JP5404949B1 - 焼芋装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 均一に焼き上げられる焼芋を短時間で大量に製造可能な焼芋装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係る焼芋装置1は、石Sを用いて芋Pを焼く焼芋装置1であって、芋Pを収納可能な収納庫2と、収納庫2に設けられ、複数の芋Pを載せることができる少なくとも1つの芋載せ台10と、芋載せ台10の上方に配置される上部加熱手段21と、芋載せ台10の下方に配置される下部加熱手段22と、芋載せ台10の両側方にそれぞれ配置される少なくとも2つの側部加熱手段23とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、焼芋装置に関するものである。
従来の焼芋装置は、加熱した石を敷き詰めた上に芋を載せ、下からの熱で芋を焼くものである。そのため、芋を均一に焼くためには、芋の焼き加減を見て芋をひっくり返す作業が必要であった。また、このように芋を焼いている途中でひっくり返すため、一度に多くの芋を焼くことができず、焼芋を大量生産することが困難であった。
特許文献1では、上記課題を解決するために、芋をひっくり返さずに焼き上げることができる焼芋装置が提案されている。この焼芋装置は、芋を載せる棚に対流管が設けられており、棚の下方に設けられた加熱手段から発せられた熱が対流管を通り棚の上方に抜けるようになっている。そして、上に抜けた熱が対流することで、芋の上から熱を与えている。
特開2011−36626号公報
しかしながら、特許文献1のような焼芋装置では、芋の下からは加熱手段から熱が与えられるのに対して、芋の上からは対流した熱が与えられるに過ぎず、芋の上側と下側とでは与えられる熱の温度差が大きく、芋を均一に焼き上げることができないという問題が生じていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、均一に焼き上げられる焼芋を短時間で大量に製造可能な焼芋装置を提供する。
本発明に係る焼芋装置は、石を用いて芋を焼く焼芋装置であって、芋を収納可能な収納庫と、前記収納庫に設けられ、複数の芋を載せることができる少なくとも1つの芋載せ台と、前記芋載せ台の上方に配置される上部加熱手段と、前記芋載せ台の下方に配置される下部加熱手段と、前記芋載せ台の両側方にそれぞれ配置される少なくとも2つの側部加熱手段とを備える。
本発明の焼芋装置によると、芋載せ台に複数の芋を載せることができる。加えて、芋載せ台の上下方向及び両側方から各加熱手段によって熱が与えられるため、芋を焼いている途中で芋の焼き加減を見て芋をひっくり返す作業が不要となる。これにより、一度に大量の焼芋を製造することができる。また、芋載せ台の上下方向及び両側方から各加熱手段によって熱が与えられることで、芋全体にまんべんなく熱を与えることができ、均一に芋を焼き上げることができる。
上記焼芋装置において、芋載せ台は、複数の芋を一方向に整列して載せられるように形成され、上面には芋の整列方向に沿って凹部が形成されており、少なくとも2以上の芋載せ台が、互いに平行となるように収納庫内に設けられ、各芋載せ台の両側に、収納庫を区画する仕切り壁が設けられ、仕切り壁は、上方に空間を有するように高さが設定されており、仕切り壁の上方において収納庫内の区画された各内部空間が連通可能であり、側部加熱手段は、仕切り壁内に設けられることができる。このように、芋を芋載せ台に一方向に整列して並べることで、各加熱手段からの熱が全ての芋にムラなく与えられるため、全ての芋を均一に焼き上げることができる。また、芋載せ台の上面に凹部を形成することで、芋載せ台に載せる芋を凹部に嵌めて安定して載せることができる。これにより、芋を焼いている途中で芋が転がることがなく、芋全体に熱が均一に伝わり、より均一に芋を焼き上げることができる。また、収納庫内に芋載せ台を複数設け、各芋載せ台の上下方向及び両側方に各加熱手段を配置することにより、一度に大量の芋を焼き上げることができる。さらに、収納庫内を区画する仕切り壁の上方に空間を形成することで、収納庫内の区画された各内部空間が仕切り壁の上方の空間を介して繋がった状態となり、収納庫内に空気の流れを生じさせることができる。これにより、仕切り壁で区画された各内部空間に均一に熱が伝わるようになり、ひいては、仕切り壁に挟まれて個別に設けられている複数の芋載せ台に均一に熱が伝わるようになるため、複数の芋載せ台に載せられる大量の芋を、より均一に焼き上げることができる。
