JP5394194B2 - 円筒型カットアウト用閉止蓋およびその装着機構 - Google Patents

円筒型カットアウト用閉止蓋およびその装着機構 Download PDF

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Description

本発明は、円筒型カットアウト用閉止蓋およびその装着機構に関し、詳しくは、円筒型のカットアウトに形成されているヒューズ筒を差し込んで内蔵させるための挿入口に容易に装着させることのできる閉止蓋およびその装着機構に関する。
電柱などの高所には、商用電源から各家庭の負荷装置に電力供給するために、変圧器が設置されているとともに、負荷装置側に異常電流が流れ込まないように、ヒューズを内蔵するカットアウトが介在するように設置されている。
この種のカットアウトとしては、全体を概略円筒型に形成されているものがあり、円筒型の底側に開口するヒューズ筒用の挿入口を閉止蓋で開閉するようになっている(例えば、特許文献1)。
この円筒型カットアウトの閉止蓋は、本体側に一端部を固設された吊り下げ紐の他端部に連結されることにより、落下し紛失することが防止されているとともに、その吊り下げ紐を引っ張ることにより挿入口から簡易に離脱させることができる。
ここで、電線などを活線状態のまま取り扱う場合には、絶縁性の確保されている操作棒等を用いて各種の作業を行う間接活線工法が奨励されており、この円筒型カットアウトにおける作業も同様に間接活線工法を採用することが望まれている。
このことかから、円筒型カットアウトでも、ヒューズ筒の挿脱は、操作棒の先端にその作業に応じたアタッチメントを取り付けて行い、また、閉止蓋の着脱は、手元から離れた位置に把持機能を備えるヤットコを用いて行うのが一般的である。
ここで、図14に示すように、ヤットコ100は、閉止蓋の突出箇所なとの所望の部位を掴むことで各種部材を把持する把持部101と、作業者が握って支持する支持棒102と、伝達棒103を介して操作力を伝達することにより把持部101を操作するハンドル104と、を備えており、支持棒102に固設されている把持部101の不動部材101aに対して、ハンドル104を操作することにより伝達棒103に連結されている可動部材101bを回動軸101cを中心に回動させることにより、各種部材を掴むことができる。なお、このヤットコ100には、掴む側からの水分を滴下させる傘カバー105と、掴む側からの絶縁性を考慮して安全に作業を行い得る限界位置を示す傘カバー106とを備えて、概略全体をプラスチックやゴム材料などの絶縁材料で作製されることにより絶縁性が確保されている。
しかるに、カットアウトの閉止蓋は、紐状材料に吊り下げられている状態で連結されていることから、ヤットコ100により所望の姿勢で、同時に、所望の突出箇所を掴んでヒューズ筒の挿入口に取り付ける操作を行うことが難しく、また、作業時に風が吹いている場合には揺動してしまうので、高度な熟練が必要である。
このことから、例えば、特許文献1では、ヒューズ筒の下端部を差し込んで保持する操作棒の先端側に、閉止蓋を支持可能な形状に線状材料を屈曲させたアタッチメントを回動自在に連設することが提案されている。
特許文献2、3では、特許文献1の構造では線状材料のみで閉止蓋を支持しつつカットアウトの挿入口に押し付けることになって不安定であるのに対して、吊り下げ紐で揺れる状態で吊り下げられている閉止蓋を捕まえて保持することのできるアタッチメントを操作棒の先端に取り付けるとともに、その閉止蓋を操作棒の先端自体で支持させるようにすることが提案されている。
特許文献4では、特許文献2、3と異なる方式で、吊り下げ紐で吊り下げられて揺れる閉止蓋でも、安定した向きで支持してカットアウトの挿入口に押し付けることのできる操作棒が提案されている。
これら特許文献1〜4では、吊り下げ紐で吊り下げられている閉止蓋をカットアウトの挿入口に容易に装着することができるように工夫することが提案されているが、特許文献5、6では、その挿入口から離脱させた閉止蓋でも安定した姿勢を維持することができるようにして、操作棒の先端で押し上げるだけで閉止蓋を挿入口に装着できるようにすることが提案されている。
特開平9−282998号公報 特開2007−66545号公報 特開2008−243614号公報 特開2006−147476号公報 特開2007−5224号公報 特開2007−200805号公報
しかしながら、特許文献1〜4に記載の円筒型カットアウト用閉止蓋の装着機構にあっては、基本的には、閉止蓋を吊り下げる吊り下げ紐に対してアプローチして、閉止蓋を所望の姿勢に支持することから、迅速に作業を行うにはある程度の熟練が必要である。
