JP5390208B2 - フロントローダ - Google Patents

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Description

本発明は、トラクタ等の走行車両の前部に取り付けられるフロントローダに関するものである。
従来、トラクタの前部に着脱自在に装着される作業機としてフロントローダがある。
このフロントローダは、トラクタに取り付けられるマストと、このマストに基端側が左右軸廻りに回動自在に支持されて上下揺動自在とされたブームと、このブームを上下揺動させるブームシリンダと、前記ブームの先端側にスクイ・ダンプ動作可能に枢支連結されたバケットと、このバケットをスクイ・ダンプ動作させるためのバケットシリンダと、前記ブームシリンダ及びバケットシリンダを制御するコントロールバルブとを備えており、コントロールバルブはトラクタの車体に取り付けられ、フロントローダの本体部分(マスト、ブーム、バケット、ブームシリンダ、バケットシリンダ)はトラクタから着脱自在にトラクタから取り外し可能とされている(特許文献1参照)。
特開2007−9559号公報
前記フロントローダにあっては、通常の作業中において、例えば、バケットを接地させながらトラクタを移動させて行う整地作業中において、バケットシリンダのスクイ側油室に通常作業で必要な圧力以上の過大な(例えば600Kgf/cm2を超える)圧力が作用する場合がある。
すなわち、整地作業として、バケットの底部を地面に接地させると共にトラクタの前輪が地面から浮く(離反する)ようにバケットを地面に押し付け、この状態でトラクタを後進させることにより地面を整地するバックグレーディング作業をすることがあるが、このバックグレーディング作業状態において、トラクタを前進させた場合、バケットの底部先端側が地面に引っかかって、バケットに該バケットをダンプ動作させるような力が作用し、バケットシリンダのスクイ側油室に過大な圧力が作用することがある。
このような場合を想定して、通常作業で必要な圧力以上の圧力に耐えうるように、バケットシリンダや油圧ホースや油圧配管等の強度を確保すると、これらが高価なものとなり、大幅なコスト高となる。
また、フロントローダのブームシリンダ及びバケットシリンダを制御するコントロールバルブを、バケットシリンダのスクイ側油室に通常作業で必要な圧力以上の過大な圧力が作用した場合に該スクイ側油室の圧力を逃がすことのできるポートリリーフ回路を備えたものにする場合にあっては、コントロールバルブ全体を交換する必要があり、組付工数、コストアップはさけられない。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑みて、バケットシリンダのスクイ側油室に通常作業で必要な圧力以上の過大な圧力が作用した場合に該スクイ側油室の圧力を逃がすことのできるフロントローダを安価に提供することを目的とする。
前記技術的課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、走行車両に取り付けられるマストと、このマストに基端側が左右軸廻りに回動自在に支持されて上下揺動自在とされたブームと、このブームを上下揺動させるブームシリンダと、前記ブームの先端側にスクイ・ダンプ動作可能に枢支連結されたバケットと、このバケットをスクイ・ダンプ動作させるためのバケットシリンダと、前記ブームシリンダ及びバケットシリンダを制御するコントロールバルブとを備えたフロントローダにおいて、
前記コントロールバルブと前記バケットシリンダとの間に、バケットシリンダのスクイ側油室が過大圧力に上昇した際に該圧力をバケットシリンダのダンプ側油室に逃がすことができるポートリリーフ弁を設け
このポートリリーフ弁がバケットシリンダ又はブームに取り付けられていることを特徴とする。
また、コントロールバルブとバケットシリンダのスクイ側油室とを接続するスクイ側油圧管路と、コントロールバルブとバケットシリンダのダンプ側油室とを接続するダンプ側油圧管路とを接続するバイパス回路にポートリリーフ弁が設けられる。
