JP5407360B2 - 衛生用紙収納用カートン - Google Patents

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Description

本発明は、衛生用紙収納用カートンに関し、更に詳しくは、フラップに形成された解体用切込線を破断した後、フラップを持ち上げて解体することが可能であることに加え、上記解体用切込線を破断せずにフラップを容易に持ち上げることもでき、簡単な動作で解体が可能である衛生用紙収納用カートンに関する。
一般に、ティシュペーパーは、直方体や立方体の箱(以下、「カートン」と記す場合がある)の内部空間に収納された形で使用されている。使用者は、ティシュペーパーを使用するに際し、箱の一面(通常は箱の上面)に設けられている所定形状の取出口形成用の切込線を切り離すことによって、箱に細長い取出口を形成することができる。
このような箱は頑丈であり使用後に解体し難い。そのため、妻面を形成する一対のフラップのうち内側のフラップ(内側フラップ)に、円弧状や略U字状の解体用のミシン線を形成することが行われている(例えば、特許文献1〜3参照)。そして、カートンの使用後、上記ミシン線(切込み)を切り離すことにより内側フラップに開口を形成し、その開口に指を差し込み、内側フラップの外側にある外側フラップを引っ掛けてそのまま外側に引っ張ることで、一対のフラップを無理無く二分することができる。このように、解体を容易にするためのミシン線を形成したカートンが知られている。
特許第4142238号公報 実開平2−1272号公報 特開2003−292070号公報
特許文献1に記載した箱は、接合剤付着量が減少されているので、箱の解体時に、妻面を形成する一対のフラップの接合部を剥がし易く、解体し易いものである。また、特許文献2に記載した箱は、一対のフラップの接合部を剥離し易いものである。しかしながら、特許文献1〜3のいずれの箱であっても、簡単な操作で解体することについては未だ改良の余地があった。具体的には、箱の解体時に、上記ミシン線を切り離すことによりフラップに開口を形成し、この開口に指を差し込むこと(第一のアクション)、及び、開口に指を差し込んだ後、フラップを引っ掛けてそのまま外側に引っ張ること(第二のアクション)が必要であり、使用者によっては解体動作が煩雑であると感じることがあった。
また、上述のように第一のアクション及び第二のアクションによって箱を解体した際には、切り離されたフラップの一部が箱から脱落して紙片を生じる場合があった。そして、この紙片を別途廃棄する必要があるため、手間がかかるという問題があった。
本発明は、このような従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、フラップに形成された解体用切込線を破断した後、フラップを持ち上げて解体することが可能であることに加え、上記解体用切込線を破断せずにフラップを容易に持ち上げることもでき、簡単な動作で解体が可能である衛生用紙収納用カートンを提供するものである。
本発明によれば、以下に示す衛生用紙収納用カートンが提供される。
[1]上面、底面、一対の側面、及び一対の妻面を有し、これらの面によって区画され、衛生用紙を収納し得る内部空間が形成された略直方体状であり、前記妻面は、前記上面及び前記底面からそれぞれ延出し、その先端部が互いに重合した一対のフラップによって形成されており、前記フラップは、前記内部空間側に位置する内側フラップと、前記内側フラップの外側に位置する外側フラップと、を備え、前記内側フラップには、その先端縁の一部を基点として、前記外側フラップと重合する重合部分、前記重合部分以外の非重合部分、前記重合部分を順次通過するような軌跡を描く解体用切込線が形成されるとともに、前記外側フラップ側の面に、前記重合部分から前記非重合部分に至る押し罫が形成されている衛生用紙収納用カートンであって、前記妻面は、当該カートンの解体時に、前記解体用切込線と前記外側フラップの先端縁とによって囲まれた押込部を押し込むことにより、前記押込部の周縁の一部が前記解体用切込線に沿って切断されて、前記妻面に解体用の貫通孔が形成されるように構成されたものであり、前記押し罫は、前記解体用切込線と前記外側フラップの先端縁とによって囲まれた前記押込部に形成されている衛生用紙収納用カートン
[2]前記押し罫は、前記先端縁の中央部分を基点として放射状に複数形成されている前記[1]に記載の衛生用紙収納用カートン。
