JP5509126B2 - 予想力診断装置および予想力診断方法 - Google Patents

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Description

本発明は、公営ギャンブルでの勝敗予想において、競技ファンがそれぞれに持っている顕在化されていない予想能力を客観的に評価して定量的な数値により表現するようにした予想力診断装置および予想力診断方法に関する。
競輪、競馬などの公営競技においては、各種媒体を通じて入手した情報や予想情報提供者などから提供される予想情報、さらには、競技者(馬)の体調や天候などの様々な関連情報を参考にしてレースの勝敗を予想し、投票券を購入している。そのような予想には、購入者の予想経験、情報収集能力、情報分析能力などの違いや、購入者の考え方の癖などにより勝敗結果に大きな差が出てくる。
予想する能力としては、一般に的中率および回収率によって評価されている。的中率とは、予想したレースのうちどれだけその予想が当たっているかを意味するもので、的中レース数を予想レース数で除した数値により表すことができる。また、回収率は、投資した金額がどれだけ配当となって還ってきたかを意味するもので、配当金額を投入金額で除した数値により表すことができる。このようにして算出される的中率および回収率は、その数値が大きいほど予想能力が高いということになる。
したがって、レースを予想する者にとっては、自分の予想能力がどれくらいなのかは気になるところである。これに対し、予想とレース結果とを基にして的中率などを評価するためのデータを提供するシステムが知られている(たとえば、特許文献1参照)。このシステムは、予想者毎の勝敗予想と実際のレース結果とがデータベース化されていて、勝敗予想と実際のレース結果とを対照させて的中率などを予想者毎に集計し、その対照結果を表示するもので、投資回収率、勝率に関する評価を行っている。また、その評価の際には、競技場所、天候、馬場の状況、レース順なども考慮している。さらに、そのシステムでは、予想者の相対的な成績の比較なども可能にしている。
特開2002−132921号公報
ところで、競馬での予想能力の評価においては、鼻差で外した予想と大差で外した予想とでは、これらを基に算出される的中率および回収率が同じとなり、同一評価となっている。また、買い目の軸は当たっていたが相手を間違った場合とかかすりもしなかった場合の的中率および回収率も、同一評価となっている。したがって、予想能力の評価が必ずしも精度よくなされたものになっていないという問題点があった。また、自分の予想能力の評価を知ることができたとしても、その評価から自分の予想の得手・不得手まで分析することができないことから、なかなか予想能力を向上させるまでには至らないという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、予想能力を向上させることを支援する予想力診断装置および予想力診断方法を提供することを目的とする。
1つの案では、公営競技の予想能力の診断を行う予想力診断装置であって、ユーザの予想を受け付ける入力部と、競技データ提供者から提供された公式のレース結果の競技データとユーザの予想とから予想した順位毎のタイム差と予想した順位が先頭集団または後方集団に含まれた回数とを表す第1予想力、および賭式毎の的中率と回収率とを表す第1配当力を導出する予想力診断部と、前記第1予想力に基づいて賭式別に順位の予想が的中した的中率および消しの予想が的中した着外率を表す的中力と、予想した順位が先頭集団に含まれる先頭率および消しが後方集団に含まれる後方率を表す第2予想力との評価を算出するとともに、前記第1配当力に基づいて回収率別の的中賭式の数に応じた第2配当力の評価を算出する予想の強み弱み算出部と、前記予想の強み弱み算出部が算出した評価が高いユーザを賭式毎に取り出して、ユーザに参照可能にする弱点補完部と、を備えていることを特徴とする予想力診断装置が提供される。
また1つの案では、コンピュータにより公営競技の予想能力の診断を行う予想力診断方法であって、前記コンピュータが、ユーザの予想を受け付けて記憶し、競技データ提供者から公式のレース結果の競技データが提供されると、ユーザが予想した順位毎のタイム差と予想した順位が先頭集団または後方集団に含まれた回数とを表す第1予想力、および賭式毎の的中率と回収率とを表す第1配当力を導出し、前記第1予想力に基づいて賭式別に順位の予想が的中した的中率および消しの予想が的中した着外率を表す的中力と、予想した順位が先頭集団に含まれる先頭率および消しが後方集団に含まれる後方率を表す第2予想力との評価を算出するとともに、前記第1配当力に基づいて回収率別の的中賭式の数に応じた第2配当力の評価を算出することにより、各賭式の予想の強み弱みを評価で算出し、算出した評価が高いユーザを賭式毎に取り出し、ユーザに対して評価の高いユーザの予想を参照可能にし、算出した評価をポイント化して集計し、ユーザの順位を算出する、予想力診断方法が提供される。
