JP5396710B2 - 多条刈コンバインの刈取搬送装置 - Google Patents

多条刈コンバインの刈取搬送装置 Download PDF

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Description

この発明は、多条刈コンバインの刈取搬送装置に関する。
特許文献1には、対向する左右一対の掻込スターホイルによって2条分の刈取穀稈を掻込搬送する2組の掻込搬送装置を備えた4条刈コンバインが開示されている。
また、特許文献2には、刈取装置の未刈地側に1条分の刈取穀稈を掻込搬送する1条分掻込搬送装置と、刈取装置の既刈地側に2条分の刈取穀稈を掻込搬送する2条分掻込搬送装置と、それらの中間に2条分の刈取穀稈を掻込搬送する2条分掻込搬送装置を備えた5条刈コンバインが開示されている。
特開2001−346430号公報 実開平5−34509号公報
従来、多条刈コンバインにおいて、通常の偶数条刈では全て2条分の掻込搬送経路で構成されるのに対し、例えば5条刈以上の奇数条刈では、必ず1条分の掻込搬送経路が追加構成されることになる。
特許文献2に開示されているように、1条分の掻込搬送経路が2条分のそれより最外側端に配置されたものでは、2条分の穀稈の流れと1条分の穀稈の流れが同じ方向の流れになり難く、脱穀部に搬送供給する穀稈挟持搬送への円滑な合流作用が期待できない問題点がある。
本発明の課題は、従来の問題点を解消するため、2条分の掻込搬送経路を刈取装置の最外側端に配置する構成とし、1条分の掻込搬送経路は2条分掻込搬送経路の内側に配置することによって穀稈挟持搬送装置側への穀稈の流れを同じ方向とし、合流作用の円滑化を図ることにある。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の発明は、複数条の刈取穀稈を合流部へ向けて搬送する左側の第1挟持搬送装置(11L)及び右側の第2挟持搬送装置(11R)からなる穀稈合流挟持搬送装置(11)と、この穀稈合流挟持搬送装置(11)の前側に位置して刈幅方向の左端に設けた第1掻込スターホイル(10a1)および該第1掻込スターホイル(10a1)の右側に対向する第2掻込スターホイル(10a2)を有した2条分の第1掻込搬送装置と、刈幅方向の左端から3番目に設けた第3掻込スターホイル(10a3)を有した1条分の第2掻込搬送装置と、刈幅方向の右端に設けた第7掻込スターホイル(10a7)および該第7掻込スターホイル(10a7)の左側に対向する第6掻込スターホイル(10a6)を有した2条分の第4掻込搬送装置と、前記第6掻込スターホイル(10a6)の左側に設けた第5掻込スターホイル(10a5)および該第5掻込スターホイル(10a5)の左側に対向する第4掻込スターホイル(10a4)を有した2条分の第3掻込搬送装置有した刈取部(4)を、走行車体(1)に対して昇降可能に設けた刈取縦フレーム(16)に備え、該刈取部(4)の左右方向中央部に配置された刈取縦フレーム(16)の左側の部位には、前記第1掻込スターホイル(10a1)および第2掻込スターホイル(10a2)を有した2条分の第1掻込搬送装置と、第3掻込スターホイル(10a3)を有した1条分の第2掻込搬送装置とが装備されて3条分の穀稈が掻込搬送され、前記刈取縦フレーム(16)の右側の部位には、前記第7掻込スターホイル(10a7)および第6掻込スターホイル(10a6)を有した2条分の第4掻込搬送装置と、前記第5掻込スターホイル(10a5)および第4掻込スターホイル(10a4)を有した2条分の第3掻込搬送装置とが装備されて4条分の穀稈が掻込搬送される構成とし、前記第1掻込搬送装置による掻込搬送後の2条分の穀稈を前記第1挟持搬送装置(11L)で引継ぎ搬送し、前記第2掻込搬送装置による掻込搬送後の1条分の穀稈を、刈取縦フレーム(16)側から立設された上向き伝動軸(18)で駆動される第3掻込スターホイル(10a3)側の第1掻込搬送チェン(10b3)によって前記第1挟持搬送装置(11L)の搬送方向中央部に合流させて3条分の穀稈として引継ぎ搬送する構成とし、前記第4掻込搬送装置による掻込搬送後の2条分の穀稈を前記第2挟持搬送装置(11R)引継ぎ搬送し、前記第3掻込搬送装置による掻込搬送後の2条分の穀稈を、前記上向き伝動軸(18)からベベルギヤ機構と横向き伝動軸(19)を介して駆動される第4掻込スターホイル(10a4)側の第2掻込搬送チェン(10b4)によって前記第2挟持搬送装置(11R)の搬送方向中央部に合流させて4条分の穀稈として引継ぎ搬送する構成とし、前記第1挟持搬送装置(11L)の挟持搬送チェン(12)に対向する挟持杆(13)を、前記第2掻込搬送装置による掻込搬送後の1条分の穀稈が第1掻込搬送装置による掻込搬送後の2条分の穀稈に合流する部位で上手側の第1挟持杆(13a)と下手側の第2挟持杆(13b)とに分割し、該上手側の第1挟持杆(13a)の始端側を湾曲させて第1掻込搬送装置の掻込搬送経路(W2)内における第2掻込スターホイル(10a2)の掻込圏内に臨ませ、下手側の第2挟持杆(13b)の始端側を湾曲させて第2掻込搬送装置の掻込搬送経路(W1)内における第3掻込スターホイル(10a3)の掻込圏内に臨ませた多条刈コンバインの刈取搬送装置とする。
分草・引起し後の穀稈は株元部から切断される。そして、刈取後の穀稈は、2条分、1条分、2条分、2条分の各掻込搬送装置によって後方に掻込搬送されて穀稈合流挟持搬送装置(11)に合流される。
特に、左外側の2条分の第1掻込搬送装置とこれより内側の1条分の第2掻込搬送装置とによって掻込搬送される穀稈は、穀稈合流挟持搬送装置(11)の第1挟持搬送装置(11L)に備えた挟持搬送チェン(12)へ、途中部から分割された挟持杆(13)の間からスムーズに引継ぎ案内される。
また、請求項2記載の発明は、前記上向き伝動軸(18)からベベルギヤ機構と横向き伝動軸(19)を介して駆動される縦伝動軸(20)を備え、該縦伝動軸(20)によって前記第2掻込搬送チェン(10b4)を駆動する構成とし、前記第1掻込搬送チェン(10b3)から連動される穂先搬送駆動軸(21)によって、該第1掻込搬送チェン(10b3)の上側に配置された第1穂先搬送ラグチェン(22)を駆動し、前記縦伝動軸(20)から第2掻込搬送チェン(10b4)の上側に配置された第2穂先搬送ラグチェン(23)を駆動する構成とした請求項1記載の多条刈コンバインの刈取搬送装置とする。
本発明によれば、2条分の掻込搬送経路(W2)は刈幅の左端側とし、1条分の掻込搬送経路(W1)は2条分の掻込搬送経路(W2)の内側とすることで、掻込搬送量の少ない1条分の穀稈を、掻込搬送量の多い2条分の穀稈を引き継いで挟持搬送する挟持搬送経路の下流側に合流させることができる。即ち、上手側の第1挟持杆(13a)と下手側の第2挟持杆(13b)の間から同一方向の穀稈の流れに沿って引継ぐことができるので、穀稈の流れがスムーズとなり、合流作用が無理なく整然と行える。これによって、刈取穀稈の搬送を円滑に行なうことができ、刈取作業の能率を高めることができる。
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1は、コンバインの側面図を示すものであり、この走行車体1には、左右一対の走行クローラ2,2を備え、後部に搭載した脱穀装置(脱穀部)3の前方部に刈取部4を設置し,刈取部4の横側部には運転席5や操作ボックス6等を有するキャビンCを備え、更に、その運転操作部の後方には脱穀粒を一時的に貯留するグレンタンクGを装備している。
刈取部4は、立毛する穀稈を左右に分草する分草体7,7…と、分草後の穀稈を引き起す7条分の穀稈引起し装置8…と、引起し後の穀稈を刈り取るバリカン式の刈取装置9と、刈取後の穀稈を掻込搬送する掻込搬送装置10と、掻込搬送後の穀稈を合流部へ向けて搬送する穀稈合流挟持搬送装置11等からなり、車体に対して上下に昇降可能で前後方向に沿わせて設けた刈取縦フレーム16及び該刈取縦フレームの先端に左右横方向に沿わせて設けた刈取横フレーム17に装備している。
