JP5386679B2 - 鉄道車両輸送システム - Google Patents

鉄道車両輸送システム Download PDF

Info

Publication number
JP5386679B2
JP5386679B2 JP2008031759A JP2008031759A JP5386679B2 JP 5386679 B2 JP5386679 B2 JP 5386679B2 JP 2008031759 A JP2008031759 A JP 2008031759A JP 2008031759 A JP2008031759 A JP 2008031759A JP 5386679 B2 JP5386679 B2 JP 5386679B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
carriage
transport
bolster
transportation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008031759A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009190507A (ja
Inventor
尚 織部
宗正 魚角
康弘 鈴木
一人 河島
修 鵜木
満喜男 北村
典也 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Transport System Ltd
Original Assignee
Hitachi Transport System Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Transport System Ltd filed Critical Hitachi Transport System Ltd
Priority to JP2008031759A priority Critical patent/JP5386679B2/ja
Publication of JP2009190507A publication Critical patent/JP2009190507A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5386679B2 publication Critical patent/JP5386679B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

本発明は、鉄道車両輸送システムに係り、特に、鉄道車両を搭載して道路などを通ってRORO船内に輸送するのに用いられる鉄道車両輸送システムに好適なものである。
従来の鉄道車両輸送システムとして、図12に示されるものが案出されている。この従来の鉄道車両輸送システム1’は、鉄道車両の車両本体5’を載置する輸送台車2’と、この輸送台車2’を牽引する輸送駆動車3’とを備えて構成されている。この輸送台車2’は前側輸送台車2A’と後側輸送台車2B’とで構成されている。前側輸送台車2A’及び後側輸送台車2B’は、車両本体5’の前後を支持する。輸送駆動車3’は、前側輸送台車2A’を連結し、この前側輸送台車2A’を牽引して車両本体5’を後側輸送台車2B’と共に搬送する。前側輸送台車2A’及び後側輸送台車2B’は、ラバータイヤボギー台車が用いられ、水平方向に回転可能なターンテーブルを介して車両本体5’の前後を支持するものである。
而して、鉄道車両は、製造工場で所定の検査などが行われた後、車両本体5’と車両台車とに分割される。分割された車両本体5’は、上記鉄道車両輸送システムを用いて、例えば、道路などを通って港まで輸送され、RORO(ROLL−ON/ROLL−OFF:ロールオン・ロールオフ)船内に積み込まれる。一方、分割された車両台車は、トラックなどを用いて、港まで輸送され、RORO船内に積み込まれる。
なお、係る鉄道車両輸送システムに関連する特許文献として、特開昭60−116554号公報(特許文献1)に示された車両の車体用搬送台車が挙げられる。
特開昭60−116554号公報
上述した従来技術によれば、クレーンを用いて船に荷役することなくRORO船に積み込むことができるため、クレーンを備えていない港でもRORO船に鉄道車両を積み込み、船で遠方に輸送できると共に、船が目的地に到着してから納品先までの道路などの二次輸送の際に、鉄道車両輸送システム1’により車両本体を搬送できる利点を有する。
