JP5392721B2 - ボールタップ装置 - Google Patents
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Description
例えば下記特許文献1にこの種のボールタップ装置が開示されている。
同図において300は洗浄タンクで、陶器製のアウタタンク302と、その内側の樹脂製のインナタンク304との2重タンク構造をなしている。
アウタタンク302の上部には、その蓋を兼用した陶器製の手洗鉢306が設けられており、この手洗鉢306から手洗吐水管308が起立する形態で設けられている。
手洗鉢306の底部には排水口310が設けられており、手洗吐水管308から吐水された手洗水が、この排水口310から洗浄タンク300内部へと落下する。
即ち、フロート314が下降するとボールタップ312の給水弁が開かれて吐水口316を通じ洗浄タンク300内部に給水が行なわれる。
また一方洗浄タンク300内部の水面の上昇につれてフロート314が上昇し、そしてその水面が満水状態になると、ボールタップ312の給水弁が閉じて給水を停止する。
而してこのフロート弁320は、洗浄ハンドル322が回転操作されることで浮き上がって開弁し、ここにおいて洗浄タンク300内の洗浄水が排出口328を通じて便器に向け放出される。
ここで連繋アーム330は、上下に伸びるねじ軸部332を有しており、そこにフロート314が組み付けられている。
フロート314は、ねじ軸部332とフロート314とを相対回転させることでねじ送りでその位置が上下に調節される。
そしてフロート314の上下の位置の調節により、洗浄タンク300内の満水時における洗浄水量が調節される。
また逆にフロート314の位置を上側に移動させると、洗浄タンク300内への給水の際にボールタップ312の給水弁が遅く閉じるようになり、洗浄タンク300内により多くの水が給水される。
尚、図中Wは洗浄タンク300内の洗浄水の水面の位置を表している。
而してフロート314の位置が変化してしまうと、満水時における洗浄水の水位即ち水量が設定した水量とは異なってしまい、便器に対する洗浄能力に影響が及んでしまう。
またその掛止部は固定側係合部と可動側係合部との一方に設けてあるため、位置調節したフロートをその調節位置に固定するための別途の部材を必要とせず、所用部品点数が増えてしまうといったことも回避できる。
この請求項2において、固定側係合部と可動側係合部との一方に設けた爪をもって上記の掛止部となし、その爪は、正方向回転により他方を弾性的に乗り越えて他方に対し逆回転方向に掛止し、また逆回転方向に強制的に加えた操作力で他方を逆回転方向に弾性的に乗り越えて掛止解除されるものとなしておくことができる(請求項3)。
またフロートが軸部から落下することによって、フロートが損傷してしまうのを防止することができる。
またフロートを軸部に組み付ける際、嵌合部を軸部の下端に嵌め合せた上、僅かにこれを回転させることでフロートを軸部に組付状態とすることができる。そして更にフロートを軸部に沿って上向きにスライド移動させた後にこれを回転操作することで、所望の高さ位置にフロートを固定することができる。
即ちこの請求項7によれば軸部からのフロートの取外し及び軸部に対するフロートの再組付けの作業を極めて簡単に行うことが可能となる。
図1において、10は洗浄タンクで樹脂製のアウタタンク12と、その内側の樹脂製のインナタンク14との2重タンク構造をなしている。
アウタタンク12の上部には、その蓋を兼用した樹脂製の手洗鉢16が設けられており、この手洗鉢16から起立する形態で手洗吐水管18が手洗鉢16に設けられている。
手洗鉢16の底部には排水口20が設けられており、手洗吐水管18から吐水された手洗水が、この排水口20から洗浄タンク10内部へと落下する。
給水管26を通じて供給された水は、ボールタップ装置22の後述の図2に示す給水弁58の開弁によって洗浄タンク10内部に給水され、また給水弁58の閉弁によって給水停止される。
