JP5410135B2 - 電源装置 - Google Patents

電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5410135B2
JP5410135B2 JP2009084519A JP2009084519A JP5410135B2 JP 5410135 B2 JP5410135 B2 JP 5410135B2 JP 2009084519 A JP2009084519 A JP 2009084519A JP 2009084519 A JP2009084519 A JP 2009084519A JP 5410135 B2 JP5410135 B2 JP 5410135B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
potential
output
input
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009084519A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010239751A (ja
Inventor
茂生 角本
寛史 城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2009084519A priority Critical patent/JP5410135B2/ja
Publication of JP2010239751A publication Critical patent/JP2010239751A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5410135B2 publication Critical patent/JP5410135B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)

Description

本発明は、2以上の電圧を出力する電源装置に関する。
従来より、2以上の電圧を出力する電源装置は、多様な機器に用いられている。例えば、特許文献1には、上述の電源装置に加えて双極型の静電チャックを備える基板保持装置が記載されている。この基板保持装置は、静電チャックの2つの電極に電源装置から互いに極性の異なる直流電圧をそれぞれ印加することで、2つの電極を正および負にそれぞれ帯電させて、静電吸着により静電チャックで基板を保持できる。
図6は、従来例に係る電源装置100の回路図である。電源装置100は、入力端子IN1、IN2と、制御端子SWと、出力端子OUT1、OUT2と、電源部101と、スイッチング部111、112と、インバータ121と、を備える。
入力端子IN1には、電源装置100の外部から第1信号が入力され、入力端子IN2には、電源装置100の外部から第2信号が入力される。また、制御端子SWには、電源装置100の外部から制御信号が入力される。
電源部101は、第1信号および第2信号に基づいて、第1電圧Vを生成してスイッチング部111に供給するとともに、第1電圧Vより電位の低い第2電圧Vを生成してスイッチング部112に供給する。
スイッチング部111には、上述の第1電圧Vに加えて、制御端子SWに入力された制御信号が供給される。このスイッチング部111は、制御信号に応じて動作して、第1電圧Vを出力端子OUT1または出力端子OUT2に出力する。
スイッチング部112には、上述の第2電圧Vに加えて、上述の制御信号の極性を反転させたものが供給される。ここで、上述の制御信号の極性の反転は、制御端子SWとスイッチング部112との間に設けられたインバータ121により行われる。このスイッチング部112は、制御信号の極性を反転させたものに応じて動作して、第2電圧Vを出力端子OUT1または出力端子OUT2に出力する。
以上の構成を備える電源装置100では、上述のように、スイッチング部111は、制御端子SWから入力された制御信号に応じて動作し、スイッチング部112は、制御端子SWから入力された制御信号の極性を反転させたものに応じて動作する。これにより、スイッチング部111が出力端子OUT1に第1電圧Vを出力する期間では、スイッチング部112が出力端子OUT2に第2電圧Vを出力する。一方、スイッチング部111が出力端子OUT2に第1電圧Vを出力する期間では、スイッチング部112が出力端子OUT1に第2電圧Vを出力する。
図7は、従来例に係る電源装置100のタイミングチャートである。所定の基準電位をGNDとすると、VIN1は、基準電位GNDを基準とした入力端子IN1の電位を示し、VIN2は、基準電位GNDを基準とした入力端子IN2の電位を示す。また、VSWは、基準電位GNDを基準とした制御端子SWの電位を示す。また、VOUT1は、基準電位GNDを基準とした出力端子OUT1の電位を示し、VOUT2は、基準電位GNDを基準とした出力端子OUT2の電位を示す。一方、VOUTは、出力端子OUT2の電位VOUT2を基準とした出力端子OUT1の電位を示す。
