JP5382695B2 - 電子線干渉装置、および電子線干渉顕微方法 - Google Patents
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<干渉顕微鏡像の作成>
従来の1段電子線バイプリズム干渉計の光学系の例を図12に示す。電子源もしくは電子銃1で発生された電子線は、光軸2上の照射光学系4を経て試料3に照射される。電子線ホログラフィーに代表される最も一般的な電子線干渉計は、中央極細線電極9と接地された一対の平行平板型接地電極99とで構成される1段の電子線バイプリズムを、光軸2上でかつ対物レンズ5と試料の像面71との間に配置している。11は対物レンズにより結像された光源の像を示している。
<位相情報の抽出:フーリエ変換法>
次に、干渉顕微鏡像に記録された位相情報を抽出する方法について説明する。位相情報の抽出方法は、ホログラフィーの像再生法としてレーザー光が用いられていたが、近年のコンピュータ技術の発達に伴って、計算機を用いた画像処理の一環として行われるようになった。中でも、レーザー光学系による再生方法をそのまま計算機上に移し変えたフーリエ変換法が主流を占めている。
<縞走査法>
電子線による干渉顕微鏡像は、像と干渉縞から構成されているため縞解析の手法が利用可能であり、原理的にフーリエ変換法とは異なる位相情報抽出法(縞走査法、モアレ法など)が可能である。とりわけ、物体波と参照波の相対位相差を利用して干渉縞の位相をコントロールする縞走査法は、再生像の空間分解能が干渉縞間隔に依存しない点で高分解能化が可能な方法である。縞走査法については、例えば、特許文献2、特許文献3、非特許文献3、非特許文献4に詳細に記載されている。
従来法1:試料の位置を移動させて記録後の画像処理によりその位置の移動を補正する。この方法は、電子顕微鏡の試料微動機構を利用でき、試料ドリフトを制御できれば(実際には難しい)精度はナノメートル以下が期待できるが、干渉像取得後に試料の位置を合わせる画像処理が必要となり実時間性に欠ける。
<電子線装置>
図3Aに、本発明の縞走査法を実施するのに適した電子線装置の全体の構成例を模式的に示す。図3Aは、本発明を汎用型の透過型電子顕微鏡を干渉顕微鏡に用いる場合を想定した模式図であるが、本発明はこの模式図に記載の形態に限るものではない。
<実施例1>
図4に本発明の第1の実施例になる光学系の模式図を示す。これは図1および図2で説明した本発明の原理をそのまま電子顕微鏡にて実現する場合の光学系の構成例である。すなわち、上段の電子線バイプリズム91は対物レンズ5による試料の像面(第1結像レンズの物面)71に配置され、偏向器95は第1結像レンズ61の像面(第2結像レンズの物面)72に配置され、下段の電子線バイプリズム93は第2結像レンズ62の電子線の進行方向下流側で上段の電子線バイプリズム91による陰の領域(濃いグレーで示した領域)に配置されている。
(7)次に、偏向器の偏向板への印加電圧VBDを、上記単位の印加電圧Vps/mごとに変化させながら電子線偏向器の制御ユニット96を制御し、各々の印加電圧に対応する干渉顕微鏡像を記録する。
(8)位相・振幅演算処理機能513により、得られたm枚の干渉顕微鏡像に対して、式(3)、および式(2)に基づく画像処理を施し、試料像の位相分布Φ(x,y)、振幅分布A(x,y)を得る。この情報はメモリに記録され、入出力装置53のモニタ52に出力される。
さらに、(iii)において、電子線偏向制御機能512で偏向器の偏向板への印加電圧をステップ状に順次変更する。そして、例えば、VBD = Vps/3にて干渉像Aを、VBD = 2Vps/3にて干渉像Bを、VBD = Vpsにて干渉像Cを取得し、それぞれメモリに記録する。
<実施例2>
図6に、本発明の第2の実施例を示す。この実施例は、実施例1における上段の電子線バイプリズム91と電子線偏向器95の位置を交換した構成である。すなわち、電子線偏向器95が、対物レンズ5の像面71に配置されている。
