JP5384797B2 - 電話通信システム、呼制御装置、及び、プログラム - Google Patents

電話通信システム、呼制御装置、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、輻輳による通話不具合を解決する電話通信システム、呼制御装置、及び、プログラムに関する。
現在、電話によるコンサート等のチケット販売が行われている。それらのチケット販売の注文時間には、特定の電話番号に対する接続の要求が集中し、通話まで至らない不完了呼が多くなり、通信障害が発生しやすくなる。そこで、特定の電話番号に対する接続の要求が集中した場合に、通話を制限する技術が必要となる。
特許文献1には、規制制御データベースと交換機とを備え、規制制御データベースが記憶している、通話の制限を行う電話番号と、交換機が受信した、接続先の電話番号とを照合し、規制すべきか否かを判別する技術が開示されている。
特許第2637182号公報
しかし、特許文献1の技術では、呼制御装置における輻輳の最適な制限を行うことができない。また、輻輳の制限によって通話ができない電話端末のユーザは、そのことを知ることができない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、複数の呼制御装置と複数の電話端末とを備え、輻輳による通話不具合を好適に解決する電話通信システム、呼制御装置、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る電話通信システムは、
複数の電話端末と、前記電話端末の呼制御を行う複数の呼制御装置と、複数の前記呼制御装置の間を中継する中継呼制御装置と、を備える電話通信システムであって、
前記呼制御装置は、それぞれ、
前記呼制御装置の前記中継呼制御装置への接続可能数(第1の数)と、前記呼制御装置の前記中継呼制御装置を介した特定の電話端末への接続可能数(第2の数)と、を記憶する記憶手段と、
前記電話端末より接続の要求を受信すると、前記呼制御装置の前記中継呼制御装置への接続数(第3の数)と、前記呼制御装置の前記中継呼制御装置を介した特定の電話端末への接続数(第4の数)とを特定する接続状況特定手段と、
前記第3の数が前記第1の数以上となった場合と、前記第4の数が前記第2の数以上となった場合との少なくとも一方を満たす場合に、前記呼制御装置に関する前記電話端末の接続を制限する接続制限手段と、
前記接続制限手段が前記呼制御装置に関する前記電話端末の接続を制限している場合にその旨の情報を、前記接続の要求を送信した電話端末に送信する送信手段と、を備え、
前記中継呼制御装置は、
各前記呼制御装置への接続可能数(第5の数)と、各前記呼制御装置を介した特定の電話端末への接続可能数(第6の数)と、を記憶する記憶手段と、
前記電話端末の中の一の電話端末への接続の中継の要求を受信すると、前記一の電話端末に接続された前記呼制御装置の中の一の呼制御装置への接続数(第7の数)と、前記一の呼制御装置から前記一の電話端末への接続数(第8の数)とを特定する接続状況特定手段と、
前記第7の数が前記第5の数以上となった場合と、前記第8の数が前記第6の数以上となった場合との少なくとも一方を満たす場合に、前記一の電話端末への接続を制限する接続制限手段と、
前記中継呼制御装置の前記接続制限手段が接続を制限している場合にその旨の情報を、要求元の電話端末に送信する送信手段と、を備える、
ことを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る呼制御装置は、
中継呼制御装置を介して他の呼制御装置に接続される、複数の電話端末の呼制御を行う呼制御装置であって、
前記呼制御装置の前記中継呼制御装置への接続可能数(第1の数)と、前記呼制御装置の前記中継呼制御装置を介した特定の電話端末への接続可能数(第2の数)と、を記憶する記憶手段と、
前記電話端末より接続の要求を受信すると、前記呼制御装置の前記中継呼制御装置への接続数(第3の数)と、前記呼制御装置の前記中継呼制御装置を介した特定の電話端末への接続数(第4の数)とを特定する接続状況特定手段と、
前記第3の数が前記第1の数以上となった場合と、前記第4の数が前記第2の数以上となった場合との少なくとも一方を満たす場合に、前記呼制御装置に関する前記電話端末の接続を制限する接続制限手段と、