[3]前記押し罫は、前記内側フラップと、前記内側フラップが延出する前記上面または前記底面との稜線の中央部分を基点として放射状に複数形成されている前記[1]に記載の衛生用紙収納用カートン。
[4]前記内側フラップには、前記押し罫と交差する第一の補助用押し罫が更に形成されている前記[3]に記載の衛生用紙収納用カートン。
[5]前記押し罫は、前記解体用切込線と前記先端縁に囲まれた先端部分に形成されている前記[1]〜[4]のいずれかに記載の衛生用紙収納用カートン。
[6]前記内側フラップには、前記内側フラップの前記先端部分以外の部分に、前記稜線の前記中央部分を基点とする放射状に複数の第二の補助用押し罫が更に形成されている前記[5]に記載の衛生用紙収納用カートン。
本発明の衛生用紙収納用カートンは、フラップに形成された解体用切込線を破断した後、フラップを持ち上げて解体することが可能であることに加え、上記解体用切込線を破断せずにフラップを容易に持ち上げることもでき、簡単な動作で解体が可能であるという効果を奏するものである。
本発明の衛生用紙収納用カートンの一の実施形態を示す斜視図である。 図1に示す衛生用紙収納用カートンを展開した展開図である。 図1に示す衛生用紙収納用カートンにおいて外側フラップを持ち上げて内側フラップから引き剥がした後の、外側フラップと内側フラップとの一の接合構造を示した正面図である。 図1に示す衛生用紙収納用カートンにおいて外側フラップを持ち上げて内側フラップから引き剥がした後の、外側フラップと内側フラップとの他の接合構造を示した正面図である。 図1に示す衛生用紙収納用カートンの一方の妻面を示す正面図である。 図5のA−A’線に沿う断面図である。 図5のB−B’線に沿う断面図である。 別の構造の内側フラップを有する衛生用紙収納用カートンを図3に対応させて示した正面図である。 別の構造の内側フラップを有する衛生用紙収納用カートンを図3に対応させて示した正面図である。 別の構造の内側フラップを有する衛生用紙収納用カートンを図3に対応させて示した正面図である。 図1に示す衛生用紙収納用カートンの一の解体工程を図7に対応させて示した断面図である。 図1に示す衛生用紙収納用カートンの一の解体工程を図7に対応させて示した断面図である。 図1に示す衛生用紙収納用カートンの別の解体工程を図7に対応させて示した断面図である。 図13に示す解体工程における衛生用紙収納用カートンを示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。即ち、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、以下の実施の形態に対し適宜変更、改良等が加えられたものも本発明の範囲に属することが理解されるべきである。
[1]衛生用紙収納用カートン:
図1に示す衛生用紙収納用カートン100は、本発明の衛生用紙収納用カートンの一実施形態を示す衛生用紙収納用カートンである。衛生用紙収納用カートン100は、上面2、底面4、一対の側面6、及び一対の妻面8を有し、これらの面によって区画され、衛生用紙を収納し得る内部空間が形成された略直方体状である。そして、妻面8は、上面2及び底面4からそれぞれ延出し、その先端部が互いに重合した一対のフラップ20によって形成されている。そして、フラップ20は、内部空間側に位置する内側フラップ20aと、内側フラップ20aの外側に位置する外側フラップ20bと、を備え、内側フラップ20aには、その先端縁の一部を基点とする、外側フラップ20bと重合する重合部分(図6及び図7に示す重合部分28)、重合部分以外の非重合部分29、重合部分を順次通過するような軌跡を描く解体用切込線31aが形成されるとともに、外側フラップ20b側の面に、重合部分から非重合部分29に至る押し罫35が形成されている。
このような衛生用紙収納用カートンは、フラップに形成された解体用切込線を破断した後、フラップを持ち上げて解体することが可能であることに加え、上記解体用切込線を破断せずにフラップを容易に持ち上げることもでき、簡単な動作で解体が可能である。即ち、従来の方法に従って解体することができるとともに、簡単な操作(一つのアクション)で解体することもできる衛生用紙収納用カートンである。