ここで、時刻t11の直前では、入力端子IN1の電位VIN1は、Vであり、入力端子IN2の電位VIN2は、Vより電位の低いVであり、制御端子SWの電位VSWは、Vであるものとする。そして、その結果、出力端子OUT1に第2電圧Vが供給され、出力端子OUT2に第1電圧Vが供給されているものとする。すると、出力端子OUT1の電位VOUT1は、Vとなり、出力端子OUT2の電位VOUT2は、VよりもVDIFだけ電位の高いVとなり、出力端子OUT2の電位VOUT2を基準とした出力端子OUT1の電位VOUTは、−VDIFとなっている。
時刻t11において、制御端子SWの電位VSWをVより電位の高いVにする。すると、出力端子OUT1に第1電圧Vが供給され、出力端子OUT2に第2電圧Vが供給されることとなる。このため、出力端子OUT1の電位VOUT1は、Vとなり、出力端子OUT2の電位VOUT2は、Vとなり、出力端子OUT2の電位VOUT2を基準とした出力端子OUT1の電位VOUTは、+VDIFとなる。
時刻t12において、制御端子SWの電位VSWをVにする。すると、出力端子OUT1に第2電圧Vが供給され、出力端子OUT2に第1電圧Vが供給されることとなる。このため、出力端子OUT1の電位VOUT1は、Vとなり、出力端子OUT2の電位VOUT2は、Vとなり、出力端子OUT2の電位VOUT2を基準とした出力端子OUT1の電位VOUTは、−VDIFとなる。
時刻t13において、時刻t11と同様に、制御端子SWの電位VSWをVにする。すると、時刻t11と同様に、出力端子OUT1の電位VOUT1は、Vとなり、出力端子OUT2の電位VOUT2は、Vとなり、出力端子OUT2の電位VOUT2を基準とした出力端子OUT1の電位VOUTは、+VDIFとなる。
時刻t14において、時刻t12と同様に、制御端子SWの電位VSWをVにする。すると、時刻t12と同様に、出力端子OUT1の電位VOUT1は、Vとなり、出力端子OUT2の電位VOUT2は、Vとなり、出力端子OUT2の電位VOUT2を基準とした出力端子OUT1の電位VOUTは、−VDIFとなる。
以上より、電源装置100は、出力端子OUT1および出力端子OUT2から、2つの電圧を出力する。
特開平10−27567号公報
上述のような2以上の電圧を出力する電源装置では、電源装置の周辺回路の開発負荷の軽減が要請されていた。この要請に対しては、複数の入力端子、制御端子、および複数の出力端子を備える従来の電源装置について入出力の系統数を減少させることで、対応できる。そこで、電源装置の入出力の系統数を減少させることが求められていた。
上述の課題を鑑み、本発明は、入出力の系統数を減少させた電源装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するために、以下の事項を提案している。
(1)本発明は、複数の入力端子および複数の出力端子と、入力された複数の電圧を前記複数の出力端子から出力させる出力制御手段と、を備える電源装置であって、前記複数の入力端子に入力された複数の信号に基づいて、前記出力制御手段を制御する制御信号を出力する制御信号出力手段をさらに備え、前記出力制御手段は、前記制御信号出力手段から出力された制御信号に基づいて、前記複数の入力端子に入力された複数の信号に応じた電圧を前記複数の出力端子から出力させることを特徴とする電源装置を提案している。
この発明によれば、複数の入力端子に入力された複数の信号に基づいて、出力制御手段を制御する制御信号を出力する制御信号出力手段を設けた。そして、出力制御手段により、制御信号出力手段から出力された制御信号に基づいて、複数の入力端子に入力された複数の信号に応じた電圧を複数の出力端子から出力させることとした。
このため、従来の電源装置では必要であった制御端子を設けることなく、複数の電圧を出力できる。したがって、従来と比べて入出力の系統数を減少させることができる。
(2)本発明は、(1)の電源装置について、前記出力制御手段は、前記複数の入力端子に入力された複数の信号に基づいて、複数の電圧を出力する電圧出力部と、前記制御信号出力手段から出力された制御信号に基づいて、前記電圧出力部から出力された複数の電圧を前記複数の出力端子から出力させる出力制御部と、を備えることを特徴とする電源装置を提案している。
この発明によれば、複数の入力端子に入力された複数の信号に基づいて複数の電圧を出力する電圧出力部と、制御信号出力手段から出力された制御信号に基づいて電圧出力部から出力された複数の電圧を複数の出力端子から出力させる出力制御部と、を出力制御手段に設けた。
このため、電圧出力部により、複数の出力端子から出力させる複数の電圧を、複数の入力端子に入力された複数の信号と同電位のものだけでなく、これら複数の信号を昇圧または減圧させたり、整流したりしたものにすることができる。これによれば、複数の出力端子から様々な電圧を出力できる。