また、特許文献5、6に記載の円筒型カットアウト用閉止蓋の装着機構にあっては、単に閉止蓋を背面側から押すように操作するだけでよいことから、それほどの熟練は必要ではないが、カットアウトの本体側も含めて改造することが必要であり、既存のものを交換するのでは費用が掛かり過ぎるとともに、カットアウトの交換時期を待っていたのでは時間が掛かり過ぎる。
そこで、本発明は、カットアウト側の本格的な改造を待たずに、また、熟練を要することなく、容易に閉止蓋をカットアウトの挿入口に装着することができる円筒型カットアウト用閉止蓋やその装着機構を提供することを目的としている。
上記課題を解決する円筒型カットアウト用閉止蓋の装着機構の発明は、円筒形状に形成された本体部の内部にヒューズ筒を内蔵する円筒型カットアウトに対して、該ヒューズ筒を差込可能に前記本体部の下部に開口する挿入口の閉止蓋を作業棒の先端部に支持させて当該挿入口に装着する閉止蓋の装着機構であって、前記カットアウトの挿入口には前記閉止蓋を装着状態に保持する保持手段が備えられており、前記閉止蓋および前記作業棒の先端部には前記保持手段の保持力よりも弱い磁力で吸着して互いを連結支持する吸着手段がそれぞれ配設されていることを特徴とするものである。
また、上記課題を解決する円筒型カットアウト用閉止蓋の発明は、円筒形状に形成された本体部の内部にヒューズ筒を内蔵する円筒型カットアウトに対して、該ヒューズ筒を差込可能に前記本体部の下部に開口する挿入口に配設されている保持手段に装着状態に保持されて該挿入口を閉止する閉止蓋であって、作業棒の先端部に支持されて前記挿入口に接近装着させる際に、当該作業棒の先端部に配設されている第1吸着手段に前記保持手段の保持力よりも弱い磁力で吸着して連結支持される第2吸着手段が配設されていることを特徴とする。
これらの発明では、閉止蓋と作業棒の先端部とは弱い磁力で吸着して連結状態にすることができる。したがって、作業棒の先端部に閉止蓋を容易に支持させた状態にして、そのままカットアウトの挿入口に閉止蓋を接近させて押し付けることができ、その閉止蓋を挿入口に作業棒の先端部側との磁力よりも強い力で保持させることができる。このため、作業棒の先端部を閉止蓋から離隔させる方向に移動させるだけで磁力による連結状態を解消することができる。このとき、作業棒の先端部は、カットアウトの挿入口に閉止蓋を接近させる移動方向と逆方向に引いてもよく、あるいは、その閉止蓋との吸着位置から横方向(移動方向に対する直交方向)にずらしてもよく、この横方向にずらす場合には、挿入口から閉止蓋を離脱させることがないことから、磁力による吸着力も大きめに設定することができる。
このように本発明によれば、閉止蓋を作業棒の先端部に磁力で吸着させることができるので、閉止蓋を吊り下げる吊り下げ紐にアプローチするのではなく、直接、閉止蓋にアプローチして容易に吸着支持することができ、カットアウトの挿入口に保持させた後には、離隔させるだけで装着作業を完了することができる。この閉止蓋側の吸着手段としては、既存の構造に追加するだけでもよく、カットアウト自体を交換まですることもなく、安価かつ短期に普及させることができる。
本発明に係る円筒型カットアウト用閉止蓋の装着機構の第1実施形態の構成部材を取り付ける作業棒の一例である操作棒を示す図であり、その概略全体構成を示す平面図である。 その作業棒の先端に取り付ける機能具の一例であるCFアタッチメントを示す平面図である。 その作業棒で作業する対象物の一例である円筒型カットアウトを示す一部縦断面図である。 その作業棒の先端のCFアタッチメントに着脱可能なヒューズ筒の一例を示す平面図である。 そのCFアタッチメントとヒューズ筒の係合を説明する図であり、(a)はそのヒューズ筒の構成を示す斜視図、(b)はそのCFアタッチメントの構成を示す斜視図である。 その円筒型カットアウト用閉止蓋の装着機構を示す図であり、(a)はその閉止蓋側の全体構成を示す縦断面図、(b)はその閉止蓋に取り付ける装着機構の構成部材を示す平面図である。 その円筒型カットアウト用閉止蓋の装着機構を示す図であり、(a)はそのCFアタッチメントに取り付ける装着機構の構成部材を示す斜視図、(b)はその構成部材を示す平面図である。 その円筒型カットアウト用閉止蓋側の装着機構の構成部材とCFアタッチメント側の装着機構の構成部材の装着作業時の状態を示す一部拡大立面図である。 本発明に係る円筒型カットアウト用閉止蓋の装着機構の第2実施形態を示す図であり、(a)はその円筒型カットアウト用閉止蓋の装着機構の全体構成を示す縦断面図、(b)はその閉止蓋に取り付ける装着機構の構成部材を示す平面図である。 その円筒型カットアウト用閉止蓋のCFアタッチメントに取り付ける装着機構の構成部材を示す平面図である。 その円筒型カットアウト用閉止蓋側の装着機構の構成部材とCFアタッチメント側の装着機構の構成部材の装着作業時の状態を示す図であり、(a)は連結時の状態を示す一部拡大立面図、(b)は連結解除時の状態を示す一部拡大立面図である。 本発明に係る円筒型カットアウト用閉止蓋の装着機構の第3実施形態を示す図であり、その円筒型カットアウト用閉止蓋の装着機構の全体構成を示す一部断面拡大立面図である。 その他の態様の円筒型カットアウト用閉止蓋の装着機構の全体構成を示す一部断面拡大立面図である。 円筒型カットアウトに閉止蓋を取り付ける際の関連技術で用いる道具を示す平面図である。
上記解決手段の円筒型カットアウト用閉止蓋やその装着機構を基本構成にするのに加えて、次の構成を備えてもよい。
第1の形態としては、前記吸着手段は、前記閉止蓋と前記作業棒の先端部の双方に、外部に磁界を形成する磁石が配設されており、当該磁石は、前記閉止蓋と前記作業棒の先端部の連結方向に対して直交する方向にN極とS極が並列状態になるように設置されていることを特徴としてもよい。
この構成では、例えば、閉止蓋と作業棒の先端部の一方に磁石を配設して、他方に鉄製部材を配設することでも互いに吸着させることができるが、双方に磁石を配設するとともに並列されて外部に磁界を形成するN極とS極とを吸着させることができるとともに、作業棒自体を回転させることによりN極同士とS極同士を対向させることができ、磁力を反発させて吸着状態を解消することができる。
第2の形態としては、前記閉止蓋と前記作業棒の先端部の一方または双方には、前記作業棒自身を回転軸とする当該作業棒の回転時に、前記磁石の吸着時の相対姿勢を維持するように案内するガイドが設けられていることを特徴としてもよい。
この構成では、閉止蓋および作業棒の先端部の磁石のN極とS極を吸着させている状態から、その作業棒を長手方向を中心にして回転させる際に、そのままの姿勢(N極とS極が吸着する方向での姿勢)を維持するように案内することができ、ずれることなく、N極同士とS極同士を対向させる姿勢に容易に回転させて吸着状態を解消することができる。
第3の形態としては、前記閉止蓋は、前記挿入口の開口面に対して外側に向かって突出する円筒形状部を有して、該円筒形状部の外周面に開口する挿通穴に吊り下げ紐を貫通させて前記カットアウトの前記本体部に連設する構造に形成される一方、当該閉止蓋の前記吸着手段は、該閉止蓋の前記円筒形状部内に差し込む形状を有するとともに、該差込形状には前記吊り下げ紐を貫通させる貫通穴が形成されていることを特徴としてもよい。
この構成では、既存の閉止蓋が備える円筒形状部の挿通穴とともに吸着手段の貫通穴に吊り下げ紐を通して、例えば、鉄製部材や磁石などの吸着手段を閉止蓋に取り付けることができる。
ここで、前記吸着手段の磁石としては、永久磁石、電磁石の何れでも良いが、電気配線が不要な永久磁石を採用するのが好適である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。図1〜図8は本発明に係る円筒型カットアウト用閉止蓋の装着機構の第1実施形態を示す図であり、この装着機構は、図1に示す操作棒(作業棒)10の先端部に取り付ける図2に示すCFアタッチメント20や図3に示す円筒型カットアウト30のヒューズ筒32を差し込む挿入口33を閉止する閉止蓋34のそれぞれに後述する機能部材を配設することにより構成されている。
まず、図1において、操作棒10は、長尺に形成されて作業者が把持する棒状部11と、この棒状部11の先端側に配置されて各種機能具を着脱する着脱部12と、を備えており、作業者が棒状部11を把持して着脱部12に装着したフックなどの機能具を、離隔位置の作業対象に接近させることにより、例えば、高所の電線などに所望の作業・操作を施す、所謂、間接活線工法を実現することができる。
この操作棒10は、図2に示すCFアタッチメント(機能具)20を着脱部12に装着して組み立てた状態(作業棒の一形態)にすることにより間接活線工法を行うこともでき、このCFアタッチメント20は、電柱等の高所に設置されている図3に示す円筒型カットアウト30の本体部31内に、ヒューズ筒32を挿脱する作業を容易かつ安全に行うことができる。
ここで、円筒型カットアウト30のヒューズ筒32は、図4に示すように、銅材などの導電性材料からなる先端部32bに導通する本体部32c内の不図示のヒューズに導通接続させた導線41が下端から引き出されて下部32aの導電部32dにネジ42により固定(導通接続)されており、円筒型カットアウト30の本体部31の下部に開口する挿入口33から差し込んでセットされる。これにより、ヒューズ筒32は、図3に示す円筒型カットアウト30の電源接続部36に先端部32bを接触接続させるとともに負荷接続部37に下部32aの導電部32dを接触接続させることにより、その間を内蔵するヒューズにより電気的に接続して、商用電源側の電線から分岐させた電線D1を負荷装置側の電線D2に導通接続させることができる。この円筒型カットアウト30の挿入口33は、着脱可能に閉止蓋34が取り付けられて閉止されている。
