JP5392205B2 - デジタル放送受信装置、デジタル放送送信装置、デジタル放送送受信システム、デジタル放送受信方法、及びデジタル放送送受信方法 - Google Patents

デジタル放送受信装置、デジタル放送送信装置、デジタル放送送受信システム、デジタル放送受信方法、及びデジタル放送送受信方法 Download PDF

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Description

本発明は、デジタル放送の送信技術、受信技術に係るものであり、特にデジタル放送受信装置、デジタル放送送信装置、デジタル放送送受信システム、デジタル放送受信方法、及びデジタル放送送受信方法に関する。
現在放送されている地上デジタル放送の放送対象エリアは、これまでの地上アナログ放送と同様に、都道府県域を主な区分単位とする比較的広いエリアである。
また、日本国内で運用されている地上デジタル放送では、通常の広帯域放送に加えて、ワンセグ放送と呼ばれる携帯受信端末向けを主目的とした狭帯域放送も放送されている。このワンセグ放送は、広帯域放送と同じ放送周波数で同時に放送される。そして、同じ放送周波数で同時に放送される広帯域放送とワンセグ放送とは、基本的に同じ内容のコンテンツを同時期に放送する、所謂サイマルキャスト放送で運用されている。
上記ワンセグ放送の放送エリアを極めて狭い範囲に限定し、かつ、サイマルキャスト放送ではなく、広帯域放送とは別のコンテンツの放送に用いるための実証試験が現在行なわれている。この、放送エリアを極めて狭い範囲に限定したワンセグ放送を、以下エリアワンセグ放送と呼ぶ。
このエリアワンセグ放送は、微弱電力あるいは小電力と呼ばれる極めて小さい送出電力で運用される放送である。微弱電力での放送は、その受信可能エリアは例えば半径3m程度、小電力での放送は、その受信可能エリアは例えば半径100m程度である。従って、エリアワンセグ放送は、例えば、店舗周辺、あるいはイベント会場周辺というように受信可能エリア(放送対象エリア)を限定することができる。このように、エリアワンセグ放送は、あえて受信可能エリアを限定することで、その受信可能エリアにおける限定的な情報を、動画、音声あるいはデータ放送等のコンテンツによって、その受信可能エリア内にいるユーザーのみに的確に提供できるという利点がある。限定的な情報とは、例えば、その店舗で売っている商品の情報やイベント会場のイベントや出演者に関する情報である。
エリアワンセグ放送に関する従来技術としては、例えば特許文献1がある。
特開2010−081133号公報
しかしながら、ユーザーが走行中の車両などに備えられたデジタル放送受信装置(以下単に受信装置と呼ぶことがある)によって、エリアワンセグ放送を移動しながら受信する場合、従来技術においては以下のような課題があった。
すなわち、エリアワンセグ放送の受信可能エリアは、上記の通り、ごく狭いエリアである。従って、ユーザーが移動しながらエリアワンセグ放送を視聴する場合、1つのエリアワンセグ放送を視聴できるのは、移動中の車両(受信装置)が、その1つのワンセグ放送の受信可能エリア内に留まる期間のみとなる。
例えば、受信可能エリアが半径100mのエリアワンセグ放送を、時速40km/hで移動中に視聴する場合を考えると、その視聴可能時間は、最長でも、受信可能エリアの直径に相当する200mを移動する期間である18秒程度となる。
上記状況において、ユーザーが移動しながら複数のエリアワンセグ放送を順次視聴する場合を考える。
この場合、ユーザーが現在視聴中のエリアワンセグ放送の受信可能エリア外に移動して、次の新たなエリアワンセグ放送を視聴するには、ユーザーはその新たなエリアワンセグ放送が放送されているチャンネル(周波数)への再選局が必要となる。
しかしながら、従来の受信装置では、新たなエリアワンセグ放送のチャンネルをユーザーに提示する手段を持たないため、ユーザーは試行錯誤的にチャンネルを設定するか、或いはチャンネルサーチによって受信可能なチャンネルを探さなければならならなかった。しかし、エリアワンセグ放送を視聴できる時間は上述したように短期間であるため、このような操作をしている間に、受信可能であったはずの新たなエリアワンセグ放放送の受信可能エリア外に出てしまうという場合もありえた。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、移動しながら複数のエリアワンセグ放送を順次受信する場合に、ユーザーに選局操作を行なわせることなく、自動で順次選局受信することが可能なデジタル放送受信装置、デジタル放送送信装置、デジタル放送送受信システム、デジタル放送受信方法、及びデジタル放送送受信方法を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、下記の装置、システム、及び方法を提供するものである
(1)複数のデジタル放送を受信する可搬型のデジタル放送受信装置であって、
前記デジタル放送受信装置の存在する位置を随時検出する位置検出部と、
地図データを記憶する地図データ記憶部と、
前記位置検出部で随時検出される前記位置の推移及び前記地図データ記憶部に記憶されている地図データから前記デジタル放送受信装置の移動経路を認識する移動経路認識部と、
前記デジタル放送を放送する第1の放送局を識別する第1の識別情報を含む1つの現放送局情報と、前記第1の放送局の放送を受信した後に前記デジタル放送受信装置の移動に伴って次に受信可能となる前記デジタル放送を放送する第2の放送局を識別する第2の識別情報、前記第2の放送局が放送に使用する放送周波数情報、前記第2の放送局の位置情報、及び前記第2の放送局の放送を受信可能な領域を示す受信可能領域情報を含む1つ以上の連携放送局情報とを対応付けた放送局情報が予め1つ以上記憶されている放送局情報記憶部と、
前記第1の放送局によるデジタル放送を受信する受信部と、
前記第1の放送局によるデジタル放送が受信不可になったことを検出する受信不可検出部と、
前記受信部が前記第1の放送局によるデジタル放送を受信したら、受信した第1の放送局の第1の識別情報に基づいて、前記放送局情報記憶部に記憶された1つ以上の前記現放送局情報から、受信した第1の放送局の現放送局情報を特定し、
特定した現放送局情報に対応する連携放送局情報が1つの場合は、その連携放送局情報を選択し、
特定した現放送局情報に対応する連携放送局情報が複数の場合は、これら複数の連携放送局情報にそれぞれ含まれる前記第2の放送局の位置情報及び前記受信可能領域情報と、前記移動経路を示す情報とに基づいて、前記デジタル放送受信装置の移動経路上において最も近い位置に存在する第2の放送局の連携放送局情報を選択し、
その後、前記受信不可検出部が受信不可を検出したら、選択した前記連携放送局情報に含まれる前記放送周波数情報に基づいて、前記第2の放送局によるデジタル放送を受信するよう前記受信部を制御するとともに、この受信したデジタル放送を放送する第2の放送局を新たな第1の放送局とし、この第2の放送局の第2の識別情報を前記新たな第1の放送局の第1の識別情報とする制御部と、
を有することを特徴とするデジタル放送受信装置。
(2)デジタル放送を放送する複数のデジタル放送送信装置と、
前記複数のデジタル放送送信装置によるデジタル放送を受信する可搬型のデジタル放送
受信装置とを含むデジタル放送送受信システムであって、
前記複数のデジタル放送送信装置のうちの第1のデジタル放送送信装置は、
前記デジタル放送受信装置の移動に伴って次に受信可能となる前記デジタル放送を放送す
る第2のデジタル放送送信装置が放送に使用する放送周波数情報、前記第2のデジタル放
送送信装置の位置情報、及び前記第2のデジタル放送送信装置の放送を受信可能な領域を
示す受信可能領域情報を含む1つ以上の連携放送局情報をデジタル放送に含めて放送する
送信部を有し、
前記デジタル放送受信装置は、
前記デジタル放送受信装置の存在する位置を随時検出する位置検出部と、
地図データを記憶する地図データ記憶部と、
前記位置検出部で随時検出される前記位置の推移及び前記地図データ記憶部に記憶されている地図データから前記デジタル放送受信装置の移動経路を認識する移動経路認識部と、
前記第1のデジタル放送送信装置によるデジタル放送を受信する受信部と、
前記第1のデジタル放送送信装置によるデジタル放送が受信不可になったことを検出する受信不可検出部と、
前記受信部が前記第1のデジタル放送送信装置によるデジタル放送を受信したら、受信したデジタル放送に含まれる前記1つ以上の連携放送局情報を取得し、
取得した連携放送局情報が1つの場合は、その連携放送局情報を選択し、
取得した連携放送局情報が複数の場合は、これら複数の連携放送局情報にそれぞれ含まれる前記第2の放送送信装置の位置情報及び前記受信可能領域情報と、前記移動経路を示す情報とに基づいて、前記デジタル放送受信装置の移動経路上において最も近い位置に存在する第2の放送局の連携放送局情報を選択し、
その後、前記受信不可検出部が受信不可を検出したら、選択した前記連携放送局情報に含まれる前記放送周波数情報に基づいて、前記第2の放送局によるデジタル放送を受信するよう前記受信部を制御するとともに、この受信したデジタル放送を放送する第2の放送局を新たな第1の放送局とし、この第2の放送局の第2の識別情報を前記新たな第1の放送局の第1の識別情報とする制御部とを有する、
ことを特徴とするデジタル放送送受信システム。
(3)複数のデジタル放送を受信する可搬型のデジタル放送受信装置であって、