このような予想力診断によれば、ユーザの予想に対して予想の強み弱みが評価の形で詳細に算出されることで、ユーザの予想能力を客観的に知ることができる。また、評価の高いユーザを抽出することにより、ユーザに、予想能力の高いユーザの予想の参照へ誘導させる。
上記構成の予想の強み弱み算出部は、予想力診断に必要なすべての項目に対して評価を算出することができるので、ユーザの予想能力を客観的に伝えることができる。また、弱点補完部は、高評価のユーザを抽出しているので、そのユーザの予想を参照できるよう誘導することにより、予想能力を向上させることができるという利点がある。
本発明の実施の形態に係る予想力診断装置を適用したシステムを示すシステム構成図である。 サーバに用いるコンピュータの一構成例を示す図である。 予想力診断装置の構成例を示すブロック図である。 入力部の処理内容の一例を示す図である。 入力部の処理手順の一例を示すフローチャートである。 予想力診断部の処理内容の一例を示す図である。 予想力診断結果テーブル記憶部に格納されるテーブルの例を示した図であって、(A)はレース別予想力テーブル、(B)は予想力サマリーテーブル、(C)は配当力テーブル、(D)はころがし配当力テーブル、(E)はころがし配当力サマリーテーブルをそれぞれ示している。 予想力診断部の処理手順の一例を示すフローチャートである。 レース条件記憶部に記憶されるレース条件テーブルの作成例を示す図である。 予想の強み弱み算出部の処理内容の一例を示す図である。 予想の強み弱み算出部の処理手順の一例を示すフローチャートである。 弱点補完部の処理内容の一例を示す図である。 弱点補完部の処理手順の一例を示すフローチャートである。 弱点補完部の検索処理手順の一例を示すフローチャートである。 予想力比較部の処理内容の一例を示す図である。 予想力比較部の処理手順の一例を示すフローチャートである。 予想力比較部における的中力算出の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、競馬の予想に適用した場合を例に図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る予想力診断装置を適用したシステムを示すシステム構成図である。
予想力診断装置は、サービス提供者のサーバ1に設置されている。サーバ1は、ウェブサーバまたはデータベースサーバと呼ばれているもので、予想力の診断を行うアプリケーションプログラム2、各種のテーブル3および定義ファイル4を有している。このサーバ1には、インターネット5を介してユーザの端末装置である、携帯電話6、スマートフォン7、パソコン8、競技データ提供者9などが接続されている。
ユーザは、任意の端末装置を利用してサーバ1にアクセスし、予想データを入力することにより、自分の予想力の診断を受けることができる。また、その診断結果などは、サーバ1に蓄積されていて、ユーザは、それらの蓄積情報から予想の強み弱みの情報、弱みを補完する情報、ランキング情報などの提供を受けることができる。
図2はサーバに用いるコンピュータの一構成例を示す図である。
コンピュータ10は、CPU(Central Processing Unit)11によって装置全体が制御されている。CPU11には、バス18を介してRAM(Random Access Memory)12と複数の周辺機器が接続されている。
RAM12は、コンピュータ10の主記憶装置として使用される。RAM12には、CPU11に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラム2の少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM12には、CPU11による処理に必要な各種データが格納される。
バス18に接続されている周辺機器としては、HDD(Hard Disk Drive)13、グラフィック処理装置14、入力インタフェース15、光学ドライブ装置16、および通信インタフェース17がある。
HDD13は、内蔵したディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。HDD13は、コンピュータ10の二次記憶装置として使用される。HDD13には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム2、およびテーブル3および定義ファイル4を含む各種データが格納される。なお、二次記憶装置としては、フラッシュメモリなどの半導体記憶装置を使用することもできる。
グラフィック処理装置14には、モニタ19が接続されている。グラフィック処理装置14は、CPU11からの命令に従って、画像をモニタ19の画面に表示させる。
入力インタフェース15には、キーボード20とマウス21とが接続されている。入力インタフェース15は、キーボード20やマウス21から送られてくる信号をCPU11に送信する。なお、マウス21は、ポインティングデバイスの一例であり、他のポインティングデバイスを使用することもできる。