図1に戻って、操作棒10の棒状部11は、例えば、プラスチックなどの絶縁材料を中空の円筒形状に成形することにより絶縁性が確保されて、両端部間の中間部分に傘カバー13、14が取り付けられており、先端側の傘カバー13が着脱部12側からの水分を滴下させるとともに、基端側の傘カバー14が先端側からの絶縁性を考慮しての安全に作業を行い得る限界位置を示して、作業する際の安全を確保している。なお、棒状部11の作業員が把持する部分には、滑り難い材質の取り替え可能な滑り止めが施されている。
操作棒10の着脱部12は、棒状部11と同軸方向に突出する本体軸部15と、この本体軸部15の周面の互いの反対側で突起形状に立設されている一対のピン16と、本体軸部15の先端面から突出するように不図示の内蔵スプリングにより付勢されている突起17と、本体軸部15の棒状部11側の周面に刻設されたネジ形状11aに螺合して上下動するグリップ18と、が配置されている。
CFアタッチメント20は、図2に示すように、この着脱部12に相対回転不能かつ脱落不能に係合・係止させるように設計されたジョイント部21を備えており、このジョイント部21は、着脱部12の本体軸部15を差し込んで収装可能に基端側後端面を開口させた有底の円筒形状に形成されている本体筒部22と、この本体筒部22の周面部の互いの反対側に位置して概略T字形状に切り欠かれている一対のT字切欠部23と、により構成されている。ここで、T字切欠部23は、詳細には、本体筒部22の後端面側から先端側に向う差込溝部23aと、この差込溝部23aに連続してその直交方向の両側に延在する回転溝部23bと、この回転溝部23bの両端部から本体筒部22の後端面側に戻る係合溝部23cと、を備えるT字形状に切欠・形成されている。
これにより、CFアタッチメント20のジョイント部21は、操作棒10の着脱部12のピン16を、本体筒部22のT字切欠部23の差込溝部23a内に差し込みつつ、その着脱部12の本体軸部15を本体筒部22内の奥まで差し込んだ後に、互いに相対回転させることにより、そのT字切欠部23の回転溝部23bの端部に突き当たるまで進入させることができる。このとき、着脱部12の本体軸部15は、ジョイント部21の本体筒部22の底面に突き当たって突起17が沈んだ状態で相対回転した後に、その本体筒部22内に差し込む力が解放されると、その突起17が内蔵スプリングの弾性力により突出して本体筒部22を押し返すことになり、そのT字切欠部23の回転溝部23bから係合溝部23c内に着脱部12のピン16が進入して相対回転不能にして離脱不能に係合させることができる。また、この操作棒10は、着脱部12のグリップ18を回転させてジョイント部21側に寄せることにより、ピン16が係合溝部23c内から離脱して回転しないようにロックすることができ、CFアタッチメント20のジョイント部21が操作棒10の着脱部12から相対回転して外れてしまうことを信頼性高く防止することができる。
また、CFアタッチメント20は、このジョイント部21の反対の先端側に保持部24が配置されており、この保持部24は、円筒型カットアウト30の本体部31内に挿脱するヒューズ筒32の下部32aを収装可能に先端側を開口する概略円筒形状に形成されている。
ヒューズ筒32の下部32aには、図5(a)に示すように、CFアタッチメント20の保持部24の開口縁(概略円筒形状の先端側開口縁)に突き当たってそれ以上の差込を制限するフランジ形状部43と、このフランジ形状部43の下方で突出する係合突起44とが形成されている。これに対して、CFアタッチメント20の保持部24の概略円筒形状の先端側開口縁には、図5(b)に示すように、概略リング形状のストッパリング25が内装されており、このストッパリング25には、ヒューズ筒32の下部32aのフランジ形状部43から係合突起44までの間隔に相当する部分の周方向の一部が内方に畝形状に突出する係合畝25aと、この係合畝25aの一方向端部が幅広に形成されたストッパ25bと、が対向する2箇所に形成されている。
これにより、CFアタッチメント20は、保持部24内にヒューズ筒32の下部32aを差し込んで収装させた状態にした後に、その下部32aの係合突起44がストッパ25bに突き当たるまで一方向に相対回転させることにより、その係合突起44を係合畝25aに離脱不能に係合させることができる。この後に、このCFアタッチメント20は、そのヒューズ筒32を円筒型カットアウト30の本体部31の下部に開口する挿入口33から差し込んでセットした後に、他方向に相対回転させて係合突起44を係合畝25aから離脱させることにより、その下部32aを解放してヒューズ筒32を残した状態で降下させることができ、その円筒型カットアウト30の電源接続部36(電線D1)と負荷接続部37(電線D2)との間をヒューズ筒32を介して電気的に導通接続させることができる。