(3)本発明は、(1)または(2)の電源装置について、前記複数の入力端子として、第1の入力端子および第2の入力端子を備え、前記制御信号出力手段は、前記第1の入力端子が前記第2の入力端子より高電位の場合に、光を出射する第1の発光手段と、前記第2の入力端子が前記第1の入力端子より高電位の場合に、光を出射する第2の発光手段と、を備え、前記出力制御手段は、前記第1の発光手段から出射された光を受光する第1の受光手段と、前記第2の発光手段から出射された光を受光する第2の受光手段と、を備え、前記第1の受光手段により受光したか否かと、前記第2の受光手段により受光したか否かと、に基づいて、前記第1の入力端子に入力された信号と、前記第2の入力端子に入力された信号と、に応じた電圧を前記複数の出力端子から出力させることを特徴とする電源装置を提案している。
この発明によれば、複数の入力端子として、第1の入力端子および第2の入力端子を設けた。また、記制御信号出力手段に、第1の入力端子が第2の入力端子より高電位の場合に光を出射する第1の発光手段と、第2の入力端子が第1の入力端子より高電位の場合に光を出射する第2の発光手段と、を設けた。また、出力制御手段に、第1の発光手段から出射された光を受光する第1の受光手段と、記第2の発光手段から出射された光を受光する第2の受光手段と、を設けた。そして、出力制御手段により、第1の受光手段により受光したか否かと、第2の受光手段により受光したか否かと、に基づいて、第1の入力端子に入力された信号と、第2の入力端子に入力された信号と、に応じた電圧を複数の出力端子から出力させることとした。
このため、第1の入力端子に入力された信号と、第2の入力端子に入力された信号と、に基づいて、複数の電圧を出力でき、上述した効果と同様の効果を奏することができる。
本発明によれば、電源装置の入出力の系統数を減少させることができる。
本発明の第1実施形態に係る電源装置の回路図である。 前記電源装置のタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態に係る電源装置の回路図である。 前記電源装置の動作を説明するための図である。 前記電源装置の動作を説明するための図である。 従来例に係る電源装置の回路図である。 前記電源装置のタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、以下の実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る電源装置1の回路図である。電源装置1は、図6に示した従来例に係る電源装置100とは、電源部101、制御端子SW、およびインバータ121の代わりに、電源部10、極性検出部11、および整流部21を備える点が異なる。なお、電源装置1において、電源装置100と同一構成要件については、同一符号を付し、その説明を省略する。
電源部10は、第1信号および第2信号が整流部21により整流されたものに基づいて、第1電圧Vを生成してスイッチング部111に供給するとともに、第1電圧Vより電位の低い第2電圧Vを生成してスイッチング部112に供給する。
極性検出部11は、入力端子IN1に入力された第1信号と、入力端子IN2に入力された第2信号と、に基づいて、スイッチング部111、112に制御信号を供給する。具体的には、第1信号が入力された入力端子IN1の電位と、第2信号が入力された入力端子IN2の電位と、を比較する。そして、入力端子IN1の電位が入力端子IN2の電位より高い場合には、出力端子OUT1に第1電圧Vを出力させる制御信号をスイッチング部111に供給するとともに、出力端子OUT2に第2電圧Vを出力させる制御信号をスイッチング部112に供給する。一方、入力端子IN1の電位が入力端子IN2の電位より低い場合には、出力端子OUT1に第2電圧Vを出力させる制御信号をスイッチング部111に供給するとともに、出力端子OUT2に第1電圧Vを出力させる制御信号をスイッチング部112に供給する。
また、極性検出部11は、入力端子IN1に入力された第1信号と、入力端子IN2に入力された第2信号と、を整流部21に供給する。
整流部21は、極性検出部11から供給された第1信号および第2信号を整流し、電源部10に供給する。
図2は、電源装置1のタイミングチャートである。所定の基準電位をGNDとすると、VIN1は、基準電位GNDを基準とした入力端子IN1の電位を示し、VIN2は、基準電位GNDを基準とした入力端子IN2の電位を示す。また、VOUT1は、基準電位GNDを基準とした出力端子OUT1の電位を示し、VOUT2は、基準電位GNDを基準とした出力端子OUT2の電位を示す。一方、VOUTは、出力端子OUT2の電位VOUT2を基準とした出力端子OUT1の電位を示す。
