JP5388440B2 - 超音波診断装置、超音波画像処理装置、及び超音波画像処理プログラム - Google Patents
超音波診断装置、超音波画像処理装置、及び超音波画像処理プログラム Download PDFInfo
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Description
また、請求項7に記載の発明は、周期的に形状が変化する撮影部位を超音波で走査することで、取得された時相が異なる複数のボリュームデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された複数のボリュームデータのうち所定の時相に取得されたボリュームデータ内にある所望の位置及び方向で切断する画像生成面の位置を、三次元空間上に配置された複数の座標点に基づいて求め、前記画像生成面の位置を時相ごとに追跡することで、各時相における前記画像生成面の位置を求める演算手段と、前記記憶手段に記憶された各時相のボリュームデータのそれぞれを、前記各時相において、前記演算手段によって求められた前記ボリュームデータ内にある任意の断面を指定する前記画像生成面の位置で切断することで、前記各時相の前記画像生成面における画像データを生成する画像取得手段と、前記画像データに基づく画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、前記複数のボリュームデータのうち、第1時相に取得されたボリュームデータの特徴部位を切断する第1断面と第1特徴点を指定し、更に、前記第1時相とは異なる第2時相に取得されたボリュームデータの前記特徴部位を切断する第2断面と第2特徴点を指定するための指定手段と、を有し、前記画像取得手段は、前記3Dスキャン手段によって取得された前記各時相のボリュームデータのそれぞれを、前記各時相において、前記演算手段によって求められた前記ボリュームデータ内にある任意の断面を指定する前記画像生成面の位置で切断することで、前記各時相の前記画像生成面における画像データを生成し、前記演算手段は、前記第1断面、前記第1特徴点、前記第2断面、及び前記第2特徴点の指定を受け付けて、前記第1時相において、前記第1断面と前記第1特徴点との間に前記第1断面に平行な複数の断面を所定間隔で設定し、前記第2時相において、前記第2断面と前記第2特徴点との間に前記第2断面に平行で、かつ、前記第1時相で設定された数と同じ数の断面を所定間隔で設定する断面設定手段と、前記第1時相においては前記第1断面を基準にし、前記第2時相においては前記第2断面を基準にして、それぞれ対応する前記第1時相の断面の位置と前記第2時相の断面の位置との間を補間することで、前記第1時相と前記第2時相との間の各時相における前記複数の断面のそれぞれの位置を求める断面推定手段と、を有し、前記画像取得手段は、前記複数の断面のうち所望の断面の指定を受け付けて、前記指定された断面を前記画像生成面とし、前記3Dスキャンによって取得された各時相のボリュームデータのそれぞれを、前記各時相における前記画像生成面の位置で切断することで、前記各時相の前記画像生成面における画像データを生成することを特徴とする超音波画像処理装置である。
また、請求項8に記載の発明は、コンピュータに、周期的に形状が変化する撮影部位を超音波で走査することで、取得された時相が異なる複数のボリュームデータを受け付けて、前記複数のボリュームデータのうち所定の時相に取得されたボリュームデータ内にある所望の位置及び方向で切断する画像生成面の位置を、三次元空間上に配置された複数の座標点に基づいて求め、前記画像生成面の位置を時相ごとに追跡することで、各時相における前記画像生成面の位置を求める演算機能と、前記各時相のボリュームデータのそれぞれを、前記各時相において、前記演算機能によって求められた前記ボリュームデータ内にある任意の断面を指定する前記画像生成面の位置で切断することで、前記各時相の前記画像生成面における画像データを生成する画像取得機能と、前記画像データに基づく画像を