JP5387018B2 - X線断層像撮影装置 - Google Patents

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本発明は産業用のX線断層像撮影装置に関する。
X線断層像撮影装置においては、一般に、X線発生装置とX線検出器との間に、対象物を配置するための試料ステージを設け、X線発生装置とX線検出器との対と試料ステージとを相対的に微小角度ずつ回転させることにより、多数の方向からの対象物のX線投影データを収集し、そのデータにフィルタ処理等を施した後、逆投影を行うことで、対象物の断層像を得る(例えば特許文献1、2参照)。
例えば図9(A)に示すように、X線発生装置1とX線検出器2の間に、これらと結ぶ線に直交する鉛直の回転軸Rの回りに回転する回転テーブル3を配置して試料ステージとし、その回転テーブル3上に図示のような対象物Wを搭載してX線を照射すると、X線検出器2の出力,つまり対象物WのX線投影データは同図(B)に例示する通りとなる。鉛直の回転軸Rに直交する水平方向へのラインプロファイルは、鉛直方向中央部分を例にとれば同図(C)に示す通りとなる。
また、図10に示す例は、X線発生装置1とX線検出器2の対を回転軸Rの回りに回転させる構造の装置を示すものであり、X線発生装置1とX線検出器2の間に設けられて対象物Wを搭載する試料ステージ(図示略)は回転させずに固定し、その回りをX線発生装置1とX線検出器2の対を回転させる。このような装置構造でも、上記と同様のX線投影データが得られる。
以上の図9(A)または図10に示す装置において、対象物Wに向けてX線を照射しながら、回転テーブル3を回転させるか、あるいはX線発生装置1とX線検出器2の対を微小角度ずつ回転させてX線投影データを取り込むことにより、さまざまな方向(投影角度)でのX線投影データを収集することができる。その各投影角度の投影データにおける回転軸R方向への一定の位置で、かつ、回転軸Rに直交する方向へのライン上のX線投影データを集めてグラフ化したものはサイノグラムと呼ばれ,その例を図11に示す。このサイノグラムは、再構成演算を行う前のデータとなる。断層像の再構成演算は、サイノグラム(投影データ)を逆投影処理することで実現されている。すなわち、図12に示すように、例えば図9(C)に示した中央部分のラインのサイノグラムで説明すると、該当する角度のラインプロファイルデータを用いて、言わばX線発生装置1の焦点に向けて塗りつぶしていく処理を、収集した角度分繰り返す処理を実行する。これにより、図13に例示するような対象物の鉛直方向中央部分における断層像が再構成される。なお、実際には、投影データはフィルタリング処理などを行う必要があるが、ここでは省略する。
以上の例では、ライン上の投影データの処理について説明したが、同様な手法によりさまざまな投影角度で得た2次元投影データから、3次元の断層データ(3次元情報)を再構成することができる。
特開2005−300438号公報 特開2005−283180号公報
ところで、X線投影データの再構成演算により対象物の断層像を得るには、上記したようにX線投影データを逆投影する。この逆投影においては、基本的に、X線発生装置の焦点とX線検出器の対が、対象物に対してあらかじめ設定されている軌道のもとに相対回転するという前提のもとにX線投影データを収集し、その前提の軌道をもとにして、収集したX線投影データを逆投影処理する。
従って、実際の装置が、設定されている軌道と異なる軌道で相対回転したとすると、再構成演算により得られる断層像の画質に悪影響を及ぼす。すなわち、像が2重になったり、虚像(アーチファクト)の発生の原因となる。特に、回転中心の位置ずれ、つまり撮影時における実際の相対回転軸が想定されている回転軸Rに対してずれている場合には、断層像の画質に重大な影響を及ぼす。その他のずれに関しても、同様に虚像(アーチファクト)の原因となる。
