JP5387848B2 - 液体噴射装置、液体噴射装置の制御方法 - Google Patents
液体噴射装置、液体噴射装置の制御方法 Download PDFInfo
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Description
尚、液滴とは、上記液体噴射装置から噴射乃至吐出する液体の状態であり、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。
このように、圧力室の圧力を変化させるための振動板を検出回路の一部として利用することによって、本発明に係る液体噴射装置をさらに低コストに実現することができる。
本発明の第4の態様によれば、液体噴射装置において、前述した第1の態様に記載の発明と同様の作用効果を得ることができる。
本発明に係る「液体噴射装置」としてのインクジェットプリンター1の構成について、図1〜図3を参照しながら説明する。
図1は、インクジェットプリンター1の要部側面図である。図2は、インクジェットプリンター1の要部正面図である。
記録ヘッド17は、リザーバー171、インク供給路172、インク流路173、キャビティ174、振動板175、噴射ノズルN及びアクチュエーター20を有している。
制御装置100が実行する記録ヘッド17のノズル異常検出の手順(方法)について、図4及び図5を参照しながら説明する。
制御装置100は、記録紙Pに対するインク噴射の合間に記録紙Pの外側(キャップ41等)にインクを打ち捨てるフラッシングを実行する。その際に制御装置100は、アクチュエーター20を駆動するキャビティ174とアクチュエーター20を駆動しないキャビティ174とが交互に隣接するようにヘッドドライバー31及び切換回路33を制御する。より具体的には、例えばアクチュエーター20を駆動するキャビティ(以下、「駆動キャビティ」という。)としてキャビティ174a、174c及び174eを選択し、アクチュエーター20を駆動しないキャビティ(以下、「非駆動キャビティ」という。)としてキャビティ174b及び174dを選択する。つまりフラッシングのときには、駆動キャビティ174aのアクチュエーター20a、駆動キャビティ174cのアクチュエーター20c及び駆動キャビティ174eのアクチュエーター20eに駆動電圧波形を印加して、噴射ノズルN1、N3及びN5からインクを噴射させる(符号B)。他方、非駆動キャビティ174bのアクチュエーター20b及び非駆動キャビティ174dのアクチュエーター20dには駆動電圧波形を印加せず、噴射ノズルN2及びN4からはインクを噴射させない。
以下、非駆動キャビティ174bのインク圧の変化に基づいて噴射ノズルN1〜N3のノズル異常の有無を検出する手順を例に説明する。
例えば非駆動キャビティ174bに気泡が混入しておらず、非駆動キャビティ174bの噴射ノズルN2にノズル詰まりも生じていない状態、つまり非駆動キャビティ174bが正常な状態では、その非駆動キャビティ174bのクロストークCによるインク圧の変化は、噴射ノズルN2のメニスカス(噴射ノズルの開口で大気に面している液面)の変動によって吸収されてさらに小さくなる。
Claims (4)
- 液体が供給される共通液体室と、前記共通液体室に連通する複数の圧力室と、前記圧力室ごとに設けられた噴射ノズルと、前記圧力室ごとに設けられたアクチュエーターと、を有し、前記アクチュエーターにより前記圧力室の液圧を変化させることによって前記噴射ノズルから液体が噴射される液体噴射ヘッドと、
前記アクチュエーターを個々に駆動可能な駆動回路と、
前記圧力室の液圧の変化を個々に検出可能な検出回路と、
前記駆動回路を制御する制御装置と、を備えた液体噴射装置であって、
前記制御装置は、前記アクチュエーターを駆動して前記噴射ノズルから液体を噴射させるときに、前記アクチュエーターを駆動する圧力室に隣接する前記アクチュエーターを駆動しない圧力室の液圧の変化に基づいてノズル異常の有無を検出する、ことを特徴とした液体噴射装置。 - 請求項1に記載の液体噴射装置において、前記制御装置は、被噴射材に対する液体噴射の合間に被噴射材の外側に液体を打ち捨てる際に、前記アクチュエーターを駆動する圧力室と前記アクチュエーターを駆動しない圧力室とが交互に隣接するように前記駆動回路を制御してノズル異常の有無を検出する、ことを特徴とした液体噴射装置。
- 請求項1又は2に記載の液体噴射装置において、前記液体噴射ヘッドは、前記圧力室ごとに設けられた振動板を前記アクチュエーターにより振動させることによって、前記圧力室の液圧が変化して前記噴射ノズルから液体が噴射される構成であり、
前記検出回路は、前記アクチュエーターを駆動しない圧力室の振動板の振動から当該圧力室の液圧の変化を検出する、ことを特徴とした液体噴射装置。 - 液体が供給される共通液体室と、前記共通液体室に連通する複数の圧力室と、前記圧力室ごとに設けられた噴射ノズルと、前記圧力室ごとに設けられたアクチュエーターと、を有し、前記アクチュエーターにより前記圧力室の液圧を変化させることによって前記噴射ノズルから液体が噴射される液体噴射ヘッドと、
前記アクチュエーターを個々に駆動可能な駆動回路と、
前記圧力室の液圧の変化を個々に検出可能な検出回路と、を備えた液体噴射装置の制御方法であって、
前記アクチュエーターを駆動して前記噴射ノズルから液体を噴射させるときに、前記アクチュエーターを駆動する圧力室に隣接する前記アクチュエーターを駆動しない圧力室の液圧の変化に基づいてノズル異常の有無を検出する、ことを特徴とした液体噴射装置の制御方法。
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