JP5387104B2 - ドアトリム照明装置 - Google Patents

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本発明は、ドアトリム照明装置に関し、さらに詳しくは、ドア閉鎖時にシート着座者の手元等の必要な部分のみをスポット照明することができると共に、ドア開放時に車室内側を広角照明することができるドアトリム照明装置を提供することを目的とする。
従来より、車両用照明装置として様々な形態が一般に知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。上記特許文献1には、車両天井に光源を設けてなり、車室内側を広角照明する照明装置が開示されている。また、上記特許文献2には、ドアトリムに光源を設けてなり、ドア開放時に、車室内側を広角照明すると共にドアの車室外側を広角照明する照明装置が開示されている。
しかし、上記特許文献1では、車両天井の光源により車室内側を広角照明するようにしているので、車室内全体が明るくなってしまうため、車室内のプライバシーが損なわれるとともに、夜間走行中の場合では運転者への視界を低下させてしまう場合がある。特に、照明装置を読書灯又はマップ灯等として使用する際に煩わしさが著しくなる。また、天井の構成材料は、繊維系又はウレタン等の柔軟性を持つ材料であるため、天井自体を照明装置のハウジングとして利用することが困難である。そのため、天井とは別体のハウジングを天井に設置する必要があり、部品点数が多くなり、組付性及び意匠の自由度が低下してしまう。
また、上記特許文献2では、ドア開放時にドアトリムの光源により車室内側の全体を広角照明するようにしているので、この照明装置を単純にドア閉鎖時の照明として利用しても、車外から室内全体が見えてしまったり、光源からの光がシート着座者の視野に入ってしまったり等の問題がある。
特開2009−6853号公報 特開2005−280658号公報
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、ドア閉鎖時にシート着座者の手元等の必要な部分のみをスポット照明することができると共に、ドア開放時に車室内側を広角照明することができるドアトリム照明装置を提供することを目的とする。
本発明は、以下の通りである。
1.ドアトリムに光源を設けてなるドアトリム照明装置であって、
前記光源は、前記ドアトリムのシートの座面部と背もたれ部との境界(S)から220mm前方の位置と前記ドアトリムの後端の位置との間に配置され、且つ、前記ドアトリムの上端の位置と前記ドアトリムの前記境界(S)から165mm上方の位置との間に配置されており、
ドアの開閉操作に連動して該ドアの閉鎖時に前記光源からの光を絞る光絞り手段を備えることを特徴とするドアトリム照明装置。
2.前記ドアトリムの本体には、前記光源を設置するためのハウジング部が一体形成されており、
前記光絞り手段は、前記ドアの閉鎖時に前記ハウジング部の内周側に入り込んで前記光源からの光を絞る絞り位置に位置され、前記ドアの開放時に前記ハウジング部の外周側に待避する待避位置に位置される遮蔽板を備える上記1.記載のドアトリム照明装置。
3.前記光源は、前記ドアトリムの前記境界(S)から170mm後方の位置より前方側に配置されている上記1.又は2.に記載のドアトリム照明装置。
4.前記光源は、前記ドアトリムの前記境界(S)から305mm上方の位置より上方側に配置されている上記1.乃至3.のいずれか一項に記載のドアトリム照明装置。
5.ドア閉鎖時の前記光源の照射狙い位置(P1)は、その前後方向の位置が前記境界(S)から前方へ110〜600mmの範囲内にあり、その上下方向の位置が前記境界(S)から上方へ165〜515mmの範囲内にあり、その左右方向の位置がシート座面の幅方向の中心(C)から左右方向に±150mmの範囲内にあり、
