JP4733580B2 - X線ct装置 - Google Patents

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Description

本発明はX線CT装置に関し、特に、回転走査制御及び画像処理技術に関する。
X線CT装置は、回転走査されるX線ビームを被検体に透過して得られた情報に基づいて断層画像等を形成する装置である。X線CT装置は、人体の疾病診断用として用いられる他に、研究、実験などの目的のために、人体以外の動物や他の物体の測定においても用いられる。動物用のX線CT装置は、新薬の開発分野において活用されている。特許文献1には、動物用のX線CT装置に関する技術が記載されており、詳しくは、軟組織の分布状態を把握することのできる画像形成に関する技術が記載されている。
特開2005-192656号公報
X線CT装置では、上記のように、被検体に対してX線ビームが回転走査される。所定の角度範囲にわたる1回の回転走査により、1枚の断層画像が形成される。回転走査方式としては、同じ回転方向に連続的に回転走査を行わせる方式、所定の角度範囲において往復の回転走査を繰り返し行わせる方式、等が知られている。比較的低廉の動物用X線CT装置では後者の手法が用いられる場合が多い。
CT画像としての断層画像の画質を高めるためには、画像のSN比を向上することが望まれる。このために一般にX線CT装置においては回転走査の速度を切り替える機能が搭載されている。しかし、ユーザが要求する画像品質に適合した回転走査速度を選択するのは通常難しい。場合によっては必要以上に回転走査の速度が遅すぎてしまう場合(処理効率の低下という問題)や逆に回転走査速度が速すぎて期待する画質を得られない場合(要求する画質が得られないという問題)が生じる。回転走査速度の設定が不適切な場合、回転走査のやり直しが生じることもある。
ちなみに、動物用X線CT装置は、研究、実験のために様々な分野で用いられているが、特に、新薬の開発分野においては短時間でCT断層画像を形成することのできる即応性のよい装置が求められている。すなわち、動物用のX線CT装置を用いた撮影の対象としては、モルモット、ラット、マウス、ハムスター、ウサギ、犬、猫などのいろいろな種類の動物が撮影の対象となる。また、それらの動物から分離された組織片が撮影の対象となる場合もある。被検体の種類が様々であるので、撮影を行うユーザは、装置に対して、どのような撮影条件(特に回転走査速度)が適当であるのか判断に迷うことがある。
本発明の目的は、回転走査速度の設定に伴う判断の難しさを回避でき、要求画質の実現と測定時間の短縮化とを両立できるX線CT装置を提供することにある。
(1)本発明は、被検体に照射されるX線を発生するX線発生部と前記被検体を透過したX線を検出するX線検出部とを備えたX線測定ユニットと、前記X線測定ユニットを前記被検体の周囲で回転させる回転機構と、前記被検体の体軸方向であるZ軸方向において前記被検体に対する前記X線測定ユニットの位置を移動させるスライド機構と、前記Z軸方向の各位置に前記X線測定ユニットを位置決めた状態で取得されるデータを処理する手段であって、前記Z軸方向の各位置において、前記回転機構による各回転走査ごとに前記X線検出部で取得されるデータセットを入力し、回転走査の開始から現在までの一連のデータセットが反映された積算合成画像を形成するデータ処理手段と、前記Z軸方向の各位置において前記回転走査の開始から繰り返し更新される積算合成画像を表示する表示部と、前記Z軸方向の所定位置における前記積算合成画像の更新表示過程においてユーザからの画像承認操作を検出する検出手段と、前記Z軸方向の所定位置における前記積算合成画像の更新表示過程において前記画像承認操作検出された場合に前記積算合成画像の形成を終了させると共にそれまでの積算数を特定し、その後における前記Z軸方向の各位置での前記X線測定ユニットの回転走査回数を前記積算数と同数に定める制御手段と、を含むことを特徴とするX線CT装置に関する。
上記構成によれば、回転機構によって測定ユニットの回転走査が繰り返し実行される。その場合、表示部には積算合成画像が表示される。すなわち、今まで実行された回転走査により得られたデータセットを基礎として作成された積算合成画像が連続的に表示される。その積算合成画像は回転走査の都度更新され、その画質が次第に高められていくものである。換言すれば、画質面で徐々に成長するものである。表示部で表示される積算合成画像を観察したユーザが、満足できる画質に到達したと認識した時点で、当該ユーザにより画像承認操作がなされ、それを契機として、積算合成画像の形成が終了する。その場合においては、必要に応じて回転走査を停止させてもよい。あるいは、回転走査をそのまま継続させて、次の断層画像形成位置に対して上記同様の処理を適用してもよい。