各分草体7,7…は、刈取装置9側、即ち刈取横フレーム17から前方に突設する分草支持杆の先端に取り付けられ、左端側(未刈地側)から分草体7a,7b間に2条分の穀稈が導入され、分草体7b,7c間には1条分の穀稈が導入され、分草体7c,7d間及び7d,7e間はそれぞれ2条分の穀稈が導入されるようになっている。
掻込搬送装置10は、掻込スターホイル10a、掻込搬送チェン10b及び掻込ベルト10c等からなり、刈取部の刈幅方向の略中間部位に存する前記刈取縦フレーム16より左側においては、左右に対向する一対の掻込スターホイル10a1,10a2(第1掻込スターホイル10a1,第2掻込スターホイル10a2)からなる2条分の掻込搬送装置と、一つの掻込スターホイル(第3掻込スターホイル)10a3からなる1条分の掻込搬送装置がそれぞれ前記分草体7a,7b間及び分草体7b,7c間に装備され、計3条分の刈取穀稈が掻込搬送されるようになっている。また、刈取縦フレームより右側においては、右端側から一対の掻込スターホイル10a7,10a6(第7掻込スターホイル10a7,第6掻込スターホイル10a6)と、一対の掻込スターホイル10a5,10a4(第5掻込スターホイル10a5,第4掻込スターホイル10a4)からなる2対の2条分掻込装置がそれぞれ分草体7e,7d間及び7d,7c間に装備され、計4条分の刈取穀稈が掻込搬送されるようになっている。
穀稈合流挟持搬送装置11は、挟持搬送チェン12とこれに対設する挟持杆13とからなり、平面視でハの字型に配設され、そして、左側の挟持搬送装置(第1挟持搬送装置)11Lは,掻込搬送後の2条分及び1条分の計3条分の刈取穀稈を引き継いで挟持搬送する構成であり、右側の挟持搬送装置(第2挟持搬送装置)11Rは、掻込搬送後の2条分及び2条分の計4条分の刈取穀稈を引き継いで挟持搬送する構成である。
左側の2条分並びに1条分における掻込搬送後の穀稈は、左側挟持搬送装置11Lに引き継がれることになるが、この左側挟持搬送チェン12の挟持杆13を搬送方向前後に分割し、前側の挟持杆(第1挟持杆)13aは、始端側を滑らかに湾曲させて2条分掻込搬送経路(W2)内における掻込スターホイル10a2の掻込圏内に臨ませ、後側の挟持杆(第2挟持杆)13bは、始端側を滑らかに湾曲させて1条分掻込搬送経路(W1)内における掻込スターホイル10a3の掻込圏内に臨ませることによって、掻込搬送される2条分及び1条分の穀稈がスムーズに引継ぎ案内されるようになっている。図例では1条分の掻込搬送穀稈を左側挟持搬送チェン12の中央付近で合流させるようにし、その合流部で挟持杆13を分割することによって合流機能を高めるようにしている。また、1条分掻込スターホイル10a3側の掻込搬送チェン(第1掻込搬送チェン)10b3及び2条分掻込スターホイル10a4側の掻込搬送チェン(第2掻込搬送チェン)10b4は、他の掻込搬送チェン10b1,10b7より後方に延長し、挟持搬送チェン12より上側に設けることによって引継ぎを良好にし挟持杆13との干渉を防ぐようにしている。
図7に示すように、刈取縦フレーム16側から上方に向けて上向き伝動軸18を取り出し、この上向き伝動軸18により前記掻込搬送チェン10b3を駆動し、左側挟持搬送チェン12Lに合流させる。前記上向き伝動軸18からベベルギヤ機構及び横向き伝動軸19を介して回転駆動する縦伝動軸20を設け、この縦伝動軸20により前記掻込搬送チェン10b4を駆動するようにし、右側挟持搬送チェン12Rに合流させる構成としている。上記構成により、左側挟持搬送チェンと右側挟持搬送チェンとの合流角度θを7条刈にも拘らず6条刈と略同程度に小さくでき搬送がスムーズとなる。