しかし、この従来技術では、鉄道車両が車両本体5’と車両台車とに分割されてそれぞれが輸送されるため、輸送が煩雑で輸送効率が劣ると共に、船内に車両本体5’と車両台車の両方の積み込みスペースが必要となり、輸送コストの増大を招いていた。
さらには、この従来技術では、平坦面から登り坂または下り坂の斜面に至る走行の際、またはこれらの逆走行の際に、前側輸送台車2A’と後側輸送台車2B’との傾斜角度が異なることとなるため、車両本体5’に曲がりや捩じれなどの力が加わり、車両本体が損傷する恐れがあった。
本発明の目的は、輸送コストの低減を図ると共に、登り坂または下り坂の走行時の鉄道車両の損傷を防止できる鉄道車両輸送システムを提供することにある。
前述の目的を達成するために、本発明は、車両本体とこの車両本体下面の前側及び後側の位置に設けられた前側車両台車及び後側車両台車とを一体化した状態の鉄道車両を載置する輸送台車と、前記輸送台車を牽引する輸送駆動車と、を備え、前記鉄道車両を搭載して道路を通ってRORO船内に輸送するのに用いられる鉄道車両輸送システムにおいて、前記輸送台車は、前記前側車両台車を支持するボルスタを備えた前側輸送台車と、前記後側車両台車を支持するボルスタを備えた後側輸送台車と、からなる2台の台車で構成され、
前記前側輸送台車及び後側輸送台車は、垂直方向に回転可能なヒンジ機構と前記ボルスタを介して前記前側車両台車及び前記後側車両台車を支持し、平坦面の走行状態から斜面への走行状態に移行した場合に前記ヒンジ機構が回動して前記前側輸送台車における前記ボルスタ前記後側輸送台車における前記ボルスタとがともに水平状態からともに同じ平面の傾斜状態となるように構成し、前記輸送駆動車は前記前側輸送台車を連結しこの前側輸送台車を牽引して前記鉄道車両を前記後側輸送台車と共に搬送する構成としたことにある。
係る本発明のより好ましい具体的な構成例は次の通りである。
(1)前記前側輸送台車及び後側輸送台車は、垂直軸に対して回転可能なターンテーブルとこのターンテーブルの垂直軸に交差して左右方向に延びる水平軸に対して回転可能なヒンジ機構とを介して前記前側車両台車及び前記後側車両台車を支持すること。
(2)前記(1)において、前記前側輸送台車及び後側輸送台車は、台車本体と、この台車本体に取り付けられ前後左右の4箇所に対となって設置された4つのタイヤと、前記台車本体上に設けられた前記ターンテーブルと、このターンテーブルの上に設けられた前記ヒンジ機構と、このヒンジ機構の上に設けられて前記前側車両台車及び前記後側車両台車を支持する前記ボルスタと、を備え、前記台車本体、前記タイヤ及び前記ターンテーブルはラバータイヤボギー台車で構成され、前記ターンテーブルは、横梁及び縦梁からなるテーブルフレームと、このテーブルフレームの中心部に下面より突出して設けられ前記台車本体の中心部に形成された穴に回転可能に挿入されたピンと、を備え、前記ヒンジ機構は、前記テーブルフレームの中心部に設置され円弧面からなる凹面を有する中央ヒンジ受けとこの中央ヒンジ受けの左右両側に設置されこの中央ヒンジ受けの凹面と同軸の円弧面からなる凹面を有する両側ヒンジ受けとからなる複数のヒンジ受けと、前記ボルスタの下面に設置され前記複数のヒンジ受けにまたがってこれらの凹面内に回動可能に配置されたパイプ状のヒンジと、を備え、前記ボルスタは、横梁及び縦梁からなるボルスタフレームと、このボルスタフレームの上面に上方に突出して前記車両台車のフレーム部の下面に当接して支持する一対の支持短柱と、前記ボルスタフレームの縦梁間に設置され且つ前記車両台車の車輪の下端部を収納して当該車両台車の前後の動きを規制する凹面を有する車輪受けと、を備えたこと。
(3)前記(2)において、前記輸送駆動車は前記前側輸送台車を連結具を介して連結し、前記連結具は前記輸送駆動車及び前記前側輸送台車に対して水平方向及び垂直方向に回転可能に連結されていること。
本発明の鉄道車両輸送システムによれば、輸送コストの低減を図ると共に、登り坂または下り坂の走行時の鉄道車両の損傷を防止できる。
以下、本発明の一実施形態の鉄道車両輸送システムについて図1から図1を用いて説明する。
図1〜図5を参照しながら、本実施形態の鉄道車両輸送システムの全体概要を説明する。図1は鉄道車両を載置した状態における本実施形態の鉄道車両輸送システムの側面図、図2は図1の鉄道車両輸送システムの平面図、図3は図1の正面図、図4は図1の鉄道車両輸送システムの前側輸送台車が上り坂に進入した直後の状態の側面図、図5は図4の状態からさらに走行して後側輸送台車が上り坂に進入する直前の状態の側面図である。
