JP5395631B2 - ギヤポンプ - Google Patents
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Description
1.ケーシングと、該ケーシングに形成されたギヤ室に設けられ相互に噛み合う一対のギヤと、を備えるギヤポンプであって、
前記ケーシングには、前記ギヤ室のギヤ軸方向の一端側に連なる吸込用通路が設けられており、前記一対のギヤにより前記ギヤ室内の流体をギヤ軸方向の一端側から他端側に向かって送り出すようにし、
前記ケーシングは、ケーシング本体と、該ケーシング本体に形成された貫通穴に設けられて前記ギヤ室を形成し且つ前記一対のギヤのギヤ軸を軸支する左右のサイドプレートと、を有しており、
前記左右のサイドプレートのうちの一方のサイドプレートには、該サイドプレートの外周側に開口して前記吸込用通路を構成する切欠部が形成されていることを特徴とするギヤポンプ。
2.前記ケーシングには、複数の前記一対のギヤのそれぞれが設けられる複数の前記ギヤ室が形成されており、
前記ケーシングには、前記複数のギヤ室のうちの最上流側のギヤ室のギヤ軸方向の一端側に連なる前記吸込用通路と、前記複数のギヤ室の隣り合うギヤ室のうちの上流側のギヤ室のギヤ軸方向の一端側と下流側のギヤ室のギヤ軸方向の一端側とを連絡する連絡用通路と、前記複数のギヤ室のうちの最下流側のギヤ室のギヤ軸方向の一端側に連なる吐出用通路と、が設けられている上記1.記載のギヤポンプ。
3.前記一方のサイドプレートの前記切欠部の内周側には、前記一対のギヤのギヤ軸の外周面に圧接するオイルシールが設けられている上記1.又は2.に記載のギヤポンプ。
4.船舶用ボイラにオイルを圧送するために用いられる上記1.乃至3.のいずれか一項に記載のギヤポンプ。
また、前記ケーシングが、ケーシング本体と、左右のサイドプレートと、を有しており、前記左右のサイドプレートのうちの一方のサイドプレートに切欠部が形成されているので、切欠部を介してギヤ室に流体がギヤ軸方向から吸込まれるため、一対のギヤによりギヤ室の流体をギヤ軸方向の一端側から他端側に向かってさらに円滑に送り出すことができる。
また、前記ケーシングに複数の前記ギヤ室が形成されており、前記ケーシングに、前記吸込用通路と、連絡用通路と、吐出用通路と、が設けられている場合は、吸込用通路を介して最上流側のギヤ室のギヤ軸方向の一端側に流体が吸込まれ、連絡用通路を介して隣り合うギヤ室のうちの上流側のギヤ室のギヤ軸方向の一端側の流体が下流側のギヤ室のギヤ軸方向の一端側に流入され、吐出用通路を介して最下流側のギヤ室のギヤ軸方向の一端側から流体が吐出される。そして、複数のギヤ室のそれぞれでは、一対のギヤにより流体がギヤ軸方向の一端側から他端側に向かって送り出される。これにより、多段式のギヤポンプを構成でき、圧送される低粘度流体の吐出圧力及び吐出量をさらに高めることができる。
また、前記一対のギヤが片ヘリカルギヤである場合は、一対のギヤによりギヤ室の流体をギヤ軸方向の一端側から他端側に向かってさらに円滑に送り出すことができる。
また、前記一方のサイドプレートの前記切欠部の内周側にオイルシールが設けられている場合は、メカニカルシールに比べて小型なオイルシールを採用しているため、サイドプレートを利用して切欠部を容易に形成することができる。
さらに、船舶用ボイラにオイルを圧送するために用いられる場合は、船舶用ボイラに低粘度オイルを好適に圧送することができる。
本実施形態1.に係るギヤポンプは、ケーシングと、このケーシングに形成されたギヤ室に設けられ相互に噛み合う一対のギヤと、を備えるギヤポンプであって、ケーシングには、ギヤ室のギヤ軸方向の一端側に連なる吸込用通路が設けられており、一対のギヤによりギヤ室内の流体をギヤ軸方向の一端側から他端側に向かって送り出すようにしたことを特徴とする。
(1)ギヤポンプの構成