前記掻込搬送チェン10b3から穂先搬送駆動軸21を取り出し、この穂先搬送駆動軸21により掻込搬送チェン10b3の上側に配設した穂先搬送ラグチェン(第1穂先搬送ラグチェン)22を駆動し、前記掻込搬送チェン10b4の上側に配設した穂先搬送ラグチェン(第2穂先搬送ラグチェン)23は前記縦伝動軸20から駆動する構成としている。
なお、図6に示すように、穂先搬送駆動軸21の設定位置を、1条分掻込スターホイル10a3の掻込回転軸14より左側に設定することにより穂先搬送ラグチェン22の直線搬送部(H)を長く取ることができ搬送姿勢が安定する。また、穂先搬送ラグチェン22の搬送終端部は、掻込搬送チェン10b3の終端より搬送方向後方に位置するよう延設することで、左右合流部まで穂先搬送を作用させることができて搬送姿勢が安定する。しかも、左2条分との合流の前から後まで穂先搬送作用が働き、合流姿勢も良くなり、詰まりの発生がより少なくなる。
左右の穀稈合流挟持搬送装置11L,11Rの上側には穀稈の穂先側を係止搬送する穂先係止搬送装置24L,24Rが設置され、それらの搬送終端部と前記脱穀部3との間には扱ぎ深さ調節用搬送装置25及び上下2段の揚上搬送装置26が具備されている。
また、前記刈取縦フレーム16は、車体側に架設した刈取入力軸を内装軸架せる入力伝動ケース28を支点として上下動する構成であり、該フレーム16内には刈取部の各部に回転動力を伝達する伝動軸が軸装されている。
図9及び図10に示す実施例は、刈取部4の対地高さを検出する刈高さセンサにて穀稈の刈高さを検出するようにしてあるコンバインにおいて、機体後方で所定の刈高さ(刈取後の一定の切り株高さ)より高いものを赤外線又は超音波で検出することで穀稈の刈残しを感知し、そして、その刈残しを感知した場所をGPSにより運転部近くに設けられた操作ボックス6上における操作パネル31のモニター部32に表示するようにしている。実施例では、超音波センサ30、即ち送信器30aから受信器30bへ発信する超音波信号により所定の切り株高さより極端に高い未刈稈を検出するようにしている。このようにして未刈稈が検出されると、GPSにより未刈稈のある場所が指定されるので、作業者はその場所に移動して刈り取ることができ、刈残しを防止することができる。
コンバイン要部の側面図 コンバイン要部の平面図 刈取部の平面図 刈取部の側面図 同上要部の側面図 刈取部の要部の平面図 刈取部の要部の平面図 同上一部の側面図 コンバインの概略側面図 同上要部の背面図
走行車体
刈取部
10 掻込搬送装置
10a1 掻込スターホイル(第1掻込スターホイル)
10a2 掻込スターホイル(第2掻込スターホイル)
10a3 掻込スターホイル(第3掻込スターホイル)
10a4 掻込スターホイル(第4掻込スターホイル)
10a5 掻込スターホイル(第5掻込スターホイル)
10a6 掻込スターホイル(第6掻込スターホイル)
10a7 掻込スターホイル(第7掻込スターホイル)
10b3 掻込搬送チェン(第1掻込搬送チェン)
10b4 掻込搬送チェン(第2掻込搬送チェン)
11 穀稈合流挟持搬送装置
11L 左側の挟持搬送装置(第1挟持搬送装置)
11R 右側の挟持搬送装置(第2挟持搬送装置)
12 挟持搬送チェン
13 挟持杆
13a 上手側の挟持杆(第1挟持杆)
13b 下手側の挟持杆(第2挟持杆)
16 刈取縦フレーム
18 上向き伝動軸
19 横向き伝動軸
20 縦伝動軸
21 穂先搬送駆動軸
22 穂先搬送ラグチェン(第1穂先搬送ラグチェン)
23 穂先搬送ラグチェン(第2穂先搬送ラグチェン)
W1 1条分の掻込搬送装置の掻込搬送経路(第1掻込搬送装置の掻込搬送経路)
W2 2条分の掻込搬送装置の掻込搬送経路(第2掻込搬送装置の掻込搬送経路)

Claims (2)

