JP5399089B2 - 信号発生装置、シリアル・データ・パターンの符号間干渉効果生成方法及びシリアル・データ・パターンの符号間干渉効果の校正方法 - Google Patents

信号発生装置、シリアル・データ・パターンの符号間干渉効果生成方法及びシリアル・データ・パターンの符号間干渉効果の校正方法 Download PDF

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Description

本発明は、信号発生装置に関し、特にダイレクト・デジタル・シンセシス(DDS:direct digital synthesis)によるシリアル・データに符号間干渉(ISI)効果を発生する装置及び方法と、その校正方法に関する。
高速シリアル・データの設計者は、特定の条件におけて要求されるビット・エラー・レート(BER)に適合するように耐性があり信頼性の高い受信機を設計することが求められている。どのような高速シリアル・データ規格の受信機試験にも、コンプライアンス試験とジッタ耐性試験が含まれる。所望の結果を実現するため、コンプライアンス試験には特定条件における受信機のパフォーマンス試験が含まれる。耐性試験には、動作不能になるまで累積的にジッタを増加させる状況に受信機をさらすことも含まれる。ジッタは、ディターミニスティック・ジッタDjとランダム・ジッタRjに分類できる。ディターミニスティック・ジッタDjには、周期ジッタPj、デューティ・サイクル歪み(DCD)及び符号間干渉(ISI)が含まれる。ISIは、帯域制限のために多くの物理的なシステムで避けがたいものである。DCDとISIは、データ・ストリームとデータ・レートの形式に依存する。これらは、データと相関があり、データ依存ジッタ(DDJ:data dependent jitter)に分類される。従って、コンプライアンス及びジッタ耐性試験を実行するには、シリアル・データが制御された状態のジッタの影響を受けていることが重要である。
符号間干渉は、現在、米国カルフォニア州メンロパークのシンセシス・リサーチ社が製造販売する差動符号間干渉(ISI)試験基板のような種々の長さの信号配線が形成された回路基板を用いて生成されている。このような回路基板を用いる場合の課題の1つは、配線の特性がパターンとデータ・レートで変化することである。更に、あるデータ・レートについては、その配線から決まった符号間干渉(ISI)が生じるので、中間の符号間干渉(ISI)値を生成することができない。シンセシス・リサーチ社のISI試験基板の代表的な配線の長さは、2.42インチ(約6.1cm)、5インチ(約12.7cm)、6.75インチ(約17.1cm)、9インチ(約22.9cm)、12インチ(約30.5cm)、17インチ(約43.2cm)、24インチ(約61.0cm)、31インチ(約78.7cm)、40インチ(約101.6cm)であり、設定された長さの中間の配線長にはできない。通常、ユーザは、設計したもの正確な限界点を知りたいものであるが、ISI試験基板から生成される符号間干渉については、細かく制御することができない。
その他の課題は、1つの配線から他の配線に切り替えるには校正が必要となることである。これは、符号間干渉だけが校正を必要とするのでなく、Pj及びRjのような関係する他のジッタも全て校正する必要があるので、時間のかかることが多い。加えて、試験基板から出力される実際の符号間干渉は、試験システム中のコネクタ、ケーブルなど生成された符号間干渉に干渉を与えうる他の部品が原因で、試験基板データ・シートにある符号間干渉と正確に合致しないこともある。このため、新しい試験を設定する度に試験システムを校正する必要が生じる。
こうしたことから、本発明は、シグナル・ジェネレータのような信号発生装置と、符号間干渉(ISI)効果の生じたシリアル・データ・パターンを生成するための、シリアル・データ・パターン・パラメータ及び符号間干渉効果パラメータを設定する方法に関する。信号発生装置には、表示装置と中央処理装置とがあり、中央処理装置はシリアル・データ・パターンのパラメータ及びそのシリアル・データ・パターンに対する符号間干渉効果のためのパラメータを設定するためのユーザ・インタフェースを表示装置上に発生させる。中央処理装置は、シリアル・データ・パターン・パラメータ及び符号間干渉効果パラメータを用いて波形記録ファイルを生成する。波形生成回路は、波形記録ファイルを受けて、符号間干渉パラメータで定義される符号間干渉効果を有するシリアル・データ・パターンのアナログ出力信号を生成する。
表示装置は、信号発生装置内蔵でも良いし、又は、信号発生装置に結合された外部表示装置であっても良い。パソコンのような外部制御装置を信号発生装置に結合して良く、外部制御装置は、外部表示装置にシリアル・データ・パターンのパラメータ及びそのシリアル・データ・パターンに対する符号間干渉効果のためのパラメータを設定するためのユーザ・インタフェースを生成すると共に、シリアル・データ・パターン・パラメータ及び符号間干渉効果パラメータを用いて、波形生成回路で使用する波形記録ファイルを生成する。
