JP5404094B2 - 光電変換装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光電変換装置の製造方法に関するものであり、特に、色素増感型太陽電池として好適に用いられる光電変換装置の製造方法に関するものである。
太陽電池には、バルク型結晶系のシリコン太陽電池、または、非晶質のシリコン薄膜を用いてなる薄膜型アモルファスシリコン系太陽電池等の様々な形態がある。また、シリコン原料の削減を目的とし、このようなシリコンを利用しない次世代太陽電池として、色素増感型太陽電池が注目されている。
このような色素増感型太陽電池としては、増感色素が坦持された半導体から成る第1の電極と、この第1の電極と対向するように配置された第2の電極と、これら一対の電極間に注入された電解溶液と、を備えたものがある。この電解溶液は、電解溶液注入口を有する電解溶液室に充填されており、電解溶液注入口は、貫通穴に空隙部を備えた状態で封止する方法(例えば、特許文献1参照)、貫通穴を電解溶液に対する接触角が90度以上の封止栓で埋め込んだ後にカバー材で封止する方法(例えば、特許文献2参照)が開示されている。
特許第4172239号公報 特開2008−117698号公報
しかしながら、特許文献1に開示された封止部は、貫通穴に積極的に空隙部を備えているため、封止部と基板との接合面積が小さくなる。また、特許文献2に開示された封止部は、貫通穴に埋め込まれた封止栓をカバーするため、貫通穴の周辺でカバー材が基板に接合されており、カバー材と基板との接合面積が小さくなる。その結果、封止部の接合強度が弱く、気密性を長期間、維持することが困難になる。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みて完成されたものであり、その目的は、長期間、気密性を維持することが可能な封止信頼性の高い光電変換装置を得ることである。
本発明の一実施形態に係る光電変換装置の製造方法は、第1の主面を有し、該第1の主面に開口した貫通穴を有する第1の基板と、前記第1の主面に対向する第2の主面を有する第2の基板と、前記第1の主面と前記第2の主面との間に配置された光電変換体と、前記第1の基板と前記第2の基板とを接合し、前記光電変換体を取り囲む枠部と、を備えた光電変換セルを準備する工程を具備する。さらに、前記貫通穴に、光を吸収して溶融可能な封止材を挿入し、該封止材に局所的に光照射を行なうことで前記封止材を溶融させて前記貫通穴を封止する工程を具備し、前記光照射は、前記貫通穴の内壁よりも内側において、前記貫通穴の最小径よりも小さいスポット径の光を前記封止材に照射することにより行なう
ここで、封止材に局所的に光照射を行なうというのは、第1の基板に光を照射せずに封止材のみに光を照射することをいう。
本発明によれば、貫通穴の内壁と封止材とが接合して封止材と第1の基板との接合面積が大きくなり、接合強度を高めることができる。また、第1の基板全体を加熱しなくとも、光照射で局所的に封止材を加熱して第1の基板に接合できるので、熱膨張による応力が生じにくく、接合信頼性を高めることができる。以上の結果、光電変換装置の気密性を長期間、維持することができる。
他の実施形態において、前記光照射は、レーザー光照射であることを特徴とする。
他の実施形態において、前記封止材は、前記光照射に用いる光を吸収する光吸収体を含むガラスであることを特徴とする。
他の実施形態において、前記封止材を溶融させて前記貫通穴を封止する工程は、前記封止材の一部を溶融させない状態で封止することを特徴とする。
他の実施形態において、前記貫通穴は、一部の内径が他の部位よりも小さい小径部を有することを特徴とする。
他の実施形態において、前記封止材は、その一部が前記第1の基板の前記第1の主面と反対側の主面を覆った状態に配置されることを特徴とする。
本発明の光電変換装置の製造方法によれば、長期間、気密性を維持することが可能な封止信頼性の高い光電変換装置を得ることができる。
