JP5387303B2 - 受信装置、通信システムおよびチャネル推定方法 - Google Patents

受信装置、通信システムおよびチャネル推定方法 Download PDF

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Description

本発明は、受信装置、通信システムおよびチャネル推定方法に関する。
従来、OFDM(直交周波数分割多重:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式を用いた無線通信では、パイロット信号を用いてチャネル推定を行うことが一般的である。ここでパイロット信号とは、送信側と受信側で既知の信号である。例えば、高速移動体通信の規格であるLTE(Long Term Evolution)では、パイロット信号は、周波数方向、時間方向のそれぞれに一定の間隔で配置される。
このようなLTEの送信フォーマットでは、送信アンテナ数が4の場合には、1サブフレームに所定のサブキャリア間隔でパイロット信号が配置される。例えば、送信アンテナ番号0、1の送信アンテナではシンボル番号0、4、7、11の各OFDMシンボルに、6サブキャリアおきにパイロット信号が配置される。また、送信アンテナ番号2、3の送信アンテナでは、シンボル番号1、8の各OFDMシンボルに、6サブキャリアおきにパイロット信号が配置される。
このようなパイロット信号を用いたチャネル推定の手法として、周波数方向の内挿補間および時間方向の内挿補間によってチャネル推定値を求める方法が知られている。具体的には、受信機は、パイロット信号が配置されたリソースエレメント(RE:Resource Element)のチャネル推定を行う。そして、受信機は、パイロット信号が配置されているREのチャネル推定値から周波数方向の内挿補間および時間方向の内挿補間を行って、パイロット信号が配置されていないREのチャネル推定値を求める。
一方、複数の送受信アンテナを用いた無線通信システム(MIMO:Multiple-Input Multiple-Output)では、送信機は、複数の送信アンテナから送信された信号を受信機側で分離しやすくするために、送信信号にプレコーディングをかける。例えば、プレコーディング前の送信信号を「x」とし、プレコーディング行列(またはベクトル)を「P」とし、プレコーディング後の送信信号をx´とすると、「x´=Px」となる。
また、チャネル行列をH、受信信号をyとすると、「y=Hx´=HPx」となる。受信機では、チャネル推定を行い、チャネル推定値行列H´を求めた後で、チャネル推定値行列に対するデプレコーディングとして「H~=H´P」を算出し、実効チャネル推定値行列H~を求める。こうして得られた実効チャネル推定値行列H~を用いて、復調処理を行う。
ここで、チャネル推定処理およびデプレコーディング処理について、図10の例を用いて説明する。図10は、従来技術を説明するための図である。図10では、1サブフレーム分の実効チャネル推定値を求めるために、チャネル推定(周波数方向補間)、チャネル推定(時間方向補間)、デプレコーディングの順に処理を行う場合の処理の流れを示す。なお、LTEの送信フォーマットに従い、送信アンテナ数を4、レイヤ数を1とする。
図10に示すように、受信機は、パイロット信号が配置されたREのチャネル推定を行う。そして、受信機は、パイロット信号を含むOFDMシンボルを用いて周波数方向補間を行い、OFDMシンボル内のすべてのREのチャネル推定値を求める。
続いて、受信機は、パイロット信号を含む2つのOFDMシンボルの間のシンボルのチャネル推定値を時間方向補間によって求める。つまり、受信機は、送信アンテナ番号0および1のシンボル番号0、4、7、11のシンボル、送信アンテナ番号2および3のシンボル番号1、8のシンボルのチャネル推定値については周波数方向補間を行って求め、それ以外のチャネル推定値については線形補間を行って求める。
受信アンテナ番号a、送信アンテナ番号b、サブフレーム番号n、シンボル番号t、サブキャリア番号iにおける周波数方向補間後のチャネル推定値をh(a、b、n、t、i)とすると、時間方向補間後のチャネル推定値は下記(35)、(36)式のようになる。ただし、時間方向補間では、周波数方向補間でチャネル推定値が得られなかったシンボルについてのみ処理を行うため、周波数方向補間後のチャネル推定値と同じくh(a、b、n、t、i)で表す。
Figure 0005387303
