JP5406914B2 - 電子メールメッセージの送信者または受信者に関連する送信前データのキャッシュおよび公開 - Google Patents

電子メールメッセージの送信者または受信者に関連する送信前データのキャッシュおよび公開 Download PDF

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Description

本発明は、電子メールメッセージの送信者または受信者に関連する送信前データ(pre-send data)のキャッシュおよび公開に関する。
電子メール(「Eメール」)システムの非同期性が原因で、Eメールメッセージが、意図した受信者にうまく配信されない可能性がある。この点で、Eメールメッセージの配信は、様々な理由で失敗することがある。例えば、送信者または受信者のメールボックスに対して大きすぎるEメールメッセージが送信されることや、受信者のメールボックスがいっぱいであること、またはEメールメッセージの宛先となる受信者が多すぎることなどにより、送信が禁じられることがある。さらに、Eメールの送信者はしばしば、Eメールメッセージを作成するときに、厄介な犠牲の大きい間違いを犯すことがある。例えば、プライベートのEメールメッセージを多くの受信者に誤って送ってしまうことや、機密資料を含むEメールメッセージを組織外の受信者に不注意で送ってしまうことがある。
このような場合のどちらも、送信者が間違いに気付くことができるのはEメールメッセージを送信した後である。これらの考慮事項および他の事項に関して本開示を提示する。
Eメールメッセージの送信者または受信者に関する送信前のデータをキャッシュして公開する(expose)ための技術を本明細書に説明する。特に本明細書で提示される技術の使用を通じて、Eメールメッセージの送信に関連して起こり得るリスクをEメールの送信者に警告するデータ、またはEメールメッセージ配信の失敗の原因となり得る条件を、Eメールメッセージ作成中に取り出して、キャッシュし、Eメール送信者に公開する。そのような情報の使用を通じてEメール送信者は、Eメールメッセージから受信者を削除することを選択すること、あるいはメッセージを送信しないことを選択することができる。
本明細書で提示される一態様によると、Eメールメッセージ作成中に、Eメールチップ(以下、「メールチップ(mail tip)」と称する)を取り出してキャッシュし、Eメール送信者に公開するように構成されたメールクライアントプログラムが提供される。メールチップは、Eメールメッセージの送信者または受信者に関連するプロパティであって、Eメールメッセージの送信に先立ってEメール送信者に公開されるプロパティである。メールチップのカテゴリーの1つは、本明細書で受信者メールチップ(recipient mail tip)と呼ばれ、Eメールメッセージの受信者に関連する。例えば、受信者メールチップは、受信者のメールボックスがいっぱいであるとき、受信者が受信可能な最大メッセージサイズ、または受信者が現在職場を不在にしていること(「OOF:out of office」)を示すことができる。メールチップの別のカテゴリーは構成メールチップ(configuration recipient mail tip)と呼ばれ、Eメールメッセージの送信者に関連する。構成メールチップは、例えば、Eメール送信者が送信しようとするEメールメッセージが大きすぎること、作成されているEメールメッセージによって、Eメール送信者のメールボックスが送信限度を超えることとなることを示すことができる。
他の態様によると、メールクライアントプログラムは、クライアントコンピュータにおいて受信者メールチップおよび構成メールチップをキャッシュするように構成される。具体的には、一実施形態において、メールクライアントプログラムが起動されると、構成メールチップをサーバコンピュータから取り出してクライアントコンピュータに格納する。Eメールメッセージの各受信者が識別されると、受信者メールチップをサーバコンピュータから取り出してクライアントコンピュータにキャッシュする。例えば、Eメール送信者がEメール受信者の名前を提供したときに、そのEメール受信者の受信者メールチップがサーバコンピュータから取り出されてキャッシュされ、Eメール送信者に表示される。次のEメールメッセージを作成するときは、メールチップをサーバコンピュータから取り出す代わりに、クライアントコンピュータにキャッシュされたEメール受信者のメールチップが利用される。
他の態様によると、キャッシュされたメールチップは、周期的に更新することができる。例えば、構成メールチップが最後に取り出されてから所定の時間時間(例えば、24時間)が経過すると、更新された構成メールチップを取り出してキャッシュすることができる。頻繁に変化する傾向のある或る特定の受信者メールチップのキャッシュを、所定の時間期間の経過後に更新することもできる。クライアントプログラムがオフラインのとき、またはサーバコンピュータと接続を確立できないときに、構成メールチップおよび受信者メールチップのキャッシュを利用することもできる。
他の態様によると、メールチップをEメール送信者にメールチップを公開するためのユーザインタフェースが提供される。上述の主題は、コンピュータ制御される装置、コンピュータプロセス、コンピューティングシステム、またはコンピュータ読取可能媒体などの製品として実装することもできることを理解されたい。これらの特徴および他の様々な特徴は、下記の詳細な説明を読むことおよび関連する図面の検討から明らかになるであろう。
この課題を解決するための手段の記載は、以下の発明の詳細な説明でさらに説明される概念の選択を簡略化した形で紹介するために提供されるものである。この課題を解決するための手段の記載は、特許請求される主題の重要な特徴または本質的な特徴を特定するようには意図されておらず、この課題を解決するための手段の記載が、特許請求される主題の範囲を限定するのに使用されることも意図されていない。さらに、特許請求される主題は、本開示の任意の箇所に記載されるいずれかのまたは全ての不利点を解決する実装には限定されない。
本明細書で提示される実施形態によって提供される例示的な動作環境および幾つかのソフトウェアコンポーネントの態様を示すネットワークおよびソフトウェアアーキテクチャを示す図である。 本明細書で提示される様々な実施形態において、メールチップを取り出し、キャッシュし、公開し、更新するためのメールクライアントの動作を示すフロー図である。 本明細書で提示される様々な実施形態において、メールチップを取り出し、キャッシュし、公開し、更新するためのメールクライアントの動作を示すフロー図である。 本明細書で提示される様々な実施形態において、メールチップを取り出し、キャッシュし、公開し、更新するためのメールクライアントの動作を示すフロー図である。 本明細書で提示される様々な実施形態において、メールチップを取り出し、キャッシュし、公開し、更新するためのメールクライアントの動作を示すフロー図である。 本明細書で提示される実施形態において、メールチップをEメール送信者に公開し、メールチップの表示を構成するための様々なユーザインタフェースを示すスクリーンディスプレイの図である。 本明細書で提示される実施形態において、メールチップをEメール送信者に公開し、メールチップの表示を構成するための様々なユーザインタフェースを示すスクリーンディスプレイの図である。 本明細書で提示される実施形態において、メールチップをEメール送信者に公開し、メールチップの表示を構成するための様々なユーザインタフェースを示すスクリーンディスプレイの図である。 本明細書で提示される実施形態の態様を実装することができるコンピューティングシステムのための例示的なコンピュータハードウェアおよびソフトウェアアーキテクチャを示すコンピュータアーキテクチャの図である。