ここで、時刻t1の直前では、入力端子IN1の電位VIN1は、Vであり、入力端子IN2の電位VIN2は、Vより電位の高いVであるものとする。これによれば、入力端子IN1の電位VIN1が入力端子IN2の電位VIN2より低くなるので、出力端子OUT1に第2電圧Vが供給され、出力端子OUT2に第1電圧Vが供給されることとなる。このため、出力端子OUT1の電位VOUT1は、Vとなり、出力端子OUT2の電位VOUT2は、VよりもVDIFだけ電位の高いVとなり、出力端子OUT2の電位VOUT2を基準とした出力端子OUT1の電位VOUTは、−VDIFとなっている。
時刻t1において、入力端子IN1の電位VIN1をVにするとともに、入力端子IN2の電位VIN2をVにする。すると、入力端子IN1の電位VIN1が入力端子IN2の電位VIN2より高くなるので、出力端子OUT1に第1電圧Vが供給され、出力端子OUT2に第2電圧Vが供給されることとなる。このため、出力端子OUT1の電位VOUT1は、Vとなり、出力端子OUT2の電位VOUT2は、Vとなり、出力端子OUT2の電位VOUT2を基準とした出力端子OUT1の電位VOUTは、+VDIFとなる。
時刻t2において、入力端子IN1の電位VIN1をVにするとともに、入力端子IN2の電位VIN2をVにする。すると、入力端子IN1の電位VIN1が入力端子IN2の電位VIN2より低くなるので、出力端子OUT1に第2電圧Vが供給され、出力端子OUT2に第1電圧Vが供給されることとなる。このため、出力端子OUT1の電位VOUT1は、Vとなり、出力端子OUT2の電位VOUT2は、Vとなり、出力端子OUT2の電位VOUT2を基準とした出力端子OUT1の電位VOUTは、−VDIFとなる。
時刻t3において、時刻t1と同様に、入力端子IN1の電位VIN1をVにするとともに、入力端子IN2の電位VIN2をVにする。すると、時刻t1と同様に、出力端子OUT1の電位VOUT1は、Vとなり、出力端子OUT2の電位VOUT2は、Vとなり、出力端子OUT2の電位VOUT2を基準とした出力端子OUT1の電位VOUTは、+VDIFとなる。
時刻t4において、時刻t2と同様に、入力端子IN1の電位VIN1をVにするとともに、入力端子IN2の電位VIN2をVにする。すると、時刻t2と同様に、出力端子OUT1の電位VOUT1は、Vとなり、出力端子OUT2の電位VOUT2は、Vとなり、出力端子OUT2の電位VOUT2を基準とした出力端子OUT1の電位VOUTは、−VDIFとなる。
以上の電源装置1によれば、以下の効果を奏することができる。
スイッチング部111は、極性検出部11から供給された制御信号に応じて動作して、第1電圧Vを出力端子OUT1、OUT2のうち一方に出力し、スイッチング部112は、極性検出部11から供給された制御信号に応じて動作して、第2電圧Vを出力端子OUT1、OUT2のうち他方に出力する。極性検出部11は、入力端子IN1に入力された第1信号と、入力端子IN2に入力された第2信号と、に基づいて、スイッチング部111、112に制御信号を供給する。以上によれば、電源装置1は、図6に示した従来例に係る電源装置100では必要であった制御端子SWを設けることなく、出力端子OUT1、OUT2から、2つの電圧を出力できる。このため、従来と比べて入出力の系統数を減少させることができる。
整流部21により、第1信号および第2信号を整流する。そして、電源部10により、第1信号が整流部21により整流されたものに基づいて第1電圧Vを生成し、第2信号が整流部21により整流されたものに基づいて第2電圧Vを生成する。そして、スイッチング部111、112により、第1電圧Vおよび第2電圧Vのうち、一方を出力端子OUT1に出力するとともに、他方を出力端子OUT2に出力する。このため、出力端子OUT1、OUT2から、入力端子IN1に入力された信号を整流したものに基づく電圧と、入力端子IN2に入力された信号を整流したものに基づく電圧と、を出力することができる。
<第2実施形態>
図3は、本発明の第2実施形態に係る電源装置1Aの回路図である。電源装置1Aは、図1に示した本発明の第1実施形態に係る電源装置1とは、極性検出部11の代わりに極性検出部11Aを備える点と、スイッチング部111、112の代わりにスイッチング部12を備える点と、が異なる。なお、電源装置1Aにおいて、電源装置1と同一構成要件については、同一符号を付し、その説明を省略する。
極性検出部11Aは、発光素子D1、D2と、抵抗R1と、を備える。発光素子D1のアノードと、発光素子D2のカソードとには、入力端子IN1および整流部21が接続される。発光素子D1のカソードと、発光素子D2のアノードとには、抵抗R1を介して、入力端子IN2および整流部21が接続される。
スイッチング部12は、受光素子Q1、Q2と、NチャネルMOSFETで構成されるスイッチ素子Q3、Q4と、ダイオードD3、D4と、抵抗R2、R3と、を備える。
受光素子Q1のドレインには、抵抗R2を介して電源部10が接続されるとともに、スイッチ素子Q3のゲートと、ダイオードD3のカソードと、が接続される。受光素子Q1のソースには、電源部10が接続される。なお、以降では、電源部10と抵抗R2との接点を接点P1とし、電源部10と受光素子Q1のソースとの接点を接点P2とする。