符号間干渉効果パラメータには、符号間干渉効果パラメータに関する単位の値に応じて、0.0から1.0ユニット・インターバル(UI)までの範囲(レンジ)、又は、1ピコ秒から2マイクロ秒までの範囲がある。中央処理装置は、符号間干渉効果パラメータがユニット・インターバル単位で表される場合は0.001ユニット・インターバル単位で符号間干渉効果パラメータを増加(変化)させ、符号間干渉効果パラメータが時間で表される場合は1.0ピコ秒単位で符号間干渉効果パラメータを増加(変化)させる。波形記録ファイル中の符号間干渉効果は、符号間干渉効果パラメータで制御される単極(single pole)デジタル無限インパルス応答(IIR:infinite impulse response)ローパス・フィルタによって生成される。
シリアル・データ・パターン上に符号間干渉効果を生成する方法には、シリアル・データ・パターン・パラメータ及び符号間干渉効果パラメータを設定するためのユーザ・インタフェースを表示装置上に生成するステップと、シリアル・データ・パターン用のパラメータを選択するステップと、そのシリアル・データ・パターン上の符号間干渉効果用のパラメータを選択するステップとがある。波形記録ファイルは、シリアル・データ・パターン・パラメータ及び符号間干渉効果パラメータから生成され、シリアル・データ・パターン・アナログ出力信号は、符号間干渉効果パラメータで定義される符号間干渉効果を有する波形記録ファイルから生成される。
波形記録ファイルのシリアル・データ・パターン上に符号間干渉効果を生成するステップには、波形記録ファイル中に符号間干渉効果を生成するための符号間干渉効果パラメータで制御された単極デジタルIIRローパス・フィルタを生成するステップがある。波形記録ファイルを生成するステップには、符号間干渉効果パラメータで定義された単極デジタルIIRローパス・フィルタで変更されたシリアル・データ・パターンのデジタル・データを生成するため、シリアル・データ・パラメータをコンパイルするステップが含まれる。波形記録ファイルを生成するステップには、また、シリアル・データ・パラメータをコンパイルし、符号間干渉効果パラメータで定義される単極デジタルIIRローパス・フィルタで変更されたシリアル・データ・パターン・デジタル・データを生成するステップを含めても良い。符号間干渉効果パラメータを選択するステップでは、符号間干渉パラメータを0.001ユニット・インターバル単位で変更するステップを更に具えるか、又は、符号間干渉パラメータを1.0ピコ秒単位で変更するステップを更に具えるようにしても良い。
1つの信号チャンネル中のシリアル・データ・パターン上の符号間干渉効果を校正する方法には、信号発生装置を波形表示及び処理装置に接続するステップと、シリアル・データ・パターン用のパラメータを選択するステップと、シリアル・データ・パターン上の符号間干渉効果用のパラメータを初期値ゼロに選択するステップとが含まれる。波形記録ファイルは、シリアル・データ・パターン・パラメータ及び符号間干渉効果パラメータから生成され、シリアル・データ・パターンのアナログ出力信号は、符号間干渉効果パラメータで定義される符号間干渉効果を有する波形記録ファイルから生成される。符号間干渉の値は、波形表示及び処理装置において、信号発生装置からの受信したシリアル・データ・パターンのアナログ出力信号から生成され、信号発生装置に供給される。符号間干渉効果パラメータは、1.0の最大符号間干渉値内で0.1毎に変更するが、このとき、波形記録ファイル、シリアル・データ・パターンのアナログ出力信号及び符号間干渉値を生成するステップと、信号発生装置へ複数の符号間干渉値を供給するステップとを、符号間干渉効果パラメータを変更した値毎に繰り返す。複数の符号間干渉値に合わせた曲線から線形方程式を生成し、この線形方程式の複数のパラメータを符号間干渉効果パラメータで制御されたIIRフィルタに適用し、波形記録ファイルに符号間干渉効果を生成する。
本発明の目的、効果、その他新規な点は、以下の詳細な説明を特許請求の範囲及び図面と共に読むことによって明らかとなろう。
図1は、シリアル・データ・パターン上にISI効果を生成する本発明による信号発生装置の前面外観図である。 図2は、本発明による信号発生装置の一例のブロック図である。 図3は、シリアル・データ・パターン上にISI効果を生成する本発明によるユーザ・インタフェースの初期状態を示す図である。 図4は、シリアル・データ・パターン上にISI効果を生成する本発明によるユーザ・インタフェース中のBASE PATTERN(基本パターン)ポップアップ・ウィンドウを表す図である。 図5は、シリアル・データ・パターン上にISI効果を生成する本発明によるユーザ・インタフェース中のTRANSMITTER(送信機)ポップアップ・ウィンドウを表す図である。 図6は、シリアル・データ・パターン上にISI効果を生成する本発明によるユーザ・インタフェース中のCHANNEL/CABLE(チャンネル/ケーブル)ポップアップ・ウィンドウを表す図である。 図7は、シリアル・データ・パターン上にISI効果を生成する本発明によるユーザ・インタフェース中のコンパイル設定(Compile Settings)を表す図である。 図8は、シリアル・データ・パターン上にISI効果を生成する本発明によるユーザ・インタフェース中のグラフ設定(Graph Setup)を表す図である。 図9は、本発明によるシリアル・データ・パターン上にISI効果を生成するステップを示すフローチャートである。 図10は、ISIパラメータ”k”の値が異なるISI効果を生成するデジタルIIRフィルタの周波数及び位相応答を示すグラフである。 図11は、ISI効果を生成するデジタル無限インパルス応答(IIR)フィルタを校正するためのフローチャートである。 図12は、ディスプレイ・ポート高速シリアル・データ・パターンのジッタ成分設定を示す図である。
