JP5394853B2 - 公開市場システム、公開市場システムのサーバ、公開市場システムの制御方法 - Google Patents

公開市場システム、公開市場システムのサーバ、公開市場システムの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、公開市場システム、公開市場システムのサーバ、公開市場システムの制御方法に係り、特に買い目予想データを売買する公開市場システム、公開市場システムのサーバ、公開市場システムの制御方法に関する。
我が国において、公の機関が開催し賭け事を行うスポーツ競技である公営競技としては、競馬、競輪、競艇、オートレースがある。
従来、このような公営競技において、どの馬や選手が勝つかといった予想情報は、新聞や雑誌等の紙媒体により提供されてきた。
しかしながら、近年、携帯電話網やインターネット等の通信回線網の発達により、端末により閲覧できる予測データが、有料で又は無料と広告収入のような形式で、販売、提供されている。
従来のこのような予測データの提供システムとして、特許文献1を参照すると、予想情報提供端末でレース進行状態等に応じて予想情報を提供できる予想情報提供システムが記載されている(以下、従来技術1とする。)。
従来技術1の予想情報提供システムにおいては、公営競技において投票券の発売・支払・オッズ(概算配当率)の表示などを行うコンピュータシステムであるトータリゼータシステムのホストからの開催情報を集約し、公営競技場やその近辺の複数の予想情報提供者が提供する情報を、競技場等の遠隔地においても、レースの進行状態に対応して提供することができる。
特開2006−85532号公報
しかしながら、従来、公営競技においては、この予想データとして売買される商品は、ほとんどがレースの着順等の単なる予想であるという問題があった。
よって、従来技術1の段落〔0067〕等を参照すると、レースの予想のデータから、投票券を購入する際の投票券(券)を購入する組み合わせ、組番、又は対象番号である「買い目」を出力していた。
すなわち、従来技術1の予測情報提供システムにおいては、買い目の予想データそのものを、商品として売買することはできなかった。
このため、実績の比較がしにくいという問題があった。よって、予測データの買い手は、売り手の自己申告を信じるしかないため、予想データを購入するのが躊躇されるという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上述の課題を解消することを課題とする。
本発明の公開市場システムは、サーバと、該サーバに接続する売り手端末と、買い手端末とを備える公開市場システムにおいて、前記サーバは、過去の買い目予想データの結果を照合し分析して実績のデータを作成する実績分析部と、前記売り手端末から出品される買い目予想データを入力するためのフォームを出力するフォーム部と、分析された実績のデータと、出品された前記買い目予想データとを前記買い手端末に出力する買い目出品部と、出品された前記買い目予想データに係る決済を行う決済部とを備え、前記実績分析部は、前記分析として、統計やランキングを計算して前記実績のデータを作成し、天候や自信度における的中率を前記統計の処理に用い、単勝や枠連などの券種による的中率、及び順位予測と実際の順位との差異についても前記実績のデータとして作成し、前記実績のデータにより前記買い目予想データの統計的な有意性についても計算し評価し、前記売り手端末は、前記フォームを用いて定型化された買い目予想データを入力して出品することを特徴とする。
本発明の公開市場システムは、前記実績分析部は、各売り手の実績を分析する事により、売り手毎の自信度及び的中率と回収率との相関係数を算出し、算出された相関係数により、次の競技での的中率及び回収率の予測をして推薦順位によるランキングのデータを作成し、売り手個々のデータに加えて投票券種、金額、予想手法別に集計して、どの券種、どの金額、どの予想手法が一番効率的であるかのランキングのデータを作成し、各買い目予想データを基に、尤も確からしい買い目予測データを計算し、買い目予想と具体的な競技結果の統計的有意性を計算することを特徴とする。
本発明の公開市場システムは、前記買い目出品部は、前記買い手端末からの指示により、前記実績のデータの検索を行うことを特徴とする。
本発明の公開市場システムは、前記サーバは、前記出品された買い目予想データの結果を取得する結果取得部を更に備え、前記実績分析部は、出品された前記買い目予想データと、結果のデータとを照合し、前記実績のデータを更新することを特徴とする。
本発明の公開市場システムのサーバは、過去の買い目予想データの結果を照合し分析して実績のデータを作成する実績分析部と、売り手端末から出品される買い目予想データを入力するためのフォームを出力するフォーム部と、分析された実績のデータと、出品された前記買い目予想データとを出力する買い目出品部と、出品された前記買い目予想データに係る決済を行う決済部とを備え、前記実績分析部は、前記分析として、統計やランキングを計算して前記実績のデータを作成し、天候や自信度における的中率を前記統計の処理に用い、単勝や枠連などの券種による的中率、及び順位予測と実際の順位との差異についても前記実績のデータとして作成し、前記実績のデータにより前記買い目予想データの統計的な有意性についても計算し評価することを特徴とする。