本発明の光電変換装置の製造方法によって製造された光電変換装置の第1の実施形態を示す断面図である。 本発明の光電変換装置の製造方法によって製造された光電変換装置の第2の実施形態を示す断面図である。 本発明の光電変換装置の製造方法によって製造された光電変換装置の第3の実施形態を示す断面図である。
以下に、本発明の一実施形態に係る光電変換装置の製造方法について模式的に示した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の光電変換装置の製造方法によって製造された光電変換装置の第1の実施形態を示した断面図である。光電変換装置Xは、一主面同士が対向するように配置された一対の基板(以下、第1の基板1、第2の基板7とする)を具備する。また、第1の基板1の一主面(第1の主面という)および第2の基板7の一主面(第2の主面という)には、それぞれ第1の電極2および第2の電極6が形成されている。
また、光電変換装置Xは、第1の基板1と第2の基板7の一主面間における間隙内に電解溶液3が配されている。言い換えれば、電解溶液3は、第1の電極2と第2の電極6との間に挟まれるように配されている。この電解溶液3は、外部への漏れを防止すべく、周囲が枠部5で覆われている。そして、枠部5が第1の基板1と第2の基板7とを接合している。また、第2の電極6上には、色素が坦持された半導体層4が形成されている。この半導体層4と電解溶液3とで光電変換体を構成している。
また、第1の基板1および第1の電極2には、外部から電解溶液3を注入するための貫通穴8が形成されている。そして、光電変換装置Xは、電解溶液5が外部に漏れるのを防止すべく、貫通穴8を塞ぐ第1の封止材9が設けられている。ここで、電解溶液3が流動性の低いゲル状あるいは擬固体の場合、貫通穴8からの注入は困難なため、第1の基板1と第2の基板7を枠部5で接着する前に、半導体層4の上に電解溶液3を形成した後、第1の基板1により第2の基板7との封着および電解溶液3との接合を形成してもよい。
そして、第1の実施形態に係る光電変換装置Xでは、第1の封止材9を貫通穴8の一部もしくは全部に形成している。これにより、第1の封止材9は、基板7と接着面積を大きく形成することができ、接合強度が大きくなって気密性を長期間、維持することができる。
光電変換装置Xは、例えば、以下のようにして作成される。まず、貫通穴8が形成された第1の基板1の、第1の電極2を備えた第1の主面とは反対側のもう一方の面に、予め凸型に形成した第1の封止材9をはめ込む。なお、第1の封止材9が、例えば、ガラスフリットペーストから成る場合、ガラスフリットペーストを成型し、仮焼成することにより、所望の凸型の形状にすることができる。次に第1の封止材9にレーザー光を照射することによって、第1の封止材9を加熱して熔融させる。その後、第1の封止材9を冷却することにより、第1の封止材9は第1の基板1に密着し、貫通穴8を封止することができる。
以下に、上述した本発明の第1の実施形態に係る光電変換装置を構成する部材の詳細を示す。
<第1の基板および第2の基板>
第2の基板7は、主として光が入射される側に設けられ、光電変換体で吸収される光を透過することのできる透光性基板から成る。ここで透光性とは、半導体層4と電解溶液3とを含む光電変換体で吸収される光のうち、いずれかの波長における透過率が10%以上のものをいう。光電変換効率を高めるという観点からは、上記透過率が80%以上であることが好ましい。また、第2の基板7は第2の主面を有する。第2の基板7は、第2の主面上に形成された第2の電極6を支持するものである。
この第2の基板7の材質としては、例えば、可視光に対して透光性を有するものが用いられる。好ましくは、青板ガラス、白板ガラス、無アルカリガラス等のガラス材料、またはPET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)等の樹脂材料が挙げられる。また、降雹対応として強化ガラスを用いてもよい。