光学ドライブ装置16は、レーザ光などを利用して、光ディスク22に記録されたデータの読み取りを行う。光ディスク22は、光の反射によって読み取り可能なようにプログラムやデータが記録された可搬型の記録媒体である。
通信インタフェース17は、ネットワーク23に接続され、このネットワーク23は、さらに、インターネット5に接続されている。通信インタフェース17は、ネットワーク23を介して、他のコンピュータまたは通信機器との間でデータの送受信を行い、さらには、インターネット5を介して、ユーザの端末装置との間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の予想力診断装置における処理機能を実現することができる。なお、図1に示したユーザの端末装置の基本的な構成も、図2と同様のハードウェアで実現することができる。
図3は予想力診断装置の構成例を示すブロック図である。
予想力診断装置は、入力部31と、予想力診断を行うのに必要なデータが記憶される予想テーブル記憶部32と、レース結果記憶部33と、レース条件記憶部34および定義記憶部35と、予想力診断部36および予想力診断結果テーブル記憶部37と、予想の強み弱み算出部38および予想の強み弱みテーブル記憶部39と、弱点補完部40および弱点補完テーブル記憶部41と、予想力比較部42および予想力ランクテーブル記憶部43と、出力部44と、を備えている。
入力部31は、ユーザによる予想を受け付けて予想テーブル記憶部32に登録する機能を有する。レース結果記憶部33は、レース結果情報を記憶しておくもので、競技データ提供者である日本中央競馬会から提供された出馬表、払戻金一覧、レース結果、馬場情報などの競技データを基にこの予想力診断装置が利用する情報をテーブル形式で記憶している。レース条件記憶部34は、競技データ提供者などから提供された各種レース条件を基に診断に必要なすべて項目の組み合わせをパターン化し、テーブル形式で記憶している。定義記憶部35は、この予想力診断装置の処理に必要な定義およびルール情報を記憶している。
予想力診断部36は、予想テーブル記憶部32とレース結果記憶部33とに記憶された情報を基に予想力を診断し、その結果を予想力診断結果テーブル記憶部37に記憶する。予想の強み弱み算出部38は、予想力診断結果テーブル記憶部37に記憶された情報を基に予想の弱点を解析して予想の強み弱みテーブル記憶部39に記憶する。弱点補完部40は、予想の強み弱みテーブル記憶部39に記憶された情報を基に弱点を算出して弱点補完テーブル記憶部41に記憶し、高評価のユーザの情報を参照できる機能を有している。予想力比較部42は、予想力診断結果テーブル記憶部37、予想の強み弱みテーブル記憶部39および弱点補完テーブル記憶部41に記憶された情報を基にユーザの予想力をランキング集計し、その結果を予想力ランクテーブル記憶部43に記憶している。そして、出力部44は、各テーブルの情報を出力する。
次に、予想力診断装置の各部の詳細を説明する。
図4は入力部の処理内容の一例を示す図、図5は入力部の処理手順の一例を示すフローチャートである。
入力部31は、ユーザが予想した情報を定義記憶部35に定義された情報に従って予想テーブル記憶部32に格納していく。ここで、ユーザによる予想時においては、図4に示したように、たとえば、1番目に来る可能性のある馬から順に付けられる予想順位の印(二重丸、丸、黒三角、三角、穴)に対応して馬番号が入力され、また、5番目より上に来る可能性のない馬については、「消」の欄に馬番号が入力される。これらの馬番号は、ユーザの端末装置から送られる。定義記憶部35には、標準買い目テーブル35aが格納されており、賭式と標準買い目との対応表が定義されている。
この入力部31の処理は、図5に示したように、まず、ユーザ操作による予想登録が行われると(ステップS1)、その予想登録内容を予想テーブル記憶部32の予想印テーブル32aに格納する(ステップS2)。
次に、入力部31は、予想印テーブル32aと定義記憶部35の標準買い目テーブル35aとから予想買い目の組み合わせを予想テーブル記憶部32の予想買い目テーブル32bに格納する(ステップS3)。たとえば、図示の例で言うと、二重丸と丸が馬番号の9番と2番の組み合わせになっているので、標準買い目テーブル35aのルールによれば、予想買い目は、単勝のところが「9,2」の組み合わせになる。
次に、入力部31は、他に予想するレースがあるかどうかを判断し(ステップS4)、あれば、予想登録のステップS1に戻り、なければ、この処理は終了する。したがって、この予想テーブル記憶部32においては、予想印テーブル32aおよび予想買い目テーブル32bが予想レース数分存在する。なお、一つのレースにおいて2通り以上の予想を入力することも可能であり、その場合は予想した数分だけ、予想印テーブル32aおよび予想買い目テーブル32bが作成される。
