JP5411687B2 - ロボットの制御装置 - Google Patents
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Description
複数のリンクと、対応するリンクを駆動する複数のモータとを有するロボットの制御装置であって、
対応するモータの回転角度または回転角速度を検出する複数のセンサと、
各リンクと対応するモータとの間のバネ要素それぞれについて、そのねじれ角度およびねじれ角速度を、複数のモータそれぞれへの制御入力と複数のセンサそれぞれが検出した回転角度または回転角速度とに基づいて推定する状態観測器と、
状態観測器が推定した対応するバネ要素のねじれ角度およびねじれ角速度に基づいて、
対応するバネ要素のねじれが解消するトルクをモータが出力するように、対応するモータの制御入力に加算するトルク補償量を算出する複数のトルク補償量算出手段と、
トルク補償量算出手段が算出したトルク補償量を加算した制御入力を対応するモータに出力する複数のモータ制御手段とを有し、
状態観測器はフィードバックゲイン行列を含み、
フィードバックゲイン行列が、各モータの制御入力から複数のバネ要素それぞれのねじれ角度に至るモータ数×バネ要素数個の伝達関数と、各モータの制御入力から複数のバネ要素それぞれのねじれ角速度に至るモータ数×バネ要素数個の伝達関数とにおいて、分子のラプラス演算子sの0乗項の係数がゼロになるように設計されていることを特徴とする。
リンクと、リンクを駆動するモータとを備えたロボットの制御装置であって、
モータの回転角度または回転角速度を検出するセンサと、
リンクとモータとの間のバネ要素のねじれ角度およびねじれ角速度を、モータへの制御入力とセンサが検出した回転角度または回転角速度とに基づいて推定する状態観測器と、
状態観測器が推定したバネ要素のねじれ角度およびねじれ角速度に基づいて、バネ要素のねじれが解消するトルクをモータが出力するように、モータの制御入力に加算するトルク補償量を算出するトルク補償量算出手段と、
トルク補償量算出手段が算出したトルク補償量を加算した制御入力をモータに出力するモータ制御手段とを有し、
状態観測器はフィードバックゲイン行列を含み、
フィードバックゲイン行列が、モータの制御入力からバネ要素のねじれ角度に至る伝達関数と、モータの制御入力からバネ要素のねじれ角速度に至る伝達関数とにおいて、分子のラプラス演算子sの0乗項の係数がゼロになるように設計されていることを特徴とする。
と
は、第1および第2バネ要素のねじれ角速度である。
と第2バネ要素のねじれ角度θM2−θL2およびねじれ角速度
とを推定する。
を、第1モータの入力電流I1および第2モータの入力電流I2と、第1モータの回転角度θM1および第2のモータの回転角度θM2とから推定する。また、第2バネ要素のねじれ角度θM2−θL2およびねじれ角速度
を、第1モータの入力電流I1および第2モータの入力電流I2と、第1モータの回転角度θM1および第2のモータの回転角度θM2とから推定する。
を、これらを第1モータの入力電流I1と第1モータの回転角度θM1のみから推定する場合に比べて、高精度に推定することができる。また、第2バネ要素のねじれ角度θM2−θL2およびねじれ角速度
を、これらを第2モータの入力電流I2と第2モータの回転角度θM2のみから推定する場合に比べて、高精度に推定することができる。
であってもよい。すなわち、回転角度または回転角速度のうち、実際に観測可能な方、例えばセンサ(エンコーダ)によって検出可能な方に基づいて状態観測器は状態xを推定する。
に至る伝達関数、入力電流I1から第2バネ要素のねじれ角度θM2−θL2に至る伝達関数、入力電流I1から第2バネ要素のねじれ角速度
に至る伝達関数、第2モータの入力電流I2から第1バネ要素のねじれ角度θM1−θL1に至る伝達関数、入力電流I2から第1バネ要素のねじれ角速度
に至る伝達関数、入力電流I2から第2バネ要素のねじれ角度θM2−θL2に至る伝達関数、および入力電流I2から第2バネ要素のねじれ角速度
に至る伝達関数の全てが原点に零点を持つように、フィードバックゲイン行列Kが設計されている。言い換えると、8つの伝達関数全てにおいて、分子のs0項(ラプラス演算子sの0乗の項)の係数がゼロになるように、フィードバックゲイン行列Kが設計されている。
モータの慣性をJM、リンクの慣性をJL、モータとリンクとの間のバネ要素の剛性をKS、バネ要素の減衰をDSとすると、数式11のようになる。