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次に、図10に示すように、4本の各送信アンテナのチャネル推定値に対してデプレコーディングを行い、1レイヤ分の実効チャネル推定値を求める。ここで、受信アンテナ番号a、レイヤ番号l、サブフレーム番号n、シンボル番号t、サブキャリア番号iにおけるデプレコーディング後の実効チャネル推定値をh~(a、l、n、t、i)とすると、実効チャネル推定値は下記(37)式のようになる。そして、上記(35)式および(36)式を代入すると、下記(38)〜(51)式に示すように、実効チャネル推定値が求まる。
Figure 0005387303
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特開2008−236428号公報
ところで、上記したチャネル推定処理およびデプレコーディング処理を行う技術では、全てのシンボルのチャネル推定値を求めた後に、デプレコーディングを行うことで実効チャネル推定値を算出する。このため、時間方向補間を行うシンボル数とデプレコーディングを行うシンボル数とが多くなり、処理量が大きくなる結果、消費電力が高くなるという課題があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、処理量を小さくし、消費電力を低く抑えることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この装置は、各アンテナで送信された送信信号について、アンテナ間で同じ位置のシンボルのチャネル推定値が求められるように、各アンテナの送信信号においてパイロット信号が含まれるシンボルのチャネル推定値を算出する。そして、算出された各アンテナのチャネル推定値に対してデプレコーディングを行って、実効チャネル推定値を算出し、算出された実効チャネル推定値を用いて、時間方向の線形補間を行って、パイロット信号が含まれるシンボル以外の実効チャネル推定値を算出する。
開示の装置は、処理量を小さくし、消費電力を低く抑えることができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る受信装置の構成を示すブロック図である。 図2は、実施例2に係るMIMO−OFDMシステムの構成を示すブロック図である。 図3は、実施例2に係る送信機の構成を示すブロック図である。 図4は、実施例2に係る受信機の構成を示すブロック図である。 図5は、実施例2に係る受信機におけるチャネル推定部の詳しい構成を示すブロック図である。 図6は、時間方向補間処理およびデプレコーディング処理を説明する図である。 図7は、実施例2に係る受信機の処理手順を説明するためのフローチャートである。 図8は、時間方向補間処理およびデプレコーディング処理を説明する図である。 図9は、受信機の詳しい構成を示すブロック図である。 図10は、従来技術を説明するための図である。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る受信装置、通信システムおよびチャネル推定方法の実施例を詳細に説明する。
まず最初に、図1を用いて、実施例1に係る受信装置の構成を説明する。図1は、実施例1に係る受信装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、受信装置1は、チャネル推定部2、デプレコーディング部3、時間方向補間部4、復調部5、復号部6を有する。なお、受信装置1は、複数の送信アンテナから送信された信号を受信アンテナで受信する。
チャネル推定部2は、各アンテナで送信された送信信号について、アンテナ間で同じ位置のシンボルのチャネル推定値が求められるように、各アンテナの送信信号においてパイロット信号が含まれるシンボルのチャネル推定値を算出する。
デプレコーディング部3は、チャネル推定部2によって算出された各アンテナのチャネル推定値に対してデプレコーディングを行って、実効チャネル推定値を算出する。時間方向補間部4は、デプレコーディング部3によって算出された実効チャネル推定値を用いて、時間方向の線形補間を行って、パイロット信号が含まれるシンボル以外の実効チャネル推定値を算出する。
復調部5は、時間方向補間部4によって算出された実効チャネル推定値を用いて、送信信号に対して復調処理を行う。復号部6は、復調5によって復調された送信信号に対して復号化処理を行う。
このように、受信装置1は、アンテナ間で同じ位置のシンボルのチャネル推定値が求められるようにしつつ、パイロット信号が含まれるシンボルのみのチャネル推定値を算出し、パイロット信号が含まれるシンボルのみのチャネル推定値に対してのみデプレコーディングを行う。このため、時間方向補間を行うシンボル数とデプレコーディングを行うシンボル数とを少なくして、処理量を少なくする結果、消費電力を低く抑えることが可能である。
以下の実施例では、実施例2に係るOFDMシステムの構成、送信機の構成、受信機の構成および受信機の処理の流れを順に説明し、最後に実施例2による効果を説明する。
[OFDMシステムの構成]