第1の基板1は、第1の主面を有しており、第1の主面上で第1の電極2を支持する支持基板である。この第1の基板1は、第2の基板7と同様に透光性を有する材質で構成されていれば、光の入射面(受光面)をより拡大し、光電変換効率を高めることができる。また、この第1の基板1は、光の入射側に位置していなくとも良いため、透光性が小さいものであってもよい。第1の基板1の材質としては、支持基板として機能できるものであればどのような材質のものでもよいが、導電性を有する金属材料であれば、第1の基板1自体が電極として作用するため、第1の電極2は不要となり、部品点数を低減できる。このような導電性を有する金属材料としては、例えば、チタン、タンタル、ニオブ、ニッケル、タングステン、ステンレスまたはアルミニウム合金等の金属材料が挙げられる。また、第1の基板1は、電解溶液3に対する耐食性を向上させるという観点から、チタン、ニッケルまたはタングステンで構成すると好適である。この場合、第1の基板1の上に図示しない後述する触媒層を設けると、電解溶液3への電荷移動を効率良く行なうこともできる。
また、第1の基板1には、電解溶液3を外部から注入するための貫通穴8が形成されている。この貫通穴8は、電解溶液3を第1および第2の基板の間に注入できる大きさであれば、形状等は特に限定されるものではない。貫通穴8は、例えば、横断面形状が円形状、楕円形、または四角形等の多角形等であってもよい。貫通穴8の大きさとしては、例えば、横断面形状が円形状であれば、直径が0.1〜3mm程度がよい。また、本実施の形態では、貫通穴8が1つしか設けられていないが、複数個あってもよい。さらに、本実施の形態では、第1の基板1に貫通穴8が設けられているが、第2の基板7のみに設けてもよく、また、第1および第2の基板それぞれに設けてもよい。なお、貫通穴8は、電解溶液3を注入するだけでなく、電解溶液3の排出、色素溶液の注入、または色素溶液の排出等にも使用可能である。
<第1および第2の電極>
第2の電極6は、半導体層4で発電された電流を、光電変換装置の外面側へ取りだす機能を有し、第2の基板7の第2の主面に設けられている。この第2の電極6は、第2の基板7の第2の主面とは反対側の主面(以下、第2の基板7の他主面という)側から光が入射されるため、可視光に対して透光性を有するほうが好ましい。
第2の電極6の材質としては、例えば、ITO(錫ドープインジウム酸化物:酸化インジウム錫)層、FTO(フッ素ドープ錫酸化物)層、または酸化錫層で形成される。また、第2の電極6の厚みは、製造の簡易さ、および適度なシート抵抗とするという観点から、0.3〜2μm程度がよい。このような第2の電極6は、例えば、CVD法、スパッタリング法、またはスプレー法等によって層状に形成される。
第1の電極2は、電解溶液3に電荷を渡すためのものであり、第1の基板1の第1の主面に設けられている。この第1の電極2の材質としては、第1の基板1も受光部として利用するのであれば、第2の電極6と同じ材料、即ち、上述した透光性を有する材料を用いればよい。一方、第1の基板1から光を受光しないのであれば、第1の電極2は、透光性材料で構成しなくてもよく、例えば、チタン、ニッケルまたはタングステン等の金属材料で構成してもよい。
また、第1の電極2は、電解溶液3との接触面にPt、Pd、Ru、Os、Rh、またはIr等や、カーボン、PEDOT:TsO(ポリエチレンジオキシチオフェン−トルエンスルフォネート)等から成る図示していない触媒層を形成すれば、電解溶液3への電荷移動を効率良く行うことができる。
<電解溶液>
電解溶液3は、第1の電極2から受けとった電荷を半導体層4に坦持された色素に渡す機能を有している。この電解溶液3は、貫通穴8から注入できる状態のものであればよく、例えば、液状(電解溶液)、ゲル状等を用いることができ、注入後に固体になるようなものであってもよい。また、第1の基板1あるいは第2の基板7上に電解溶液3を直接塗布した後、対面の基板により真空封止しても良い。
電解溶液3の含有するレドックスペアとしては、例えば、ヨウ素/ヨウ化物塩、臭素/臭化物塩、コバルト錯体、またはフェロシアン化カリウム等が挙げられる。なお、「ヨウ素/ヨウ化物塩」という表記は、電解溶液の化学反応によってヨウ素とヨウ化物塩の含有率が変化するものであることを意味する。
