JP5410767B2 - 次亜塩素酸水溶液の連続自動生成器 - Google Patents
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上述の装置において、水道水の流量を10L/分から0L/分に切り替えるサイクル及び10L/分から8L/分、5L/分、0L/分と段階的に切り替えるサイクルを繰り返して、生成される殺菌水のpHを測定した。実施例1では酸注入口を上流に、次亜塩素酸ナトリウム注入口を下流に配置した。酸注入口と次亜塩素酸ナトリウム注入口の注入角度はそれぞれ0°に設定した(図2参照)。結果は図4のグラフに示した通りである。
実施例1と同じサイクルで水量を切り替えて、生成される殺菌水のpHを測定した。実施例2では酸注入口を上流に、次亜塩素酸ナトリウム注入口を下流に配置した。酸注入口と次亜塩素酸ナトリウム注入口の注入角度はそれぞれ45°に設定した(図2参照)。結果は図5のグラフに示した通りである。
実施例1と同じサイクルで水量を切り替えて、生成される殺菌水のpHを測定した。比較例1では酸注入口を上流に、次亜塩素酸ナトリウム注入口を下流に配置した。酸注入口と次亜塩素酸ナトリウム注入口の注入角度は90°に設定した(図2参照)。結果は図6のグラフに示した通りである。
実施例1と同じサイクルで水量を切り替えて、生成される殺菌水のpHを測定した。比較例2では酸注入口を上流に、次亜塩素酸ナトリウム注入口を下流に配置した。酸注入口を0°に、次亜塩素酸ナトリウム注入口の注入角度は90°に設定した(図2参照)。結果は図7のグラフに示した通りである。
実施例1と同じサイクルで水量を切り替えて、生成される殺菌水のpHを測定した。比較例3は酸注入口を上流に、次亜塩素酸ナトリウム注入口を下流に配置した。酸注入口を±180°(鉛直上方)に、次亜塩素酸ナトリウム注入口の注入角度は−90°に設定した(図2参照)。結果は図8のグラフに示した通りである。
実施例1と同じサイクルで水量を切り替えて、生成される殺菌水のpHを測定した。比較例4は酸注入口を上流に、次亜塩素酸ナトリウム注入口を下流に配置した。酸注入口を±180°(鉛直上方)に、次亜塩素酸ナトリウム注入口の注入角度は0°(鉛直下方)に設定した(図2参照)。結果は図9のグラフに示した通りである。
実施例1と同じサイクルで水量を切り替えて、生成される殺菌水のpHを測定した。比較例5は酸注入口を上流に、次亜塩素酸ナトリウム注入口を下流に配置した。酸注入口を90°に、次亜塩素酸ナトリウム注入口の注入角度は0°に設定した(図2参照)。結果は図10のグラフに示した通りである。
実施例1と同じサイクルで水量を切り替えて、生成される殺菌水のpHを測定した。比較例6は酸注入口を上流に、次亜塩素酸ナトリウム注入口を下流に配置した。酸注入口を−90°に、次亜塩素酸ナトリウム注入口の注入角度は0°に設定した(図2参照)。結果は図11のグラフに示した通りである。
実施例1と同じサイクルで水量を切り替えて、生成される殺菌水のpHを測定した。比較例7は酸注入口を上流に、次亜塩素酸ナトリウム注入口を下流に配置した。酸注入口を0°に、次亜塩素酸ナトリウム注入口の注入角度は±180°(鉛直上方)に設定した(図2参照)。結果は図12のグラフに示した通りである。
実施例1と同じサイクルで水量を切り替えて、生成される殺菌水のpHを測定した。比較例8は酸注入口を上流に、次亜塩素酸ナトリウム注入口を下流に配置した。酸注入口を90°に、次亜塩素酸ナトリウム注入口の注入角度はそれぞれ−90°に設定した(図2参照)。結果は図13のグラフに示した通りである。