次に、図2を用いて、MIMO−OFDMシステムの構成を説明する。図2は、実施例2に係るMIMO−OFDMシステムの構成を示すブロック図である。同図に示すように、このMIMO−OFDMシステム100は、複数の受信アンテナが設けられた受信機10と、複数の送信アンテナが設けられた送信機20とを有し、受信機10と送信機20とが伝搬路を介して無線通信を行う。
送信機20は、複数の送信アンテナを用いて、受信機10に対して各種信号の送信を行う。送信機20から送信される信号は、複数の伝搬路を介して受信機10に送信される。また、送信機20は、受信機10宛てのデータにOFDMシンボルのサブキャリアを割り当てる。そして、受信機10は、サブキャリアごとに受信された信号を復調して、データを取得する。
ここで、図3を用いて、送信機20の構成を説明する。図3は、実施例2に係る送信機の構成を示すブロック図である。図3に示すように、送信機20は、符号化部21、変調部22、レイヤマッピング部23、プレコーディング部24、IFFT部25、CP付加部26を有する。以下にこれらの各部の処理を説明する。
符号化部21は、送信するビット列に対して符号化(例えば、Turbo符号など)を行って変調部22に入力する。変調部22は、符号化されたビット列を送信シンボル(例えば、QPSK、16QAMなど)に変換してレイヤマッピング部23に入力する。レイヤマッピング部23は、変調された信号を複数のレイヤに分けて、プレコーディング部24に入力する。
ここでレイヤとは、それぞれ独立な信号の系列のことをいい、後述するプレコーディングによって、各送信アンテナに分配される。また、プレコーディングとは、例えば、レイヤ数2、送信アンテナ数4の場合に、2つの独立な信号から線形演算によって4つの独立ではない信号を送信側で生成し、4本の送信アンテナで送信することをいう。上記の例の場合には、受信側では、4本の送信アンテナから送信された信号を受信するが、実際には独立な信号は2つしか含まれていないこととなる。
プレコーディング部24は、各レイヤの信号を合成した信号を各送信アンテナにマッピングする。具体的には、プレコーディング部24は、レイヤ毎の信号にプレコーディング行列(行数=送信アンテナ数、列数=レイヤ数)を乗算して、各レイヤの信号を合成した信号を各送信アンテナにマッピングする。かかるプレコーディング行列は、送受信機で共有するパターンや、受信機からフィードバックされたPMI(Precoding Matrix Indicator)に従って決定される。
IFFT部25は、送信アンテナごとに、周波数領域の信号をIFFT(Inverse FFT)し、時間領域の信号を求める。CP付加部26は、送信アンテナごとに時間領域の信号にCP(Cyclic Prefix)を付加するとともに、複数のアンテナを用いて、信号を受信機10に送信する。
ここで、図4を用いて、受信機10の構成を説明する。図4は、実施例2に係る受信機の構成を示すブロック図である。図4に示すように、受信機10は、CP除去部11、FFT部12、チャネル推定部13、PMI推定部14、デプレコーディング部15、第二時間方向補間部16、復調部17、レイヤマッピング部18、復号部19を有する。以下にこれらの各部の処理を説明する。
CP除去部11は、受信アンテナごとに、時間領域の信号のCP(Cyclic Prefix)を除去してFFT部12に入力する。FFT部12は、受信アンテナごとに、時間領域の信号をFFTし、周波数領域の信号を求めて、チャネル推定部13および復調部17に入力する。
チャネル推定部13は、各アンテナで送信された送信信号について、各アンテナの送信信号におけるパイロット信号が含まれるシンボルのチャネル推定値をそれぞれ算出するとともに、アンテナ間で同じ位置のシンボルのチャネル推定値が求められるように、他のアンテナの送信信号におけるパイロット信号が含まれるシンボルの位置に対応するシンボルのチャネル推定値を線形補間で算出する。
ここでチャネル推定値とは、各送信アンテナと各受信アンテナの間のチャネル変動を表した値、または、各送信アンテナと各受信アンテナの間のチャネル変動を表した値を並べた行列のことをいう。
ここで、図5を用いて、チャネル推定部13の詳しい構成について説明する。図5は、実施例2に係る受信機におけるチャネル推定部の詳しい構成を示すブロック図である。図5に示すように、チャネル推定部13は、周波数方向補間部13a、第一時間方向補間部13bおよびパイロット位置チャネル推定部13cを有する。
パイロット位置チャネル推定部13cは、パイロット信号が配置されたリソースエレメントのチャネル推定値を求める。そして、周波数方向補間部13aは、パイロット信号が配置されたリソースエレメントのチャネル推定値を用いて、周波数方向の線形補間を行って、OFDMシンボル内のすべてのリソースエレメントのチャネル推定値を求め、第一時間方向補間部13bに入力する。