表示部に表示させる表示制御機能と、前記複数のボリュームデータのうち、第1時相に取得されたボリュームデータの特徴部位を切断する第1断面と第1特徴点を指定し、更に、前記第1時相とは異なる第2時相に取得されたボリュームデータの前記特徴部位を切断する第2断面と第2特徴点を指定するための指定機能と、を実行させるものであって、前記画像取得機能は、前記3Dスキャン手段によって取得された前記各時相のボリュームデータのそれぞれを、前記各時相において、前記演算機能によって求められた前記ボリュームデータ内にある任意の断面を指定する前記画像生成面の位置で切断することで、前記各時相の前記画像生成面における画像データを生成し、前記演算機能は、前記第1断面、前記第1特徴点、前記第2断面、及び前記第2特徴点の指定を受け付けて、前記第1時相において、前記第1断面と前記第1特徴点との間に前記第1断面に平行な複数の断面を所定間隔で設定し、前記第2時相において、前記第2断面と前記第2特徴点との間に前記第2断面に平行で、かつ、前記第1時相で設定された数と同じ数の断面を所定間隔で設定する断面設定機能と、前記第1時相においては前記第1断面を基準にし、前記第2時相においては前記第2断面を基準にして、それぞれ対応する前記第1時相の断面の位置と前記第2時相の断面の位置との間を補間することで、前記第1時相と前記第2時相との間の各時相における前記複数の断面のそれぞれの位置を求める断面推定機能と、を有し、前記画像取得機能は、前記複数の断面のうち所望の断面の指定を受け付けて、前記指定された断面を前記画像生成面とし、前記3Dスキャンによって取得された各時相のボリュームデータのそれぞれを、前記各時相における前記画像生成面の位置で切断することで、前記各時相の前記画像生成面における画像データを生成することを特徴とする超音波画像処理プログラムである。
(構成)
この発明の第1実施形態に係る超音波診断装置について図1を参照して説明する。図1は、この発明の第1実施形態に係る超音波診断装置を示すブロック図である。
次に、第1実施形態に係る超音波診断装置1による一連の動作について、図8を参照して説明する。図8は、この発明の第1実施形態に係る超音波診断装置による一連の動作を示すフローチャートである。
まず、超音波プローブ2と送受信部3とによって、1心周期以上に亘って被検体の心臓を超音波で走査することで、例えば、左心室全体を含む心臓のボリュームデータを心時相ごとに取得する。制御部9は、被検体のECG信号を受けて、各心時相のボリュームデータに各ボリュームデータが取得されたタイミングで受け付けた心時相を対応付けて画像記憶部5に記憶させる。
操作者が操作部82を用いて拡張末期と収縮末期を指定し、更に、所望の長軸断面を指定する。画像生成部6は、制御部9を介して操作者の指定を受け付け、画像記憶部5から拡張末期のボリュームデータと収縮末期のボリュームデータを読み込み、拡張末期の長軸像データと収縮末期の長軸像データを生成する。表示制御部7は、長軸像を表示部81に表示させる。
そして、操作者が操作部82を用いて、収縮末期と拡張末期の長軸像において、心臓の心尖と弁輪の位置を指定する。例えば図3に示すように、操作者は操作部82を用いて、拡張末期の長軸像100に対して心尖20Aの位置と、弁輪20B、20Cの位置を指定する。さらに、操作者は操作部82を用いて、拡張末期の長軸像110に対して心尖21Aの位置と、弁輪21B、21Cの位置を指定する。さらに、収集末期の長軸像においても拡張末期の長軸像と同様に、心尖の位置と弁輪の位置を指定する。心尖の座標情報と弁輪の座標情報は、ユーザインターフェース(UI)8から制御部9を介して演算部10に出力される。
位置算出部11は、拡張末期の長軸像で指定された心尖に基づいて、拡張末期における心尖の3次元空間での位置を特定する。また、位置算出部11は、2つの長軸像で指定された弁輪の位置のうち、少なくとも3つの弁輪の位置を含む平面を3次元空間における弁輪面として定義する。さらに、収縮末期についても拡張末期と同様に、位置算出部11は、心尖と弁輪面の位置を求める。そして、位置算出部11は、拡張末期と収縮末期における心尖と弁輪面の3次元空間での座標情報を断面設定部12に出力する。