反対に、このCFアタッチメント20は、閉止蓋34を外した状態の円筒型カットアウト30の本体部31の挿入口33から差し込んで保持部24内にヒューズ筒32の下部32aを収装した状態にした後に一方向に相対回転させることにより、同様に、その下部32aの係合突起44を係合畝25aに離脱不能に係合させることができ、この後に、そのヒューズ筒32を挿入口33から引き出すように降下させて離脱させることにより、この円筒型カットアウト30の電源接続部36(電線D1)と負荷接続部37(電線D2)との間の導通接続を遮断することができる。
また、円筒型カットアウト30の本体部31の挿入口33を閉止する閉止蓋34は、円筒形状部34aを外側(下側)に向けた姿勢でその挿入口33に押し付けることにより、挿入口33の外縁側の内周面の複数箇所に設置されている板バネ35を押し広げて落下しないように装着保持させることができる一方、反対に下方に引かれることにより挿入口33の外縁の板バネ35を押し広げて離脱させることができる。この閉止蓋34は、円筒型カットアウト30の本体部31に一端側を固設された吊り下げ紐38の他端側に連結されており、その吊り下げ紐38により落下して紛失することが防止されているとともに、その吊り下げ紐38を引っ張ることによりその挿入口33から容易に離脱させることができる。
ここで、この円筒型カットアウト30の閉止蓋34は、図14に示すヤットコ100で円筒形状部34aを把持して取り付ける以外にも、CFアタッチメント20の保持部24のストッパリング25内に円筒形状部34aを差し込んで保持させた状態にすることにより(円筒形状部34aを外側に向けた姿勢で)その挿入口33に押し付けて取り付けることができ、このようにして閉止蓋34の円筒型カットアウト30の挿入口33への取付作業が行われていた。
そして、円筒型カットアウト30の閉止蓋34は、図6に示すように、円筒形状部34aを貫通するように吊り下げ紐38を挿通させる挿通穴34bが形成されており、円筒形状部34aを貫通させて外部に露出する吊り下げ紐38の端部にカシメ38aを固定することにより脱落しないように連結されている。なお、カシメ38aは、塑性変形可能な円形の金属材料などであり、潰すことにより吊り下げ紐38の端部などに固設する。
この閉止蓋34には、閉止蓋34の円筒形状部34aよりも大径の円盤形状に形成されている補助部材51が取り付けられている。この補助部材51は、平面状の一面側にその円筒形状部34a内に差込可能に小径の外径に形成されている円筒形状部52が同軸になるように固設されており、その円筒形状部52には、閉止蓋34の円筒形状部34a内に差し込んだ状態で挿通穴34bに一致して吊り下げ紐38の貫通を可能にする貫通穴52bが形成されている。なお、ここでは、補助部材51には、円筒形状部52を固設するが、これに限らず、平板形状でもよく、また、角柱あるいは円柱形状でもよく、適宜、必要な重量などに応じて設計すればよい。
また、補助部材51は、円筒形状部52の背面側平面形状の円形内に位置するように4角の平板部材53が埋設されており、円盤形状が非磁性の樹脂材料により作製されているのに対して、平板部材53は、磁石に吸着させることのできる磁性材料(吸着手段)、例えば、鉄で作製されている。なお、ここでは、補助部材51には、四角の平板部材53を埋設するが、これに限らず、円形でもよく、また、他の異形形状でもよい。
これにより、閉止蓋34は、円筒型カットアウト30の本体部31の挿入口33の開口面から外側(下側)に向かって突出する円筒形状部34aに、補助部材51の平板部材53が下方に対面させる姿勢に取り付けられている。
その一方、CFアタッチメント20には、図7に示すように、非磁性の樹脂材料により作製されている補助具60が準備されている。この補助具60の下部側には、ヒューズ筒32の下部32aと同様に、その下部32aと同一径の円柱形状部62と、CFアタッチメント20の保持部24の開口縁(概略円筒形状の先端側開口縁)に突き当たってそれ以上の差込を制限するフランジ形状部63と、このフランジ形状部63の下方で突出する係合突起64と、が形成されてヒューズ筒32の下部32aと同一形状に形成することにより、CFアタッチメント20の保持部24先端のストッパリング25にセット可能に作製された擬似形状部60aが形成されている。また、補助具60の上部側には、閉止蓋34に取り付ける補助部材51と同一径の円盤形状部65が連設されており、この円盤形状部65は、上面側平面形状の円形内に位置するように4角の平板形状の磁石(吸着手段)66が埋設されている。なお、ここでは、補助具60の円盤形状部65は、補助部材51と同様に、四角の磁石66を埋設するが、これに限らず、円形でもよく、また、他の異形形状でもよい。