前記接続制限手段が前記呼制御装置に関する前記電話端末の接続を制限している場合にその旨の情報を、前記接続の要求を送信した電話端末に送信する送信手段と、を備える、
ことを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、
中継装置を介して他の装置に接続される、複数の電話端末の呼制御を行うコンピュータを、
該コンピュータの前記中継装置への接続可能数(第1の数)と、前記コンピュータの前記中継装置を介した特定の電話端末への接続可能数(第2の数)と、を記憶する記憶手段、
前記電話端末より接続の要求を受信すると、前記コンピュータの前記中継装置への接続数(第3の数)と、前記コンピュータの前記中継装置を介した特定の電話端末への接続数(第4の数)とを特定する接続状況特定手段、
前記第3の数が前記第1の数以上となった場合と、前記第4の数が前記第2の数以上となった場合との少なくとも一方を満たす場合に、前記コンピュータに関する前記電話端末の接続を制限する接続制限手段、
として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、複数の呼制御装置と複数の電話端末とを備える電話通信システムにおいて輻輳による通話不具合を好適に解決することができる。
以下、本発明の実施形態に係る電話通信システム100について説明する。電話通信システム100は、複数の電話端末の間の通話を可能にする。
電話通信システム100は、図1に示すように、中継呼制御装置10と、複数の呼制御装置20と、複数の電話端末30と、から構成される。
中継呼制御装置10は、SIP(Session Initiation Protocol)やH.323等のプロトコルに基づいて、複数の呼制御装置20の間を中継し、複数の電話端末30の間の接続と切断の制御、所謂、呼制御を行う。また、中継呼制御装置10は、複数の電話端末30の間の接続の制限に関する制御を行う。
中継呼制御装置10は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、通信制御部14と、記憶部15と、から構成される。
CPU11は、中継呼制御装置10全体の動作を制御する。また、CPU11は、ROM12に格納されているプログラムを実行することにより、呼制御に関する処理を行う。処理の内容については、後述する。
ROM12は、CPU11の動作プログラムを記憶する。動作プログラムの詳細については後述する。
RAM13は、CPU11のワークエリアとして機能する。
通信制御部14は、呼制御装置20−1〜20−Lに接続され、それらの装置との間でデータの送受信を行う。
記憶部15は、ハードディスク装置等から構成され、図4(a)に示すような接続可能数情報151や、図5(a)に示すような接続状況情報152などを格納する。
接続可能数情報151は、中継呼制御装置10における電話端末の接続数を制限するための閾値に関する情報であり、各呼制御装置20と中継呼制御装置10との間で接続可能な数と、各呼制御装置20と中継呼制御装置10との間で同一電話番号への接続可能な数と、の情報から構成される。
接続状況情報152は、中継呼制御装置10における電話端末の接続数に関する情報であり、各呼制御装置20と中継呼制御装置10との間での接続数と、各呼制御装置20と中継呼制御装置10との間での同一電話番号への接続数と、の情報から構成される。
呼制御装置20−1〜20−Lは、SIP(Session Initiation Protocol)やH.323等のプロトコルに基づいて、自身の管轄下にある複数の電話端末30の接続と切断の制御、所謂、呼制御を行う。また、呼制御装置20−1〜20−Lは、自身の管轄下にある複数の電話端末30の間の接続の制限に関する制御を行う。
本実施形態において、呼制御装置20−1〜20−Lは、互いに同一の構成を有する。ここでは、呼制御装置20−1を例に、その構成を説明する。
呼制御装置20−1は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)21−1と、ROM(Read Only Memory)22−1と、RAM(Random Access Memory)23−1と、通信制御部24−1と、記憶部25−1と、から構成される。
CPU21−1は、呼制御装置20−1全体の動作を制御する。また、CPU21−1は、ROM22−1に格納されているプログラムを実行することにより、呼制御に関する処理を行う。処理の内容については、後述する。