断面設定部12は、拡張末期と収縮末期における心尖と弁輪面の座標情報を位置算出部11から受けると、拡張末期と収縮末期において、心尖と弁輪面との間に、弁輪面に平行な複数の断面を設定する。例えば図4に示すように、断面設定部12は、拡張末期について、弁輪面(断面A1)を含む複数の断面A1〜A11を設定し、収縮末期について、弁輪面(断面Z1)を含む断面Z1〜Z11を設定する。そして、断面設定部12は、断面A1〜A11と断面Z1〜Z11のそれぞれの座標情報に、各断面の番号を示す番号情報を付帯させて断面推定部13に出力する。
断面推定部13は、断面A1〜A11と断面Z1〜Z11の座標情報に基づいて、線形補間又は三角関数による補間を行うことで、拡張末期と収縮末期との間の各心時相(各フレーム)における各断面の位置を推定する。各心時相における断面の座標情報は、画像生成制御部14に設定される。
そして、操作者は操作部82を用いて、設定された複数の断面のうち所望の断面を指定する。例えば、操作者は断面A1〜A11のうち、3番目の断面A3を指定する。指定された断面の番号情報が、ユーザインターフェース(UI)8から制御部9を介して画像生成制御部14に出力される。
画像生成制御部14は、各心時相(各フレーム)において、3番目の番号情報が付帯された断面の座標情報を画像生成部6に出力する。画像生成部6は、各心時相のボリュームデータを画像記憶部5から読み込み、各心時相における3番目の断面を切断面として、3番目の断面におけるMPR画像データ(短軸像データ)を心時相ごとに生成する。
表示制御部7は、各心時相における3番目の断面における短軸像データを画像生成部6から受けて、心時相ごとに順番に3番目の短軸像を表示部81に表示させる。また、画像生成部6は、各心時相の長軸像データや3次元画像データを生成しても良い。この場合、表示制御部7は、短軸像とともに、長軸像や3次元画像を表示部81に表示させる。例えば、表示制御部7は、図7(a)に示すように、拡張末期の断面A3における短軸像500を表示部81に表示させ、次のフレーム(心時相)では、図7(b)に示すように、次の心時相の断面B3における短軸像510を表示部81に表示させ、次のフレーム(心時相)では、図7(c)に示すように、次の心時相の断面C3における短軸像520を表示部81に表示させる。このように、表示制御部7は、同一部位を切断する断面の画像を心時相ごとに表示部81に表示させる。
また、各心時相における断面の位置を推定して、各心時相における短軸像データを生成する超音波画像処理装置を、超音波診断装置の外部に設けても良い。この超音波画像処理装置は、上述した画像記憶部5、画像生成部6、表示制御部7、ユーザインターフェース(UI)8、制御部9、演算部10、及び画像生成制御部14を備えている。
次に、この発明の第2実施形態に係る超音波診断装置について図9を参照して説明する。図9は、この発明の第2実施形態に係る超音波診断装置を示すブロック図である。
次に、第2実施形態に係る超音波診断装置1Aによる一連の動作について、図12を参照して説明する。図12は、この発明の第2実施形態に係る超音波診断装置による一連の動作を示すフローチャートである。
送受信部3はスキャン制御部18の制御の下、初期設定の短軸断面を2Dスキャンする。例えば、送受信部3は、拡張末期において弁輪面にほぼ平行な短軸断面を2Dスキャンの対象とする。初期設定された短軸断面の座標情報は、制御部9に設定される。そして、継続して2Dスキャンを行なうことで、短軸像をリアルタイムに表示部81を表示する。
また、送受信部3はスキャン制御部18の制御の下、3次元の撮影領域を3Dスキャンすることで、撮影領域のボリュームデータを取得する。例えば、送受信部3は、1心周期に亘って、左心室全体を含む心臓のボリュームデータを心時相ごとに取得する。制御部9は、各ボリュームデータに、各ボリュームデータが取得された心時相を対応付けて画像記憶部5に記憶させる。このボリュームデータは、2Dスキャンの対象となる断面の位置を推定する処理に用いられる。