第一時間方向補間部13bは、パイロット信号が配置されたOFDMシンボルのチャネル推定値を用いて、時間方向の線形補間を行う。具体的には、第一時間方向補間部13bは、送信アンテナでパイロット信号が含まれるOFDMシンボルのみ時間方向補間でチャネル推定値を求める。
ここで、図6の例を用いて具体的に説明する。例えば、送信機20は、送信アンテナ番号0〜3がそれぞれ付与された4つのアンテナを有する。図6に示すように、かかる送信アンテナのうち、送信アンテナ番号0、1の送信アンテナ(図6の例では、TxAnt#0、1)が送信する信号については、シンボル番号0、4、7、11にパイロット信号が配置されている。また、図6に示すように、送信アンテナ番号2、3の送信アンテナ(図6の例では、TxAnt#2、3)が送信する信号については、シンボル番号1、8にパイロット信号が配置されている。
このような場合に、パイロット位置チャネル推定部13cおよび周波数方向補間部13aは、下記(1)式に示すように、送信アンテナ番号0、1の送信アンテナから送信された信号について、シンボル番号0、4、7、11のOFDMシンボルのチャネル推定値を求める。そして、第一時間方向補間部13bは、下記(1)式に示すように、シンボル番号0、4、7、11のOFDMシンボルのチャネル推定値を用いて、時間方向補間処理を行い、シンボル番号1、8のOFDMシンボルのチャネル推定値を求める。
Figure 0005387303
また、パイロット位置チャネル推定部13cおよび周波数方向補間部13aは、下記(2)式に示すように、送信アンテナ番号2、3の送信アンテナから送信された信号について、シンボル番号1、8のOFDMシンボルのチャネル推定値を求める。そして、第一時間方向補間部13bは、下記(2)式に示すように、シンボル番号1、8のOFDMシンボルのチャネル推定値を用いて、時間方向補間処理を行い、シンボル番号0、4、7、11のOFDMシンボルのチャネル推定値を求める。以上の処理によって取得された、全送信アンテナにおけるシンボル番号0、1、4、7、8、11のOFDMシンボルのチャネル推定値を、PMI推定部14およびデプレコーディング部15に入力する。
Figure 0005387303
PMI推定部14は、チャネル推定値から、最適なPMIを選択し、送信機20にフィードバックする。デプレコーディング部15は、各アンテナのチャネル推定値に対してデプレコーディングを行って、実効チャネル推定値を算出する。ここで、実効チャネル推定値とは、各レイヤと各受信アンテナの間のチャネル変動を表した値のことをいう。各レイヤ、各受信アンテナの実効チャネル推定値を並べた実効チャネル推定値行列は、各送受信アンテナ間のチャネル推定値を並べたチャネル推定値行列にプレコーディング行列を乗算することで得られる。
乗算するプレコーディング行列は、送受信機で共有するパターンや、過去に送信機20にフィードバックしたPMIに従って決定する。
図6の例を用いて説明すると、デプレコーディング部15は、下記(3)〜(8)式に示すように、第一時間方向補間部13bによって算出されたシンボル番号0、1、4、7、8、11のOFDMシンボルのチャネル推定値に対してプレコーディング処理を行って、実効チャネル推定値を算出する。これにより、シンボル番号0、1、4、7、8、11のOFDMシンボルの実効チャネル推定値を取得し、第二時間方向補間部16に入力する。
Figure 0005387303
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Figure 0005387303
Figure 0005387303
Figure 0005387303
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第二時間方向補間部16は、実効チャネル推定値を用いて、時間方向の線形補間を行って、パイロット信号が含まれるシンボル以外の実効チャネル推定値を算出する。図6の例を用いて説明すると、第二時間方向補間部16は、シンボル番号0、1、4、7、8、11のOFDMシンボルの実効チャネル推定値を用いて、時間方向の線形補間を行い、シンボル番号2、3、5、6、9、10のOFDMシンボルの実効チャネル推定値を算出する。
ここで、第二時間方向補間部16は、シンボル番号12、13のOFDMシンボルの実効チャネル推定値を求めるために、次のサブフレームのシンボル番号0のOFDMシンボルの実効チャネル推定値が必要となる。つまり、時間方向の線形補間に使用される2つのシンボル(ここの例では、シンボル番号11と次のサブフレームのシンボル番号0の各シンボル)に同じプレコーディング手法が適用されている必要があるが、次のサブフレームでは別のプレコーディングが適用されている可能性があるため、そのまま線形補間を行うことができない。