また連繋アーム30は、アーム部32と、その先端から下向きに延びる軸部34とを有しており、その軸部34に対してフロート28が組み付けられている。
38は、洗浄タンク10内部において洗浄ハンドル36に連動して回動する、L字状をなす作用レバーで、その先端が鎖40を介して図示を省略する排水弁に連結されている。
その排水弁は、洗浄ハンドル36の回転操作によって閉弁状態から開弁させられ、これにより洗浄タンク10内部に貯えられている洗浄水が、洗浄タンク10底部の排出口から便器に向けて勢い良く排出せしめられる。
この本体ボデー44の図2中左端部には図1の給水管26が接続され、また右端部には、本体ボデー44とは別体をなし且つ筒状をなすソケット状の分岐管46の左端部が外嵌状態に接続されている。
更にこの分岐管46の図中右端部には、補給水管48が接続されている。
補給水管48は便器に補給水を供給するためのもので、図1に示しているようにその先端側が洗浄タンク10内部のオーバーフロー管42内に挿入されている。
この実施形態において、補給水管48はゴムチューブから成っている。
この実施形態では、供給口52に対して、本体ボデー44からの水を図1に示す手洗吐水管18に導くための導水管54の一端側が接続されている。
ここで導水管54は蛇腹管から成っており、その先端側が手洗吐水管18に接続されている。
この場合には、供給口52が洗浄タンク内に水を吐水する第2の吐水口となる。
しかるにこの実施形態では、単に導水管54を供給口52に接続し、或いは供給口52から導水管54を取り外しておくだけで、手洗吐水管18の有無に対応することができる。
但しこの実施形態では、これら吐水口50と供給口52とが真下向きではなく、斜め下方に向けて設けられている。
このように吐水口50,供給口52を斜め下方向に向けて設けておくことで、これら吐水口50,供給口52からの水が斜め下向きに吐水されることとなり、着水音を静かにすることができる。
具体的には、フロート28の上昇により連繋アーム30が軸60周りに反時計回りに回動することで、給水弁58が閉弁せしめられ、またフロート28の下降に伴って連繋アーム30が軸60周りに図中時計回りに回動運動することで、給水弁58が開弁せしめられる。
また分岐管46に流れ込んだ水が、更に補給水管48を通じてオーバーフロー管42から便器へと流れ込み、便器に対して補給水が供給される。
図3に、その構成が具体的に示してある。
図3において、62は給水弁58における主弁でダイヤフラム弁から成っている。
この主弁62は、ゴム等の弾性材から成るダイヤフラム膜66と、これよりも硬質の(ここでは樹脂製)ダイヤフラムホルダ68とから成っている。
ここでダイヤフラム膜66の外周部70は同時にシール部としての働き、即ち水路56と外部とを水密に遮断し、シールする働きをなしている。
この背圧室82は内部の圧力を主弁62に対して図中上向きの閉弁方向の押圧力として作用させる。
この導入小孔84は、水路56における1次側の水を背圧室82に流入させて背圧室82の圧力を増大させる働きをなす。
このパイロット水路86は、背圧室82内の水を抜いて背圧室82の圧力を減少させる働きをなす。
即ち、図4(A)に示すように給水弁58が閉弁状態の下で、図2のフロート28の下降により連繋アーム30が軸60周りに回動してパイロット弁88がパイロット弁座92から図中下向きに離間し開弁すると、図3の背圧室82内の水がパイロット水路86を通じて流出し、背圧室82の圧力が減少する。
すると水路56における1次側の圧力が背圧室82の圧力に打ち勝つに到って、主弁62が図3(A)及び図4(A)に示す状態から下向きに離間し開弁する。
ここにおいて吐水口50,供給口52から水が吐出され、更に補給水管48を通じてオーバーフロー管42から便器内に補給水が供給される。
ここにおいて水路56の水の流れが停止し、洗浄タンク10及び手洗吐水管18への給水が停止する。
詳しくは、ダイヤフラム弁から成る主弁62が、本体ボデー44に一体に構成された主弁座64に対して下側に配置されて、図中下向き移動によって開弁するようになしてあり、またダイヤフラム膜66の外周部70が、上側の本体ボデー44に対して下側のダイヤフラム押え72,袋ナット80等によって上向きに締め上げられて本体ボデー44に固定され、更に背圧室82が主弁62の下側に形成されて、パイロット水路86が下向きに開口した構造となっている。