相対回転の軌道が設定された軌道と異なる軌道となる原因、つまり回転テーブルの実際の回転中心、あるいはX線発生装置とX線検出器の対の実際の回転中心が、設定されている回転軸Rからずれて一致しなくなる原因としては、機器の強度不足、温度変化などによる部材の変形、X線発生装置から発生するX線の位置(焦点位置)の移動などが考えられる。また、同様に、機器の強度不足、温度変化などによる部材の変形などにより、回転テーブルより上の部分(対象物の保持機構や対象物自体、対象物駆動機構など)が移動し、想定された軌道と異なる場合もある。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたもので、上記のような機器の強度不足や温度変化による部材の変形、あるいはX線焦点位置の移動等があっても、良好な画質の断層像を得ることのできるX線断層像撮影装置の提供をその課題としている。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明のX線断層像撮影装置は互いに対向配置されたX線発生装置およびX線検出器と、これらのX線発生装置とX線検出器の間に設けられ、対象物を配置するための試料ステージと、上記X線発生装置とX線検出器の対と上記試料ステージとを相対的に回転させる回転機構と、上記X線発生装置からのX線を照射しながら、上記回転機構を一定角度回転駆動するごとに上記X線検出器の出力を取り込むことにより、対象物の複数角度におけるX線投影データを順次記憶していくデータ記憶手段と、そのデータ記憶手段に記憶されたデータを用いた再構成演算により、対象物の断層像を構築する再構成演算手段を備えたX線断層像撮影装置において、上記回転機構を360°以上にわたって回転させてX線投影データを取り込むとともに、その回転機構の所定の回転角度におけるX線投影データと、その回転角度から360°以上回転した位置で、かつ最も小さい回転角度におけるX線投影データを用いて推定した上記所定の回転角度から360°回転した位置におけるX線投影データと、を比較し、これらの両X線投影データ間の投影位置のずれ量を求め、そのずれ量に基づいて上記データ記憶手段に記憶されているデータを補正し、もしくは上記再構成演算手段による演算に用いる座標を補正する補正手段を備えていることによって特徴づけられる。
また、同じ課題を解決するため、以上の請求項1に係る発明においては、請求項2に係る発明のX線断層像撮影装置は、上記回転機構を複数回転にわたって回転させてX線投影データを取り込んで上記データ記憶手段に記憶し、かつ、上記再構成演算手段はその複数回転分のX線投影データを用いて再構成演算を行うとともに、各回の回転において所定の回転角度でのX線投影データと、その回転角度から360°回転した位置で推定されたX線投影データを比較してその投影位置のずれ量を求め、かつ、2回目以降の回転で収集したX線投影データについては、上記ずれ量に、それまでの各回転ごとのずれ量を加算した加算ずれ量とし、その加算ずれ量に基づいて上記データ記憶手段に記憶されている各X線投影データを360°の位置毎に補正し、もしくは上記再構成演算手段による演算に用いる座標を360°の位置毎に補正することによって特徴づけられる。
更にまた、同じ課題を解決するため、以上の請求項1に係る発明においては、請求項3に係る発明のX線断層像撮影装置は、上記回転機構を複数回転にわたって回転させてX線投影データを取り込んで上記データ記憶手段に記憶し、かつ、上記再構成演算手段はその複数回転分のX線投影データを用いて再構成演算を行うとともに、所定の回転時における各回転角度でのX線投影データを基準とし、その基準の投影データのセットについては、所定の回転角度でのX線投影データと、その回転角度から360°回転した位置で推定されたX線投影データを比較してその投影データのずれ量を求め、そのずれ量に基づいて当該基準の投影データのセットを補正するとともに、他の回転時における各回転角度でのX線投影データについては、上記基準の投影データのセットにおける同じ回転角度でのX線投影データとのずれ量を求め、そのずれ量に基づいて補正し、もしくは上記再構成演算手段による演算に用いる座標を補正することによって特徴づけられる。