図1を参照すると、米国オレゴン州ビーバートンのテクトロニクス社が製造販売するAWG7102型のようなシグナル・ジェネレータ(信号発生装置)10が示されている。シグナル・ジェネレータ10には、ボタンやノブのようなコントローラ14のある前面パネル12と、液晶表示装置や陰極線管のような表示装置16がある。シグナル・ジェネレータ10には、また、波形データや実行可能なプログラム等を記憶するCD又はDVD/CDドライブがある。ユーザが定義した信号は、前面パネルのコントローラ14を表示装置16上の表示されるユーザ・インタフェースと共に用いることでシグナル・ジェネレータ10から出力される。
図2は、シリアル・データ上に符号間干渉効果を生成するAWG7102型シグナル・ジェネレータ10の一例のブロック図である。シグナル・ジェネレータ10には中央処理装置(CPU)20があり、これはコンパクト・ディスク(CD)やハードディスク・ドライブ(HDD)のような電子媒体上に記憶しておいたプログラムに従って装置の動作を制御する。RAMのようなメモリ22は、HDDのような記憶装置24からプログラムを読み出すためのCPU20のワーク・エリアとして利用される。ユーザは、装置の前面パネル12上のボタンやノブ等14を介して出力試験信号の生成をシグナル・ジェネレータ10に設定できる。表示装置16は、出力試験信号の種々のパラメータを設定し、パラメータ設定に応じた出力信号を視覚化するためのユーザ・インタフェースを表示しても良い。外部表示出力回路26は、シグナル・ジェネレータの内蔵表示装置16に加えて、より広い表示領域を提供するための外部表示装置28に供給する映像出力信号を生成する。波形生成回路30は、ユーザが定義したパラメータに基づく出力試験信号を生成する。この実施例では、波形生成回路30は、トリガ入力端子及びイベント入力端子と、2チャンネルの出力端子を有する。入力/出力ポート32は、外部キーボード34やマウス36のようなポインティング・デバイスをシグナル・ジェネレータに接続するために使用される。外部キーボード34又はマウス36は、パラメータを設定するシグナル・ジェネレータの前面パネル・コントローラの一部として含めても良い。これらブロックは、信号及びデータ・バス38で互いに結合される。シグナル・ジェネレータのバス38には、シグナル・ジェネレータをパソコン(PC)42や他の試験装置のような外部制御装置に接続するために、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)インターフェース40を設けても良い。LANインターフェース40によって、ユーザ・インタフェースをPC42上で動作させ、出力信号データをシグナル・ジェネレータ10に渡すことが可能となり、また、PC42がネットワークを介してシグナル・ジェネレータ10を制御することが可能となる。別のやり方としては、GPIBインターフェースをLANインターフェース40の代わりに用いても良い。
図3を参照すると、シリアル・データ・パターン上に種々のレベルの符号間干渉(ISI)効果を生成するためのパラメータを設定するユーザ・インタフェース50の初期状態が示されている。初期状態のユーザ・インタフェース50及びこれに続くユーザ・インタフェースは、CPU20のプログラム制御の下で動作し、ユーザ・インタフェースのプログラムは記憶装置24に記憶されている。ユーザ・インタフェースは、表示装置16又は外部表示装置28上に表示すると良い。これに代わって、ユーザ・インタフェース・プログラムは、PC42に記憶しておき、PC42でアクセスしても良く、PC42がパラメータを処理し、出力ファイルを生成して、これをシグナル・ジェネレータ10に供給しても良い。シグナル・ジェネレータ10上の種々のインターフェースを制御するプログラムは、表示装置16上のアイコンを介してアクセスしても良いし、スタート・タブをクリックし、シグナル・ジェネレータ10中に記憶されたプログラムのリストから適切なプログラムをクリックすることでアクセスしても良い。初期インターフェース50には、多数のポップアップ・ウィンドウが含まれ、これらは初期インターフェース50中の種々のタブ52をクリックすることでアクティブになる。初期インターフェース50には、BASE PATTERN(基本パターン)タブ54があり、これはBASE PATTERN(基本パターン)ポップアップ・ウィンドウ56をアクティブにする。BASE PATTERNポップアップ・ウィンドウ56は、初期インターフェース50において、自動的にアクティブにされる。