ROM22−1は、CPU21−1の動作プログラムを記憶する。動作プログラムの詳細については後述する。
RAM23−1は、CPU21−1のワークエリアとして機能する。
通信制御部24−1は、中継呼制御装置10と電話端末30−1−1〜30−1−Mとに接続され、それらの装置との間でデータの送受信を行う。
記憶部25−1は、ハードディスク装置等から構成され、図4(b)に示すような接続可能数情報251−1や、図5(b)に示すような接続状況情報252−1などを格納する。
接続可能数情報251−1は、呼制御装置20−1における電話端末の接続数を制限するための閾値に関する情報であり、呼制御装置20−1と中継呼制御装置10との間で接続可能な数と、呼制御装置20−1と中継呼制御装置10との間で同一電話番号への接続可能な数と、の情報から構成される。
接続状況情報252−1は、呼制御装置20−1における電話端末の接続数に関する情報であり、呼制御装置20−1と中継呼制御装置10との間での接続数と、呼制御装置20−1と中継呼制御装置10との間での同一電話番号への接続数と、の情報から構成される。
電話端末30は、SIP(Session Initiation Protocol)やH.323等のプロトコルに基づいて、通話要求先の電話端末と接続したり、切断したりするための呼制御データを呼制御装置20−1〜20−Lの何れかと送受信する。また、電話端末30は、それぞれ呼制御装置20−1〜20−Lの何れかと音声データの通信を行う。
例えば、図1に示すように、電話端末30−1−1〜30−1−Mは、呼制御データを呼制御装置20−1と送受信する。また、電話端末30−1−1〜30−1−Mは、それぞれ呼制御装置20−1と音声データの通信を行う。
電話端末30は、図6に示すように、それぞれ対応する電話番号を付与されている。例えば、電話端末30−1−1は、電話番号「000-301-001」を付与されている。
以下、上記構成を有する電話通信システム100の動作を説明する。
図7に示すシーケンス図を参照して、電話通信システム100における電話端末間の接続制限の一連の処理の一例を説明する。
この処理例の前提条件として、図4,5に示すように、呼制御装置20−2に関する同一電話番号への接続数が飽和しており、それ以外の接続数に関しては飽和していないと仮定する。
ここで、電話端末30−1−1が電話端末30−2−1(電話番号:000−302−001)に対する接続要求のメッセージを呼制御装置20−1に送信した(ステップ#1)と仮定する。
電話端末30−2−1に対する接続要求のメッセージを電話端末30−1−1より受信すると(ステップ#2)、呼制御装置20−1は、接続可能数情報251−1と接続状況情報252−1とを参照して、「中継呼制御装置10への接続数」が「中継呼制御装置10への接続可能数」と等しいか否かを判別する。
「中継呼制御装置10への接続数」が「中継呼制御装置10への接続可能数」と等しいと判別すると、呼制御装置20−1は、呼を切断し、輻輳のため通話できない旨の通知を電話端末30−1−1に返信する。「中継呼制御装置10への接続数」が「中継呼制御装置10への接続可能数」未満であると判別すると、呼制御装置20−1は、接続可能数情報251−1と接続状況情報252−1とを参照して、「同一電話番号への最大接続数」が「同一電話番号への接続可能数」と等しいか否かを判別する。
「同一電話番号への最大接続数」が「同一電話番号への接続可能数」と等しいと判別すると、呼制御装置20−1は、呼を切断し、輻輳のため通話できない旨の通知を電話端末30−1−1に返信する。「同一電話番号への最大接続数」が「同一電話番号への接続可能数」未満であると判別すると、呼制御装置20−1は、中継呼制御装置10に電話端末30−2−1に対する接続要求のメッセージを送信する。
ここでは、中継呼制御装置10への接続数「90」が中継呼制御装置10への接続可能数「100」未満であり、同一電話番号への最大接続数「40」が同一電話番号への接続可能数「50」未満であるので、呼制御装置20−1は、中継呼制御装置10に電話端末30−2−1に対する接続要求のメッセージを送信する(ステップ#3)。
電話端末30−2−1に対する接続要求のメッセージを呼制御装置20−1より受信すると(ステップ#4)、中継呼制御装置10は、接続可能数情報151と接続状況情報152とを参照して、「呼制御装置20−2への接続数」が「呼制御装置20−2への接続可能数」と等しいか否かを判別する。