電解溶液3は、液状の場合、溶媒をマトリックスとすることができる。溶媒としては、分子液体、イオン液体、または常温熔融塩が用いられる。分子液体としては、アセトニトリル、メトキシプロピオニトリル、γ-ブチロラクトン、プロピレンカーボネート、またはジメチルスルホキシド等が用いられる。イオン液体としては、ヘキシルメチルイミダゾリウムヨウ化物(HMImI)、1−エチル−3−メチルイミダゾリウム−ビス(トリフルオロメタンスルフォニル)イミド(EMI−TFSI)等が用いられる。
また、電解溶液3は、注入時に液状またはゲル状であり、注入後に固体となるものの場合、固体電解溶液、導電性ポリマー、または有機分子電子輸送剤等が用いられる。固体電解溶液としては、ゲル電解溶液またはポリマー電解溶液等が用いられる。例えば、ゲル電解溶液のゲル化剤としてポリ(ビニリデンフルオライド−ヘキサフルオロプロピレン)共重合体(PVdF−HFP)等を用いればよい。導電性ポリマーとしては、ポリチオフェン、ポリピロール、またはポリフェニレンビニレン等が用いられる。有機分子電子輸送剤としては、フラーレン誘導体、ペンタセン誘導体、ペリレン誘導体、またはトリフェニルジアミン誘導体等が用いられる。また、電解溶液3の厚み、即ち、第1の基板1の第1の主面と第2の基板7の第2の主面との間の距離は、1〜500μm程度がよい。
<枠部>
枠部は、第1の基板1(支持基板)と第2の基板7(透光性基板)とを接合しており、第1の基板1、第2の基板7および枠部によって、光電変換体を収納する収納空間が形成される。
なお、枠部5は、特定の波長に発光波長を有するレーザー光を用いることにより選択的に加熱し、溶融することにより第1および第2の基板を接合できるものでもよい。選択的に、かつ効率よくレーザーで加熱するという観点からは、エキシマレーザーやCOレーザー等の波長を含む180nm〜10.6μmの波長範囲の光を吸収するものがよい。より好ましくは、枠部5等の部材の損傷を抑制するという観点からは、青色レーザーやYAGレーザーの波長を含む350nm〜1500nmであるのが好ましい。吸収係数は、紫外可視分光光度計等により吸光度を測定し、この吸光度、濃度および通過距離より求めることができる。なお、測定対象の厚み等の条件を同じにすれば、吸収係数の代わりに吸光度あるいは吸収率で評価することも可能である。
枠部5は、第1の基板1または第2の基板7と一体に形成されていてもよく、別部材を第1の基板1または第2の基板7に接合することにより形成されていてもよい。枠部5が第1の基板1または第2の基板7と一体に形成されている場合、例えば、基板の主面の中央部を、切削加工またはエッチング加工等により凹状に形成することにより、枠部5を形成することができる。この場合、枠部5と第1または第2の基板との接合界面がないので、光電変換装置の機械的強度を高めることができる。また、基板に別部材を接合することにより、枠部5を設けた場合、容易に枠部5を形成することができ、工程を簡略化できる。
枠部5は、電解溶液3に対する気密性が高く、耐食性が高い材料であり、ガラス材料あるいは樹脂材料等が用いられる。ガラス材料としては、鉛ガラス、ビスマス酸塩系ガラス、ホウ珪酸塩系ガラス、リン酸系ガラス、亜鉛ホウ珪酸塩系ガラス、SiO−Bi系ガラス(SiO、Biおよびその他の金属酸化物を組成とするガラスを含む)、B−Bi系ガラス(B、Biおよびその他の金属酸化物を組成とするガラスを含む)、SiO−CaO−Na(K)O系ガラス(SiO、CaO、Na(K)Oおよびその他の金属酸化物を組成とするガラスを含む)、またはP−MgO系ガラス(P、MgOおよびその他の金属酸化物を組成とするガラスを含む)SiO−BiO−MO系ガラス(SiO、Biおよびその他の金属酸化物を組成とするガラスを含む)、BO−BiO−MO系ガラス(B、Biおよびその他の金属酸化物を組成とするガラスを含む)、SiO−CaO−Na(K)O−MO系ガラス(SiO、CaO、Na(K)Oおよびその他の金属酸化物を組成とするガラスを含む)、またはPO−MgO系ガラス(P、MgOおよびその他の金属酸化物を組成とするガラスを含む)などが挙げられる。また、枠部5に第1または第2の基板との熱膨張調整あるいはレオロジ調整として、アルミナ、シリコンカーバイト等の結晶性酸化物等を含めてもよい。