スイッチ素子Q3のゲートには、上述の受光素子Q1のドレインが接続されるとともに、抵抗R2を介して接点P1が接続される。スイッチ素子Q3のドレインには、接点P1が接続され、スイッチ素子Q3のソースには、ダイオードD3のアノードと、グラウンドと、が接続される。
受光素子Q2のドレインには、抵抗R3を介して接点P1が接続されるとともに、スイッチ素子Q4のゲートと、ダイオードD4のカソードと、が接続される。受光素子Q2のソースには、接点P2が接続される。
スイッチ素子Q4のゲートには、上述の受光素子Q2のドレインが接続されるとともに、抵抗R3を介して接点P1が接続される。スイッチ素子Q4のドレインには、接点P1が接続され、スイッチ素子Q4のソースには、ダイオードD4のアノードと、出力端子OUT1と、が接続される。
出力端子OUT2には、整流部21および電源部10が接続される。
以上の構成を備える電源装置1Aでは、整流部21は、第1信号と第2信号との差分を整流し、電源部10に供給するとともに、接地電圧を電源部10および出力端子OUT2に供給する。電源部10は、第1信号と第2信号との差分が整流部21により整流されたものに基づいて、第1電圧Vを生成するとともに、第1電圧Vより電位の低い第2電圧Vを生成する。
また、発光素子D1は、順方向電圧を印加されると光Aを出射し、発光素子D2は、順方向電圧を印加されると光Bを出射する。受光素子Q1は、発光素子D1から出射される光Aを受光可能に設けられており、光Aを受光するとオン状態になる。一方、受光素子Q2は、発光素子D2から出射される光Bを受光可能に設けられており、光Bを受光するとオン状態になる。
以上の電源装置1Aの動作について、図4および図5を用いて以下に説明する。なお、図4および図5において、スイッチ素子Q3は、ゲート−ソース間電圧が第2電圧Vになるとオフ状態になり、ゲート−ソース間電圧が第1電圧Vを抵抗R2で電圧降下させたものになるとオン状態になるものとする。また、スイッチ素子Q4は、ゲート−ソース間電圧が第2電圧Vになるとオフ状態になり、ゲート−ソース間電圧が第1電圧Vを抵抗R3で電圧降下させたものになるとオン状態になるものとする。
まず、図4を用いて、出力端子OUT1から第1電圧Vを出力し、出力端子OUT2から接地電圧を出力する場合の電源装置1Aの動作について説明する。この場合、入力端子IN1に第1信号が入力されるとともに、入力端子IN2に第2信号が入力され、入力端子IN1の電位が入力端子IN2の電位よりも高くなる。すると、発光素子D1では、アノードの電位がカソードの電位より高くなり、順方向電圧が印加された状態となる。一方、発光素子D2では、カソードの電位がアノードの電位より高くなり、逆方向電圧が印加された状態となる。
すると、発光素子D1は光Aを出射するので、受光素子Q1はオン状態になる。一方、発光素子D2は光Bを出射しないので、受光素子Q2はオフ状態になる。
受光素子Q1がオン状態になると、スイッチ素子Q3のゲートと接点P2とが電気的に接続され、スイッチ素子Q3のゲート−ソース間電圧が第2電圧Vになる。その結果、スイッチ素子Q3は、オフ状態になる。
一方、受光素子Q2がオフ状態になると、スイッチ素子Q4のゲートと接点P2とが電気的に切断され、スイッチ素子Q4のゲート−ソース間電圧が第1電圧Vを抵抗R3で電圧降下させたものになる。その結果、スイッチ素子Q4は、オン状態になる。
以上より、入力端子IN1に第1信号が入力されるとともに、入力端子IN2に第2信号が入力され、入力端子IN1の電位が入力端子IN2の電位よりも高くなると、第1電圧Vがオン状態のスイッチ素子Q4を介して出力端子OUT1に供給され、出力端子OUT1から第1電圧Vが出力されることとなる。一方、出力端子OUT2からは、整流部21から供給される接地電圧が出力される。
次に、図5を用いて、出力端子OUT1から第2電圧Vを出力し、出力端子OUT2から接地電圧を出力する場合の電源装置1Aの動作について説明する。この場合、入力端子IN1に第1信号が入力されるとともに、入力端子IN2に第2信号が入力され、入力端子IN2の電位が入力端子IN1の電位よりも高くなる。すると、発光素子D1では、カソードの電位がアノードの電位より高くなり、逆方向電圧が印加された状態となる。一方、発光素子D2では、アノードの電位がカソードの電位より高くなり、順方向電圧が印加された状態となる。
すると、発光素子D1は光Aを出射しないので、受光素子Q1はオフ状態になる。一方、発光素子D2は光Bを出射するので、受光素子Q2はオン状態になる。
受光素子Q1がオフ状態になると、スイッチ素子Q3のゲートと接点P2とが電気的に切断され、スイッチ素子Q3のゲート−ソース間電圧が第1電圧Vを抵抗R2で電圧降下させたものになる。その結果、スイッチ素子Q3は、オン状態になる。