即ち、この実施形態では図10,図11に示しているように袋ナット80の上端部且つ外周部の所定個所に、平面形状が略三角形状をなす弾性突起94が設けてあり、また一方本体ボデー44の側には対応する係合突起96が設けてある。
この係合状態では、袋ナット80は強制的な操作力を加えない限り緩み方向に回転することはなく、従ってそれら弾性突起94と係合突起96との係合作用によって、袋ナット80が緩み防止される。
即ち、袋ナット80を弾性突起94が係合突起96を乗り越える位置まで上向きに締め込んだところで袋ナット80のねじ込みを停止するようにすれば、ダイヤフラム66における外周部70の締付量即ち弾性圧縮量を、予め設定した圧縮量とすることができ、外周部70による一定のシール性能を確保することが可能となる。
コイルばね95は、その上端を主弁62に当接させ、またその下端をダイヤフラム押え72の底部に当接させている。
このクリーニングピン97は、主弁62が図3及び図4中上下に移動する際に導入小孔84内を相対摺動運動して、導入小孔84内に微細なゴミや異物が詰まるのを防止する働きを有している。
この実施形態において、クリーニングピン97はコイルばね95の下端から図中上向きにストレート形状で延びた後、主弁62の上側で僅かに折り曲げられている。図中98はその折曲部を表している。
その脱落を防止するためには、クリーニングピン97を固定するための別途の固定部材が必要となる。
しかるにこの実施形態によれば、特別の固定部材を用いなくても上端部の折曲部98によって、クリーニングピン97がコイルばね95とともに主弁62から脱落してしまうのを有効に防止することができる。
図12に、この水量調節機構の構成が具体的に示してある。
同図に示しているように、分岐管46の図中右端部にはその中心(軸心)から偏心した位置に円形の通水孔102が設けられている。
一方回転部材106にもまた、その中心から偏心した位置に通水孔104が設けられている。
図13(I)は、通水孔102と104とが合致した状態を示しており、この状態の下では通水孔102と104との重なり面積Gが最大となって、補給水が最大の水量で便器側へと供給される。
この図13(I)に示す状態から、回転部材106を補給水管48とともに図13(II)に示すように45°回転させると、通水孔102と104との重なり面積Gが減少して、補給水の水量が減少する。
また逆方向に回転部材106を補給水管48とともに回転させることで重なり面積Gが漸次増大し、これに伴って補給水の水量が増大して行く。
また便器によっては必要な溜水の量がまちまちであり、各便器に応じて補給水の水量を多くしたり少なくしたりすることが必要となる。
このフロート28には、図2(B)に示しているように縦横にリブ110が外筒部114とともに田の字をなすように一体に形成され、また中心部には円筒部112が同じく一体に形成されている。
ここで円筒部112はフロート28の下端、具体的には外筒部114の下端から上端の閉鎖部108に到るまで上下に延びている。またこの円筒部112の内径は、後述の係合突部121を含む軸部34に遊嵌する大きさとされている。
図6(A)に示しているように、連繋アーム30における軸部34の外面には、周方向に180°隔たった2個所にフロート28を固定するための固定ゾーン118が、それぞれ軸部34に沿って軸方向に縦一列に設けられており、またこれから90°ずつ周方向に隔たった位置の2個所に、固定解除ゾーン120が同じく軸部34に沿って軸方向にそれぞれ縦一列に設けられている。
各係合突部121は、ここでは何れも同一形状をなしており、且つ上下に等間隔でそれぞれが配置されている。
一方、一対の回曲部126の内面は、それぞれ軸部34における固定解除ゾーン120の外面に摺動可能に嵌合する形状とされている。
ここで各窓部128-1,128-2は嵌合部116を径方向に貫通する形態で設けられている。