本発明の公開市場システムの制御方法は、サーバと、該サーバに接続する売り手端末と、買い手端末と備える公開市場システムにおいて、買い目予想データと、該買い目予想データの結果を照合し分析して実績のデータを作成し、出品される買い目予想データを入力するためのフォームを出力し、前記フォームを用いて定型化された買い目予想データを入力して出品し、分析された実績のデータと、出品された前記買い目予想データとを出力し、前記分析として、統計やランキングを計算して前記実績のデータを作成し、天候や自信度における的中率を前記統計の処理に用い、単勝や枠連などの券種による的中率、及び順位予測と実際の順位との差異についても前記実績のデータとして作成し、前記実績のデータにより前記買い目予想データの統計的な有意性についても計算し評価することを特徴とする。
本発明によれば、売り手が出品した買い目予想データを集計して公開することで、過去の実績を客観的に比較することができ、買い手の購入に対する心理的な障壁を取り除くことができる公開市場システムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る公開市場システムXのシステム構成の概念図である。 本発明の実施の形態に係るサーバ10の制御構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る公開市場処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る買い目予想データの概念図である。 本発明の実施の形態に係る買い手端末21−1のブラウザに表示する実績/買い目予想検索の画面例である。 本発明の実施の形態に係る買い手端末21−1のブラウザに表示する実績/買い目予想検索結果の画面例である。 本発明の実施の形態に係る売り手端末23−1のブラウザに表示するウェブフォームの画面例である。
<実施の形態>
〔公開市場システムXの構成〕
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態に係る公開市場システムXの構成について説明する。本実施の形態においては、公開市場システムXにおいて、公営競技の買い目の予想について公開市場として売買する構成の例について説明する。
本発明の実施の形態に係る公開市場システムXは、サーバ10と、買い手端末21−1〜21−nと、売り手端末23−1〜23−nと、管理者端末25とが、無線電話網やインターネットやイントラネット等であるネットワーク5を介して接続されている。
具体的には、ネットワーク5は、携帯電話網、PHS網、WiMAX、無線LAN、有線電話回線、LAN、電灯線LAN、cLink、専用の回線等の無線通信回線である。また、ネットワーク5の形態としては、IPネットワークやその他のスター状やリング状のネットワーク等を用いることができる。
サーバ10は、PC/AT互換機、専用機、ブレードサーバ等を用いた、ネットワーク5で接続して買い目市場に関する各種サービスを提供するサーバである。
買い手端末21−1〜21−nと、売り手端末23−1〜23−nと、管理者端末25とは、HTML(ハイパー・テキスト・マークアップ・ランゲージ)等を閲覧することができるウェブブラウザを備えたPC/AT互換機、PDA(Personal Data Assistant)、モバイル端末、スマートフォン、携帯電話等である。
買い手端末21−1〜21−nは、買い目予想データの買い手(買い手ユーザ)の使用する端末である。
売り手端末23−1〜23−nは、買い目予想データの売り手(売り手ユーザ)の使用する端末である。
管理者端末25は、サーバ10の管理者が用いる端末である。
〔サーバ10の制御構成〕
次に、図2を参照して、買い目市場を提供するサーバ10の制御構成について詳しく説明する。サーバ10は、ネットワーク入出力部110、公開市場サーバ120、データベースサーバ130、DNS/メールサーバ140を主に含んで構成される。
ネットワーク入出力部110は、ルータやロードバランサ(負荷分散装置)等である。ネットワーク入出力部110は、ネットワーク5からIPパケットを受信して各部に送信し、各部からのIPパケットをまとめてネットワーク5へと送信する。
また、ネットワーク入出力部110は、パケットフィルタ、ファイアウォール、syslog等にも対応する。
公開市場サーバ120は、買い手と売り手がアクセスする公開市場のサービスを提供するサーバであり、CPU等の制御部が、フォーム部121、実績分析部122、買い目出品部124、結果取得部125、ウェブサーバ部126、決算部127のような各種プログラムやクラス等をハードウェア資源を用いて実行する。これらの各種プログラムやクラス等は、サービス(デーモン)やCGI(Common Gateway Interface)、サーブレット、ASP(Active Server Pages)、PHP、各種スクリプト、その他のウェブアプリケーションと、具体的な演算を行うプログラム群として提供することができる。