また、枠部5に用いられる樹脂材料としては、ポリエチレン、変性ポリエチレン、マレイン酸変性ポリエチレン、ポリプロピレン、変性ポリプロピレン、マレイン酸変性ポリプロピレン、アイオノマー樹脂、フッ素樹脂、ブチル樹脂、エポキシ樹脂、またはアクリレート樹脂等が挙げられる。また、これらの樹脂材料は、機械的強度を高めるという観点から、必要に応じてフィラー等を含有させてもよい。
また、枠部5は、レーザー光等の光を効率よく吸収できるように、光吸収体を含めてもよい。光吸収体としては、例えば、枠部5がガラス材料の場合、クロム、鉄、ニッケル、コバルト、マンガン、銅、または炭素等の材料が挙げられ、これらの単体、酸化物、またはこれら2種以上の化合物、混合物として用いられる。また、枠部5が樹脂材料の場合、フタロシアニン、ポルフィリン、シアニン、ポリメチン、カーボンブラック、酸化チタン、または酸化クロム等の色素や顔料等の材料が挙げられ、これらの単体、またはこれら2種以上の混合物として用いられる。枠部5が光吸収体を含む場合、効率よくレーザー光を吸収できるため、枠部5を発熱させて熔融させることが容易になる。その結果、レーザーによる照射エネルギー量を低減でき、または、レーザー光源を小さくでき、消費電力を低減できる。あるいは、レーザー走査速度を高めることができ、製造コストを低減することができる。また、枠部5の吸収係数を高めることができるため、レーザーによる照射エネルギー量を低減でき、熱量を低減できるため、熱歪を抑制し、歩留りよく封止することができる。また、枠部5の吸収係数を高めることができるため、枠部5の厚みを薄くしても、枠部5だけで光を吸収することができ、光照射方向に対し下部の材料が光照射により加熱され難く、下部材料への熱損傷を抑制できる。
枠部5は、ガラス材料を主成分とすることが好ましい。これにより、封止性および耐久性をともに高めることができる。このような枠部5は、ガラスフリットのペーストを印刷法により、またはディスペンサー等を用いて塗布した後、熱焼成して形成される。また、レーザー照射によって加熱する場合、レーザー吸収成分とガラス成分を含むガラスフリットであることが好ましい。このレーザー吸収成分は、レーザー光を選択的に吸収し、そのエネルギーを熱に変換することでガラスフリットを効率よく熔融し、焼結させる役割を担う。このレーザー吸収成分は、ガラスフリットを成すマトリックスの一部として熔融されていることが好ましいが、マトリックス中に偏析していてもよい。また、ガラスフリットの熱膨張係数は、第1の基板1あるいは第2の基板7の熱膨張係数と近く、あるいは1〜20%低くなるようにすれば、クラック等の不具合の発生を低減することができる。
枠部5の軟化点(あるいは融点)は、それが設けられた第1または第2の基板の軟化点(あるいは融点)よりも低い方がよい。好ましくは、第1または第2の基板と、それに設けられた枠部5の軟化点(あるいは融点)の差が200℃以上であるのが好ましい。これにより、枠部5を加熱して第1または第2の基板に接合する際、第1または第2の基板の変形や熱歪を低減できる。
<半導体層>
半導体層4は、色素を気孔内に担持する機能を有する多孔質体で構成されている。このように多孔質の半導体層4は、表面積が大きく、図示していない色素をより多く担持(吸着)させることができるため、効率良く光を吸収して光電変換効率の向上に寄与する。
このような多孔質の半導体層4の材料としては、例えば、チタン(Ti)、亜鉛(Zn)、スズ(Sn)、ニオブ(Nb)、インジウム(In)、イットリウム(Y)、ランタン(La)、ジルコニウム(Zr)、タンタル(Ta)、ハフニウム(Hf)、ストロンチウム(Sr)、バリウム(Ba)、カルシウム(Ca)、バナジウム(V)、またはタングステン(W)等の金属の少なくとも1種の金属酸化物半導体がよい。また、半導体層4は、窒素(N)、炭素(C)、弗素(F)、硫黄(S)、塩素(Cl)、またはリン(P)等の非金属元素の1種以上を含有していてもよい。特に、酸化チタンは、電子エネルギーバンドギャップが可視光のエネルギーより大きい2〜5eVの範囲にあり、好ましい。また、多孔質の半導体層は、電子エネルギー準位においてその伝導帯が色素の伝導帯よりも低いn型半導体がよい。