本発明に係る焼芋装置によれば、均一に焼き上げられる焼芋を短時間で大量に製造することができる。
本発明の焼芋装置の一実施形態を示す正面透視図である。 図1の焼芋装置の芋載せ台の斜視図である。 図1の焼芋装置の側面斜視図である。 図1の焼芋装置の側部加熱手段を仕切り壁の一側面を除いて示す斜視図である。 図1の焼芋装置の石収容器の斜視図である。 図1の焼芋装置の扉を閉めた状態を示す正面図である。
以下、本発明に係る焼芋装置1の一実施形態について添付図面を参照して説明する。以下では、図1に示す方向で上下左右方向を定義する。また、図1において手前側を前側、奥側を後側と定義する。なお、図1及び図3は、図を分かりやすくするために、後述する芋載せ台10の枠体11のみを図示している。
図1に示すように、焼芋装置1は、芋Pを収納可能な収納庫2と、収納庫2に設けられる芋載せ台10と、芋載せ台10を加熱するための上部加熱手段21、下部加熱手段22及び側部加熱手段23とを備えている。また、焼芋装置1は、上部加熱手段21と芋載せ台10との間に上部石収容器41を備え、下部加熱手段22と芋載せ台10との間に下部石収容器42を備えている。
収納庫2は、天板2a、底板2b、左右の側板2c及び背板2dからなり、前面が開放された箱状に形成されている。そして、収納庫2の前面には、引き出し式の扉3が取り付けられており、扉3により収納庫2が閉じられている。天板2a、底板2b、側板2c、背板2d及び扉3は、例えばステンレス等の鋼板で形成されている。また、収納庫2の内部には、中央より下側に、芋載せ台10と下部石収容器42とを引き出し可能に取り付けるための下部レール4が設けられており、中央より上側に、上部石収容器41を引き出し可能に取り付けるための上部レール5が設けられている。
図2に示すように、芋載せ台10は、金属製の丸棒材を略直方体状に形成した枠体11と、枠体11の左右方向に対向する辺を連結する複数の金属製の細丸棒材121が平行に配置された網体12とから構成されている。具体的には、枠体11は、平面視長方形状を呈する上段部111と下段部112とを四隅で上下方向に連結することにより形成されている。上段部111及び下段部112はそれぞれ、長手方向が収納庫2の奥行きと略同じ長さで、短手方向が芋Pを横向きに載せることができる長さで形成されている。網体12は、複数の細丸棒材121からなり、枠体11の上段部111に設けられている。各細丸棒材121は、枠体11の短手方向に延び、芋Pを横向きに載せたときに芋Pが落ちない間隔で互いに平行に配置されている。芋載せ台10の上面、すなわち、枠体11の上段部111及び上段部111に取り付けられる網体12には、枠体11の上段部111の前辺111a及び後辺111b並びに網体12を形成する全ての細丸棒材121の短手方向中央に凹部13が形成されている。凹部13は、芋Pを横向きに寝かせて安定して置くことができる幅及び深さで形成されている。そして、複数の芋Pが、芋載せ台10上の凹部13に横向きに寝かせた状態で、芋載せ台10の長手方向に一列に整列して並べられる。
図1に示すように、本実施形態では、4個の芋載せ台10が収納庫2内に設けられている。具体的に説明すると、収納庫2内には、底板2bの上に、収納庫2の手前側から奥側まで延びる5個の仕切り壁30が設けられている。仕切り壁30は、内部が空洞で、収納庫2の前後方向の長さと略同等の長さを有している。また、仕切り壁30は、収納庫2の上部において、上部加熱手段21の下方に設けられる上部石収容器41との間に空間31を有するような高さとなっている。この仕切り壁30が、収納庫2の両側板2cに沿って2個配置され、その間を3個の仕切り壁30が適当な間隔を有して配置されている。これにより、収納庫2の内部は、5個の仕切り壁30によって4個の内部空間32に区画されることとなり、この区画された各内部空間32内に芋載せ台10が1個ずつ設けられている。言い換えると、芋載せ台10の両側方に仕切り壁30が配置されている。
さらに具体的に説明すると、各仕切り壁30の上下方向の中央付近には、各内部空間32と対向する面に沿って、下部レール4が設けられている。下部レール4は、断面L字状を呈しており、収納庫2の背板2dに取り付けられて収納庫2の前面に延びて設けられている。この下部レール4に後に詳述する下部石収容器42が引き出し可能に設けられており、芋載せ台10は、下部石収容器42上に載せられることによって収納庫2内に設けられている。各芋載せ台10は、各内部空間32に、長手方向が扉3から収納庫2の奥に向かって延びるようにして配置されている。すなわち、4個の芋載せ台10は、長手方向つまり芋Pの整列方向が互いに平行になっている。