フォーム部121は、買い目予想データを入力するためのデータフォームに係るCGIやサーブレットやXMLデータ等の部位である。フォーム部121は、後述する定型化された買い目予想データを売り手が入力するためのデータフォームを作成する。また、フォーム部121は、売り手端末23−1〜23−nから、データフォームを用いて入力されたデータを受信すると、ユーザデータベース131に記憶する。
実績分析部122は、後述する実績データベース132や競技データベース133等を参照して、売り手の予想の「実績」となる的中率、回収率、回収額、販売額等の実績のデータを計算し作成する部位である。また、実績分析部122は、後述する買い目予想データ中の自信度D106(図4)のようなデータ等と実績による相関係数を計算したり、各種統計的手法、人工知能的手法を用いて、売り手データの傾向等を計算するための部位である。また、売り手のランキングや、買い目データを総合して最尤推定等を行い「尤も正しそう」な予想データを作成することもできる。
買い目出品部124は、CGIやサーブレットやASPやPHP等、端末の指示に応じてブラウザ等で表示可能なデータの出力を行う機能を備える部位である。買い目出品部124は、売り手が送信した買い目予想データや、実績分析部122が集計・分析・計算・評価した実績に関するデータを、HTMLやXML等のウェブサーバ部126にて送信可能なデータに変換する。また、買い目出品部124は、買い手が買い目予想データから購入したいものを検索する際に、各種条件設定を行い、ユーザデータベース131から検索を行うこともできる。また、買い目出品部124は、コメント等を表示する機能に加えて、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)、BBS(Bulletin Board System)、チャット等の機能を備えており、買い手が売り手に直接問い合わせることも可能である。これにより、公開市場を介さない取引を抑制することができる。また、買い目出品部124は、送信するメールの文面を作成する等の自然言語処理機能も備えている。
結果取得部125は、公営競技の競技結果や債券価格等が公開されたサーバ(図示せず)から、タイマー等を用いて、結果が判明後にフェッチ等を用いて、HTMLやXMLやテキストデータやバイナリデータ等で提供される結果データを取得する部位である。また、結果取得部125は、パーサを用いて競技データベース133に合う形式に変換することもできる。
ウェブサーバ部126は、WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)サーバのサービス(デーモン)であり、IIS(インターネット・インフォメーション・サーバ)や、Apache等と各種モジュールを用いることができる。また、ウェブサーバ部126は、CGI(コモン・ゲートウェイ・インターフェイス)、サーブレット、PHP等のインターフェイスを用いて、アカウントによるアクセス制御により、各プログラムの実行出力を各端末からWWWのウェブブラウザにてアクセス可能にする。また、ウェブサーバ部126は、HTMLやCHTML(コンパクト・HTML)のデータ等と、JPGやGIFやFLASHやAVI等の画像データと、音声データやその他のデータとを備えたWWWウェブサイト構築用のデータについても、各データベースや記憶媒体から読み出して送信することができる。
決済部127は、SSL(Secure Socket Layer)を用いて、クレジット決済やインターネット銀行での決済やインターネット通貨での決済を行う部位である。この際に、買い手や売り手が設定した期限等の条件により、メール送信やウェブぺージ作成等の処理を行うこともできる。
データベースサーバ130は、CPU等の制御部とSQLサーバと各種ストレージとプログラム等のハードウェア資源を用いて構成されている部位であり、ユーザデータベース131、実績データベース132、競技データベース133、ID作成部135のような部位を備えている。
ユーザデータベース131は、売り手、買い手のユーザのID(Identification)、パスワード、決済用のクレジットカード情報、買い目予想データ、購入/販売履歴、検索履歴、コメントやSNSやBBS等の記載/閲覧履歴、住所や電話番号等その他のデータを記憶するデータベースである。
実績データベース132は、売り手の買い目予想データと、実績を記憶するデータベースである。
競技データベース133は、買い目予想データのための、公営競技の結果のデータや、各種債権の値段のような時系列データ等を記憶するデータベースである。競技データベース133は、単なる結果だけではなく、コースや距離や地面や波の荒さ等、競技に付随する属性で買い目予想データに用いられるものについても記憶している。
ID作成部135は、売り手、買い手の各ユーザについて、各データベースにアクセスさせるため、IDに係るパスワードや鍵データ等を発行する部位である。また、ID作成部135は、ユーザデータベース131の各売り手、買い手のユーザデータベース131上のデータを、買い手端末21−1〜21−nや売り手端末23−1〜23−nからの信号に従って入力することもできる。