また、半導体層4は、多孔質体であるため、内部に微細な空孔(空孔径が好ましくは10〜40nm程度のもの)を多数有している。また、半導体層4の厚みは、光電変換作用を最適化するという観点から、1〜50μmがよく、より好適には10〜30μmがよい。また、半導体層4と第1の電極2との間に、酸化チタンや酸化ニオブ等のn型酸化物半導体の極薄(厚み200nm程度)の緻密層を挿入するとよく、逆電流を抑制する効果がある。
色素は、例えば、遷移金属錯体、多核錯体、ルテニウム−シス−ジアクア−ビピリジル錯体、フタロシアニン、ポルフィリン、多環芳香族化合物、またはキサンテン系のものが好ましい。遷移金属錯体としては、ルテニウム−トリス型、ルテニウム−ビス型、オスミウム−トリス型、またはオスミウム−ビス型等が挙げられる。キサンテン系としては、ローダミンB等が挙げられる。
多孔質の半導体層4に色素を吸着させるためには、色素に少なくとも1個以上のカルボキシル基、スルホニル基、ヒドロキサム酸基、アルコキシ基、アリール基、またはホスホリル基等を置換基として有することが有効である。ここで、置換基は色素自体を多孔質の半導体層4に強固に化学吸着させることができ、励起状態の増感色素から多孔質の半導体層4へ容易に電荷移動できるものであればよい。
半導体層4に色素を吸着させる方法としては、例えば、第1の基板1上に形成された半導体層4を、色素を溶解した溶液に浸漬する方法が挙げられる。半導体層4に色素を吸着させる際、色素を溶解させる溶液の溶媒としては、例えば、エタノール等のアルコール類、アセトン等のケトン類、ジエチルエーテル等のエーテル類、または、アセトニトリル等の窒素化合物等を1種または2種以上混合したものが挙げられる。溶液中の色素の濃度は5×10-5〜2×10-3mol/l(l(リットル):1000cm3)程度が好ましい。
半導体層4は、図1では透光性基板である第1の基板1側に形成しているが、第2の基板7側に形成してもよい。この場合、光が第1の基板1、第1の電極2、および電解溶液3を透過して半導体層4に入射される。また、この配置の場合、図示していない触媒層は第1の基板1の第1の電極2の表面に形成すればよい。これにより、電解溶液3への電荷移動が効率良く行うことができる。
<封止材>
第1の封止材9は、第1の基板1および第2の基板7の間に封入された電解溶液3が外部に漏れるのを防ぐための部材である。本発明の光電変換装置の製造方法によれば、貫通穴8に挿入した第1の封止材9に、局所的に光照射を行なうことで第1の封止材9を溶融させて貫通穴8を封止する。ここで、第1の封止材9に局所的に光照射を行なうというのは、第1の基板1に光を照射せずに第1の封止材9のみに光を照射することをいう。このような方法により、貫通穴8の内壁と第1の封止材9とが接合して第1の封止材9と第1の基板1との接合面積が大きくなり、接合強度を高めることができる。また、第1の基板1を全体的に加熱しなくとも、光照射で局所的に封止材9を加熱して第1の基板1に接合できるので、熱膨張による応力が生じにくく、接合信頼性を高めることができる。
1の封止材9に対する光照射は、貫通穴8の内壁よりも内側において、貫通穴8の最小径よりも小さいスポット径の光を第1の封止材9に照射することにより行なう。すなわち、第1の基板1を平面視したときに、貫通穴8の直径よりも小さいスポット径の光を、貫通穴8の外周よりも内側に照射させて、第1の封止材9を溶融させる。これにより、照射された光が第1の基板1を伝って光電変換体まで進行するのを抑制でき、光電変換体の光照射による劣化を抑制することが可能となる。
第1の封止材9に対する光照射は、レーザー光照射であることが好ましい。これにより、第1の封止材9に対する局所的な光照射を、良好に行なうことができる。効率よくレーザーで加熱するという観点からは、エキシマレーザーやCOレーザー等の波長を含む180nm〜10.6μmの波長範囲の光を発するレーザーがよい。より好ましくは、光電変換体に対する影響を抑制するという観点からは、青色レーザーやYAGレーザーの波長を含む350nm〜1500nmであるのが好ましい。吸収係数は、紫外可視分光光度計等により吸光度を測定し、この吸光度、濃度および通過距離より求めることができる。なお、測定対象の厚み等の条件を同じにすれば、吸収係数の代わりに吸光度あるいは吸収率で評価することも可能である。