また更に同じ課題を解決するため、以上の請求項1に係る発明においては、請求項4に係る発明のX線断層像撮影装置は、上記回転機構を複数回転にわたって回転させてX線投影データを取り込んで上記データ記憶手段に記憶し、かつ、上記再構成演算手段はその複数回転分のX線投影データを用いて再構成演算を行うとともに、各回の回転ごとに、所定の回転角度のX線投影データと、その回転角度から360°以上回転した位置で、かつ最も小さい回転角度におけるX線投影データを用いて推定した上記所定の回転角度から360°回転した位置におけるX線投影データと、を比較してその投影位置のずれ量を求めるとともに、2回目以降の回転で収集したX線投影データについては、上記ずれ量に、それまでの各回転ごとのずれ量を加算した加算ずれ量とし、求め、その加算ずれ量に基づいて上記データ記憶手段に記憶されている各X線投影データを補正し、もしくは上記再構成演算手段による演算に用いる座標を補正することによって特徴づけられる。
ここで、以上の請求項1、2、3および4に係る発明においては、上記補正手段は、上記データ記憶手段に記憶されている各回転角度でのX線投影データが、回転角度に比例した量だけ投影位置がずれていると見なして補正を行う構成(請求項5)を好適に採用することができる。
また、以上の各発明においては、上記X線検出器が2次元X線検出器であり、上記補正手段は、上記比較に供される両データ間のずれ量を、当該X線検出器上で互いに直交する2軸方向の各軸方向へのずれ量として個別に求め、これら各軸ごとに上記データ記憶手段に記憶されているデータを補正し、もしくは上記再構成演算手段に用いる座標を補正する構成(請求項6)を採用することができる。
本発明は、X線発生装置とX線検出器の対と、試料ステージとを相対的に回転させる回転機構の回転が正常であれば、ある投影角度でのX線投影データと、その投影角度から360°回転した同じ投影角度でのX線投影データとが、全く同じ投影データとなるはずであることを利用し、これらの両投影データ間にずれがあれば、そのずれ量を用いて、撮影により収集した全てのX線投影データを補正して再構成演算に供することで、課題を解決しようとするものである。
すなわち請求項1に係る発明は、回転機構による一定角度刻みの相対回転では、ある回転角度からちょうど360°の位置に停止せず、上記のように360°相違する投影データが収集できない場合に有効となるものであり、所定の回転角度におけるX線投影データと、次のように推定したX線投影データとを比較する。すなわち、上記所定の回転角度から360°以上回転した位置で、かつ最も小さい回転角度におけるX線投影データを用いて、当該所定の回転角度から360°回転した位置におけるX線投影データを推定する。この推定は例えば補間計算等によって行うことができる。そして、これらの両投影データ間のずれ量を求め、そのずれ量に基づいてデータ記憶手段内の各X線投影データを補正して再構成演算に供し、あるいは再構成演算時に用いる座標を補正する。
以上の補正手段による補正の具体的手法としては、請求項5に係る発明のように、データ記憶手段に記憶されている各回転角度でのX線投影データが、回転角度に比例した量だけ投影位置がずれていると見なして補正する手法を採用することができる。より具体的には、各回転角度で採取したX線投影データについて、上記のようにして求めた360°でのずれ量を、回転角度に比例した量に換算して補正に供する。
そして、X線検出器として2次元検出器を用いる場合には、補正の更に具体的手法として、請求項6に係る発明のように、360°相違するX線投影データ間のずれ量を、X線検出器上で互いに直交する2軸方向の各軸方向、具体的かつ好ましくは、X線検出器の画素の配列方向、へのずれ量として個別に求め、これら各軸ごとに上記記憶手段に記憶されているデータを補正し、もしくは上記再構成演算手段に用いる座標を補正する方法を採用することができる。
請求項2および3に係る発明は、回転機構を複数回転させて、各回の回転ごとに一定の回転角度でのX線投影データを収集し、各回で同じ回転角度のX線投影データどうしを積算して再構成演算に供する装置(例えば前記した特許文献2に記載の技術)に有効となるものであり、請求項2に係る発明では、各回の回転における所定の回転角度でのX線投影データと、その角度から360°回転した位置で請求項1に係る発明のように推定された回転角度でのX線投影データを比較し、両投影データ間のずれ量求め、2回目以降の回転で収集したX線投影データについては、それまでの回転ごとのずれ量を加算した加算ずれ量を求める。そして、その加算ずれ量に基づいて上記データ記憶手段に記憶されている各X線投影データを360°の位置毎に補正し、もしくは上記再構成演算手段による演算に用いる座標を360°の位置毎に補正する。