一方、受光素子Q2がオン状態になると、スイッチ素子Q4のゲートと接点P2とが電気的に接続され、スイッチ素子Q4のゲート−ソース間電圧が第2電圧Vになる。その結果、スイッチ素子Q4は、オフ状態になる。
以上より、入力端子IN1に第1信号が入力されるとともに、入力端子IN2に第2信号が入力され、入力端子IN2の電位が入力端子IN1の電位よりも高くなると、第2電圧Vがオン状態の受光素子Q2を介して出力端子OUT1に供給され、出力端子OUT1から第2電圧Vが出力されることとなる。一方、出力端子OUT2からは、整流部21から供給される接地電圧が出力される。
以上の構成を備える電源装置1Aによれば、従来と比べて入出力の系統数を減少させることができるという上述の電源装置1の効果に加えて、以下の効果を奏することができる。
整流部21により、第1信号と第2信号との差分を整流し、電源部10に供給するとともに、接地電圧を出力端子OUT2に供給する。そして、電源部10により、第1信号と第2信号との差分が整流部21により整流されたものに基づいて、第1電圧Vを生成するとともに、第1電圧Vより電位の低い第2電圧Vを生成する。そして、スイッチング部12により、第1電圧Vまたは第2電圧Vを出力端子OUT1に出力する。このため、出力端子OUT1から、入力端子IN1に入力された信号と入力端子IN2から入力された信号との差分を整流したものに基づく電圧を出力し、出力端子OUT2から接地電圧を出力することができる。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
例えば、上述の各実施形態では、2つの出力端子OUT1、OUT2を設けたが、これに限らず、例えば出力端子を4つや5つ設けてもよい。これによれば、出力端子の数に応じた種類の電圧を出力できる。
1、1A、100;電源装置
10、101;電源部
11、11A;極性検出部
12、111、112;スイッチング部
21;整流部
IN1、IN2;入力端子
D1、D2;発光素子
Q1、Q2;受光素子
Q3、Q4;スイッチ素子
OUT1、OUT2;出力端子

Claims (2)

  1. 2つの入力端子と、第1の出力端子および第2の出力端子と、入力された2種類の電圧のいずれかを当該第1の出力端子から出力させる出力制御手段と、を備える電源装置であって、
    前記2つの入力端子に入力された2つの信号に基づいて、第1の制御信号および第2の制御信号を出力する制御信号出力手段をさらに備え、
    前記出力制御手段は、
    第1端子に前記2種類の電圧のうち第2の電圧が印加され、第2端子に第1の抵抗を介して当該2種類の電圧のうち当該第2の電圧より電位の高い第1の電圧が印加され、制御端子に前記第1の制御信号が印加され、当該第1端子と当該制御端子との電位差に応じて当該第1端子と当該第2端子とがオンオフする第1のスイッチ素子と、
    第1端子に前記第2の電圧が印加され、第2端子に第2の抵抗を介して前記第1の電圧が印加され、制御端子に前記第2の制御信号が印加され、当該第1端子と当該制御端子との電位差に応じて当該第1端子と当該第2端子とがオンオフする第2のスイッチ素子と、
    一端が前記第1のスイッチ素子の第2端子に接続され、他端が接地され、当該他端から当該一端に向かって電流を流す第1の一方向性素子と、
    一端が前記第2のスイッチ素子の第2端子に接続され、他端が前記第1の出力端子に接続され、当該他端から当該一端に向かって電流を流す第2の一方向性素子と、
    第1端子が前記第1の一方向性素子の他端に接続され、第2端子に前記第1の電圧が印加され、制御端子が前記第1のスイッチ素子の第2端子に接続され、当該第1端子と当該制御端子との電位差に応じて当該第1端子と当該第2端子とがオンオフする第3のスイッチ素子と、
    第1端子が前記第1の出力端子に接続され、第2端子に前記第1の電圧が印加され、制御端子が前記第2のスイッチ素子の第2端子に接続され、当該第1端子と当該制御端子との電位差に応じて当該第1端子と当該第2端子とがオンオフする第4のスイッチ素子と、を備えることを特徴とする電源装置。
  2. 前記2つの入力端子として、第1の入力端子および第2の入力端子を備え、
    前記制御信号出力手段は、
    前記第1の入力端子が前記第2の入力端子より高電位の場合に、光を出射する第1の発光手段と、
    前記第2の入力端子が前記第1の入力端子より高電位の場合に、光を出射する第2の発光手段と、を備え、
    前記第1の発光手段から光が出射されると、前記第1のスイッチ素子がオン状態になり、
    前記第2の発光手段から光が出射されると、前記第2のスイッチ素子がオン状態になることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
