JP5381446B2 - 表示装置 - Google Patents

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本発明は、表示素子と、この表示素子の前方に配設される表示板との間に透光性スペーサーを設けた表示装置に関するものである。
従来の表示装置は、表示素子と、前記表示素子の表示領域に対応する透過部を有し、前記表示素子の前面側に配設される表示板と、前記表示板の裏面に前記透過部を除く領域に設けられる遮光層と、前記透過部から前記遮光層に達するとともに前記表示板と前記表示素子との間に設けた透光性ラバー樹脂からなる透光性スペーサーと、を備えたものであった。このような光性を備えることによって、前記透過部と前記表示素子の表示領域との境界を目立たないようにするものであった(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−58188号公報(特に、図11)
しかしながら、このような表示装置は、前記表示板の透過部と前記遮光層の境界部分に重なる前記透光性スペーサー部分に空気溜まりが発生しやすく、空気溜まりが、生じた部分で光が反射を起こして視認性を低下させるので、空気溜まりを無くすために、前記透光性スペーサーを剥がして再度貼り付けるという作業を行っていたが、作業工程が増え、作業効率が悪いという問題点があった。
そこで、本発明は、前述した問題点に着目し、表示素子と、この表示素子の前方に配設される表示板との間に透光性スペーサーを設けた表示装置において、前記表示板と前記透光性スペーサーとの間に空気溜まりが、発生することを抑制することが可能な表示装置を提供するものである。
本発明は前記目的を達成するため、表示素子と、前記表示素子の前面側に配設される表示板と、前記表示板の裏面に前記表示素子の表示領域に対応する透過部を備えた遮光層と、前記透過部から前記遮光層に達するとともに前記表示板と前記表示素子との間を密着させる透光性スペーサーと、を備えた表示装置において、前記遮光層の前記透過部との境界部分に前記遮光層を層状に重ねるとともに前記透過部の中央側に向けて厚みが薄くなる段差部を形成したものである。
また、前記遮光層の前記透過部との境界部分にグラデーション部を形成したものである。
また、前記透光性スペーサーは、シリコーンラバーからなるものである。
本発明によれば、所期の目的を達成でき、表示素子と、この表示素子の前方に配設される表示板との間に透光性スペーサーを設けた表示装置において、前記表示板と前記透光性スペーサーとの間に空気溜まりが、発生することを抑制することが可能な表示装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態の表示装置の断面図。 同実施形態の要部拡大断面図。
本発明の第1実施形態の表示装置1は、表示素子である液晶表示パネル2と、この液晶表示パネル2を照明する照明手段3と、液晶表示パネル2の前面側に配設される表示板4と、液晶表示パネル2と表示板4との間に設けた透光性スペーサー5とを備えたものである。本実施形態の表示装置1は、車両用計器に用いられるものであり、車両の走行速度やエンジンの回転数や走行距離などの車両状態を表示するものである。
液晶表示パネル2は、内側に透明電極を設けた一対のガラス基板に液晶を封入したものである。この液晶表示パネル2の表裏面に、それぞれ第1、第2の偏光板2a、2bが、貼り付けられている。
液晶表示パネル2の裏面に設けられた第1の偏光板2aは、所定角度の偏光軸を有する直線偏光板からなり、照明手段3が発する光を偏光させるものである。
液晶表示パネル2の表面に設けられた第2の偏光板2bは、所定角度の偏光軸を有する直線偏光板からなり、液晶表示パネル2を透過した光を偏光させるものである。
照明手段3は、液晶表示パネル2を透過照明するものであり、図示しない発光ダイオードと、この発光ダイオードから発せられる光を液晶表示パネル2に導く導光体3aを備えている。
表示板4は、透光性の合成樹脂からなり、表面側に車両用計器に用いることが可能なように、速度計などを構成する目盛りや文字などの図示しない指標部を備えている。
表示板4の裏面には、光を透過しない遮光層4aが設けられている。この遮光層4aは、暗色系で、本実施形態では黒色である。この遮光層4aは、光を遮断するために本実施形態では、3層構造であり、遮光層4aの厚みは、30μmで、各層の厚みは、10μmである。この遮光層4aは、液晶表示パネル2の表示領域に対応する部分に、透過部4bを備えている。この透過部4bは、遮光層4aを形成していない部分である。
遮光層4aの透過部4bとの境界部分には、層状の遮光層4aを利用して、段差部4cを形成している。遮光層4aは、3層構造であり、単一の層では光が透過するが、3つの層を重ねることによって、光を遮断できる。よって、段差部4cでは、光の遮断の程度によって、光の透過を段階的に変化させている。
遮光層4aの透過部4bとの境界部分、特に、段差部4cの透過部4bとの境界部分には、グラデーション部4dを備えている。このグラデーション部4dは、遮光層4aから透過部4bにかけて、円からなる点を形成する密度が、低くなるように形成したものである。このグラデーション部4dは、遮光層4aを形成する3層の内、もっとも表示板4側に形成された層に形成されている。
表示板4の前面側である表面には、第3の偏光板4eが、貼り付けられている。この第3の偏光板4eは、少なくとも透過部4bを覆うように、表示板4の全面に設けられている。
第3の偏光板4eは、所定角度の偏光軸を有する直線偏光板からなり、液晶表示パネル2を透過し、第2の偏光板2bを通った光を偏光させるものである。
透光性スペーサー5は、無色透明なシリコーンラバーからなり、液晶表示パネル2と表示板4との間を密着させるものである。透光性スペーサー5を設ける範囲は、透過部4bの全面を覆うとともに遮光層4aの一部に達するように設けられている。
透光性スペーサー5が密着する遮光層4aの透過部4bとの境界部分に、段差部4cを形成したことによって、透光性スペーサー5を表示板4に貼り付けるときに、透光性スペーサー5と表示板4との間の空気が逃げやすく、遮光層4aの透過部4bとの境界部分に、空気溜まりが発生することを抑制できる。
また、透過部4bとの境界部分にグラデーション部4dを設けたことによって、仮に、遮光層4aの透過部4bとの境界部分に、空気溜まりが発生した場合であっても、発生した空気溜まりが、グラデーション部4d内に存在し、グラデーション部4dと空気溜まりとの区別がつくにくくなり、空気溜まりの存在を目立たなくすることができる。
なお、本実施形態では、表示素子に液晶表示パネル2を採用していたが、本実施形態に限定されるものではなく、例えば、有機ELパネルなどを採用してもよい。
本発明は、表示素子と表示板との間に透光性スペーサーを設けた表示装置に利用可能である。
1 表示装置
2 表示素子(液晶表示パネル)
4 表示板
4a 遮光層
4b 透過部
4c 段差部
4d グラデーション部
5 透光性スペーサー

Claims (3)

  1. 表示素子と、前記表示素子の前面側に配設される表示板と、前記表示板の裏面に前記表示素子の表示領域に対応する透過部を備えた遮光層と、前記透過部から前記遮光層に達するとともに前記表示板と前記表示素子との間を密着させる透光性スペーサーと、を備えた表示装置において、前記遮光層の前記透過部との境界部分に前記遮光層を層状に重ねるとともに前記透過部の中央側に向けて厚みが薄くなる段差部を形成したことを特徴とする表示装置。
  2. 前記遮光層の前記透過部との境界部分にグラデーション部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記透光性スペーサーは、シリコーンラバーからなることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
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