一方、請求項3に係る発明は、請求項2と同様な撮影・再構成を行う装置におけるX線投影データの他の補正の方法を採用するものであり、各回転により収集したX線投影データのうち、所定の回転、例えば1回転目、で収集したX線投影データのセットを基準とし、その基準となるX線投影データについては請求項1に係る発明と同様の手法によって各角度のX線投影データを補正するとともに、他の回転により収集した各角度のX線投影データについては、基準となるX線投影データのセット内で同じ角度のX線投影データと比較してそのずれ量を求め、そのずれ量に基づいて請求項1に係る発明と同様に、データ記憶手段に記憶されている各X線投影データを補正し、もしくは上記再構成演算手段による演算に用いる座標を補正する。
また、請求項4に係る発明は、複数回転させてX線投影データを収集するものにおいて、前記した請求項1に係る発明と同様に、ある回転角度からちょうど360°回転した位置で停止しない場合に有効となるものであり、各回の回転ごとに、所定の回転角度のX線投影データと、その回転角度から360°以上回転した位置で、かつ最も小さいX線投影データから推定した上記所定の回転角度から360°回転した位置でのX線投影データとを比較してそのずれ量を求める。そして、2回目以降の回転によって得たX線投影データのセットについては、請求項2に係る発明と同様に、それまでの回転によるずれ量を加算した加算ずれ量とし、その加算ずれ量に基づいて上記各発明と同等の処理によって補正して再構成演算を行う。なお、請求項2に係る発明では、図7に示すように360°毎に{補正量}対{角度}における線が折れ線となっており、各X線投影データもしくは上記再構成演算手段による演算に用いる座標を360°の位置毎に補正する内容である。これに対して、請求項4に係る発明では、図7の折れ線に関係なく各X線投影データもしくは上記再構成演算手段による演算に用いる座標を補正する内容である。
本発明によれば、X線発生装置とX線検出器の対と対象物とを相対的に回転させて各角度でX線投影データを収集する際に、機器の強度不足や温度変化などによる部材の変形、あるいはX線発生装置から発生するX線の位置(焦点位置)の移動などに起因して、回転の軌道がずれても、収集されたX線投影データからそのずれを推定し、その分を補正して再構成演算を行うので、回転軌道のずれが断層像の画質に及ぼす影響をなくするか、あるいは大幅に低減させることができ、常に高画質の断層像を得ることができる。
本発明の実施の形態の構成図で、機械的構成を表す模式図と制御装置の主要な機能的構成を表すブロック図とを併記して示す図である。 本発明の実施の形態の動作の例を示すフローチャートである。 X線発生装置1とX線検出器2の対と対象物Wとの相対回転の軌道のずれを対象物Wを中心として概念的に示す図である。 X線発生装置1とX線検出器2の対と対象物Wとの相対回転の軌道のずれにより生じる投影位置のずれの説明図で、(A)は0°のときのX線投影データを、(B)は360°のときのX線投影データをそれぞれ模式的に示す図である。投影位置のずれが生じる。 本発明の実施の形態におけるX線投影データのずれの求め方の例を示す図である。 本発明の実施の形態における各投影角度のX線投影データの補正の仕方の例を示すグラフである。 本発明の実施の形態において、回転テーブル3を複数回転にわたって回転させてX線投影データを収集する場合の、各回転の各投影角度のX線投影データの補正の仕方の例を示すグラフである。 本発明が適用可能な傾斜型CTの構成例を示す模式図である。 X線断層像撮影装置の撮影系の説明図で、(A)は回転テーブルを用いた撮影系の模式的構成図で、(B)は(A)の状態で得られるX線投影データの例を示す図であり、(C)は(B)の鉛直方向中央部におけるラインプロファイルを示す図である。 X線断層像撮影装置の撮影系の他の例を示す図で、X線発生装置とX線検出器の対を対象物の回りに回転させる系の模式図である。 図9(C)に示したラインプロファイルの位置におけるサイノグラムの例を示す図である。 X線断層像撮影装置によりX線投影データから断層像を構築する再構成演算処理の説明図である。 再構成演算演算処理によって得られる断層像の例を示す図である。
1 X線発生装置