これにより、操作棒10の着脱部12に取り付けたCFアタッチメント20は、円筒型カットアウト30の本体部31内からヒューズ筒32を外す作業を完了した後には、保持部24のストッパリング25内に補助具60下部の擬似形状部60aを差し込んでストッパ25bに係合突起64が突き当たるまで一方向に相対回転させることにより、その係合突起64をストッパリング25内の係合畝25aに離脱不能に係合させることができる。
この操作棒10は、円筒型カットアウト30の吊り下げ紐38に吊り下げられている閉止蓋34にCFアタッチメント20先端の補助具60を接近させて補助部材51を下側に位置させるように操作するだけで、図8に示すように、その補助部材51の鉄製の平板部材53を補助具60の円盤形状部65の磁石66に対面させることができ、磁石66の弱い磁力でもその平板部材53を吸着・連結させてCFアタッチメント20の先端に閉止蓋34を円筒型カットアウト30の挿入口33の開口面に対して対面する姿勢で容易に保持させることができる。このとき、閉止蓋34は、補助部材51の重量に応じた姿勢で吊り下げ紐38に吊り下げられており、特に鉄製の平板部材53を含む補助部材51を重めにすることにより、平板部材53側が下側に向く姿勢で吊り下げることができ、より容易に操作棒10先端の補助具60の磁石66に鉄製の平板部材53を吸着・連結させて保持させることができる。
よって、操作棒10先端のCFアタッチメント20の保持部24に補助具60をセットするだけで、円筒型カットアウト30の吊り下げ紐38に吊り下げられている閉止蓋34でも、その操作棒10の先端に安定した姿勢で容易に直接支持する状態にすることができ、その円筒型カットアウト30の挿入口33にスムーズに、かつ補助具60を介して直接(力を入れられる状態で)閉止蓋34を押し付けて容易に取り付けることができる。
ここで、円筒型カットアウト30の挿入口33に閉止蓋34を板バネ35の弾性復帰力で取り付けて装着した後には、補助部材51の平板部材53に対して平行方向(図8の矢印で図示する方向)に補助具60を移動させるように操作棒10を操作することにより、閉止蓋34を挿入口33から外す負荷を作用させることなく、磁力よりも大きな弾性復帰力で保持する状態を維持したまま、その補助部材51の鉄製の平板部材53から補助具60の磁石66を離脱させて吸着状態を容易に解消することができる。なお、補助具60を下方に降下させて閉止蓋34から外すことができるように補助具60の磁石66の磁力を設定してもよいが、その閉止蓋34を挿入口33に保持する板バネ35の弾性復帰力との兼ね合い等を検討する必要があることから、本実施形態のように側方にずらして外す方が容易かつ確実である。
このように本実施形態においては、円筒型カットアウト30の既存の閉止蓋34に補助部材51を取り付けておくとともに、補助具60を準備することにより、操作棒10の着脱部12にCFアタッチメント20を装着して円筒型カットアウト30内にヒューズ筒32を内蔵させる作業を完了した後に、同一のCFアタッチメント20の保持部24にその補助具60をセットするだけで、風に揺れる閉止蓋34でも操作棒10の先端に適正な姿勢で支持させることができ、その円筒型カットアウト30の挿入口33に閉止蓋34をそのまま上昇させて安定した姿勢のまま直接押し付けてスムーズに取り付けることができる。
したがって、操作棒10を他の作業棒に持ち替えることなく、その操作棒10の先端のCFアタッチメント20に補助具60をセットするだけで、閉止蓋34を吊り下げる吊り下げ紐38にアプローチすることなく、直接、閉止蓋34の姿勢を操作してその円筒型カットアウト30の挿入口33に取り付ける閉止作業を容易かつ簡易に完了することができる。また、補助部材51は、既存の閉止蓋34に取り付けるだけでよく、閉止蓋34やカットアウト30自体を交換等することなく、容易かつ短期に普及・実施することができる。
次に、図9〜図11は本発明に係る円筒型カットアウト用閉止蓋の装着機構の第2実施形態を示す図である。ここで、本実施形態は、上述実施形態と略同様に構成されていることから、同様の構成には同一の符号を付して特徴部分を説明する(以下で説明する他の実施形態においても同様)。
図9において、円筒型カットアウト30の閉止蓋34は、上述実施形態の鉄製の平板部材53に代えて、4角の平板形状に形成されている磁石73が補助部材51に埋設されており、この磁石73は、外部に磁界を形成するN極73aとS極73bが補助具60側との連結方向に対して直交する平面方向に並列されている。