ここで爪130は正面形状が概略3角形状をなしており、図中右側の側面が傾斜形状の案内面132とされ、また反対側の側面が、これとは逆方向に傾斜する別の案内面134とされている。
ここで一方の案内面134は、他方の案内面132に対して傾斜角度が急角度をなしている。
尚、窓部128-1,128-2は図6(B)に示しているように嵌合部116における一対の回曲部126のそれぞれに設けられている。
ここにおいてフロート28が軸部34に対し所望の高さ位置で固定される。
また窓部128-1に設けられた爪130は、図中右側の傾斜形状の案内面132の作用によって、小さな回転操作力で係合突部121を図中左端の側面から右端の側面に到るまで円滑にこれを乗り越えて相対移動することができる。
一方係合突部121を乗り越えた後においては、左側の急角度の傾斜形状の案内面134が、係合突部121の図中右側の側面に掛止することで逆回転防止される。
即ち、フロート28を上記の逆回転方向に回転操作し、係合突部121に対し凹凸係合した状態の窓部128-1,128-2を、軸部34における固定ゾーン118から固定解除ゾーン120へと持ち来す。
このとき、爪130の図中左側の側面は傾斜形状の案内面134とされているため、正方向回転時よりも大きな力で逆回転方向に強制的に加えられる操作力によって爪130は係合突部121を図中左側に乗り越えて移動することができる。
一方嵌合部116の下端には、図9に示しているように対応する一対の掛止面142が設けられており、この掛止面142に引掛部140が引っ掛ることによって、フロート28が軸部34から脱落防止されるようになっている。
従ってフロート28は、軸部34に沿って図中下向きにスライド移動しても、図9(I)に示すように軸部34の引掛部140がフロート28の掛止面142に引っ掛ることによって軸部34から落下防止される。
尚、これら一対の掛止面142は嵌合部116から径方向内向きに突出する形で設けられている。
従って図9(II)に示すように軸部34の引掛部140に引っ掛って落下防止されたフロート28を、その位置から回転させて通過凹部144を引掛部140に合致させることで、フロート28を軸部34から図中下向きに取り外すことが可能である。
また逆に取り外したフロート28を、通過凹部144を軸部34の引掛部140に合致させることで、再び嵌合部116において軸部34に嵌合させ、軸部34に取り付けることが可能である。
またその爪130は窓部128-1に設けてあるため、位置調節したフロート28をその調節位置に固定するための別途の部材を必要とせず、所用部品点数が増えてしまうといったことも回避できる。
例えば上記実施形態では軸部34の側に固定側係合部としての係合突部121を設け、また嵌合部116の側に窓部128から成る係合凹部を可動側係合部として設け、そして係合凹部の側に爪130を設けているが、図14(イ)に示しているように嵌合部116の側に可動側係合部としての係合凹部146を設け、軸部34に設けた係合突部121の側に爪130を設けるといったことも可能である。
この場合、その所定部位がストッパ150となり、また対応する係合突部121のコーナー部が当り部152となる。
この状態で窓部128と係合突部121とは上下に凹凸係合した状態となり、フロート28が所定の上下位置に固定される。
そして正方向回転時よりも強い力で逆回転方向に操作力を加えることで、コーナー部からなる当り部152がストッパ150から図中右方向に離脱し、ここにおいて窓部128即ち嵌合部116が逆回転方向に移動可能となる。
即ちここでは、傾斜形状の上面148の所定部位がストッパ150をなすとともに窓部128即ち嵌合部116の逆方向回転を規制する掛止部となる。
以上の他、様々な形態で固定側係合部,可動側係合部及び爪を設けることが可能である。
22 ボールタップ装置
28 フロート
30 連繋アーム
34 軸部
58 給水弁
116 嵌合部
118 固定ゾーン
120 固定解除ゾーン
121 係合突部(固定側係合部
128-1,128-2 窓部(可動側係合部)