DNS/メールサーバ140は、一般的なDNS(ドメイン・ネームサーバ)や、ユーザに電子メールを配信するためのSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバである。DNSとしては、Windows(登録商標)DNSを使用し、SMTP用のサービス(デーモン、プログラム)としては、公知のSMTPプログラム、例えば、ArGoSoft社製のMail Server等を用いることができる。
このDNS/メールサーバ140は、DNSとして用いる他に、公式サイトの登録フォームに入力したユーザにアカウントのユーザIDとパスワード等を送信することもできる。
〔公開市場システムXの公開市場処理〕
次に公開市場システムXにおける、公開市場処理の流れの概略を説明する。
本発明の実施の形態に係る公開市場は、上述したように、売り手の過去の実績をデータとして明確に分析、比較、公開することができる買い目予想データの公開市場である。この公開市場においては、買い手が実績データを参考にして「予想買い目」を選択し、同一価格で購入する事ができる。すなわち、売り手も買い手も参加が自由な市場のサービスである。
より具体的には、売り手(売り手ユーザ)は、売り手端末23−1〜23−nを用いて、サーバ10にアクセスし、販売するための買い目予想データを提出する。
サーバ10は、この買い目予想データに対して、過去の予想の実績と予想データの値段等を「買い目市場」として提供する。
そして、買い手(買い手ユーザ)が、買い手端末21−1〜21−nを用いて、この買い目市場から予想データを購入する。
各競技が終了して結果が判明すると、サーバ10は、金銭の授受、競技成績の取得による実績の更新を行う。
その後、買い手から購入代金を回収し、手数料分を差し引いて、売り手に売上金を渡す。
〔買い目予想データのデータ構造〕
ここで、図4を参照して、売り手が提供する買い目予想データに係る各属性の例について説明する。この買い目予想データは、売り手端末23−1〜23−nがサーバ10に送信して、サーバ10のフォーム部121が実績データベース132に記憶する。
対象競技D101は、競技の日時、場所、名称等、競技を特定するための属性である。
投票券種D102は、予想対象とする券種を示す属性である。具体的には、競技毎に単勝、複勝、連勝複式、連勝単式、3連勝複式、3連勝単式等、所定の対象競技の券種に対応する記号・番号等を属性として用意できる。
買い目D103は、投票券種に対応した予想買い目を示す属性である。この属性としては、単純に買い目のフラグ等を記憶するのではなく、順位や「次点」等の付随するデータについても記憶することができる。
金額D104は、買い目予想データを販売する際の金額の属性である。この金額は単純な金銭ではなく、例えば「ポイント」「クレジット」のような仮想通貨単位や、当選金額の何%といった金額を用意して用いることもできる。また、買い手が支払う際に、前払いか後払いかといった情報も記憶できる。後払いの場合には、サーバ10を介して券を購入し、購入時の何パーセントを支払うといった値を定めることができる。なお、後払いの場合、同じIDの売り手がランダムな買い目予想データを多数用意する事態を避けるために、保証金や手数料をサーバ10の管理者に先払いするようなシステムも用意できる。さらに、先払いの場合にも、最初に料金を預けておいて、予想が当たった場合のみ売り手に送金するような情報を記憶することもできる。
予想手法D105は、売り手が買い目予想を行った際に最も重要視したファクターを記憶する属性である。この予想手法としては、統計的手法、人工知能的手法、データを用いたヒューリスティックな手法、その他の手法等を10種類程度にカテゴライズして記憶することができる。また、各手法について、例えば人工知能であれば「カーネルマシン」「ニューラルネット」「決定木」等のサブカテゴリーを記憶可能である。
自信度D106は、予想に対しての自信度を自己評価として記憶する属性である。具体的には売り手が自己申告したA、B、C等の3〜5段階程度の評価を記憶する。
コメントD107は、予想に関して、買い手に対するメッセージを自由に記入して記憶する欄である。このコメント中に、サーバ10を介しない連絡先やスパム等が記載されていた場合には、サーバ10のフォーム部121は、DNS/メールサーバ140を介して管理者端末25に通知し、そのIDのユーザに警告する。
以下で、このような買い目予想データを公開市場で売買する処理について、図3のフローチャート/タイミングチャートを参照し、サーバ10の処理を基に詳しく説明する。
また、以下では、売り手端末23−1と、買い手端末21−1とを代表例としてサーバ10との間の一連の処理の流れの例について説明を行う。
(ステップS101)
まず、サーバ10の実績分析部122は、過去実績集計処理を行う。
具体的には、まず、実績分析部122は、実績データベース132と競技データベース133とを参照する。そして、実績分析部122は、結果取得部125が取得した結果データと、同じIDの売り手が以前に販売した買い目予想データとから、的中率、回収率、回収額、販売額等の「実績」を計算する。この処理においては、以前の「実績」である過去の「実績」を計算する。
具体的には、実績分析部122は、まず、各レースにおける的中割合である、的中率を計算する。この際に、天候や自信度における的中率のデータ等、後の統計処理にて用いる値も計算する。さらに、単勝や枠連などの券種による的中率や、順位予測と実際の順位との差異といった値についても計算する。