このため、第二時間方向補間部16は、下記(9)式に示すように、次のサブフレームのシンボル番号0のシンボルのチャネル推定値に対して、現在注目しているサブフレームに適用されているプレコーディング手法でデプレコーディングを行って、実効チャネル推定値を算出する。
Figure 0005387303
そして、第二時間方向補間部16は、下記(10)〜(15)に示すように、シンボル番号0、1、4、7、8、11のOFDMシンボルの実効チャネル推定値を用いて、シンボル番号2、3、5、6、9、10のOFDMシンボルの実効チャネル推定値を算出する。
Figure 0005387303
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続いて、第二時間方向補間部16は、下記(16)〜(17)に示すように、シンボル番号11のOFDMシンボルの実効チャネル推定値と(9)で求めた次のサブフレームのシンボル番号0のOFDMシンボルの実効チャネル推定値を用いて、シンボル番号12、13のOFDMシンボルの実効チャネル推定値を算出する。その後、第二時間方向補間部16は、実効チャネル推定値を復調部17に入力する。
Figure 0005387303
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復調部17は、実効チャネル推定値を用いて、復調処理を行う。具体的には、復調部17は、実効チャネル推定値を用いて、受信シンボルにかかったチャネル変動、雑音を除去し、レイヤ毎の対数尤度比に変換して、レイヤマッピング部18に入力する。
レイヤマッピング部18は、復調部17で得られたレイヤ毎の対数尤度比を復号部19に入力する系列に変換する。復号部19は、送信機20で行った符号化を解き、誤り訂正を行う。
[受信機による処理]
次に、図7を用いて、実施例2に係る受信機10による処理を説明する。図7は、実施例2に係る受信機10の処理動作を示すフローチャートである。
図7に示すように、受信機10のチャネル推定部13は、パイロット信号が配置されたOFDMシンボルのチャネル推定値を求め(ステップS101)、パイロット信号が配置されたOFDMシンボルのチャネル推定値を用いて、周波数方向の線形補間を行う(ステップS102)。
そして、チャネル推定部13は、各送信アンテナで送信された送信信号について、他の送信アンテナでパイロット信号が含まれるOFDMシンボルのみ時間方向補間を行ってチャネル推定値を求める(ステップS103)。続いて、デプレコーディング部15は、チャネル推定値が得られたOFDMシンボルのみデプレコーディングを行って実効チャネル推定値を算出する(ステップS104)。
そして、第二時間方向補間部16は、算出された実効チャネル推定値を用いて、時間方向の線形補間を行う(ステップS105)。その後、復調部17は、実効チャネル推定値を用いて、復調処理を行う(ステップS106)。そして、レイヤマッピング部18は、レイヤ毎の対数尤度比を復号部19に入力する系列に変換する(ステップS107)。その後、復号部19は、復号化を行った後、誤り訂正を行って(ステップS108)、処理を終了する。
[実施例2の効果]
上述してきたように、受信機10は、各アンテナで送信された送信信号について、アンテナ間で同じ位置のシンボルのチャネル推定値が求められるように、各アンテナの送信信号においてパイロット信号が含まれるシンボルのチャネル推定値を算出する。そして、受信機10は、算出された各アンテナのチャネル推定値に対してデプレコーディングを行って、実効チャネル推定値を算出し、算出された実効チャネル推定値を用いて、時間方向の線形補間を行って、パイロット信号が含まれるシンボル以外の実効チャネル推定値を算出する。このため、時間方向補間を行うシンボル数とデプレコーディングを行うシンボル数とを少なくして、処理量を少なくする結果、消費電力を低く抑えることが可能である。
また、実施例2によれば、受信機10は、各アンテナで送信された送信信号について、各アンテナの送信信号におけるパイロット信号が含まれるシンボルのチャネル推定値をそれぞれ算出する。そして、受信機10は、アンテナ間で同じ位置のシンボルのチャネル推定値が求められるように、他のアンテナの送信信号におけるパイロット信号が含まれるシンボルの位置に対応するシンボルのチャネル推定値を線形補間で算出する。このため、時間方向補間を行うシンボル数とデプレコーディングを行うシンボル数とを少なくして、処理量を少なくする結果、消費電力を低く抑えることが可能である。