ユーザが実際に画像を見て、測定を止められるので合理的であり、測定に無駄がない。初めて測定するような被検体であって、どのようなX線撮影条件を設定したらよいのかわからないような被検体を撮影する場合であっても、試行錯誤を繰り返して無駄な時間を費やすことなく、良好な画像を得ることができる。積算撮影の中止をユーザが判断するので、画像の全部が良好な画質になっていなくても、ユーザが関心を示す部分の画質が良好になった時点で撮影を中止することもできる。つまり、画像の品質が過剰になることなく、必要最小限の画質を備えた画像を時間的な無駄を生じさせることなく得ることができる。
上記のように、ユーザの判断を介在させて最適な回転走査の回数が見出された場合には、同じ被検体についての次の断層画像形成位置での計測に際して、当該回数分の回転走査を自動的に行わせるようにしてもよい(つまり、ユーザ承認を省略してプリセット動作に切り替えてもよい)。また、過去の計測において上記の手法で最適な回転走査の回数が決定されている場合には、それを今回の計測において利用して計測条件の再現性を優先させてもよい。また、最適な回転走査の回数が見出された場合にそれを回転速度に換算して当該回転速度を以降の計測で設定することも可能である。上記構成において回転走査速度として高速を設定しておくこともできるし、回転走査速度をユーザに選択させることも可能である。いずれにしても、被検体の計測時間が短縮化されるように回転走査速度等の条件を設定するのが望ましい。一方方向にだけ回転走査が連続的に行われてもよいが、両方向に往復して回転走査が行われてもよい。後者の方が一般に機構的に簡易となるので、低廉な動物用X線CT装置を構成する場合には後者を採用するのが望ましい。X線検出器は1次元配列型検出器、2次元配列型検出器、等を利用できる。回転機構は被検体に対して測定ユニットを相対的に回転させるものであって、その場合に測定ユニットを回転駆動するようにしてもよいが、被検体側を回転駆動することも考えられる。再構成演算された各画像を利用して(例えば平均化処理して)積算合成画像を形成するのが望ましいが、再構成演算前の一連のデータセットに対して例えば平均化処理を施した上で、その処理後のデータセットに基づいて再構成演算により画像(積算合成画像)を形成するようにしてもよい。
望ましくは、前記データ処理手段は、前記各回転走査ごとに取得されるデータセットに基づいて断層画像を形成する再構成演算部と、前記各回転走査ごとに形成される断層画像に基づいた平均化処理により前記積算合成画像を形成する平均化演算部と、を含むことを特徴とする。
上記構成によれば、回転走査ごとに取得されるデータセットに基づいて断層画像が形成され、各データセットに応じて形成された複数の断層画像に基づいて平均化された積算合成画像が形成される。従って、複数のデータセットが取得した被写体の画像情報は、1枚の積算合成画像へ集約して反映される。
望ましくは、前記表示部には前記積算合成画像の更新表示過程において前記積算合成画像とともに現在までの回転走査回数を表す情報が表示されることを特徴とする。
上記構成によれば、積算合成画像と回転走査回数とが表示されるので、積算合成処理によって断層画像の画質が徐々に向上していくことを確認しながら、その状態の画質に到達するために必要な回転走査の回数を知ることができる。回転走査の速度が定められているのであれば、回転走査の回数から、良好な画質に到達するまでにかかった時間を算出することもできる。
(2)望ましくは、X線CT装置が、被検体に照射されるX線を発生するX線発生部と、前記被検体を透過したX線を検出する2次元配列された複数のX線検出素子で構成されるX線検出部と、を備えたX線測定ユニットと、前記X線測定ユニットを前記被検体の周囲で回転させる回転機構と、前記回転機構による各回転走査ごとに前記X線検出部で取得される複数の画像形成位置に対応した複数のデータセットを入力し、各画像形成位置ごとに回転走査の開始から現在までの一連のデータセットが反映された積算合成画像を形成するデータ処理手段と、前記複数の画像形成位置に対応する複数の積算合成画像の全部又は一部を表示する表示部と、前記複数の積算合成画像の全部又は一部の更新表示過程においてユーザからの画像承認操作を検出する検出手段と、前記画像承認操作を検出した場合に前記複数の積算合成画像の形成を終了させる制御手段と、を含む。