また、実績分析部122は、回収額として、買い目予想を基に所定の購入額によって券を購入した場合に、的中した券とオッズを掛けて収入となる金額を計算する。加えて、この回収額と回収率として、期待値をパーセント単位で計算する。
さらに、実績分析部122は、売り手が買い目予想データを販売した際の、販売人数や販売額についても計算することができる。
これらの「実績」に係る値は、1〜3ヶ月単位の平均をとって計算、分析することが可能である。また、時系列データとして計算することも可能である。
実績分析部122は、計算、分析した「実績」を、実績のデータとして実績データベース132に記憶する。
(ステップS102)
次に、実績分析部122は、統計/ランキング作成処理を行う。
実績分析部122は、このランキングとして、各IDの売り手の「実績」を集計したものから計算し評価する。この際に、実績分析部122は、競技の種類や属性、「実績」に係る各値、万馬券等のオッズの条件、前払い/後払い、回収額の絶対値や平均値のような各条件を用いて分析することができる。また、各IDの売り手の「実績」を基に、その買い目予想の統計的な有意性についても計算し評価することができる。
さらに、実績分析部122は:
(1)単なる過去の順位付けの公開だけでなく、データ的に推薦できるものも順位付けして公開する。
ここでは、各売り手の実績を分析する事により、売り手毎の「自信度」と「的中率」、「回収率」の相関係数を算出する。また、その相関係数を使い、次の競技での「的中率」、「回収率」の予測をする。それと競技属性を絞った「的中率」、「回収率」を合成する事により、推薦順位を作り、ランキングのデータを作成することができる。
(2)売り手個々のデータだけを見るだけでなく、「投票券種」、「金額」、「予想手法」別に集計して、どの券種、どの金額、どの予想手法が一番効率的か、という問題も明らかにしてランキングのデータを作成する。
これに加えて、実績分析部122は、各買い目予想データを基に、ベイズ推定等の統計手法を行い、例えば、尤度が高い、尤も確からしい買い目予測データを取得可能である。このデータは、買い手に有料で提供して、各売り手に所定の比率で分配することができる。
さらに、買い目予想と具体的な競技結果の統計的有意性を計算することで、公営競技において、いわゆる八百長等の不正が行われている場合に、それを指摘することもできる。
実績分析部122は、ランキングや各種統計の値も、実績のデータとして実績データベース132に記憶する。
(ステップS103)
次に、買い目出品部124は、ウェブサーバ部126を用いて、実績公開処理を行う。
具体的には、買い目出品部124は、実績分析部122が集計、計算、分析、評価した結果やランキングのような実績のデータについて、ウェブサーバ部126で表示するHTMLやXML等の閲覧用のデータを作成して、実績データベース132に保存する。
ウェブサーバ部126は、買い手ユーザがこの閲覧データをウェブブラウザで閲覧した場合に、各計算結果やランキングのHTMLやXML等を送信する。
さらに買い手端末21−1のウェブブラウザからの指示により、買い目出品部124は、実績のデータを検索することが可能である。
図5を参照すると、買い手は、買い手端末21−1のウェブブラウザの画面の入力欄610には対象競技属性を、入力欄620には投票券種を、入力欄630には金額帯を、入力欄640には予想手法を、入力欄650には対象期間を入力し、これらのいずれかの属性等により、検索を行うことが可能である。
具体的には、対象競技属性は、対象競技、競技場、及びコースや距離等の競技に付随する属性等を選択することができる。この対象競技属性は、例えば競馬等の対象競技を選択すると、対象競技に合致した属性を自動的に選択して表示する。
投票券種は、買い手が求める券種が選択可能である。
金額帯は、買い手の予算や購入方法に応じた買い目予想を得る事が可能である。すなわち、買い目予想データの値段と、定額で支払うのか/取得金額の割合で支払うのか、前払いか後払いかといった情報を選択できる。
予想手法は、買い目予想データの予想手法D105のうち、買い手が特に信頼を寄せる手法があれば選択することが可能である。
対象期間は、過去の実績から買い目予想の売り手の的中率等を検索する際に、前週のみ、過去1ヶ月、3ヶ月、1年間等、実績のデータの対象期間を選択可能である。
このような各属性にてフィルタリングする事で、該当する競技や買い手の求める券種に合った検索結果を得ることができる
図6を参照すると、買い目出品部124は、検索条件に合った売り手のIDを基に、実績のデータを閲覧用のデータに変換してウェブサーバ部126により送信する。この変換された実績のデータは、買い手端末21−1のウェブブラウザにて表示可能である。
また、ランキングを表示することも可能であり、さらに実績のデータを的中率実績、回収率実績、回収額実績、販売額実績等のランキングにより順位付けして閲覧用のデータに変換後に表示することもできる。
さらに、図6のブラウザの表示画面例では、売り手のIDのリンク700等を選択することで、その売り手の出品した買い目予想を詳細に閲覧することもできる。