衛生用紙収納用カートン100は、図2に示すカートンブランク101を折り曲げることによって、上述した上面2、底面4、一対の側面6、及び一対の妻面8を有する略直方体状に形成される。図2に示すカートンブランク101は、一枚の紙材料からなり、紙材料としては、例えば、木材パルプ、古紙等を原料として製造されたものを用いることができる。
図2に示すカートンブランク101は、上面2に相当する部分の端縁から、第一の折り曲げ線15を介して一のフラップ(外側フラップ20b)が延出されており、底面4に相当する部分の端縁からは、第二の折り曲げ線16を介して他のフラップ(内側フラップ20a)が延出されている。更に、底面4に相当する部分一の側縁部からは、第三の折り曲げ線17を介して、側面接合代32が延出されている。また、一対の側面6に相当する部分の端縁からは、第四の折り曲げ線18を介してフラップ25が延出されている。
衛生用紙収納用カートン100は、具体的には、以下のように形成することができる。まず、図2に示すカートンブランク101を用意し、このカートンブランク101を上面2、底面4、及び一対の側面6の4面を有する角筒状体となるように折り曲げ、側面接合代32と側面6aを接合する。次に、第四の折り曲げ線18にて側面フラップ15を折り曲げる。次いで、第二の折り曲げ線16にて内側フラップ20aを折り曲げ、その後、第一の折り曲げ線15にて外側フラップ20bを折り曲げて内側フラップ20a及び外側フラップ20bを重ね合わせた後、重ね合わせた部分(重合部分)で接合することによって、一対の妻面8(図1参照)を形成する。このようにして図1に示す衛生用紙収納用カートン100を形成することができる。なお、衛生用紙が収納されたカートンを製造する際には、一対の妻面の両方を形成する前に、上記角筒状体の内部空間に衛生用紙を収納する工程が必要である。
衛生用紙の種類について特に制限はなく、例えば、ティシュペーパー(顔ふき紙、化粧紙等と呼ばれるもの)、保湿ティシュ、ちり紙、ペーパータオル(キッチンペーパー等)、トイレットペーパー(ロールを除く)、ワッティング(紙綿)、等の使い捨て紙(例えば、紙パルプ技術便覧第5版、第459頁参照、1992年1月30日発行、紙パルプ技術協会編集・発行)等を挙げることができる。
[1−1]妻面:
妻面は、上面及び底面からそれぞれ延出し、その先端部が互いに重合した一対のフラップ(内側フラップ及び外側フラップ)によって形成されるものであり、上述したように、内側フラップ及び外側フラップを折り曲げ、重ね合わせた後、重ね合わせた部分(重合部分)を接合することによって形成することができる。なお、妻面は、図14に示すように向かい合う一対の面である。
内側フラップ及び外側フラップの形状は、特に制限はなく、従来公知の衛生用紙収納用カートンのフラップと同様の形状とすることができる。例えば、内側フラップとしては、図2に示すように、その先端部分に突出部27を有している形状とすることができる。
内側フラップ及び外側フラップを接合する方法は、特に制限はなく、従来公知の方法を適宜採用することができる。例えば、図3に示すように、外側フラップ20bを内側フラップ20aに点付けするように接着剤を内側フラップ20aに塗布(いわゆる、「2点打ち」)して接着部30aを設けてもよいし、図4に示すように、外側フラップ20bを内側フラップ20aに一直線上に連続して接着剤を塗布(いわゆる、「一条打ち」)して接着部30bを設けてもよい。なお、図3及び図4は、妻面8の外側フラップ20bを持ち上げて、内側フラップ20aから外側フラップ20bを引き剥がした状態を示している。
いわゆる、2点打ちによって内側フラップ及び外側フラップを接合した場合、内側フラップ20aと外側フラップ20bとの間には隙間が形成され易くなる。そのため、上記先端縁の中央部分を基点として押し罫を内側フラップに形成すると、内側フラップ20aと外側フラップ20bとの間には隙間が形成され易くなり、この隙間から外側フラップの先端縁に指を引掛けて更に容易(簡単)に妻面(衛生用紙収納用カートン)を解体することができるという利点がある。
また、いわゆる、一条打ちによって内側フラップ及び外側フラップを接合した場合であっても、上記押し罫を形成することによって、内側フラップ20aと外側フラップ20bとの間に隙間が形成され、この隙間から外側フラップの先端縁に指を引掛けて容易に妻面を解体することができる。