また、図3に示すように、各芋載せ台10は、下部石収容器42と共に前端が扉3の裏面3aに結合されている。これにより、4個の芋載せ台10が、扉3の開動作に伴って収納庫2から引き出され、扉3の閉動作に伴って収納庫2内に収納されるようになっている。すなわち、芋載せ台10の出し入れが扉3の開閉によって行えるようになっている。
次に、図1及び図4を参照して、各加熱手段21,22,23について説明する。なお、上部加熱手段21と下部加熱手段22とは、同様の形態を有しているため、以下では、上部加熱手段21を例に取って説明する。
上部加熱手段21は、平面視長方形状で下面が開口している箱枠に複数のバーナを配列して構成されている。箱枠は、収納庫2の奥行きと略同等の前後方向の長さを有し、且つ、各内部空間32の左右方向と略同等の左右方向の長さを有している。この箱枠内に複数のバーナが整列して取り付けられている。バーナは、下向きに火炎が噴き出されるように配置され、上端において、ガス管(図示せず)からのガスが供給されるようになっている。すなわち、上部加熱手段21は、複数のバーナから下向きに面状に火炎が噴き出されるようになっている。
図1に示すように、上部加熱手段21は、各芋載せ台10の上方で、収納庫2の天板2aに取り付けることによって設けられている。すなわち、本実施形態では、4個の上部加熱手段21が、4個に区画された内部空間32に対応して個別に設けられている。そして、上部加熱手段21から下向きに噴き出された火炎による熱が、芋載せ台10上の全ての芋Pに、上方から与えられるようになっている。
また、下部加熱手段22は、各芋載せ台10の下方で、収納庫2の床板2bに設けられている。すなわち、本実施形態では、4個の下部加熱手段22が、4個に区画された内部空間32に対応して個別に設けられている。下部加熱手段22は、上部加熱手段21と同様の形態で、上部加熱手段21とは逆に上向きに面上の火炎が噴き出されるように設けられている。そして、下部加熱手段22から上向きに噴き出された火炎による熱が、芋載せ台10上の全ての芋Pに、芋載せ台10を介して下方から与えられるようになっている。
側部加熱手段23は、隣接する芋載せ台10の間、及び、両外側の芋載せ台10の外側側方に配置されている仕切り壁30の空洞となっている内部に設けられている。すなわち、本実施形態では、5個の側部加熱手段23が、5個の仕切り壁30内に取り付けられている。
図4に示すように、側部加熱手段23は、バーナ231として構成されている。バーナ231は、収納庫2の奥行きと略同等の長さを有する円筒状を呈している。このバーナ231は、収納庫2内で芋載せ台10が設けられる高さ位置と略同等の高さ位置において、軸方向が芋載せ台10の長手方向と平行になるように仕切り壁30に取り付けられている。バーナ231には所定間隔毎に噴出口232が形成されており、噴出口232が上を向くようにして仕切り壁30に取り付けられている。バーナ231にはガス管(図示せず)からガスが供給されるようになっており、バーナ231は、ガスの供給を受けて噴出口232から上向きに火炎が噴き出されるようになっている。これにより、収納庫2内に熱が伝わり易く、短時間で焼芋を製造することができる。
側部加熱手段23からの熱は、仕切り壁30の上端及び仕切り壁30の側面から芋Pに与えられるようになっている。具体的には、仕切り壁30の内部の空洞を通って仕切り壁30の上端から、仕切り壁30の上方の空間31に熱が放出されている。この熱は、各内部空間32を互いに連通している空間31を介して、収納庫2内に均等に広がり、各内部空間32を均等に暖めることで芋Pに均等に伝えられている。また、仕切り壁30の側面から放出される熱も、各内部空間32を暖めることで芋Pに伝えられている。このとき、両側方に芋載せ台10が配置される仕切り壁30は、両側面から熱を放出しており、1個の側部加熱手段23から2個の芋載せ台10に熱が与えられるようになっている。
次に、図1及び図5を参照して、上部石収容器41及び下部石収容器42について説明する。なお、上部石収容器41と下部石収容器42とは、同様の形態を有しているため、以下では、上部石収容器41を例に取って説明する。
図5に示すように、上部石収容器41は、直方体状に形成されており、長手方向の長さが収納庫2の奥行きと略同等の長さを有し、短手方向の長さが収納庫2内の内部空間32の左右方向の幅と略同等の長さを有している。また、上部石収容器41の高さは、3〜4cmに形成されている。上部石収容器41は、例えば、鉄板等で形成されており、内部に石Sが敷き詰められている。