鉄道車両輸送システム1は、鉄道車両4を搭載して輸送するものであり、例えば、鉄道車両4を搭載して道路などを通って港まで輸送し、RORO船内に積み込み、船が目的地に到着してから納品先までの道路などの二次輸送の際にも用いられる。
この鉄道車両輸送システム1は、車両本体5に車両台車6が一体に取り付けられた鉄道車両4を輸送するものであり、車両本体5と車両台車6とを分割して輸送する従来技術と比較して、鉄道車両4のみを輸送すればよく輸送効率に優れていると共に、しかも船内に積み込む場合に鉄道車両4の設置スペースがあればよく積載効率にも優れており、これらによって輸送コストの低減を図ることができる。
輸送台車2は前側輸送台車2Aと後側輸送台車2Bとで構成されている。各輸送台車2は、台車本体21と、この台車本体21に取り付けられた4つのタイヤ22と、台車本体21上に設けられ水平方向に回転可能なターンテーブル23と、このターンテーブル23上に設けられ垂直方向に回転可能なヒンジ機構24と、車両台車6を支持するボルスタ25とをそれぞれ備えて構成されている。ここで、水平方向に回転可能とは、垂直軸に対して回転可能と同じことであり、垂直方向に回転可能とは、水平軸に対して回転可能と同じことである。
各輸送台車2における台車本体21、タイヤ22及びターンテーブル23は一般的なラバータイヤボギー台車が用いられる。これによって、ヒンジ機構24とボルスタ25を追加するのみで本実施形態の輸送台車2とすることができ、安価に製作できる。なお、タイヤ22は前後左右の4箇所に対となって設置されている。
前側輸送台車2A及び後側輸送台車2Bは、車両本体5下面の前側及び後側の位置に設けられた車両台車6のフレーム部をボルスタ25で支持する。
輸送駆動車3は、前側輸送台車2を連結具7により連結し、この前側輸送台車2を牽引することにより、鉄道車両4及びこの鉄道車両4を介して後側輸送台車2を輸送する。連結具7は、輸送駆動車3及び前側輸送台車2に対して水平方向及び垂直方向に回転可能に連結されている。
鉄道車両輸送システム1の平坦な道路面の走行時は、図1に示すように、輸送駆動車3、輸送台車2及び鉄道車両4の何れも水平状態に保たれて走行される。その状態から、例えば図4に示すように前側輸送台車2Aが上り坂に進入すると、タイヤ22及び台車本体21は上り坂の斜面に沿って傾斜するが、ヒンジ機構24が回動してボルスタ25が水平状態に維持される。これによって、前側輸送台車2Aのボルスタ25と後側輸送台車2Bのボルスタ25がともに水平状態となるため、前側輸送台車2A及び後側輸送台車2Bから鉄道車両4に曲がりや捻りの力が加わらず、鉄道車両4がほぼ水平状態に維持される。
この状態から、さらに前側輸送台車2Aが上り坂を登ると、前側輸送台車2Aのボルスタ25の高さが後側輸送台車2Bのボルスタ25の高さより高くなるので、その高くなった分だけ、前側輸送台車2Aのヒンジ機構24が回動してボルスタ25が傾斜すると共に、後側輸送台車2Bのヒンジ機構24が回動してボルスタ25が傾斜する。これによって、前側輸送台車2Aのボルスタ25と後側輸送台車2Bのボルスタ25がともに同じ平面の傾斜状態となるため、前側輸送台車2A及び後側輸送台車2Bから鉄道車両4に曲がりや捻りの力が加わらないで、鉄道車両4が傾斜状態に移行される。
この状態から、さらに前側輸送台車2Aが上り坂を登り、図5に示すように後側輸送台車2Bが上り坂に進入する状態になると、前側輸送台車2Aのボルスタ25の傾斜が上り坂の斜面に沿う状態となり、後側輸送台車2Bのボルスタ25の傾斜がこれに合致する状態となる。これによって、前側輸送台車2A及び後側輸送台車2Bから鉄道車両4に曲がりや捻りの力が加わらないで、鉄道車両4の搬送が継続される。
この状態から、後側輸送台車2Bが上り坂に完全に進入する状態になると、後側輸送台車2Bのボルスタ25の傾斜が上り坂の斜面に沿う状態となる。これによって、前側輸送台車2A及び後側輸送台車2Bから鉄道車両4に曲がりや捻りの力が加わらないで、鉄道車両4の搬送が継続される。
このように、平坦面の走行状態から上り坂の斜面への走行状態に移行しても、ヒンジ機構24及びボルスタ25の動作により、前側輸送台車2A及び後側輸送台車2Bから鉄道車両4に曲がりや捻りの力が加わらず、鉄道車両4が損傷するのを防止することができる。このことは、上り坂の斜面または下り坂斜面の走行状態から平坦面への走行状態に移行する場合、平坦面の走行状態から下り坂の斜面の走行状態に移行する場合などについても同様なことが言える。