図6は予想力診断部の処理内容の一例を示す図、図7は予想力診断結果テーブル記憶部に格納されるテーブルの例を示した図であって、(A)はレース別予想力テーブル、(B)は予想力サマリーテーブル、(C)は配当力テーブル、(D)はころがし配当力テーブル、(E)はころがし配当力サマリーテーブルをそれぞれ示しており、図8は予想力診断部の処理手順の一例を示すフローチャートである。
予想力診断部36は、予想テーブル記憶部32、レース結果記憶部33および定義記憶部35の情報を処理して予想力診断結果テーブル記憶部37にレース別予想力テーブル37a、予想力サマリーテーブル37b、配当力テーブル37c、ころがし配当力テーブル37dおよびころがし配当力サマリーテーブル37eを作成する。
ここで、レース結果記憶部33には、競技データ提供者から提供された公式情報を加工して、着差テーブル33aと、払戻金テーブル33bとがそれぞれレース数分格納されている。着差テーブル33aは、タイム差と馬番号との対応表の形式で形成されている。払戻金テーブル33bは、賭式、組み合わせ、払戻金、結果および万馬券のフィールドを有する表形式で形成されている。
定義記憶部35には、振分ルール35bが格納されている。この振分ルール35bでは、馬がどの集団でゴールしたかをタイム差で定義したもので、図示の例では、たとえば1着からのタイム差が0.3秒以内の場合は、「先頭集団」にするとしている。
この予想力診断部36は、図8に示したように、まず、予想印テーブル32aに格納したレースの馬番号に該当するタイム差を着差テーブル33aから検索し、予想力診断結果テーブル記憶部37のレース別予想力テーブル37aに格納する(ステップS11)。次に、予想力診断部36は、予想したレースがすべてかどうかを判断し(ステップS12)、すべてでなければ、ステップS11に戻る。このようにして、レース別予想力テーブル37aには、図7に示したように、印、馬番号およびタイム差のフィールドを持つ対応表が作成され、予想力診断結果テーブル記憶部37には、予想レース数分存在する。
次に、予想力診断部36は、レース毎にタイム差を集団でカテゴリ分けし、振分ルール35bに則り、予想力サマリーテーブル37bに格納する(ステップS13)。この、予想力サマリーテーブル37bの実際の作成の仕方としては、たとえば二重丸を予想した馬が先頭に来た回数は19回あることを示している。このとき、予想力診断部36は、予想した馬番号がそれぞれの集団に入った回数を順次格納していくとともに、それぞれの集団に入った割合を計算して先頭率、前方率および後方率を求め、格納している。この予想力サマリーテーブル37bは、たとえば1日とか、1週間の開催単位で集計することにより、その期間での予想力の傾向を判断することができる。
次に、予想力診断部36は、予想買い目テーブル32bおよび払戻金テーブル33bを参照して、標準買い目の的中有無、万馬券的中有無をレース毎にチェックし(ステップS14)、これを予想したレース数分行う(ステップS15)。その後、予想力診断部36は、的中した組み合わせの払戻金および万馬券ゲット回数を集計し、配当力テーブル37cに格納する(ステップS16)。配当力テーブル37cは、図7に示したように、賭式毎に的中数、的中率、投入金額、配当金額、回収率および万馬券ゲット回数のフィールドを有し、的中率および回収率については、計算により求めている。この配当力テーブル37cは、たとえば1日とか、1週間の開催単位で蓄積しており、競場別に存在している。
予想力診断部36は、さらに、払戻金を次回繰越投入した場合の配当金を賭式毎、競馬場毎にシミュレーションし、ころがし配当力テーブル37dに格納する(ステップS17)。そして、予想力診断部36は、ころがし配当力テーブル37dのサマリー情報をころがし配当力サマリーテーブル37eに格納する(ステップS18)。予想力診断結果テーブル記憶部37において、これらのころがし配当力テーブル37dおよびころがし配当力サマリーテーブル37eは、賭式別、競馬場別にそれぞれ存在している。ころがし配当力テーブル37dおよびころがし配当力サマリーテーブル37eは、払戻金を次回のレースに投入するというころがし買いをした場合の配当力を参考のためにユーザに提供するためのものである。この情報を他のユーザに開示することで、好成績のころがし買いをデータで示されたユーザに対し、次回のレースで同じ買い方による勝馬投票券の購入に結び付けることができる。
図9はレース条件記憶部に記憶されるレース条件テーブルの作成例を示す図である。
レース条件記憶部34に記憶されるレース条件テーブル34aは、レースの条件のあらゆる組み合わせをパターン化したものである。レース条件テーブル34aは、レース条件パターン表34bを基に作成される。このレース条件パターン表34bは、たとえば競馬場毎に条件を割り当てするなどして、予想力の要因となり得るカテゴリの種類を条件別に設定したものである。このようにしてあらかじめ用意されたレース条件パターン表34bのすべての項目のすべての組み合わせをパターンNo.に割り当ててレース条件テーブル34aが作成されている。なお、レース条件テーブル34aにおいて、「all」は、そのカテゴリについて特定の項目を条件としないという意味である。