図4は、BASE PATTERNポップアップ・ウィンドウ56をより詳細に示したもので、BASE PATTERNポップアップ・ウィンドウ56の4つの定義された領域「BASE PATTERN(基本パターン)58、SIGNAL(信号)60、ENCODING(エンコード)62及びRISE/FALL(立ち上がり/立ち下がり)64」を示す。BASE PATTERN(基本パターン)領域58には、ボタン66、68及び70があり、これらによってユーザはISI効果を発生させるシリアル・データ・パターンを選択できる。STANDARD(規格)ボタン66をクリックすると、STANDARDボックス72及びPATTERNボックス74がアクティブになる。STANDARDボックス72をクリックすると、一般的なシリアル・データ・パターン及びコンプライアンス試験を必要とする種々のシリアル・データ規格が表示される。一旦特定のシリアル・データ規格が選択され、PATTERNボックス74をクリックすると、PRBS7のような選択されたシリアル・データ規格で定義される種々の波形パターンが表示される。FROM FILE(ファイルから)ボタン68をクリックすると、ファイル・ボックス76が強調表示され、ユーザはこの中に既に記憶してあるデータ・ファイルを入れることができる。USER PATTERN(ユーザ・パターン)ボタン70をクリックすると、パターン・ボックス78が強調表示され、ユーザはこの中に任意のシリアル・データ・パターンを入れることができる。このパターンは、適切なBINARY(2進)又はHEX(16進)ボタン80、82をクリックして、”0”及び”1”の2進データ又は16進データとして入力しても良い。
SIGNAL(信号)領域60には、Data Rate(データ・レート)ボックス84、AMPLITUDE(振幅)ボックス86、IDLE STATE(アイドリング状態)ボックス88がある。Data Rateボックス84をクリックすることで、ユーザはシリアル・データのデータ・レートを設定できる。データ・レートは、10メガ・ビット毎秒から20メガ・ビット毎秒まで調整できるようにしても良い。STANDARD(規格)ボタン66がアクティブなときは、データ・レートは、選択したシリアル・データ規格に応じて自動的に選択される。AMPLITUDE(振幅)ボックス86をクリックすると、ユーザはシリアル・データ・パターンの電圧レベルを選択できる。ユーザが、250mVから1Vまで電圧レベルを変更できるようにしても良い。IDLE STATEボックス88は、STANDARDボックス72でSATAが選択されたときにアクティブになり、PATTERNボックス74中にアイドリング・パターンが選択される。アイドリング状態は、アイドリング状態パターン内の選択可能な期間が直流として観測される。
ENCODING(エンコード)領域62には、ENCODING SCHEME(エンコード方式)ボックス90があり、これによってユーザはシリアル・データ・パターンのエンコード方式の種別を設定できる。ユーザは、NRZ又はNONE NRZを選択しても良い。8B10Bボックス92をクリックすると、8ビット・シンボルを10ビット・シンボルにマッピングするアルゴリズムがアクティブになり、DCバランスと制限のある(bounded)ディスパリティを実現する。RISE/FALL(立ち上がり/立ち下がり)領域64には、10/90又は20/80パーセントの立ち上がり及び立ち下がり時間を選択するためのRISE/FALL TIME(立ち上がり/立ち下がり時間)ボタン96及び98がそれぞれある。RISE(立ち上がり)ボックス100によって、ユーザはシリアル・データ・パターンの立ち上がりエッジの立ち上がり時間を選択できる。FALL(立ち下がり)ボックス102によって、ユーザはシリアル・データ・パターンの立ち下がりエッジの立ち下がり時間を選択できる。DCDボックス104によって、ユーザはシリアル・データ・パターン中のデューティ・サイクル歪み(DCD:Duty Cycle Distortion)を変更できる。立ち上がり、立ち下がり及びDCD時間は、それぞれ設定ボックス106を用いて秒又はユニット・インターバル単位で定めるようにしても良い。
TRANSMITTER(送信機)タブ110をクリックすると、図5に示すTRANSMITTER(送信機)ポップアップ・ウィンドウ112がアクティブにある。TRANSMITTERポップアップ・ウィンドウ112には複数のボックス114があり、これらによりユーザは、周期ジッタのピーク・トゥ・ピーク及びRMSランダム・ジッタの可変量のパラメータを設定でき、また、スペクトラム拡散クロック(Spread Spectrum Clock:SSC)のパラメータ、ボルト(RMS)単位でのノイズ・パラメータ及びdB又はボルト単位でのプリ/デ・エンファシス・パラメータの設定ができる。ユーザには、シリアル・データ・パターンの端部付近又は端部にノイズをおくオプションもある。