操作者が操作部82を用いて拡張末期と収縮末期を指定し、更に、所望の長軸断面を指定する。画像生成部6は、制御部9を介して操作者の指定を受け付け、画像記憶部5から拡張末期のボリュームデータと収縮末期のボリュームデータを読み込み、拡張末期の長軸像データと収縮末期の長軸像データを生成する。表示制御部7は、長軸像を表示部81に表示させる。
そして、操作者が操作部82を用いて、拡張末期と収縮末期の長軸像において、心臓の心尖と弁輪の位置を指定する。心尖の座標情報と弁輪の座標情報は、ユーザインターフェース(UI)8から制御部9を介して演算部10Aに出力される。
位置算出部11は、拡張末期の長軸像で指定された心尖に基づいて、拡張末期における心尖の3次元空間での位置を特定する。また、位置算出部11は、2つの長軸像で指定された弁輪の位置のうち、少なくとも3つの弁輪の位置を含む平面を3次元空間における弁輪面として定義する。さらに、収縮末期についても拡張末期と同様に、位置算出部11は、心尖と弁輪面の位置を求める。そして、位置算出部11は、拡張末期と収縮末期における心尖と弁輪面の3次元空間での座標情報を領域設定部15に出力する。
領域設定部15は、拡張末期と収縮末期における心尖の弁輪面の座標情報を位置算出部11から受けると、拡張末期と収縮末期において、心尖と弁輪面との間に、弁輪面に平行な複数の平面を設定することで、心尖と弁輪面との間の領域を複数の個別領域に分割する。例えば図10に示すように、領域設定部15は、拡張末期について、心尖22Aと弁輪面(断面A1)との間の領域を、個別領域α1〜α10に分割し、収縮末期について、心尖23Aと弁輪面(断面Z1)との間の領域を、個別領域ω1〜ω10に分割する。そして、領域設定部15は、個別領域α1〜α10と個別領域ω1〜ω10のそれぞれの座標情報に、各個別領域の番号を示す番号情報を付帯させて領域推定部16に出力する。
領域推定部16は、個別領域α1〜α10と個別領域ω1〜ω10の座標情報に基づいて、線形補間又は三角関数による補間を行うことで、拡張末期と収縮末期との間の各心時相(各フレーム)における各個別領域の位置を推定する。各心時相における個別領域の座標情報は、断面推定部17に出力される。
断面推定部17は、2Dスキャンの対象として初期設定された短軸断面の座標情報を制御部9から受けて、その初期設定された短軸断面の座標情報と各心時相における個別領域の座標情報とに基づいて、初期設定された短軸断面の位置を心時相ごとに求める。例えば図10に示すように、拡張末期においては、初期設定された断面30Aは4番目の個別領域α4に含まれているため、断面推定部17は、拡張末期以外の心時相においても、断面30Aに対応する断面は4番目の個別領域β4、γ4、δ4、・・・にそれぞれ含まれていると推定する。そして、断面推定部17は、断面30Aと個別領域α4との相対的な位置関係に従って、各心時相の個別領域内における断面30Aに対応する断面の位置を求める。断面推定部17は、各心時相の短軸断面の座標情報をスキャン制御部18に出力する。
スキャン制御部18は、各心時相の短軸断面の座標情報に基づいて、各心時相における超音波の送信角度を決定する。例えば、スキャン制御部18は、初期設定された短軸断面と各心時相の短軸断面との角度差を求め、初期設定された送信角度をその角度差の分、変えることで、各心時相における送信角度を求める。
そして、送受信部3はスキャン制御部18の制御の下、各心時相に対応する送信角度に従って、時間とともに2Dスキャンの対象となる短軸断面の位置を変えて、それぞれの短軸断面を2Dスキャンする。
送受信部3によって各心時相の受信信号が取得されると、信号処理部4は各受信信号に対して信号処理を施し、画像生成部6は各心時相の短軸像データを生成する。そして、表示制御部7は、各心時相の短軸像を順番に表示部81に表示させる。
2 超音波プローブ
3 送受信部
4 信号処理部
5 画像記憶部
6 画像生成部