2 X線検出器
3 回転ステージ
11 X線コントローラ
12 軸制御部
13 画像データ取り込み回路
14 データ記憶部
15 再構成演算部
16 ずれ量演算部
17 補正演算部
18 表示器
19 システム制御部
20 操作部
W 対象物
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態の構成図で、機械的構成を表す模式図と制御装置の主要な機能的構成を表すブロック図とを併記して示す図である。
X線発生装置1はそのX線光軸を水平方向に向くように配置され、このX線発生装置1に水平方向に対向してX線検出器2が配置されている。X線発生装置1には、X線コントローラ11からの信号に応じた管電圧および管電流が供給されてコーンビーム状のX線を発生する。また、X線検出器2は画素が2次元状に配列されてなる2次元X線検出器である。
X線発生装置1とX線検出器2の間に、対象物Wを搭載するための回転ステージ3が配置されている。この回転ステージ3は、X線光軸に直交する鉛直方向に沿った回転軸Rを中心として回転する。また、この回転ステージ3は、X線光軸を含む互いに直交する3軸方向に移動可能となっており、これらの各軸方向への移動並びに回転軸Rの回りの回転動作は、軸制御部12から供給される駆動制御信号によって制御される。
対象物WのX線投影データの収集、つまりCT撮影に際しては、回転ステージ3上に対象物Wを搭載して、X線を照射しつつ、回転ステージ3を所定の微小角度αずつ回転させるごとに、X線検出器2の出力を取り込むことによって行われる。具体的には、各回転角度でのX線検出器2の各画素出力は、その角度でのX線投影データとして、画像データ取り込み回路13を介してデータ記憶部14に記憶されていく。
データ記憶部14に記憶された各角度におけるX線投影データは、後述するように、再構成演算部15による再構成演算に供されるのであるが、その再構成演算部15に供される前に、ずれ量演算部16において360°の回転により生じた投影位置のずれ量が求められ、その求められたずれ量に基づいて、補正演算部17において各角度におけるX線投影データが補正される。
再構成演算部15はその補正後のX線投影データを用いた再構成演算によって対象物Wの断層像を構築し、その断層像は表示器18に表示される。
以上の画像データ取り込み回路13、データ記憶部14、再構成演算部15、ずれ量演算部16、補正演算部17および表示器18は、前記したX線コントローラ11、軸制御部12とともにシステム制御部19の制御下に置かれている。システム制御部19には、マウスやキーボード、ジョイスティック等からなる操作部20が接続されており、この操作部20の操作によって、回転ステージ3の位置決めを行ったり、あるいは各種指令を与えることができる。そしてこれらは、実際にはコンピュータとその周辺機器を主体として構成され、インストールされているプログラムに従った機能を実現するのであるが、図1では説明の便宜上、その機能ごとのブロックによって表している。
次に、以上の構成からなる本発明の実施の形態の動作の例について、図2に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
この例は、初期位置(0°)から1°刻みで359°までの360点(面)のX線投影データを収集し、そのX線投影データを用いて再構成演算を行う例である。このような場合、通常は0°から359°の合計360点のX線透過データを収集するのであるが、この実施の形態においては、0°〜359°までのデータに加えて360°のデータを収集する。そして、0°でのX線投影データと、その位置からちょうど1回転した360°でのX線投影データを比較し、投影位置のずれ量を算出する。ここで、回転ステージ3の回転軌道が理想的であれば、0°と360°のX線投影データは一致するのであるが、前記した理由によってこれらの両投影データ間にはずれが生じる。すなわち、図3は対象物Wを中心としてX線発生装置1とX線検出器2の対との相対回転の軌道を概念的に示すものであり、投影角度が0°のときと360°のときでX線発生装置1とX線発生装置2の対と対象物Wとの相互の位置関係にずれが生じる。その結果、図4(A)に0°のときのX線投影データを、同図(B)には360°のときのX線投影データを模式的に示すように、両投影データには、投影位置のずれが生じる。