ところで、上記の実施例2では、各送信アンテナで送信された信号のうち、他の送信アンテナでパイロットが配置されたシンボルについてチャネル推定値を求め、送信アンテナごとに同じシンボルのチャネル推定値を揃えた後に、デプレコーディングを行う場合を説明した。しかし、本実施例はこれに限定されるものではなく、複数の送信アンテナのうち、いずれかのアンテナの送信信号におけるパイロット信号が含まれるシンボルの位置に対応するシンボルのチャネル推定値を揃えた後に、デプレコーディングを行うようにしてもよい。
そこで、以下の実施例3では、送信アンテナで送信された信号のうちのいずれかの信号についてパイロットが配置されたシンボルの送信チャネル推定値を求め、デプレコーディングを行う場合として、図8を用いて、実施例3における受信機の処理について説明する。なお、構成については、実施例2の受信機と同様であり、説明を省略する。
図8は、時間方向補間処理およびデプレコーディング処理を説明する図である。図8の例では、送信アンテナのうち、送信アンテナ番号0、1の送信アンテナ(図6の例では、TxAnt#0、1)が送信する信号については、シンボル番号0、4、7、11にパイロット信号が配置されている。また、図6に示すように、送信アンテナ番号2、3の送信アンテナ(図6の例では、TxAnt#2、3)が送信する信号については、シンボル番号1、8にパイロット信号が配置されている。
図8に示すように、実施例3にかかる受信機は、下記(18)式に示すように、送信アンテナ番号0、1の送信アンテナから送信された信号について、シンボル番号0、4、7、11のOFDMシンボルのチャネル推定値を求める。
Figure 0005387303
また、受信機は、下記(19)式に示すように、送信アンテナ番号2、3の送信アンテナから送信された信号について、シンボル番号1、8のOFDMシンボルのチャネル推定値を求める。そして、受信機は、下記(19)式に示すように、シンボル番号1、8のOFDMシンボルのチャネル推定値を用いて、時間方向補間処理を行い、シンボル番号0、4、7、11のOFDMシンボルのチャネル推定値を求める。これにより、受信機は、全送信アンテナについて、シンボル番号0、4、7、11のOFDMシンボルのチャネル推定値を取得する。
Figure 0005387303
次に、受信機は、下記(20)〜(23)式に示すように、算出されたシンボル番号0、4、7、11のOFDMシンボルのチャネル推定値に対してプレコーディング処理を行って、実効チャネル推定値を算出する。これにより、シンボル番号0、4、7、11のOFDMシンボルの実効チャネル推定値を取得する。
Figure 0005387303
Figure 0005387303
Figure 0005387303
Figure 0005387303
その後、受信機は、シンボル番号0、4、7、11のOFDMシンボルの実効チャネル推定値を用いて、時間方向の線形補間を行い、シンボル番号1、2、3、5、6、8、9、10のOFDMシンボルの実効チャネル推定値を算出する。
このため、受信機は、実施例2と同様に、下記(24)式に示すように、次のサブフレームのシンボル番号0のシンボルのチャネル推定値に対して、現在注目しているサブフレームに適用されているプレコーディング手法でデプレコーディングを行って、実効チャネル推定値を算出する。
Figure 0005387303
そして、受信機は、下記(25)〜(32)に示すように、シンボル番号0、4、7、11のOFDMシンボルの実効チャネル推定値を用いて、シンボル番号1、2、3、5、6、8、9、10のOFDMシンボルの実効チャネル推定値を算出する。
Figure 0005387303
Figure 0005387303
Figure 0005387303
Figure 0005387303
Figure 0005387303
Figure 0005387303
Figure 0005387303
Figure 0005387303
続いて、受信機は、下記(33)〜(34)に示すように、シンボル番号11のOFDMシンボルの実効チャネル推定値を用いて、シンボル番号12、13のOFDMシンボルの実効チャネル推定値を算出する。その後、受信機は、復調・復号処理を行う。
Figure 0005387303
Figure 0005387303
このように、上記の実施例3では、各アンテナで送信された送信信号それぞれについて、各アンテナの送信信号におけるパイロット信号が含まれるシンボルのチャネル推定値をそれぞれ算出する。そして、アンテナ間で同じ位置のシンボルのチャネル推定値が求められるように、各アンテナのうちのいずれかのアンテナの送信信号におけるパイロット信号が含まれるシンボルの位置に対応するシンボルのチャネル推定値を線形補間で算出する。このため、時間方向補間を行うシンボル数とデプレコーディングを行うシンボル数とをより少なくして、処理量をさらに少なくする結果、消費電力をさらに低く抑えることが可能である。