ドア閉鎖時の光源の照射狙いエリア(A1)は、前記光源の照射狙い位置(P1)を中心とする半径100〜200mmの円状エリアである上記1.乃至4.のいずれか一項に記載のドアトリム照明装置。
6.ドア開放時の前記光源の照射狙い位置(P2)は、その前後方向の位置が前記境界(S)から前後方向に±275mmの範囲内にあり、その上下方向の位置が前記境界(S)から上下方向に±300mmの範囲内にあり、その左右方向の位置が前記シートの側端面から左右方向に±330mmの範囲内にあり、
ドア開放時の前記光源の照射狙いエリア(A2)は、前記光源の照射狙い位置(P2)を中心とする半径200〜400mmの円状エリアである上記1.乃至5.のいずれか一項に記載のドアトリム照明装置。
7.ドア閉鎖時の前記光源の照射狙いエリア(A1)は、ドア開放時の前記光源の照射狙いエリア(A2)より狭い上記1.乃至6.のいずれか一項に記載のドアトリム照明装置。
8.ドアの開閉操作に連動して前記ドアトリムに対する前記光源の照射方向を変更する照射方向変更手段を備える上記1.乃至7.のいずれか一項に記載のドアトリム照明装置。
本発明のドアトリム照明装置によると、光源が、ドアトリムの境界(S)から220mm前方の位置とドアトリムの後端の位置との間に配置されているので、ドア閉鎖時に光源からの光がシート着座者の視野に入り難い。また、光源が、ドアトリムの上端の位置とドアトリムの境界(S)から165mm上方の位置との間に配置されているので、光源がドアトリムのアームレストの上面より上方側に配置されることとなり、ドア閉鎖時にシート着座者の手元等の必要な部分を効果的にスポット照明することができる。したがって、ドア閉鎖時に、照明装置を使用した場合であっても、車室内全体が明るくなることがなく、車室内のプライバシーが維持することができるとともに、夜間走行中の場合では運転者への視界を低下させてしまうことを抑制することができる。さらに、上述のように光源が特定位置に配置されているので、ドア開放時に車室内側を広角照明することができる。
また、ドアの開閉操作に連動して前記光源からの光を絞る光絞り手段を備えるので、絞り手段によりドア閉鎖時の光源からの光が絞られるため、より効果的にスポット照明することができる。
また、前記光源が、前記ドアトリムの前記境界(S)から170mm後方の位置より前方側に配置されている場合は、光源がドアトリムのヘッドレストの前端面より前方側に配置されることとなり、ドアトリムの意匠形状が変化しても、光源からの光がシート着座者やシートで遮られてしまうことを抑制できる。
また、前記光源が、前記ドアトリムの前記境界(S)から305mm上方の位置より上方側に配置されている場合は、光源の照射方向を水平方向より下向きとすることができ、ドア閉鎖時により効果的にスポット照明することができる。
また、ドア閉鎖時の前記光源の照射狙い位置(P1)が、その前後方向の位置が前記境界(S)から前方へ110〜600mmの範囲内にあり、その上下方向の位置が前記境界(S)から上方へ165〜515mmの範囲内にあり、その左右方向の位置がシート座面の幅方向の中心(C)から左右方向に±150mmの範囲内にあり、ドア閉鎖時の前記光源の照射狙いエリア(A1)が、前記光源の照射狙い位置(P1)を中心とする半径100〜200mmの円状エリアである場合は、ドア閉鎖時にシート着座者の手元をより効果的にスポット照明することができる。
また、ドア開放時の前記光源の照射狙い位置(P2)が、その前後方向の位置が前記境界(S)から前後方向に±275mmの範囲内にあり、その上下方向の位置が前記境界(S)から上下方向に±300mmの範囲内にあり、その左右方向の位置が前記シートの側端面から左右方向に±330mmの範囲内にあり、ドア開放時の前記光源の照射狙いエリア(A2)が、前記光源の照射狙い位置(P2)を中心とする半径200〜400mmの円状エリアである場合は、ドア開放時にシート側面や乗降者の足元をより効果的に広角照明することができる。