CHANNEL/CABLE(チャンネル/ケーブル)タブ120をクリックすると、図6に示すCHANNEL/CABLEポップアップ・ウィンドウ122がアクティブにある。ユーザは、ISIボタン128をクリックすることによって、ISIボックス124及び設定ボックス126をアクティブにする。ユーザは、ISIボックス124をクリックして量を入力することで、シリアル・データ・パターンに加えるISIの量を選択する。ISIの量は、秒又はユニット・インターバル単位で表しても良い。ISIをユニット・インターバル単位で表したときには、ISIの選択範囲は、0.0から1.0ユニット・インターバルまで、0.001ユニット・インターバル単位で増加(変化)する。ISIを秒単位で表したときには、ISIの選択範囲は、1ピコ秒から2マイクロ秒まで、1ピコ秒単位で増加(変化)する。なお、別の実施例では、ISIの選択範囲を0.0ピコ秒から2.0マイクロ秒までとしても良い。もちろん、どちらの単位の場合でも、増加の代わりに減少させて変化させるようにしても良い。ユーザは、また、S-Parameter File(Sパラメータ・フィルタ)ボタン130をクリックして、タッチストーンSパラメータ・ファイルをユーザが選択するボックスをアクティブにして、ISIによるスケ―リング(scaling:拡大縮小)をそのファイルに加えるにようにしても良い。
図3に戻ると、一度ユーザがシリアル・データ・パターンのパラメータを設定し、シリアル・データ・パターンに適用するISIの量を選択すると、ユーザは初期ユーザ・インタフェース50のツール・バー144上のCOMPILE SETTINGS(コンパイル設定)ボタン142をクリックし、図7に示すCOMPILE SETTINGS(コンパイル設定)ポップアップ・ウィンドウ140をアクティブにする。COMPILE SETTINGSポップアップ・ウィンドウ140には、ユーザ定義によるシリアル・データ・パターンのパラメータ及びISI値を用いてシグナル・ジェネレータ10で生成された波形ファイルのユーザ定義名を提供するWAVEFORM NAME(波形名)ボックス146がある。BASE PATTERN ポップアップ・ウィンドウ56を用いて入力されたシリアル・データ・パターンのデータ・レートは、「Data Rate」の隣に表示される。ユーザは、SAMPLE RATE(サンプル・レート)ボタン148又はSAMPLES PER UI(UI当たりのサンプル数)ボタン150をクリックして、SAMPLE RATE又はSAMPLES PER UIボックス152、154をそれぞれアクティブにできる。ユーザは、シリアル・データ・パターン及びデータ・レートに基づいて、適当な値を入力することにより、手動でサンプリング・レート又はUI当たりのサンプル数を設定しても良い。サンプリング・レート又はUI当たりのサンプル数は、AUTOMATIC(自動)ボックス156をクリックすることで、データ・レート及びシリアル・データ・パターンに基づいて、自動的に設定されるようにしても良い。BANDWIDTH EXPANSION FILTER(帯域幅拡張フィルタ)領域158は、BANDWIDTH EXPANSION FILTERボタン160をクリックすることで、アクティブにできる。BANDWIDTH EXPANSION FILTER領域158により、ユーザは各種インターリーブ・パラメータを選択又はオフにすることができる。COMPILE BUTTON PREFERENCES(コンパイル・ボタン設定)領域162により、ユーザは、シリアル・データ・パターン・パラメータ及びISIパラメータで定義されコンパイルした波形記録について、COMPILE ONLY(コンパイルのみ)又はCOMPILE AND SENT TOパラメータ(コンパイルし、(パラメータ)へ送る)を選択できる。COMPILE SETTINGSポップアップ・ウィンドウ140の下の方に行くと、付加的なパラメータがあり、これらは対応する複数のボックス164をクリックすることで設定しても良い。パラメータの1つであるSHOW GRAPH AFTER COMPILE(コンパイル後にグラフ表示)の場合では、初期ユーザ・インタフェース50の下部にある2つのグラフ領域165中に様々の形式でシリアル・パターン・データを表示する。COMPILE SETTINGSポップアップ・ウィンドウ140の下部には、COMPLE(コンパイル)、OK、CANCEL(キャンセル)及びHELP(ヘルプ)ボタン166、168、170及び170があり、これらによりユーザはCOMPILE SETTINGSポップアップ・ウィンドウ140に関係する種々のオプションを選択できる。1つのオプションとしては、COMPILEボタン166をクリックすることで、シリアル・データ・パターン及びISIのパラメータのコンパイルを開始し、シグナル・ジェネレータ10からアナログのシリアル・データ・パターンを生成するためのデジタル・データを含む波形記録ファイルを生成する。他のオプションとしては、OKボタン168をクリックすることで、COMPILE SETTINGSポップアップ・ウィンドウ140内で選択されたパラメータが保存され、ウィンドウ140が閉じる。更に別のオプションとしては、CANCELボタン170をクリックすることで、COMPILE SETTINGSポップアップ・ウィンドウ140内で選択されたパラメータを保存することなく、ウィンドウ140が閉じる。HELPボタン172をクリックすると、HELPポップアップ・ウィンドウがアクティブになり、ここからユーザはヘルプを探すことができる。