また、他の技術的手段は、走行車両に取り付けられるマストと、このマストに基端側が左右軸廻りに回動自在に支持されて上下揺動自在とされたブームと、このブームを上下揺動させるブームシリンダと、前記ブームの先端側にスクイ・ダンプ動作可能に枢支連結されたバケットと、このバケットをスクイ・ダンプ動作させるためのバケットシリンダと、前記ブームシリンダ及びバケットシリンダを制御するコントロールバルブとを備えたフロントローダにおいて、
前記コントロールバルブと前記バケットシリンダとの間に、バケットシリンダのスクイ側油室が過大圧力に上昇した際に該圧力をバケットシリンダのダンプ側油室に逃がすことができるポートリリーフ弁を設け、
前記バケットシリンダのダンプ側油室又はスクイ側油室の一方に作動油給排用油圧ホースを接続するためのホース継手にポートリリーフ弁を接続し、このポートリリーフ弁に一端側が接続された逃がし用油圧ホースの他端側を、バケットシリンダのダンプ側油室又はスクイ側油室の他方に作動油給排用油圧ホースを接続するためのホース継手に接続したことを特徴とする。
また、他の技術的手段は、走行車両に取り付けられるマストと、このマストに基端側が左右軸廻りに回動自在に支持されて上下揺動自在とされたブームと、このブームを上下揺動させるブームシリンダと、前記ブームの先端側にスクイ・ダンプ動作可能に枢支連結されたバケットと、このバケットをスクイ・ダンプ動作させるためのバケットシリンダと、前記ブームシリンダ及びバケットシリンダを制御するコントロールバルブとを備えたフロントローダにおいて、
前記コントロールバルブと前記バケットシリンダとの間に、バケットシリンダのスクイ側油室が過大圧力に上昇した際に該圧力をバケットシリンダのダンプ側油室に逃がすことができるポートリリーフ弁を設け、
一端側がポートリリーフ弁に接続され他端側がコントロールバルブとバケットシリンダのスクイ側油室とを接続するスクイ側油圧管路に接続された第1の逃がし用油圧ホースと、一端側がポートリリーフ弁に接続され他端側がコントロールバルブとバケットシリンダのダンプ側油室とを接続するダンプ側油圧管路に接続された第2の逃がし用油圧ホースとを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、バケットシリンダのスクイ側油室に過大な圧力が作用した場合、ポートリリーフ弁によってスクイ側油室の圧を逃がすことができるので、バケットシリンダや該バケットシリンダに接続される油圧ホース・配管のコストダウンが図れ、また、コントロールバルブとバケットシリンダとの間にポートリリーフ弁を設けているので、フロントローダにポートリリーフ弁を追加する場合に、コントロールバルブの交換が必要でなく、また、ポートリリーフ弁を容易に設けることが可能であり、バケットシリンダのスクイ側油室に通常作業で必要な圧力以上の過大な圧力が作用した場合に該スクイ側油室の圧力を逃がすことのできるフロントローダを安価に提供することができる。
フロントローダの側面図である。 要部の側面拡大図である。 トラクタにフロントローダを装着した状態を示す側面図である。 フロントローダの油圧回路である。 他の実施形態のフロントローダの側面図である。 他の実施形態の要部の側面拡大図である。 別の形態のフロントローダの側面図である。 別の形態のフロントローダの要部の側面拡大図である。 別の形態のフロントローダの油圧回路である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図3において、1は走行車両として例示するトラクタ2の前部にフロントローダ3を装着した作業車である。
図例のトラクタ2は、車体2Aを左右一対の前後輪4,5で走行可能に支持してなる2軸4輪型のトラクタである。
前記車体2Aは、ボンネット6内に収容されたエンジンの後部にフライホイールハウジングを連結すると共に該フライホイールハウジングの後部に伝動ケースを連結してなる。
前記伝動ケース内には、クラッチ及び変速機構等を備えていてエンジンからの動力を駆動輪に伝達する動力伝達装置が収容されている。