上記構成によれば、2次元配列された複数のX線検出素子で構成されるX線検出部を非検体の周囲で回転させることにより複数のデータセットを取得することができる。取得された複数のデータセットは、回転走査の開始から累積される一連のデータセットになり、複数の積算合成画像の形成に使用される。ユーザは表示部に表示される積算合成画像の全部又は一部を画像承認することが可能であり、その承認操作によって複数の積算合成画像の形成を終了させることができる。
望ましくは、前記表示部には、前記複数の積算合成画像の一部である1又は複数の代表積算合成画像が表示されることを特徴とする。上記構成によれば、複数の表示可能な画像が取得されている状態において、ユーザにとって、画像の合否レベルの判断を最も行い易い画面を代表的に選んで画質の判断をすることができる。あるいは、ユーザが最も関心のある部位が撮影されている画像を用いて画質の判断を行うことができる。
以上説明したように、本発明によれば、要求画質の実現と測定時間の短縮化とを両立できる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るX線CT装置によって実行される断層画像撮影の動作原理図を示したものである。図1は、断層画像(CT画像)の形成を時間の経過順に示している。図1では、全部で5段階の状態が例示されており、時間の早い順番に左側から右側へ示されている。
図1の上段には、被検体をX線撮影するための可動部50が示される。図1に示した86A〜86Eの5つの円形状の模式図形は、被検体の周りにおいてX線測定モジュール、つまりX線発生器52とX線検出器60を含むユニットが回転する様子を示した図である。可動部50を示す円の周囲を囲むように記された円弧の矢印は、可動部50が容器24の周りを時計方向あるいは反時計方向に回転する向きを表している。可動部50の具体的な構成については図4を用いて後述するが、可動部50にはその中心部に被検体を収めた容器24が配置されている。ちなみに、図2には容器24に収納された被検体としてのマウス84の様子が示されている。図2に示すような容器24に収納されたマウス84を可動部50の中心位置に配置して被検体として用いることにより断層画像が形成される。なお、測定ユニットに対して容器を相対的に回転させることも可能である。
図1の上段に示すIの値は、表示される積算合成画像としての断層画像(表示画像)を形成する基礎となった断層画像の枚数を示している。つまり、このIの値は画像合成のための積算数である。積算数I=1すなわち初回の回転動作においては、時計方向周りに可動部50が回転している様子が示される。その1回転の走査においてX線検出器60はX線の検出量に応じた複数のデータセットを出力し、それらのデータセットを再構成処理することによって1枚の断層画像を形成することができる。
図1の中段には、マウスの全体の形状を示す全体画像(スカウト画像)を88A〜88Eとして示している。これらの全体画像88A〜88Eにおいては、マウスの体長の方向に沿ってZ軸が定義されており、積算数I=1という初回の回転走査では、z1という一つのZ座標に対して1枚の断層画像を取得している状態が示される。1回の回転走査に基づいて得られた断層画像90Aが図1の下段に示されている。1回分の回転走査によって得られる画像は、被検体の種類や回転走査の速度等によって画質が左右されるため、1回の回転走査によって必ずしも明瞭な画像が得られるとはいえない。なお、以下に詳述するように、本実施形態においては、表示画像を観察するユーザによって、満足できる画質を得られた段階で回転走査の停止が指示される。よって、この最初の回転走査に対応する画像の画質が仮に満足できるものであれば、この時点で回転中止の指示を入力することも可能である。
次に、2回目の回転走査の状態が、前述した積算数I=1の右側に記されている。2回目の回転走査においては、可動部50を反時計方向に回転させて画像が形成される様子が示されている。この場合においても、Z軸方向にはz1座標の同一の断面部分に対してX線走査が行われる。積算数I=1とI=2との2回の回転走査によって得られたそれぞれの断層画像は、積算合成により平均化処理が行われる。その平均化処理は、概念的には画像の重ね合わせとして処理され、画像を構成する画素レベルでの平均化が行われる。