本明細書では、Eメールメッセージの送信者または受信者に関連する送信前データをキャッシュおよび公開するための技術を提示する。本明細書で説明される主題は、コンピュータシステムにおけるオペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムの実行とともに実行されるプログラムモジュールの一般的なコンテキストで提示されるが、当業者には、他のタイプのプログラムモジュールとの組み合わせで他の実装を実施することができることが認識されよう。一般的に、プログラムモジュールは、ルーチン、プログラム、コンポーネント、データ構造、および特定のタスクを実行するか特定の抽象データ型を実装する他のタイプの構造を含む。さらに、当業者には、本明細書で説明される主題を、ハンドヘルドデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースまたはプログラム可能な家庭用電化製品、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータなどの他のコンピュータシステム構成を用いて実施することができることが認識されよう。
下記の詳細な説明では、説明の一部であり、特定の実施形態または実施例の説明のために示されている添付図面を参照する。いくつかの図面を通して同様の参照番号が同様の要素を表す図面を参照して、Eメールメッセージの送信者または受信者に関連する送信前データをキャッシュおよび公開するためのコンピューティングシステムおよび方法の態様について説明する。
図1に移ると、本明細書で提示される実施形態によって提供される、例示的なオペレーティング環境およびいくつかのソフトウェアコンポーネントの詳細が提示されている。具体的には、図1は、Eメールメッセージ114の送信者または受信者に関連する送信前データをキャッシュし、公開することができるシステム100の態様を示している。システム100は、クライアントコンピュータ102と、サーバコンピュータ104とを含む。図1に示されるように、クライアントコンピュータ102およびサーバコンピュータ104は、ネットワーク106などの1つまたは複数のローカルネットワークまたは広域ネットワークで相互に接続される。図1に図示されるネットワーク接続より多くのネットワーク接続を利用してもよいことを理解されたい。図1には単一のクライアントコンピュータ102と単一のサーバコンピュータ104のみを図示しているが、実施形態においてより多くのそのようなコンピューティングシステムを利用してもよいことも理解されたい。
図1に示されるように、クライアントコンピュータ102は、メールクライアント108を実行するように構成される。当技術分野では公知のように、メールクライアント108は、本明細書では送信者と呼ばれるクライアントコンピュータ102のユーザが、メールメッセージ114を作成し、送信するのを可能にするように構成されたコンピュータプログラムである。メールクライアント108がメールメッセージ114を送信するためには、サーバコンピュータ104上で実行されるメールサーバプログラム110とともに動作しなければならない。
メールサーバプログラム110は、メールクライアント108からメールメッセージ114を送信する要求を受信して、意図された受信者への配信のために適切なサーバコンピュータを通じてメールメッセージ114をリレーするように構成される。メールクライアント108は、メールサーバ110とともに動作して、クライアントコンピュータ102のユーザのためにメールメッセージを受信するようにも構成される。この点に関しては、メールサーバ110は、クライアントコンピュータ102のユーザに対する着信メッセージおよび送信メッセージを格納するためのメールボックス112を保持することができる。メールクライアント108およびメールサーバ110が、本明細書で提示される機能の他に、メールメッセージの送受信に関連する多くの追加の機能を提供することができることを理解されたい。メールクライアント108の一例は、ワシントン州レドモンドのマイクロソフト社のOUTLOOKメールクライアントである。メールサーバ110の一例は、同じくマイクロソフト社のEXCHANGEメールサーバである。しかしながら、本明細書で提示される実施形態を、他のベンダーのメールクライアントやメールサーバで利用することができることを理解されたい。
簡単に上述したように、本明細書で提供されるメールクライアント108は、Eメールメッセージの作成中に1つまたは複数のメールチップを取り出し、キャッシュし、およびEメール送信者に公開するように構成される。メールチップは、Eメールメッセージの送信者または受信者に関連し、およびEメールメッセージを送信するのに先立ってEメール送信者に公開されるプロパティである。Eメールを送信するのに先立ってEメールメッセージ送信者にメールチップを公開することによって、ユーザは、メッセージを実際に送信する前に、メッセージを送信すると起こりうることを認識することができる。したがって、ユーザは、情報を得た上で決定を行うことができ、Eメールメッセージの受信者を変更すること、またはメッセージを送信しないという選択をすることができる。
メールチップのカテゴリーの1つは、本明細書では受信者メールチップと呼ばれ、Eメールメッセージの受信者に関連する。例えば、受信者メールチップは、受信者メールボックスがいっぱいであるとき、ユーザが制限付き配信リストまたはメールボックスにEメールを送る権利を有しないとき、送信メッセージのサイズが、受信者が受信できる最大メッセージサイズよりも大きいとき、あるいは認証できないEメールアドレスドメインが入力されたときを示すことができる。受信者メールチップの別の例には、受信者のEメールアドレスが送信者の組織に属さないとき、配信リストがその組織に属さない1つまたは複数のEメールアドレスを含むとき、配信リストのメンバーの数が所定の値より多いとき、配信リストが、該配信リストのメンバーにメッセージをリレーする前にそのメッセージをレビューしてフィルタリングするモデレータ(moderator)を有するとき、受信者が職場を不在にしていることを示したとき、配信リストまたはメールボックスがユーザ定義されたカスタムメッセージを有するとき、内部Eメールアドレスを認証することができないとき、あるいは大きなメッセージが多くの受信者に送信されようとしているときを示すメールチップが含まれる。