図5は、図1に示す衛生用紙収納用カートン100の一方の妻面8を示す正面図である。この妻面8は、内側フラップ20a及び外側フラップ20bを、図4に示すような、いわゆる、一条打ちによって接合している例であり(接合部は図示していない)、図6は、図5のA−A’線に沿う断面図であり、図7は、図5のB−B’線に沿う断面図である。図7に示すように、押し罫35によって、内側フラップ20aと外側フラップ20bとの間には隙間が形成されているため、この隙間から指先の腹を外側フラップ20bの先端縁に容易に引っ掛けることができ、妻面を簡単に解体することができる。
[1−1−1]解体用切込線:
解体用切込線は、内側フラップの先端縁の一部を基点として、外側フラップと重合する重合部分、重合部分以外の非重合部分、重合部分を順次通過するような軌跡を描く切込線である。このような解体用切込線を形成すると、衛生用紙収納用カートンを容易に解体することができる。即ち、衛生用紙収納用カートンを解体する際に、この解体用切込線に沿って妻面を押し破り、貫通孔を形成した後、この貫通孔に指先を入れて外側フラップを持ち上げると、妻面を容易に解体することができ、衛生用紙収納用カートンを容易に解体することができる。
解体用切込線は、内側フラップの先端縁の一部を基点とする限り基点の位置は特に制限はない。例えば、図2は、突出部27の両端を基点Xとした解体用切込線31aを示す例であり、図9は、突出部27以外の部分に基点Yが位置する解体用切込線31bを示す例である。
解体用切込線は、上記軌跡を描く限り特に制限はなく、例えば、非重合部分に位置する形状が、円弧状、コの字状、V字状などの切込線とすることができる。図1は、非重合部分29に位置する形状が円弧状である解体用切込線31aを示す例である。
また、解体用切込線としては、例えば、直線状の切れ目(スリット)で形成されていても、部分的につながりを有するミシン線でもよく、包装業界でジッパーと呼称されている切れ目が鉤形に屈曲した切込線(包装産業の周知・慣用技術集第281頁参照、昭和53年12月20日特許庁発行)、ミシン線を二重線としてもよい。図2は、ミシン線により解体用切込線31aが形成された内側フラップ20aを示す例である。図8は、外側フラップ21bを持ち上げて内側フラップ21bから引き剥がした後の衛生用紙収納用カートン101を示す正面図であり、内側フラップ21aに、切れ目が鉤形に屈曲した解体用切込線31cが形成された例を示している。このような切れ目が鉤形に屈曲した解体用切込線31cは、不用意に破断しないような十分な強度を確保することができるという利点がある。
[1−1−2]押し罫:
押し罫は、内側フラップの、外側フラップ側の面に、重合部分から非重合に至って形成されているものである。この押し罫は、例えば、押し刃等によって原紙を押圧して形成することができる。具体的には、打抜型を用いた打抜工程において、原紙を、硬化紙製等の雌型を設けた鉄板と金属製の罫線板との間に挟み込んで加圧することによって形成することができる。押し罫を形成することによって、内側フラップと外側フラップの間に隙間が形成されるため、この隙間から外側フラップの先端縁に指を引っ掛け易くなる。そのため、容易に外側フラップを引き上げることができ、妻面を簡単な動作(1つのアクション)で解体することができるという利点がある。また、解体用切込線に沿って破断して妻面を解体するときのように、内側フラップの一部が脱落して紙片を生じることもなく、この紙片を別途廃棄する必要もない。
本発明の衛生用紙収納用カートンの押し罫は、上述したように、重合部分から非重合部分に至って形成されていれば特に制限はないが、第一の態様として、複数形成されており、複数の押し罫は、先端縁の中央部分を基点として放射状に形成されていることが好ましい。このように押し罫を形成すると、内側フラップと外側フラップの間の隙間から外側フラップの先端縁に指を引掛けて外側フラップを引き上げる際に、この外側フラップに均等に力がかかるため、更に容易に解体することができるという利点がある。押し罫は、1〜10本形成することが好ましく、2〜5本形成することが更に好ましい。押し罫が2本未満であると、外側フラップと内側フラップとの間に十分な隙間が形成され難くなり、外側フラップの先端縁に指を引っ掛けて解体する作業が困難となるおそれがある。一方、押し罫が5本超であると、内側フラップの撓み(歪)が分散し、外側フラップと内側フラップの間の隙間が却って形成され難くなり、外側フラップの先端縁に指を引っ掛けて解体する作業が困難となるおそれがある。
