記発光領域のトランジスタに接続されていることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子。
  5. 前記第2電極は、アルミニウムまたはアルミニウム系合金の1つからなることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子。
  6. 前記第1電極は、前記絶縁膜に形成されるコンタクトホールを介して、対応するトランジスタの電極に接続していることを特徴とする請求項1に記載の有機電界発光素子。
  7. (a)パッド部分を有する基板を設ける段階と、
    (b)基板の非発光領域に、Mo、Al、Ndの少なくとも1つから形成される配線を形成し、前記基板の発光領域にトランジスタを形成する段階と、
    (c)前記基板、前記配線、及び前記トランジスタのそれぞれの上に絶縁膜を形成し、前記配線が露出するように前記絶縁膜を選択的に取り除く段階と、
    (d)前記絶縁膜の全面にITO層を蒸着する段階と、
    (e)前記配線に非腐食性のエッチャントを用いて非発光領域内のITO層を選択的に取り除き、そして前記発光領域における前記絶縁膜の上に第1電極を形成する段階と、
    (f)前記第1電極の上に発光層を形成する段階と、
    (g)前記発光層上に純金属要素で形成されている第2電極を形成する段階とを含み、
    前記配線は、前記非発光領域内で、前記パッド部分と前記第2電極との間を電気的に接続し、かつ、前記配線は、前記第2電極の純金属要素に直接接触していることを特徴とする有機電界発光素子の製造方法。
  8. 前記配線の一部分が露出するように、前記絶縁膜を選択的に取り除く時に、前記トランジスタの一部を露出させるコンタクトホールが形成されることを特徴とする請求項7に記載の有機電界発光素子の製造方法。
  9. 前記第2電極は、アルミニウムまたはアルミニウム系合金の1つから形成されることを特徴とする請求項7に記載の有機電界発光素子の製造方法。
  10. 前記第1電極は、前記絶縁膜に形成されるコンタクトホールを介して、対応するトランジスタの電極に接続されていることを特徴とする請求項7に記載の有機電界発光素子の製造方法。
  11. 前記配線は、前記パッド部分と前記第2電極の純金属要素を前記基板の一面を通って電気的に接続することを特徴とする請求項7に記載の有機電界発光素子の製造方法。
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