本明細書で構成メールチップと呼ばれる別のカテゴリーのメールチップは、Eメールメッセージの送信者に関連するメールチップである。構成チップは、例えば、Eメール送信者によって送信されることとなるEメールメッセージが大きすぎること、または作成されているEメールメッセージによりEメール送信者のメールボックスがその送信限度を超えることとなることを示すことができる。上述の受信者メールチップおよび構成メールチップは、例示的なものにすぎず、Eメールメッセージの送信者または受信者に関連する任意の他の情報を、本明細書に説明されるメールチップの形でユーザに提示することができることを理解されたい。
メールメッセージ114の作成前または作成中に、クライアントコンピュータ102のユーザにメールチップを提示するために、メールクライアント108は、サーバコンピュータ104で動作するウェブサービス116とともに動作するように構成される。ウェブサービス116は、Eメールメッセージ114の送信者または受信者に関連付けられたメールチップに関するコールを、メールクライアント108から受信して応答する。特に、ウェブサービス116はメールチップデータストア118を保持する。構成メールチップ120は、Eメール送信者に対応するデータストア118に格納される。受信者メールチップ122も、様々な受信者に対応するデータストア118に格納される。
本明細書で提示される一実施形態において、メールクライアント108は、構成メールチップ120および受信者メールチップ122をウェブサービス116から受信し、そのメールチップをクライアントコンピュータ102においてキャッシュするように動作する。メールチップをキャッシュすることによって、メールクライアント108は、メールメッセージ114の作成中にネットワーク106を介して送信されるトラフィック量を軽減することができる。
一実装において、メールクライアント108は、ウェブサービス116から受信したメールチップを、メールチップキャッシュ126に格納する。一実装によると、構成メールチップ120は、クライアントコンピュータ102のレジストリに格納される。この実施形態において、受信者メールチップ122は、クライアントコンピュータ102のランダムアクセスメモリに格納される。しかしながら、メールチップキャッシュ126を、他の実施形態で他の手法により格納すること、例えばクライアントコンピュータ102の大容量記憶装置などに格納することができることを理解されたい。ウェブサービス116から取り出されたメールチップを保持するための他の機構が、クライアントコンピュータ102によって利用されることもある。
下記に詳述されるように、本明細書で提示される一実施形態において、メールクライアント108は、メールクライアント108が開始されるときに構成メールチップ120をウェブサービス116から取り出すように構成される。しかしながら、構成メールチップ120を、メールメッセージ114の作成の前の任意のときにウェブサービス116から取り出すこともできることを理解されたい。別の態様によると、受信者メールチップ122は、Eメールメッセージ114の各受信者がクライアントコンピュータ102のユーザによって識別されると、ウェブサービス116から取り出される。例えば、受信者メールチップ122は、送信者が各Eメール受信者の名前を提供したときに、ウェブサービス116から取り出され、メールチップキャッシュ126に格納され、そしてクライアントコンピュータ102のユーザに表示されることもある。諸実施形態においては、Eメール受信者の名前を決定(resolve)するために、ディレクトリサービス124をサーバコンピュータ104で実行することができる。一実施形態において、ディレクトリサービス124の使用などによりEメール受信者が決定されるまで、受信者メールチップ122はウェブサービス116から取り出されない。
次のEメールメッセージを作成するとき、ウェブサービス116から再びメールチップを取り出す代わりに、メールチップキャッシュ126に格納されているメールチップを利用する。例えば、ある受信者に対する受信者メールチップ122が、以前にキャッシュされていた場合、次のメールメッセージ114でその受信者を識別すると、ウェブサービス116から新たな受信者メールチップ122を取得するのではなく、メールチップキャッシュ126に格納された受信者メールチップを利用する。
下記にも詳述するように、メールチップキャッシュ126に格納されたメールチップを、定期的に更新することができる。例えば、構成メールチップ120を最後に取り出してから所定の時間期間が経過すると、更新された構成メールチップ120をウェブサービス116から取り出すことができる。例えば、一実装では、構成メールチップ120を、24時間以上キャッシュする。24時間が経過して、メールサーバ110との最初のセッションが確立されると、構成メールチップ120はリフレッシュされる。構成メールチップ120が最後にキャッシュされてから24時間が経過し、ユーザが、まだ同じセッションにいる場合、メールチップキャッシュ126に格納された構成メールチップ120がクリアされ、ウェブサービス116に対して、更新された構成メールチップ120を求めるクエリが行われることとなる。同様に、一実施形態においては、メールクライアント108がシャットダウンされるたびに、受信者メールチップ122がクリアされる。
頻繁に変わる可能性がある或る特定の受信者メールチップ122を、所定の時間期間が経過すると更新することもできる。例えば、メールボックスの満杯状態に対応するメールチップ、およびユーザが職場にいないことに対応するメールチップを、例えば1時間などの所定の期間が経過すると、ウェブサービス116からリフレッシュすることができる。他のメールチップを同様にリフレッシュすることもできる。そのようなスケジュールでこれらのメールチップをリフレッシュするために、これらのメールチップのメールチップキャッシュ126内にタイムスタンプを格納することができる。構成メールチップ120および受信者メールチップ122の取り出し、キャッシュ、表示、更新に関するさらなる詳細は、以下で図2〜図8に関連して提供される。
他の態様によると、メールクライアント108がオフラインであり、メールサーバ110およびウェブサービス116に対する接続が確立できないとき、メールチップキャッシュ126の一部を利用することができる。例えば、メールクライアント108がオフラインのとき、メールチップキャッシュ126に格納されている構成メールチップ120を直接利用することができる。メールクライアント108がオフラインのときに受信者メールチップ122を使用するために、受信者メールチップ122をオフラインアドレス帳128に格納することができる。図1に示されるように、オフラインアドレス帳128は、Eメールアドレスを含め複数の連絡先130を識別し、受信者メールチップ122も含むこともできる。メールクライアント108がオンライン状態に戻ると、更新されたメールチップをウェブサービス116から取り出すことができる。