130 爪(掛止部)
136 ストッパ
138 当り部
140 引掛部
142 掛止面
144 通過凹部
Claims (7)
- 洗浄タンク内の洗浄水の水位に連動して昇降するフロートと、該洗浄タンクへの給水を行う給水弁と、該フロートと該給水弁とを連繋する連繋アームとを有し、該フロートの下降により該給水弁を開いて前記洗浄タンク内に給水を行い、該洗浄タンク内の洗浄水が設定した満水状態になったとき、該フロートの上昇により前記給水弁を閉じて給水停止させるボールタップ装置において、
前記連繋アームは上下に伸びる軸部を有するものとなすとともに、前記フロートには該軸部に回転可能に嵌合する嵌合部を設け、
前記軸部の外面には、周方向の互いに異なった個所に前記フロートを固定するための固定ゾーンと固定解除ゾーンとをそれぞれ列状に設けて、該固定ゾーンに径方向の突部又は凹部からなる固定側係合部を設けるとともに、前記フロートの嵌合部には該固定側係合部に対応した凹部又は突部からなる可動側係合部を設けて、それら固定側係合部と可動側係合部との上下の凹凸係合により該フロートを前記軸部に対して上下に固定するようになし、
且つ前記固定側係合部と可動側係合部との少なくとも一方の係合部は上下に複数設けて、他方の係合部の該一方の係合部に対する係合位置を上下に変化可能となすとともに、該可動側係合部を前記固定解除ゾーンに位置させた状態では該可動側係合部と固定側係合部とを係合解除して前記フロートを前記軸部に対して上下にスライド移動可能となし、
更に該可動側係合部と固定側係合部とは、該可動側係合部を前記固定解除ゾーンから前記固定ゾーンに向けて正方向回転させることで上下に凹凸係合するものとなすとともに、該固定側係合部と可動側係合部との一方には、前記凹凸係合状態で他方に対し逆回転方向に掛止する掛止部が設けてあることを特徴とするボールタップ装置。 - 請求項1において、前記掛止部は、前記正方向回転時に加えられた操作力で前記他方に掛止し、前記逆回転方向に加えられた前記正方向回転時の操作力よりも大きい操作力で掛止解除されるものとなしてあることを特徴とするボールタップ装置。
- 請求項2において、前記掛止部が、前記固定側係合部と可動側係合部との一方に設けた爪であり、該爪は、前記正方向回転により前記他方を弾性的に乗り越えて該他方に対して逆回転方向に掛止し、該逆回転方向に強制的に加えた操作力で該他方を該逆回転方向に弾性的に乗り越えて該他方に対し掛止解除されるものとなしてあることを特徴とするボールタップ装置。
- 請求項1〜3の何れかにおいて、前記軸部と前記嵌合部との一方には、前記正方向回転時に前記固定側係合部と可動側係合部との凹凸係合状態の下で前記フロートを該正回転方向に回転規制するためのストッパが、前記軸部と嵌合部との他方には該ストッパに当接する当り部が設けてあることを特徴とするボールタップ装置。
- 請求項4において、前記フロートの前記嵌合部には径方向に貫通の窓部が設けてあって、該窓部が前記凹部からなる前記可動側係合部を成しており、
且つ該窓部の側面が前記ストッパを成し、前記軸部の前記突部からなる前記固定側係合部の対応する側面が前記当り部を成していることを特徴とするボールタップ装置。 - 請求項1〜5の何れかにおいて、前記軸部の下端側には、前記可動側係合部を前記固定解除ゾーンに位置させた状態で前記嵌合部を該軸部から下方に落下防止する前記フロートの落下防止部が設けてあることを特徴とするボールタップ装置。
- 請求項6において、前記軸部の下端側には前記固定解除ゾーンで径方向に突出した引掛部が設けてあり、該引掛部が、前記嵌合部の下端側で径方向内方に突出した掛止面に引っ掛って該嵌合部を落下防止する前記脱落防止部と成してあるとともに、該嵌合部には、該掛止面から周方向に離隔した位置に該引掛部を軸方向に通過させる通過凹部が設けてあって、該引掛部が前記掛止面から該通過凹部に到るまで前記嵌合部が前記軸部に対して空回転可能となしてあることを特徴とするボールタップ装置。
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