そして、押し罫は、解体用切込線と先端縁に囲まれた先端部分に形成されていることが好ましい。このように押し罫を形成すると、解体用切込線の内側(先端部分)を押し込んだときに解体用切込線が切れ易くなり、解体用切込線に沿って破断して解体する作業が容易となる。
図2は、解体用切込線31aと先端縁33に囲まれた先端部分34に、先端縁の中央部分を基点とする放射状に3つの直線状の押し罫35a,35b,35cが形成されている内側フラップ20aを示す例である。3つの直線状の押し罫35a,35b,35cは、中央に位置する押し罫35aの幅が、この押し罫35aの両側に位置する押し罫35b,35cよりも広くなっている。このように押し罫を形成すると、内側フラップに撓みを保持し易くなるため、外側フラップと内側フラップとの間の隙間を形成し易くなり、外側フラップの先端縁に指を引っ掛けて解体する作業が容易となる。中央に位置する押し罫35aの幅は、2〜5mmとすることが好ましく、3〜4mmとすることが更に好ましい。
また、図9は、外側フラップ22bを持ち上げて内側フラップ22bから引き剥がした後の衛生用紙収納用カートン102を示す正面図であり、内側フラップ22aに、解体用切込線31aと先端縁33に囲まれた先端部分34に、先端縁の中央部分を基点として放射状に3つの直線状の押し罫36a,36b,36cが形成されている例を示している。なお、3つの直線状の押し罫36a,36b,36cは、全て同じ幅であり、その幅は、0.5〜1.5mmとすることが好ましく、0.7〜1.2mmとすることが更に好ましい。
上記押し罫の第二の態様としては、複数形成されており、複数の押し罫は、内側フラップと、この内側フラップが延出する上面または底面との稜線の中央部分を基点として放射状に形成されていることが好ましい。このように押し罫を形成すると、押し罫を形成した内側フラップが、内部空間側に撓み易くなるため、内側フラップと外側フラップとの間に隙間が形成され易くなる。そのため、この隙間から外側フラップの先端縁に指をかけることによって、簡単な動作(1つのアクション)で妻面を解体することができるという利点がある。複数の押し罫としては、2〜12本とすることが好ましく、3〜5本とすることが更に好ましい。押し罫が2本未満であると、外側フラップと内側フラップとの間に十分な隙間が形成され難くなるため、この隙間から外側フラップの先端縁に指を引っ掛けて解体する作業が比較的困難となるおそれがある。一方、押し罫が5本超であると、押し罫どうしが干渉しあい、外側フラップと内側フラップとの間に隙間が形成され難くなる。そのため、この隙間から外側フラップの先端縁に指を引っ掛けて解体する作業が比較的困難となるおそれがある。
そして、本態様においても押し罫は、解体用切込線と先端縁に囲まれた先端部分に形成されていることが好ましい。このように押し罫を形成すると、解体用切込線の内側を押し込んだときに解体用切込線が切れ易くなり、解体用切込線に沿って破断して解体する作業が容易となる。
図10は、外側フラップ23bを持ち上げて内側フラップ23bから引き剥がした後の衛生用紙収納用カートン103を示す正面図である。そして、内側フラップ23aには、解体用切込線31cと先端縁33に囲まれた先端部分34であって、内側フラップ23aと、この内側フラップ23aが延出する底面4との稜線38の中央部分を基点として放射状に3つの直線状の押し罫37a,37b,37cが形成されている例を示している。なお、3つの直線状の押し罫37a,37b,37cは、全て同じ幅であり、その幅は、0.5〜1.5mmとすることが好ましく、0.7〜1.2mmとすることが更に好ましい。
更に、内側フラップには、押し罫と交差する第一の補助用押し罫が更に形成されていることが好ましい。このように第一の補助用押し罫を形成すると、内側フラップが内部空間側に更に撓み易くなるという利点がある。
図10に示す内側フラップ23aは、3つの直線状の押し罫37a,37b,37cと交差するくの字状の第一の補助用押し罫41が更に形成されている例を示している。
また、内側フラップには、内側フラップの先端部分以外の部分に、稜線の中央部分を基点として放射状に複数の第二の補助用押し罫が更に形成されていることが好ましい。このように第二の補助用押し罫を形成すると、内側フラップが内部空間側に更に撓み易くなるという利点がある。
図10に示す内側フラップ23aは、その先端部分34以外の部分に、稜線38の中央部分を基点として放射状に2本の直線状の第二の補助用押し罫42a,42bが更に形成され、この2本の第二の補助用押し罫42a,42bがL字状をなしている例を示している。
