JP5396865B2 - パイプベンダー - Google Patents

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Description

本発明は、金属パイプを引き曲げ加工するときに用いられるパイプベンダーに関する。
金属パイプを引き曲げ加工するときに用いられるパイプベンダーとして、従来、図6に示されるものが知られている(特許文献1参照)。このパイプベンダーはパイプクランプ1,2を備えており、これらのパイプクランプ1,2のうちパイプクランプ1の後端部には、金属パイプPを予め定めた曲率で曲げ加工するためのパイプ曲げロール3が形成されている。
また、図6に示されるパイプベンダーはワイパー4を備えており、このワイパー4の先端部には、パイプ曲げロール3の外周面に摺動自在に接触する円弧状の湾曲面9が形成されている。
さらに、図6に示されるパイプベンダーはプレッシャー5を備えており、このプレッシャー5により金属パイプPをワイパー4に押圧することで金属パイプPの曲げ加工部にシワが発生することを防止している。
また、図6に示されるパイプベンダーは金属パイプPの内径とほぼ同じ外径で棒状に形成されたマンドレル6を備えており、このマンドレル6を金属パイプPに挿入し、その先端部を金属パイプP内の所定位置に配置することで金属パイプPの曲げ加工部付近が楕円状に変形することを防止している。
図6に示されるパイプベンダーのワイパー4は、図7に示されるように、その先端部が薄肉で尖った形状となっているため、強度を保つのが困難である。このため、通常の工具鋼でワイパー4を製作すると先端部の割れや欠けが避けられないため、アルミ青銅系のような比較的軟質な金属材料で製作されている。
特開2004−9125号公報(0002〜0006、図12)
しかしながら、ワイパー4を比較的軟質な金属材料で製作すると、近年では、ハイテン鋼やステンレス鋼などの高強度材からなる金属パイプを曲げ加工することが増えたことも相俟って、ワイパー4の摩耗が顕著となってきた。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたもので、耐久性の向上を図ることのできるパイプベンダーを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するため、発明に係るパイプベンダーは、金属パイプを引き曲げ加工するときに用いられるパイプベンダーであって、前記金属パイプをクランプする一対のパイプクランプと、前記パイプクランプのうち一方のパイプクランプに形成された円弧状の湾曲面と摺動自在に接触するパイプ曲げロールと、前記パイプ曲げロールと一体に形成されたワイパーと、前記ワイパーに前記金属パイプを押圧するプレッシャーと、を備え、前記一対のパイプクランプは、前記パイプ曲げロールとは一体ではなく、前記パイプ曲げロールの外周面に形成された曲げロール溝の溝幅を前記金属パイプの外径の0.5倍以上0.8倍未満として、前記パイプ曲げロールと摺接するパイプクランプの後端部の肉厚を厚くしたことを特徴とするものである
発明に係るパイプベンダーによれば、ワイパーの先端部が薄肉で尖った形状となることがないので、金属パイプの材質がハイテン鋼やステンレス鋼などの高強度材であってもワイパーの摩耗を抑制でき、耐久性の向上を図ることができる。
また、本発明に係るパイプベンダーによれば、パイプ曲げロールと摺接するほうのパイプクランプの後端部の肉厚が厚くなってパイプクランプの挟持力が向上し、金属パイプを曲げ加工しているときにパイプクランプがスリップし難くなるので、金属パイプの曲げ加工を安定して行なうことができる。
本発明の第1の実施形態に係るパイプベンダーを示す図である。 図1のA−A断面を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るパイプベンダーを示す図である。 図3のB−B断面を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るパイプベンダーの一部を示す斜視図である。 従来のパイプベンダーの一例を示す図である。 図6に示されるパイプベンダーの一部を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明に係るパイプベンダーについて説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係るパイプベンダーを示す図、図2は図1のA−A断面を示す図であり、本発明の第1の一実施形態に係るパイプベンダーは、図1に示されるように、パイプクランプ1,2、パイプ曲げロール3、ワイパー4、プレッシャー5およびマンドレル6を備えている。