ずれ量演算部16では、0°と360°のX線投影データを比較し、例えば画像ずらしながら画像の一致度を計測するなどの一般的な画像処理により、これらの2つの投影データがどの方向にどれだけずれたかを求める。具体的には、図5に示すように、x方向およびy方向へのずれ量δxおよびδyを求める。
補正演算部17では、このようにして求められた360°分のずれ量に基づき、1°から359°までのX線投影データを補正する。具体的には、最も単純な例として、0°と360°の投影位置のずれ量と方向δx,δyが、1回転の間に系が一定速度で移動したと仮定し、つまり、図6(A)および(B)にx方向およびy方向への補正量と投影角度との関係のグラフを示すように、回転角度に正比例したずれ量が生じているものとして、1°から359°までのX線投影データをずらすように補正する。
そして、再構成演算部15では、その補正後の0°〜359°のX線投影データを再構成することにより、対象物Wの断層像を構築し、表示器18に表示する。
ここで、補正の仕方としては、上記のように投影データ自体をずらせる方法のほか、再構成演算部15による逆投影時にずれを考慮した逆投影の座標計算を行ってもよい。
以上の例においては、一定角度刻みに投影データを収集し、1回転によりちょうど0°の位置に戻る場合について述べたが、一定角度刻みのデータ収集では、ちょうど360°の位置のデータが得られない角度間隔で撮影する場合については、以下の手法を採用することができる。
すなわち、回転テーブル3を360°以上にわたって回転させ、360°を越え、かつ、最も小さい角度のX線投影データを収集する。そして、その収集したX線投影データを基に、360°に相当するX線投影データを補間計算によって求め、あとは上記の例と同等の手法によって再構成演算に供すべきX線投影データを補正する。
また、X線投影データを収集する撮影動作が、回転ステージ3を複数回にわたって回転させ、その各回の回転時には、互いに同じ角度でX線投影データを収集する動作であり、このようにして収集した複数回転分のX線投影データについて、同じ角度でのX線投影データどうしを積算したうえで再構成演算に供する装置について、本願発明を適用する例について述べる。なお、このような装置は、前記した特許文献2に開示されている。
このような撮影動作を行う場合、0°の位置から1回転分のX線投影データを収集した後、もう一度0°(360°)の位置でのX線投影データも収集しておく。そして、上記の例と同様に、各回の回転時には、ずれ量は角度に比例すると仮定し、1回転分のX線投影データのセットについては、0°と360°のX線投影データのずれを基に、先の例と同様の補正を行う。
2回転目以降のX線投影データのセットについては、図7(A)および(B)に示すように、それ以前のX線投影データの1回転ごとのずれ量δx1,δy1,δx2,δy2・・を加算して補正量とする。そして、その補正後のX線投影データについて、同じ投影角度のデータどうしを積算して再構成演算を行う。
なお、2回目以降のX線投影データのセットの補正に際しては、上記のように1回転分のX線投影データのセットを当該セット内でのずれ量を基に補正する手順を先に行い、2それ以前のX線投影データの1回転ごとのずれ量を加算する手順を後で行うことに代えて、これらの手順を逆にしてもよいことは勿論である。
また、同じく回転ステージ3を複数回にわたって回転させてX線投影データを収集し、その複数回転分のX線投影データについて、同じ角度でのX線投影データどうしを積算したうえで再構成演算に供する装置における他の補正方法として、以下の方法を採用することもできる。
例えば1回転目の各投影角度でのX線投影データのセットを基準として、0°と360°のX線投影データのずれ量からそのセット内の各X線投影データを補正し、2回目以降の各回転ごとのX線投影データのセットについては、基準となるデータセットと互いに同じ角度でのX線投影データどうしを比較し、その移動量を求めて、補正値とする。つまり、これら両者が一致するように2回目以降の回転で収集したX線投影データを補正する。そして、その補正後のX線投影データについて、同じ投影角度のデータどうしを積算して再構成演算を行う。