左右各後輪5を覆う左右の後輪フェンダ7の間には運転席8が設けられ、この運転席8の前方側にはステアリングホイールを有する操向装置9が設けられている。
このトラクタ2の車体2Aの前部(フライホイールハウジングの側方)には、ローダ装着台10が設けられている。
このローダ装着台10は、図1及び図3に示すように、車体2A(フライホイールハウジング)の側面等にボルト固定された取付プレート11と、この取付プレート11から左右方向外方に延出された筒体からなる支持ブラケット12と、この支持ブラケット12の左右方向外端にその下部が固定された一枚の板材からなる取付フレーム13とを有する。
フロントローダ3は、図1及び図3に示すように、前記ローダ装着台10に着脱自在に取り付けられるマスト14と、このマスト14に上下揺動自在に取り付けられたブーム15と、このブーム15の先端側にスクイ・ダンプ動作自在にバケット16と、ブーム15を上下揺動させるブームシリンダ17と、バケット16をスクイ・ダンプ動作させるバケットシリンダ18と、ブームシリンダ17及びバケットシリンダ18を制御するコントロールバルブ19と、フロントローダ3をトラクタ2から切り離した状態で該フロントローダ3を自立させておくためのスタンド(図示省略)とを備えている。
前記装着台はトラクタ2車体2Aの左右両側に設けられており、フロントローダ3は、マスト14,ブーム15,ブームシリンダ17及びバケットシリンダ18を左右一対有する。
マスト14は、左右一対の板材を連結板で連結してなり、取付フレーム13を挟むように該取付フレーム13に上方側から嵌合する。
マスト14の下部には、左右方向の軸心を有するピンからなる係合部20が設けられ、該係合部20は取付フレーム13に形成された受け凹部21に上方側から嵌合されている。
マスト14の後部の上下方向中途部と取付フレーム13の上端側とは、これらにわたって挿脱自在に挿通された左右方向の軸心を有する連結ピン22によって連結されている。
なお、マスト14は一枚板で形成することが可能であり、取付フレーム13は左右一対の板材を連結板で連結した構造とすることが可能である。
左右の各ブーム15は、その本体部分が筒形状の前後部材15A,15Bを連結して側面視くの字形状に形成され、各ブーム15の長手方向中途部には連結ブラケット23が固着され、左右のブーム15の前部材が連結部材24によって連結されている。
該ブーム15は、その基端側がマスト14の上部にブーム枢軸25を介して左右軸廻りに回動自在に支持されていて上下揺動自在とされている。
バケット16は、上壁16aと底壁16bと背壁16cと左右の側壁16dとを有し前方に向けて開放状とされており、背面に左右一対の背面ブラケット26が設けられ、この背面ブラケット26の下部が左右方向で同じ側にあるブーム15の先端側にバケット枢軸27を介して左右方向の軸芯回りに回動自在に支持されていて該バケット枢軸27回りに上下に揺動自在とされている。
前記ブームシリンダ17及びバケットシリンダ18は複動型の油圧シリンダによって構成されている。
ブームシリンダ17は、シリンダチューブ17aのボトム側がブーム15の連結ブラケット23下部の後部側に左右軸回りに回動自在に枢着され、ピストンロッド17bの先端側がマスト14の前部の上下方向中途部に左右軸回りに回動自在に枢着されており、該ブームシリンダ17を伸長させることによりブーム15が上方揺動し、該ブームシリンダ17を収縮させることによりブーム15が下方揺動する。
バケットシリンダ18は、シリンダチューブ18aのボトム側がブーム15の連結ブラケット23上部の前後方向中途部に左右方向の軸芯回りに回動自在に枢着され、ピストンロッド18bの先端側はリンク手段28を介してバケット16の背面ブラケット26とブーム15先端側とに枢着されている。
リンク手段28は、一端側がバケットシリンダ18のピストンロッド18b先端側に左右軸回りに回動自在に枢着され他端側がバケット16の背面ブラケット26の前記バケット枢軸27より上側に左右軸回りに回動自在に枢着された第1リンク28Aと、一端側がバケットシリンダ18のピストンロッド18b先端側に左右軸回りに回動自在に枢着され他端側がブーム15先端側の前記バケット枢軸27よりブーム15長手方向基端側寄りに左右軸回りに回動自在に枢着された第2リンク28Bとから構成されている。