また、そのIDの売り手が、後述する買い目予想データの出品を行っていた場合には、リンク710をクリックする等して出品データの購入画面を表示する。これにより、買い手は、当該買い目予想データをサーバ10経由で購入することができる。
(ステップS104)
次に、フォーム部121は、フォーム配布処理を行う。
具体的には、分析結果公開処理後に、さらに売り手に新しい買い目の予想を提供してもらう。この際、IDとパスワードによる売り手の認証を行う。ここで、新しい売り手を希望するユーザの場合には、ID作成部135を用いて売り手のIDを作成し、ユーザデータベース131にアクセスして各情報を入力させる。
認証が完了すると、フォーム部121は、買い目予想データを入力するための所定のフォーマットのウェブフォームを、売り手端末23−1のウェブブラウザからのアクセスに従って送信する(タイミングT101)。
売り手端末23−1のブラウザが、ウェブフォームを受信して表示すると、売り手を希望するユーザは、このウェブフォームを用いて買い目予想データを入力する。
ここで、図7を参照して、具体的に、入力フォームであるウェブフォームを用いてこの買い目予想データを入力する例について説明する。
図7の画面例では、ブラウザに表示されるウェブフォームに、まず入力欄500を用いてユーザ名やパスワードを入力する。
その上で、売り手は、入力欄510は対象競技D101に、入力欄520は投票券種D102に、入力欄530は買い目D103に、入力欄540は金額D104に、入力欄550は予想手法D105に、入力欄560は自信度D106に、入力欄570はコメントD107に、それぞれ対応するデータを入力する。
その後、売り手がマウス等のポインティングデバイスで送信ボタン580をクリックしたことを検知すると、売り手端末23−1は、入力されたデータを買い目予想データとしてサーバ10に送信する(タイミングT102)。
フォーム部121は、ネットワーク入出力部110を介して、買い目予想データを受信すると、当該売り手のIDと関連づけて、実績データベース132に記憶する。
このフォーム配布と買い目予想データの送信は、売り手が作成した予想が通常は複数あるため、繰り返して行うことができる。
なお、各属性の入力項目については、曖昧さが残らないようにコメントD107以外はスライドバーやラジオボックスやチェックボックス等の選択欄、数値、又は記号にて入力することができる。
(ステップS105)
次に、買い目出品部124は、買い目市場出品処理を行う。
具体的には、買い目出品部124は、各売り手のIDに従った買い目予想データのうち、公開してよい部分、例えば売り手のID、買い目D103以外の情報等を、上述のランキングの情報を合わせてHTMLやXML等にして、出品データとして実績データベース132に記憶する。
これらの出品データを買い手端末21−1がアクセスすると、ウェブサーバ部126により送信する。
また、この出品データは、上述の実績のデータと同様の検索を行うこともできる。
買い手は、買い手端末21−1のウェブブラウザを用いて出品データを検索、実績のデータの分析結果やランク付けを見て比較、検討し購入を決定する。
これを受信した決済部127は、契約条件の提示を行い、「購入予約」を行う(タイミングT103)。
(ステップS106)
次に、決済部127は、販売処理を行う。
購入予約の信号を受信した決済部127は、後払いの場合は、場外発券サイト等と連携して、他のサーバとの間で購入予約を行う。この購入予約は、サーバ10を介してのみキャンセルできるように構成することが好適である。たとえば、ID作成部135により、IDやパスワード等を作成して記憶しておき、これを介して購入予約を行い、ユーザデータベース131に記憶することができる。この際のIDやパスワードは、ユーザデータベース131のユーザがアクセスできない記憶部に記憶しておき、買い手は購入したことのみ知ることができる。
また、決済部127は、先払いの場合は、SSL等を用いて、ユーザデータベース131を参照し、代金の決済を行うこともできる。
その後、決済部127は、ウェブサーバ部126又はDNS/メールサーバ140により、買い手に対して、購入した「買い目予想」の情報を提供する(タイミングT104)
(ステップS107)
次に、結果取得部125は、結果取得/照合処理を行う。
この処理では、まず、結果取得部125は、出品された買い目予想データの対象競技の競技結果が判明した場合、公営競技の結果のデータをネットワーク5に接続された他のサーバ等からフェッチ等で取得する。この取得は、タイマーにより、タイミングを設定して行うことができる。また、サーバ10の管理者が、管理者端末25を用いて、直接、競技結果を入力することもできる。
そして、結果取得部125は、取得した結果のデータと、出品された買い目予想データの比較を行い、結果が合っているか照合する。
結果取得部125は、照合したデータを、実績データベース132に記憶する。
(ステップS108)
次に、実績分析部122は、実績集計/分析処理を行う。
この実績集計/分析処理は、結果が判明した後、売り手の実績を再び計算、分析、評価する処理である。
具体的には、実績分析部122は、ステップS101の過去実績集計処理と、ステップS102の統計/ランキング作成処理と同様の処理を、上述の照合したデータを加えて行う。