図10は予想の強み弱み算出部の処理内容の一例を示す図、図11は予想の強み弱み算出部の処理手順の一例を示すフローチャートである。
予想の強み弱み算出部38は、予想力診断結果テーブル記憶部37のレース別予想力テーブル37a、予想力サマリーテーブル37bおよび配当力テーブル37cと、レース条件記憶部34のレース条件テーブル34aと、定義記憶部35に記憶されたルール情報とを処理して予想の強み弱みテーブル記憶部39に予想の強み弱みテーブル(的中力、予想力、配当力、万馬券力)39aおよび予想の強み弱みテーブル(ころがし配当力)39bを生成する。このとき、予想の強み弱み算出部38は、ルール情報として定義記憶部35に記憶された的中力・予想力評価ルール35cと、的中力の的中率算出ルール35dと、予想力の的中率算出ルール35eとを使用する。
的中力・予想力評価ルール35cは、賭式毎に的中力および予想力の評価を定義し、配当力および万馬券力の評価を定義している。たとえば、軸的中力については、軸的中率および消着外率(消しの予想が的中した率)のそれぞれを5段階評価で定義し、予想の強み弱みテーブル(的中力、予想力、配当力、万馬券力)39aに反映する評価としては、軸的中率および消着外率のいずれか低い方になる。配当力については、回収率が100%または75%を超えた賭式がいくつあるかを5段階評価で定義している。万馬券力は、的中数の中で万馬券をゲットした率を5段階評価で定義している。
的中力の的中率算出ルール35dおよび予想力の的中率算出ルール35eは、的中力および予想力の的中条件をそれぞれ定義している。たとえば、軸的中率は、的中条件として、二重丸および丸のいずれか1つが的中していた場合に的中力の的中と数えることを定義している。同様に、2連的中率は、二重丸、丸、黒三角、三角、穴およびボックスのいずれか2つが的中していた場合に的中力の的中と数えることを定義している。軸先頭率は、二重丸および丸のいずれか1つが先頭集団にいた場合に予想力の的中と数えることを定義している。同様に、2連先頭率は、二重丸、丸、黒三角、三角、穴およびボックスのいずれか2つが先頭集団にいた場合に予想力の的中と数えることを定義している。
予想の強み弱み算出部38は、図11に示したように、まず、レース条件テーブル34a、的中力の的中率算出ルール35dおよび予想力の的中率算出ルール35eを参照しつつ予想力診断部36で算出した結果をレース条件のパターンに従い、予想の強み弱みテーブル(的中力、予想力、配当力、万馬券力)39aに格納する(ステップS21)。
次に、予想の強み弱み算出部38は、ユーザが予想したレースはすべてかどうかを判断し(ステップS22)、すべてでない場合は、ステップS21に戻る。このようにして、あるユーザが予想したすべてのレースについて的中力、予想力、配当力および万馬券力の評価が設定されていく。
次に、予想の強み弱み算出部38は、すべてのユーザが終了したかどうかを判断し(ステップS23)、すべてでない場合は、ステップS21に戻る。このようにして、すべてのユーザが予想したすべてのレースについて的中力、予想力、配当力および万馬券力の評価が設定されていく。
以上のようにして、レース条件毎にレース結果を予想の強み弱みテーブル(的中力、予想力、配当力、万馬券力)39aに蓄積していくことで、それぞれのユーザの予想の強みまたは弱みの傾向を算出することができる。たとえば、予想の強み弱みテーブル(的中力、予想力、配当力、万馬券力)39aによれば、今までの予想がユーザ毎およびパターン条件毎に追加されている。ここで、レース条件に合ったパターンのレースがあったとしたときは、そのパターンのレコードがレース結果によって更新されることになる。
次に、予想の強み弱み算出部38は、予想力診断結果テーブル記憶部37のころがし配当力サマリーテーブル37eと歴代の自分の記録である予想の強み弱みテーブル(ころがし配当力)39bとを比較し、過去最高ころがし配当があるかを判断する(ステップS24)。ころがし配当力サマリーテーブル37eのころがし配当額およびころがし回収率が、歴代の自分の記録である予想の強み弱みテーブル(ころがし配当力)39bのころがし配当およびころがし回収率よりも高い場合には、予想の強み弱みテーブル(ころがし配当力)39bのころがし配当およびころがし回収率が更新される(ステップS25)。ころがし配当力サマリーテーブル37eの値が、歴代の自分の記録である予想の強み弱みテーブル(ころがし配当力)39bの値を上回ることがなければ、予想の強み弱みテーブル(ころがし配当力)39bの更新なしで予想の強み弱み算出処理が終了する。
この予想の強み弱みテーブル(ころがし配当力)39bによれば、歴代の自分の競馬場毎の過去最高記録が残るので、競馬場毎のころがし配当力に関する予想の強み弱みの傾向を掴むことができる。
図12は弱点補完部の処理内容の一例を示す図、図13は弱点補完部の処理手順の一例を示すフローチャート、図14は弱点補完部の検索処理手順の一例を示すフローチャートである。