「呼制御装置20−2への接続数」が「呼制御装置20−2への接続可能数」と等しいと判別すると、中継呼制御装置10は、呼を切断し、輻輳のため通話できない旨の通知を電話端末30−1−1に返信する。「呼制御装置20−2への接続数」が「呼制御装置20−2への接続可能数」未満であると判別すると、中継呼制御装置10は、接続可能数情報151と接続状況情報152とを参照して、「同一電話番号への最大接続数」が「同一電話番号への接続可能数」と等しいか否かを判別する。
「同一電話番号への最大接続数」が「同一電話番号への接続可能数」と等しいと判別すると、中継呼制御装置10は、呼を切断し、輻輳のため通話できない旨の通知を電話端末30−1−1に返信する。「同一電話番号への最大接続数」が「同一電話番号への接続可能数」未満であると判別すると、中継呼制御装置10は、呼制御装置20−2に電話端末30−2−1に対する接続要求のメッセージを送信する。
ここでは、呼制御装置20−2への接続数「190」が呼制御装置20−2への接続可能数「200」未満であり、同一電話番号への最大接続数「40」が同一電話番号への接続可能数「50」未満であるので、中継呼制御装置10は、呼制御装置20−2に電話端末30−2−1に対する接続要求のメッセージを送信する(ステップ#5)。
電話端末30−2−1に対する接続要求のメッセージを中継呼制御装置10より受信すると(ステップ#6)、呼制御装置20−2は、接続可能数情報251−2と接続状況情報252−2とを参照して、「同一電話番号への最大接続数」が「同一電話番号への接続可能数」と等しいか否かを判別する。
「同一電話番号への最大接続数」が「同一電話番号への接続可能数」と等しいと判別すると、呼制御装置20−2は、呼を切断し、輻輳のため通話できない旨の通知を電話端末30−1−1に返信する。「同一電話番号への最大接続数」が「同一電話番号への接続可能数」未満であると判別すると、中継呼制御装置20−2は、電話端末30−2−1に接続要求のメッセージを送信する。
ここでは、同一電話番号への最大接続数「100」が同一電話番号への接続可能数「100」と等しいので、呼制御装置20−2は、呼を切断し、輻輳のため通話できない旨の通知を電話端末30−1−1に返信する(ステップ#7)。
この処理のフローは、あくまでも一例であるが、このようにして電話端末システム100では、同一電話番号への接続に回線を占有されてしまうことなく、不完了呼を減少させることができる。
次に、呼制御装置20−1〜20−Lが行う第1接続要求送信処理を説明する。本実施形態において、呼制御装置20−1〜20−Lは同一の処理を行う。ここでは、呼制御装置20−1を例に、その処理を説明する。
簡単に説明すると、呼制御装置20−1は、他装置より接続要求を受信すると、他の接続状況に応じて、接続要求を送信するか、切断通知を返信するかを判別する。
以下、図8に示すフローチャートを参照しながら、第1接続要求送信処理を詳細に説明する。
先ず、他装置から接続要求を受信すると、CPU21−1は、接続要求を中継呼制御装置10から受信したか否かを判別する(ステップS1)。
接続要求を中継呼制御装置10から受信したと判別すると(S1;YES)、CPU21−1は、処理をステップS4に移行させる。
接続要求を中継呼制御装置10から受信していないと判別すると(S1;NO)、CPU21−1は、接続可能数情報251−1と接続状況情報252−1とを参照して、「中継呼制御装置10への接続数」が「中継呼制御装置10への接続可能数」と等しいか否かを判別する(ステップS2)。
「中継呼制御装置10への接続数」が「中継呼制御装置10への接続可能数」と等しいと判別すると(S2;YES)、CPU21−1は、呼を切断し、輻輳のため通話できない旨の通知を電話端末30−1−1に返信し(ステップS3)、処理を終了する。
「中継呼制御装置10への接続数」が「中継呼制御装置10への接続可能数」未満であると判別すると(S2;NO)、CPU21−1は、処理をステップS4に移行させる。
CPU21−1は、接続可能数情報251−1と接続状況情報252−1とを参照して、「同一電話番号への最大接続数」が「同一電話番号への接続可能数」と等しいか否かを判別する(ステップS4)。
「同一電話番号への最大接続数」が「同一電話番号への接続可能数」と等しいと判別すると(S4;YES)、CPU21−1は、処理をステップS3に移行させる。