図2を参照して、Eメールメッセージの送信者または受信者に関連する送信前データをキャッシュして公開するために本明細書で提示される実施形態に関するさらなる詳細を提供する。具体的には、図2は、構成メールチップ120を取り出してキャッシュするためのメールクライアント108の動作の態様を示すフロー図である。本明細書で説明される論理的動作は、(1)コンピューティングシステム上で実行される、コンピュータ実装される一連のアクトまたはプログラムモジュール、および/または(2)コンピューティングシステム内の相互接続されたマシン論理回路もしくは回路モジュールとして、実装されることを理解されたい。実装は、コンピューティングシステムの性能および他の要件に応じた選択事項である。従って、本明細書で説明される論理的動作は、状態動作、構造装置、アクト、またはモジュールなど様々に称される。これらの動作、構造装置、アクト、およびモジュールを、ソフトウェア、ファームウェア、専用デジタル論理、およびそれらの任意の組み合わせで実装することができる。図面に示され、本明細書で説明されるものよりも多くの動作または少ない動作を実行することができることも理解されたい。これらの動作を、本明細書で説明される順序とは異なる順序で実行することもできる。
ルーチン200は動作202で始まり、動作202で、ユーザはクライアントコンピュータ102においてメールクライアント108を起動する。メールクライアント108が起動されると、ルーチン200は、動作204に進み、動作204で、構成メールチップ120が最後に取り出されてから、所定の期間が経過したかどうかの判断が行われる。上述のように、この所定の期間は、一実装では24時間に設定される。しかしながら、メールチップキャッシュ126に格納された構成メールチップ120のリフレッシュをトリガするために、任意の所定時間を設定することができることを理解されたい。動作204で、メールクライアント108が、所定の期間が経過していないと判断すると、ルーチン200は動作216に進み、ルーチン200は終了する。しかしながら、所定の期間が経過している場合、ルーチン200は動作204から動作206に進む。
動作206で、ウェブサービス116が利用可能かどうかの判断が行われる。ウェブサービス116が現在利用可能でない場合、ルーチン200は動作206から動作208に進み、動作208で、ウェブサービス116が利用可能でないことがメールクライアント108に通知される。さらに、例えば15分などの所定の時間期間が経過すると、ウェブサービス116に再クエリを行う。ウェブサービス116に再クエリを行うと、ルーチン200は動作209に進み、動作209で、ウェブサービス116が利用可能かどうかのさらなる判断が行われる。ウェブサービス116が利用可能でない場合、ルーチン200は、上述のように動作209から動作208に進む。ウェブサービス116が利用可能である場合、ルーチン200は動作209から動作210に進む。動作206でメールクライアント108が、ウェブサービス116が利用可能であると判断すると、ルーチン200は動作206から動作210に進む。
動作210で、メールクライアント108は、ウェブサービス116に構成メールチップ120を要求する。ルーチン200は次いで動作212に進み、動作212で、メールクライアント108は、ウェブサービス116から構成メールチップ120を受信する。構成メールチップ120を受信すると、ルーチン200は動作214に進み、動作214で、メールクライアント108は、構成メールチップ120をメールチップキャッシュ126に格納する。構成メールチップ120が以前にメールチップキャッシュ126に格納されていた場合、更新された構成メールチップ120を格納する前に以前に格納された構成メールチップ120をクリアすることができ、あるいは単に上書きすることもできる。構成メールチップ120がメールチップキャッシュ126に格納されると、ルーチン200は、動作214から動作216に進み、終了する。
図3を参照して、メールクライアント108によって実行される、受信者メールチップ122を取り出し、キャッシュし、表示するための例示的な動作を示す例示的ルーチン300を説明する。ルーチン300は動作302で始まり、動作302で、メールクライアント108のユーザは、新たなメールメッセージ114の受信者データを入力する。例えば、ユーザは、意図した受信者の名前を入力することができ、あるいは意図した受信者のEメールアドレスを直接入力することもできる。
ユーザが受信者データを入力すると、ルーチン300は動作304に進み、動作304では、入力された受信者データを有効なEメールアドレスに変換する試みが行われる。上述のように、ディレクトリサービス124を調べることにより、Eメールアドレスの決定を試みることができる。別の実施形態によると、メールクライアント108によって以前に送信されたメールメッセージ114からの情報を格納するニックネームキャッシュ(nickname cache)を利用して、受信者データの決定を補助することもできる。アドレス帳128またはサーバコンピュータ104に格納されるグローバルアドレス帳を利用して、受信者のEメールアドレスを決定することもできる。動作304から、ルーチン300は動作306に進む。
動作306で、受信者データが、一義的に有効なEメールアドレスに変換されたかどうかの判断を行う。受信者データが一義的に変換されなかった場合、ルーチン300は動作308に進み、動作308で、ユーザに、決定プロセス(resolution process)を補助する機会を与える。例えば、ユーザは、受信者データを再タイプすること、または幾つかの受信者のEメールアドレスのうち1つを選択することが許可される。動作306で、受信者データが一義的に変換されたと判断されると、ルーチン300は動作306から動作310に進む。
動作310で、メールクライアント108はウェブサービス116に、識別された受信者のEメールアドレスに対応する受信者メールチップ122を要求するクエリを行う。ルーチン300は次いで動作312に進み、動作312では、任意のメールチップがEメールメッセージ114の受信者または送信者に該当するかどうかの判断が行われる。メールチップを該当しないとき、ルーチン300は動作320に進み、終了する。任意のメールチップを該当するとき、ルーチン300は動作312から動作314に進み、動作314で、ウェブサービス116から利用可能な受信者メールチップ122を取り出し、メールチップキャッシュ126に格納する。ルーチン300は次いで動作316に進み、動作316で、メールクライアント108が、受信者の決定された名前を表示しているかどうかの判断が行われる。決定された名前がまだ表示されていない場合、ルーチン300は動作316に戻る。決定された名前が表示されている場合、ルーチン300は動作318に進み、動作318で、メールメッセージの構成メールチップ120と受信者メールチップ122を表示する。決定動作316を行うことにより、メールクライアント108は、受信者の決定された名前が表示されるまで、その受信者のメールチップを表示しないことを保証する。メールチップを表示する例示的なユーザインタフェースを、以下で図6〜7に関連して説明する。ルーチン300は、動作318から動作320に進み、そこで終了する。