さて、これまで実施例1〜3について説明したが、本実施例は上述した実施例1〜3以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では実施例4として本発明に含まれる他の実施例を説明する。
(1)チャネル推定値
上記の実施例3では、アンテナ間で同じシンボル番号のチャネル推定値が求められるように、各アンテナのうちのいずれかのアンテナについて、パイロット信号が含まれるシンボルの位置を揃える場合を説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、各アンテナで送信された送信信号におけるパイロット信号の配置間隔に応じて、複数のアンテナのうちのいずれかのアンテナを決定し、決定されたアンテナのパイロット信号が含まれるシンボルの位置で揃えてもよい。
例えば、受信機は、パイロット信号の配置間隔が広い信号のアンテナを決定して、アンテナ間でデプレコーディングするシンボルの位置を揃えた場合には、より処理量を削減することができる。また、パイロット信号の配置間隔が狭い信号のアンテナを決定して、アンテナ間でデプレコーディングするシンボルの位置を揃えた場合には、チャネル推定の精度を保ちつつ、処理量を削減することが可能である。
ここで、図9を用いて、受信機の詳しい構成を説明する。図9は、受信機の詳しい構成を示すブロック図である。図9に示すように、受信機は、図5に示した受信機と比較して、アンテナ決定部13dを新たに有する点が相違する。アンテナ決定部13dは、各アンテナで送信された送信信号におけるパイロット信号の配置間隔に応じて、複数のアンテナのうちのいずれかのアンテナを決定し、第一時間方向補間部13bに通知する。
そして、第一時間方向補間部13bは、アンテナ決定部13dによって決定されたアンテナの送信信号におけるパイロット信号が含まれるシンボルの位置に対応するシンボルのチャネル推定値を線形補間で算出する。
また、各送受信アンテナ間のチャネル推定値の時間方向の変動の大きさに応じて、複数のアンテナのうちのいずれかのアンテナを決定し、決定されたアンテナのパイロット信号が含まれるシンボルの位置で揃えてもよい。
例えば、受信機は、チャネル推定値の時間方向の変動の小さい場合には、パイロット信号の配置間隔が広いアンテナを決定して、アンテナ間でデプレコーディングするシンボルの位置を揃える。この場合には、より処理量を削減することができる。また、チャネル推定値の時間方向の変動の大きい場合には、パイロット信号の配置間隔が狭いアンテナを決定して、アンテナ間でデプレコーディングするシンボルの位置を揃える。この場合には、送信信号の時間方向の変動の大きい場合でもチャネル推定の精度を保ちつつ、処理量を削減することが可能である。
また、本発明の受信機が移動局に実装されている場合、チャネル推定値を揃えるアンテナ選択の基準として、移動局の移動速度を検出して使用することも可能である。例えば、受信機は、移動速度が小さい場合には、パイロット信号の配置間隔が広いアンテナを決定して、アンテナ間でデプレコーディングするシンボルの位置を揃える。この場合には、より処理量を削減することができる。また、移動速度の大きい場合には、パイロット信号の配置間隔が狭いアンテナを決定して、アンテナ間でデプレコーディングするシンボルの位置を揃える。この場合には、送信信号の時間方向の変動の大きい場合でもチャネル推定およびデプレコーディングの精度を保ちつつ、処理量を削減することが可能である。
(2)システム構成等
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、チャネル推定部13とデプレコーディング部15を統合してもよい。
(3)プログラム
なお、本実施例で説明したチャネル推定方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
10 受信機
11 CP除去部
12 FFT部
13 チャネル推定部
13a 周波数方向補間部
13b 第一時間方向補間部
13c パイロット位置チャネル推定部
14 PMI推定部
15 デプレコーディング部
16 第二時間方向補間部
17 復調部
18 レイヤマッピング部
19 復号部
20 送信機
21 符号化部
22 変調部
23 レイヤマッピング部
24 プレコーディング部
25 IFFT部
26 CP付加部

Claims (7)

  1. 各アンテナで送信された送信信号について、各アンテナの送信信号におけるパイロット信号が含まれるシンボルのチャネル推定値をそれぞれ算出すると共に、あるアンテナの送信信号におけるパイロット信号が含まれていないシンボルであって、他のアンテナの送信信号についてチャネル推定値が算出されたシンボルと同じ位置のシンボルのチャネル推定値を求めるために、あるアンテナのパイロットが含まれているシンボルのチャネル推定値を用いて線形補間して算出するチャネル推定部と、