弱点補完部40は、予想の強み弱みテーブル記憶部39の予想の強み弱みテーブル(的中力、予想力、配当力、万馬券力)39aの項目に従った弱点補完テーブルを弱点補完テーブル記憶部41に作成する。すなわち、弱点補完テーブルとしては、軸的中弱点補完テーブル41a、2連対的中弱点補完テーブル41b、3連対的中弱点補完テーブル41c、2単的中力弱点補完テーブル41d、3単的中力弱点補完テーブル41e、軸予想力弱点補完テーブル41f、2連予想力弱点補完テーブル41g、3連予想力弱点補完テーブル41h、配当力弱点補完テーブル41iおよび万馬券力弱点補完テーブル41jが作成される。弱点補完部40は、また、自分の評価の低いレース条件パターンに関して、評価の高いユーザの予想情報を提供するよう誘導する機能も有している。
予想の強み弱みテーブル(的中力、予想力、配当力、万馬券力)39aから作られる各弱点補完テーブルと、それぞれ、パターンNo.およびユーザIDのフィールドを有している。
弱点補完テーブルを作成するとき、図13に示したように、弱点補完部40は、予想の強み弱みテーブル(的中力、予想力、配当力、万馬券力)39aを参照して、最も評価の高いユーザを弱点補完テーブルに格納する(ステップS31)。すなわち、予想の強み弱みテーブル(的中力、予想力、配当力、万馬券力)39aの項目毎にSS評価のデータを探索し、それに対応するパターンNo.およびユーザIDを、対応する項目の弱点補完テーブルに格納する。これにより、それぞれの項目の弱点補完テーブルには、的中力、予想力、配当力、万馬券力ごとに評価の高いユーザのリストができる。
ここで、予想の強み弱みテーブル(的中力、予想力、配当力、万馬券力)39aの情報をユーザが閲覧することによって、評価から自分の的中力、予想力、配当力、万馬券力を知ることができる。これに対し、弱点補完部40は、その弱点を補完するようにユーザを誘導することができる。
すなわち、弱点補完部40は、図14に示したように、自分の予想の強み弱みテーブル(的中力、予想力、配当力、万馬券力)39aを参照しているときに、評価の低い項目に対する弱点補完を受けると、その項目の弱点補完テーブルを検索する(ステップS41)。たとえば、2単的中率の評価が低い場合、弱点補完部40は、弱点補完テーブル記憶部41の2単的中力弱点補完テーブル41dを検索する。
次に、弱点補完部40は、その弱点補完テーブルを参照して評価の低い項目のパターンNo.に高評価のユーザの登録があるかどうかを判断し、高評価のユーザの登録があれば、そのユーザの予想情報を予想力診断結果テーブル記憶部37から取得する(ステップS42)。
そして、弱点補完部40は、取得したユーザの予想情報を閲覧できる形態でユーザに提供する(ステップS43)。
以上の弱点補完部40による弱点補完機能を使用すれば、自分の予想能力の弱いレース条件があった場合に、容易に予想能力に長けたユーザの予想情報を参照できるように誘導される。このため、そのレース条件に関しては、次のレースの際に、予想能力に長けたユーザの予想の仕方を参考にすることができる。
図15は予想力比較部の処理内容の一例を示す図、図16は予想力比較部の処理手順の一例を示すフローチャート、図17は予想力比較部における的中力算出の一例を示す図である。
予想力比較部42は、各ユーザの予想成績のランキングを求めるもので、予想力診断結果テーブル記憶部37、予想の強み弱みテーブル記憶部39および定義記憶部35のデータを基に予想力ランクテーブル記憶部43にランキングテーブル43aを生成する。ランキングテーブル43aは、日付および競馬場毎にユーザの予想成績がポイント化され、そのポイントを集計して的中力や予想力はもとより、総合的な順位および偏差値が算出されて格納される。これにより、ユーザは、自分の成績や他のユーザとの相対評価を知ることができる。もちろん、この自分の成績は、この予想力診断装置のプロパティに設定される公開・非公開の設定に従って、他のユーザに公開されたり秘密にしたりすることが可能である。
このランキングテーブル43aを予想力比較部42が生成するには、まず、図16に示したように、予想の強み弱みテーブル記憶部39の予想の強み弱みテーブル(的中力、予想力、配当力、万馬券力)39aより、的中率、予想力がランキングテーブル43aに格納される(ステップS51)。的中率については、予想の強み弱みテーブル(的中力、予想力、配当力、万馬券力)39aの的中力の軸的中率、2連的中率、3連的中率、2単的中率および3単的中率がランキングテーブル43aの的中力詳細の対応する項目の欄にそれぞれ格納される。予想力についても、予想の強み弱みテーブル(的中力、予想力、配当力、万馬券力)39aの予想力の軸先頭率、2連先頭率および3連先頭率がランキングテーブル43aの予想力詳細の対応する項目の欄にそれぞれ格納される。
次に、予想力比較部42は、予想力診断結果テーブル記憶部37の配当力テーブル37cより、各賭式の回収率をランキングテーブル43aに格納する(ステップS52)。すなわち、配当力テーブル37cの賭式が単勝の場合、その回収率がランキングテーブル43aの配当力詳細の単勝回収率の項目の欄に格納される。同様にして、この回収率の格納は、3連単の賭式まで繰り返し行われる。