その一方、CFアタッチメント20にセットする補助具60には、図10に示すように、上述実施形態の磁石66に代えて、4角の平板形状に形成されている磁石76が円盤形状部65に埋設されており、閉止蓋34側の磁石73と同様に、外部に磁界を形成するN極76aとS極76bが閉止蓋34側との連結方向に対して直交する平面方向に並列されている。ここで、上述実施形態における補助具60側の磁石66では、N極・S極の位置について言及していないが、閉止蓋34側の鉄製の平板部材53に吸着すればよいので、N極・S極は本実施形態と同様に平面方向に並列されていてもよく、また、表裏に位置していてもよい。
これにより、操作棒10は、円筒型カットアウト30の吊り下げ紐38に吊り下げられている閉止蓋34にCFアタッチメント20先端の補助具60を接近させて補助部材51を下側に位置させるように操作するだけで、図11(a)に示すように、その補助部材51を補助具60の円盤形状部65に対面させて磁石73、76のN極とS極とを吸着させて連結することができ、CFアタッチメント20の先端に閉止蓋34を円筒型カットアウト30の挿入口33の開口面に対して対面する姿勢で容易に保持することができる。このため、円筒型カットアウト30の吊り下げ紐38に吊り下げられている閉止蓋34でも、操作棒10の先端に安定した姿勢で容易に直接支持する状態にさせて、その円筒型カットアウト30の挿入口33にスムーズに補助具60を介して直接押し付けて容易に取り付けることができる。
ここで、円筒型カットアウト30の挿入口33に閉止蓋34を板バネ35の弾性復帰力で取り付けて装着した後には、図11(b)に示すように、補助部材51の磁石73に対して補助具60の磁石76を対面する姿勢を維持したまま回転させるように操作棒10を操作することにより、閉止蓋34を挿入口33から外す方向に負荷が作用することなく、反対に、磁石73、76のN極とS極の同極同士を対面させて反発させることができ、磁石73、76の吸着状態を容易に解消することができる。
このように本実施形態においては、上述実施形態の作用効果に加えて、操作棒10を回転軸として回転させるだけで円筒型カットアウト30の閉止蓋34の補助部材51(磁石73)に吸着するCFアタッチメント20先端の補助具60の円盤形状部65(磁石76)を互いの同極同士の磁力の反発力で離隔させることができる。したがって、円筒型カットアウト30の挿入口33に閉止蓋34を取り付ける閉止作業をより容易に完了することができる。
次に、図12は本発明に係る円筒型カットアウト用閉止蓋の装着機構の第3実施形態を示す図である。
図12において、CFアタッチメント20にセットする補助具60には、円盤形状部65の外側端面の外周縁から開口面積が拡大して外方に向かって拡開するように、所謂、漏斗形状に形成されているガイド部材81がその円盤形状部65の外周面に固設されている。
これにより、操作棒10は、CFアタッチメント20先端の補助具60を円筒型カットアウト30の吊り下げ紐38に吊り下げられている閉止蓋34に接近させて補助部材51を下側に向ける操作の妨げになることなく、大径に開口するガイド部材81内にその補助部材51を収容させて補助具60の円盤形状部65に対面させることができ、互いの磁石73、76のN極とS極とを吸着・連結させることができる。このため、操作棒10は、上述実施形態と同様に、CFアタッチメント20先端に閉止蓋34を円筒型カットアウト30の挿入口33の開口面に対して対面する姿勢で容易に保持することができ、円筒型カットアウト30の吊り下げ紐38に吊り下げられている閉止蓋34でも、その操作棒10の先端に安定した姿勢で容易に直接支持する状態にさせて、その円筒型カットアウト30の挿入口33にスムーズに補助具60を介して直接押し付けて容易に取り付けることができる。
そして、ガイド部材81は、補助具60の円盤形状部65に対面吸着させている状態の閉止蓋34の補助部材51に対しても、その補助部材51の円盤形状の外側端面の外周縁に内面が近接しており、円筒型カットアウト30の挿入口33に閉止蓋34を板バネ35の弾性復帰力で取り付けて装着した後に、補助部材51の磁石73に対して補助具60の磁石76を回転させるように操作棒10を操作する際には、相対的位置が磁石73、76のN極とS極の吸引力・反発力で変位して吸着しようとすることを制限することができる。このため、閉止蓋34の補助部材51と操作棒10の補助具60(円盤形状部65)は、磁石73、76のN極とS極の同極同士を確実に対面させて反発させることができ、磁石73、76の吸着状態を容易に解消することができる。
このように本実施形態においては、上述実施形態の作用効果に加えて、閉止蓋34の補助部材51に対する補助具60の円盤形状部65の対面位置がずれないように操作棒10を回転させるように注意して操作することなく、ガイド部材81でその対面位置がずれることを制限することができ、操作棒10を単純に回転させるだけで円筒型カットアウト30の閉止蓋34の補助部材51(磁石73)に吸着するCFアタッチメント20先端の補助具60の円盤形状部65(磁石76)を互いの同極同士の磁力の反発力で離隔させることができる。したがって、円筒型カットアウト30の挿入口33に閉止蓋34を取り付ける閉止作業をより容易に完了することができる。