    前記チャネル推定部によって算出された各アンテナのチャネル推定値に対してデプレコーディングを行って、実効チャネル推定値を算出するデプレコーディング部と、
    前記デプレコーディング部によって算出された実効チャネル推定値を用いて、時間方向の線形補間を行って、前記パイロット信号が含まれるシンボル以外の実効チャネル推定値を算出する時間方向補間部と
    を有することを特徴とする受信装置。
  2. 前記チャネル推定部は、あるアンテナで前記チャネル推定値が算出されなかった前記シンボルの位置に対応するチャネル推定値を前記線形補間で算出するように、複数のアンテナいずれかのアンテナの送信信号におけるパイロット信号が含まれるシンボルの位置に対応するシンボルのチャネル推定値を全てのアンテナについて線形補間で算出することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記チャネル推定部は、前記各アンテナで送信された送信信号におけるパイロット信号の配置間隔に応じて、前記複数のアンテナのうちのいずれかのアンテナを決定するアンテナ決定部を含み、
    前記チャネル推定部は、前記アンテナ決定部によって決定されたアンテナの送信信号におけるパイロット信号が含まれるシンボルの位置に対応するシンボルのチャネル推定値を線形補間で算出することを特徴とする請求項に記載の受信装置。
  4. 前記チャネル推定部は、送受信のアンテナ間のチャネル推定値の時間方向の変動の大きさに応じて、複数のアンテナのうちのいずれかのアンテナを決定するアンテナ決定部を含み、
    前記チャネル推定部は、前記アンテナ決定部によって決定されたアンテナの送信信号におけるパイロット信号が含まれるシンボルの位置に対応するシンボルのチャネル推定値を線形補間で算出することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  5. 前記チャネル推定部は、当該受信装置の移動速度の大きさに応じて、複数のアンテナのうちのいずれかのアンテナを決定するアンテナ決定部を含み、
    前記チャネル推定部は、前記アンテナ決定部によって決定されたアンテナの送信信号におけるパイロット信号が含まれるシンボルの位置に対応するシンボルのチャネル推定値を線形補間で算出することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  6. 複数のアンテナで受信装置に対して送信信号を送信する送信装置と、当該送信装置によって送信された送信信号を受信する受信装置とを有する通信システムであって、
    前記送信装置は、
    前記複数のアンテナを用いて、前記送信信号を前記受信装置に送信する信号送信部を有し、
    前記受信装置は、
    各アンテナで送信された送信信号について、各アンテナの送信信号におけるパイロット信号が含まれるシンボルのチャネル推定値をそれぞれ算出すると共に、あるアンテナの送信信号におけるパイロット信号が含まれていないシンボルであって、他のアンテナの送信信号についてチャネル推定値が算出されたシンボルと同じ位置のシンボルのチャネル推定値を求めるために、あるアンテナのパイロットが含まれているシンボルのチャネル推定値を用いて線形補間して算出するチャネル推定部と、
    前記チャネル推定部によって算出された各アンテナのチャネル推定値に対してデプレコーディングを行って、実効チャネル推定値を算出するデプレコーディング部と、
    前記デプレコーディング部によって算出された実効チャネル推定値を用いて、時間方向の線形補間を行って、前記パイロット信号が含まれるシンボル以外の実効チャネル推定値を算出する時間方向補間部と
    を有することを特徴とする通信システム。
  7. 通信装置が、
    各アンテナで送信された送信信号について、各アンテナの送信信号におけるパイロット信号が含まれるシンボルのチャネル推定値をそれぞれ算出すると共に、あるアンテナの送信信号におけるパイロット信号が含まれていないシンボルであって、他のアンテナの送信信号についてチャネル推定値が算出されたシンボルと同じ位置のシンボルのチャネル推定値を求めるために、あるアンテナのパイロットが含まれているシンボルのチャネル推定値を用いて線形補間して算出し、
    前記算出された各アンテナのチャネル推定値に対してデプレコーディングを行って、実効チャネル推定値を算出し、
    前記算出された実効チャネル推定値を用いて、時間方向の線形補間を行って、前記パイロット信号が含まれるシンボル以外の実効チャネル推定値を算出する
    処理を実行することを特徴とするチャネル推定方法。
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