本実施例に係るギヤポンプ1(2段式ギヤポンプ1)は、図1〜図3に示すように、ケーシング2と、このケーシング2に形成された2つの上流側及び下流側のギヤ室3a,3bのそれぞれに設けられ相互に噛み合う一対のギヤ4a,4b、5a,5bと、を備えている。これら一対のギヤ4a,4b、5a,5bは、互いに外接する片ヘリカルギヤである。また、ギヤ4aのギヤ軸の一端側は、ケーシング2の側面から外方に突出され、図示しない駆動モータの駆動軸に連結されるようになっている。さらに、ギヤ4a,5bのギヤ軸の一端側は、ケーシング2の側面から外方に突出され互いに噛み合うタイミングギヤ7,7が取り付けられている。したがって、駆動モータによりギヤ4aを回転駆動させると一対のギヤ4a,4b、5a,5bが所定の回転方向に回転される(図1参照)。
次に、上記構成のギヤポンプ1の作用について説明する。先ず、駆動モータによりギヤ4aを回転駆動させると一対のギヤ4a,4b、5a,5bが所定の回転方向に回転される(図1参照)。すると、図4及び図5に示すように、吸込用通路22及び切欠部14aを介して上流側のギヤ室3aのギヤ軸方向の一端側にギヤ軸方向からオイルが吸込まれる。そして、上流側のギヤ室3aでは、一対のギヤ4a,4bによりオイルがギヤ軸方向の一端側から他端側に向かって(図4で左方に向かって)送り出される。次に、連絡用通路23及び切欠部14b,15aを介して上流側のギヤ室3aのギヤ軸方向の一端側のオイルが下流側のギヤ室3bのギヤ軸方向の一端側に流入される。そして、下流側のギヤ室3bでは、一対のギヤ5a,5bによりオイルがギヤ軸方向の一端側から他端側に向かって(図4で右方に向かって)送り出される。次いで、吐出用通路24及び切欠部15bを介して下流側のギヤ室3bのギヤ軸方向の一端側からオイルが吐出される。
本実施例のギヤポンプ1では、吸込用通路22を介してギヤ室3aのギヤ軸方向の一端側にオイルを吸込ませ、一対のギヤ4a,4bによりギヤ室3a内のオイルをギヤ軸方向の一端側から他端側に向かって送り出すようにしたので、ギヤ室3a内でのオイルの圧力損失を抑制でき、低粘度オイルを必要十分な吐出圧力及び吐出量を確保して圧送することができる。特に、船舶用ボイラに低粘度オイルを好適に圧送することができる。また、ギヤポンプ1では、通常、一対のギヤ4a,4b、5a,5bが適当な遊びを介して噛み合わせられているので、スラリー成分によるギヤのロックを防止できる。
次に、実施例2に係るギヤポンプについて説明する。
本実施例に係るギヤポンプ31(3段式ギヤポンプ31)は、図6〜図8に示すように、ケーシング32と、このケーシング32に形成された3つの上流側、中間側及び下流側のギヤ室33a,33b,33cのそれぞれに設けられ相互に噛み合う一対のギヤ34a,34b、35a,35b、36a,36bと、を備えている。これら一対のギヤ34a,34b、35a,35b、36a,36bは、互いに外接する片ヘリカルギヤである。また、ギヤ35aのギヤ軸の一端側は、ケーシング32の側面から外方に突出され、図示しない駆動モータの駆動軸に連結されるようになっている。さらに、ギヤ34b,35a,36bのギヤ軸の一端側は、ケーシング32の側面から外方に突出され互いに噛み合うタイミングギヤ37,37,37が取り付けられている。したがって、駆動モータによりギヤ35aを回転駆動させると一対のギヤ34a,34b、35a,35b、36a,36bが所定の回転方向に回転される(図6参照)。
次に、上記構成のギヤポンプ31の作用について説明する。先ず、駆動モータによりギヤ35aを回転駆動させると一対のギヤ34a,34b、35a,35b、36a,36bが所定の回転方向に回転される(図6参照)。すると、図9及び図10に示すように、吸込用通路52及び切欠部44aを介して上流側のギヤ室33aのギヤ軸方向の一端側にギヤ軸方向からオイルが吸込まれる。そして、上流側のギヤ室33aでは、一対のギヤ34a,34bによりオイルがギヤ軸方向の一端側から他端側に向かって(図9で左方に向かって)送り出される。次に、第1連絡用通路53a及び切欠部44b,45aを介して上流側のギヤ室33aのギヤ軸方向の一端側のオイルが中間側のギヤ室33bのギヤ軸方向の一端側に流入される。そして、中間側のギヤ室33bでは、一対のギヤ35a,35bによりオイルがギヤ軸方向の一端側から他端側に向かって(図9で右方に向かって)送り出される。次いで、第2連絡用通路53b及び切欠部45b,46aを介して中間側のギヤ室33bのギヤ軸方向の一端側のオイルが下流側のギヤ室33cのギヤ軸方向の一端側に流入される。そして、下流側のギヤ室33cでは、一対のギヤ36a,36bによりオイルがギヤ軸方向の一端側から他端側に向かって(図9で左方に向かって)送り出される。その後、吐出用通路54及び切欠部46bを介して下流側のギヤ室33cのギヤ軸方向の一端側からオイルが吐出される。