  1. 複数条の刈取穀稈を合流部へ向けて搬送する左側の第1挟持搬送装置(11L)及び右側の第2挟持搬送装置(11R)からなる穀稈合流挟持搬送装置(11)と、この穀稈合流挟持搬送装置(11)の前側に位置して刈幅方向の左端に設けた第1掻込スターホイル(10a1)および該第1掻込スターホイル(10a1)の右側に対向する第2掻込スターホイル(10a2)を有した2条分の第1掻込搬送装置と、刈幅方向の左端から3番目に設けた第3掻込スターホイル(10a3)を有した1条分の第2掻込搬送装置と、刈幅方向の右端に設けた第7掻込スターホイル(10a7)および該第7掻込スターホイル(10a7)の左側に対向する第6掻込スターホイル(10a6)を有した2条分の第4掻込搬送装置と、前記第6掻込スターホイル(10a6)の左側に設けた第5掻込スターホイル(10a5)および該第5掻込スターホイル(10a5)の左側に対向する第4掻込スターホイル(10a4)を有した2条分の第3掻込搬送装置有した刈取部(4)を、走行車体(1)に対して昇降可能に設けた刈取縦フレーム(16)に備え、該刈取部(4)の左右方向中央部に配置された刈取縦フレーム(16)の左側の部位には、前記第1掻込スターホイル(10a1)および第2掻込スターホイル(10a2)を有した2条分の第1掻込搬送装置と、第3掻込スターホイル(10a3)を有した1条分の第2掻込搬送装置とが装備されて3条分の穀稈が掻込搬送され、前記刈取縦フレーム(16)の右側の部位には、前記第7掻込スターホイル(10a7)および第6掻込スターホイル(10a6)を有した2条分の第4掻込搬送装置と、前記第5掻込スターホイル(10a5)および第4掻込スターホイル(10a4)を有した2条分の第3掻込搬送装置とが装備されて4条分の穀稈が掻込搬送される構成とし、前記第1掻込搬送装置による掻込搬送後の2条分の穀稈を前記第1挟持搬送装置(11L)で引継ぎ搬送し、前記第2掻込搬送装置による掻込搬送後の1条分の穀稈を、刈取縦フレーム(16)側から立設された上向き伝動軸(18)で駆動される第3掻込スターホイル(10a3)側の第1掻込搬送チェン(10b3)によって前記第1挟持搬送装置(11L)の搬送方向中央部に合流させて3条分の穀稈として引継ぎ搬送する構成とし、前記第4掻込搬送装置による掻込搬送後の2条分の穀稈を前記第2挟持搬送装置(11R)引継ぎ搬送し、前記第3掻込搬送装置による掻込搬送後の2条分の穀稈を、前記上向き伝動軸(18)からベベルギヤ機構と横向き伝動軸(19)を介して駆動される第4掻込スターホイル(10a4)側の第2掻込搬送チェン(10b4)によって前記第2挟持搬送装置(11R)の搬送方向中央部に合流させて4条分の穀稈として引継ぎ搬送する構成とし、前記第1挟持搬送装置(11L)の挟持搬送チェン(12)に対向する挟持杆(13)を、前記第2掻込搬送装置による掻込搬送後の1条分の穀稈が第1掻込搬送装置による掻込搬送後の2条分の穀稈に合流する部位で上手側の第1挟持杆(13a)と下手側の第2挟持杆(13b)とに分割し、該上手側の第1挟持杆(13a)の始端側を湾曲させて第1掻込搬送装置の掻込搬送経路(W2)内における第2掻込スターホイル(10a2)の掻込圏内に臨ませ、下手側の第2挟持杆(13b)の始端側を湾曲させて第2掻込搬送装置の掻込搬送経路(W1)内における第3掻込スターホイル(10a3)の掻込圏内に臨ませた多条刈コンバインの刈取搬送装置。
  2. 前記上向き伝動軸(18)からベベルギヤ機構と横向き伝動軸(19)を介して駆動される縦伝動軸(20)を備え、該縦伝動軸(20)によって前記第2掻込搬送チェン(10b4)を駆動する構成とし、前記第1掻込搬送チェン(10b3)から連動される穂先搬送駆動軸(21)によって、該第1掻込搬送チェン(10b3)の上側に配置された第1穂先搬送ラグチェン(22)を駆動し、前記縦伝動軸(20)から第2掻込搬送チェン(10b4)の上側に配置された第2穂先搬送ラグチェン(23)を駆動する構成とした請求項1記載の多条刈コンバインの刈取搬送装置。
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