更に、次段階の回転走査が行われると積算数はI=3となり、3回目の画像形成が行われる。3回目は、1回目の時と同じく時計周りの回転走査を用いて行われる。Z軸方向の座標は同じくz1である。3回目の回転走査に基づいて得られた断層画像90Cは、1回目及び2回目の画像の積算合成画像92Bに対して、積算合成処理がなされる。得られた画像92Cは、1回目の断層画像90A、2回目の断層画像90B及び3回目の断層画像90Cの3つの画像を画素レベルで加算して平均化することによって積算合成処理によって形成される。今までの一連の回転走査によって得られた複数の断層画像を用いて平均化処理を行うことにより、画素レベルでのノイズ成分が相殺され、積算合成後の断層画像の画質を向上させることができる。
更に回転走査を継続して積算数が加算されていく場合も同様に、時計方向の回転と反時計方向の回転を交互に繰り返すことによって、回転走査によって得られる画像形成の基礎となるデータセットが増えていくが、その度ごとに、画素レベルでの平均化(累積加算あるいは積算合成)が行われ、対象物の組織及び骨の断層画像は、より明瞭な画像として表示部に表示されていく。
図1において、積算数が4以上に累積した場合の例としてI=nにおける積算合成の様子が示されている。z1は変化せず、全て同一のZ座標における断層画像が得られる。積算合成及び平均化処理によって得られた画像が92Dに示される。一般的には積算数が増加していく毎にノイズが低減されて明瞭な画像が得られる。画像が明瞭になったという判断はユーザによってなされる。積算数I=nの段階における積算合成画像92Dによって、ユーザは十分な状態の明瞭な画像が得られたことを判断して、演算制御部12に備えられたキーボードやマウス等からの中断指令操作を行う。このように回転走査の中断指令はユーザのマニュアル操作で指示される。
中断処理が行われると、Z軸座標のz1についての積算合成処理は完了し、他のZ座標における断層画像の形成が行われる。一般的には断層画像を得る上で断層画像間の移動ピッチ△Zが定められているので、当該移動ピッチ△Zの間隔でスライスされた新たな断層画像を得ることができる。図1の画像例88Eには、z1とは異なるz2の座標位置によって断層画像が得られていることが示されている。得られた画像90Eは、z2における初回の画像となる。この部分はマウスの体の位置に対して異なる断層部位の初回の断層画像であるので、その画像のレベルは、前述したz1座標における初回の回転走査による断層画像90Aと同等のレベルになる。以下同様に、z2のZ座標位置に対しても複数回の回転運動を伴う走査が行われる。z1で設定されたn回という回数は、z2の位置での積算合成を行う場合にも用いられるので、z2についてもn回の積算合成が行われて、新たな画像が形成されていく。
以上のような動作原理に基づいて画像が形成されていくが、この方法のおいては、回転走査の繰り返し回数に応じて、表示される画像の画質が徐々に高まり(画質面での画像成長)、そのような表示更新過程において、ユーザが画像が要求品質に到達したタイミングを判定して中断処理を行うので、目的の組織を観測できる程度にするための最低限の画像レベルを達成することが可能となり、しかもその画像レベルは撮影(回転走査)の回数によって制限されるため、撮影時間が極端に長くなるようなことがなく、撮影の目的を達成できる程度の品質の画像を最短時間で得ることができる。なお、中断指示が回転走査の途中のタイミングで入力された場合にはその回転走査がすべて完了した段階で回転が停止する。その場合、最後に取得されたデータセットを再構成演算して形成される画像を積算合成画像反映するようにしてもよいし(この場合、ユーザが画質承認を判断した時点での画質よりも若干良い画質で終了することになる)、それを破棄するようにしてもよい。画像形成が瞬時に行われる場合には前者を採用するのが望ましい。中断判定のために表示する画像を拡大表示するようにしてもよい。また、画像中における注目部位を拡大表示するようにしてもよい。画像表示に際しては、最新画像と過去画像とを同時に表示して画質変化を視覚的に容易に認識できるようにしてもよい。
図3は、前述した積算合成と平均化処理による画像合成を行うためのX線CT装置のハードウェアの一例を示している。このX線CT装置は、特にマウス、ラットなどのネズミ類のCT測定を行うための装置である。もちろん、他の動物、特に小動物を測定することもできるし、動物の一部組織を測定することもできる。