次に、図6から図8を参照しながら、ターンテーブル23及びヒンジ機構24の詳細を説明する。図6は図1のターンテーブル23の平面図、図7は図6の側面図、図8は図6の右側面図である。
ターンテーブル23は、横梁及び縦梁からなるフレーム23aと、このフレーム23aの中心部に設置されたピン23bとを備えて構成されている。フレーム23aの上面には、ヒンジ機構24の一部を構成するヒンジ受け24aが設置されている。
フレーム23aは、全体形状が細長く構成され、走行方向に直交する方向に延びるように組立てられる。このフレーム23aは、台車本体21上に載置され、ヒンジ機構24及びボルスタ25を介して鉄道車両4の荷重を受ける。
ピン23bはフレーム23aの下面より突出して設けられ、この突出部は台車本体21の上面中心部に形成された穴に回転可能に挿入される。これによって、ターンテーブル23は台車本体21に水平方向に回転可能に支持される。従って、鉄道車両4は台車本体21にターンテーブル23を介して水平方向に回転可能に支持されることとなる。
ヒンジ受け24aは、フレーム23aの中心部に設置された部材とその左右両側に設置された部材とからなっている。これらの複数のヒンジ受け24aは上面に凹面24aが形成されている。これらの凹面24aは同じ大きさの円弧面で且つ同軸に設けられている。これらの凹面24a内には、後述するパイプ状のヒンジ24bが回動可能に配置される。なお、ヒンジ受け24aとヒンジ24bによりヒンジ機構24が構成される。
次に、図9から図11を参照しながら、ボルスタ25及びヒンジ機構24の詳細を説明する。図9は図1のボルスタ25の平面図、図10は図9の側面図、図11は図9の右側面図である。
ボルスタ25は、横梁及び縦梁からなるフレーム25aと、このフレーム25aの上面中央部に上方に突出する一対の支持短柱25bと、フレーム25aの縦梁間にまたがって設置された車輪受け25cとを備えて構成されている。一対の支持短柱25bは左右方向に支持に適した所定の間隔だけ離して設けられている。
一対の支持短柱25bの上面に車両台車6のフレーム部の下面が当接されるように、鉄道車両4が前側輸送台車2A及び後側輸送台車2Bの上に載置される。これによって、フレーム25aは支持短柱25bを介して鉄道車両4の荷重を受けることとなる。
4つの車輪受け25cは、車両台車6の車輪の外径より若干大きな径を有する凹面25cを有している。車両台車6の4つの車輪の下端部は、車両台車6が輸送台車2に載置された状態で凹面25c内に収納される。これによって、鉄道車両4を輸送台車2に低く載置できると共に、鉄道車両4の前後の移動を規制することができる。
フレーム25aの下面には、ヒンジ機構24の一部を構成するヒンジ24bが設置されている。このヒンジ24bは、フレーム25aの幅と同じ長さに形成され、フレーム25aの下面より半円部分が突出するように設置されている。この突出したヒンジ24bの半円部分が3つのヒンジ受け24aの凹面24a内に回転可能に挿入されている。従って、ボルスタ25は、ヒンジ24b及びヒンジ受け24aを介して、垂直面方向に回転可能にターンテーブル23に支持されることとなる。このように、凹面24aを有する複数のヒンジ受け24aとヒンジ24bとによってヒンジ機構24を構成しているので、簡単に組立てられると共に、確実にヒンジ機能を持たせることができる。
鉄道車両を載置した状態における本実施形態の鉄道車両輸送システムの側面図である。 図1の鉄道車両輸送システムの平面図である。 図1の正面図である。 図1の鉄道車両輸送システムの前側輸送台車が上り坂に進入した直後の状態の側面図である。 図4の状態からさらに走行して後側輸送台車が上り坂に進入する直前の状態の側面図である。 図1のターンテーブルの平面図である。 図6の側面図である。 図6の右側面図である。 図1のボルスタの平面図である。 図9の側面図である。 図9の右側面図である。 車両本体を載置した状態における従来の鉄道車両輸送システムの側面図である。
符号の説明
1…鉄道車両輸送システム、2…輸送台車、2A…前側輸送台車、2B…後側輸送台車、3…輸送駆動車、4…鉄道車両、5…車両本体、6…車両台車、7…連結具、21…台車本体、22…タイヤ、23…ターンテーブル、23a…フレーム、23b…ピン、24…ヒンジ機構、24a…ヒンジ受け、24a…凹面、24b…ヒンジ、25…ボルスタ、25a…フレーム、25b…支持短柱、25c…車輪受け。