図4を参照して、メールクライアント108によって実行される、新たなメールメッセージ114を作成するときにメールチップキャッシュ126のコンテンツを更新するための例示的な動作を示す例示的なルーチン400を説明する。簡単に上述したように、メールクライアント108は、メールチップキャッシュ126に格納された、頻繁に変わる傾向がある或る特定の受信者メールチップ122を更新する。これも簡単に上述したように、このことを達成するために、メールクライアント108は、メールチップをメールチップキャッシュ126に格納するとき、これらのメールチップの各々とともにタイムスタンプを格納する。新たなメールメッセージ114が作成されると、このタイムスタンプを調べて、受信者メールチップをウェブサービス116からリフレッシュする必要があるかどうかを判断する。図4に図示されるルーチン400は、本明細書で提示される一実施形態におけるこのプロセスを示している。
動作402で、新たなメールメッセージ114が作成され、そのメールメッセージの受信者が識別される。ルーチン400は次いで動作404に進み、動作404でメールクライアント108は、その新たなメールメッセージのいずれかの受信者の受信者メールチップ122が、以前にキャッシュされているかどうかを判断する。キャッシュされていなければ、ルーチン400は動作414に進み、そこで終了する。この場合、ウェブサービス116に対して、新たなメールメッセージの受信者に対応する任意の受信者メールチップ122を要求するクエリが行われ、これらのメールチップは、メールチップキャッシュ126に格納されることになる。
新たなメールメッセージの受信者のいずれかに対する受信者メールチップ122が、以前にメールチップキャッシュ126に格納されている場合、ルーチン400は動作406に進む。動作406で、メールクライアント108は、メールチップキャッシュに格納された受信者メールチップ122に関するメールチップタイムスタンプのいずれかの期限が切れているかどうかを判断する。期限が切れていた場合、ルーチン400は動作408に進み、動作408で、メールクライアント108は、更新された受信者メールチップ122を求めて、ウェブサービス116に再度クエリを行う。次に、ルーチン400は、動作410に進み、そこで、ウェブサービス116から取り出された全ての更新された受信者メールチップ122をメールチップキャッシュ126に格納する。受信者メールチップ122に関連付けられたタイムスタンプも、更新された受信者メールチップ122がウェブサービス116から取り出された時を反映するように更新される。動作410から、ルーチン400は動作412に進む。
動作406で、メールクライアント108が、メールチップのタイムスタンプの期限が切れていないと判断すると、ルーチン400は動作412に進む。動作412で、メールチップキャッシュ126に格納された、新たなメールメッセージ114の受信者の受信者メールチップ122が取り出されて表示される。簡単に上述したように、メールチップを表示するためのユーザインタフェースは、以下で図6〜7に関連してさらに詳細に説明する。ルーチン400は動作412から動作414に進み、そこで終了する。
図5を参照して、メールクライアント108によって実行される、作成したが未送信(unsent)のメールメッセージ114のメールチップキャッシュ126のコンテンツを更新するためのプロセスを示す例示的なルーチン500を説明する。このルーチンは、例えば、クライアントコンピュータ102のユーザがメールメッセージ114を作成し、そのメールメッセージ114をすぐに送信しないときに実行される。例えばユーザは、メールメッセージ114の受信者を入力し、そして、ある時間の間は他のアクションは行わないが、その新たなメッセージ114に対する関心が離れることがある。あるいは、ユーザは、新たなメールメッセージ114を作成して、その新たなメールメッセージ114の受信者を入力し、その後、クライアントコンピュータ102の別のアプリケーションまたはオペレーティングシステムに関心を移すことがある。ユーザがメールメッセージ114に戻ると、メールチップキャッシュ126のコンテンツを更新することが必要なことがある。図5に図示されるルーチン500は、これを達成するためにメールクライアント108によって実行される1つのプロセスを示す。
ルーチン500は、動作502で始まり、動作502においてメールクライアント108は、関心が戻った未送信のメールメッセージが、メールチップキャッシュ126に受信者メールチップ122を以前に格納している受信者を含むかどうかを判断する。未送信のメールメッセージが、受信者の受信者メールチップ122を含まない場合、ルーチン500は動作502から動作514に進み、そこで終了する。しかしながら、未送信のメールメッセージが、受信者メールチップ122を前にキャッシュした受信者を含む場合、ルーチン500は動作504に進む。
動作504で、メールクライアント108は、再クエリタイマー(re-query timer)の期限が切れているかどうかを判断する。一実装において、再クエリタイマーは、メールクライアント108によって、受信者メールチップ122を求めてウェブサービス116に対する再クエリを行うべきときを示すように設定される。一実施形態においては、時限付き再クエリ(timed re-query)は、メールクライアント108によって1時間後に実行される。しかしながら、任意の時間期間を利用することができることを理解されたい。再クエリタイマーの期限が切れていない場合、ルーチン500は下述するように動作504から動作512に分岐する。再クエリタイマーの期限が切れている場合、ルーチン500は、動作504から動作506に進む。
動作506で、メールクライアント108は、更新すべき受信者メールチップ122に対するメールチップタイムスタンプの期限が切れているかどうかを判断する。上述のように、メールチップタイムスタンプは、頻繁に修正され得る受信者メールチップ122に対して、その受信者メールチップ122がメールチップキャッシュに格納されるときに設定される。メールチップタイムスタンプの期限が切れていない場合、ルーチン500は、下述するように動作506から動作512に進む。しかしながら、メールチップタイムスタンプの期限が切れている場合、ルーチン500は動作506から動作508に分岐する。