また、ドア閉鎖時の前記光源の照射狙いエリア(A1)が、ドア開放時の前記光源の照射狙いエリア(A2)より狭い場合は、スポット照明と広角照明とをより効果的に両立させることができる。
また、ドアの開閉操作に連動して前記ドアトリムに対する前記光源の照射方向を変更する照射方向変更手段を備える場合は、照射方向変更手段によりドア閉鎖時の光源の照射方向とドア開放時の光源の照射方向とが変更される。これにより、スポット照明及び広角照明のそれぞれにより適した光源の照射方向を実現することができ、スポット照明と広角照明とをより効果的に両立させることができる。
さらに、前記ドアトリムの本体に、前記光源を設置するためのハウジング部が一体形成されている場合は、ドアトリムの本体とは別体のハウジングを用意する必要がないため、部品点数を低減し、組付性及び意匠の自由度を向上させることができる。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
参考例に係るドアトリム照明装置を備えるドアトリムを示す斜視図である。 上記ドアトリム照明装置の縦断面図である。 光源の設置形態を説明するための車両室内(ドア閉鎖時のスポット照明の状態を示す。)の平面図である。 光源の設置形態を説明するための車両室内(ドア開放時の広角照明の状態を示す。)の平面図である。 光源の設置形態を説明するための車両室内(ドア閉鎖時のスポット照明の状態を示す。)の側面図である。 光源の設置形態を説明するための車両室内(ドア閉鎖時のスポット照明の状態を示す。)の正面図である。 ドア閉鎖時のスポット照明の状態を示す車両室内の斜視図である。 ドア開放時の広角照明の状態を示す車両室内の斜視図である。 実施例に係るドアトリム照明装置を示す斜視図である。 上記ドアトリム照明装置の縦断面図である。 更にその他の形態のドアトリム照明装置を示す縦断面図である。 更にその他の形態のドアトリム照明装置を示す縦断面図である。 更にその他の形態のドアトリム照明装置を示す縦断面図である。 更にその他の形態のドアトリム照明装置を示す縦断面図である。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
1.ドアトリム照明装置
本実施形態1.に係るドアトリム照明装置は、ドアトリムに光源を設けてなるドアトリム照明装置であって、光源をドアトリムの特定位置に配置することを特徴とする。
シート着座者の視野角は、通常、約110度であり、光源からの光がシート着座者の視野に入り難いといった観点から、上記光源は、ドアトリムのシートの座面部と背もたれ部との境界(S)から220mm(好ましくは160mm)前方の位置とドアトリムの後端の位置との間の光源配置可能エリア(a)に配置されている(例えば、図3及び図5参照)。上記光源は、例えば、ドアトリムの境界(S)から170mm後方の位置より前方側に配置されていることができる(例えば、図3及び図5参照)。すなわち、上記光源は、例えば、ドアトリムの境界(S)から160mm前方の位置とドアトリムの境界(S)から170mm後方の位置との間の光源配置適正エリア(a’)に配置されていることができる(例えば、図3及び図5参照)。
ドア閉鎖時にシート着座者の手元等をスポット照明するといった観点から、上記光源は、ドアトリムの上端の位置とドアトリムの境界(S)から165mm(好ましくは225mm)上方の位置との間の光源配置可能エリア(b)に配置されている(例えば、図5及び図6参照)。上記光源は、例えば、ドアトリムの境界(S)から305mm上方の位置より上方側に配置されていることができる(例えば、図5及び図6参照)。すなわち、上記光源は、例えば、ドアトリムの上端の位置とドアトリムの境界(S)から305mm上方の位置との間の光源配置適正エリア(b’)に配置されていることができる(例えば、図5及び図6参照)。