このX線CT装置は、大別して、測定部10と演算制御部12とによって構成される。測定部10はガントリ18を備えた本体16を有する。本体16の上面16Aには開口が形成され、その開口からアーム26が上方に突出している。アーム26 は後述するスライド機構の一部をなすものであり、そのアーム26は後に説明する容器24に連結され、それを中心軸方向にスライド運動する。一方、ガントリ18内には後述する測定ユニット(X線発生器、X線検出器)が収納され、それらは回転中心軸回りにおいて回転運動する。ガントリ18の中央部には回転中心軸方向に空洞部18Aが形成されている。容器24は被検体としての小動物を収納するカプセルであり、その容器24は本実施形態において略円筒形状を有し、その容器中心軸が回転中心軸に一致した状態で配置される。具体的には、図2に示した容器24の基端部76が、上述したアーム26の上端部に着脱自在に装着される。この場合において、着脱機構としては各種の係合機構あるいはネジ止め機構などを挙げることができる。上述したように、容器24は中空の円筒形状を有しており、その内部には小動物が配置される。
本体16の上面16A上には操作パネル20が設けられており、この操作パネル20は複数のスイッチや表示器などを有する。この操作パネル20を利用して ユーザは測定現場において装置の動作を操作することが可能となる。
次に演算制御部12について説明する。演算制御部12は測定部10に対してケーブル14によって電気的に接続される。この演算制御部12は通常のコンピュータシステムなどによって構成され、具体的には、プロセッサ30、表示器32、キーボード36、マウス38、記憶装置34及びプリンタ40などを有している。この演算制御部12により、測定部10の動作が制御され、また、測定部10から伝送されるデータに基づいてCT画像が構成される。
ちなみに、本実施形態の装置において、ガントリ18内における測定ユニットの回転速度は切り替えることができ、例えば、4.5秒で1回の回転走査を完了する高速走査モード、あるいは18秒で1回の回転走査を終了するモード、更には36秒1回の回転走査を終了するモード等の中からユーザが回転速度を選択することができる。ユーザによって回転走査の中断を指示するユーザ判定モードにおいては、予め設定された回転速度が設定される。この場合には最高速度を設定しておくようにしてもよいが、往復回転運動における各折り返し時点で加速減速期間を考慮すると、むしろ低速を設定しておくのが望ましい場合もある。本実施形態の装置においては、上記のユーザ判定モードの他の動作モードとして、予め設定した回数だけ回転走査を自動的に実行するモード、等がある。上記のキーボード36やマウス38は画質承認操作つまり回転走査中断指示を行うための手段に相当する。音声その他の入力デバイスを利用するようにしてもよい。
図4には、図3に示したX線CT装置の各構成がブロック図として示されている。回転中心軸Oを間において、一方側にX線発生器52が設けられ、他方側にX線検出器60が設けられている。X線発生器52の照射側にはコリメータ54が設けられている。X線発生器52は図示されるように末広あるいは扇状の(ここではファンビーム形状の)X線ビーム56を生成する。一方、X線検出器60は複数の(例えば100個)のX線センサを一列に並べたものとして構成され、X線ビーム56の開き角度に応じてX線の受光開口が設定される。ちなみに、複数のX線センサの配列は直線的であってもよいし、円弧状であってもよい。なお、後述する2次元配列のX線検出部を使用することもできる。モータ66Aにはベルトが巻回され、ベルトを回転駆動することによりその回転力が可動部50の回転運動して伝達される。可動部50には、その回転によっても相対的な位置関係が変化してはならない各種の機構が搭載される。ガントリ回転機構66は、それに搭載された各構成の全体を回転駆動する機構である。ガントリ回転機構66は、その駆動力を発生するためのモータ66Aを有する。
次に、演算制御部12について説明すると、上述したように、プロセッサ30には、表示器32、記憶装置34、キーボード36、マウス38などが接続されている。プロセッサ30は、CPU、動作制御プログラム、画像処理プログラムなどによって構成されるものである。プロセッサ30は、動作制御部44、再構成演算部46及び平均化演算部100を有している。動作制御部44は、測定部10における全体の動作を制御している。再構成演算部46はX線ビームの回転走査によって得られる多くのデータ(1回転走査あたりのデータセット)に基づき1枚のCT画像(断層画像)を構成する演算を実行する。再構成演算については公知の各種の手法を利用することが可能である。平均化演算部100は各回転走査ごとに形成される複数の断層画像を構成する画素データをその演算の対象とし、平均化処理により積算合成画像を形成する。プロセッサ30で実行される画像処理プログラムは各位回転走査ごとに形成される断層画像の積算合成処理を実行するものである。動作制御プログラムは上記のユーザ判定モード時における動作を制御するモジュールを含む。
図5には、図1に示した積算合成画像を形成するための演算制御部12内のプロセッサ30内で行われる動作のフローチャートが示されている。