図3に再び戻ると、初期ユーザ・インタフェース50のツール・バー144にはGRAPH SETUP(グラフ設定)ボタン180があり、これをクリックすることで図8に示すGRAPH SETUP(グラフ設定)ポップアップ・ウィンドウ182をアクティブにできる。GRAPH SETUPポップアップ・ウィンドウ182には、左側にAVAILABLE GRAPHICS(利用可能なグラフ)ボックス184があり、これには複数のグラフ記号(シンボル)186とそのグラフ記号の説明書き186が含まれている。ウィンドウ182の右側には、SELECTED GRAPHICS(選択されたグラフ)ボックス188があり、これにはAVAILABLE GRAPHICSボックス184から選択されたグラフ記号が含まれる。ボックス184及び188の間には、ADD(追加)及びREMOVE(除去)ボタン190及び192がある。これらボタン190、192により、SELECTED GRAPHICSボックス188にグラフ記号186を追加及び除去(削除)することができる。ユーザは、グラフ記号186をクリックして、そのグラフ記号を強調表示することで、AVAILABLE GRAPHICSボックス184で、任意のグラフ記号186を選択する。ADDボタン190をクリックすると、選択されたグラフ記号がAVAILABLE GRAPHICSボックス184からSELECTED GRAPHICSボックス188にコピーされる。SELECTED GRAPHICSボックス188内で任意のグラフ記号186をクリックすると強調表示され、続いてREMOVEボタンをクリックすると選択されたグラフ記号186がSELECTED GRAPHICSボックス188から削除される。SELECTED GRAPHICSボックス188には、初期ユーザ・インタフェース 50の下部にあるグラフ領域165の数に合わせて、2個の記号まで収容できるようにしても良い。GRAPH SETUPポップアップ・ウィンドウ182の下部には、OK、CANCEL(キャンセル)及びHELP(ヘルプ)ボタン194、196及び198がある。OKボタン194は、選択されたグラフ記号を保存し、GRAPH SETUPポップアップ・ウィンドウ182を閉じる。CANCELボタン196は、選択されたグラフ記号を保存することなく、GRAPH SETUPポップアップ・ウィンドウ182を閉じる。HELPボタン198は、HELPポップアップ・ウィンドウをアクティブにし、ここからユーザはヘルプを探すことができる。
初期ユーザ・インタフェース50のツール・バー144には、図3に示すようにCOMPILE(コンパイル)ボタン196があり、これはCOMPILE SETTINGSポップアップ・ウィンドウ140内のCOMPILEボタン166(図7参照)と同様の機能を果たし、これによって、シリアル・データ・パターン及びISIのパラメータのコンパイルを開始し、シグナル・ジェネレータ10からアナログのシリアル・データ・パターンを生成するためのデジタル・データを含む波形記録ファイルを生成する。
図9は、シリアル・データ・パターン上にISI効果を生成するステップを描いたフローチャートであり、上述してきた図に準拠している。その処理は、ステップ200において、シリアル・データ・パターン上にISI効果を生成するプログムの制御をアクティブにすることで始まる。ステップ202において、BASE PATTERN(基本パターン)及びCOMPILE SETTINGS(コンパイル設定)ポップアップ・ウィンドウ56、140がアクティブにされ、シリアル・データ・パターンのパラメータが選択されるが、これらパラメータには、シリアル・データ・パターンのデータ・レート、振幅、エンコード方式、立ち上がり及び立ち下がり時間、並びにサンプル・レートが含まれる。ステップ204において、Channel/CABLE(チャンネル/ケーブル)ポップアップ・ウィンドウ122がアクティブにされ、シリアル・データ・パターンに適用されるISIの量が選択される。ステップ206において、初期ユーザ・インタフェース50のツール・バー144上のCOMPILE(コンパイル)ボタン196がアクティブにされ、これによって、シリアル・データ・パターンのパラメータ及びISIのパラメータのコンパイルを開始し、シグナル・ジェネレータ10からアナログのシリアル・データ・パターンを生成するためのデジタル・データを含む波形記録ファイルを生成する。ステップ208において、波形記録ファイルは、シグナル・ジェネレータ10のメモリ22に蓄積され、続いて波形生成回路30に供給されると、波形記録ファイルがISI効果を有するアナログのシリアル・データ・パターン信号に変換され、これがシグナル・ジェネレータ10から出力される。シリアル・データ・パターン上にISI効果を生成する上述のステップの順番は、単に一例に過ぎず、本発明の要旨を離れることなく、これらステップの順番は変更できる。例えば、シリアル・データ・パターン・パラメータ及びISIパラメータのコンパイルを開始するのに、どのCOMPILE(コンパイル)ボタン(COMPILE ボタン196又はCOMPILEボタン166)を使用するかはもちろんのこと、パラメータを選択する順番も変更して良い。