本実施例の3段式ギヤポンプ31によると、上記実施例1の2段式ギヤポンプ1と略同様の作用効果を奏することに加えて、ケーシング32に、3つの上流側、中間側及び下流側のギヤ室33a,33b,33cを形成するとともに、吸込用通路52、第1連絡用通路53a、第2連絡用通路53b及び吐出用通路54を設けたので、吸込用通路52を介して上流側のギヤ室33aのギヤ軸方向の一端側にオイルが吸込まれ、第1連絡用通路53aを介して上流側のギヤ室33aのギヤ軸方向の一端側のオイルが中間側のギヤ室33bのギヤ軸方向の一端側に流入され、第2連絡用通路53bを介して中間側のギヤ室33bのギヤ軸方向の一端側のオイルが下流側のギヤ室33cのギヤ軸方向の一端側に流入され、吐出用通路52を介して下流側のギヤ室33cのギヤ軸方向の一端側からオイルが吐出される。そして、上流側、中間側及び下流側のギヤ室33a,33b,33cのそれぞれでは、一対のギヤ34a,34b、35a,35b、36a,36bによりオイルがギヤ軸方向の一端側から他端側に向かって送り出される。この3段式のギヤポンプ31によると、圧送される低粘度オイルの吐出圧力及び吐出量をさらに高めることができる。
次に、実施例3に係るギヤポンプについて説明する。
本実施例に係るギヤポンプ61(1段式ギヤポンプ61)は、図11〜図13に示すように、ケーシング62と、このケーシング62に形成された1つのギヤ室63に設けられ相互に噛み合う一対のギヤ64a,64bと、を備えている。これら一対のギヤ64a,64bは、互いに外接する片ヘリカルギヤである。また、ギヤ64aのギヤ軸の一端側は、ケーシング62の側面から外方に突出され、図示しない駆動モータの駆動軸に連結されるようになっている。したがって、駆動モータによりギヤ64aを回転駆動させると一対のギヤ64a,64bが所定の回転方向に回転される(図11参照)。
次に、上記構成のギヤポンプ61の作用について説明する。先ず、駆動モータによりギヤ64aを回転駆動させると一対のギヤ64a,64bが所定の回転方向に回転される(図11参照)。すると、図14及び図15に示すように、吸込用通路82及び切欠部74aを介してギヤ室63のギヤ軸方向の一端側にギヤ軸方向からオイルが吸込まれる。そして、ギヤ室63では、一対のギヤ64a,64bによりオイルがギヤ軸方向の一端側から他端側に向かって(図14で左方に向かって)送り出される。次に、吐出用通路84及び切欠部74bを介してギヤ室63のギヤ軸方向の一端側からオイルが吐出される。
本実施例のギヤポンプ61によると、上記実施例1のギヤポンプ1と略同様の作用効果を奏することに加えて、ケーシング62に、1つのギヤ室63を形成するとともに、吸込用通路82及び吐出用通路84を設けたので、吸込用通路82を介してギヤ室63のギヤ軸方向の一端側にオイルが吸込まれ、吐出用通路82を介してギヤ室63のギヤ軸方向の一端側からオイルが吐出される。そして、ギヤ室63では、一対のギヤ64a,64bによりオイルがギヤ軸方向の一端側から他端側に向かって送り出される。この1段式のギヤポンプ61によると、小型化を図ることができる。
上記実験例1のギヤポンプとして、上記実施例2の3段式ギヤポンプ31を採用した。なお、一対のギヤは、直径が88mmでギヤ巾が90mmの片ヘリカルギヤである。この3段式ギヤポンプで水を圧送すると、図16に示すように、吸込側開放状態では、吐出圧力が26kgf/cm2のときに、吐出量が245L/minで消費電力が120Aであり、吸込側サクション状態(0.5Mpa)では、吐出圧力が26kgf/cm2のときに、吐出量が190L/minで消費電力が108Aであった。そして、吸込側開放状態及び吸込側サクション状態において、吐出圧力の上昇割合に対して吐出量の降下割合が極めて小さい。したがって、実験例1の3段式ギヤポンプによると、低粘度流体を圧送するのに必要十分な吐出圧力及び吐出量を確保できる。