本実施形態の他の態様としては、図13に示すように、高さの少ないガイド部材81に代えて、円盤形状部65の外側端面からより離隔する位置まで延長させた漏斗形状に形成したガイド部材82をその円盤形状部65の外周面に固設してもよい。この場合には、操作棒10のCFアタッチメント20先端の補助具60を円筒型カットアウト30の吊り下げ紐38に吊り下げられている閉止蓋34に接近させる際には、大きく開口するガイド部材82に閉止蓋34の全体を収容させる状態で案内させることができ、補助具60の円盤形状部65に閉止蓋34の補助部材51に容易に対面させて互いの磁石73、76のN極とS極とを吸着させることができる。
また、このガイド部材81、82は、不透明材料で形成しても良いが、内部の状態を目視することができるように、透明・半透明の材料で形成するのが好適であり、また、概略円錐形状の板状部材に限らず、例えば、同様な方向に湾曲する棒状部材を複数箇所に配設してもよい。
ここで、上述の実施形態では、吸着手段として電磁石を採用してもよいが、配線等の必要のない永久磁石を採用するが、好適である。
これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
10……操作棒 20……CFアタッチメント 24……保持部 25……ストッパリング 25a……係合畝 25b……ストッパ 30……円筒型カットアウト 31……本体部 32……ヒューズ筒 33……挿入口 34……閉止蓋 34a……円筒形状部 34b……挿通穴 35……板バネ 38……吊り下げ紐 43……フランジ形状部 44……係合突起 51……補助部材 52……円筒形状部 52b……貫通穴 53……平板部材 60……補助具 60a……擬似形状部 62……円柱形状部 63……フランジ形状部 64……係合突起 65……円盤形状部 66、73、76……磁石 73a、76a……N極 73b、76b……S極 81、82……ガイド部材

Claims (5)

  1. 円筒形状に形成された本体部の内部にヒューズ筒を内蔵する円筒型カットアウトに対して、該ヒューズ筒を差込可能に前記本体部の下部に開口する挿入口の閉止蓋を作業棒の先端部に支持させて当該挿入口に装着する閉止蓋の装着機構であって、
    前記カットアウトの挿入口には前記閉止蓋を装着状態に保持する保持手段が備えられており、
    前記閉止蓋および前記作業棒の先端部には前記保持手段の保持力よりも弱い磁力で吸着して互いを連結支持する吸着手段がそれぞれ配設されていることを特徴とする円筒型カットアウト用閉止蓋の装着機構。
  2. 前記吸着手段は、前記閉止蓋と前記作業棒の先端部の双方に、外部に磁界を形成する磁石が配設されており、
    当該磁石は、前記閉止蓋と前記作業棒の先端部の連結方向に対して直交する方向にN極とS極が並列状態になるように設置されていることを特徴とする請求項1に記載の円筒型カットアウト用閉止蓋の装着機構。
  3. 前記閉止蓋と前記作業棒の先端部の一方または双方には、前記作業棒自身を回転軸とする当該作業棒の回転時に、前記磁石の吸着時の相対姿勢を維持するように案内するガイドが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の円筒型カットアウト用閉止蓋の装着機構。
  4. 前記閉止蓋は、前記挿入口の開口面に対して外側に向かって突出する円筒形状部を有して、該円筒形状部の外周面に開口する挿通穴に吊り下げ紐を貫通させて前記カットアウトの前記本体部に連設する構造に形成される一方、
    当該閉止蓋の前記吸着手段は、該閉止蓋の前記円筒形状部内に差し込む形状を有するとともに、該差込形状には前記吊り下げ紐を貫通させる貫通穴が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の円筒型カットアウト用閉止蓋の装着機構。
  5. 円筒形状に形成された本体部の内部にヒューズ筒を内蔵する円筒型カットアウトに対して、該ヒューズ筒を差込可能に前記本体部の下部に開口する挿入口に配設されている保持手段に装着状態に保持されて該挿入口を閉止する閉止蓋であって、
    作業棒の先端部に支持されて前記挿入口に接近装着させる際に、当該作業棒の先端部に配設されている第1吸着手段に前記保持手段の保持力よりも弱い磁力で吸着して連結支持される第2吸着手段が配設されていることを特徴とする円筒型カットアウト用閉止蓋。
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