バケットシリンダ18を収縮させるとバケット16が上方揺動(図1の矢示a方向に揺動)して該バケット16がスクイ動作し、バケットシリンダ18を伸長させるとバケット16が下方揺動(図1の矢示b方向に揺動)して該バケット16がダンプ動作する。
したがって、本実施形態では、バケットシリンダ18は、シリンダチューブ18aのロッド側の油室がスクイ側油室29とされ、シリンダチューブ18aのボトム側の油室がダンプ側油室30とされている。
なお、逆であってもよい。
ブーム15の先端側には、バケット16が上方揺動したときにバケット16の背面ブラケット26が接当することによりバケット16の上方揺動を規制する上規制部31aと、バケット16が下方揺動したときにバケット16の背面ブラケット26が接当することによりバケット16の下方揺動を規制する下規制部31bとを備えていて、該バケット16の揺動範囲を規制するストッパ31が設けられている。
前記コントロールバルブ19はローダ装着台10の後方側に配置されていると共にトラクタ2の車体2Aの側面に取り付けられている。
前記フロントローダ3にあっては、前記連結ピン22をマスト14及び取付フレーム13から抜脱し、バケット16の底部を接地した状態でブームシリンダ17を伸長させることによりマスト14が上方移動し、これによってマスト14,ブーム15,バケット16,ブームシリンダ17及びバケットシリンダ18からなるフロントローダ本体をトラクタ2から離脱させることができる。
前記コントロールバルブ19は、図4に示すように、ブームシリンダ17を制御するブーム用制御弁32と、バケットシリンダ18を制御するバケット用制御弁33と、油圧ポンプPに連通するポンプポート34と、タンクTに連通するタンクポート35と、ブームシリンダ17の上げ側油室36(ボトム側油室)に上げ側油圧管路37を介して連通する上げ側ポート38と、ブームシリンダ17の下げ側油室39(ロッド側油室)に下げ側油圧管路40を介して連通する下げ側ポート41と、バケットシリンダ18のスクイ側油室29にスクイ側油圧管路42を介して連通するスクイ側ポート43と、バケットシリンダ18のダンプ側油室30にダンプ側油圧管路44を介して連通するダンプ側ポート45と、トラクタ2に装着される他の作業機(例えば、トラクタ2の後部に装着されるバックホー)のコントロールバルブ46に連通する排出ポート47とを有する。
油圧ポンプPからポンプポート34を介してコントロールバルブ19に流入する作動油は、先ず、第1供給路48を介してブーム用制御弁32に供給され、次いで、該ブーム用制御弁32から第2供給路49を介してバケット用制御弁33に供給される。
ブーム用制御弁32は、中立位置50と、上げ位置51と、下げ位置52と、フローティング位置53との4位置に切換自在とされている。
中立位置50では、ブーム用制御弁32とブームシリンダ17との間の作動油の供給・排出を遮断していると共に、第1供給路48と第2供給路49とを連通させている。
上げ位置51では、油路54,55を介して第1供給路48と上げ側ポート38とを連通させると共に油路56を介して下げ側ポート41と第2供給路49とを連通させており、ブームシリンダ17が伸長する。
下げ位置52では、油路54,56を介して第1供給路48と下げ側ポート41とを連通させると共に油路55を介して上げ側ポート38と第2供給路49とを連通させており、ブームシリンダ17が収縮する。
フローティング位置53では、第1供給路48と第2供給路49とを連通させると共に上げ側ポート38と下げ側ポート41とをドレン回路57に連通させている。
バケット用制御弁33は、中立位置58と、スクイ位置59と、ダンプ位置60との3位置に切換自在とされている。
中立位置58では、バケット用制御弁33とバケットシリンダ18との間の作動油の供給・排出を遮断していると共に、油路61を介して第2供給路49を排出ポート47に連通させている。
