JP5410329B2 - ハイブリッド建設機械の制御装置 - Google Patents
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Description
上記特願2009−164279号にかかわる発明(以下「従来の建設機械」という)は、サブポンプの吐出油をメインポンプの吐出油と合流させてアクチュエータに供給するためには、メイン切換弁をノーマル位置以外の位置に切り換えなければならなかった。
上記中立流路7であって、左走行モータ用の操作弁6の下流にはパイロット圧を生成するためのパイロット圧制御用の絞り9を設けている。この絞り9はそこを流れる流量が多ければ、その上流側に高いパイロット圧を生成し、その流量が少なければ低いパイロット圧を生成するものである。
ただし、操作弁2〜6の操作量によっては、ポンプ吐出量の一部がアクチュエータに導かれ、一部が中立流路7からタンクに導かれることになるので、絞り9は、中立流路7に流れる流量に応じたパイロット圧を生成する。言い換えると、絞り9は、操作弁2〜6の操作量に応じたパイロット圧を生成することになる。
上記レギュレータ12は、パイロット流路10のパイロット圧と逆比例して第1メインポンプMP1の傾転角を制御し、その1回転当たりの押し除け量を制御する。したがって、操作弁2〜6をフルストロークして中立流路7の流れがなくなり、パイロット圧がゼロになれば、第1メインポンプMP1の傾転角が最大になり、その1回転当たりの押し除け量が最大になる。
そして、このメイン切換弁14が上記第1位置(中立位置)を保っているときには、第1メインポンプMP1の吐出油を第1回路系統に導くメイン通路aが開かれるとともに、アシストポンプAPの吐出油を第1メインポンプMP1の吐出側に導く合流通路bも開かれる。
したがって、メイン切換弁14が上記のように第2位置に切り換えられたときには、第1メインポンプMP1の吐出油が、回生通路dを経由して発電用油圧モータMに供給されるとともに、その吐出油の一部が絞り通路cを経由して第1回路系統にも供給される。
また、上記電磁可変減圧弁13のソレノイドもコントローラCに接続し、当該減圧弁13の二次圧をコントローラCで制御できるようにしている。
上記中立流路23であって、操作弁22の下流側にはパイロット圧制御用の絞り25を設けているが、この絞り25は、第1回路系統の絞り9と全く同様に機能するものである。
したがって、メイン切換弁29が上記のように第2位置に切り換えられたときには、第2メインポンプMP2の吐出油が、回生通路dを経由して発電用油圧モータMに供給されるとともに、その吐出油の一部が絞り通路cを経由して第2回路系統にも供給される。
さらに、メイン切換弁29が上記右側位置である第3位置に切り換えられたときには、上記メイン通路aのみが開かれる。したがって、この場合には、第2メインポンプMP2の吐出油は、第2回路系統にのみ供給されることになる。
また、上記電磁切換弁27および電磁制御弁16a,16bのソレノイドはコントローラCに接続して、それらの切り換え動作をコントローラCが制御できるようにしている。
いずれにしても、操作弁2〜6および19〜22が中立位置にあるかどうかの電気信号はコントローラCに入力されるようにしている。
上記のようにした発電用油圧モータMは、可変容量型であって、その傾転角を、コントローラCに接続したレギュレータ35で制御できるようにしている。
したがって、アシストポンプAPの吐出油を第1,2メインポンプMP1,MP2に合流させるときには、発電機32のみを回せばよく、電磁制御弁15a,15b,16a,16b等のソレノイドを励磁させなくてもよいので、その分、電力の消費量が少なくてすむ。
したがって、第1,2メインポンプMP1,MP2は、操作弁の操作量に応じた要求流量に見合った流量を吐出することになる。
例えば、第1回路系統の操作弁に接続したアクチュエータのみを作動させ、第2回路系統の操作弁をすべて中立位置に保っているときには、メイン切換弁14を中立位置に保つとともに、電磁制御弁16bのソレノイドのみを励磁してメイン切換弁29を右側位置である第3位置に切り換える。
一方、第3位置に切り換えられたメイン切換弁29は、メイン通路aのみが開いて、合流通路bは閉じられる。
したがって、第2メインポンプMP2の吐出油は上記メイン通路aを通って、すべての操作弁19〜22が中立位置に保たれている第2回路系統の中立流路23にのみ流れるとともに、絞り25の上流側の圧力を上昇させ、第2メインポンプMP2の吐出量を最少に保つ。