「同一電話番号への最大接続数」が「同一電話番号への接続可能数」未満であると判別すると(S4;NO)、CPU21−1は、接続要求を中継呼制御装置10から受信したか否かを判別する(ステップS5)。
接続要求を中継呼制御装置10から受信したと判別すると(S5;YES)、CPU21−1は、接続要求先の電話端末30−1に接続要求を送信し(ステップS6)、処理を終了する。
接続要求を中継呼制御装置10から受信していないと判別すると(S5;NO)、CPU21−1は、中継呼制御装置10に接続要求を送信し(ステップS7)、処理を終了する。
このようにして、第1接続要求送信処理によれば、呼制御装置20−1〜20−Lは、他の接続状況に応じて、接続要求を送信するか、切断通知を返信するかを判別することができる。
次に、中継呼制御装置10が行う第2接続要求送信処理を説明する。簡単に説明すると、中継呼制御装置10は、他装置より接続要求を受信すると、他の接続状況に応じて、接続要求を送信するか、切断通知を返信するかを判別する。
以下、図9に示すフローチャートを参照しながら、第2接続要求送信処理を詳細に説明する。
接続要求のメッセージを他装置より受信すると、CPU11は、接続可能数情報151と接続状況情報152とを参照して、「接続要求先の呼制御装置への接続数」が「接続要求先の呼制御装置への接続可能数」と等しいか否かを判別する(ステップS11)。
「接続要求先の呼制御装置への接続数」が「接続要求先の呼制御装置への接続可能数」と等しいと判別すると(S11;YES)、CPU11は、呼を切断し、輻輳のため通話できない旨の通知を要求元の電話端末30に返信し(ステップS12)、処理を終了する。
「接続要求先の呼制御装置への接続数」が「接続要求先の呼制御装置への接続可能数」未満であると判別すると(S11;NO)、CPU11は、「同一電話番号への最大接続数」が「同一電話番号への接続可能数」と等しいか否かを判別する(ステップS13)。
「同一電話番号への最大接続数」が「同一電話番号への接続可能数」と等しいと判別すると(S13;YES)、CPU11は、呼を切断し、輻輳のため通話できない旨の通知を要求元の電話端末30に返信し(ステップS12)、処理を終了する。
「同一電話番号への最大接続数」が「同一電話番号への接続可能数」未満であると判別すると(S13;NO)、CPU11は、接続要求先の呼制御装置20に接続要求のメッセージを送信し(ステップS14)、処理を終了する。
第2接続要求送信処理によれば、中継呼制御装置10は、他の接続状況に応じて、接続要求を送信するか、切断通知を返信するかを判別することができる。
以上、本実施形態に係る電話通信システム100によれば、システムを構成するそれぞれの装置が接続状況に応じて、接続要求を送信するか、切断通知を返信するかを判別することによって、同一電話番号への接続に回線を占有されてしまうことなく、不完了呼を減少させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
上記実施形態では、電話通信システム100は、一の中継呼制御装置10を備えたが、複数の中継呼制御装置10を備えてもよい。その場合、複数の中継呼制御装置10が複数の呼制御装置20の間を結ぶようにしてもよい。
また、電話通信システム100を構成する中継呼制御装置10及び呼制御装置20の機能を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合などには、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。
本発明の実施形態に係る電話通信システムの構成図である。 図1の中継呼制御装置の構成図である。 図1の呼制御装置の構成図である。 接続可能数情報を説明するための表である。 接続状況情報を説明するための表である。 各電話端末とそれに対応する電話番号とを説明するための表である。 本発明の実施形態に係る電話通信システムの動作を説明するためのシーケンス図である。 第1接続要求送信処理を説明するためのフローチャートである。 第2接続要求送信処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 中継呼制御装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 通信制御部
15 記憶部