実施例1と同じサイクルで水量を切り替えて、生成される殺菌水のpHを測定した。比較例9は酸注入口を上流に、次亜塩素酸ナトリウム注入口を下流に配置した。酸注入口を±180°(鉛直上方)に、次亜塩素酸ナトリウム注入口の注入角度は±180°(鉛直上方)に設定した(図2参照)。結果は図14のグラフに示した通りである。
実施例1と同じサイクルで水量を切り替えて、生成される殺菌水のpHを測定した。比較例10は次亜塩素酸ナトリウム注入口を上流に、酸注入口を下流に配置した。酸注入口を0°(鉛直下方)に、次亜塩素酸ナトリウム注入口の注入角度は0°(鉛直下方)に設定した(図2参照)。結果は図15のグラフに示した。pHは約6.2付近で安定していたものの、給水管内にはスケールが発生した。
特開2005−161142と同様の装置において、実施例1と同じサイクルで水量を切り替えて、生成される殺菌水のpHを測定した。結果は図16のグラフに示した通りである。
1.酸注入口、次亜塩素酸ナトリウム注入口=0°、0°:注入角度差0°
2.酸注入口、次亜塩素酸ナトリウム注入口=45°、−45°:注入角度差90°
3.酸注入口、次亜塩素酸ナトリウム注入口=60°、−60°:注入角度差120°
4.酸注入口、次亜塩素酸ナトリウム注入口=75°、−75°:注入角度差150°
5.酸注入口、次亜塩素酸ナトリウム注入口=90°、−90°:注入角度差180°
とした混合器を作成しpHの変動量(δpH=水量変化後のpH−水量変化前のpH(pH6.2))を測定した。注入角度以外は実施例1と同様の構成とした。酸性側へのpHの変動量を測定した結果を、図18にまとめた。
2 酸注入口
3 次亜塩素酸ナトリウム注入口
4 混合器
5 タンク(希塩酸)
6 ポンプ
7 サイフォン阻止弁
8 電磁弁
9 配管
10 タンク(次亜塩素酸ナトリウム)
11 ポンプ
12 サイフォン阻止弁
13 電磁弁
14 配管
15 水源
16 給水側水質センサー
17 給水電磁弁
18 流量計
19 制御装置
20 吐水側水質センサー
21 吐水口
Claims (3)
- 酸性溶液、次亜塩素酸ナトリウム溶液及び水源から流量計を介して供給された水を混合するための混合器と、該混合器の下流に配置され混合液のpHを検知するpH検知手段と、該pH検知手段で検知したpH値及び前記の流量計の流量値に基づいて酸性溶液の供給量及び次亜塩素酸ナトリウム溶液の供給量を制御して所定のpHを維持するための制御手段とからなる次亜塩素酸水溶液の自動生成器において、
前記の混合器は水平に配置した給水管と、給水管の上流側に下方から接続される酸注入口と、給水管の下流側に下方から接続される次亜塩素酸ナトリウム注入口とからなり、
当該次亜塩素酸水溶液の自動生成器は、前記酸注入口に酸性溶液を送り込むポンプと、前記次亜塩素酸ナトリウム注入口に次亜塩素酸ナトリウム溶液を送り込むポンプとを備え
る次亜塩素酸水溶液の連続自動生成器。 - 水平に配置した給水管の流水方向に対して垂直な断面の管芯から見た鉛直下方を基準の0°とし、水平右方向を90°、鉛直上方向を±180°、水平左方向を−90°としたときに、酸注入口と次亜塩素酸ナトリウム注入口の管芯からの接続角度が共に−60〜60°の範囲に収まる角度で給水管に接続されることを特徴とする請求項1記載の次亜塩素酸水溶液の連続自動生成器。
- 水平に配置した給水管の流水方向に対して垂直な断面の管芯から見た鉛直下方を基準の0°とし、水平右方向を90°、鉛直上方向を±180°、水平左方向を−90°としたときに、酸注入口と次亜塩素酸ナトリウム注入口の管芯からの接続角度が共に−75〜75°の範囲に収まる角度で給水管に接続され、かつ、酸注入口と次亜塩素酸ナトリウム注入口の接続角度が相等しいことを特徴とする請求項1記載の次亜塩素酸水溶液の連続自動生成器。
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