シリアル・データ・パターン上にISI効果を生成する1つの具体例としては、シリアル・データ・パターン・パラメータが、PRBS7のパターンを有し、データ・レートが1GB/s、電圧振幅が1V、エンコード方式がNRZ(ノット・リターン・トゥ・ゼロ)、シリアル・データ・パターンの立ち上がり及び立ち下がりエッジの立ち上がり及び立ち下がり時間が20/80パーセント・レベル間で200ピコ秒、サンプル・レートが10GS/s(ギガ・サンプル毎秒)の一般的な規格として設定される。TRANSMITTERポップアップ・ウィンドウ112において、ジッタ、スペクトラム拡散クロック(SSC)、ノイズ及びプリ/デ・エンファシスのパラメータは、ゼロに設定される。ISIパラメータは、Channel/CABLEポップアップ・ウィンドウ122を用いて選択される。ISI効果は、単極デジタルIIR(Infinite Impulse Response:無限インパルス応答)ローパス・フィルタを用いて生成されるが、これはデータ・レート、サンプリング周波数及びデータ・パターンに基づいている。デジタルIIRフィルタは、1つのISIパラメータで制御される。IIRフィルタの再帰方程式は、次の通りである。

Y(n)=A・x(n)−B・y(n−1)
ここでA=1/k及びB=(k−1)/k
x(n)=入力シリアル・データ
Y(n)=所望のISIのある出力データ
A=フォワード・パスの乗数
B=再帰パスの乗数

上記再帰方程式は、単極IIRフィルタを記述している。kの異なる値に対する周波数及び位相応答が、図10に示すグラフ中に示されている。これによると、単一のパラメータkの増加で、フィルタがより急激に落ちることが観測される。IIRフィルタは、シリアル・データのパラメータ及びISIパラメータがコンパイルされたときに生成される。シリアル・データ・パターンを表すデジタル・データが生成されるのに続いて、IIRフィルタでフィルタでかけてデジタル・データを変更することで、選択されたISIパラメータに応じたISI効果を生成する。
上述したIIRフィルタを通じて生成されるISIは、校正の必要がある。ISIパラメータがゼロに設定された場合でも、データ・パターンやシグナル・ジェネレータ10及びオシロスコープのローパス特性、シグナル・ジェネレータ10とオシロスコープ間のケーブル接続が原因で、ある程度の量のISIが、オシロスコープのような測定装置で測定されるからである。図11は、ISIを校正するステップを記載したフローチャートである。ステップ220において、シグナル・ジェネレータ10は、DPOJET型分析ソフトウェアを使用したDPO72004型デジタル・フォスファ・オシロスコープのような測定装置に接続される。1つの接続は、シグナル・ジェネレータ10の出力端子からオシロスコープの入力端子へのものである。第2の接続は、LAN又はGPIBバスを介してシグナル・ジェネレータ10とオシロスコープの間に作られる。ステップ222において、シリアル・データ・パターンのパラメータが設定される。ステップ224において、ISIパラメータはゼロに設定され、続いてデータ・パターンのパラメータ及びISIパラメータはコンパイルされて、ISI効果を伴なるアナログのシリアル・データ・パターンを生成するためのデジタル・データを含む波形記録ファイルが生成される。ステップ226において、波形記録ファイルは記憶される。ステップ228において、波形記録ファイルは波形生成回路30で処理され、ここで波形記録ファイルがISI効果を伴うシリアル・データ・パターンに変換され、シグナル・ジェネレータ10がISI効果を伴うアナログのシリアル・データ・パターン出力信号を生成する。ステップ230において、出力信号は、オシロスコープに供給されてデータ及びハードウェア特性が原因で生じるISIが測定され、ISIの値を生成する。ステップ232において、生成したISIの値は、LAN又はGPIBバス経由でシグナル・ジェネレータ10に戻され、記録される。ステップ234において、ISIパラメータは0.1UIだけ増加し、ステップ236において、得られたその都度のISIを有するアナログ信号のコンパイル、生成及び測定と、オシロスコープからシグナル・ジェネレータ10へ送られるISI値の生成、送信及び記録とが繰り返される。処理は、ISIパラメータを0.1UI毎増加させながらISIパラメータが1UIになるまで続く。ステップ238において、オシロスコープからの記憶した複数のISI値に曲線を合わせて、傾き及び定数のパラメータを有する線形方程式を得る。ステップ240において、方程式のパラメータは、IIRフィルタのアルゴリズムに適用される。ISIフィルタの校正は、ある一定条件において有効である。データ・パターン又は出力信号の信号経路のパラメータが変更されたら、結果としてIIRフィルタは再度校正しなければならない。ISI校正を、ユニット・インターバルに関して説明してきたが、秒を用いて実施しても良い。例えば、ユニット・インターバル単位なら、ISIパラメータを0.0から1.0UI(ユニット・インターバル)までの範囲としたが、秒単位ならISIパラメータを0.0ピコ秒から2.0マイクロ秒までの範囲としても良い。また、上述の例では、ISIパラメータを0.1UI毎増加させているが、範囲内において、ISIパラメータを0.1UI毎減少させて複数のISI値を求めても良い。