Claims (4)

  1. 車両本体とこの車両本体下面の前側及び後側の位置に設けられた前側車両台車及び後側車両台車とを一体化した状態の鉄道車両を載置する輸送台車と、
    前記輸送台車を牽引する輸送駆動車と、を備え、
    前記鉄道車両を搭載して道路を通ってRORO船内に輸送するのに用いられる鉄道車両輸送システムにおいて、
    前記輸送台車は、前記前側車両台車を支持するボルスタを備えた前側輸送台車と、前記後側車両台車を支持するボルスタを備えた後側輸送台車と、からなる2台の台車で構成され、
    前記前側輸送台車及び後側輸送台車は、
    垂直方向に回転可能なヒンジ機構と前記ボルスタを介して前記前側車両台車及び前記後側車両台車を支持し、
    平坦面の走行状態から斜面への走行状態に移行した場合に前記ヒンジ機構が回動して前記前側輸送台車における前記ボルスタ前記後側輸送台車における前記ボルスタとがともに水平状態からともに同じ平面の傾斜状態となるように構成し、
    前記輸送駆動車は前記前側輸送台車を連結しこの前側輸送台車を牽引して前記鉄道車両を前記後側輸送台車と共に搬送する構成とした
    ことを特徴とする鉄道車両輸送システム。
  2. 請求項1において、
    前記前側輸送台車及び後側輸送台車は、垂直軸に対して回転可能なターンテーブルとこのターンテーブルの垂直軸に交差して左右方向に延びる水平軸に対して回転可能なヒンジ機構とを介して前記前側車両台車及び前記後側車両台車を支持する
    ことを特徴とする鉄道車両輸送システム。
  3. 請求項2において、
    前記前側輸送台車及び後側輸送台車は、台車本体と、この台車本体に取り付けられ前後左右の4箇所に対となって設置された4つのタイヤと、前記台車本体上に設けられた前記ターンテーブルと、このターンテーブルの上に設けられた前記ヒンジ機構と、このヒンジ機構の上に設けられて前記前側車両台車及び前記後側車両台車を支持する前記ボルスタと、を備え、
    前記台車本体、前記タイヤ及び前記ターンテーブルはラバータイヤボギー台車で構成され、
    前記ターンテーブルは、横梁及び縦梁からなるテーブルフレームと、このテーブルフレームの中心部に下面より突出して設けられ前記台車本体の中心部に形成された穴に回転可能に挿入されたピンと、を備え、
    前記ヒンジ機構は、前記テーブルフレームの中心部に設置され円弧面からなる凹面を有する中央ヒンジ受けとこの中央ヒンジ受けの左右両側に設置されこの中央ヒンジ受けの凹面と同軸の円弧面からなる凹面を有する両側ヒンジ受けとからなる複数のヒンジ受けと、前記ボルスタの下面に設置され前記複数のヒンジ受けにまたがってこれらの凹面内に回動可能に配置されたパイプ状のヒンジと、を備え、
    前記ボルスタは、横梁及び縦梁からなるボルスタフレームと、このボルスタフレームの上面に上方に突出して前記車両台車のフレーム部の下面に当接して支持する一対の支持短柱と、前記ボルスタフレームの縦梁間に設置され且つ前記車両台車の車輪の下端部を収納して当該車両台車の前後の動きを規制する凹面を有する車輪受けと、を備えた
    ことを特徴とする鉄道車両輸送システム。
  4. 請求項3において、
    前記輸送駆動車は前記前側輸送台車を連結具を介して連結し、
    前記連結具は前記輸送駆動車及び前記前側輸送台車に対して水平方向及び垂直方向に回転可能に連結されている
    ことを特徴とする鉄道車両輸送システム。
JP2008031759A 2008-02-13 2008-02-13 鉄道車両輸送システム Active JP5386679B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008031759A JP5386679B2 (ja) 2008-02-13 2008-02-13 鉄道車両輸送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008031759A JP5386679B2 (ja) 2008-02-13 2008-02-13 鉄道車両輸送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009190507A JP2009190507A (ja) 2009-08-27
JP5386679B2 true JP5386679B2 (ja) 2014-01-15