第1の封止材9は、例えば、ガラス材料が用いられ、所謂ガラスフリットを好適に用いることができ、必要に応じてフィラー等を含有させてもよい。また、ガラス材料としては、第1の基板1より軟化点が低いガラスが用いられ、例えば、鉛ガラス、ビスマス酸塩系ガラス、ホウ珪酸塩系ガラス、リン酸系ガラス、亜鉛ホウ珪酸塩系ガラス、SiO−Bi−MO系ガラス、B−Bi−MO系ガラス、SiO−CaO−Na(K)O−MO系ガラス、または、P−MgO−MO系ガラス(Mは一種以上の金属元素で、Xは整数である。)などが挙げられる。第1の封止材9に用いられるガラス材料の軟化点は300℃〜600℃が良い。第1の封止材9に用いられるガラス材料は材料組成比により軟化点を調整することができる。
第1の封止材9に用いられるガラス材料は、レーザー光を効率よく吸収できるよう光吸収剤を含めてもよい。これにより、レーザー光により、第1の封止材9を発熱させ、その熱で第1の封止材9を熔融させることができる。このような光吸収剤としては、例えば、クロム、鉄、ニッケル、コバルト、マンガン、銅、または炭素等の材料が挙げられ、これらの単体、酸化物、またはこれら2種以上の化合物として用いられる。
また、第1の封止材9のガラスフリット自身がレーザー光に対し光吸収能がある場合、単独で使用でもよい。材質としては、レーザー吸収成分とガラス成分を含むガラスフリットであることが好ましい。このレーザー吸収成分は、レーザー光を選択的に吸収し、そのエネルギーを熱に変換することでガラスフリットを効率よく熔融し、焼結させる役割を担う。このレーザー吸収成分は、ガラスフリットを成すマトリックスの一部として熔融されていることが好ましいが、マトリックス中に偏析していてもよい。また、ガラスフリットの熱膨張係数は、第2の基板7の熱膨張係数と近くあるいは1〜20%低くなるようにすれば、クラック等の不具合の発生を低減することができる。
第1の封止材9は、貫通穴8を封止するために照射される光に対する透過率が40%以下 、好ましくは、10%以下であるのがよい。これにより、光が第1の封止材9によって有効に遮断され、光電変換体へ光が進行して光電変換体が劣化するのを有効に抑制できる。
また、第1の封止材9を溶融させて貫通穴8を封止する工程において、第1の封止材9の一部を溶融させない状態で貫通穴8を封止するのが好ましい。すなわち、第1の封止材9を貫通穴8に挿入した後、光照射によって溶融されない部分が残っている状態であるのがよい。これにより、第1の封止材9を光照射して溶融させた部分が、固化するときに歪が生じても、溶融されなかった部分がこの歪が大きくなるのを抑制して、応力が生じるのを緩和することができる。
このような第1の封止材9の一部を溶融させないようにする方法としては、例えば、貫通穴8の形状において、テーパー状や鼓状のように、内径が異なる部位を有するようにし、この小径の部位の中心に局所的に光照射をすることにより形成できる。これにより、大径の部位の外周への熱の伝達を抑制が伝わりにくくなり、大径部の外周部分が溶融されない状態を維持することができる。
また、図1に示すように、第1の封止材9の一部が、第1の基板1の第1の主面と反対側の他主面を覆うようにし、貫通穴8の内側に光を照射すれば、第1の封止材9の他主面を覆う部分の外周部への熱の伝達を抑制でき、溶融されない状態を維持することができる。
図2は本発明の光電変換装置の製造方法によって製造された光電変換装置の第2の実施形態を示した断面図である。第2の実施形態において、第1の実施形態と同じ部位には同じ符号を示している。第2の実施形態では、貫通穴8に第1の封止材9とは別に、第2の封止材10をさらに設けた光電変換装置X’を示している。第2の封止材10は第1の封止材9の封止作用をさらに高めるためのもの、もしくは光電変換体からの拡散成分と第1の封止材9との接触を防止するためのものである。第2の封止材10も第1の封止材9と同様の材料、同様の方法で封止することができる。第2の封止材10は、第1の封止材9で貫通孔8を封止する前に、貫通孔8の内部に挿入され、光照射されることにより、貫通孔8内を封止することができる。