動作508で、メールクライアント108は、更新された受信者メールチップ122を求めて、ウェブサービス116に再クエリを行う。ルーチン500は次いで動作510に進み、動作510において、更新された受信者メールチップ122を、ウェブサービス116から受信してメールチップキャッシュ126に格納する。頻繁に変更される受信者メールチップ122に関連付けられたタイムスタンプも更新される。ルーチン500は、動作510から動作512に進み、動作512において、メールクライアント108は、未送信のメールメッセージ114の受信者のためのキャッシュされた受信者メールチップ122を、メールチップキャッシュ126から取り出して、それらを表示する。メールチップを表示するための例示的なユーザインタフェースは、以下で図6〜7に関連して説明する。ルーチン500は、動作512から動作514に進み、そこで終了する。
図6を参照して、メールクライアント108によって提供される例示的なユーザインタフェース600について説明する。図6に示されるユーザインタフェース600を、メールメッセージ114の受信者を指定する従来的な手法で利用することができる。例えば、図6に示されるように、メールメッセージ114の受信者を指定するためのフィールド、件名(subject)を指定するフィールド、メッセージの本文を挿入するためのフィールドが与えられている。実装によると、ユーザインタフェース600は、メールクライアント108によって構成メールチップ120と受信者メールチップ122をEメール送信者に対して公開するのにも利用される。
図6に示されるように、ユーザインタフェース600は、メールチップバーフレーム(mail tip bar frame)602を含む。メールチップバーフレームは、メールチップの明示(manifestation)に割り当てられた全体の領域を含む。実施形態によると、メールチップバーフレーム602は、表示されているメールチップの重要度に応じて異なる色で表示することができる。さらに、図7に関連して下述するように、複数のメールチップを表示する場合、または単一のメールチップが複数の受信者に該当する場合、メールチップバーフレーム602を拡張することができる。
ユーザインタフェース600は、メールチップアイコン604も含む。メールチップアイコン604は、表示されているメールチップの重要度に応じて変更することができる。メールチップアイコン604の隣にあるのは、メールチップメッセージ606である。メッセージ606は、対応するメールチップによって報告される問題の影響を伝える。メールチップメッセージ606によって説明される問題に対処するアクションをユーザが実行することを可能にする、アクションボタン608も与えられている。例えば、図6に示される実装においては、アクションボタン608を利用して、メールメッセージ114から受信者を削除する(remove recipient)ことができる。他のアクションを提示することもできる。
実施形態によると、Eメールアドレスの受信者は、ユーザインタフェース600で識別される。例えば、メールメッセージ114の意図された受信者のうちの1人の名前を示す名前610を提供することができる。一実施形態では、受信者メールチップ122が該当するメールメッセージの受信者を、ハイライトすること、色付けすること、またはメールチップがその特定のユーザのために存在していることを示すように他の方法で区別することができる。このようにすると、送信者の注意を、受信者名610から、メールチップメッセージ606が表示されているメールチップバーフレーム602に向けさせることができる。メールチップバーフレーム602を隠すためのクローズボタン612を設けることもできる。
次に図7に移り、図6に関連して上述した構成メールチップ120と受信者メールチップ122を公開するためのユーザインタフェースに関するさらなる詳細を提供する。簡単に上述したように、2つより多くのメールチップを表示すべき場合、または単一のメールチップが複数の受信者に該当する場合、メールチップバーフレーム602を拡張することができる。これは、図7に示されている。具体的には、複数の受信者に対するメールチップメッセージを示すためにメールチップバーフレーム602が拡張されている。さらに、多数の受信者に該当する単一のメールチップを一緒に表示することができる。例えば、図7の例においては、メールチップアイコン704が、職場不在(out of office)メールチップに対応するメールチップメッセージの隣に表示される。その隣には、複数の受信者によって提供された職場不在のメッセージが表示されている。各メールチップメッセージの隣にアクションボタンが設けられているため、ユーザは、メールメッセージ114から対応する受信者を削除することができる。
図8を参照して、クライアントコンピュータ102のユーザが、メールクライアント108によって表示されるメールチップをカスタマイズすることができる例示的なユーザインタフェース800について説明する。具体的には、ユーザインタフェース800は、クライアントコンピュータ102のユーザが、メールクライアント108によって表示されるべきメールチップを指定することができるようにするユーザインタフェースコントロールを提供する。例えば、ユーザは、メールチップを制限付き配信リストまたは制限付き受信者に表示するかどうかを選択することができる。ユーザは、無効な受信者アドレス、無効な外部ドメイン、受信者にとって大きすぎるメッセージ、送信するのに大きすぎるメッセージ、受信者メールボックスがメールチップでいっぱいであるなどの、配信不可能メッセージメールチップを表示するかどうかを定義することもできる。
ユーザインタフェース800は、メッセージが大きな配信リストまたは多くの相手(audience)に送信されるとき、大きなメッセージが多くの相手に送信されるとき、受信者が職場不在のとき、外部の受信者が配信リストで識別されるとき、あるいはメールボックス容量を超えそうなときなどに、メールクライアント108によって情報メールチップを表示するかどうかをユーザが定義できるようにすることができる。図8にも図示されるように、メールサーバ110の管理者は、ユーザインタフェース800に提示されるオプションをロックすることができる。このように、メールサーバ110の管理者は、メールクライアント108にメールチップを表示させることができ、あるいはメールクライアント108にメールチップが表示させないようにすることもできる。
他の態様によると、ユーザインタフェース800は、メールクライアント108のユーザが、メールチップバーフレーム602を常に表示するように指定すること、あるいはメールチップバーフレーム602を決して表示しないように指定することを可能にするためのユーザインタフェースコントロールを含む。メールチップがメッセージに該当するときのみメールチップバーフレーム602を表示することをユーザが指定することを可能にするユーザインタフェースコントロールを提供することもできる。複数のメールチップが単一のメールメッセージ114に該当するときに、メールクライアント108に自動的にメールチップバーフレーム602を拡張させるオプションを提供することもできる。図6〜図8に示されるユーザインタフェースコントロールおよびレイアウトは、単に例示的なものに過ぎず、他の種類のユーザインタフェースコントロール、レイアウト、およびフォーマットを利用してもよいことを理解されたい。