また、回転ステージ3を複数回にわたって回転させてX線投影データを収集するが、各回の回転において他の回転での角度と同じ角度ではX線投影データを収集せず、回転ごとに投影角度を増やしていく撮影を採用する場合、1回転してもちょうど360°の位置に到来することがなく、このような場合には、以下に示すような補正を行うとよい。
各回の回転時に、その回転の初期位置のX線投影データと、その初期位置から360°以上回転し、かつ、最も小さい角度でのX線投影データとを比較し、そのずれ量を求め、当該回転で得た全ての投影データのセットを補正する。また、2回目以降の回転で得た投影データについては、それまでの回転における1回転分のずれ量を加算し、補正値とする。なお、この例においても、1回転ごとのX線投影データの当該回転内でのずれ量を補正する手順と、それまでの回転の1回転分のずれ量を加算する手順は逆であってもよい。
ここで、回転ステージ3を複数回にわたって回転させる撮影動作を行う装置に本発明を適用する場合における上記した各実施の形態では、各回の回転における各回転角度のデータについて、回転ステージ3の回転当初からの投影位置のずれに関する補正を行ったが、各回の回転のうち基準の回転(例えば1回目の回転)における各回転角度での投影データと、それ以外の回転(例えば2回転目以降)におけるそれぞれに同じ回転角度での投影データとの投影位置のずれ量を求め、両データが一致するように基準の回転以外の回転(例えば2回転目以降)の各角度の投影データを補正して再構成演算に供してもよい。この場合、各回転における投影データのセット内でのずれの補正は行われないが、例えば2回転目以降の投影データに、回転を重ねることによる投影位置のずれの累積が生じることがなくなり、従来のこの種の装置に比して断層像の鮮明度が大幅に向上する。
また、このような手法は、回転ステージ3を複数回にわたって回転させてX線投影データを収集するが、各回の回転において他の回転での角度と同じ角度ではX線投影データを収集せず、回転ごとに投影角度を増やしていく撮影を採用する場合、1回転してもちょうど360°の位置に到来することのない装置にも適用することができる。すなわち、このような装置においては、例えば1回転目を基準の回転としたとき、それ以外の2回転目以降の回転において同じ回転角度での投影データが存在しないため、各回転のデータどうしをそのまま比較することはできない。そこで、基準の回転以外の回転(2回目以降の回転)については、基準の回転における各回転角度を基準として、これらの基準の回転角度の近傍の回転角度の投影データから、基準の回転角度における投影データを推定する。そして、その推定された各投影データと、基準の回転における各回転角度での投影データとを比較し、上記と同様にそのずれ量を求めて、互いに一致するように2回目以降の回転の投影データについて補正する。この手法によっても、上記と同様に、回転を重ねることによるずれが累積することを抑制することができる。
ここで、以上の実施の形態においては、X線発生装置1とX線検出器2の対を固定し、その間に回転ステージ3を配置した装置構成について説明したが、対象物を搭載するステージを回転させず、その回りをX線発生装置とX線検出器の対を回転させる装置構成についても、本発明を適用し得ることは勿論である。
また、以上の各実施の形態では、回転軸Rに直交する方向にX線発生装置とX線検出器を配置した例を示したが、図8に示すように、X線発生装置1とX線検出器2を結ぶ線と、対象物Wを搭載する回転ステージ3の回転軸Rとが直交しない、いわゆる傾斜型CTと称される装置であっても、本発明を等しく適用することができる。なお、傾斜型CTにおいても、X線発生装置とX線検出器の対を対象物の回りに回転させる構造であってもよい。

Claims (6)

  1. 互いに対向配置されたX線発生装置およびX線検出器と、これらのX線発生装置とX線検出器の間に設けられ、対象物を配置するための試料ステージと、上記X線発生装置とX線検出器の対と上記試料ステージとを相対的に回転させる回転機構と、上記X線発生装置からのX線を照射しながら、上記回転機構を一定角度回転駆動するごとに上記X線検出器の出力を取り込むことにより、対象物の複数角度におけるX線投影データを順次記憶していくデータ記憶手段と、そのデータ記憶手段に記憶されたデータを用いた再構成演算により、対象物の断層像を構築する再構成演算手段を備えたX線断層像撮影装置において、