7 表示制御部
8 ユーザインターフェース(UI)
9 制御部
10、10A 演算部
11 位置算出部
12 断面設定部
13、17 断面推定部
14 画像生成制御部
15 領域設定部
16 領域推定部
18 スキャン制御部
81 表示部
82 操作部
Claims (8)
- 周期的に形状が変化する撮影部位を超音波で走査することで、取得された時相が異なる複数のボリュームデータを取得する3Dスキャン手段と、
前記3Dスキャン手段によって所定の時相に取得されたボリュームデータ内にある所望の位置及び方向で切断する画像生成面の位置を三次元空間上に配置された複数の座標点に基づいて求め、前記画像生成面の位置を時相ごとに追跡することで、各時相における前記画像生成面の位置を求める演算手段と、
前記演算手段によって求められた前記各時相の画像生成面における画像データを取得する画像取得手段と、
前記画像データに基づく画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記複数のボリュームデータのうち、第1時相に取得されたボリュームデータの特徴部位を切断する第1断面と第1特徴点を指定し、更に、前記第1時相とは異なる第2時相に取得されたボリュームデータの前記特徴部位を切断する第2断面と第2特徴点を指定するための指定手段と、を有し、
前記画像取得手段は、前記3Dスキャン手段によって取得された前記各時相のボリュームデータのそれぞれを、前記各時相において、前記演算手段によって求められた前記ボリュームデータ内にある任意の断面を指定する前記画像生成面の位置で切断することで、前記各時相の前記画像生成面における画像データを生成し、
前記演算手段は、
前記第1断面、前記第1特徴点、前記第2断面、及び前記第2特徴点の指定を受け付けて、前記第1時相において、前記第1断面と前記第1特徴点との間に前記第1断面に平行な複数の断面を所定間隔で設定し、前記第2時相において、前記第2断面と前記第2特徴点との間に前記第2断面に平行で、かつ、前記第1時相で設定された数と同じ数の断面を所定間隔で設定する断面設定手段と、
前記第1時相においては前記第1断面を基準にし、前記第2時相においては前記第2断面を基準にして、それぞれ対応する前記第1時相の断面の位置と前記第2時相の断面の位置との間を補間することで、前記第1時相と前記第2時相との間の各時相における前記複数の断面のそれぞれの位置を求める断面推定手段と、を有し、
前記画像取得手段は、前記複数の断面のうち所望の断面の指定を受け付けて、前記指定された断面を前記画像生成面とし、前記3Dスキャンによって取得された各時相のボリュームデータのそれぞれを、前記各時相における前記画像生成面の位置で切断することで、前記各時相の前記画像生成面における画像データを生成することを特徴とする超音波診断装置。 - 前記3Dスキャン手段は、前記撮影部位として心臓を超音波で走査することで、前記複数のボリュームデータを取得し、
前記指定手段は、前記複数のボリュームデータのうち、前記第1時相としての拡張末期に取得されたボリュームデータに表された弁輪面を切断する短軸断面を前記第1断面として指定し、前記拡張末期に取得されたボリュームデータに表された心尖を前記第1特徴点として指定し、更に、前記第2時相としての収縮末期に取得されたボリュームデータに表された前記弁輪面を切断する短軸断面を前記第2断面として指定し、前記収縮末期に取得されたボリュームデータに表された前記心尖を前記第2特徴点として指定し、
前記断面設定手段は、前記第1時相と前記第2時相における前記弁輪面と前記心尖の指定を受け付けて、前記拡張末期において、前記弁輪面と前記心尖との間に前記弁輪面に平行な複数の短軸断面を前記所定間隔で設定し、前記収縮末期において、前記弁輪面と前記心尖との間に前記弁輪面に平行で、かつ、前記拡張末期で設定された数と同じ数の短軸断面を前記所定間隔で設定し、
前記断面推定手段は、前記弁輪面を基準にして、それぞれ対応する前記拡張末期の短軸断面の位置と前記収縮末期の短軸断面の位置との間を補間することで、前記拡張末期と前記収縮末期との間の各時相における前記複数の短軸断面のそれぞれの位置を求め、