スクイ位置59では、油路61,62を介して第2供給路49とスクイ側ポート43とを連通させると共に油路63を介してダンプ側ポート45をドレン回路57に連通させており、バケットシリンダ18が収縮する(バケット16がスクイ動作する)。
ダンプ位置60では、油路62,64を介して第2供給路49とダンプ側ポート45とを連通させると共に油路63,64を介してスクイ側ポート43をダンプ側ポート45に連通させており、バケットシリンダ18が伸長する(バケット16がダンプ動作する)。
また、図4に示す油圧回路において、コントロールバルブ19のスクイ側ポート43とバケットシリンダ18のスクイ側油室29とを接続するスクイ側油圧管路42と、コントロールバルブ19のダンプ側ポート45とバケットシリンダ18のダンプ側油室30とを接続するダンプ側油圧管路44とを接続するバイパス回路65にポートリリーフ弁66が設けられている。
このポートリリーフ弁66は、フロントローダ3が通常の作業(スクイ・ダンプ作業)をしている時には閉じていてバイパス回路65の作動油流通を遮断し、バケットシリンダ18のスクイ側油室29に通常作業で必要な圧力以上の過大な圧力が作用した場合に開いてバイパス回路65の作動油流通を許容し、バケットシリンダ18のスクイ側油室29の圧をダンプ側油室30へと逃がすよう構成されている。
また、このポートリリーフ弁66は、コントロールバルブ19とバケットシリンダ18との間、すなわちトラクタ2から離脱されるフロントローダ本体側に設けられ、一例としては、図1、図2に示すように、バケットシリンダ18に設けられる。
図1、図2に示すように、バケットシリンダ18のスクイ側油室29の接続部67にはスクイ側油圧管路42の一部を構成する作動油給排用油圧ホース68の一端側がホース継手69(これをスクイ側継手という)を介して接続されている。該作動油給排用油圧ホース68の他端側は、スクイ側油圧管路42の一部を構成する油圧配管、油圧ホース等を介してコントロールバルブ19のスクイ側ポート43に接続されており、該作動油給排用油圧ホース68,スクイ側継手69等を介して、スクイ側油室29への作動油の供給又はスクイ側油室29からの作動油の排出がなされる。
また、バケットシリンダ18のダンプ側油室30の接続部70にはダンプ側油圧管路44の一部を構成する作動油給排用油圧ホース71の一端側がホース継手72(これをダンプ側継手という)を介して接続されている。該作動油給排用油圧ホース71の他端側は、ダンプ側油圧管路44の一部を構成する油圧配管、油圧ホース等を介してコントロールバルブ19のダンプ側ポート45に接続されており、該作動油給排用油圧ホース71,ダンプ側継手72等を介して、ダンプ側油室30への作動油の供給又はダンプ側油室30からの作動油の排出がなされる。
前記各ホース継手69,72は、第1〜3接続部73,74,75を備えており、第1接続部73には作動油給排用油圧ホース68,71が接続され、第2接続部74には油室29,30の接続部67,70が接続され、ダンプ側継手72の第3接続部75にはポートリリーフ弁66が接続され、スクイ側継手69の第3接続部75には一端側がポートリリーフ弁66に接続された逃がし用油圧ホース76の他端側が接続されている。
前記スクイ側継手69及びダンプ側継手72の第3接続部75、逃がし用油圧ホース76等でバイパス回路65が構成されている。
前記図1、図2に示す例では、ポートリリーフ弁66をバケットシリンダ18に取り付けることにより、バイパス回路65の油圧管路を少なくしている。
なお、スクイ側継手69の第3の接続部75にポートリリーフ弁66を接続すると共に、逃がし用油圧ホース76の他端側をダンプ側継手72の第3接続部75に接続するようにしてもよい。
また、一端側がポートリリーフ弁66に接続された油圧ホースの他端側をダンプ側継手72の第3接続部75に接続すると共に一端側がポートリリーフ弁66に接続された他の油圧ホースをスクイ側継手69の第3接続部75に接続するようにしてもよい。この場合は、ポートリリーフ弁66はバケットシリンダ18のシリンダチューブ18aに取り付けられる。