パイプクランプ1,2は曲げ加工される金属パイプPをクランプするものであって、これらのパイプクランプ1,2のうちパイプクランプ1は円弧状の湾曲面7を後端部に有している。また、パイプクランプ1,2は図示しない油圧駆動装置によりパイプ曲げロール3の周方向に油圧駆動されるようになっている。
パイプ曲げロール3は金属パイプPを予め定めた曲率で曲げ加工するためのものであって、このパイプ曲げロール3の外周面にパイプクランプ1の湾曲面7が摺動自在に接触している。また、パイプ曲げロール3は金属パイプPの外周面に接触する曲げロール溝8(図2参照)を外周面に有しており、この曲げロール溝8は金属パイプPの外径Dと同じ曲率半径でパイプ曲げロール3の外周面に形成されているとともに、金属パイプPの外径Dと同じ溝幅W(=D)でパイプ曲げロール3の外周面に形成されている。
ワイパー4は金属パイプPの曲げ加工部にシワが発生するのを防止するためのものであって、パイプ曲げロール3と一体に形成されている。
プレッシャー5は金属パイプPをワイパー4に押圧するものであって、図示しない油圧装置により金属パイプPを介してワイパー4に押圧されるようになっている。
マンドレル6は金属パイプPの曲げ加工部か楕円状に扁平化するのを防止するものであって、金属パイプPの内径と同じか若しくはそれより僅かに小さい直径で棒状に形成されている。
このようなパイプベンダーを用いて金属パイプPを曲げ加工する場合は、金属パイプPをパイプクランプ1,2によりクランプするとともに、金属パイプPをプレッシャー5によりワイパー4に押圧し、さらに図示しないチャックにより金属パイプPの後端部をチャックする。そして、図1の(b)に示されるように、金属パイプPにマンドレル6を挿入した後、図示しない油圧駆動装置によりパイプクランプ1,2をパイプ曲げロール3の周方向に油圧駆動すると、金属パイプPがパイプ曲げロール3に沿って曲げ変形する。
上述した本発明の第1の実施形態では、ワイパー4がパイプ曲げロール3と一体に形成されているため、ワイパー4の先端部が薄肉で尖った形状となることがない。したがって、金属パイプPの材質がハイテン鋼やステンレス鋼などの高強度材であってもワイパー4の摩耗を抑制でき、耐久性の向上を図ることができる。
図3は本発明の第2の実施形態に係るパイプベンダーを示す図、図4は図3のB−B断面を示す図、図5は本発明の第2の実施形態に係るパイプベンダーの一部を示す図であり、第2の実施形態が上述した第1の実施形態と異なる点は、金属パイプPの外径をDとしたとき、曲げロール溝8の溝幅Wを0.3D≦W<1.0D、好ましくは0.5D≦W≦0.8Dとした点である。
本発明の第2の実施形態のように、曲げロール溝8の溝幅Wを0.3D≦W<1.0D、好ましくは0.5D≦W≦0.8Dにすると、パイプクランプ1の後端部が図5に示すような形状となり、パイプクランプ1の後端部の肉厚が厚くなってパイプクランプ1,2の挟持力が向上し、金属パイプPを曲げ加工しているときにパイプクランプ1,2がスリップし難くなるので、金属パイプPの曲げ加工を安定して行なうことができる。
上述した本発明の第1及び第2の実施形態では、マンドレルを備えたものを例示したが、マンドレルを備えていないパイプベンダーについても本発明を適用できることは言うまでもない。
また、さらなる耐久性の向上を図るために、パイプクランプ1,2、パイプ曲げロール3、ワイパー4およびプレッシャー5の表面にTiCNなどの表面処理を施してもよい。
1,2 パイプクランプ
3 パイプ曲げロール
4 ワイパー
5 プレッシャー
6 マンドレル
7,9 湾曲面
8 曲げロール溝
P 金属パイプ

Claims (1)

  1. 金属パイプを引き曲げ加工するときに用いられるパイプベンダーであって、
    前記金属パイプをクランプする一対のパイプクランプと、
    前記パイプクランプのうち一方のパイプクランプに形成された円弧状の湾曲面と摺動自在に接触するパイプ曲げロールと、
    前記パイプ曲げロールと一体に形成されたワイパーと、
    前記ワイパーに前記金属パイプを押圧するプレッシャーと、
    を備え
    前記一対のパイプクランプは、前記パイプ曲げロールとは一体ではなく、
    前記パイプ曲げロールの外周面に形成された曲げロール溝の溝幅を前記金属パイプの外径の0.5倍以上0.8倍未満として、前記パイプ曲げロールと摺接するパイプクランプの後端部の肉厚を厚くしたことを特徴とするパイプベンダー。
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