これにより、各IDの売り手の実績を更新し、実績データベース132に記憶する。
(ステップS109)
次に、買い目出品部124は、ウェブサーバ部126を用いて、最新実績公開処理を行う。
この最新実績公開処理は、ステップS103の実績公開処理と同様の処理を行う。すなわち、買い目出品部124は、買い手ユーザが閲覧した場合に、ウェブサーバ部126を用いて、各計算結果やランキングのHTMLやXML等を送信する。
これに加えて、同一の公営競技に複数の売り手が買い目予想データを出品していた場合には、それぞれのレースや日毎のランキングといったものを作成して「速報」として出力したり、DNS/メールサーバ140にて送信したりすることもできる。
(ステップS110)
次に、決済部127は、代金回収/売り上げ支払処理を行う。
具体的には、後払いの場合は、決済部127は、まず、買い手から購入代金を回収する(タイミングT105)。
決済部127は、代金の回収は、先払いの場合と同様に、SSL等を用いて、ユーザデータベース131を参照して決済を行う。
その後、決済部127は、手数料分を差し引いて、売り手に売上金を送金(支払い)する(タイミングT106)。
また、先払いの場合は、最初に決済して回収しておいた購入代金を、サーバ10の管理者の手数料分を差し引いて、結果公開後に売上金として送付する。これにより、先に単にランダムな買い目予想データを出品することを繰り返して料金を受けとるといった売り手の行動を防ぐことができ、売り手に責任感を持たせることができる。
また、決済部127は、先払いで結果公開後に送付するように設定した場合も、手数料分を差し引いて、送金することができる。
以上のように構成することで、以下のような効果を得ることができる。
まず、従来技術1は、上述のように単なる予想データを用いており、買い目予想データを商品として売買することはできなかった。このため、実際に予想が当たったのかどうかの実績の比較がしにくいという問題があった。
これに対して、本発明の実施の形態に係る公開市場システムは、売り手にフォームを用いて買い目予想データを提供させる。これにより、買い目予想データを、競技の結果と照合し予想が合っているか、すなわち当たったか外れたかの情報を明確にすることができる。また、この情報を集計して実績として公開し、分析して的中率等も公開をすることができる。
よって、予測データの透明性、利便性を高めることができる。このため、買い手は、売り手の実績の分析、比較、検討することが容易になる。
また、本発明の実施の形態に係る公開市場システムは、取引形態や価格を明示することで透明性や利便性を高めることもできる。
これらにより、買い手の購入に対する心理的な障壁を取り除くことができる。
なお、前払い後払いといった取引形態を一元化することで、さらに透明性を高めることができる。
また、従来の予想データは、取引形態も価格も売り手によってさまざまなため、新たに買い手として参入するには不透明で障壁が高かった。
さらに、従来技術1を用いても、客観的な評価がされることがないため、売り手として参入するためには店舗やインターネットサイトの立ち上げ、広告宣伝、売上げ金回収方法の確立等、多くの初期コストと手間、時間を必要とした。このため、売り手の参入障壁は高く、誰もが参入できるものではなかった。
これに対して、本発明の実施の形態に係る公開市場システムを売り手が利用することで、フォームにより買い目を入力するだけでよいため、初期コストと手間、時間をほとんど必要としなくなる。それに加えて、買い目予想データが、客観的にランキングや実績により具体的、客観的に評価されるため、「正しい」買い目予想をした売り手は、確実に収入を得ることができる。よって、売り手に、より良い予測をしようという意欲を与えることができる。
結果として、公営競技の予想買い目市場に誰もが簡単に参入できるようになるという効果が得られる。これにより、予想買い目市場が活性化し、買い手がより精度の高い買い目予想データを得ることが期待できる。
なお、従来、複雑系の事象に対して、金銭的・社会的な利益に関する何らかの数値的な結果を予測する「予測データ」そのものに商品的な価値があるような業務において、予測データの信頼性と価値の評価は難しい問題であった。
このような事象としては、公営競技の勝敗予測の他にも、外部要因、市況、各人の思惑等の集合知として「市場」により価格が決定される各種債権等の価格の予測、選挙の勝敗予測等がある。
本発明の実施の形態に係る公開市場システムは、具体的に評価可能な事象を買い目予想データとして売り手に出品させることで、これらにも応用可能である。
たとえば、株価の場合には、上ったり下がったりするいくつかの銘柄の組み合わせであるポートフォリオ等について、買い目予想データとして評価可能である。
また、選挙の場合にも、選挙区での勝敗予想を買い目予想データとして売買可能である。
なお、本発明の実施の形態に係る公開市場システムは、公営競技に適用する場合は所定の買い目を選ぶことができるが、それ以外の場合には、買い目そのものを順列、組み合わせ的に作成する買い目作成部(買い目作成手段)を備えていてもよい。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実行することができることは言うまでもない。