とし、モータの回転角度が観測可能(すなわち、
)とすると、モータの入力電流からバネ要素のねじれ角度θM−θLの推定値に至る伝達関数は、数式12のようになる。また、モータの入力電流からバネ要素のねじれ角速度
に至る伝達関数は、数式13のようになる。なお、数式12および13における係数a0〜a4は、数式14のようになる。
)、調整パラメータβをゼロにすれば、同様に、2つの伝達関数は原点に零点を持つことができる。
とし、モータの回転角度が観測可能とすると、第2モータの入力電流から第1バネ要素のねじれ角度θM1−θL1に至る伝達関数の分子のs0項の係数は数式17のように、第2モータの入力電流から第2バネ要素のねじれ角度θM2−θL2に至る伝達関数の分子のs0項の係数は数式18のように、第2モータの入力電流から第1バネ要素のねじれ角速度
に至る伝達関数の分子のs0項の係数は数式19のように、第2モータの入力電流から第2バネ要素のねじれ角速度
に至る伝達関数の分子のs0項の係数は数式20のようになる。
に至る伝達関数、および第2モータの入力電流から第2バネ要素のねじれ角速度
に至る伝達関数は、分子のs0項の係数がゼロになり、4つの伝達関数は原点に零点を持つ。
に至る伝達関数、入力電流I1から第2バネ要素のねじれ角度θM2−θL2に至る伝達関数、入力電流I1から第2バネ要素のねじれ角速度
に至る伝達関数、第2モータの入力電流I2から第1バネ要素のねじれ角度θM1−θL1に至る伝達関数、入力電流I2から第1バネ要素のねじれ角速度
に至る伝達関数、入力電流I2から第2バネ要素のねじれ角度θM2−θL2に至る伝達関数、および入力電流I2から第2バネ要素のねじれ角速度
に至る伝達関数の全てが原点に零点を持つ。
の形で表現することができる。したがって、複数モータのうち停止中のモータを特定することにより慣性モデルを決定し、決定した慣性モデルに基づく行列B、Cからフィードバックゲイン行列Kを算出することができる。
Claims (2)
- 複数のリンクと、対応するリンクを駆動する複数のモータとを有するロボットの制御装置であって、
対応するモータの回転角度または回転角速度を検出する複数のセンサと、
各リンクと対応するモータとの間のバネ要素それぞれについて、そのねじれ角度およびねじれ角速度を、複数のモータそれぞれへの制御入力と複数のセンサそれぞれが検出した回転角度または回転角速度とに基づいて推定する状態観測器と、
状態観測器が推定した対応するバネ要素のねじれ角度およびねじれ角速度に基づいて、対応するバネ要素のねじれが解消するトルクをモータが出力するように、対応するモータの制御入力に加算するトルク補償量を算出する複数のトルク補償量算出手段と、
トルク補償量算出手段が算出したトルク補償量を加算した制御入力を対応するモータに出力する複数のモータ制御手段とを有し、
状態観測器はフィードバックゲイン行列を含み、
フィードバックゲイン行列が、各モータの制御入力から複数のバネ要素それぞれのねじれ角度に至るモータ数×バネ要素数個の伝達関数と、各モータの制御入力から複数のバネ要素それぞれのねじれ角速度に至るモータ数×バネ要素数個の伝達関数とにおいて、分子のラプラス演算子sの0乗項の係数がゼロになるように設計されていることを特徴とするロボットの制御装置。 - リンクと、リンクを駆動するモータとを備えたロボットの制御装置であって、
モータの回転角度または回転角速度を検出するセンサと、
リンクとモータとの間のバネ要素のねじれ角度およびねじれ角速度を、モータへの制御入力とセンサが検出した回転角度または回転角速度とに基づいて推定する状態観測器と、
状態観測器が推定したバネ要素のねじれ角度およびねじれ角速度に基づいて、バネ要素のねじれが解消するトルクをモータが出力するように、モータの制御入力に加算するトルク補償量を算出するトルク補償量算出手段と、
トルク補償量算出手段が算出したトルク補償量を加算した制御入力をモータに出力するモータ制御手段とを有し、
状態観測器はフィードバックゲイン行列を含み、
フィードバックゲイン行列が、モータの制御入力からバネ要素のねじれ角度に至る伝達関数と、モータの制御入力からバネ要素のねじれ角速度に至る伝達関数とにおいて、分子のラプラス演算子sの0乗項の係数がゼロになるように設計されていることを特徴とするロボットの制御装置。
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