次に、予想力比較部42は、予想力診断結果テーブル記憶部37のころがし配当力サマリーテーブル37eより的中率以外をランキングテーブル43aに格納する(ステップS53)。ここで、ころがし配当力サマリーテーブル37eは、賭式毎に存在するが、その中で使用されるのは、単勝および複勝のテーブルである。これら2つのころがし配当力サマリーテーブル37eからその予想レース数、的中レース数、ころがし純投入額、ころがし配当額およびころがし回収率がランキングテーブル43aの単勝ころがし力および複勝ころがし力の対応する項目の欄にそれぞれ格納される。
次に、予想力比較部42は、ランキングテーブル43aに格納された各的中率、予想力、回収率の降順順位をランキングテーブル43aに格納する(ステップS54)。ランキングテーブル43aは、図示では、1レコード分のデータが示されているが、実際には、同じ日付の同じ競馬場でのデータがユーザ数分存在している。したがって、各ユーザのころがし配当力サマリーテーブル37eの中の各的中率、各先頭率および各回収率が1項目ずつ読み込まれてソートした結果が降順順位で対応する項目の順位の欄に格納される。これにより、的中力、予想力、配当力およびころがし配当力のユーザのランキングが日付と競馬場毎に生成されることになる。
以下では、最終的にユーザの偏差値を求めるために各評価についてポイント(Pt)付けの処理が行われる。まず、予想力比較部42は、評価の的中力Ptを算出する(ステップS55)。この的中力Ptの算出は、予想の強み弱みテーブル記憶部39の予想の強み弱みテーブル(的中力、予想力、配当力、万馬券力)39aの的中力に関する各評価を定義記憶部35のポイント算出ルール35fに従って評価をポイントに置き換えることにより算出する。すなわち、図17に示したように、評価とポイントとの対応表であるポイント算出ルール35fにより予想の強み弱みテーブル記憶部39の予想の強み弱みテーブル(的中力、予想力、配当力、万馬券力)39aの的中力に関する各評価のポイントが算出される。そして、各評価のポイントは合計され、その合計ポイントは、ランキングテーブル43aの的中力の的中力Ptに格納される。この的中力Ptの算出は、すべてのユーザに対して行われる。
次に、予想力比較部42は、すべてのユーザの的中力Ptを読み出してソートし、その降順順位をすべてのユーザのランキングテーブル43aの中にある的中力の総合順位の欄に格納する(ステップS56)。これにより、ある日付のある競馬場における各ユーザについて、的中力に関する順位がランキングされることになる。
次に、予想力比較部42は、評価の予想力Ptを算出する(ステップS57)。この予想力Ptの算出は、予想の強み弱みテーブル記憶部39の予想の強み弱みテーブル(的中力、予想力、配当力、万馬券力)39aの予想力に関する各評価を定義記憶部35のポイント算出ルール35fに従ってポイントに置き換えることにより算出する。この算出の方法は、的中力Ptの算出の場合と同じようにして行われ、その合計ポイントは、ランキングテーブル43aの予想力の予想力Ptに格納される。
次に、予想力比較部42は、すべてのユーザの予想力Ptを読み出してソートし、その降順順位をすべてのユーザのランキングテーブル43aの中にある予想力の総合順位の欄に格納する(ステップS58)。
次に、予想力比較部42は、定義記憶部35の配当力順位の算出ルール35gに従ってランキングテーブル43aの中にある配当力詳細の順位を合計し、その昇順順位をランキングテーブル43aの配当力順位の欄に格納する(ステップS59)。
次に、予想力比較部42は、定義記憶部35のころがし順位の算出ルール35hに従ってランキングテーブル43aの中にある単勝ころがし力の順位と複勝ころがし力の順位とを合計し、その合計の昇順順位をランキングテーブル43aのころがし配当力におけるころがし順位の欄に格納する(ステップS60)。
次に、予想力比較部42は、定義記憶部35の総合Pt算出ルール35iに従ってランキングテーブル43aに格納されている的中力Ptと予想力Ptとを合計して総合Ptを算出し、算出された総合Ptをランキングテーブル43aの総合の総合Ptの欄に格納する(ステップS61)。
そして、予想力比較部42は、総合Ptの偏差値と降順順位とを算出してランキングテーブルに格納する(ステップS62)。
以上の実施の形態では、競馬の予想力評価に関して説明したが、競艇、競輪、オートレースなど他の公営競技における予想力評価の用途についても同じように適用することができる。
1 サーバ
2 アプリケーションプログラム
3 テーブル
4 定義ファイル
5 インターネット
6 携帯電話
7 スマートフォン
8 パソコン
9 競技データ提供者
10 コンピュータ
11 CPU
12 RAM
13 HDD
14 グラフィック処理装置
15 入力インタフェース
16 光学ドライブ装置