[1−2]取出口形成用切込線:
本発明の衛生用紙収納用カートンは、上面に、環状の取出口形成用切込線を形成することができる。この取出口形成用切込線は、衛生用紙収納用カートンの取出口を形成するための切込線であり、衛生用紙収納用カートン内に収納した衛生用紙を取り出すための取出口の外周形状と一致する。使用者は、カートンの使用に際し、この取出口形成用切込線を破断し、取出口形成用切込線によって包囲された部分(切取片)を取り除くことによって取出口を形成することができる。
図1に示す衛生用紙収納用カートン100は、取出口を形成するための環状の取出口形成用切込線11が形成されている例である。なお、取出口形成用切込線は、一般的に、衛生用紙収納用カートンの上面に形成されることが多いが、上面に形成しなくてもよい。従って、衛生用紙収納用カートンの上面以外の他の面に形成してもよい。また、取出口形成用切込線は、二以上の面(例えば、上面と底面)に形成されていてもよい。
取出口形成用切込線の形状は、衛生用紙収納用カートンや衛生用紙の形状に応じて適宜選択することができ、環状であることが好ましいが、具体的には、楕円形状、長円形状、長方形状、菱形状、その他の多角形状等とすることができる。取出口形成用切込線は、解体用切込線と同様にミシン目状などとすることができる。
また、衛生用紙収納用カートン100には、取出口形成用切込線11の二点を繋ぐように、引剥がし用切込線12が形成されていてもよい。このような引剥がし用切込線を形成すると、切取片の引き剥がしが容易になるという利点がある。
図1に示す衛生用紙収納用カートン100は、略長方形状の取出口形成用切込線11の端部側に、略U字状の引剥がし用切込線12が形成されている例である。また、図1に示す衛生用紙収納用カートン100は、取出口形成用切込線11のうち、引剥がし用切込線12より内側の部分を、2重線のミシン目とした例である。
本発明の衛生用紙収納用カートンは、取出口を形成する面(図1に示す衛生用紙収納用カートン100においては上面2)の内側に、取出口を被覆するフィルムが配設されたフィルム付きカートンであってもよし、フィルムが配設されていないフィルムレスカートンであってもよい。
フィルム付きカートンのフィルムとしては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリビニルアルコール等のプラスチック;グラシン紙、クラフト紙、ケント紙、インディア紙等の印刷用紙、書道用紙、包装紙、加工原紙等の紙等を用いることができる。また、上記プラスチックとしては、生分解性プラスチックを用いてもよい。
[1−3]その他の切込線:
本発明の衛生用紙収納用カートンには、取出口形成用切込線及び引剥がし用切込線以外に、その他の切込線を形成しておいてもよい。その他の切込線としては、例えば、押上片形成用切込線を挙げることができる。押上片形成用切込線は、取出口形成用切込線が形成された面(通常、上面)と対向する面(通常、底面)に、一対の押上片を形成するための切込線である。このような押上片形成用切込線を形成した場合、押上片形成用切込線を押圧して押し破り、衛生用紙収納用カートンの内側に折り曲げると、一対の押上片を形成することができる。そして、この押上片によって、衛生用紙収納用カートン内部の衛生用紙を上面側に押し上げることができるため、衛生用紙を安定してポップアップさせることが可能となる。即ち、最後の一枚の衛生用紙であってもポップアップさせることができ、上面に形成された取出口から取り出すことができる。
図2に示すカートンブランク101は、底面4に相当する面の中央部分にU字状の押上片形成用切込線13が一対形成されている例である。
[2]解体方法:
本発明の衛生用紙収納用カートンは、第一の態様として、従来の衛生用紙収納用カートンと同様に、一方のフラップに形成された解体用切込線を破断した後、他方のフラップを持ち上げて解体することが可能である。
図11は、内側フラップ20aの非重合部分29のうち先端部分34を押圧して解体用切込線31aを破断して貫通孔43を形成した衛生用紙収納用カートン100の一部を示す断面図である。図12は、貫通孔43に指先を入れて外側フラップ20bを持ち上げて、妻面が解体された衛生用紙収納用カートン100の一部を示す断面図である。