S101では積算数Iに初期値として1が代入される。そしてS102では、Z座標を移動するための移動が行われる。S102において行われるZ軸移動は、図1の原理図に示したz1座標位置にCT断層撮影面を移動させることに相当する。S103では、測定ユニットを包含する可動部50が回転を開始する。S103における回転運動は、本実施例においては、一回転する必要はなく、回転角にして180°+αの鈍角を往復することができれば断層画像を再構成することができる。(例えば、αは38°程度である。)S104では、1回分の回転移動により1枚の断層画像が形成される。S105では、新しく得られた断層画像と、過去に累積された断層画像を用いて画素レベルでの平均化が行われる。S106では、平均化した断層画像を画面に表示する。なお、積算数Iが1である場合には、過去の累積画像がないので、そのまま初回の画像が表示される。ちなみに、断層画像の再構成には相当の処理時間を必要とするので、断層画像の表示処理を実行している間に、他の回転走査等の処理を先行して実行してもよい。平均画像が表示された後には、S107にて、画像の積算合成の中断の指令がなされたかどうかの判断が行われる。中断の指令は、キーボード36又はマウス38を用いたユーザからの入力指令で行われる。中断の指令が有る場合には、S113に処理が移り、中断処理が発生した時点の積算数Iの値によって、規定最大値(PresetMAX)の値を上書き更新する。中断の指令が無い場合には、S108に処理が移る。S108では、積算数Iの値が規定最大値(PresetMAX)の値に達しているかどうかの判定が行われる。
積算数Iが規定最大値(PresetMAX)の値未満であれば、S109に処理が移り積算数Iがインクリメントされる。その後、S110では、可動部50の回転方向を従前と反対の方向へ切り替える。方向の指令がなされた後は、S103において可動部50の回転が再開される。一方、積算数Iが規定最大値(PresetMAX)の値以上であれば、S111に処理が移る。S111では、Z軸方向への移動量が最大値Maxに達しているかどうかの判定が行われる。Zが規定の最大値(Max)の値未満であれば、S112に処理が移り、移動指令値Zに対して、Z軸方向への移動ピッチ(△Z)が加算される。移動ピッチ△Zの加算後、S101に処理が移りS101において積算数Iを初期値1に戻す。
一方、移動指示値Zが規定の最大値(Max)の値以上であれば、S112に処理が移り、撮影が終了する。以上のようなプロセスによって積算合成の平均化処理と、画面表示が行われる。
図6は、積算合成画像の画面レイアウトの一例を示す図である。図6に示す画面104は図3に示す表示器32に表示される一画面レイアウトである。画面104の上方には、例えば被検体であるマウス84の固体情報が表示されるエリア106が設けられる。画面104の左側には、マウス84の全体の形状を示す全体画像(スカウト画像)108が表示される。画面104の右側には、マウス84の断層画像(積算合成画像)110が表示される。画面104の中央部には、"中断ボタン"112と"破棄ボタン"114がポップアップ表示されている。中断ボタン112は、ユーザが、積算合成画像の画質が十分な品質になったことを承認する際にクリック操作するためのボタンである。破棄ボタン114は、例えば、被検体である諸動物が動いてしまって撮影が継続できないような場合において、積算画像を破棄するために使用されるボタンである。全体画像108にはZ軸方向の位置を示すマーカ107が表示されており、そのマーカ107が示す位置の1枚の断層画像110が表示される。マーカ107は、複数の表示可能な断層画像の集合体を示す表示可能エリア109の範囲内においてスライド移動することができる。
Z軸方向の1つの位置についてCT計測を行う場合の他、X線検出器として複数のX線検出素子からなる二次元検出器を用いて、Z軸方向における複数の位置で同時にCT計測を行うことも可能であり、その場合においても上述した手法を適用可能である。