図3は本発明の光電変換装置の製造方法によって製造された光電変換装置の第3の実施形態を示した断面図である。第3の実施形態において、第1の実施形態と同じ部位には同じ符号を示している。第3の実施形態では、第1の封止材9を覆う第3の基板11をさらに設けた、光電変換装置X’’を示している。第3の基板11は、第1の封止材9を補強するための基板である。第3の基板11としては、好ましくは、青板ガラス、白板ガラス、無アルカリガラス等のガラス材料、またはPET(ポリエチレンテレフタレート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)等の樹脂材料が用いられる。また、降雹対応として強化ガラスを用いてもよい。
また、図3の構成の場合、例えば、以下のような方法が用いられる。まず、第3の基板11の主面に第1の封止材9を成型し、仮焼成を行う。次に、貫通穴8が形成された第1の基板1の貫通穴8に第1の封止材9をはめ込む。次に、第3の基板11を透過して第1の封止材9にレーザー光を照射することによって、第1の封止材9を加熱して熔融させる。その後、第1の封止材9を冷却することにより、第1の封止材9は第1の基板1および第3の基板11に密着し、貫通穴8を封止することができる。このようにすることで、第3の封止材11が第1の封止材9を補強することができる。
なお、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を施すことは何等差し支えない。例えば、光電変換体として電解溶液3を有する例を示したが、これに限定されず、封止が必要な光電変換体について同様に適用することができる。
X、X’、X’’:光電変換装置
1:第1の基板
2:第1の電極
3:電解溶液
4:半導体層
5:枠部
6:第2の電極
7:第2の基板
8:貫通穴
9:第1の封止材
10:第2の封止材
11:第3の基板

Claims (6)

  1. 第1の主面を有し、該第1の主面に開口した貫通穴を有する第1の基板と、前記第1の主面に対向する第2の主面を有する第2の基板と、前記第1の主面と前記第2の主面との間に配置された光電変換体と、前記第1の基板と前記第2の基板とを接合し、前記光電変換体を取り囲む枠部と、を備えた光電変換セルを準備する工程と、
    前記貫通穴に、光を吸収して溶融可能な封止材を挿入し、該封止材に局所的に光照射を行なうことで前記封止材を溶融させて前記貫通穴を封止する工程と、を具備し、
    前記光照射は、前記貫通穴の内壁よりも内側において、前記貫通穴の最小径よりも小さいスポット径の光を前記封止材に照射することにより行なうことを特徴とする光電変換装置の製造方法。
  2. 前記光照射は、レーザー光照射であることを特徴とする請求項1記載の光電変換装置の製造方法。
  3. 前記封止材は、前記光照射に用いる光を吸収する光吸収体を含むガラスであることを特徴とする請求項1または2記載の光電変換装置の製造方法。
  4. 前記封止材を溶融させて前記貫通穴を封止する工程は、前記封止材の一部を溶融させない状態で封止することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の光電変換装置の製造方法。
  5. 前記貫通穴は、一部の内径が他の部位よりも小さい小径部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の光電変換装置の製造方法。
  6. 前記封止材は、その一部が前記第1の基板の前記第1の主面と反対側の主面を覆った状態に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の光電変換装置の製造方法。
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