上記実験例2のギヤポンプとして、上記実施例2の3段式ギヤポンプ31においてタイミングギヤ37を1箇所外してなる2段式ポンプを採用した。この2段式ギヤポンプで水を圧送すると、図17に示すように、吸込側開放状態では、吐出圧力が26kgf/cm2のときに、吐出量が200L/minで消費電力が93Aであり、吸込側サクション状態(0.5Mpa)では、吐出圧力が26kgf/cm2のときに、吐出量が178L/minで消費電力が93Aであった。そして、吸込側開放状態及び吸込側サクション状態において、吐出圧力の上昇割合に対して吐出量の降下割合が極めて小さい。したがって、実験例2の2段式ギヤポンプによると、低粘度流体を圧送するのに必要十分な吐出圧力及び吐出量を確保できる。
上記実験例3のギヤポンプとして、上記実施例2の3段式ギヤポンプ31においてタイミングギヤ37を2箇所外してなる1段式ポンプを採用した。この1段式ギヤポンプで水を圧送すると、図18に示すように、吸込側開放状態では、吐出圧力が26kgf/cm2のときに、吐出量が147L/minで消費電力が39Aであり、吸込側サクション状態(0.5Mpa)では、吐出圧力が26kgf/cm2のときに、吐出量が79L/minで消費電力が38.1Aであった。そして、吸込側開放状態及び吸込側サクション状態において、吐出圧力の上昇割合に対して吐出量の降下割合が比較的小さい。したがって、実験例3の1段式ギヤポンプによると、低粘度流体を圧送するのに必要十分な吐出圧力及び吐出量を確保できる。
上記比較例1のギヤポンプとして、公知の1段式ギヤポンプを採用した。この1段式ギヤポンプでは、図20及び図21に示すように、ケーシング102にギヤ室103の外周側に連なる吸込用通路122及び吐出用通路124が形成されており、一対のギヤ104a,104bによりギヤ室103内の流体をギヤ軸方向と略直交する方向に送り出すように構成されている。なお、一対のギヤは、直径が88mmでギヤ巾が90mmのダブルヘリカルギヤである。この1段式ギヤポンプで水を圧送すると、図19に示すように、吸込側開放状態では、吐出圧力が15kgf/cm2以上とならず、吸込側サクション状態(0.5Mpa)では、吐出圧力が10kgf/cm2以上とならなかった。したがって、比較例1の1段式ギヤポンプによると、低粘度流体を圧送するのに必要十分な吐出圧力及び吐出量を確保できない。これは、上記比較例1の1段式ギヤポンプでは、ギヤ室内に吸込まれる流体をギヤ軸方向と略直交する方向に送り出すようにしているので、ギヤ室内の圧力損失が比較的大きくなるためであると考えられる。
Claims (4)
- ケーシングと、該ケーシングに形成されたギヤ室に設けられ相互に噛み合う一対のギヤと、を備えるギヤポンプであって、
前記ケーシングには、前記ギヤ室のギヤ軸方向の一端側に連なる吸込用通路が設けられており、前記一対のギヤにより前記ギヤ室内の流体をギヤ軸方向の一端側から他端側に向かって送り出すようにし、
前記ケーシングは、ケーシング本体と、該ケーシング本体に形成された貫通穴に設けられて前記ギヤ室を形成し且つ前記一対のギヤのギヤ軸を軸支する左右のサイドプレートと、を有しており、
前記左右のサイドプレートのうちの一方のサイドプレートには、該サイドプレートの外周側に開口して前記吸込用通路を構成する切欠部が形成されていることを特徴とするギヤポンプ。 - 前記ケーシングには、複数の前記一対のギヤのそれぞれが設けられる複数の前記ギヤ室が形成されており、
前記ケーシングには、前記複数のギヤ室のうちの最上流側のギヤ室のギヤ軸方向の一端側に連なる前記吸込用通路と、前記複数のギヤ室の隣り合うギヤ室のうちの上流側のギヤ室のギヤ軸方向の一端側と下流側のギヤ室のギヤ軸方向の一端側とを連絡する連絡用通路と、前記複数のギヤ室のうちの最下流側のギヤ室のギヤ軸方向の一端側に連なる吐出用通路と、が設けられている請求項1記載のギヤポンプ。 - 前記一方のサイドプレートの前記切欠部の内周側には、前記一対のギヤのギヤ軸の外周面に圧接するオイルシールが設けられている請求項1又は2に記載のギヤポンプ。
- 船舶用ボイラにオイルを圧送するために用いられる請求項1乃至3のいずれか一項に記載のギヤポンプ。
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