20 呼制御装置
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 通信制御部
25 記憶部
30 電話端末
100 電話通信システム
151 接続可能数情報
152 接続状況情報
251 接続可能数情報
252 接続状況情報

Claims (3)

  1. 複数の電話端末と、前記電話端末の呼制御を行う複数の呼制御装置と、複数の前記呼制御装置の間を中継する中継呼制御装置と、を備える電話通信システムであって、
    前記呼制御装置は、それぞれ、
    前記呼制御装置の前記中継呼制御装置への接続可能数(第1の数)と、前記呼制御装置の前記中継呼制御装置を介した特定の電話端末への接続可能数(第2の数)と、を記憶する記憶手段と、
    前記電話端末より接続の要求を受信すると、前記呼制御装置の前記中継呼制御装置への接続数(第3の数)と、前記呼制御装置の前記中継呼制御装置を介した特定の電話端末への接続数(第4の数)とを特定する接続状況特定手段と、
    前記第3の数が前記第1の数以上となった場合と、前記第4の数が前記第2の数以上となった場合との少なくとも一方を満たす場合に、前記呼制御装置に関する前記電話端末の接続を制限する接続制限手段と、
    前記接続制限手段が前記呼制御装置に関する前記電話端末の接続を制限している場合にその旨の情報を、前記接続の要求を送信した電話端末に送信する送信手段と、を備え、
    前記中継呼制御装置は、
    各前記呼制御装置への接続可能数(第5の数)と、各前記呼制御装置を介した特定の電話端末への接続可能数(第6の数)と、を記憶する記憶手段と、
    前記電話端末の中の一の電話端末への接続の中継の要求を受信すると、前記一の電話端末に接続された前記呼制御装置の中の一の呼制御装置への接続数(第7の数)と、前記一の呼制御装置から前記一の電話端末への接続数(第8の数)とを特定する接続状況特定手段と、
    前記第7の数が前記第5の数以上となった場合と、前記第8の数が前記第6の数以上となった場合との少なくとも一方を満たす場合に、前記一の電話端末への接続を制限する接続制限手段と、
    前記中継呼制御装置の前記接続制限手段が接続を制限している場合にその旨の情報を、要求元の電話端末に送信する送信手段と、を備える、
    ことを特徴とする電話通信システム。
  2. 中継呼制御装置を介して他の呼制御装置に接続される、複数の電話端末の呼制御を行う呼制御装置であって、
    前記呼制御装置の前記中継呼制御装置への接続可能数(第1の数)と、前記呼制御装置の前記中継呼制御装置を介した特定の電話端末への接続可能数(第2の数)と、を記憶する記憶手段と、
    前記電話端末より接続の要求を受信すると、前記呼制御装置の前記中継呼制御装置への接続数(第3の数)と、前記呼制御装置の前記中継呼制御装置を介した特定の電話端末への接続数(第4の数)とを特定する接続状況特定手段と、
    前記第3の数が前記第1の数以上となった場合と、前記第4の数が前記第2の数以上となった場合との少なくとも一方を満たす場合に、前記呼制御装置に関する前記電話端末の接続を制限する接続制限手段と、
    前記接続制限手段が前記呼制御装置に関する前記電話端末の接続を制限している場合にその旨の情報を、前記接続の要求を送信した電話端末に送信する送信手段と、を備える、
    ことを特徴とする呼制御装置。
  3. 中継装置を介して他の装置に接続される、複数の電話端末の呼制御を行うコンピュータを、
    該コンピュータの前記中継装置への接続可能数(第1の数)と、前記コンピュータの前記中継装置を介した特定の電話端末への接続可能数(第2の数)と、を記憶する記憶手段、
    前記電話端末より接続の要求を受信すると、前記コンピュータの前記中継装置への接続数(第3の数)と、前記コンピュータの前記中継装置を介した特定の電話端末への接続数(第4の数)とを特定する接続状況特定手段、
    前記第3の数が前記第1の数以上となった場合と、前記第4の数が前記第2の数以上となった場合との少なくとも一方を満たす場合に、前記コンピュータに関する前記電話端末の接続を制限する接続制限手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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