第1結像レンズ61の物面71と像面72とが入れ換わった状態であるが、一般に物面と像面の関係は光学的には等価であるため、実施例1と全く同様の効果が得られる。試料の像に対する上段の電子線バイプリズム91の位置は、対物レンズ5と第1結像レンズ61を経た像面72の上であるため、試料の投影像の拡大には両レンズ5、61を用いることが可能であり、高倍率高分解能での干渉顕微鏡に有利な光学系となる。
本実施例でも、従来の縞走査法の課題が解決され、高精度な再生像を得ることが可能となる。
<実施例3>
図7に、本発明の第3の実施例を示す。この実施例は、図13で説明した2段電子線バイプリズム干渉計としての干渉顕微鏡像が作成された第2結像レンズ62の像面73以降の像面(図7では第2結像レンズ62の像面)に、偏向器95を配置した例である。作図の都合上、偏向器95より下側のレンズ、および二波の伝播の様子を記載していないが、二波の作るクロスオーバーが光軸非対称となる様子は、偏向器上部に虚像132として示している。すなわち、偏向器95よりも下側の結像光学系を経た後に、先述までの例と同様に二波(21、23)に対する相対位相差を作り出せる光学系である。
本実施例でも、従来の縞走査法の課題が解決され、高精度な再生像を得ることが可能となる。
<実施例4>
図8に、本発明の第4の実施例を示す。電子線偏向器95は第1結像レンズ61の像面72に配置されている。これは図7で説明した光学系において、下段の電子線バイプリズム93と電子線偏向器95との間に結像レンズを含まない光学系である。2段電子線バイプリズム干渉計としての干渉顕微鏡像(8と31)が作成された第1結像レンズ61による試料の像面72において、電子線偏向器95により、両電子線へ直接偏向作用を与える構成となっている。第2結像レンズ62の下側のクロスオーバー131が光軸2に対して非対称な位置に配置されている。本実施例においては、下段の電子線バイプリズム93と偏向器95が全く独立に操作可能であることは言うまでもない。
本実施例でも、従来の縞走査法の課題が解決され、高精度な再生像を得ることが可能となる。
<実施例5>
図9に、本発明の第5の実施例を示す。この実施例では、上段の電子線バイプリズム91と電子線偏向器95の偏向作用を合わせ持たせた装置(偏向器を兼ね備えた電子線バイプリズムシステム)94を、対物レンズ5の像面71に配置している。すなわち、本発明を実施するに当って、結像レンズの追加を必要としない構成である。言い換えれば、極細線電極の左右で電子線の偏向角度が異なる電子線バイプリズムを2段電子線バイプリズム干渉計の上段の電子線バイプリズム91に用いることを想定している。111は、第1結像レンズ61の上側のクロスオーバーの分離された虚像である。
本実施例でも、従来の縞走査法の課題が解決され、高精度な再生像を得ることが可能となる。
<実施例6>
図10に、本発明の第6の実施例を示す。これは下段の電子線バイプリズム93と電子線偏向器95の偏向作用を合わせ持たせた装置(偏向器を兼ね備えた電子線バイプリズムシステム)94を、第1結像レンズ61による試料の像面72に配置する場合の構成である。すなわち、本発明を実施するに当って、結像レンズの追加を必要としない構成であることは、実施例4、実施例5と同様である。すなわち、実施例4で示した下段の電子線バイプリズム93と電子線偏向器95の機能を、どちらも損なうことなく合わせ持った装置(偏向器を兼ね備えた電子線バイプリズムシステム)94を使用する実施例である。
本実施例でも、従来の縞走査法の課題が解決され、高精度な再生像を得ることが可能となる。
Claims (20)
- 電子線の光源と、前記光源から放出される電子線を試料に照射するための照射光学系と、前記電子線が照射する試料を保持するための試料保持装置と、前記試料の像を結像するための対物レンズおよび複数のレンズから構成される結像レンズ系と、前記試料像を観察あるいは記録するための画像記録装置を有する電子線装置であって、
前記電子線の光軸に沿い、前記試料の配置される位置より該電子線の進行方向の下流側、かつ、前記結像レンズ系に属する1つもしくは複数のレンズを介した前記試料の像面位置に、第1の電子線バイプリズムが配置され、