図5及び図6は、他の形態のフロントローダ3を示し、ポートリリーフ弁66をブーム15に取り付けた例を示している。
この例では、フロントローダ3はブーム15の後部材15Bの上方に該後部材15Bに沿って配置された連動リンク77と、下端側がブーム15の連結ブラケット23上部の前後方向中途部に枢軸78を介して左右軸回りに回動自在に枢着された揺動アーム79とを有する。
連動リンク77の後端側は、マスト14の上部のブーム枢軸25より上方側に枢軸80を介して左右軸回りに回動自在に枢着され、連動リンク77の前端側は揺動アーム79後部の上下方向中途部に枢軸81を介して左右軸回りに回動自在に枢着されている。
揺動アーム79の上部に、バケットシリンダ18のシリンダチューブ18aのボトム側が枢着されている。
前記構成のフロントローダ3にあっては、ブーム15を上方揺動させると、連動リンク77によって揺動アーム79が前方側に押されると共に、バケットシリンダ18を介してバケット16が前方側に押されてダンプ動作する。
これによって、バケット16が傾こうとするのが修正され、該バケット16内にスクイ込んだ土砂等がこぼれ落ちるのを防止している。
なお、ブーム15を下方揺動させるときは、前記と逆の動作をする。
また、ポートリリーフ弁66は、ブーム15の連結ブラケット23に直接又はブラケットを介して取り付けられており、該ポートリリーフ弁66には、第1の逃がし用油圧ホース82と第2の逃がし用油圧ホース83との一端側が接続されている。
バケットシリンダ18のスクイ側油室29の接続部67にはスクイ側油圧管路42の一部を構成する作動油給排用油圧ホース68がスクイ側継手69を介して接続され、このスクイ側継手の第3接続部75に前記第1の逃がし用油圧ホース82の他端側が接続されている。
また、バケットシリンダ18のダンプ側油室30の接続部70にはダンプ側油圧管路44の一部を構成する作動油給排用油圧ホース71の一端側が接続され、該作動油給排用油圧ホース71の他端側に前記ホース継手と同様のホース継手84の第1接続部73が接続され、このホース継手84の第2接続部74は、ダンプ側油圧管路44の一部を構成する油圧配管・油圧ホース等を介してコントロールバルブ19のダンプ側ポート45に連通されている。
また、該ホース継手84の第3接続部75に前記第2の逃がし用油圧ホース83の他端側が接続されている。
この形態のフロントローダ3にあっては、第1の逃がし用油圧ホース82,第2の逃がし用油圧ホース83,前記ホース継手84の第3接続部75,スクイ側継手69の第3接続部75でバイパス回路65が構成されている。
その他の構成は前記図1〜4に示す実施形態と同様に構成される。
図7及び図8は、前述のフロントローダ3とは別の形態のフロントローダ3を示しており、このフロントローダ3は、前記図5及び図6に示す形態のフロントローダ3と同様に、連動リンク77及び揺動アーム79を有する平行昇降式のフロントローダ3である。
この平行昇降式のフロントローダ3にあっては、図7において仮想線で示すように、バケット16をダンプ動作させて該バケット16の背面ブラケット26をストッパ31の下規制部31bに接当させた状態(フルダンプ状態)でブーム15を上方揺動させようとすると、バケットシリンダ18が縮まないと、連動リンク77が突っ張ってブーム15の上げ動作ができない(ブーム15が上昇ロックしてしまう)こととなる。
そこで、この図7及び図8に示すフロントローダ3にあっては、このような場合に、バケットシリンダ18が縮むように、該ダンプ側油室30の圧を逃がすポートリリーフ弁85が設けられている。
すなわち、このフロントローダ3にあっては、図9の油圧回路に示すように、バケットシリンダ18のダンプ側油室30に連通するダンプ側油圧管路44とブームシリンダ17の下げ側油室39に連通する下げ側油圧管路40とを接続するバイパス回路86に前記ポートリリーフ弁85を介装し、ブーム15が上昇ロックしてしまう場合に、該ポートリリーフ弁85が開いてバイパス回路86を作動油流通可能とし、バケットシリンダ18のダンプ側油室30の圧を逃がすようにして、ブーム15が上方揺動することができるようにしている。