本発明は、買い目予想データを客観的に評価可能な公開市場システムを提供することで、公営競技の予想買い目市場を実現するため、産業上利用可能である。
5 ネットワーク
10 サーバ
21−1〜21−n 買い手端末
23−1〜23−n 売り手端末
25 管理者端末
110 ネットワーク入出力部
120 公開市場サーバ
121 フォーム部
122 実績分析部
124 買い目出品部
125 結果取得部
126 ウェブサーバ部
127 決済部
130 データベースサーバ
131 ユーザデータベース
132 実績データベース
133 競技データベース
135 ID作成部
140 DNS/メールサーバ
500、510、520、530、540、550、560、570、610、620、630、640、650 入力欄
580、670 送信ボタン
700、710 リンク
680 クリアボタン
X 公開市場システム

Claims (6)

  1. サーバと、該サーバに接続する売り手端末と、買い手端末とを備える公開市場システムにおいて、
    前記サーバは、
    過去の買い目予想データの結果を照合し分析して実績のデータを作成する実績分析部と、
    前記売り手端末から出品される買い目予想データを入力するためのフォームを出力するフォーム部と、
    分析された実績のデータと、出品された前記買い目予想データとを前記買い手端末に出力する買い目出品部と、
    出品された前記買い目予想データに係る決済を行う決済部とを備え、
    前記実績分析部は、前記分析として、統計やランキングを計算して前記実績のデータを作成し、天候や自信度における的中率を前記統計の処理に用い、単勝や枠連などの券種による的中率、及び順位予測と実際の順位との差異についても前記実績のデータとして作成し、前記実績のデータにより前記買い目予想データの統計的な有意性についても計算し評価し、
    前記売り手端末は、
    前記フォームを用いて定型化された買い目予想データを入力して出品する
    ことを特徴とする公開市場システム。
  2. 前記実績分析部は、
    各売り手の実績を分析する事により、売り手毎の自信度及び的中率と回収率との相関係数を算出し、
    算出された相関係数により、次の競技での的中率及び回収率の予測をして推薦順位によるランキングのデータを作成し、
    売り手個々のデータに加えて投票券種、金額、予想手法別に集計して、どの券種、どの金額、どの予想手法が一番効率的であるかのランキングのデータを作成し、
    各買い目予想データを基に、尤も確からしい買い目予測データを計算し、
    買い目予想と具体的な競技結果の統計的有意性を計算する
    ことを特徴とする請求項1に記載の公開市場システム。
  3. 前記買い目出品部は、前記買い手端末からの指示により、前記実績のデータの検索を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の公開市場システム。
  4. 前記サーバは、
    前記出品された買い目予想データの結果を取得する結果取得部を更に備え、
    前記実績分析部は、出品された前記買い目予想データと、結果のデータとを照合し、前記実績のデータを更新する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の公開市場システム。
  5. 過去の買い目予想データの結果を照合し分析して実績のデータを作成する実績分析部と、
    売り手端末から出品される買い目予想データを入力するためのフォームを出力するフォーム部と、
    分析された実績のデータと、出品された前記買い目予想データとを出力する買い目出品部と、
    出品された前記買い目予想データに係る決済を行う決済部とを備え
    前記実績分析部は、前記分析として、統計やランキングを計算して前記実績のデータを作成し、天候や自信度における的中率を前記統計の処理に用い、単勝や枠連などの券種による的中率、及び順位予測と実際の順位との差異についても前記実績のデータとして作成し、前記実績のデータにより前記買い目予想データの統計的な有意性についても計算し評価する
    ことを特徴とする公開市場システムのサーバ。
  6. サーバと、該サーバに接続する売り手端末と、買い手端末と備える公開市場システムにおいて、
    買い目予想データと、該買い目予想データの結果を照合し分析して実績のデータを作成し、
    出品される買い目予想データを入力するためのフォームを出力し、
    前記フォームを用いて定型化された買い目予想データを入力して出品し、
    分析された実績のデータと、出品された前記買い目予想データとを出力し、
    前記分析として、統計やランキングを計算して前記実績のデータを作成し、天候や自信度における的中率を前記統計の処理に用い、単勝や枠連などの券種による的中率、及び順位予測と実際の順位との差異についても前記実績のデータとして作成し、前記実績のデータにより前記買い目予想データの統計的な有意性についても計算し評価する
    ことを特徴とする公開市場システムの制御方法。
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