前記電子線の光軸に沿い、かつ、前記第1の電子線バイプリズムよりも前記電子線の進行方向の下流側に、第2の電子線バイプリズムが配置され、
前記結像レンズ系に属する少なくとも1つのレンズを介した前記試料の像面位置に、電子線偏向器が配置され、
前記電子線偏向器は、前記光軸を挟むようにして対となる第1及び第2偏向装置を有し、前記第1偏向装置から前記第2偏向装置へ電界をかける、もしくは前記第1及び第2偏向装置との間に磁界をかけることを特徴とする電子線干渉装置。 - 請求項1において、
前記第2の電子線バイプリズムが、前記第1の電子線バイプリズムによって作り出される電子線の陰の領域に位置することを特徴とする電子線干渉装置。 - 請求項1において、
前記第1の電子線バイプリズムと前記第2の電子線バイプリズムと前記電子線偏向器とが電子線の光軸に直交する互いに平行な平面内に配置され、
前記電子線偏向器により前記試料の像面で前記電子線を偏向させることを特徴とする電子線干渉装置。 - 請求項3において、
前記第1の電子線バイプリズムと前記第2の電子線バイプリズムと前記電子線偏向器とが、それぞれ独立にその位置の移動、前記光軸を軸とした回転が可能に構成されていることを特徴とする電子線干渉装置。 - 請求項3において、
前記第1の電子線バイプリズムと前記第2の電子線バイプリズムと前記電子線偏向器とによる電子線の偏向角度が、それぞれ独立に制御できることを特徴とする電子線干渉装置。 - 請求項1において、
前記第1の電子線バイプリズムと前記第2の電子線バイプリズムと前記電子線偏向器とが電子線に与える偏向が、電界の作用によるものであることを特徴とする電子線干渉装置。 - 請求項1において、
前記第1の電子線バイプリズムと前記第2の電子線バイプリズムと前記電子線偏向器とが電子線に与える偏向の少なくとも1つが、磁界の作用によるものであることを特徴とする電子線干渉装置。 - 請求項1において、
前記電子線偏向器が、前記第1の電子線バイプリズムの電子線の進行方向の下流側に配置されるとともに、
前記第2の電子線バイプリズムが、前記電子線偏向器の電子線の進行方向の下流側に配置されることを特徴とする電子線干渉装置。 - 請求項1において、
前記第1の電子線バイプリズムが、前記電子線偏向器の電子線の進行方向の下流側に配置されることを特徴とする電子線干渉装置。 - 請求項1において、
前記電子線偏向器が、前記第2の電子線バイプリズムの電子線の進行方向の下流側に配置されることを特徴とする電子線干渉装置。 - 請求項1において、
前記電子線偏向器と前記第1の電子線バイプリズムとが配置される前記試料の像面が、同一の像面であることを特徴とする電子線干渉装置。 - 2段の電子線バイプリズムを含む電子線干渉光学系と、
前記電子線干渉光学系の対物レンズよりも電子線の進行方向下流側でかつ試料の像面位置に配置された電子線偏向器と、
前記試料像を観察あるいは記録するための画像観察・記録装置と、
装置を制御する情報処理装置とを備え、
前記情報処理装置は、
前記2段の電子線バイプリズムを制御して前記試料像及び干渉縞を含む干渉顕微鏡像を生成する干渉顕微鏡像生成機能と、
前記干渉顕微鏡像中の前記試料像の位置は変えずに、前記干渉縞の位置がずれた少なくとも3枚の画像を取得するために、前記電子線偏向器を制御して前記電子線に偏向を与える電子線偏向制御機能と、
取得された前記少なくとも3枚の画像から前記試料を透過した電子線の位相分布、振幅分布情報を生成する位相・振幅演算処理機能とを備え、
前記電子線偏向器は、前記光軸を挟むようにして対となる第1及び第2偏向装置を有し、前記第1偏向装置から前記第2偏向装置へ電界をかける、もしくは前記第1及び第2偏向装置との間に磁界をかける
ことを特徴とする電子線干渉装置。 - 請求項12において、
前記情報処理装置は、
前記電子線偏向器へ与える制御値を初期状態として、第1の干渉顕微鏡像を定める機能と、
前記電子線偏向器への制御値を連続的にあるいはステップ状に増加あるいは減少させ、前記第1の干渉顕微鏡像における1本の干渉縞が縞間隔sだけ移動する偏向器への制御値を求める機能と、