図9は、クライアントコンピュータ102を具現化するのに利用することができる例示的なコンピュータアーキテクチャを示す。具体的には、図9に示されるコンピュータアーキテクチャは、従来のデスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、またはサーバコンピュータを示しており、このコンピュータアーキテクチャを利用して、クライアントコンピュータ102で実行するとして説明してきた本明細書で提示されるソフトウェアコンポーネントのいかなる態様も実行することができる。図9に示されるコンピュータアーキテクチャを利用してサーバコンピュータ104を具現化することもでき、サーバコンピュータ104で実行するとして本明細書で説明したソフトウェアコンポーネントを実行することもできることを理解されたい。他の種類のコンピュータアーキテクチャを利用して、本明細書で提示される様々な態様を具現化することもできる。
図9に示されるコンピュータアーキテクチャは、中央処理装置902(「CPU」)と、ランダムアクセスメモリ914(「RAM」)および読み取り専用メモリ(「ROM」)916を含むシステムメモリ908と、メモリをCPU902に接続するシステムバス904とを含む。起動時などにクライアントコンピュータ102内の要素間の情報の伝達を助ける基本ルーチンを含む基本入出力システムは、ROM916に格納される。クライアントコンピュータ102はさらに、オペレーティングシステム918、アプリケーションプログラム、および他のプログラムモジュールを格納する大容量記憶装置910を含み、これについては以下で詳述する。
大容量記憶装置910は、バス904に接続された大容量記憶コントローラ(図示せず)を介してCPU902に接続される。大容量記憶装置910およびそれに関連するコンピュータ読取可能媒体は、クライアントコンピュータ102に不揮発性記憶装置を提供する。ここに含まれるコンピュータ読取可能媒体の記載は、ハードディスクまたはCD−ROMドライブなどの大容量記憶装置に関するものであるが、コンピュータ読取可能媒体は、クライアントコンピュータ102によってアクセス可能な任意の利用可能なコンピュータ記憶媒体とすることができることを当業者は理解されたい。
限定ではなく例として、コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ読取可能命令、データ構造、プログラムモジュールまたは他のデータなどの情報を格納するための任意の方法または技術で実装される、揮発性および不揮発性媒体、取り外しおよび取り外し不能媒体を含むことができる。例えば、コンピュータ読取可能媒体には、RAM、ROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリもしくは他の固体メモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(「DVD」)、HD−DVD、BLU−RAY、もしくは他の光記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置、もしくは他の磁気記憶装置、または所望の情報を記憶するのに使用でき、クライアントコンピュータ102によってアクセス可能な任意の他の媒体を含むが、これらには限定されない。
様々な実施形態によると、クライアントコンピュータ102は、ネットワーク106などのネットワークを介したリモートコンピュータへの論理接続を使用して、ネットワーク化された環境で動作する。クライアントコンピュータ102は、バス904に接続されたネットワークインタフェースユニット906を介してネットワーク106に接続することができる。ネットワークインタフェースユニット906を利用して、他の種類のネットワークおよびリモートコンピュータシステムに接続することができることも理解されたい。クライアントコンピュータ102は、キーボード、マウス、または電子スタイラス(図9には図示せず)を含め複数の他の装置から入力を受信して処理するための入出力コントローラ912を含んでもよい。同様に、入出力コントローラは、ディスプレイ画面、プリンタ、または他の種類の出力装置(図9には図示せず)に出力を提供することができる。
簡単に上述したように、多くのプログラムモジュールおよびデータファイルを、ネットワーク化されたデスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、またはサーバコンピュータの動作を制御するのに適切なオペレーティングシステム918を含むクライアントコンピュータ102の大容量記憶装置910およびRAM914に格納することができる。大容量記憶装置910およびRAM914は、1つまたは複数のプログラムモジュールを格納することもできる。特に、大容量記憶装置910およびRAM914は、図1〜図8に関連してそれぞれ上述したメールクライアント108およびメールチップキャッシュ126を格納することができる。大容量記憶装置910およびRAM914は、他の種類のプログラムモジュールを記録することもできる。
以上に基づいて、Eメールメッセージの送信者または受信者に関連する送信前のデータをキャッシュして公開するための技術が本明細書で提供されたことを理解されたい。本明細書に提示される主題は、コンピュータの構造的特徴、方法論的アクト、およびコンピュータ読取可能媒体に特有の言語で説明したが、添付の特許請求の範囲で定義される本発明は必ずしも、本明細書で説明された特定の特徴、アクト、または媒体に限定されないことは理解されよう。むしろ、特定の特徴、アクト、および媒体は、特許請求の範囲を実装する例示的な形式として開示されている。
上述の主題は単に例示として提供されており、限定として解釈されるべきではない。図示および説明した例示的な実施形態や用途に従うことなく、および特許請求の範囲に記載される本発明の真の趣旨および範囲を逸脱することなく、本明細書に記載される主題に対して様々な修正、変更を行うことができる。

Claims (13)

  1. 電子メール(Eメール)メッセージの受信者または送信者に関する送信前データをキャッシュするための方法であって、クライアントコンピュータが、
    Eメールメッセージの作成前記Eメールメッセージの受信者に関連するデータを含む1つまたは複数の受信者メールチップを取り出すステップと、
    ウェブサービスから、前記Eメールメッセージの送信者に関するデータを含む1つまたは複数の構成メールチップを取り出すステップと、
    前記受信者メールチップおよび前記構成メールチップ、前記受信者メールチップおよび前記構成メールチップをそれぞれキャッシュした時間を示すタイプスタンプとともにキャッシュするステップと
    前記タイムスタンプに基づいて、前記受信者メールチップおよび前記構成メールチップを取り出してから所定の時間期間が経過したかどうかを判断するステップと、