IIRフィルタが校正されたら、ユーザは、種々のシリアル・データ・パターンを試験するために、付加的な障害をデジタル信号パターンに追加できる。例えば、VESA(Video Electronics Standards Association)のディスプレイ・ポート高速シリアル・データ規格のコンプライアンス仕様のドラフト13は、図12に示すように、特定量のISIと共にその他の信号障害を要求している。導入されるジッタは、符号間干渉(ISI)、ランダム・ジッタ(R)及び正弦波ジッタ(S)の3つの要素から構成される。要求される総合(Total)ジッタ(T)を実現するにあたっては、ISI及び(R)の要素は一定に維持される一方で、Sはその変調周波数に応じて異なる。図12は、12.3R(RMS)+D=Tの推定ジッタ・モデルについて、ビット・レートを低下させて試験すべき設定のリストを示している。ランダム・ジッタ(R)及び正弦波ジッタ(S)は、ユーザによって、Transmitterポップアップ・ウィンドウ112を用いて設定され、ISIはCHANNEL/CABLEポップアップ・ウィンドウ122を用いて設定される。
以上、本発明を好ましいいくつかの実施形態に基づいて説明してきたが、当業者であれば、本発明の要旨を離れることなく種々の変更及び改良可能なことは明らかであろう。

Claims (3)

  1. 表示装置と、
    シリアル・データ・パターン用のパラメータと、上記シリアル・データ・パターン上の符号間干渉効果用のパラメータとを設定するためのユーザ・インタフェースを上記表示装置上に生成し、上記シリアル・データ・パターン・パラメータ及び上記符号間干渉効果パラメータを用いて上記シリアル・データ・パターンのデジタル・データに対して上記符号間干渉効果パラメータに応じたフィルタ処理を行って得られる上記符号間干渉効果を有するデジタル・データを含む波形記録ファイルを生成する中央処理装置と、
    上記波形記録ファイルを受けて、ダイレクト・デジタル・シンセシスによってシリアル・データ・パターン・アナログ出力信号を生成する波形生成回路と
    を具える信号発生装置。
  2. シリアル・データ・パターン・パラメータ及び符号間干渉効果パラメータを設定するためのユーザ・インタフェースを表示装置上に生成するステップ(a)と、
    シリアル・データ・パターン用のパラメータを選択するステップ(b)と、
    上記シリアル・データ・パターン上の符号間干渉効果用のパラメータを選択するステップ(c)と、
    上記シリアル・データ・パターン・パラメータ及び上記符号間干渉効果パラメータを用いて上記シリアル・データ・パターンのデジタル・データに対して上記符号間干渉効果パラメータに応じたフィルタ処理を行って得られる上記符号間干渉効果を有するデジタル・データを含む波形記録ファイルを生成するステップ(d)と、
    上記波形記録ファイルからダイレクト・デジタル・シンセシスによってシリアル・データ・パターン・アナログ出力信号を生成するステップ(e)と
    を具えるシリアル・データ・パターン上に符号間干渉効果を生成する方法。
  3. 信号チャンネルのシリアル・データ・パターン上の符号間干渉効果の校正方法であって、
    信号発生装置を波形表示及び処理装置に接続するステップ(a)と、
    上記シリアル・データ・パターン用のパラメータを選択するステップ(b)と、
    上記シリアル・データ・パターン上の符号間干渉効果用のパラメータを初期値ゼロに選択するステップ(c)と、
    上記シリアル・データ・パターン・パラメータ及び上記符号間干渉効果パラメータを用いて上記シリアル・データ・パターンのデジタル・データに対して上記符号間干渉効果パラメータに応じたフィルタ処理を行って得られる上記符号間干渉効果を有するデジタル・データを含む波形記録ファイルを生成するステップ(d)と、
    上記波形記録ファイルからダイレクト・デジタル・シンセシスによってシリアル・データ・パターン・アナログ出力信号を生成するステップ(e)と、
    上記信号発生装置から受けた上記シリアル・データ・パターン・アナログ出力信号から上記波形表示及び処理装置で符号間干渉値を生成するステップ(f)と、
    上記符号間干渉値を上記信号発生装置に供給するステップ(g)と、
    上記符号間干渉効果パラメータを1.0の最大符号間干渉値内で0.1毎に変更し、上記符号間干渉効果パラメータを変更した値毎に上記ステップ(c)から(g)までを繰り返すステップ(h)と、
    複数の上記符号間干渉値に合わせた曲線から線形方程式を生成するステップ(i)と、
    上記線形方程式のパラメータを上記符号間干渉効果パラメータで制御される無限インパルス応答(IIR)フィルタに適用し、上記波形記録ファイルに上記符号間干渉効果を生成するステップと
    を具えるシリアル・データ・パターン上の符号間干渉効果の校正方法。
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