前記デジタル放送受信装置の存在位置を随時検出する位置検出部と、
地図データを記憶する地図データ記憶部と、
前記位置検出部で随時検出される前記存在位置の推移及び前記地図データ記憶部に記憶されている地図データから前記デジタル放送受信装置の移動経路を認識する移動経路認識部と、
前記第1のデジタル放送送信装置が、前記デジタル放送受信装置の移動に伴って次に受信可能となる前記デジタル放送を放送する第2のデジタル放送送信装置が放送に使用する放送周波数情報、前記第2のデジタル放送送信装置の位置情報、及び前記第2のデジタル放送送信装置の放送を受信可能な領域を示す受信可能領域情報を含む1つ以上の連携放送局情報を含めて放送するデジタル放送を受信する受信部と、
前記第1のデジタル放送送信装置によるデジタル放送が受信不可になったことを検出する受信不可検出部と、
前記受信部が前記第1のデジタル放送送信装置によるデジタル放送を受信したら、受信したデジタル放送に含まれる前記1つ以上の連携放送局情報を取得し、
取得した連携放送局情報が1つの場合は、その連携放送局情報を選択し、
取得した連携放送局情報が複数の場合は、これら複数の連携放送局情報にそれぞれ含まれる前記第2の放送送信装置の位置情報及び前記受信可能領域情報と、前記移動経路を示す情報とに基づいて、前記デジタル放送受信装置の移動経路上において最も近い位置に存在する第2の放送局の連携放送局情報を選択し、
その後、前記受信不可検出部が受信不可を検出したら、選択した前記連携放送局情報に含まれる前記放送周波数情報に基づいて、前記第2の放送局によるデジタル放送を受信するよう前記受信部を制御するとともに、この受信したデジタル放送を放送する第2の放送局を新たな第1の放送局とし、この第2の放送局の第2の識別情報を前記新たな第1の放送局の第1の識別情報とする制御部と、
を有することを特徴とするデジタル放送受信装置。
(4)複数のデジタル放送を受信する可搬型のデジタル放送受信装置に用いるデジタル放送受信方法であって、
前記デジタル放送受信装置の存在する位置を随時検出する位置検出ステップと、
前記位置検出ステップで随時検出される前記位置の推移及び前記デジタル放送受信装置に記憶されている地図データから前記デジタル放送受信装置の移動経路を認識する移動経路認識ステップと、
前記デジタル放送を放送する第1の放送局を識別する第1の識別情報を含む1つの現放送局情報と、前記第1の放送局の放送を受信した後に前記デジタル放送受信装置の移動に伴って次に受信可能となる前記デジタル放送を放送する第2の放送局を識別する第2の識別情報、前記第2の放送局が放送に使用する放送周波数情報、前記第2の放送局の位置情報、及び前記第2の放送局の放送を受信可能な領域を示す受信可能領域情報を含む1つ以上の連携放送局情報とを対応付けた放送局情報を予め1つ以上記憶する放送局情報記憶ステップと、
前記第1の放送局によるデジタル放送を受信する受信ステップと、
前記第1の放送局によるデジタル放送が受信不可になったことを検出する受信不可検出ステップと、
前記受信ステップが前記第1の放送局によるデジタル放送を受信したら、受信した第1の放送局の第1の識別情報に基づいて、前記放送局情報記憶部に記憶された1つ以上の前記現放送局情報から、受信した第1の放送局の現放送局情報を特定し、
特定した現放送局情報に対応する連携放送局情報が1つの場合は、その連携放送局情報を選択し、
特定した現放送局情報に対応する連携放送局情報が複数の場合は、これら複数の連携放送局情報にそれぞれ含まれる前記第2の放送局の位置情報及び前記受信可能領域情報と、前記移動経路を示す情報とに基づいて、前記デジタル放送受信装置の移動経路上において最も近い位置に存在する第2の放送局の連携放送局情報を選択し、
その後、前記受信不可検出部が受信不可を検出したら、選択した前記連携放送局情報に含まれる前記放送周波数情報に基づいて、前記第2の放送局によるデジタル放送を受信するよう前記受信ステップを制御するとともに、この受信したデジタル放送を放送する第2の放送局を新たな第1の放送局とし、この第2の放送局の第2の識別情報を前記新たな第1の放送局の第1の識別情報とする制御ステップと、
を含むことを特徴とするデジタル放送受信方法。
(5)デジタル放送を放送する複数のデジタル放送送信装置と、前記複数のデジタル放送送信装置によるデジタル放送を受信する可搬型のデジタル放送受信装置とを用いたデジタル放送送受信方法であって、
前記複数のデジタル放送送信装置のうちの第1のデジタル放送受信装置は、
前記デジタル放送受信装置の移動に伴って次に受信可能となる前記デジタル放送を放送する第2のデジタル放送送信装置が放送に使用する放送周波数情報、前記第2のデジタル放送送信装置の位置情報、及び前記第2のデジタル放送送信装置の放送を受信可能な領域を示す受信可能領域情報を含む1つ以上の連携放送局情報をデジタル放送に含めて放送する送信ステップを含み、
前記デジタル放送受信装置は、
前記デジタル放送受信装置の存在位置を随時検出する位置検出ステップと、
前記位置検出ステップで随時検出される前記存在位置の推移及び前記デジタル放送受信装置に記憶されている地図データから前記デジタル放送受信装置の移動経路を認識する移動経路認識ステップと、
前記第1のデジタル放送送信装置によるデジタル放送を受信する受信ステップと、
前記第1のデジタル放送送信装置によるデジタル放送が受信不可になったことを検出する受信不可検出ステップと、
前記受信ステップが前記第1のデジタル放送送信装置によるデジタル放送を受信したら、受信したデジタル放送に含まれる前記1つ以上の連携放送局情報を取得し、
取得した連携放送局情報が1つの場合は、その連携放送局情報を選択し、
取得した連携放送局情報が複数の場合は、これら複数の連携放送局情報にそれぞれ含まれる前記第2の放送送信装置の位置情報及び前記受信可能領域情報と、前記移動経路を示す情報とに基づいて、前記デジタル放送受信装置の移動経路上において最も近い位置に存在する第2の放送局の連携放送局情報を選択し、
その後、前記受信不可検出ステップが受信不可を検出したら、選択した前記連携放送局情報に含まれる前記放送周波数情報に基づいて、前記第2の放送局によるデジタル放送を受信するよう前記受信部を制御するとともに、この受信したデジタル放送を放送する第2の放送局を新たな第1の放送局とし、この第2の放送局の第2の識別情報を前記新たな第1の放送局の第1の識別情報とする制御ステップとを含む、
ことを特徴とするデジタル放送送受信方法。

本発明によれば、移動しながら複数のエリアワンセグ放送を順次受信する場合に、ユーザーに選局操作を行なわせることなく、自動で順次選局受信することが可能となる。
本発明の実施例に係るデジタル放送受信装置の構成を説明する図である。 エリアワンセグ放送の実施形態を示す図である。 エリアワンセグ放送の実施形態を示す図である。 放送局情報の構成を説明する図である。 TMCCを説明する図である。 第1実施例の動作の流れを説明するフローチャートである。 エリアワンセグ放送の実施形態を示す図である。 放送局情報の構成を説明する図である。 第2実施例の動作の流れを説明するフローチャートである。 本発明の実施例に係るデジタル放送送信装置の構成を説明する図である。 NITの構造を示した図である。 システム管理記述子を説明する図である。 付加識別子情報フィールドに記述する具体例を説明する図である。 複雑な受信可能エリアを表現する例である。
[デジタル放送受信装置の内部構成]
図1は、本発明の実施例に係るデジタル放送受信装置100の構成を説明するためのブロック図である。
チューナ(受信部)201は、アンテナ200から供給されるデジタル放送波のうち、後述するCPU208によって設定される所定周波数の放送波を選局して受信し、この受信した放送波を復調してデジタルストリームデータを生成する。
また、チューナ201は、設定される所定周波数の放送波の電波強度やC/N比を測定し受信可能か否かを検出する機能や、受信した放送波のセグメント構成やセグメント毎の変調方式や符号化率などの伝送パラメータを示すTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)情報を読み出す機能を備えている。
なお、チューナ201はデジタル放送波のうちワンセグ放送の放送波のみ受信できるものであっても良いし、広帯域放送(フルセグ放送または12セグ放送とも呼ぶ)とワンセグ放送の両方の放送波を受信可能なものであっても良い。
デスクランブラ202は、チューナ201から供給されるデジタルストリームにスクランブルが施されている場合、このスクランブルを解除する。スクランブルは主にフルセグ放送における有料放送等で運用されている。ワンセグ放送の場合は、現在のところスクランブルの運用はなされていないので、ワンセグ放送のデジタルストリームは、デスクランブラ202ではなにも処理されずそのままの状態で通過する。従って、ワンセグ放送専用の受信機の場合は、このデスクランブラ202は現在のところ必要ない。
デマルチプレックサ203は、デスクランブラ202から供給されるデジタルストリームから、圧縮されたビデオデータとオーディオデータとを分離し、一時的にデマルチプレックサ用RAM207に記憶する。
ビデオデコーダ204、オーディオデコーダ205は、デマルチプレックス用RAM206に記憶された圧縮されたビデオデータ、オーディオデータをそれぞれ読み出してデコード(伸張)し、ビデオデータはグラフィクス206へ出力し、オーディオデータはそのまま音声信号として外部へ出力する。
グラフィクス206は、GUI(Graphics User Interface)等に用いるためのグラフィクスデータを状況に応じて生成する。
また、グラフィクス206は、供給されるビデオデータ、またはこのビデオデータとグラフィクスデータとを重畳した合成ビデオデータを映像信号として外部へ出力する。
CPU210は、上述したチューナ201からグラフィクス206までの各ブロックとバス217によって接続されており、このバス217を介してそれぞれのブロックを制御する。
また、バス217には更に、CPUに種々の機能を実行させるためのプログラムデータ等を記憶するROM211や、CPUが使用する各種変数を一時記憶するRAM212や、電源OFFされる直前の装置の状態を示す情報などを記憶するためのフラッシュメモリ213や、内蔵時計であるRTC214やユーザインターフェース216等も接続されている。
なお、デマルチプレクサ203は、供給されるデータストリームからビデオデータとオーディオデータとを分離するのに加えて、選局処理やEPG(Electronic Program Guide:電子番組表)の表示などに用いる情報であるSI(Service Information)/PSI(Program Specific Information)や、データ放送コンテンツの表示に用いるデータカルーセルなどの付加データも分離し、デマルチプレックス用RAM207に一時記憶する。
CPU210は、この一時記憶された付加データを読み出して種々の機能を実現する。たとえば、読み出した付加データがデータカルーセルの場合は、このデータカルーセルからBML文書を抽出して、このBML文書に記載された内容に応じて、グラフィクス206を用いてGUI等を含むデータ放送コンテンツを映像信号として外部へ出力する。また、読み出した付加データがSIの場合は、このSIに含まれる番組情報を抽出して、この番組情報に応じてグラフィクス206を用いてEPGを生成し、このEPGを映像信号として外部へ出力する。
また、CPU210は、本発明の要部である、受信不可検出部2101、受信制御部2102、移動経路認識部2103としての機能も備える。なお、移動経路認識部2103は、後述する第2実施例にて用い、第1実施例では用いないブロックである。
フラッシュメモリ211は、不揮発性のメモリであり、電源供給が無くても記憶された情報を保持することが可能なメモリである。なお、このフラッシュメモリ211には、本発明に係る各実施例で用いる放送局情報を記憶するための領域である放送局情報記憶部2131が設けられている。放送局情報に関する詳細説明は後述する。なお、この放送局情報記憶部2131は、後述する第1、第2実施例にて用い、第3実施例では用いないブロックである。
RTC214は、水晶発振器によって自走で時刻を計時しても良いし、デジタル放送から得られるSIに含まれるTOT(Time Offset Table)を元に時刻を計時しても良い。後者の場合、TOTは、CPU210によってSIから抽出し、RTC214にセットされる。いずれの場合でも、CPU210は、必要に応じて適宜RTC214から現在時刻の情報を取得することが可能である。
ユーザインターフェース216は、リモコン(図示せず)や、本体に装着されたボタン(図示せず)等によってなされるユーザー操作を検出する。
GPS(Global Positioning System:位置検出部)215は、デジタル放送受信装置100の現在位置を検出する。なお、本説明では現在位置の検出にGPSを用いる例を示すが、GPSではなく車速パルスやジャイロなど他のデバイスを組み合わせて現在位置を検出しても良い。
なお、フラッシュメモリ213には地図データ記憶部2132も設けられており、この地図データ記憶部2132に地図データを記憶する。そして、CPU210は、GPS215で検出された現在位置のデータに基づいて、その現在位置の周辺エリアの地図データを地図データ記憶部2132から読み出す。次に、CPU210は、グラフィックス207を用いて、現在位置がスポット的に示された現在位置の周辺エリアの地図を生成し、装置内部または外部に接続された表示部に表示する。すなわちこれは、カーナビにおける現在位置表示の機能に相当する。
なお、上述した放送局情報や地図データは、フラッシュメモリ213に限らず、ハードディスク等の不揮発性メモリであればどのようなメモリに記憶しても良い。
また、放送局情報と地図データとを別々の不揮発性メモリに記憶しても良い。
上記GPS215と地図データ記憶部2132は、後述する第2実施例で用い、第1実施例では用いないブロックである。
[エリアワンセグ放送]
図2は、エリアワンセグ放送の実施形態を示す図である。同図においては、エリアワンセグ放送局AOB1が道路に面している。このエリアワンセグ放送局AOB1が放送するエリアワンセグ放送の受信可能エリアは半径100mのエリアである。
このとき、道路の左側から右側に向かって時速40km/hで走行する車両に備えられたデジタル放送受信装置100が、このエリアワンセグ放送局AOB1を受信する場合を考える。この場合、デジタル放送受信装置が、エリアワンセグ放送局AOB1の放送を受信してユーザーに視聴させることのできる時間は、最長でも受信可能エリアの直径に相当する200mを移動する期間である18秒程度である。
図3は、本発明の第1実施例の動作を説明するためのエリアワンセグ放送の第1の実施形態を示す図である。
同図は、図2に示したエリアワンセグ放送局AOB1に加えて、このエリアワンセグ放送局AOB1と同様の受信可能エリアを持つエリアワンセグ放送局AOB2,3があり、これらエリアワンセグ放送局AOB1,2,3が道路沿いに200m程度の間隔で並んで存在している例である。
本発明は、このように複数のエリアワンセグ放送局が道路沿いに並んでいる状況において、デジタル放送受信装置100を備えた車両が、例えば、図2と同様に、道路の左側から右側に向かって走行する場合に、エリアワンセグ放送局AOB3、2、1でそれぞれ放送される各放送を、ユーザーに選局操作を行なわせることなく自動で順次選局受信することを可能とすることを特徴とするものである。
[放送局情報]
図4は、本発明の第1実施例で用いる、上述した自動選局受信動作を実現するための第1の放送局情報の構成を説明する図である。
図4の太線で囲まれた1つの領域内の各情報によって、1つのエリアワンセグ放送局の為の放送局情報が構成される。図4には、エリアワンセグ放送局AOB1,2,3に対応した3つの放送局情報のリスト(以下放送局情報リストと呼ぶ)が記載されている。なお、放送局情報リストへの記載順は、上から下へエリアワンセグ放送局AOB3,2,1となっている。
各放送局情報は、現放送局情報と連携放送局情報とに区別される。現放送局情報とは、デジタル放送受信装置100が選局するために用いられる、その選局の対象となる放送局に関する情報である。また連携放送局情報とは、現放送局情報が示す放送局の放送を受信中に、デジタル放送受信装置100の移動に伴って次に受信可能となるエリアワンセグ放送を放送する放送局に関する情報である。
そして、現放送局情報と連携放送局情報とはともに、その放送局の存在する位置を示す情報(位置情報)と、その放送局が放送に使用する物理チャンネルを示す情報(周波数情報)と、放送局の名称を示す情報(名称情報)と、その放送局が放送する放送の受信可能エリアを示す情報(範囲情報)とを含んで構成される。
以下、放送局情報をより具体的に説明する。
たとえば最上段の太線内の放送局情報は、東経aaa北緯bbbの位置において周波数30chでエリアワンセグ放送を放送する名称AOB3というエリアワンセグ放送局が存在し、この放送局の放送を受信後、次に受信可能なエリアワンセグ放送を放送するエリアワンセグ放送局は、東経ccc北緯dddの位置において周波数31chでエリアワンセグ放送を放送する名称AOB2という名称の放送局であることを示す。
なお、説明を簡単にするために、放送波を示す情報としては周波数情報のみを記述する例を挙げた。しかし、実際には、図5に示すTMCC情報に記載されている各種情報が放送波を示す情報として記述される。また、選局のためにチューナ201に設定する情報も、チャンネル(周波数)情報のみを設定する説明にしているが、実際には、TMCC情報に記載されている各種情報を設定することになる。
また、同様に、受信可能エリアを示す情報として半径を記述する例を挙げた。しかし、受信可能エリアは、周囲の地形や建物が影響して真円にならない場合がある。従って、実際には、より複雑な受信可能エリアを数値で示すことが必要になる。
また、図4の実施形態では、全て半径100mを受信可能エリアとする放送局が並ぶ例を示したが、受信可能エリアが異なる(すなわち送出電力が異なる)放送局が並んでいてももちろん良い。
また、名称情報は、放送局名ではなく、その放送局を一意に識別できる情報であればどのような情報でも良い。
放送局情報は、例えば、図示していない通信回線、カードメモリ、光ディスクなどからデータを入力する外部データ入力部から取得され放送局情報記憶部2131に予め記憶される形態や、デジタル放送受信装置100の製造時に放送局情報記憶部2131に予め記憶される形態が考えられる。この形態については実施例1、2として後述する。
また、エリアワンセグ放送局が、放送局情報を放送波に含ませて送信し、デジタル放送受信装置がその放送波を受信して、放送局情報を取得する形態としても良い。この形態については実施例3として後述する。
[第1実施例]
以下、本発明の第1実施例を説明する。
第1実施例は、放送局情報リストが予め放送局情報記憶部2131に記憶されている場合の例である。
この第1実施例では、放送局情報における現放送局情報に対応する連携放送局情報は1つのみ記載されることとする。そして、放送局情報の名称情報と周波数情報とのみを用いて動作を実現する点に特徴がある。
以下、図3を用いて詳細に説明する。
図3において、道路の左側から右側に向かって走行する車両に備えられたデジタル放送受信装置100が、各エリアワンセグ放送局AOB1,2,3の放送を順次受信する場合を考える。
まず、デジタル放送受信装置100がT23の地点を通過した後、ユーザーによる手動選局、またはデジタル放送受信装置100の自動選局等によって、エリアワンセグ放送局AOB3の放送を選局、受信した状況から説明する。
このとき、CPU210の受信制御部2102は、受信したエリアワンセグ放送局AOB3の放送に含まれる付加情報である例えばNIT(Network Information Table)等からその放送を放送している放送局の名称(識別情報)である「AOB3」を取得する。
なお、CPU210は、放送を受信すると、デジタル放送受信装置100の各機能ブロックを制御して、エリアワンセグ放送局AOB3の放送をデコードしてコンテンツを生成し、この生成したコンテンツをユーザーに提示する処理ももちろん行なっている、しかし、これらの処理に関しては本発明とは関連が低いので以降の説明では、コンテンツの生成に関する処理の説明は省略する。
デジタル放送受信装置100が移動して、T22の位置を通過すると、エリアワンセグ放送局AOB3の放送の受信可能エリア外になる。従って、CPU210の受信不可検出部2101は、エリアワンセグ放送局AOB3の放送が受信不可となったことを検出する。
受信不可となったことは、チューナ201から得られる電界強度やC/N比が低下したことを示す情報や、デマルチプレックス203から得られるPMT(Program Map Table)が取得できなくなったことを示す情報や、ビデオデコーダ204やオーディオデコーダ205から得られるデコードエラーが発生したことを示す情報等によって検出する。
エリアワンセグ放送局AOB3の放送が受信不可となったことを検出すると、CPU210の受信制御部2102は、事前に取得していた名称情報「AOB3」により、放送局情報記憶部2131に記憶されている放送局情報リストのうちのエリアワンセグ放送局AOB3の現放送局情報を参照し、この現放送局情報に対応付けられた連携放送局情報を取得する。この連携放送局情報には、次に受信可能なエリアワンセグ放送局AOB2の周波数情報として31chが記載されている。従って、CPU210の受信制御部2102は、この31chをチューナ201に設定してエリアワンセグ放送局AOB2の放送を受信する。
なお、地点T22を通過した時点において、エリアワンセグ放送局AOB2の放送ではない他のエリアワンセグ放送が受信できる可能性もあるが、放送局情報の連携放送局情報が得られている場合は、この情報に記載されているエリアワンセグ放送局の放送を優先して受信する。
更にデジタル放送受信装置100が移動して、T21の位置を通過すると、エリアワンセグ放送局AOB2の放送の受信可能エリア外になる。従って、CPU210の受信不可検出部2101は、エリアワンセグ放送局AOB2の放送が受信不可となったことを検出する。
エリアワンセグ放送局AOB2の放送が受信不可となったことを検出すると、CPU210の受信制御部2102は、放送局情報記憶部2131に記憶されている放送局情報リストのうちのエリアワンセグ放送局AOB2の現放送局情報を参照し、この現放送局情報に対応付けられた連携放送局情報を取得する。この連携放送局情報には、次に受信可能なエリアワンセグ放送局AOB1の周波数情報として32chが記載されている、従って、CPU210の受信制御部2102は、この32chをチューナ201に設定してエリアワンセグ放送局AOB1の放送を受信する。この場合は、既に連携放送局情報によって、受信している放送がエリアワンセグ放送局AOB2の放送であることがわかっているので、T23を通過したときのようにNITから名称情報を取得する必要はない。
更にデジタル放送受信装置100が移動して、T20の位置を通過すると、エリアワンセグ放送局AOB1の放送の受信可能エリア外となる。従って、CPU210の受信不可検出部2101は、エリアワンセグ放送局AOB1の放送が受信不可となったことを検出する。
エリアワンセグ放送局AOB1の放送が受信不可となったことを検出すると、CPU210の受信制御部2102は、放送局情報記憶部2131に記憶されている放送局情報リストのうちのエリアワンセグ放送局AOB1の現放送局情報を参照するが、この現放送局情報には連携放送局情報が無い。従って、CPU210の受信制御部2102は、自動選局情報を中止して、ユーザーによる新たな手動選局を待つ。または、チャンネルサーチやランダム選局などによって新たなエリアワンセグ放送を探して自動選局を試みても良い。チャンネルサーチとは、所定範囲内の物理チャンネル(周波数)を順次選局していき受信可能な放送(放送局)を探す処理である。
<動作の流れ>
上記第1実施例における要部の動作の流れを図3及び図6を用いて説明する。
図6は、第1実施例の動作の流れを説明するフローチャートである。
同図のフローチャートは、最初のエリアワンセグ放送局の放送を受信した時点をスタートとする。
これは、図3においては、デジタル放送受信装置100が、T23を通過した後、ユーザーの選局操作などによってエリアワンセグ放送局AOB3を受信した状態に相当する。
そして、まず、ステップS1001では、CPU210の受信不可検出部2101は、放送の受信が正常か否かを判断する。正常の場合(S1001:Yes)は、ステップS1002へ処理を移行する。
一方、受信状態が悪く選局に失敗する等した場合(S1001:No)は、CPU210は、ステップS1005へ処理を移行する。
ステップS1002では、CPU210の受信不可検出部2101は、現在受信中のエリアワンセグ放送が継続受信できているか否かを判断する。CPU210の受信不可検出部2101が継続受信できていると判断した場合(S1002:Yes)は、CPU210の受信制御部2102は、受信不可検出部2101が継続受信できなくなったと判断するまでこのステップS1002を繰り返し実行する。
CPU210の受信不可検出部2101が継続受信できなくなったと判断した場合(S1002:No)は、CPY210の受信制御部2102は、ステップS1003へ処理を移行する。
これは、図3においては、デジタル放送受信装置100がT22、T21、T20を通過した後、エリアワンセグ放送局AOB3,2,1の放送をそれぞれ受信できなくなった状態に相当する。
ステップS1003では、CPU210の受信制御部2102は、今まで受信していたエリアワンセグ放送局に対応した連携放送局情報が有るか否かを判断する。
CPU210の受信制御部2102が連携放送局情報有と判断した場合(S1003:Yes)、ステップS1004へ処理を移行する。
これは、図3においては、デジタル放送受信装置100が、T22、T21を通過した後、エリアワンセグ放送局AOB3,2の現放送局情報にそれぞれ対応する連携放送局情報がある状態に相当する。
一方、ステップS1003で、CPU210の受信制御部2102が、連携放送局情報無と判断した場合(S1003:No)、ステップS1005へ処理を移行する。
これは、図3においては、デジタル放送受信装置100が、T20を通過した後、エリアワンセグ放送局AOB1の現放送局情報に対応する連携放送局がない状態に相当する。
ステップS1004では、CPU210の受信制御部2102は、連携放送局情報に基づいて、その連携放送局の放送の受信処理を実行し、ステップS1001へ処理を戻す。
これは、図3においては、デジタル放送受信装置100が、T22、T21を通過した後、エリアワンセグ放送局AOB2,1をそれぞれ受信する状態に相当する。
ステップS1001で選局に失敗したときや、ステップS1003で連携放送局情報が無かった場合、CPU210の受信制御部2102は、ステップS1005において、チャンネルサーチやランダム選局などにより、新たに受信できるエリアワンセグ放送をサーチする。
以上のような処理を実行することにより、デジタル放送受信装置100は、移動しながら複数のエリアワンセグ放送を順次受信する場合に、ユーザーに選局操作を行なわせることなく、自動で順次選局受信することが可能となる。
[第2実施例]
次に本発明の第2実施例を説明する。
第2実施例も第1実施例と同様に、放送局情報リストが予め放送局情報記憶部2131に記憶されている場合の例である。
この第2実施例では、放送局情報における現放送局情報に対応する連携放送局情報が1つ以上記載されることを許容する。そして、連携放送局情報が複数ある場合に、GPS(位置検出部)215を用いてデジタル放送受信装置100の移動経路を把握して、その把握した移動経路情報と各連携放送局情報とに基づいて、次に受信するエリアワンセグ放送局を選択する点に特徴がある。すなわち、この第2実施例では、CPU210の移動経路認識部2103が、GPS215で随時検出する現在位置の推移と、フラッシュメモリ213の地図データ記憶部2132に記憶された地図データから生成される地図とによって、デジタル放送受信装置100の移動経路を認識する。そしてCPU210の受信制御部2102がその認識した移動経路上に存在するエリアワンセグ放送局のうち最も近い位置に存在するエリアワンセグ放送局を選択して、この選択したエリアワンセグ放送局の放送を受信するものである。
図7は、本発明の第2実施例の動作を説明するためのエリアワンセグ放送の第2の実施形態を示す図である。
同図においては、図3のエリアワンセグ放送の実施形態に対してエリアワンセグ放送局AOB4が追加されている。
図8は、この第2実施例で用いる第2の放送局情報の構成を説明する図である。
同図においては、図4の放送局情報に対して、現放送局AOB2に対応する連携放送局情報にエリアワンセグ放送局AOB4の情報が追加されている。また、現放送局情報にエリアワンセグ放送局AOB4の情報が追加されている。なお、このエリアワンセグ放送局AOB4の現放送局情報に対応する連携放送局情報は無い。
以下、図7を用いて詳細に説明する。
図7における移動経路Aは、図3の移動経路と同じ経路である。従って、デジタル放送受信装置100は、エリアワンセグ放送局AOB3,2,1の順にその放送局の放送を受信していく。なお、エリアワンセグ放送局AOB3の現放送局情報を特定する場合、第1実施例では、名称情報を用いた。しかし、本第2実施例では、GPS215によってデジタル放送受信装置100の現在位置情報を取得可能である。従って、この現在位置情報と、放送局情報リスト中の各現放送局情報にそれぞれ記載されている位置情報および受信可能エリア情報とによって、どの放送局の受信可能エリアにデジタル放送受信装置100が位置しているかどうかを判断することで、現在受信中の放送局の現放送局情報を特定することも可能である。
また、エリアワンセグ放送局AOB2の放送が受信できなくなるT21の地点においては、図8の放送局情報によれば、このエリアワンセグ放送局AOB2の連携放送局情報としてエリアワンセグ放送局AOB1とエリアワンセグ放送局AOB4との2つの情報がある。従って、どちらの放送局を受信するかの選択判断が必要となる。第2実施例では、GPS215によってデジタル放送受信装置100の移動経路が把握できる。すなわち、移動経路Aの場合は、T21を直進通過することが把握できる。そして、放送局情報の位置情報によってエリアワンセグ放送局AOB1、4の位置をそれぞれ把握できる。以上の情報によって、この場合は、デジタル放送受信装置100は、エリアワンセグ放送局AOB4よりもエリアワンセグ放送局AOB1の方の近くを通過すると判断できるので、エリアワンセグ放送局AOB1を選択し、この選択した放送局の放送を受信する。
このように、本第2実施例の場合は、第1実施例と異なり、連携放送局が複数ある場合も許容している。従って、複数の連携放送局のうちのどの放送局を選択するかという判断処理が重要となる。この判断処理の具体例を以下に説明する。
デジタル放送受信装置100の移動経路上に、放送を受信可能なエリアワンセグ放送局が複数存在する場合、その複数のエリアワンセグ放送局のうち移動経路上で最も近い位置に存在する放送局を選択する。最も近い位置に存在することを判断する方法の例を以下に説明する。例えば、選択対象の各連携放送局からデジタル放送受信装置100の移動経路に対して垂線を下ろす。そして、その垂線の距離と、垂線と移動経路の交点からデジタル放送受信装置100の位置までの距離とを加算する。その加算した距離が一番短い連携放送局を最も近い位置に存在する放送局と判断する。
一方、図7における移動経路Bは、T70の地点で右折する経路である。この場合も、GPS215によってデジタル放送受信装置100の移動経路が把握できる。すなわち、移動経路Bの場合は、T70を右折通過することが把握できる。そして、放送局情報の位置情報によってエリアワンセグ放送局AOB1、4の位置をそれぞれ把握できる。以上の情報によって、この場合は、エリアワンセグ放送局AOB1よりもエリアワンセグ放送局AOB4の方の近くを通過すると判断できるので、エリアワンセグ放送局AOB4を選択し、この選択した放送局の放送を受信する。
以上のように、この第2実施例によれば、デジタル放送受信装置100の移動経路をGPS215によって把握するとともに、放送局情報の位置情報によってエリアワンセグ放送局の位置を把握することで、現放送局情報に対応する連携放送局情報が複数ある場合に、これら複数の連携放送局情報に対応する複数のエリアワンセグ放送局のうち最も近くを通過する放送局を選択することが可能となる。
<動作の流れ>
上記第2実施例における要部の動作の流れを図7及び図9を用いて説明する。
図9は、第2実施例の動作の流れを説明するフローチャートである。
本フローチャートにおいて、図6の第1実施例のフローチャートのステップと同じ処理内容のステップには同じステップ番号を付与した。
図9のフローチャートも、最初のエリアワンセグ放送局の放送を受信した時点をスタートとする。
これは、図7においては、デジタル放送受信装置100が、T23を通過した後、ユーザーの選局操作などによってエリアワンセグ放送局AOB3を受信した状態に相当する。
そして、まず、ステップS1001では、CPU210の受信不可検出部2101は、放送の受信が正常か否かを判断する。正常の場合(S1001:Yes)は、ステップS2001へ処理を移行する。
一方、受信状態が悪く選局に失敗する等した場合(S1001:No)は、CPU210の受信制御部2102は、ステップS2005へ処理を移行する。
ステップS2001では、CPU210の受信制御部2102は、現在受信中のエリアワンセグ放送局に対応した連携放送局情報が1つ以上有るか否かを判断する。
CPU210の受信制御部2102が連携放送局情報有と判断した場合(S2001:Yes)、ステップS2002へ処理を移行する。
これは、図7においては、デジタル放送受信装置100が、エリアワンセグ放送局AOB3、2を受信した状態に相当する。
そして、更にステップS2002では、CPU210の受信制御部2102が、その1つ以上の連携放送局情報に記載されているエリアワンセグ放送局の中に、デジタル放送受信装置100の移動経路上に存在し、これから受信可能となるものが有るか否かを判断する。
このとき、図7おいてエリアワンセグ放送局AOB2を受信した場合は、そのエリアワンセグ放送局AOB2の連携放送局情報は2つ存在する、従って、CPU210の受信制御部2102は、上述した方法によって移動経路Aの場合はエリアワンセグ放送局AOB1を選択し、移動経路Bの場合はエリアワンセグ放送局AOB4を選択する。
ステップS2002において、CPU210の受信制御部2102が、移動経路上に受信可能となるエリアワンセグ放送局有と判断した場合(S2002:Yes)は、ステップS1002へ処理を以降する。
一方、CPU210の受信制御部2102が、移動経路上に受信可能となるエリアワンセグ放送局無と判断した場合(S2002:No)は、ステップS2004へ処理を以降する。
ステップS2004では、CPU210の受信制御部2102は、現在受信中の放送の受信を中止する。このステップであえて受信を中止する理由を以下に説明する。
図3、図7に示すように道路沿い複数のエリアワンセグ放送局が並んでいる場合、各放送局が、それぞれの放送を受信するデジタル放送受信装置100を備える車両(ユーザー)を、ある所定の場所へ誘導するような情報をリレー形式でユーザーに提供するコンテンツを放送するような運用形態が考えられる。ステップS2004は、この運用形態を考慮した場合に必要となる処理である。すなわち、連携放送局はあるものの、デジタル放送受信装置100の移動経路上には存在しないということは、現在受信中のエリアワンセグ放送局がユーザーを誘導したい所定の場所へデジタル放送受信装置100(ユーザー)が向かっていないことを意味する。従って、これ以上、このエリアワンセグ放送局の放送を受信して、所定の場所へ誘導する情報をユーザーに提示しても無駄であるし、ユーザーに煩わしさを感じさせる懸念もあると判断し、受信を中止するのである。
そして、CPU210の受信制御部2102は、ステップS2004で、現在受信中の放送の受信を中止したらステップS2005へ処理を移行する。
ステップS1002では、CPU210の受信不可検出部2101は、現在受信中のエリアワンセグ放送が継続受信できているか否かを判断する。継続受信できていると判断した場合(S1002:Yes)は、受信制御部2102は処理をステップS2002へ戻す。第1実施例においては、継続受信ができなくなるまでこのステップS1002を繰り返し実行していたが、第2実施例ではS2002へ処理を戻している。この理由を以下に説明する。
第1実施例では、デジタル放送受信装置100の移動経路の情報は使用しない。従って、デジタル放送受信装置100は、継続受信ができなくなった後でないと、次の処理を実行できなかった。しかし、第1実施例では現放送局情報に対応付ける連携放送局情報は1つのみであるので、このような処理で問題はなかった。
しかし、第2実施例では、現放送局情報に対応付ける連携放送局情報を複数記載することを許容している。そして、複数記載されている場合は、そのうちの1つの連携放送局情報に記載の放送局をデジタル放送受信装置100の移動経路に基づいて選択する必要がある。移動経路は、随時変更される可能性がある。従って、実施例1のように、継続受信ができなくなるまでループで待つより、ステップS2002に処理を戻して、デジタル放送受信装置100の移動経路を随時把握することにより、移動経路の変更に伴って柔軟に連携放送局の選択も変更することが可能となる。また、変更された移動経路上に連携放送局が存在しなくなったことも判断できるので、上記した、ステップS2004の受信中止処理がより有効となる。
上記を図7の移動経路Cを例に具体的に説明する。移動経路Cは、デジタル放送受信装置100が、上方から下方に移動してT70の地点(交差点)で右折する経路である。このとき、デジタル放送受信装置100は、エリアワンセグ放送局AOB2の放送を受信している。エリアワンセグ放送局AOB2の連携放送局情報には、エリアワンセグ放送AOB4、1の2つの放送局の情報が記載されている。そして、デジタル放送受信装置100が、上方から下方へ移動している時点では、CPU210の受信制御部2102は、その移動経路上の存在するエリアワンセグ放送局AOB4を選択している。ところが、デジタル放送受信装置100はT70の交差点で右折する。第1実施例のように、ステップS1002でループする処理だと、このような場合、エリアワンセグ放送局AOB4を選択し続けてしまう。しかし、本第2実施例のようにステップS2002に処理を戻すことによって、デジタル放送受信装置100の移動経路が変更になり、かつ、変更された移動経路上には連携放送局が無いと判断でき、ステップS2004の受信中止処理へ速やかに移行できる。この時に「受信している放送と違う方向に曲がりましたので受信を中止します」等の音声メッセージを出してユーザーに知らせても良い。
なお、上記のようにユーザーを所定の場所へ誘導することを目的としないコンテンツを放送するエリアワンセグ放送局の放送を受信している場合は、ステップS2004が無くても良いことはもちろんである。
ステップS1002において、CPU210の受信不可検出部2101が継続受信できなくなったと判断した場合(S1002:No)、受信制御部2102は、ステップS1004へ処理を移行する。
ステップS1004では、CPU210の受信制御部2102は、ステップS2002にて最終的に選択された連携放送局情報に基づいて、その連携放送局の放送の受信処理を実行し、ステップS1001へ処理を戻す。
ステップS1001で選局に失敗したときや、ステップS2004で現在受信中の放送の受信を中止した場合、CPU210の受信制御部2102は、ステップ2005において、現在の移動経路上において受信可能なエリアワンセグ放送を放送する放送局が無いかどうかをサーチする。
以上のような処理を実行することにより、デジタル放送受信装置100は、移動しながら複数のエリアワンセグ放送を順次受信する場合に、ユーザーに選局操作を行なわせることなく、移動経路上に存在するエリアワンセグ放送局を選択して、この選択した放送局の放送を自動で順次選局受信することが可能となる。
[第3実施例]
以上の説明は、デジタル放送受信装置100が、図4に示すような放送局情報リストを予め外部から取得して放送局情報記憶部2131に記憶しておく場合の例である。
しかし、デジタル放送受信装置100が、放送局情報リストを予め記憶しておくようなことはせず、エリアワンセグ放送から放送局情報を随時取得する構成とすることも可能である。この場合は、デジタル放送受信装置100とエリアワンセグ放送局(デジタル放送送信装置)とが連携したデジタル放送受信システムとなる。
以下、第3実施例として、このデジタル放送受信システムを説明する。
図10は、この第3実施例に係るデジタル放送受信システムにおけるデジタル放送送信装置300の構成を説明するためのブロック図である。
連携放送局情報記憶部401には、上記第1、第2実施例で説明した、次に受信可能となるデジタル放送を放送する放送局の連携放送局情報が記憶されている。
付加データ生成部402は、上述したSI/PSIやデータ放送コンテンツの表示に用いるデータカルーセルなどの付加データを生成する。このとき、連携放送局情報記憶部401に記憶されている連携放送局情報を付加データに含める。
この場合、エリアワンセグ放送局からデジタル放送受信装置100への放送局情報の送信方法として、例えばPSIのうちのNIT(Network Information Table)と、このNITに記述されるシステム管理記述子(System management descriptor)とを利用する構成が考えられる。
エンコーダ403は、入力される映像/音声信号をそれぞれ圧縮されたデジタルビデオデータ、オーディオデータにエンコードする。
マルチプレクサ404は、エンコードされたデジタルビデオデータ、オーディオデータ、及び生成された付加データを多重化(マルチプレクス)してデジタルストリームを生成する。
変調/送信部405は、生成されたデジタルストリームを変調してデジタル放送として、送信アンテナ406を介して無線送信する。なおこのときの送信電力は、 なお、デジタル放送送信装置300の内部構成は、正確には、デジタル放送受信装置100で説明したのと同様にCPU、RAM、ROM、フラッシュメモリ、バス等も構成要素として含まれる。しかし、これらのブロックは本発明の要部ではないので省略する。
以下、付加データ生成部402において、NIT及びシステム管理記述子を用いて連携放送局情報を付加データに含める具体的な方法について説明する。
NITは、このNITを含んで放送している放送局の情報を通知するためのテーブルである。図11は、このNITの構造を示した図である。これは既知のテーブルであるの詳細な構造の説明は省略する。
このNITの第1または第2のdescriptorフィールドに、図12に示すシステム管理記述子が記述される。
このシステム管理記述子は、放送種別等の情報を通知するための記述子である。そして、この記述子の付加識別子情報(additional identification info)フィールドは、各放送事業体が独自に使用できるフィールドである。このフィールドを利用する。
例えば、エリアワンセグ放送局AOB3の場合、この放送局が送出するNIT中のシステム管理記述子中の付加識別子情報フィールドに、図4の放送局情報の連携放送局情報に相当する情報、すなわちエリアワンセグ放送局AOB2の位置、周波数、名称、範囲を示す情報を記述しておく。
これにより、デジタル放送受信装置100は、エリアワンセグ放送局AOB3の放送を受信した際にNITを解析することによって、次に受信可能なエリアワンセグ放送局の放送局情報(連携放送局情報)を取得することができる。
図13は、上述した連携放送局情報をシステム管理記述子中の付加識別子情報フィールドに記述する具体例を説明する図である。
図13(a)は、図4に示した放送局情報の連携放送局情報のパラメータと同一のパラメータを記述する例である。
oneseg link flagフィールドには、これ以下の情報が、次に受信可能な放送局の情報、すなわち放送局情報のうちの連携放送局情報であることを示す識別番号を1バイトで記述する。識別番号は、放送事業者が固有に割り当てて良い。
frequencyフィールドには、連携放送局情報のうちの周波数を示す情報を2バイトで記述する。例えば、1/7MHzを単位とした数値で記述する。なお、放送波は、所定の帯域(6MHz)を有するが、ここに記述する周波数の情報は、その帯域の中心周波数とする。
なお、物理チャンネル番号(13チャンネル〜52チャンネル)と中心周波数は一対一の対応にあり、中心周波数=(物理チャンネル番号−13)×6+473MHzとなるように定められている。
latフィールド及びlngフィールドは、連携放送局情報のうちの位置を示す情報を記述するために使用する。本説明では位置を示す情報として緯度経度の情報を用いる例を示す。従って、latフィールドには緯度を示す情報、lndフィールドには経度を示す情報をそれぞれ記述する。
latフィールドには、例えば、北緯の場合を正数、南緯の場合を負数とした固定小数点の4バイトの数値を記述する。4バイトのうち上位9ビットを符号付き整数部分、下位23ビットを小数点部分として記述する。
lndフィールドには、例えば、東経の場合を正数、西経の場合を負数とした固定小数点の4バイトの数値を記述する。4バイトのうち上位9ビットを符号付き整数部分、下位23ビットを小数点部分として記述する。
name lengthフィールド及びnameフィールドは、連携放送局情報のうちの放送局名を示す情報を記述するために使用する。
name lengthフィールドには、この後に続くnameフィールドのバイト長を1バイトで記述する。
nameフィールドには、放送局の名前を示す文字列をキャラクタで記述する。文字列長はname lengthフィールドで指定されるバイト長に対応する。従って、放送局の名前は可変長の文字列で表すことが可能である。
radiusフィールドには、連携放送局情報のうちの受信可能エリアを示す情報を1バイトで記述する。例えば、受信可能エリアを真円と仮定した場合の半径を1mを単位とした数値で記述する。
以上の付加識別子情報フィールドは、次に受信可能なエリアワンセグ放送局が複数ある場合はその数分だけ繰り返し記述される。
図13(b)は、上記図13(a)における受信可能エリアの情報を拡張した例である。図13(a)の例では、受信可能エリアを真円と仮定した。しかしながら、上述したように、受信可能エリアは、周囲の地形や建物が影響して真円にならない場合がある。従って、実際にはより複雑な受信可能エリアを示すことが必要になる。
oneseg link flagフィールドからnameフィールドまでは図13(a)と同様であるので説明は省略する。
radius or regionフィールド以下が異なる。
radius or regionフィールドには、これ以下に続いて記述される連携放送局情報のうちの受信可能エリアを示す情報が、図13(a)と同様に半径を示す数値で記述されているのか、または、より複雑な受信可能エリアを示す数値で記述されているのかを区別させるための情報を1バイトで記述する。
例えば、この情報が0x01の場合には、以下に続く受信可能エリアを示す情報が半径を示す数値で記述されていること、すなわちradiusフィールドであることを示す一方、0x01以外の場合には、より複雑な受信可能エリアを示す数値で記述されていることを示すようにすれば良い。
radiusフィールドは、図13(a)と同様であるので説明は省略する。
region lengthフィールド、及びこれに続くregion latフィールドとregion lngフィールドは、より複雑な受信可能エリアを示す情報を記述するために使用する。
region lengthフィールドには、この後に続く3つ以上のregion latフィールドとregion lngフィールドとの組全体のバイト長を1バイトで記述する。
region latフィールドとregion lngフィールドとには、それぞれ緯度を示す情報、経度を示す情報を記述する。そしてこの緯度経度の情報によって受信可能エリアの1地点の座標を示す。従って、この座標を3つ以上記述し、各座標を結ぶことによって、多角形の任意のエリアを指定することが可能となる。
region latフィールドとregion lngフィールドとに記述する緯度経度を示す情報は、上述したlatフィールドとlngフィールドとに記述する数値の書式と同様の書式で良い。
図14は、上記region latフィールドとregion lngフィールドとに記述される緯度経度の情報を用いて、より複雑な受信可能エリアを表現した具体例である。同図中の各●の近傍にそれぞれその座標を(緯度、経度)として記載している。同図において、(retion lat1,region lng1)から(retion lat10,region lng10)までの10点の座標で囲まれた閉領域を受信可能エリアと定義する。
なお、上述した、より複雑な受信可能エリアを示す情報は、図4や図8の放送局情報の範囲情報に半径情報に替えて記述しても良いことはもちろんである。
<動作の流れ>
以上説明した第3実施例の動作の流れは、基本的には第1実施例や第2実施例と同じである。
エリアワンセグ放送局の放送を受信した際に参照する連携放送局情報を、放送局情報記憶部2131から取得するのか(第1、第2実施例)、放送波から取得するのか(第3実施例)のが異なるのみであるので詳細説明は省略する。
なお、上記説明では、連携放送局情報をNITのシステム管理記述子の付加識別子情報フィールドに記述する例を示したが、これに限らず、他のテーブル、他の記述子、他のフィールドに記述しても良いし、独自のテーブル、独自の記述子、独自のフィールドを規定して運用してももちろん良い。
[参考例]
次に、上記題1〜第3実施例において、ユーザーを所定の場所へ誘導するための方法を参考例として説明する。
例えば、図7においてエリアワンセグ放送局AOB4〜1がユーザーを誘導したい所定の場所がガソリンスタンドであり、そのガソリンスタンドはエリアワンセグ放送局AOB1に併設されているとする。
このとき、例えば、エリアワンセグ放送局AOB3で放送するコンテンツに、
「このまま400m進めば左側にガソリンスタンドがあります」
という内容の映像を表示部に表示させる映像情報または、この内容を音声としてスピーカーから出力させる音声情報を含ませる。
なお、映像情報とは動画情報でもグラフィクスの情報でも良い。また、この映像情報はカーナビゲーションが併設されている場合は、このカーナビゲーションの地図画面に重畳させて表示しても良い。
同様に、エリアワンセグ放送局AOB2では、
「このまま200m進めば左側にガソリンスタンドがあります」
エリアワンセグ放送AOB1では、
「まもなく左側にガソリンスタンドがあります」
という内容の映像情報または音声情報を含ませる。
また、例えば図7において、エリアワンセグ放送局AOB1が存在せず、エリアワンセグ放送AOB4の位置がガソリンスタンドであったとする。
この場合は、各放送局の連携関係はエリアワンセグ放送AOB3、2、4の順番となる。この場合においては、走行経路Bのように地点T70において右折しないと、最終的に誘導したいガソリンスタンド(エリアワンセグ放送局AOB4)に到着できない。
そこで、この場合は、
エリアワンセグ放送局AOB3では、
「あと300mで右折するとガソリンスタンドがあります。」
エリアワンセグ放送局AOB2では
「まもなく右折するとガソリンスタンドがあります。」
エリアワンセグ放送局AOB4では、
「まもなく左側にガソリンスタンドがあります」
という内容の映像情報または音声情報を各放送局が放送するコンテンツに含ませる。
以上のような情報提示により、ユーザーをより円滑に目的地へ案内することが可能となる。
また、例えば図7の移動経路Cの場合は、実施例2で記載したように、図9のステップS2002において、連携放送局が移動方向に存在しないと判断し、エリアワンセグ放送局AOB2の放送を中止する。従って、ユーザーに冗長な情報を提示することなく、必要な情報のみを提示することが可能となる。
なお、図4や図7の実施形態では、全て半径100mを受信可能エリアとする放送局が並ぶ例を示したが、受信可能エリアが異なる(すなわち送出電力が異なる)放送局が並んでいてももちろん良い。例えば、半径数mというごく狭い範囲だけを受信可能エリアとする放送局があっても良い。
たとえば、ガソリンスタンドまで誘導するための放送局は半径100mを受信可能エリアとする一方、誘導先のガソリンスタンド内においては、半径数mの受信可能エリアの放送局を、ガソリンスタンド内部の給油装置(または給油レーン)毎に備えるといった運用が考えられる。この場合、給油装置(または給油レーン)に備わった放送局が放送するコンテンツとしては、その給油装置(または給油レーン)で扱う油種や価格などの情報を提供するコンテンツが考えられる。
また、本説明では、受信可能エリアを半径100mで説明したが、受信可能エリアがもっと広範囲(例えば数キロ程度)になっても本発明は有効である。この場合の放送局の送出電力は最大1W程度となる。
100:デジタル放送受信装置
200:アンテナ
201:チューナ
202:デスクランブラ
203:マルチプレクサ
204:ビデオデコーダ
205:オーディオデコーダ
206:グラフィクス
207:デマルチプレクサ用RAM
210:CPU
211:ROM
212:RAM
213:フラッシュメモリ
214:RTC
215:GPS
216:ユーザインターフェース
2101:受信不可検出部
2102:受信制御部
2131:放送局情報記憶部
2132:地図データ記憶部
300:デジタル放送送信装置
401:連携放送局情報記憶部
402:付加データ生成部
403:エンコーダ
404:マルチプレクサ
405:変調/送信部
406:送信アンテナ

Claims (5)

  1. 複数のデジタル放送を受信する可搬型のデジタル放送受信装置であって、
    前記デジタル放送受信装置の存在する位置を随時検出する位置検出部と、
    地図データを記憶する地図データ記憶部と、
    前記位置検出部で随時検出される前記位置の推移及び前記地図データ記憶部に記憶されている地図データから前記デジタル放送受信装置の移動経路を認識する移動経路認識部と、
    前記デジタル放送を放送する第1の放送局を識別する第1の識別情報を含む1つの現放送局情報と、前記第1の放送局の放送を受信した後に前記デジタル放送受信装置の移動に伴って次に受信可能となる前記デジタル放送を放送する第2の放送局を識別する第2の識別情報、前記第2の放送局が放送に使用する放送周波数情報、前記第2の放送局の位置情報、及び前記第2の放送局の放送を受信可能な領域を示す受信可能領域情報を含む1つ以上の連携放送局情報とを対応付けた放送局情報が予め1つ以上記憶されている放送局情報記憶部と、
    前記第1の放送局によるデジタル放送を受信する受信部と、
    前記第1の放送局によるデジタル放送が受信不可になったことを検出する受信不可検出部と、
    前記受信部が前記第1の放送局によるデジタル放送を受信したら、受信した第1の放送局の第1の識別情報に基づいて、前記放送局情報記憶部に記憶された1つ以上の前記現放送局情報から、受信した第1の放送局の現放送局情報を特定し、
    特定した現放送局情報に対応する連携放送局情報が1つの場合は、その連携放送局情報を選択し、
    特定した現放送局情報に対応する連携放送局情報が複数の場合は、これら複数の連携放送局情報にそれぞれ含まれる前記第2の放送局の位置情報及び前記受信可能領域情報と、前記移動経路を示す情報とに基づいて、前記デジタル放送受信装置の移動経路上において最も近い位置に存在する第2の放送局の連携放送局情報を選択し、
    その後、前記受信不可検出部が受信不可を検出したら、選択した前記連携放送局情報に含まれる前記放送周波数情報に基づいて、前記第2の放送局によるデジタル放送を受信するよう前記受信部を制御するとともに、この受信したデジタル放送を放送する第2の放送局を新たな第1の放送局とし、この第2の放送局の第2の識別情報を前記新たな第1の放送局の第1の識別情報とする制御部と、
    を有することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. デジタル放送を放送する複数のデジタル放送送信装置と、
    前記複数のデジタル放送送信装置によるデジタル放送を受信する可搬型のデジタル放送
    受信装置とを含むデジタル放送送受信システムであって、
    前記複数のデジタル放送送信装置のうちの第1のデジタル放送送信装置は、
    前記デジタル放送受信装置の移動に伴って次に受信可能となる前記デジタル放送を放送す
    る第2のデジタル放送送信装置が放送に使用する放送周波数情報、前記第2のデジタル放
    送送信装置の位置情報、及び前記第2のデジタル放送送信装置の放送を受信可能な領域を
    示す受信可能領域情報を含む1つ以上の連携放送局情報をデジタル放送に含めて放送する
    送信部を有し、
    前記デジタル放送受信装置は、
    前記デジタル放送受信装置の存在する位置を随時検出する位置検出部と、
    地図データを記憶する地図データ記憶部と、
    前記位置検出部で随時検出される前記位置の推移及び前記地図データ記憶部に記憶されている地図データから前記デジタル放送受信装置の移動経路を認識する移動経路認識部と、
    前記第1のデジタル放送送信装置によるデジタル放送を受信する受信部と、
    前記第1のデジタル放送送信装置によるデジタル放送が受信不可になったことを検出する受信不可検出部と、
    前記受信部が前記第1のデジタル放送送信装置によるデジタル放送を受信したら、受信したデジタル放送に含まれる前記1つ以上の連携放送局情報を取得し、
    取得した連携放送局情報が1つの場合は、その連携放送局情報を選択し、
    取得した連携放送局情報が複数の場合は、これら複数の連携放送局情報にそれぞれ含まれる前記第2の放送送信装置の位置情報及び前記受信可能領域情報と、前記移動経路を示す情報とに基づいて、前記デジタル放送受信装置の移動経路上において最も近い位置に存在する第2の放送局の連携放送局情報を選択し、
    その後、前記受信不可検出部が受信不可を検出したら、選択した前記連携放送局情報に含まれる前記放送周波数情報に基づいて、前記第2の放送局によるデジタル放送を受信するよう前記受信部を制御するとともに、この受信したデジタル放送を放送する第2の放送局を新たな第1の放送局とし、この第2の放送局の第2の識別情報を前記新たな第1の放送局の第1の識別情報とする制御部とを有する、
    ことを特徴とするデジタル放送送受信システム。
  3. 複数のデジタル放送を受信する可搬型のデジタル放送受信装置であって、
    前記デジタル放送受信装置の存在位置を随時検出する位置検出部と、
    地図データを記憶する地図データ記憶部と、
    前記位置検出部で随時検出される前記存在位置の推移及び前記地図データ記憶部に記憶されている地図データから前記デジタル放送受信装置の移動経路を認識する移動経路認識部と、
    前記第1のデジタル放送送信装置が、前記デジタル放送受信装置の移動に伴って次に受信可能となる前記デジタル放送を放送する第2のデジタル放送送信装置が放送に使用する放送周波数情報、前記第2のデジタル放送送信装置の位置情報、及び前記第2のデジタル放送送信装置の放送を受信可能な領域を示す受信可能領域情報を含む1つ以上の連携放送局情報を含めて放送するデジタル放送を受信する受信部と、
    前記第1のデジタル放送送信装置によるデジタル放送が受信不可になったことを検出する受信不可検出部と、
    前記受信部が前記第1のデジタル放送送信装置によるデジタル放送を受信したら、受信したデジタル放送に含まれる前記1つ以上の連携放送局情報を取得し、
    取得した連携放送局情報が1つの場合は、その連携放送局情報を選択し、
    取得した連携放送局情報が複数の場合は、これら複数の連携放送局情報にそれぞれ含まれる前記第2の放送送信装置の位置情報及び前記受信可能領域情報と、前記移動経路を示す情報とに基づいて、前記デジタル放送受信装置の移動経路上において最も近い位置に存在する第2の放送局の連携放送局情報を選択し、
    その後、前記受信不可検出部が受信不可を検出したら、選択した前記連携放送局情報に含まれる前記放送周波数情報に基づいて、前記第2の放送局によるデジタル放送を受信するよう前記受信部を制御するとともに、この受信したデジタル放送を放送する第2の放送局を新たな第1の放送局とし、この第2の放送局の第2の識別情報を前記新たな第1の放送局の第1の識別情報とする制御部と、
    を有することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  4. 複数のデジタル放送を受信する可搬型のデジタル放送受信装置に用いるデジタル放送受信方法であって、
    前記デジタル放送受信装置の存在する位置を随時検出する位置検出ステップと、
    前記位置検出ステップで随時検出される前記位置の推移及び前記デジタル放送受信装置に記憶されている地図データから前記デジタル放送受信装置の移動経路を認識する移動経路認識ステップと、
    前記デジタル放送を放送する第1の放送局を識別する第1の識別情報を含む1つの現放送局情報と、前記第1の放送局の放送を受信した後に前記デジタル放送受信装置の移動に伴って次に受信可能となる前記デジタル放送を放送する第2の放送局を識別する第2の識別情報、前記第2の放送局が放送に使用する放送周波数情報、前記第2の放送局の位置情報、及び前記第2の放送局の放送を受信可能な領域を示す受信可能領域情報を含む1つ以上の連携放送局情報とを対応付けた放送局情報を予め1つ以上記憶する放送局情報記憶ステップと、
    前記第1の放送局によるデジタル放送を受信する受信ステップと、
    前記第1の放送局によるデジタル放送が受信不可になったことを検出する受信不可検出ステップと、
    前記受信ステップが前記第1の放送局によるデジタル放送を受信したら、受信した第1の放送局の第1の識別情報に基づいて、前記放送局情報記憶部に記憶された1つ以上の前記現放送局情報から、受信した第1の放送局の現放送局情報を特定し、
    特定した現放送局情報に対応する連携放送局情報が1つの場合は、その連携放送局情報を選択し、
    特定した現放送局情報に対応する連携放送局情報が複数の場合は、これら複数の連携放送局情報にそれぞれ含まれる前記第2の放送局の位置情報及び前記受信可能領域情報と、前記移動経路を示す情報とに基づいて、前記デジタル放送受信装置の移動経路上において最も近い位置に存在する第2の放送局の連携放送局情報を選択し、
    その後、前記受信不可検出部が受信不可を検出したら、選択した前記連携放送局情報に含まれる前記放送周波数情報に基づいて、前記第2の放送局によるデジタル放送を受信するよう前記受信ステップを制御するとともに、この受信したデジタル放送を放送する第2の放送局を新たな第1の放送局とし、この第2の放送局の第2の識別情報を前記新たな第1の放送局の第1の識別情報とする制御ステップと、
    を含むことを特徴とするデジタル放送受信方法。
  5. デジタル放送を放送する複数のデジタル放送送信装置と、前記複数のデジタル放送送信装置によるデジタル放送を受信する可搬型のデジタル放送受信装置とを用いたデジタル放送送受信方法であって、
    前記複数のデジタル放送送信装置のうちの第1のデジタル放送受信装置は、
    前記デジタル放送受信装置の移動に伴って次に受信可能となる前記デジタル放送を放送する第2のデジタル放送送信装置が放送に使用する放送周波数情報、前記第2のデジタル放送送信装置の位置情報、及び前記第2のデジタル放送送信装置の放送を受信可能な領域を示す受信可能領域情報を含む1つ以上の連携放送局情報をデジタル放送に含めて放送する送信ステップを含み、
    前記デジタル放送受信装置は、
    前記デジタル放送受信装置の存在位置を随時検出する位置検出ステップと、
    前記位置検出ステップで随時検出される前記存在位置の推移及び前記デジタル放送受信装置に記憶されている地図データから前記デジタル放送受信装置の移動経路を認識する移動経路認識ステップと、
    前記第1のデジタル放送送信装置によるデジタル放送を受信する受信ステップと、
    前記第1のデジタル放送送信装置によるデジタル放送が受信不可になったことを検出する受信不可検出ステップと、
    前記受信ステップが前記第1のデジタル放送送信装置によるデジタル放送を受信したら、受信したデジタル放送に含まれる前記1つ以上の連携放送局情報を取得し、
    取得した連携放送局情報が1つの場合は、その連携放送局情報を選択し、
    取得した連携放送局情報が複数の場合は、これら複数の連携放送局情報にそれぞれ含まれる前記第2の放送送信装置の位置情報及び前記受信可能領域情報と、前記移動経路を示す情報とに基づいて、前記デジタル放送受信装置の移動経路上において最も近い位置に存在する第2の放送局の連携放送局情報を選択し、
    その後、前記受信不可検出ステップが受信不可を検出したら、選択した前記連携放送局情報に含まれる前記放送周波数情報に基づいて、前記第2の放送局によるデジタル放送を受信するよう前記受信部を制御するとともに、この受信したデジタル放送を放送する第2の放送局を新たな第1の放送局とし、この第2の放送局の第2の識別情報を前記新たな第1の放送局の第1の識別情報とする制御ステップとを含む、
    ことを特徴とするデジタル放送送受信方法。
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