また、本発明の衛生用紙収納用カートンは、第二の態様として、解体用切込線を破断せずに外側に位置する外側フラップを持ち上げることによって解体することが可能である。
図13は、衛生用紙収納用カートン100の解体用切込線を破断せずに、外側フラップ20bに指先50を引っ掛けて持ち上げる状態を示しており、衛生用紙収納用カートン100の一部の断面を示す説明図である。図14は、外側フラップ20bを持ち上げて一対の妻面を解体した状態の衛生用紙収納用カートン100を示す斜視図である。なお、接合部30bは図示していない。
以上のように、本発明の衛生用紙収納用カートンは、上記第一の態様及び第二の態様のいずれの態様でも解体することができる。そのため、従来の解体方法を好む場合には、第一の態様によって衛生用紙収納用カートンを解体することができ、また、例えば、子供や女性などのように力の弱い者は、第二の態様によって簡単に衛生用紙収納用カートンを解体することができる。このように本発明の衛生用紙収納用カートンは、使用者が適宜、解体方法を選択することができる。
本発明の衛生用紙収納用カートンは、内部空間にティシュペーパーが収納されて使用されるカートンとして好適に用いることができる。
2:上面、4:底面、6,6a:側面、8:妻面、11:取出口形成用切込線、12:引剥がし用切込線、13:押上片形成用切込線、15:第一の折り曲げ線、16:第二の折り曲げ線、17:第三の折り曲げ線、18:第四の折り曲げ線、20:一対のフラップ、20a:内側フラップ、20b:外側フラップ、25:側面フラップ、27:突出部、28:重合部分、29:非重合部分、30a,30b:接合部、31a,31b,31c:解体用切込線、32:側面接合代、33:先端縁、34:先端部分、35,35a,35b,35c,36a,36b,36c,37a,37b,37c:押し罫、38:稜線、41:第一の補助用押し罫、42a,42b:第二の補助用押し罫、43:貫通孔、50:指先、100,101,102,103:衛生用紙収納用カートン、200:カートンブランク、X,Y:基点。

Claims (6)

  1. 上面、底面、一対の側面、及び一対の妻面を有し、これらの面によって区画され、衛生用紙を収納し得る内部空間が形成された略直方体状であり、
    前記妻面は、前記上面及び前記底面からそれぞれ延出し、その先端部が互いに重合した一対のフラップによって形成されており、
    前記フラップは、前記内部空間側に位置する内側フラップと、前記内側フラップの外側に位置する外側フラップと、を備え、
    前記内側フラップには、その先端縁の一部を基点とする、前記外側フラップと重合する重合部分、前記重合部分以外の非重合部分、前記重合部分を順次通過するような軌跡を描く解体用切込線が形成されるとともに、前記外側フラップ側の面に、前記重合部分から前記非重合部分に至る押し罫が形成されている衛生用紙収納用カートンであって、
    前記妻面は、当該カートンの解体時に、前記解体用切込線と前記外側フラップの先端縁とによって囲まれた押込部を押し込むことにより、前記押込部の周縁の一部が前記解体用切込線に沿って切断されて、前記妻面に解体用の貫通孔が形成されるように構成されたものであり、
    前記押し罫は、前記解体用切込線と前記外側フラップの先端縁とによって囲まれた前記押込部に形成されている衛生用紙収納用カートン
  2. 前記押し罫は、前記先端縁の中央部分を基点として放射状に複数形成されている請求項1に記載の衛生用紙収納用カートン。
  3. 前記押し罫は、前記内側フラップと、前記内側フラップが延出する前記上面または前記底面との稜線の中央部分を基点として放射状に複数形成されている請求項1に記載の衛生用紙収納用カートン。
  4. 前記内側フラップには、前記押し罫と交差する第一の補助用押し罫が更に形成されている請求項3に記載の衛生用紙収納用カートン。
  5. 前記押し罫は、前記解体用切込線と前記先端縁に囲まれた先端部分に形成されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の衛生用紙収納用カートン。
  6. 前記内側フラップには、前記内側フラップの前記先端部分以外の部分に、前記稜線の前記中央部分を基点とする放射状に複数の第二の補助用押し罫が更に形成されている請求項5に記載の衛生用紙収納用カートン。
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