コントローラCは、上記中立位置検出手段の信号に基づいて各アクチュエータの作動状態を読み込む(ステップS1)。そして、コントローラCは、すべての操作弁2〜6、19〜22が中立位置にあるか否かを判定し(ステップS2)、いずれかの操作弁が中立位置以外の切り換え位置にあるときには、操作弁に接続されたアクチュエータが作業中であると判断してステップS3に移行する。
バッテリー34がフル充電近傍の状態にあれば、コントローラCは、ステップS10,S11に移行して、電磁切換弁11,27を非励磁状態に保つとともに、電磁制御弁15a、15b、16a、16bを非励磁し、メイン切換弁14,29を図示のノーマル位置に切り換えるとともにステップS1に戻る。
したがって、レギュレータ12,28は、絞り9,25の上流に発生するパイロット圧によって、可変容量型のメインポンプMP1,MP2の吐出量を最少すなわちスタンバイ流量に保つとともに、そのスタンバイ流量は絞り9,25を介してタンクTに戻される。
そして、エンジン回転数が高速の場合に、コントローラCは、ステップS15に移行し、電磁可変減圧弁13を制御してその二次圧を、第1,2メインポンプMP1,MP2の一回転当たりの押し除け量が最少近傍になるように設定する。
なお、上記充電量の多少を判定する基準は、コントローラCにあらかじめ記憶されているものである。
また、上記のように第1,2メインポンプMP1,MP2の傾転角を自由に制御できるので、当該メインポンプの吐出量を大きくするためにエンジン回転数を上げたりしなくてもよくなり、その分、エネルギーロスも少なくなる。
つまり、上記メイン切換弁14は、その一方にパイロット室を設け、このパイロット室に対向する側にスプリングのばね力を作用させている。そして、メイン切換弁14のパイロット室は電磁制御弁15bを介してパイロット油圧源PPに接続している。
したがって、この場合には、第1メインポンプMP1の吐出油のみが第1回路系統に供給されることになる。
この状態では、アシストポンプAPの吐出油は、第1メインポンプMP1の吐出油のみと合流する。そして、第2メインポンプMP2は、スタンバイ流量を維持しながらその吐出油を第2回路系統に供給する。
この状態では、アシストポンプAPの吐出油は、第2メインポンプMP2の吐出油のみと合流する。そして、第1メインポンプMP1は、スタンバイ流量を維持しながらその吐出油を第1回路系統に供給する。
上記のようにメイン切換弁29を切り換えると、第2メインポンプMP2の吐出油が発電機用油圧モータMに供給されるので、発電機32が回って発電するとともに、その電力がバッテリー34に蓄電される。
したがって、第1,2可変容量型ポンプMP1,MP2に導かれる圧力は、第1,2実施例とは反対になる。そして、これら第1,2可変容量型ポンプMP1,MP2に設けたレギュレータ12,28は、上記パイロット圧がゼロのときに第1,2可変容量型ポンプMP1,MP2の吐出量を最少に保ち、パイロット圧が高くなるにしたがって、第1,2可変容量型ポンプMP1,MP2の吐出量を増やす制御をする。
2〜6 操作弁
14 メイン切換弁
15a,15b 電磁制御弁
16a,16b 電磁制御弁
19〜22 操作弁
29 メイン切換弁
M 発電用油圧モータ
32 発電機
36 バッテリー
Claims (3)
- 一対の可変容量型の第1,2メインポンプと、これら第1,2メインポンプに接続するとともに複数の操作弁を設けてなる第1,2回路系統と、これら第1,2回路系統と上記第1,2メインポンプとの間に設けたメイン切換弁と、これらメイン切換弁を介して上記第1,2メインポンプに接続したアシストポンプとを備えた建設機械の制御装置において、上記第1,2回路系統に接続した各メイン切換弁は、ノーマル位置において第1,2メインポンプをそれに接続した第1,2回路系統に接続するメイン通路とアシストポンプの吐出油を上記第1,2メインポンプにチェック弁を介して合流させる合流通路とを開き、切換位置において上記メイン通路を開いて合流通路を閉じる構成にしたことを特徴とする建設機械の制御装置。
- 上記メイン切換弁を介して上記第1,2メインポンプに接続した発電用油圧モータと、この発電用油圧モータに連係した発電機と、この発電機が発電した電力を蓄えるバッテリーとを備え、少なくともいずれか一方の上記回路系統に接続した上記メイン切換弁がそれに接続したいずれか一方のメインポンプを発電用油圧モータに連通する位置にあるとき、いずれか他方の回路系統に接続したメイン切換弁はいずれか他方のメインポンプをいずれか他方の回路系統に連通させる構成にした請求項1記載の建設機械の制御装置。
- 上記メイン切換弁は、メインポンプを発電用油圧モータに接続する位置にあるとき、メイン切換弁内の絞り通路を介してメインポンプをそれに接続した回路系統に連通させる構成にした請求項2記載の建設機械の制御装置。
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