収納庫2の内部には、上部加熱手段21の下方に、収納庫2の背板2dに取り付けられて収納庫2の前面まで延びる上部レール5が設けられている。本実施形態では、4個の内部空間32に対応するように、収納庫2の両側板2cに沿って断面L字状の2個の上部レール5が配置され、その間を断面T字状の3個の上部レール5が配置されている。この上部レール5に引き出し可能に上部石収容器41が設けられている。すなわち、4個の上部石収容器41が、上部レール5に取り付けられ、4個の内部空間32に対応して、4個の芋載せ台10の上方にそれぞれ設けられている。
下部石収容器42も上部石収容器41と同一の形態・材質で形成され、上部石収容器41と同様に内部に石Sが敷き詰められている。この下部石収容器42は、4個の内部空間32に対応して4個設けられ、それぞれが上述した下部レール4に引き出し可能に配置されている。
上記のように構成された焼芋装置1は、次のようにして使用される。すなわち、扉3を引き出して収納庫2を開く。このとき、同時に芋載せ台10が収納庫2から引き出される。この芋載せ台10に芋Pを整列して並べる。その後、扉3を閉めると同時に芋載せ台10が収納庫2内に収納され、この状態で、ガス管(図示せず)からガスを供給し、各加熱手段21,22,23を燃焼させる。そして、各加熱手段21,22,23からの火炎の熱によって芋Pを焼く。このとき、図6に示すように、収納庫2には、扉3を閉めた状態で、上部加熱手段21及び下部加熱手段22の火力を見るためののぞき窓6が設けられている。そのため、のぞき窓6から上部加熱手段21及び下部加熱手段22の火力を見て、必要に応じて調整することができる。また、上部加熱手段21及び下部加熱手段22が内部空間32に対応して4個に分かれているので、個別に火力を調整することもできる。芋Pが焼き上げられると、扉3を開いて芋載せ台10を引き出し、焼き上がった芋Pを取り出す。
以上のように、本実施形態では、複数の芋Pを載せることができる芋載せ台10を4個備えるため、一度に大量の焼芋を製造することができる。また、その芋載せ台10の上下方向及び両側方から各加熱手段21,22,23によって熱が与えられるため、芋Pを焼いている途中で芋Pの焼き加減を見て芋Pをひっくり返す作業が不要となり、大量の焼芋を短時間で製造することができる。また、芋載せ台10上には芋Pが一列に整列して並べられており、その芋載せ台10の上下方向及び両側方から各加熱手段21,22,23によって熱がムラなく与えられることで、芋P全体にまんべんなく熱を与えることができ、全ての芋Pを均一に焼き上げることができる。また、芋載せ台10の上面10aには凹部11が形成されており、この凹部11に芋Pを載せるため、芋Pを安定して芋載せ台10に載せることができる。これにより、芋Pを焼いている途中で芋Pが転がることがないため、芋Pに均一に熱が伝わり、芋Pを均一に焼き上げることができる。
また、収容庫2内では、仕切り壁30により区画された内部空間32に、芋載せ台10を個別に設けているので、芋載せ台10に熱が伝わり易くなっている。その上、仕切り壁30の上方は空間31を有しているため、区画された内部空間32同士が連通し、空気が流れるようになっている。そのため、1個の内部空間32のみに熱がこもることがなく、収納庫2内の温度を均一にすることができるので、全ての芋載せ台10で均一に芋Pを焼き上げることができる。
また、上部加熱手段21と芋載せ台10との間に設けられた上部石収容器41や、下部加熱手段22と芋載せ台10との間に設けられた下部石収容器42に石Sを敷き詰めることにより、石Sを介して芋Pに熱が伝わるため、石焼きで芋Pを焼いたときと同じ感じで芋Pを焼き上げることができる。特に、芋載せ台10が丸棒材と細丸棒材とを組み立てたフレーム状であるため、下部石収容器42内の石Sから発せられた熱が芋Pに直接伝わり、石焼芋と同じように芋Pを焼き上げることができる。すなわち、本発明の焼芋装置1を用いることで、大量の石焼芋を簡単に製造することができる。また、上部石収容器41及び下部石収容器42は、引き出し式であるため、上部加熱手段21及び下部加熱手段22によって炙られてすすにまみれた石Sを上部石収容器41及び下部石収容器42ごと引き出して容易に洗うことができる。
また、4個の芋載せ台10が扉3に結合され、扉3の開閉に応じて出し入れすることができるようになっている。これにより、扉3を開いて芋載せ台10を引き出した状態で、芋Pを芋載せ台10上に載せることができるため、収納庫2の奥側まで芋Pを簡単に入れることができる。また、焼き上がった芋Pとこれから焼く芋Pとの交換を4個の芋載せ台10で一度に行えるため、楽に大量の焼芋を製造することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の実施形態は上記形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、収納庫2内に4個の芋載せ台10を備えているが、収納庫2内に備えられる芋載せ台10の数は4個に限られない。少なくとも1個の芋載せ台10が収納庫2に設けられていれば良く、収納庫2の大きさや一度に製造する焼芋の量に応じて任意の個数の芋載せ台10を収納庫2に設けることができる。