JP2009084519A 2009-03-31 2009-03-31 電源装置 Expired - Fee Related JP5410135B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009084519A JP5410135B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009084519A JP5410135B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010239751A JP2010239751A (ja) 2010-10-21
JP5410135B2 true JP5410135B2 (ja) 2014-02-05

Family

ID=43093599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009084519A Expired - Fee Related JP5410135B2 (ja) 2009-03-31 2009-03-31 電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5410135B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0739076A (ja) * 1993-07-22 1995-02-07 Brother Ind Ltd 無極性充電器
JP3539458B2 (ja) * 1995-09-21 2004-07-07 日本インテック株式会社 電解水生成機用電源
JP3843494B2 (ja) * 1996-07-10 2006-11-08 日新電機株式会社 基板保持装置
US6278245B1 (en) * 2000-03-30 2001-08-21 Philips Electronics North America Corporation Buck-boost function type electronic ballast with bus capacitor current sensing
JP2002233061A (ja) * 2001-02-05 2002-08-16 Ntt Data Corp 電源監視装置、電源装置及び電源監視方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010239751A (ja) 2010-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007215259A (ja) 駆動回路及びそれを用いたスイッチングレギュレータ
US9722596B2 (en) Electronic switch, and corresponding device and method
US20140078624A1 (en) Semiconductor integrated circuit with esd protection circuit
US20100259238A1 (en) Direct Current Converter
JP6539534B2 (ja) 電源回路
JP4747932B2 (ja) リレー駆動回路
JP2016119700A (ja) 半導体装置
US9257915B2 (en) Bridge rectifier circuit
JP2011239253A5 (ja)
US9791882B2 (en) Voltage source
JP6458659B2 (ja) スイッチング素子の駆動装置
JP2016154313A (ja) レベルシフト回路
JP2014150654A (ja) ゲート駆動回路
JP2022133772A (ja) 半導体装置
CN110752739B (zh) 功率设备驱动装置
JP6543133B2 (ja) 電力供給装置及びその制御方法
JP5410135B2 (ja) 電源装置
US9379611B2 (en) SIMO (single inductor multiple output) bidirectional dual-boost architecture
US8084961B2 (en) Backlight module control system and control method thereof
JP6452981B2 (ja) 送信駆動回路および半導体集積回路装置
JP2011114131A (ja) Ledドライバ回路
JP5918512B2 (ja) H型ブリッジ回路およびモータ駆動装置
JP5456327B2 (ja) 電源装置
KR100925326B1 (ko) 직류-직류 변환기
JP6476890B2 (ja) スイッチング素子の駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130419

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131106

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees