JP5391669B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置に関し、詳しくは、現像剤像を搬送する搬送ベルトの位置を把握した画像形成の制御に関する。
従来の画像形成装置において、搬送ベルトの位置を把握した画像形成の制御を行うための搬送ベルトの位置検知方法として、例えば、位置検知用のパッチ(patch)を、搬送ベルト上に現像剤を用いて形成する方法が知られている。例えば、特許文献1には、転写位置のニップ幅よりも広いパッチを中間転写ベルトに形成し、パッチが転写手段を通過するタイミングを、転写高圧電源を用いて検知し、その検知結果に基づいて、搬送ベルト(中間転写ベルト)の位置を把握した画像形成に係る制御を行う技術が開示されている。
特開2006−220992公報
しかしながら、文献1に開示された方法では、パッチによる検出電流値の変動を読み取るために、パッチを形成するためのトナー量(現像剤量)が極力多いことが好ましく、現像剤の消費量が増加するという不都合が生じる。また、パッチを用いた所望の検出タイミング(ベルトの所定位置)が、検出タイミング間隔の広い2つの検出タイミングの平均値として算出されるため、所望の検出タイミングに検知誤差が生じる虞があった。
本発明は、現像剤の消費を抑えつつ、パッチによりベルトの所定位置を把握する際の精度を向上させることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
第1の発明に係る画像形成装置は、現像剤像を形成する像形成手段と、形成された前記現像剤像を搬送する搬送ベルトと、前記像形成手段によって前記搬送ベルト上に形成された検出用現像剤像を検出するために、前記搬送ベルトに高電圧を印加する印加手段と、前記搬送ベルトに前記高電圧が印加された際の該高電圧の電圧値または前記高電圧の印加による電流値を検出する検出手段と、検出された前記電圧値または前記電流値が所定値を超えるかどうかの判定に基づいて前記検出用現像剤像を検出し、前記検出用現像剤像の検出結果に基づいた画像形成制御を行う制御手段とを備え、前記像形成手段は、前記検出用現像剤像を前記搬送ベルト上に形成する際に、前記検出用現像剤像の搬送方向長さが、前記搬送ベルトと前記印加手段との接触部分の搬送方向長さよりも短くなる部分を有する形状の前記検出用現像剤像を形成する。
本構成によれば、例えば、印加手段として転写ローラが使用される場合、搬送ベルト上に形成される検出用現像剤像(パッチ)は、その搬送方向長さ(パッチの幅)が、搬送ベルトと転写ローラとの接触部分の搬送方向長さ(ニップ部の幅)よりも短くなる部分を有するように、形成される。すなわち、パッチは、パッチ幅の一部が、ニップ部の幅よりも狭い形状を有して形成される。そのため、パッチ幅が、ニップ部の幅よりも広くかつ一定である従来の場合と比べて、現像剤(トナー)の利用量を低減できる形状において、ピーク値を有する検出電圧波形あるいは検出電流波形を形成し易くすることができる。例えば、パッチの形状を三角形とすることによって、ピーク値を有する検出電圧波形あるいは検出電流波形を形成し易くすることができる。それは、検出電圧値あるいは検出電流値と所定値との判定によるパッチ位置の検出の容易化および精度の向上につながる。その結果、現像剤の消費を抑えつつ、パッチによりベルトの所定位置を把握する際の精度を向上させることができる。なお、ここで用語「搬送方向」は、搬送ベルトの搬送方向を意味する。
第2の発明は、第1の発明の画像形成装置において、前記制御手段は、前記所定値を用いて前記検出された電圧値または前記電流値のピーク値を検出し、前記ピーク値の検出結果に基づいた画像形成制御を行う。
本構成によれば、検出電圧波形あるいは検出電流波形においてピーク値を検出することによって、パッチ位置の検出の精度(検出タイミングの精度)を向上させることができる。それは、画像形成制御の精度、すなわち形成画像の画質向上につながる。
第3の発明は、第2の発明の画像形成装置において、前記像形成手段は、いずれの部分においても前記搬送方向長さが前記接触部分の搬送方向長さよりも短い形状の前記検出用現像剤像を形成する。
本構成によれば、検出用現像剤像(パッチ)を形成する現像剤(トナー)の使用量を確実に低減できるとともに、パッチ全体においてその幅を狭めることによって、より精密なパッチの位置検出、すなわち、搬送ベルトの所定位置の検出ができる。
第4の発明は、第2または第3の発明の画像形成装置において、前記印加手段は、前記搬送ベルトの幅方向に平行である転写手段長手方向の一端部に前記高電圧を印加するための電極を有し、前記像形成手段は、前記搬送ベルトの幅方向における前記印加手段の電極側とは反対側に形成する現像剤量を前記電極側に形成する現像剤量よりも少なくした前記検出用現像剤像を形成する。
本構成によれば、検出用現像剤像(パッチ)を形成する現像剤の使用量を低減しつつ、パッチの領域による抵抗値差を形成することによって、検出電圧値あるいは検出電流値のピークを分かり易くすることができる。
第5の発明は、第4の発明の画像形成装置において、前記像形成手段は、前記搬送ベルトの幅方向における前記印加手段の電極側から反対側まで達しない形状に検出用現像剤像を形成する。
本構成によれば、検出用現像剤像(パッチ)を形成する現像剤の使用量をさらに低減しつつ、検出電圧値あるいは検出電流値のピークを分かり易くすることができる。
第6の発明は、第4または第5の発明の画像形成装置において、前記像形成手段は、前記印加手段の電極側に近くなるほど搬送方向長さが長くなる形状に検出用現像剤像を形成する。
本構成によれば、例えば、検出用現像剤像(パッチ)の形状を三角形とすることによって、より検出値のピークを分かり易くすることができる。
第7の発明は、第2〜6のいずれか一つの発明の画像形成装置において、前記像形成手段は、複数色の現像剤を重ねた前記検出用現像剤像を形成する。
本構成によれば、検出用現像剤像(パッチ)の形成された部分の抵抗が増加し、パッチ部分の検出電圧値あるいは検出電流値の変化量が増加するため、検出用現像剤像(パッチ)を形成する各色の現像剤の使用量を低減しつつ、検出値のピークを分かり易くすることができる。
本発明の画像形成装置によれば、現像剤の消費を抑えつつ、パッチによりベルトの所定位置を把握する際の精度を向上させることができる。
<実施形態>
本発明の一実施形態を、図1〜図6を参照して説明する。
1.全体構成
図1は、本実施形態の画像形成装置としてのレーザプリンタ1の概略構成を示す側断面図である。レーザプリンタ1は、例えばブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色に対応する4つの感光体ドラム30を備えた、いわゆるダイレクトタンデム型のカラーレーザプリンタである。なお、画像形成装置はカラーレーザプリンタに限られず、例えば、カラーLEDプリンタ、モノクロプリンタ等であってもよい。また、コピー機能等を備えた、いわゆる複合機であってもよい。
レーザプリンタ(以下、単に「プリンタ」と記載する)1は、本体ケーシング2内に、被記録媒体としての用紙3を給紙するための給紙部4、感光体ドラム30を露光するスキャナ部18、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成ユニット20、および画像形成ユニット20に対して用紙3を搬送する用紙搬送部35などを備えている。ここで、スキャナ部18および画像形成ユニット20は、本発明における「像形成手段」に相当する。なお、以下の説明において、図1における右側を前方とする。
給紙部4は、本体ケーシング2内の底部において、給紙トレイ7、ピックアップローラ8、および一対のレジストローラ12A,12Bとを備える。給紙トレイ7の最上位にある用紙3は、ピックアップローラ8の回転によってピックアップされ、レジストローラ12A,12Bに搬送される。レジストローラ12A,12Bは、用紙3をレジスト後に、用紙搬送部35の転写ベルト(「搬送ベルト」の一例)38上へ搬送する。
スキャナ部18は、本体ケーシング2内の最上部に設けられ、所定の画像データに基づいた各色毎のレーザ光Lを対応する感光体ドラム30の表面上に照射する。
画像形成ユニット20は、感光体ドラム30、スコロトロン型帯電器31、および4つの現像カートリッジ(22K、22C、22M、22Y)を含む。なお、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応する、これらの構成はいずれも同一構造であるため、図1では、紙面左端のイエロー(Y)のものについてのみ符号を付し、他のものについては省略されている。
各現像カートリッジ22は、トナー(現像剤)が充填されるトナー収容室24、供給ローラ25、現像ローラ26を含む。現像時には、トナー収容室24から放出されたトナーが供給ローラ25の回転によって、現像ローラ26に供給される。
スコロトロン型帯電器31は、含まれる帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させることにより、感光体ドラム30の表面を一様に、例えば、正極性に帯電させる。感光体ドラム30の表面は、その回転時、まず、スコロトロン型帯電器31により一様に例えば+900Vに正帯電される。その後、スキャナ部18からのレーザ光の高速走査により露光されて表面電位が部分的に例えば+100Vにされることで、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ26の回転により、現像ローラ26上に担持されかつ例えば+450Vに正帯電されているトナーが、感光体ドラム30に対向して接触するときに、感光体ドラム30の表面上に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光体ドラム30の静電潜像は、可視像化され、感光体ドラム30の表面には、トナー像が担持される。
その後、感光体ドラム30の表面上のトナー像は、転写ベルト38によって搬送される用紙3が、感光体ドラム30と転写ローラ39との間の転写位置(ニップ部)を通る間に、転写ローラ39に印加される負極性の転写バイアス(例えば−700V)によって、用紙3に転写される。こうしてトナー像が転写された用紙3は、次いで定着器42に搬送される。
定着器42は、対向配置された加熱ローラ43および加圧ローラ44を含み、用紙3上に転写されたトナー像を紙面に熱定着させる。そして、熱定着された用紙3は、搬送ローラ45により排紙ローラ46へ搬送され、排紙ローラ46から排出された画像形成後の用紙3が排紙トレイ47上に積層される。
用紙搬送部35は、画像形成ユニット20の下方に配置されている。用紙搬送部35は、後側と前側とに間隔をおいて互いに平行に設けられた一対のベルト支持ローラ36,37と、両ローラ36,37間に掛け渡された転写ベルト(「搬送ベルト」の一例)38とを含む。ここでは、後側のベルト支持ローラ36がモータの動力により回転駆動されることで転写ベルト38が所定速度vbで循環移動(周回移動)する。
転写ベルト38の内側には、画像形成ユニット20の各感光体ドラム30と転写ベルト38を挟んで対向配置される4つの転写ローラ39が設けられている。転写ローラ(「印加手段」の一例)39は導電性の中心軸39aを有し、図2に示されるように、中心軸39aの長手方向の一端部に高電圧を印加するための電極39bを有する。中心軸39aの長手方向は転写ベルト38の幅方向(図2の矢印Yで示される方向)に平行な方向である(図2参照)。また、転写ベルト38の下側には、転写ベルト38上に付着した残留トナーを清掃するためのクリーニングローラ40を有するベルトクリーニング部41が設けられている。
転写ベルト38は無端状のベルトであり、転写ベルト38の表面上には、転写ベルト38の所定位置を検出するためのパッチ(本構成における「検出用現像剤像」に相当)Pt1が、像形成手段(18、20)によって形成されている。パッチPt1は、転写ベルト38に高電圧が印加された際の該高電圧の電圧値、または該高電圧の印加による電流値を検出し、検出された電圧値または電流値のピーク値を検出するために設けられる。その際、パッチPt1がニップ部を通過する際においてパッチPt1による負荷変動(抵抗変化)を生じさせることによって、パッチPt1位置を検出することができる。
本実施形態においては、パッチPt1は、その平面形状が、図2に示すような二等辺三角形となるように、像形成手段(スキャナ部18および画像形成ユニット20)によって、転写ベルト38上に形成される。パッチPt1は、そのいずれの部分においても、転写ベルト38の搬送方向(図2の矢印Xで示される方向)の長さが、転写ベルト38と転写ローラ39(印加手段)との接触部分(ニップ部)の、ベルト搬送方向長さよりも短い形状を有する。すなわち、ここでは、パッチPt1は、パッチPt1のいずれの部分においてもその幅がニップ部の幅L1(図4参照)よりも短い形状に形成されている。これによって、パッチPt1を形成する現像剤(トナー)の使用量が低減される。
また、ここでパッチPt1は、転写ローラ39の電極39b側に近くなるほど、転写ローラの搬送方向長さが長くなる形状に形成されている。すなわち、パッチPt1は、そのパッチ幅が転写ローラ39の電極39b側に近くなるほど広くなるように、形成されている。すなわち、パッチPt1は、転写ベルト38の幅方向Yにおける、転写ローラ39の電極39b側とは反対側に形成する現像剤量を、電極39b側に形成する現像剤量よりも少なくした形状に形成されている。これは、以下の理由による。すなわち、パッチPt1を検出するために転写ベルト38に高電圧が印加される際、高電圧は転写ローラ39の電極39bから印加されるため、通常、転写ベルト38の電極39bに近い部分ほど高電圧印加の影響が多く、転写ベルト38を介して流れる電流も多くなる。すなわち、パッチPt1位置の検出には、パッチPt1の転写ローラ39の電極39b側の部分が、その反対側と比べてより寄与する。そのため、現像剤をより低減しつつ、パッチPt1位置を検出するための検出電圧値あるいは検出電流値のピークを分かり易くするためである。
また、パッチPt1は、二等辺三角形の底辺が転写ローラ39の電極39b側となるように形成されている。これは以下の理由による。パッチPt1がニップ部を通過する際において、その形状に起因して、パッチPt1のY方向の長さが増大し、最大長さ(底辺から頂点までの長さ)に達してからは減少する。すなわち、パッチPt1による負荷(抵抗)が増大し、最大値に達してからは減少することによって、パッチPt1位置を検出するための検出電圧値あるいは検出電流値のピークを分かり易くするためである。
なお、パッチPtを、転写ローラ39の電極39b側とは反対側に形成する現像剤量を、電極39b側に形成する現像剤量よりも少なくした形状を有して形成する方法として、パッチPtの形状を二等辺三角形に形成することには限られない。例えば、パッチPtの平面形状を長方形とし、転写ベルト38の幅方向Yにおけるトナー濃度に変化を持たせるように形成してもよい。その際、転写ローラ39の電極39b側からその反対側に向けて濃度を低くする。
さらに、パッチPtの平面形状は、図2に示す二等辺三角形Pt1に限られない。例えば、パッチPtの平面形状は、図2の点線で示すように、二等三角形の底辺側(転写ローラ39の電極側)がニップ部の幅L1よりも広い形状の二等辺三角形Pt2であってもよい。
要は、パッチPt1は、そのベルト搬送方向(図2の矢印Yで示される方向)の長さが、転写ベルト38と印加手段との接触部分(ニップ部)の、ベルト搬送方向長さL1よりも短くなる部分を有する形状であればよい。すなわち、パッチPt1の平面形状は、パッチ幅がニップ部の幅L1よりも短くなる部分を有する形状であればよく、その一部がニップ部の幅L1よりも長くてもよい。この場合、パッチ幅が、ニップ部の幅L1よりも広くかつ一定である従来の場合と比べて、現像剤(トナー)の利用量を低減できる形状となり、パッチPtを検出するための検出電圧波形あるいは検出電流波形において、ピーク値を検出し易くすることができる。
さらに、いずれの部分においてもその幅がニップ部の幅L1よりも狭いパッチPtの形状として、搬送ベルトの幅方向Yにおいて、転写ローラ39の電極側から反対側まで達しない形状としてもよい。そのような形状の例として、図3に示すように、パッチPt3は、その幅がニップ部の幅L1よりも狭い矩形であって、転写ベルト38の電極側から反対側までは達しない形状に形成される。この場合においては、パッチPtの検出に寄与する転写ベルト38の電極側にパッチPt3を形成することによって、現像剤の使用量をさらに低減しつつ、検出電圧値あるいは検出電流値のピークを分かり易くすることができる。なお、パッチPt3のY方向の長さに関して、パッチPt3の位置検知のために最低限必要な抵抗値を規定すれば、最低限必要なパッチPt3のY方向の長さを決めることができる。この抵抗値は、図3のパッチPt3のX方向の長さ、Y方向の長さ、濃度に対応した値となる。
2.高電圧生成回路の構成
図4は、ベルト位置の検出、ここでは、転写ベルト38上のパッチPt1を検出するための高電圧を生成する高電圧生成回路の構成を概略的に示すブロック図である。
高電圧生成回路60は、現像ローラ26、転写ローラ39、スコロトロン型帯電器31およびクリーニングローラ40等に印加する各高電圧を生成する。図4には、本実施形態の説明の便宜上、転写電圧Vtに係る構成のみが示される。すなわち、本実施形態においては、転写ベルト38のパッチPt1を検出する高電圧として転写電圧Vtが利用される。なお、図4に示される転写電圧Vtに係る構成は、各色に対応する転写ローラ39に対して同一である。
高電圧生成回路60は、CPU(本発明の「検出手段」および「制御手段」の一例)61、転写電圧印加回路(本発明の「印加手段」の一例)62、電圧検出回路(本発明の「検出手段」の一例)63、電流検出回路(本発明の「検出手段」の一例)64およびタイマカウンタ65を含む。
転写電圧印加回路62は、例えば、PWM信号平滑回路、昇圧トランス、平滑整流回路を含み、CPU61からのPWM(Pulse Width Modulation;パルス幅変調)信号によって定電流制御される。通常の転写制御時においては、例えば、負の高電圧である、−700Vの転写電圧Vtが生成される。転写電圧Vtは、転写ローラ39を介して転写ベルト38に印加される。
電圧検出回路63は、例えば分圧抵抗によって構成され、転写電圧Vtを分圧して電圧検出信号Svを生成し、電圧検出信号SvをCPU61に供給する。なお、電圧検出回路63は、分圧抵抗に限られず、例えば、昇圧トランスの一次側の電圧を整流して電圧検出信号Svを生成する構成であってもよい。
電流検出回路64は、例えば、転写電圧印加回路62の昇圧トランスの二次巻き線とグランドとの間に接続された2個の分圧抵抗によって構成される。電流検出回路64は、分圧抵抗間において電流検出信号(電圧信号)Siを生成し、電流検出信号SiをCPU61に供給する。
タイマカウンタ65は、CPU61の指令にしたがって、画像形成に係る各種の時間を計測し、計測した時間をCPU61に提供する。なお、タイマカウンタ65の構成は、ソフト的なタイマカウンタ、すなわち、プログラムの実行の際に使用されるメモリ内の一領域であってもよい。
CPU61は、通常の転写制御において、電流検出信号(フィードバック信号)Siを受け取り、電流検出信号Siが所定の値となるように転写電圧印加回路62を制御することによって、転写電流Itを定電流制御する。すなわち、CPU61は、転写電流Itが定電流となるように、転写電圧印加回路62による転写電圧(「高電圧」の一例)Vtの生成を制御する。
また、CPU61は、検出された電圧値(電圧検出信号Sv)の変化に基づいて検出電圧値(転写電圧Vt)のピーク値を検出することによってパッチPt1の位置、すなわち、転写ベルト38の所定位置を検出する。そのピーク値の検出結果(ピーク値の検出タイミング)に基づいて、CPU61は、各種の画像形成制御を行う。
なお、パッチPt1の検出制御において、転写ベルト38に印加される転写電圧Vt(高電圧)の値は、実際にトナー像を用紙3に転写する際の電圧値に限られない。通常、転写ベルト38の抵抗値は数メガオーム程度であり、転写電圧Vtの値は、転写電圧Vtをそのような抵抗値を有する転写ベルト38に印加した際に、所定の電流検出信号Siが得られる高電圧であればよい。例えば、転写電圧Vt(高電圧)の値を1000〜2000Vに設定すれば、転写ベルト38のパッチPtのある部分における電圧検出信号Sv(電流検出信号Si)と転写ベルト38のパッチPtの無い部分における電圧検出信号Sv(電流検出信号Si)との差が大きくなり、第1部分38aと第2部分38bとを区別して検出しやすくなる。
また、パッチPt1を検出するために転写ベルト38に印加される高電圧は転写電圧Vtに限られず、例えば、クリーニングローラ40に印加されるクリーニング電圧が利用されてもよい。要は、転写ベルト38におけるパッチPt1部分と他の部分とを、検出電圧値(転写電圧Vt)のピーク値を検出することによって区別できる電圧が転写ベルト38に印加されればよい。すなわち、印加手段は転写電圧印加回路62に限られない。
3.パッチ位置の検出
次に図5および図6を参照して、本実施形態におけるパッチPt1の検出処理、およびパッチPt1の位置検出に基づくベルト周長の算出について説明する。図5は、所定のプログラムにしたがってCPU61によって実行される、パッチPt1の検出に係る各処理を示すフローチャートである。図6は、パッチPt1の検出に係る各信号の変化を示すタイムチャートである。なお、図6において、転写電圧Vtのグラフは電圧検出回路63による電圧検出信号Sv、すなわち、電圧検出回路63の検出電圧値に対応する。また、転写電圧Vtの値は、絶対値で示される。
CPU61は、好ましくは、プリンタ1の電源ON時、あるいは環境温湿度が所定値以上変化した時に、図5に示す各処理を実行する。なお、パッチPt1の検出処理、およびパッチPt1の検出に基づくベルト周長の算出に係る処理は、画像形成処理中の所定期間において行われてもよい。
今、プリンタ1の電源がONされたとすると、図5のステップS110において、CPU61は、モータの駆動制御によってベルト支持ローラ36を回転させ、転写ベルト38の回転を開始させる。また、帯電電圧および現像電圧を対応する電圧印加回路によって発生させ、それぞれ帯電器31および現像ローラ26に印加させる。
次いで、ステップS120において、CPU61は、パッチPt、ここでは例えば図2に示した二等辺三角形のパッチPt1を、スキャナ部18および画像形成ユニット20を制御して転写ベルト38上に形成する。なお、本処理が終了されるまでは、形成されたパッチPt1は、転写ベルト38上に保持されているものとする。そのため、パッチPt1を少なくとも転写ベルト38の一周期間保持できるように、クリーニングローラ40への電圧印加をOFFし、あるいはクリーニングローラ40転写ベルト38から離間されているものとする。
そして、CPU61は、パッチPt1を検出するための高電圧、例えば、ここでは−700Vの転写電圧Vtを発生するように転写電圧印加回路62を制御し、転写ローラ39を介して転写ベルト38に転写電圧Vtを印加させる(図6の時刻t0参照)。ここでは、転写電圧Vtは、ブラックに対応する転写ローラ39を介して転写ベルト38に印加されるものとする。なお、これに限定されず、転写電圧Vtは、他の色に対応する転写ローラ39を介して転写ベルト38に印加されるようにしてもよい。
そして、高電圧の印加による電流の定電流制御を、電流検出信号Siにしたがって開始する(ステップS120)。定電流制御の開始とともに、タイマカウンタ65のカウント値CNT、フラグの値を「ゼロ」リセットする。また、設定ピーク電圧Vspとして所定値Vthを設定する。なお、所定値Vthは、通常の転写動作時の転写電圧Vtよりも高く、本処理における実際のピーク電圧Vpよりも低い値とする。なお、実際のピーク電圧Vpは、事前の実験等において認識される値であり、パッチPtの形状によって変わる。そして、定電流制御が安定するまでの所定期間、例えば100msの間、待機する(ステップS130)。
続いて、ステップS140において、CPU61は、さらにベルト周長算出用の所定単位時間の間、待機する。なお、所定単位時間は、算出精度に応じて適宜設定される時間であり、ここでは、例えば、1[ms]とされる。
次いでステップS150において、CPU61は、電圧検出回路(検出手段)63によって検出された電圧検出信号Svを読み込み、電圧検出信号Svに基づいて転写ベルト38に印加された転写電圧Vtを検知する。次いで、ステップS160において、フラグの値が、「0」かどうかを判定する。ここでフラグは、転写電圧Vtが実際のピーク電圧Vpに達した場合に「1」とされる。ステップS160においてフラグが「0」であると判定された場合、すなわち、転写電圧Vtがピーク電圧Vpに達していないと判定された場合、ステップS170に移行する(図6の時刻t3以前に相当)。
次いでステップS170において、CPU61は、検出された転写電圧Vtの値が所定値Vthを超えるかどうかを判定する。転写電圧Vtの値が所定値Vth以下であると判定された場合、処理はステップS140に戻る(図6の時刻t0から時刻t2の間に相当する)。一方、ステップS170において、転写電圧Vtの値が所定値Vthを超えると判定された場合は、ステップS180において、CPU61は、検出された転写電圧Vtの値が設定ピーク電圧Vspを超えるかどうかを判定する。転写電圧Vtの値が設定ピーク電圧Vspを超えると判定された場合、検出された転写電圧Vtの値がまだピーク電圧Vpに達していないとして、CPU61は、ステップS190において、検出された転写電圧Vtの値を新たに設定ピーク電圧Vspとして設定し、ステップS140に戻る(図6の時刻t2から時刻t3の間に相当する)。
一方、ステップS180において、転写電圧Vtの値が設定ピーク電圧Vsp以下であると判定された場合、CPU61は、検出された転写電圧Vtの値が実際のピーク電圧Vpに達したとして、CPU61は、ステップS185において、フラグの値を「1」に設定し、ステップS140に戻る(図6の時刻t3あるいは時刻t3の直後に相当する)。すなわち、本実施形態において、CPU61は、ステップS180の判定処理によって、転写ローラ39上に形成されたパッチPt1による転写電圧Vtの変動が、ほぼピークVpとなるタイミング(図6の時刻t3)を検出することができる。
また、ステップS160において、フラグの値が「0」でない、すなわち、フラグの値が「1」であると判定された場合は、処理はステップS210に移行する(図6の時刻t3以降に相当)。ステップS210において、CPU61はタイマカウンタ65のカウント値CNTをインクリメントする。次いでステップS220において、CPU61は、検出された転写電圧Vtの値が再び設定ピーク電圧Vsp以上となったかどうかを判定する。転写電圧Vtの値が再び設定ピーク電圧Vsp以上になっていないと判定された場合は、処理はステップS140に戻る(図6の時刻t3から時刻t5の間に相当する)。
一方、ステップS220において、転写電圧Vtの値が再び設定ピーク電圧Vsp以上となったと判定された場合は、CPU61は、ステップS230において転写電圧印加回路62等の高圧電源の動作および転写ベルト38の回転を停止させる。そして、ステップS240においてカウント値CNTからベルト周長を算出する(図6の時刻t5に相当する)。
なお、図6において、期間K1(時刻t1〜時刻t4)は転写ベルト38上のパッチPt1の位置に対応した転写電圧Vtの推移期間を示す。期間K2(時刻t3〜時刻t5)は、転写ベルト38全体に対応した転写電圧Vtの推移期間を示す。すなわち、期間K2は転写ベルト38の回転周期に相当する。
ちなみに、ベルト周長の算出は、カウント値CNTにベルト移動速度(所定速度)vbを掛けることにより算出される。例えば、カウント値CNTが4000であり、すなわち、転写ベルト38の回転周期(期間K2)が、4000×1[ms]=4000「ms」であり、ベルト移動速度vbが12[cm/s]である場合、ベルト周長は、K2×vb=4000[ms]×12[cm/s]=48.000[cm]となる。
また、上記したように、CPU61は、転写電圧Vtの値がほぼ最大となるタイミング(図6の時刻t3)を検出する。その際、パッチPt1は、図2に示される二等辺三角形の平面形状を有することによって、パッチPt1がニップ部を通過する期間K1において、転写電圧Vt(検出電圧値)の変動にピークVpを生じ易くすることができる。
4.実施形態の効果
本実施形態においては、上記したように、転写ローラ39の所定位置を検出するために、その平面形状が二等辺三角形であって、二等辺三角形の底辺が転写ローラ39の電極39b側となるパッチPt1が、転写ローラ39上に形成される。その際、パッチPt1のいずれの部分においても、パッチPt1の幅が転写ローラ39によるニップ部の幅L1よりも短い形状に形成される。
そのため、パッチPt1を形成する現像剤(トナー)の使用量を確実に低減できるとともに、より精密なパッチの位置検出、すなわち、転写ベルト38の所定位置の検出ができる。
また、パッチPt1がニップ部を通過する際においてパッチPt1による負荷変動(抵抗変化)を生じさせることによって、パッチPt1位置を検出するための検出電圧値あるいは検出電流値のピークを分かり易くすることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、本発明を、いわゆるダイレクトタンデム型のカラーレーザプリンタに適用した例を説明したが、図7に示す中間転写タンデム型のカラーレーザプリンタに適用することもできる。図7において、上記実施形態と同じ構成部分については同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。レーザプリンタ70は、給紙トレイ7からの用紙3を搬送する転写ベルト38の代わりに、その表面上にパッチPt、例えば、図2に示したパッチPt1が形成される中間転写ベルト71を備えている。
中間転写ベルト71は3つのベルト支持ローラ72,73,74によって張架されており、前側のベルト支持ローラ72が回転駆動されることで中間転写ベルト71が図示時計回りに循環移動される。そして、中間転写ベルト71が1周回転する間に1色ずつトナー像が中間転写ベルト71に順次転写され、下側に位置するベルト支持ローラ74と転写ローラ(印加手段)75とが対向する転写位置にて4色によるトナー像が一括で用紙3に転写される。この構成において、ベルトクリーニング部76は、ベルト支持ローラ74と転写ローラ75との転写位置よりも下流側において、中間転写ベルト71のうちベルト支持ローラ73,74との間のベルト部分をクリーニングする位置に配置されている。また、ベルトクリーニング部76は、クリーニングローラ78を含む。このような構成に対して上記実施形態の構成を適用することができる。
この場合、中間転写ベルト71上のパッチPt1の位置を検出する際に、転写ローラ75または転写ローラ39を介して中間転写ベルト71に転写電圧(高電圧)が印加される。なお、高電圧を中間転写ベルト71に印加した際の、検出電流の検出の容易さから、転写ローラ75、詳しくは、転写ローラ75の電極75bおよび中心軸75aを介して中間転写ベルト71に転写電圧が印加されることが好ましい。
なお、このような中間転写タンデム型のカラーレーザプリンタ70においては、算出されたベルト周長と用紙の供給経路長とを関連させて、中間転写ベルト71に転写されたトナー像が用紙3に好適に転写されるように、画像形成タイミングあるいは用紙3の供給タイミングを正確に制御することができる。その際、環境温度によってベルト周長が変化する場合であっても、正確な像形成手段の制御を行える。
(2)上記実施形態および上記(1)の実施形態では、転写ベルト38あるいは中間転写ベルト71に印加された高電圧により流れる電流を定電流制御する例を示したが、これに限られない。本発明は、転写ベルト38あるいは中間転写ベルト71に印加された高電圧を定電圧制御する場合にも適用できる。その際、検出電流値(電流検出信号Si)の変化に基づいてそのピーク値を検出することによって、中間転写ベルト71の所定位置、すなわち、パッチPt1の位置が検出される。この場合、CPU61は、電流値(電流検出信号Si)のピーク値の検出結果に基づいた画像形成制御を行う。
(3)上記実施形態および上記(1)の実施形態において、スキャナ部18および画像形成ユニット20(像形成手段)は、上記パッチPt1〜Pt3を形成する際に、複数色の現像剤を重ねて形成するようにしてもよい。この場合、パッチPtの厚みの増加によってパッチPtの厚み方向の抵抗が増加する。それによって、パッチ部分がニップ部を通過する際の検出電圧値あるいは検出電流値の変化量が増加するため、検出値のピークを分かり易くすることができる。
本発明の一実施形態に係るレーザプリンタの概略構成を示す側断面図 転写ベルト上に形成されたパッチの平面形状の例を示す説明図 転写ベルト上に形成されたパッチの平面形状の別の例を示す説明図 転写ベルトに高電圧を印加する回路構成を概略的に示すブロック図 転写ベルト上のパッチの位置検出に係る処理を示すフローチャート 転写ベルト上のパッチの位置検出に係るタイムチャート 別の実施形態に係るレーザプリンタの概略構成を示す側断面図
符号の説明
1、70…カラーレーザプリンタ(画像形成装置)
18…スキャナ部(像形成手段)
20…画像形成ユニット(像形成手段)
38…転写ベルト(搬送ベルト)
39、75…転写ローラ(印加手段)
39b、75b…電極
61…CPU(検出手段、制御手段)
62…転写電圧印加回路(印加手段)
63…電圧検出回路(検出手段)
64…電流検出回路(検出手段)
71…中間転写ベルト(搬送ベルト)
Pt1〜Pt3…パッチ(検出用現像剤像)

Claims (6)

  1. 現像剤像を形成する像形成手段と、
    形成された前記現像剤像を搬送する搬送ベルトと、
    前記像形成手段によって前記搬送ベルト上に形成された検出用現像剤像を検出するために、前記搬送ベルトに高電圧を印加する印加手段と、
    前記搬送ベルトに前記高電圧が印加された際の該高電圧の電圧値または前記高電圧の印加による電流値を検出する検出手段と、
    検出された前記電圧値または前記電流値が所定値を超えるかどうかの判定に基づいて前記検出用現像剤像を検出し、前記検出用現像剤像の検出結果に基づいた画像形成制御を行う制御手段と、
    を備え、
    前記像形成手段は、前記検出用現像剤像を前記搬送ベルト上に形成する際に、前記検出用現像剤像の搬送方向長さが、前記搬送ベルトと前記印加手段との接触部分の搬送方向長さよりも短くなる部分を有する形状の前記検出用現像剤像を形成し、
    前記制御手段は、前記所定値を用いて、前記検出された電圧値または前記電流値のピーク値を検出し、前記ピーク値の検出結果に基づいた画像形成制御を行う、画像形成装置。
  2. 請求項に記載の画像形成装置において、
    前記像形成手段は、いずれの部分においても前記搬送方向長さが前記接触部分の搬送方向長さよりも短い形状の前記検出用現像剤像を形成する、画像形成装置
  3. 請求項または請求項に記載の画像形成装置において、
    前記印加手段は、前記搬送ベルトの幅方向に平行である転写手段長手方向の一端部に前記高電圧を印加するための電極を有し、
    前記像形成手段は、前記搬送ベルトの幅方向における前記印加手段の電極側とは反対側に形成する現像剤量を前記電極側に形成する現像剤量よりも少なくした前記検出用現像剤像を形成する、画像形成装置
  4. 請求項に記載の画像形成装置において、
    前記像形成手段は、前記搬送ベルトの幅方向における前記印加手段の電極側から反対側まで達しない形状に検出用現像剤像を形成する、画像形成装置
  5. 請求項または請求項に記載の画像形成装置において、
    前記像形成手段は、前記印加手段の電極側に近くなるほど搬送方向長さが長くなる形状に検出用現像剤像を形成する、画像形成装置
  6. 請求項〜請求項のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記像形成手段は、複数色の現像剤を重ねた前記検出用現像剤像を形成する、画像形成装置
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