    上記回転機構を360°以上にわたって回転させてX線投影データを取り込むとともに、その回転機構の所定の回転角度におけるX線投影データと、
    その回転角度から360°以上回転した位置で、かつ最も小さい回転角度におけるX線投影データを用いて推定した上記所定の回転角度から360°回転した位置におけるX線投影データと、を比較し、これらの両X線投影データ間の投影位置のずれ量を求め、そのずれ量に基づいて上記データ記憶手段に記憶されているデータを補正し、もしくは上記再構成演算手段による演算に用いる座標を補正する補正手段を備えていることを特徴とするX線断層像撮影装置。
  2. 上記回転機構を複数回転にわたって回転させてX線投影データを取り込んで上記データ記憶手段に記憶し、かつ、上記再構成演算手段はその複数回転分のX線投影データを用いて再構成演算を行うとともに、各回の回転において所定の回転角度でのX線投影データと、その回転角度から360°回転した位置で推定されたX線投影データを比較してその投影位置のずれ量を求め、かつ、2回目以降の回転で収集したX線投影データについては、上記ずれ量に、それまでの各回転ごとのずれ量を加算した加算ずれ量とし、その加算ずれ量に基づいて上記データ記憶手段に記憶されている各X線投影データを360°の位置毎に補正し、もしくは上記再構成演算手段による演算に用いる座標を360°の位置毎に補正することを特徴とする請求項1に記載のX線断層像撮影装置。
  3. 上記回転機構を複数回転にわたって回転させてX線投影データを取り込んで上記データ記憶手段に記憶し、かつ、上記再構成演算手段はその複数回転分のX線投影データを用いて再構成演算を行うとともに、所定の回転時における各回転角度でのX線投影データを基準とし、その基準の投影データのセットについては、所定の回転角度でのX線投影データと、その回転角度から360°回転した位置で推定されたX線投影データを比較してその投影データのずれ量を求め、そのずれ量に基づいて当該基準の投影データのセットを補正するとともに、他の回転時における各回転角度でのX線投影データについては、上記基準の投影データのセットにおける同じ回転角度でのX線投影データとのずれ量を求め、そのずれ量に基づいて補正し、もしくは上記再構成演算手段による演算に用いる座標を補正することを特徴とする請求項1に記載のX線断層像撮影装置。
  4. 上記回転機構を複数回転にわたって回転させてX線投影データを取り込んで上記データ記憶手段に記憶し、かつ、上記再構成演算手段はその複数回転分のX線投影データを用いて再構成演算を行うとともに、各回の回転ごとに、
    所定の回転角度のX線投影データと、
    その回転角度から360°以上回転した位置で、かつ最も小さい回転角度におけるX線投影データを用いて推定した上記所定の回転角度から360°回転した位置におけるX線投影データと、を比較してその投影位置のずれ量を求めるとともに、2回目以降の回転で収集したX線投影データについては、上記ずれ量に、それまでの各回転ごとのずれ量を加算した加算ずれ量とし、求め、その加算ずれ量に基づいて上記データ記憶手段に記憶されている各X線投影データを補正し、もしくは上記再構成演算手段による演算に用いる座標を補正することを特徴とする請求項1に記載のX線断層像撮影装置。
  5. 上記補正手段は、上記データ記憶手段に記憶されている各回転角度でのX線投影データが、回転角度に比例した量だけ投影位置がずれていると見なして補正を行うことを特徴とする請求項1、2、3または4のいずれか1項に記載のX線断層像撮影装置。
  6. 上記X線検出器が2次元X線検出器であり、上記補正手段は、上記比較に供される両X線投影データ間のずれ量を、当該X線検出器上で互いに直交する2軸方向の各軸方向へのずれ量として個別に求め、これら各軸ごとに上記データ記憶手段に記憶されているデータを補正し、もしくは上記再構成演算手段に用いる座標を補正することを特徴とする請求項1、2、3、4または5のいずれか1項に記載のX線断層像撮影装置。
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