前記画像取得手段は、前記複数の短軸断面のうち所望の短軸断面の指定を受け付けて、前記指定された短軸断面を前記画像生成面とし、前記3Dスキャンによって取得された前記各時相のボリュームデータのそれぞれを、前記各時相における前記画像生成面の位置で切断することで、前記各時相の前記画像生成面における短軸像データを前記画像データとして生成し、
前記表示制御手段は、前記短軸像データに基づく短軸像を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。 - 前記座標点は第1の座標点と第2の座標点とからなり、
前記三次元空間上に、第1の複数の座標点と、第2の座標点とを配置し、
前記第1の複数の座標点に基づいて基準面を指定し、且つ前記基準面と、前記第2の座標点との位置関係に基づいて前記画像生成面の位置を指定する指定手段と、
を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の超音波診断装置。 - 前記指定手段は、
前記画像生成面を、前記基準面と前記第2の座標点との間にあり、且つ前記基準面に平行にある面として指定する、
ことを特徴とする請求項3に記載の超音波診断装置。 - 前記複数の座標点は、前記ボリュームデータ上にある複数の断層像に基づいて、少なくとも3点以上指定される、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の超音波診断装置。 - 前記複数のボリュームデータのうち、第1時相に取得されたボリュームデータを前記所望の位置で切断する第1断面を指定し、更に、前記第1時相とは異なる第2時相に取得されたボリュームデータを前記第1断面に対応する位置で切断する第2断面の位置を指定するための指定手段を更に有し、
前記演算手段は、前記第1断面と前記第2断面の指定を受け付けて、前記第1断面の位置と前記第2断面の位置との間を補間することで、前記第1時相と前記第2時相との間の各時相における前記第1断面に対応する前記画像生成面の位置を求め、
前記画像取得手段は、前記3Dスキャン手段によって取得された前記各時相のボリュームデータのそれぞれを、前記各時相における前記画像生成面の位置で切断することで、前記各時相の前記画像生成面における画像データを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の超音波診断装置。 - 周期的に形状が変化する撮影部位を超音波で走査することで、取得された時相が異なる複数のボリュームデータを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された複数のボリュームデータのうち所定の時相に取得されたボリュームデータ内にある所望の位置及び方向で切断する画像生成面の位置を、三次元空間上に配置された複数の座標点に基づいて求め、前記画像生成面の位置を時相ごとに追跡することで、各時相における前記画像生成面の位置を求める演算手段と、
前記記憶手段に記憶された各時相のボリュームデータのそれぞれを、前記各時相において、前記演算手段によって求められた前記ボリュームデータ内にある任意の断面を指定する前記画像生成面の位置で切断することで、前記各時相の前記画像生成面における画像データを生成する画像取得手段と、
前記画像データに基づく画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記複数のボリュームデータのうち、第1時相に取得されたボリュームデータの特徴部位を切断する第1断面と第1特徴点を指定し、更に、前記第1時相とは異なる第2時相に取得されたボリュームデータの前記特徴部位を切断する第2断面と第2特徴点を指定するための指定手段と、を有し、
前記画像取得手段は、前記3Dスキャン手段によって取得された前記各時相のボリュームデータのそれぞれを、前記各時相において、前記演算手段によって求められた前記ボリュームデータ内にある任意の断面を指定する前記画像生成面の位置で切断することで、前記各時相の前記画像生成面における画像データを生成し、