上記の場合には、Z軸方向に並ぶ複数のX線検出素子列に対応して1回転走査あたり複数のデータセットが同時に取得されることになる。そして、それぞれのデータセット(つまり各位置ごとに上記の積算合成画像の形成処理が実行され、これにより複数の積算合成画像(表示画像)が同時に得られることになる。例えば、X線検出素子列が60列ある場合には、60個の表示画像が同時に形成される。それらの全部を表示させてユーザにどこまで回転走査を繰り返し継続させるのかを判断させてもよいが、ユーザにとって観察及び評価が煩雑であるならば、それらの中の1又は複数の代表画像だけを表示させて、それに基づいてユーザに判断を行わせるのが望ましい。その場合には、画質評価の基準となる位置に対応する画像を選択するようにしてもよいし、ユーザが、表示する画像を選択するようにしてもよい。いずれにしても、形成されたすべての積算合成画像はCT断層画像として記憶部に記憶され、必要に応じてそれらの画像が読み出される。代表画像がどの位置で取得されたのかを示す情報を、数値情報として表示するか、断層画像と一緒に表示される投影画像(スカウト画像)上にマーカとして表示するようにしてもよい。スカウト画像の計測は一般にCT計測に先立って実行され、その場合には、測定ユニットを回転走査させずに、測定ユニットがZ軸方向に直線走査される。画像の記憶に際しては、その属性情報として、積算数を示すデータを付加しておくこともできる。次の計測時においてその情報を参照して必要な回転走査の回数についての目安を得られる。また、その積算数分だけ回転走査の回数を指示入力するようにしてもよい。属性データとしては上記以外に、Z軸方向の位置、回転速度、倍率などの情報をあげることができる。
X線CT装置において実行される積算合成画像形成の原理図である。 X線CT装置に装着される容器の使用例を示す斜視図である。 X線CT装置の全体構成を示す斜視図である。 X線CT装置の全体構成を示すブロック図である。 積算画像を形成する際の動作を示すフローチャートである。 表示部に表示される画面レイアウトの一例を示す図である。
符号の説明
24 容器、50 可動部、52 X線発生器、60 X線検出器、88A,88B,88C,88D,88E スカウト画像、90A,90B,90C,90D,90E 断層画像、94 合成平均化処理、92B,92C,92D 積算合成画像、104 画面、106 固体情報表示エリア、107 マーカ、108 スカウト画像、109 表示可能エリア、110 積算合成画像、112 中断ボタン、114 破棄ボタン。

Claims (4)

  1. 被検体に照射されるX線を発生するX線発生部と前記被検体を透過したX線を検出するX線検出部とを備えたX線測定ユニットと、
    前記X線測定ユニットを前記被検体の周囲で回転させる回転機構と、
    前記被検体の体軸方向であるZ軸方向において前記被検体に対する前記X線測定ユニットの位置を移動させるスライド機構と、
    前記Z軸方向の各位置に前記X線測定ユニットを位置決めた状態で取得されるデータを処理する手段であって、前記Z軸方向の各位置において、前記回転機構による各回転走査ごとに前記X線検出部で取得されるデータセットを入力し、回転走査の開始から現在までの一連のデータセットが反映された積算合成画像を形成するデータ処理手段と、
    前記Z軸方向の各位置において前記回転走査の開始から繰り返し更新される積算合成画像を表示する表示部と、
    前記Z軸方向の所定位置における前記積算合成画像の更新表示過程においてユーザからの画像承認操作を検出する検出手段と、
    前記Z軸方向の所定位置における前記積算合成画像の更新表示過程において前記画像承認操作が検出された場合に前記積算合成画像の形成を終了させると共にそれまでの積算数を特定し、その後における前記Z軸方向の各位置での前記X線測定ユニットの回転走査回数を前記積算数と同数に定める制御手段と、
    を含むことを特徴とするX線CT装置。
  2. 請求項1記載のX線CT装置において、
    前記データ処理手段は、
    前記各回転走査ごとに取得されるデータセットに基づいて断層画像を形成する再構成演算部と、
    前記各回転走査ごとに形成される断層画像に基づいた平均化処理により前記積算合成画像を形成する平均化演算部と、
    を含むことを特徴とするX線CT装置。
  3. 請求項1記載のX線CT装置において、
    前記表示部には前記積算合成画像の更新表示過程において前記積算合成画像とともに現在までの回転走査回数を表す情報が表示されることを特徴とするX線CT装置。
  4. 請求項1記載のX線CT装置において、
    前記被検体は小動物であり、
    前記回転機構は、前記X線測定ユニットの一方向回転走査と他方向回転走査とが交互に実行されるようにする機構であり、
    前記制御部は、前記Z軸方向の所定位置におけるいずれかの回転走査の途中で前記画像承認操作を検出した場合に当該回転走査の完了を待ってから前記回転機構の動作を停止させる、ことを特徴とするX線CT装置。
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