    前記受信者メールチップおよび前記構成メールチップの少なくとも一方について前記所定の時間期間が経過したと判断したことに応答して、前記受信者メールチップおよび前記構成メールチップの少なくとも一方の更新されたメールチップを前記ウェブサービスから取り出してキャッシュするステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記受信者メールチップは、前記Eメールメッセージの受信者のメールボックスがいっぱいであることの指示、または前記Eメールメッセージの送信者が、前記Eメールメッセージが送信される制限付き受信者に前記Eメールメッセージを送信するための権限を有しないことの指示のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記Eメールメッセージの作成中に前記受信者メールチップを表示するステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記構成メールチップは、前記Eメールメッセージのサイズが、前記Eメールメッセージの送信者のメールボックスに関連する送信制限を超えていることの指示を含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  5. 前記Eメールメッセージの作成中に前記構成メールチップを表示するステップをさらに含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  6. 前記1つまたは複数の受信者メールチップは、前記Eメールメッセージの前記受信者のEメールアドレスの決定に応答して取り出されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  7. コンピュータによって実行されると、前記コンピュータに、
    電子メール(Eメール)メッセージの作成前に、サーバコンピュータから前記Eメールメッセージの送信者に関連する1つまたは複数の構成メールチップを取り出すことと、
    前記Eメールメッセージの作成中に前記Eメールメッセージの受信者に対応する1つまたは複数の受信者メールチップを前記サーバコンピュータから取り出すことと、
    前記構成メールチップおよび前記受信者メールチップをキャッシュに格納することであって、前記構成メールチップおよび前記受信者メールチップをそれぞれ前記キャッシュに格納した時間を示すタイムスタンプとともに格納することと、
    前記構成メールチップおよび前記受信者メールチップを表示することと
    前記タイムスタンプに基づいて、前記サーバコンピュータから前記構成メールチップおよび前記受信者メールチップを取り出してから所定の時間期間が経過したかどうかを判断することと、
    前記構成メールチップおよび前記受信者メールチップの少なくとも一方について前記所定の時間期間が経過したと判断したことに応答して、前記構成メールチップおよび前記受信者メールチップの少なくとも一方の更新されたメールチップを前記サーバコンピュータから取得して前記キャッシュ内に格納することと
    を実行させるコンピュータ実行可能命令を記憶したことを特徴とするコンピュータ記憶媒体。
  8. 前記コンピュータに、
    次のEメールメッセージ作成中に第2の受信者の識別を受信することと、
    前記第2の受信者に対応する受信者メールチップが前記キャッシュに格納されているかどうかを判断することと、
    前記第2の受信者に対応するメールチップが前記キャッシュに格納されていると判断したこと応答して、前記第2の受信者に対応する受信者メールチップを前記キャッシュから取り出し、該取り出した受信者メールチップを表示することと
    を実行させるコンピュータ実行可能命令をさらに記憶したことを特徴とする請求項に記載のコンピュータ記憶媒体。
  9. 前記受信者メールチップは、前記Eメールメッセージの受信者のメールボックスがいっぱいであることの指示、または前記Eメールメッセージの送信者が、前記Eメールメッセージが送信される制限付き受信者に前記Eメールメッセージを送信するための権限を有しないことの指示のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項に記載のコンピュータ記憶媒体。
  10. 前記構成メールチップは、前記Eメールメッセージのサイズが、前記Eメールメッセージの送信者のメールボックスに関連する送信制限を超えていることの指示を含むことを特徴とする請求項に記載のコンピュータ記憶媒体。
  11. 前記1つまたは複数の受信者メールチップは、前記Eメールメッセージの前記受信者のEメールアドレスの決定に応答して取り出されることを特徴とする請求項10に記載のコンピュータ記憶媒体。
  12. 電子メール(Eメール)メッセージの受信者または送信者に関する送信前データをキャッシュするための方法であって、クライアントコンピュータが、
    Eメールメッセージの作成前に、ウェブサービスと通信して、前記Eメールメッセージの送信者に関連するデータを含む1つまたは複数の構成メールチップを取得するステップと、
    前記Eメールメッセージの作成中に、前記Eメールメッセージの受信者に関連するデータを含む1つまたは複数の受信者メールチップを前記ウェブサービスから取得するステップと、
    前記受信者メールチップおよび前記構成メールチップをメールチップキャッシュに格納するステップであって、前記受信者メールチップおよび前記構成メールチップをそれぞれ前記メールチップキャッシュに格納した時間を示すタイムスタンプとともに格納するステップと、
    前記Eメールメッセージの作成中に、前記受信者メールチップおよび前記構成メールチップを表示するステップと、
    第2のEメールメッセージ作成中に、前記第2のEメールメッセージの受信者に対応する受信者メールチップが前記メールチップキャッシュに格納されているかどうかを判断するステップと、
    前記第2のEメールメッセージの受信者に対応する受信者メールチップを前記メールチップキャッシュから取り出すステップと、
    前記第2のEメールメッセージ作成中に、前記対応する受信者メールチップを表示するステップと
    前記タイムスタンプに基づいて、前記ウェブサービスから前記構成メールチップおよび前記受信者メールチップを取得してから所定の時間期間が経過したかどうかを判断するステップと、
    前記構成メールチップおよび前記受信者メールチップの少なくとも一方について前記所定の時間期間が経過したと判断したことに応答して、前記構成メールチップおよび前記受信者メールチップの少なくとも一方の更新されたメールチップを前記ウェブサービスから取得して前記メールチップキャッシュに格納するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  13. 前記1つまたは複数の受信者メールチップは、前記Eメールメッセージの前記受信者のEメールアドレスの決定に応答して前記ウェブサービスから取り出されることを特徴とする請求項12に記載の方法。
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