17 通信インタフェース
18 バス
19 モニタ
20 キーボード
21 マウス
22 光ディスク
23 ネットワーク
31 入力部
32 予想テーブル記憶部
32a 予想印テーブル
32b 予想買い目テーブル
33 レース結果記憶部
33a 着差テーブル
33b 払戻金テーブル
34 レース条件記憶部
34a レース条件テーブル
34b レース条件パターン表
35 定義記憶部
35a 標準買い目テーブル
35b 振分ルール
35c 的中力・予想力評価ルール
35d 的中力の的中率算出ルール
35e 予想力の的中率算出ルール
35f ポイント算出ルール
35g 配当力順位の算出ルール
35h ころがし順位の算出ルール
35i 総合Pt算出ルール
36 予想力診断部
37 予想力診断結果テーブル記憶部
37a レース別予想力テーブル
37b 予想力サマリーテーブル
37c 配当力テーブル
37d ころがし配当力テーブル
37e ころがし配当力サマリーテーブル
38 予想の強み弱み算出部
39 予想の強み弱みテーブル記憶部
39a 予想の強み弱みテーブル(的中力、予想力、配当力、万馬券力)
39b 予想の強み弱みテーブル(ころがし配当力)
40 弱点補完部
41 弱点補完テーブル記憶部
41a 軸的中弱点補完テーブル
41b 2連対的中弱点補完テーブル
41c 3連対的中弱点補完テーブル
41d 2単的中力弱点補完テーブル
41e 3単的中力弱点補完テーブル
41f 軸予想力弱点補完テーブル
41g 2連予想力弱点補完テーブル
41h 3連予想力弱点補完テーブル
41i 配当力弱点補完テーブル
41j 万馬券力弱点補完テーブル
42 予想力比較部
43 予想力ランクテーブル記憶部
43a ランキングテーブル
44 出力部

Claims (6)

  1. 公営競技の予想能力の診断を行う予想力診断装置であって、
    ユーザの予想を受け付ける入力部と、
    競技データ提供者から提供された公式のレース結果の競技データとユーザの予想とから予想した順位毎のタイム差と予想した順位が先頭集団または後方集団に含まれた回数とを表す第1予想力、および賭式毎の的中率と回収率とを表す第1配当力を導出する予想力診断部と、
    前記第1予想力に基づいて賭式別に順位の予想が的中した的中率および消しの予想が的中した着外率を表す的中力と、予想した順位が先頭集団に含まれる先頭率および消しが後方集団に含まれる後方率を表す第2予想力との評価を算出するとともに、前記第1配当力に基づいて回収率別の的中賭式の数に応じた第2配当力の評価を算出する予想の強み弱み算出部と、
    前記予想の強み弱み算出部が算出した評価が高いユーザを賭式毎に取り出して、ユーザに参照可能にする弱点補完部と、
    を備えていることを特徴とする予想力診断装置。
  2. 前記予想の強み弱み算出部は、すべての評価の算出を、ユーザ毎およびレースの条件のあらゆる組み合わせをパターン化したパターン毎に行うことを特徴とする請求項1記載の予想力診断装置。
  3. 前記予想力診断部は、払戻金を次回繰越投入した場合の配当金がいくらになるかをシミュレーションしたころがし配当力を算出し、
    前記予想の強み弱み算出部は、ユーザ毎および前記パターン毎にシミュレーション結果の最高値のころがし配当およびころがし回収率を表す予想の強み弱みのころがし配当力を算出することを特徴とする請求項2記載の予想力診断装置。
  4. 前記予想の強み弱み算出部が算出した評価をポイント化して集計し、ユーザの順位を算出する予想力比較部を備えていることを特徴とする請求項1記載の予想力診断装置。
  5. 前記予想力比較部は、算出したユーザの順位を前記的中力、前記第2予想力、前記第2配当力毎に算出し、さらに、総合順位と偏差値とを算出することを特徴とする請求項4記載の予想力診断装置。
  6. コンピュータにより公営競技の予想能力の診断を行う予想力診断方法であって、
    前記コンピュータが、
    ユーザの予想を受け付けて記憶し、
    競技データ提供者から公式のレース結果の競技データが提供されると、ユーザが予想した順位毎のタイム差と予想した順位が先頭集団または後方集団に含まれた回数とを表す第1予想力、および賭式毎の的中率と回収率とを表す第1配当力を導出し、
    前記第1予想力に基づいて賭式別に順位の予想が的中した的中率および消しの予想が的中した着外率を表す的中力と、予想した順位が先頭集団に含まれる先頭率および消しが後方集団に含まれる後方率を表す第2予想力との評価を算出するとともに、前記第1配当力に基づいて回収率別の的中賭式の数に応じた第2配当力の評価を算出することにより、各賭式の予想の強み弱みを評価で算出し、
    算出した評価が高いユーザを賭式毎に取り出し、ユーザに対して評価の高いユーザの予想を参照可能にし、
    算出した評価をポイント化して集計し、ユーザの順位を算出する、
    想力診断方法。
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