前記ポートリリーフ弁85の設定圧は、第1供給路48の回路圧を設定するメインリリーフ弁93の設定圧よりも低く設定されるが、このポートリリーフ弁85をダンプ側油圧管路44とドレン回路57とを接続するバイパス回路に介装したとすると、フロントローダ3によってバックグレーディング作業(バケットの底部を地面に接地させると共にトラクタの前輪が地面から浮くようにバケットを地面に押し付けた状態でトラクタを後進させることにより地面を整地する作業)をする場合など、バケット16に比較的大きなダンプ力が必要な場合に、ポートリリーフ弁85が開いてしまい、バケット16が所定のダンプ力を発揮できず、バックグレーディングなどの作業ができないという問題が生じる。
これに対し、図7〜図9に示すフロントローダ3にあっては、バケットシリンダ18のダンプ側油室30に比較的大きな圧が作用した場合にはポートリリーフ弁85が開いてダンプ側油圧管路44と下げ側油圧管路40とが連通するようになっている。
一方、バックグレーディング作業をする場合には下げ側油圧管路40には圧が立っているので、バックグレーディング作業をする場合には、ポートリリーフ弁85が開いてもバケットシリンダ18のダンプ側油室30の圧は抜けないので、バックグレーディング作業が可能である。
また、ブーム15を上げ動作させる場合には、下げ側油圧管路40は油路56及びブーム用制御弁32を介してドレン回路57に連通するので、フルダンプ状態でブーム15を上方揺動させる場合には、バケットシリンダ18のダンプ側油室30の圧が抜けてバケットシリンダ18が縮み、ブーム15の上げ動作ができるようになっている。
この図7〜図9に示すフロントローダ3にあっては、ポートリリーフ弁85はフロントローダ本体側に設けられており、図例では、ポートリリーフ弁85はブーム15の連結ブラケット23に取り付けられている。
具体的な配管構造の一例を図7及び図8を参照して説明すると、ダンプ側油圧管路44の一部を構成する作動油給排用油圧ホース71の一端側はバケットシリンダ18のダンプ側油室30の接続部70に接続され、該作動油給排用油圧ホース71の他端側は前記ホース継手と同様のホース継手84の第3接続部75に接続されている。
該ホース継手84の第1接続部73には一端側がポートリリーフ弁85に接続された第1の逃がし用油圧ホース87の他端側が接続されている。
該ホース継手84の第2接続部74はダンプ側油圧管路44の一部を構成する配管,油圧ホース等を介してダンプ側ポート45に連通している。
また、下げ側油圧管路40の一部を構成する作動油給排用油圧ホース88の一端側はブームシリンダ17の下げ側油室39の接続部89に接続され、該作動油給排用油圧ホース88の他端側は前記ホース継手と同様のホース継手90の第1接続部73に接続されている。
該ホース継手90の第2接続部74には、下げ側油圧管路40の一部を構成する配管91が接続され、該配管91は下げ側油圧管路40の一部を構成する油圧ホース等を介してコントロールバルブ19の下げ側ポート41に連通されている。
また、該ホース継手90の第3接続部75には、一端側が前記ポートリリーフ弁85に接続された第2の逃がし用油圧ホース92の他端側が接続されている。
14 マスト
15 ブーム
16 バケット
17 ブームシリンダ
18 バケットシリンダ
19 コントロールバルブ
29 スクイ側油室
30 ダンプ側油室
42 スクイ側油圧管路
44 ダンプ側油圧管路
65 バイパス回路
66 ポートリリーフ弁
68 作動油給排用油圧ホース
69 ホース継手
71 作動油給排用油圧ホース
72 ホース継手
82 第1の逃がし用油圧ホース
83 第2の逃がし用油圧ホース

Claims (4)