なお、上記シート(特に、前シート)は、車両の前後方向に移動自在に支持されていることがある。この場合、後方端に移動させた状態のシートの境界(S)を基準として、ドアトリムに対する光源の設置位置等が決定されるものとする。また、上記境界(S)は、例えば、シートの幅方向の中心の点であることができる。
本実施形態1.のドアトリム照明装置としては、例えば、ドア閉鎖時の光源の照射狙い位置(P1)は、その前後方向の位置が境界(S)から前方へ110〜600mm(好ましくは220〜600mm、特に240〜400mm)の範囲内にあり、その上下方向の位置が境界(S)から上方へ165〜515mm(好ましくは225〜515mm、特に305〜385mm)の範囲内にあり、その左右方向の位置がシート座面の幅方向の中心(C)から左右方向に±150mmの範囲内にあり、ドア閉鎖時の光源の照射狙いエリア(A1)は、光源の照射狙い位置(P1)を中心とする半径100〜200mm(好ましくは150〜200mm)の円状エリアである形態を挙げることができる(例えば、図3〜図6参照)。
上述の形態では、上記照射狙いエリア(A1)を構成する円状エリアは、例えば、光源の光軸(Q1)と直交していることができる。この光軸(Q1)とは、光源と照射狙い位置(P1)とを結ぶ直線を意図する。
本実施形態1.のドアトリム照明装置としては、例えば、ドア開放時の前記光源の照射狙い位置(P2)は、その前後方向の位置が境界(S)から前後方向に±275mm(好ましくは±125mm)の範囲内にあり、その上下方向の位置が境界(S)から上下方向に±300mmの範囲内にあり、その左右方向の位置がシートの側端面から左右方向に±330mm(好ましくは±200mm、特に±150mm)の範囲内にあり、ドア開放時の光源の照射狙いエリア(A2)は、光源の照射狙い位置(P2)を中心とする半径200〜400mm(好ましくは200〜300mm)の円状エリアである形態を挙げることができる(例えば、図3〜図6参照)。なお、ドア開放時のドア開き角度(θ)は、例えば、50〜90度であることができる(例えば、図4参照)。
上述の形態では、上記照射狙いエリア(A2)を構成する円状エリアは、例えば、光源の光軸(Q2)と直交していることができる。この光軸(Q2)とは、光源と照射狙い位置(P2)とを結ぶ直線を意図する。また、この光軸(Q2)は、通常、上記光軸(Q1)より長い。また、上記照射狙いエリア(A2)は、例えば、シート座面の幅方向の中心(C)から150mm側方の位置とドアトリムの室外側面から330mm外方の位置との間に配置されていることができる。
本実施形態1.のドアトリム照明装置としては、例えば、ドア閉鎖時の光源の照射狙い範囲(A1)は、ドア開放時の光源の照射狙い範囲(A2)より狭い形態を挙げることができる。この照射狙い範囲(A1)と照射狙い範囲(A2)との比(A1/A2)は、例えば、0.25〜0.75であることができる。また、この照射狙い範囲(A1)と照射狙い範囲(A2)とは、例えば、平面から見て重ならないことができる。これにより、スポット照明と広角照明とをより効果的に両立させることができる。
本実施形態1.のドアトリム照明装置としては、例えば、ドアの開閉操作に連動して光源からの光を絞る光絞り手段を備える形態を挙げることができる。この絞り手段としては、例えば、(1)遮蔽板を移動させる形態(例えば、図10参照)、(2)ハウジング部を移動させる形態(例えば、図11参照)、(3)レンズを移動させる形態(例えば、図12参照)、(4)光源を移動させる形態(例えば、図13参照)等を挙げることができる。
本実施形態1.のドアトリム照明装置としては、例えば、ドアの開閉操作に連動してドアトリムに対する光源の照射方向を変更する照射方向変更手段を備える形態を挙げることができる。この照射方向変更手段としては、例えば、(1)リフレクタを移動させる形態(例えば、図14参照)、(2)ハウジング部を移動させる形態、(3)レンズを移動させる形態、(4)光源を移動させる形態等を挙げることができる。