Family

ID=41072922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008031759A Active JP5386679B2 (ja) 2008-02-13 2008-02-13 鉄道車両輸送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5386679B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5486229B2 (ja) * 2009-07-21 2014-05-07 株式会社日立物流 モノレール車両輸送システム
JP4823380B1 (ja) * 2010-10-15 2011-11-24 日本郵船株式会社 長尺貨物輸送用の連結車両
US8591155B2 (en) 2011-03-17 2013-11-26 Timothy Lawlor Transport system for heavy-duty equipment
CN108116296B (zh) * 2016-11-28 2023-11-14 上海嘉成轨道交通安全保障系统股份公司 电动载车捷运系统
JP6989816B1 (ja) 2020-07-08 2022-01-12 東急建設株式会社 管運搬台車

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR715069A (fr) * 1930-04-15 1931-11-25 Véhicule pour transporter des wagons de chemin de fer hors des voies ferrées
US2058955A (en) * 1931-10-05 1936-10-27 Gothaer Waggonfabrik Ag Appliance for the transport of railway cars on streets
US2834485A (en) * 1955-02-21 1958-05-13 Dick Williams Trailer truck for railroad cars and loading dock therefor

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009190507A (ja) 2009-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7963229B2 (en) Monorail bogie assembly comprising a linking member
US7823512B2 (en) Monorail bogie having improved roll behavior
US8316775B2 (en) Monorail bogie having a traction/pitching control assembly
JP6077135B2 (ja) 走行台車、及び車両
WO2015056560A1 (ja) 走行台車、及び軌道系交通システムの車両
JP5386679B2 (ja) 鉄道車両輸送システム
JP2002240707A (ja) 台車式搬送装置
KR101530010B1 (ko) 회전정렬 철도 시스템 및 열차의 회전정렬 방법
CN101475009A (zh) 一种长大货物车用导向梁及带有该导向梁的长大货物车
JP2015223935A (ja) セミトレーラ自動車
JP4536083B2 (ja) 鉄道車両車体用の搬送車
AU2009353307A1 (en) A monorail bogie having a traction/pitching control assembly
JP2008296609A (ja) 牽引台車
JP4823380B1 (ja) 長尺貨物輸送用の連結車両
JP2003237571A (ja) 鉄道車両用一軸台車
JP2012101721A (ja) 搬送台車
EP3885230B1 (en) Bogie and rail vehicle
JP4656739B2 (ja) 鉄道車両用1軸台車
EP1564100B1 (fr) Matériel roulant porte semi-remorques destiné au ferroutage
JP2001334967A (ja) トレーラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110131

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20120119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130625

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130724

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130730

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5386679

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350