  1. 走行車両に取り付けられるマスト(14)と、このマスト(14)に基端側が左右軸廻りに回動自在に支持されて上下揺動自在とされたブーム(15)と、このブーム(15)を上下揺動させるブームシリンダ(17)と、前記ブーム(15)の先端側にスクイ・ダンプ動作可能に枢支連結されたバケット(16)と、このバケット(16)をスクイ・ダンプ動作させるためのバケットシリンダ(18)と、前記ブームシリンダ(17)及びバケットシリンダ(18)を制御するコントロールバルブ(19)とを備えたフロントローダにおいて、
    前記コントロールバルブ(19)と前記バケットシリンダ(18)との間に、バケットシリンダ(18)のスクイ側油室(29)が過大圧力に上昇した際に該圧力をバケットシリンダ(18)のダンプ側油室(30)に逃がすことができるポートリリーフ弁(66)を設け
    このポートリリーフ弁(66)がバケットシリンダ(18)又はブーム(15)に取り付けられていることを特徴とするフロントローダ。
  2. コントロールバルブ(19)とバケットシリンダ(18)のスクイ側油室(29)とを
    接続するスクイ側油圧管路(42)と、コントロールバルブ(19)とバケットシリンダ(18)のダンプ側油室(30)とを接続するダンプ側油圧管路(44)とを接続するバイパス回路(65)にポートリリーフ弁(66)を設けたことを特徴とする請求項1に記載のフロントローダ。
  3. 走行車両に取り付けられるマスト(14)と、このマスト(14)に基端側が左右軸廻りに回動自在に支持されて上下揺動自在とされたブーム(15)と、このブーム(15)を上下揺動させるブームシリンダ(17)と、前記ブーム(15)の先端側にスクイ・ダンプ動作可能に枢支連結されたバケット(16)と、このバケット(16)をスクイ・ダンプ動作させるためのバケットシリンダ(18)と、前記ブームシリンダ(17)及びバケットシリンダ(18)を制御するコントロールバルブ(19)とを備えたフロントローダにおいて、
    前記コントロールバルブ(19)と前記バケットシリンダ(18)との間に、バケットシリンダ(18)のスクイ側油室(29)が過大圧力に上昇した際に該圧力をバケットシリンダ(18)のダンプ側油室(30)に逃がすことができるポートリリーフ弁(66)を設け、
    前記バケットシリンダ(18)のダンプ側油室(30)又はスクイ側油室(29)の一方に作動油給排用油圧ホース(71)を接続するためのホース継手(72)にポートリリーフ弁(66)を接続し、このポートリリーフ弁(66)に一端側が接続された逃がし用油圧ホース(76)の他端側を、バケットシリンダ(18)のダンプ側油室(30)又はスクイ側油室(29)の他方に作動油給排用油圧ホース(68)を接続するためのホース継手(69)に接続したことを特徴とするフロントローダ。
  4. 走行車両に取り付けられるマスト(14)と、このマスト(14)に基端側が左右軸廻りに回動自在に支持されて上下揺動自在とされたブーム(15)と、このブーム(15)を上下揺動させるブームシリンダ(17)と、前記ブーム(15)の先端側にスクイ・ダンプ動作可能に枢支連結されたバケット(16)と、このバケット(16)をスクイ・ダンプ動作させるためのバケットシリンダ(18)と、前記ブームシリンダ(17)及びバケットシリンダ(18)を制御するコントロールバルブ(19)とを備えたフロントローダにおいて、
    前記コントロールバルブ(19)と前記バケットシリンダ(18)との間に、バケットシリンダ(18)のスクイ側油室(29)が過大圧力に上昇した際に該圧力をバケットシリンダ(18)のダンプ側油室(30)に逃がすことができるポートリリーフ弁(66)を設け、
    一端側がポートリリーフ弁(66)に接続され他端側がコントロールバルブ(19)とバケットシリンダ(18)のスクイ側油室(29)とを接続するスクイ側油圧管路(42)に接続された第1の逃がし用油圧ホース(82)と、一端側がポートリリーフ弁(66)に接続され他端側がコントロールバルブ(19)とバケットシリンダ(18)のダンプ側油室(30)とを接続するダンプ側油圧管路(44)に接続された第2の逃がし用油圧ホース(83)とを備えていることを特徴とするフロントローダ。
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