本実施形態1.のドアトリム照明装置としては、例えば、上記ドアトリムの本体に、光源を設置するためのハウジング部が一体形成されていることができる。このハウジング部は、例えば、筒状に形成されており、その内周面に光源からの光を反射する反射部が形成されていることができる。これにより、より効果的にスポット照明及び広角照明することができる。
なお、上記「前後方向」とは車両の前後方向を意図し、「前方」又は「後方」とは車両の前後方向の前方又は後方を意図する。また、上記「上下方向」とは車両の高さ方向を意図し、「上方」又は「下方」とは車両の高さ方向の上方又は下方を意図する。さらに、上記「左右方向」とは車両の幅方向を意図し、「左方」又は「右方」とは車両の幅方向の左方又は右方を意図する。さらに、上記「シートの側端面」とは、ドア閉鎖時にドアトリムと対向するシートの側端面を意図する。
以下、図面を用いて参考例及び実施例により本発明を具体的に説明する。なお、本参考例及び実施例では、本発明に係る「ドアトリム照明装置」を後シートのドアトリムに適用した形態を例示する。
参考例
(1)ドアトリム照明装置の構成
参考例に係るドアトリム照明装置1は、図1に示すように、ドアトリム2の後方側で且つ上方側に設置されている。このドアトリム照明装置1は、図2に示すように、樹脂製のドアトリム本体3に一体形成された筒状のハウジング部4に光源5を有する光源ユニット6を装着してなされている。このハウジング部4には、光源5からの光を屈折させて集束させるレンズ7が装着されている。また、ハウジング部4の内周面には、光源5からの光を反射する反射部8が設けられている。
上記光源5は、図3〜図6に示すように、ドアトリム2のシート9の座面部9aと背もたれ部9bとの境界Sから後方へ約35mmであり、ドアトリム2の境界Sから上方へ約500mmである位置に配置されている。
また、ドア閉鎖時の光源5の照射狙い位置P1は、その前後方向の位置が境界Sから前方へ約260mmとされ、その上下方向の位置が境界Sから上方へ約305mmとされ、その左右方向の位置がシート9の幅方向の中心Cとされている。そして、ドア閉鎖時の光源5の照射狙いエリアA1は、光源5の照射狙い位置P1を中心とする半径約150mmの円状エリアとされている。この照射狙いエリアA1を構成する円状エリアは、光源5の光軸Q1と直交している。なお、図3中に仮想線ハッチングで示すエリアは、ドア閉鎖時に照明可能なエリアである。
また、ドア開放時の光源5の照射狙い位置P2は、その前後方向の位置が境界Sとされ、その上下方向の位置が境界Sから上方へ約40mmとされ、その左右方向の位置がシート9の側端面9cから外側方へ約115mmとされている。そして、ドア開放時の光源5の照射狙いエリアA2は、光源5の照射狙い位置P2を中心とする半径約275mmの円状エリアとされている。この照射狙いエリアA2を構成する円状エリアは、光源5の光軸Q2と直交している。また、上記照射狙い範囲A1と照射狙い範囲A2との比(A1/A2)は約0.3とされている。
なお、本参考例では、上記シート9は、平面から見た前後方向の長さが約960mmとされ、その左右幅が約600mmとされ、そのシート座面(シートクッション)の前後方向の長さが約500mmとされている。また、ドア閉鎖時のドアトリム2の室内側面とシート9の側端面9aとの間隔は約15mmとされている。
(2)ドアトリム照明装置の作用
次に、上記構成のドアトリム照明装置1の作用について説明する。
ドア閉鎖時にドアトリム照明装置1を作動させると、図3及び図7に示すように、光源5からの光は、ハウジング部4の反射部8で反射されてからレンズ7で集束され(図2参照)、照射狙い位置P1を中心とする照射狙いエリアA1を照射する。これにより、シート着座者の手元がスポット照明され、シート着座者は読書をしたり地図等を見たりすることができる。