前記縞間隔sに対応する制御値を複数に分割した電子線偏向器への単位の制御値を求める機能と、
前記初期状態から前記単位の制御値を偏向器に与えて、複数枚の干渉像を取得する機能とを有する
ことを特徴とする電子線干渉装置。 - 請求項13において、
前記情報処理装置は、
予め様々な干渉縞間隔、干渉領域幅について、干渉縞を移動させるのに要する偏向量のパラメータVpsの値を持つテーブルを情報格納用のメモリに備えていることを特徴とする電子線干渉装置。 - 請求項13において、
前記各段の電子線バイプリズムと前記電子線偏向器とが電子線の光軸に直交する互いに平行な平面内に配置され、
前記電子線偏向器により前記試料の像面で前記電子線を偏向させることを特徴とする電子線干渉装置。 - 請求項13において、
前記情報処理装置は、GUI機能を備えたモニタを備えており、
前記モニタに前記干渉顕微鏡像を表示する機能と、前記電子線偏向器により制御値を変えて前記電子線を偏向させた状態での該干渉顕微鏡像を表示する機能とを備えていることを特徴とする電子線干渉装置。 - 電子線装置を用いた電子線干渉顕微方法であって、
前記電子線装置は、電子線の光源と、前記光源から放出される電子線を試料に照射するための照射光学系と、前記電子線が照射する試料を保持するための試料保持装置と、前記試料の像を結像するための対物レンズおよび複数のレンズから構成される結像レンズ系と、前記試料像を観察あるいは記録するための画像観察・記録装置と、装置を制御する情報処理装置とを備え、さらに、
前記電子線の光軸に沿いかつ前記試料の配置される位置より該電子線の進行方向の下流側に前記結像レンズ系に属する1つもしくは複数のレンズを介した前記試料の像面位置に配置された第1の電子線バイプリズムと、
前記電子線の光軸に沿いかつ前記第1の電子線バイプリズムよりも該電子線の進行方向の下流側に配置された第2の電子線バイプリズムと、
前記対物レンズよりも前記電子線の進行方向下流側の前記試料の像面位置に配置された電子線偏向器とを備えており、
前記電子線偏向器は、前記光軸を挟むようにして対となる第1及び第2偏向装置を有し、前記第1偏向装置から前記第2偏向装置へ電界をかける、もしくは前記第1及び第2偏向装置との間に磁界をかけ、
前記情報処理装置は、
前記第1、第2の電子線バイプリズムを制御して干渉顕微鏡像を生成し、
前記対物レンズよりも前記電子線の進行方向下流側の前記試料の像面位置に配置された電子線偏向器を制御して前記電子線に偏向を与えることにより、前記干渉顕微鏡像中の干渉縞の像面上の位置を移動させる、ことを特徴とする電子線干渉顕微方法。 - 請求項17において、
前記情報処理装置は、
前記電子線偏向器へ与える制御値を初期状態とし、前記2段の電子線バイプリズムを制御して前記試料像及び干渉縞を含む第1の干渉顕微鏡像を生成し、
前記電子線偏向器へ与える制御値を連続的にあるいはステップ状に増加させ、前記第1の干渉顕微鏡像における1本の干渉縞が縞間隔sだけ移動する偏向器の偏向板への印加電圧を求め、
前記縞間隔sに対応する制御値を複数に分割した電子線偏向器への単位の制御値を求め、
前記初期状態から前記単位の制御値を電子線偏向器へ与えて、少なくとも3枚の干渉像を取得する
ことを特徴とする電子線干渉顕微方法。 - 請求項18において、
前記情報処理装置は、
前記電子線偏向器により前記電子線に与える偏向を制御することにより前記干渉顕微鏡像中の前記試料像の位置は同じで前記干渉縞の位置がずれた前記少なくとも3枚の画像を取得し、
前記少なくとも3枚の画像から前記試料の位相分布、振幅分布情報を取得する
ことを特徴とする電子線干渉顕微方法。 - 請求項17において、
前記第1の電子線バイプリズムと前記第2の電子線バイプリズムと前記電子線偏向器とが電子線の光軸に直交する互いに平行な平面内に配置されており、
前記情報処理装置は、
前記電子線偏向器により前記試料の像面で前記電子線を偏向させる、ことを特徴とする電子線干渉顕微方法。
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