また、上記実施形態では、芋載せ台10は平面視長方形状に形成されているが、芋載せ台10は、平面視長方形状に限られず、複数の芋Pを一方向に整列して載せることができるものであれば良い。また、上記実施形態では、芋載せ台10を例えば針金等の丸棒材や細丸棒材を組み立ててフレーム状に形成しているが、例えば、パンチングメタルやエキスパンドメタルを直方体の六面を覆うように配置して台状に形成することもできる。その他、複数の芋Pを載せることができれば、芋載せ台10は任意の形態を取り得る。
また、上記実施形態では、各内部空間32に対応して、4個の芋載せ台10の上下にそれぞれ上部加熱手段21及び下部加熱手段22を設けているが、例えば、4個の芋載せ台10の全ての上面及び下面と対向するような大きさの1個の上部加熱手段21及び下部加熱手段22とすることもできる。
また、上記実施形態では、各加熱手段21,22,23にバーナを用いたが、加熱手段21,22,23は、バーナに限られず、例えば、電熱線等の発熱する既存の加熱手段を用いることができる。
また、上記実施形態では、収納庫2に上部石収容器41及び下部石収容器42を設け、上部石収容器41及び下部石収容器42内に石Sを設けているが、例えば、上部石収容器41及び下部石収容器42に変えて鉄板(図示せず)を設け、その鉄板の上に石Sを設けることもできる。具体的には、上部石収容器41に変えて、収納庫2内に、上部加熱手段21の下方で、仕切り壁30の上端との間に空間31を形成できる位置に鉄板が取り付けられ、その鉄板の上に石Sが敷き詰められても良い。また、下部石収容器42に変えて、収納庫2内の下部加熱手段22の上方に鉄板が取り付けられ、その鉄板の上に石Sが敷き詰められても良い。この場合には、芋載せ台10を鉄板上に敷かれた石Sの上に載せても良いし、別途レールにより出し入れ可能に収納庫2内に設けられても良い。また、上記実施形態では、収納庫2に上部石収容器41及び下部石収容器42を設けているか、これらの石収容器41、42はいずれか一方のみ設けられても良い。
また、上記実施形態では、芋載せ台10は扉3に取り付けられ、収納庫2の開閉と同時に出し入れできるようになっていたが、芋載せ台10は、収納庫2から各個別に出し入れされるように形成されても良い。この場合には、扉3は引き出し式である必要はなく、収納庫2を開閉できるものであれば良く、扉3を開放した状態で、芋載せ台10を任意の方法で出し入れすることができれば良い。また、上記実施形態では、芋載せ台10は下部石収容器42と一体で、収納庫2の開閉により出し入れできるようになっているか、例えば、芋載せ台10のみを扉3に取り付けて、収納庫2の開閉により出し入れし、下部石収容器42は収納庫2の開閉とは別に引き出し可能とすることもできる。
1 焼芋装置
2 収納庫
10 芋載せ台
11 枠体
111 枠体の上段部(芋載せ台の上面)
12 網体(芋載せ台の上面)
13 凹部
21 上部加熱手段
22 下部加熱手段
23 側部加熱手段
30 仕切り壁
31 空間
32 内部空間
P 芋
S 石

Claims (2)

  1. 石を用いて芋を焼く焼芋装置であって、
    芋を収納可能な収納庫と、
    前記収納庫に設けられ、複数の芋を一方向に整列して載せることができる少なくとも2以上の芋載せ台と、
    前記芋載せ台の上方に配置される上部加熱手段と、
    前記芋載せ台の下方に配置される下部加熱手段と、
    前記芋載せ台の両側方にそれぞれ配置される少なくとも2つの側部加熱手段とを備え
    前記芋載せ台は、互いに平行となっており、
    前記各芋載せ台の両側に、前記収納庫を区画する仕切り壁が設けられ、
    前記側部加熱手段は、前記仕切り壁内に設けられる焼芋装置。
  2. 前記芋載せ台上面には芋の整列方向に沿って凹部が形成されており、
    前記仕切り壁は、上方に空間を有するように高さが設定されており、前記仕切り壁の上方において前記収納庫内の区画された各内部空間が連通可能である請求項1に記載の焼芋装置。
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