一方、ドア開放時にドアトリム照明装置1を作動させると、図4及び図8に示すように、光源5からの光は、ハウジング部4の反射部8で反射されてからレンズ7で集束され(図2参照)、照射狙い位置P2を中心とする照射狙いエリアA2を照射する。これにより、シート側面及び乗降者の足元が広角照明され、乗降者の乗降が補助される。
(3)実施例の効果
参考例のドアトリム照明装置1によると、光源5を、ドアトリム2の境界Sから160mm前方の位置とドアトリム2の後端の位置との間の光源配置可能エリアa(図5等参照)に配置したので、ドア閉鎖時に光源5からの光がシート着座者の視野に入り難い。また、光源5を、ドアトリム2の上端の位置とドアトリム2の境界Sから165mm上方の位置との間の光源配置可能エリアb(図5等参照)に配置したので、光源5がドアトリム2のアームレスト2a(図1参照)の上面より上方側に配置されることとなり、ドア閉鎖時にシート着座者の手元等の必要な部分をスポット照明することができる。したがって、ドア閉鎖時に、照明装置を使用した場合であっても、車室内全体が明るくなることがなく、車室内のプライバシーが維持することができるとともに、夜間走行中の場合では運転者への視界を低下させてしまうことを抑制することができる。さらに、上述のように光源5が特定位置に配置されているので、ドア開放時に車室内側を広角照明することができる。
また、本参考例では、光源5を、ドアトリム2の境界Sから170mm後方の位置より前方側となる光源配置適正エリアa’(図5等参照)に配置したので、光源5がドアトリム2のヘッドレスト13の前端面13aより前方側に配置されることとなり、ドアトリム2の意匠形状が変化しても、光源5からの光がシート着座者やシート9で遮られてしまうことを抑制できる。
また、本参考例では、光源5を、ドアトリム2の境界Sから305mm上方の位置より上方側となる光源配置適正エリアb’(図5等参照)に配置したので、光源5の照射方向(即ち、光軸Q1)を水平方向より下向きとすることができ、ドア閉鎖時により効果的にスポット照明することができる。
また、本参考例では、ドア閉鎖時の光源5の照射狙い位置P1として、その前後方向の位置を境界Sから前方へ260mmとし、その上下方向の位置を境界Sから上方へ305mmとし、その左右方向の位置をシートの幅方向の中心とし、ドア閉鎖時の光源5の照射狙いエリアA1を、光源5の照射狙い位置P1を中心とする半径150mmの円状エリアとしたので、ドア閉鎖時にシート着座者の手元をより効果的にスポット照明することができる。
また、本参考例では、ドア開放時の光源5の照射狙い位置P2として、その前後方向の位置を境界Sとし、その上下方向の位置を境界Sから上方へ40mmとし、その左右方向の位置をシート9の側端面9aから外側方へ115mmとし、ドア開放時の光源5の照射狙いエリアA2を、光源5の照射狙い位置P2を中心とする半径275mmの円状エリアとしたので、ドア開放時にシート側面や乗降者の足元をより効果的に広角照明することができる。
また、本参考例では、ドア閉鎖時の光源の照射狙いエリアA1を、ドア開放時の光源の照射狙いエリアA2より狭くしたので、スポット照明と広角照明とをより効果的に両立させることができる。
さらに、本参考例では、ドアトリム本体3に、光源5を設置するためのハウジング部4を一体形成したので、ドアトリム本体3とは別体のハウジングを用意する必要がなく、部品点数を低減し、組付性及び意匠の自由度を向上させることができる。
<実施例>
次に、実施例に係るドアトリム照明装置について説明する。なお、本実施例に係るドアトリム照明装置において、上記参考例に係るドアトリム照明装置1と略同じ構成部位には同符合を付けて詳説を省略し、以下に両者の相違点について詳説する。
(1)ドアトリム照明装置の構成