前記演算手段は、
前記第1断面、前記第1特徴点、前記第2断面、及び前記第2特徴点の指定を受け付けて、前記第1時相において、前記第1断面と前記第1特徴点との間に前記第1断面に平行な複数の断面を所定間隔で設定し、前記第2時相において、前記第2断面と前記第2特徴点との間に前記第2断面に平行で、かつ、前記第1時相で設定された数と同じ数の断面を所定間隔で設定する断面設定手段と、
前記第1時相においては前記第1断面を基準にし、前記第2時相においては前記第2断面を基準にして、それぞれ対応する前記第1時相の断面の位置と前記第2時相の断面の位置との間を補間することで、前記第1時相と前記第2時相との間の各時相における前記複数の断面のそれぞれの位置を求める断面推定手段と、を有し、
前記画像取得手段は、前記複数の断面のうち所望の断面の指定を受け付けて、前記指定された断面を前記画像生成面とし、前記3Dスキャンによって取得された各時相のボリュームデータのそれぞれを、前記各時相における前記画像生成面の位置で切断することで、前記各時相の前記画像生成面における画像データを生成することを特徴とする超音波画像処理装置。 - コンピュータに、
周期的に形状が変化する撮影部位を超音波で走査することで、取得された時相が異なる複数のボリュームデータを受け付けて、前記複数のボリュームデータのうち所定の時相に取得されたボリュームデータ内にある所望の位置及び方向で切断する画像生成面の位置を、三次元空間上に配置された複数の座標点に基づいて求め、前記画像生成面の位置を時相ごとに追跡することで、各時相における前記画像生成面の位置を求める演算機能と、
前記各時相のボリュームデータのそれぞれを、前記各時相において、前記演算機能によって求められた前記ボリュームデータ内にある任意の断面を指定する前記画像生成面の位置で切断することで、前記各時相の前記画像生成面における画像データを生成する画像取得機能と、
前記画像データに基づく画像を表示部に表示させる表示制御機能と、
前記複数のボリュームデータのうち、第1時相に取得されたボリュームデータの特徴部位を切断する第1断面と第1特徴点を指定し、更に、前記第1時相とは異なる第2時相に取得されたボリュームデータの前記特徴部位を切断する第2断面と第2特徴点を指定するための指定機能と、を実行させるものであって、
前記画像取得機能は、前記3Dスキャン手段によって取得された前記各時相のボリュームデータのそれぞれを、前記各時相において、前記演算機能によって求められた前記ボリュームデータ内にある任意の断面を指定する前記画像生成面の位置で切断することで、前記各時相の前記画像生成面における画像データを生成し、
前記演算機能は、
前記第1断面、前記第1特徴点、前記第2断面、及び前記第2特徴点の指定を受け付けて、前記第1時相において、前記第1断面と前記第1特徴点との間に前記第1断面に平行な複数の断面を所定間隔で設定し、前記第2時相において、前記第2断面と前記第2特徴点との間に前記第2断面に平行で、かつ、前記第1時相で設定された数と同じ数の断面を所定間隔で設定する断面設定機能と、
前記第1時相においては前記第1断面を基準にし、前記第2時相においては前記第2断面を基準にして、それぞれ対応する前記第1時相の断面の位置と前記第2時相の断面の位置との間を補間することで、前記第1時相と前記第2時相との間の各時相における前記複数の断面のそれぞれの位置を求める断面推定機能と、を有し、
前記画像取得機能は、前記複数の断面のうち所望の断面の指定を受け付けて、前記指定された断面を前記画像生成面とし、前記3Dスキャンによって取得された各時相のボリュームデータのそれぞれを、前記各時相における前記画像生成面の位置で切断することで、前記各時相の前記画像生成面における画像データを生成することを特徴とする超音波画像処理プログラム。
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