本実施例に係るドアトリム照明装置1’は、図9及び図10に示すように、光源5からの光を絞るリング板状の遮蔽板10を備えている。この遮蔽板10は、その支持部10aがハウジング部4に支持された駆動モータ11の駆動軸11aに連結され、ハウジング部4に対して揺動可能とされている。この駆動モータ11は、ドアの開閉操作に連動して正逆方向に駆動されるようになっている。そして、この駆動モータ11の駆動によって、遮蔽板10は、ドア閉鎖時にハウジング部4の内周側に入り込む絞り位置12a(図9及び図10中に実線で示す。)に位置される一方、ドア閉鎖時にハウジング部4の外周側に待避する待避位置12b(図9中に破線で示す。)に位置されるようになっている。
(2)ドアトリム照明装置の作用
次に、上記構成のドアトリム照明装置1’の作用について説明する。
ドア閉鎖時には、図9及び図10に実線で示すように、駆動モータ11の作動により遮蔽板10は絞り位置12aに位置している。この状態より、ドアトリム照明装置1’を作動させると、光源5からの光は、ハウジング部4の反射部8で反射されつつ遮蔽板10で絞られてからレンズ7で集束され、シート着座者の手元をスポット照明する。
一方、ドア開放時には、図9に破線で示すように、駆動モータ11の作動により遮蔽板10は待避位置12bに位置している。この状態より、ドアトリム照明装置1’を作動させると、光源5からの光は、ハウジング部4の反射部8で反射されてからレンズ7で集束され、シート側面及び乗降者の足元を広角照明する。
(3)実施例の効果
本実施例のドアトリム照明装置1’によると、上記参考例のドアトリム照明装置1と略同様の作用・効果を奏することに加えて、ドアの開閉操作に連動して光源5からの光を絞る遮蔽板10を備えたので、遮蔽板10によりドア閉鎖時の光源5からの光が絞られ、より効果的にスポット照明することができる。
尚、本発明においては、上記参考例及び実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、上記参考例及び実施例では、ドアトリム照明装置1,1’を後シート9に対応するドアトリム2に適用した形態を例示したが、これに限定されず、例えば、前シートに対応するドアトリムに適用したドアトリム照明装置としてもよい。
上記実施例では、光絞り手段として、ドアの開閉操作に連動して遮蔽板10を移動させる形態を例示したが、これに限定されず、例えば、図11に示すように、ドアの開閉操作に連動してハウジング部4’を拡縮可能に設け、ドア閉鎖時にハウジング部4’を縮径して反射部8で反射される光を絞ってスポット照明する一方、ドア開放時にハウジング部4’を拡径して反射部8で反射される光を絞らず広角照明するようにしてもよい。
また、例えば、図12に示すように、スポット照明用のレンズ部15aと広角照明用のレンズ部15bとを有するレンズ15を備え、ドアの開閉操作に連動してハウジング部4に対してレンズ15を移動可能に設け、ドア閉鎖時にレンズ部15aを介してスポット照明する一方、ドア開放時にレンズ部15bを介して広角照明するようにしてもよい。
また、例えば、図13に示すように、光源5’を照射方向に沿って移動可能に設け、ドア閉鎖時に光源5’を前端位置17a(図中実線で示す)に位置させてスポット照明する一方、ドア閉鎖時に光源5’を後端位置17b(図中仮想線で示す)に位置させて広角照明するようにしてもよい。
また、上記参考例及び実施例では、ドア閉鎖時及びドア開放時の光源5のドアトリム2に対する照射方向(即ち、光軸Q1,Q2)を一致させる形態を例示したが、これに限定されず、ドア閉鎖時及びドア開放時の光源5のドアトリム2に対する照射方向を異ならせるようにしてもよい。この場合、照射方向変更手段としては、例えば、図14に示すように、反射部19aを有するリフレクタ19を、駆動モータ20の作動により、ドア閉鎖時にハウジング部4の内周側に入り込む変更位置21aに位置させて照射方向Q1’でスポット照明させる一方、ドア閉鎖時にハウジング部4の外周側に待避する待避位置(図示省略)に位置させて照射方向Q1’とは異なる照射方向Q2’で広角照明させる形態を挙げることができる。
さらに、上記参考例及び実施例において、上記光源の種類、大きさ、個数等は特に問わない。上記光源としては、例えば、発光ダイオード、白熱電球等のバルブ、蛍光灯、エレクトロルミネセンスライト等を挙げることができる。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
乗用車、バス、トラック等の他、列車、汽車等の鉄道車両、建設車両、農業車両、産業車両などのドアトリム照明に関する技術として広く利用される。
1,1’;ドアトリム照明装置、2;ドアトリム、3;ドアトリム本体、4,4’;ハウジング部、5,5’;光源、9;シート、9a;座面部、9b;背もたれ部、9c;側端面、10;遮蔽板、15;レンズ、19;リフレクタ、P1,P2;照射狙い位置、A1,A2;照射狙いエリア、Q1,Q2;光軸、S;境界。

Claims (8)

  1. ドアトリムに光源を設けてなるドアトリム照明装置であって、
    前記光源は、前記ドアトリムのシートの座面部と背もたれ部との境界(S)から220mm前方の位置と前記ドアトリムの後端の位置との間に配置され、且つ、前記ドアトリムの上端の位置と前記ドアトリムの前記境界(S)から165mm上方の位置との間に配置されており、
    ドアの開閉操作に連動して該ドアの閉鎖時に前記光源からの光を絞る光絞り手段を備えることを特徴とするドアトリム照明装置。
  2. 前記ドアトリムの本体には、前記光源を設置するためのハウジング部が一体形成されており、
    前記光絞り手段は、前記ドアの閉鎖時に前記ハウジング部の内周側に入り込んで前記光源からの光を絞る絞り位置に位置され、前記ドアの開放時に前記ハウジング部の外周側に待避する待避位置に位置される遮蔽板を備える請求項1記載のドアトリム照明装置。
  3. 前記光源は、前記ドアトリムの前記境界(S)から170mm後方の位置より前方側に配置されている請求項1又は2に記載のドアトリム照明装置。
  4. 前記光源は、前記ドアトリムの前記境界(S)から305mm上方の位置より上方側に配置されている請求項1乃至3のいずれか一項に記載のドアトリム照明装置。
  5. ドア閉鎖時の前記光源の照射狙い位置(P1)は、その前後方向の位置が前記境界(S)から前方へ110〜600mmの範囲内にあり、その上下方向の位置が前記境界(S)から上方へ165〜515mmの範囲内にあり、その左右方向の位置がシート座面の幅方向の中心(C)から左右方向に±150mmの範囲内にあり、
    ドア閉鎖時の光源の照射狙いエリア(A1)は、前記光源の照射狙い位置(P1)を中心とする半径100〜200mmの円状エリアである請求項1乃至4のいずれか一項に記載のドアトリム照明装置。
  6. ドア開放時の前記光源の照射狙い位置(P2)は、その前後方向の位置が前記境界(S)から前後方向に±275mmの範囲内にあり、その上下方向の位置が前記境界(S)から上下方向に±300mmの範囲内にあり、その左右方向の位置が前記シートの側端面から左右方向に±330mmの範囲内にあり、
    ドア開放時の前記光源の照射狙いエリア(A2)は、前記光源の照射狙い位置(P2)を中心とする半径200〜400mmの円状エリアである請求項1乃至5のいずれか一項に記載のドアトリム照明装置。
  7. ドア閉鎖時の前記光源の照射狙いエリア(A1)は、ドア開放時の前記光源の照射狙いエリア(A2)より狭い請求項1乃至6のいずれか一項に記載のドアトリム照明装置。
  8. ドアの開閉操作に連動して前記ドアトリムに対する前記光源の照射方向を変更する照射方向変更手段を備える請求項1乃至7のいずれか一項に記載のドアトリム照明装置。
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