JP2019207269A - 表示装置 - Google Patents

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優 縄田
Yu Nawata
優 縄田
金子 博明
Hiroaki Kaneko
博明 金子
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Abstract

【課題】透光板と接着層との密着性を向上させることができる表示装置を提供する。【解決手段】開口10bを有するケース10と、背面側から前面側に光を透過させる透光層41と、透光層41の背面に透光層41と一体に形成される凹凸構造42と、を有し、開口10bを覆う透光板40と、透光板40の背面側に配置される表示パネル20と、凹凸構造42と表示パネル20の間に配置され、凹凸構造42と表示パネル20とを密着させる接着層50と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置に関する。
表示装置は、画像を表示する表示パネルの前面側に設けられた透光板を介して、運転者等の視認者に情報を視認させている。透光板は、表示装置の内部を塵埃等の侵入から保護するために設けられた平板である。
透光板は、例えば光硬化型接着剤でオプティカルボンディングされることにより、表示パネルと密着される(例えば特許文献1参照)。
特開2015−60174号公報
透光板は、透光性を有する平板であるが、有機ガラスや無機ガラス等、使用目的に応じて種々の材料から製造される。特に、透光板が車両用の表示装置に用いられることが多い有機ガラスからなる場合には、オプティカルボンディングに用いられる接着剤が剥がれやすいという課題があった。このため、透光板の材料によらずに密着性を維持する手段が求められていた。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、透光板と接着層との密着性を向上させることができる表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、上述した課題を解決するために、開口を有するケースと、背面側から前面側に光を透過させる透光層と、前記透光層の前記背面に前記透光層と一体に形成される凹凸構造と、を有し、前記開口を覆う透光板と、前記透光板の背面側に配置される表示パネルと、前記凹凸構造と前記表示パネルの間に配置され、前記凹凸構造と前記表示パネルとを密着させる接着層と、を備える。
本発明に係る表示装置においては、透光板と接着層との密着性を向上させることができる。
本発明に係る表示装置の実施形態である表示装置を示す正面図。 図1の表示装置のII−II線に沿う断面図。
本発明に係る表示装置の実施形態を添付図面に基づいて説明する。本発明に係る表示装置は、液晶表示パネル等の情報を表示する表示パネルの前面に配置された透光板を有する表示装置の全てに適用することができ、例えば自動車や二輪車等の車両や、船舶、農業機械、建設機械に搭載される。
図1は、本発明に係る表示装置の実施形態である表示装置1を示す正面図である。
図2は、図1の表示装置1のII−II線に沿う断面図である。
以下の説明において、「前面側」は、図1における手前側、及び図2における上側(透光板40側)であり視認者(運転者)に視認される側を意味する。「背(後)面側」は、図1における奥側、及び図2における下側(透光板40に対する回路基板30側)を意味する。
表示装置1は、ケース10と、表示ユニット20と、回路基板30と、透光板40と、接着層50と、を主に有している。
ケース10は、黒色や白色等の遮光性の樹脂(例えばポリプロピレン)からなり、表示ユニット20、回路基板30及び透光板40を収容する。ケース10は、表示装置1の外郭(外観)を構成する外ケースと、外ケース内で内部構造物を支持する中ケースと、を有している(図示省略)。ケース10は、透光板40に覆われる開口10bを有している。ケース10は、この開口10bにおいて、透光板40の前面40aを露出させて透光板40を支持するために、支持部15を有している。支持部15は、ケース10の前後方向の面方向を有する側壁10aからケース10の内側に向けて略垂直に突出している。支持部15は、支持面16で透光板40の背面(図2においては意匠層43)と面接触して透光板40を支持する。支持部15に支持された透光板40は、さらに図示しないパッキンやかしめ部材等を介して、ケース10に固定されている。
表示ユニット20(表示パネル)は、透光板40の背面側に配置されている。表示ユニット20は、表示パネルと、バックライトユニットと、を有している。
表示パネルは、TFT(Thin Film Transistor)方式の液晶表示パネルである。表示パネルは、液晶層を封入する一対の表面ガラス基板を有している。一対のガラス基板には、ITO(Indium Tin Oxide)等により透明電極が形成されている。また、表示パネルは、一対の表面ガラス基板を挟み込むように配置された一対の表面偏光板(偏光フィルタ)を有している。表示パネルは、FPC(Flexible Printed Circuits)を介して、回路基板30に接続されている。表示パネルは、回路基板30の制御部により制御されることにより、透明電極を介して液晶層に駆動電圧が印加される。これにより、液晶層の液晶分子の配向が制御され、表示パネルの個々の画素の透過率が変化することにより画像を表示する。
バックライトユニットは、表示パネルの背面側に設けられている。バックライトユニットは、光源基板及び導光体からなり、表示パネルを背面側から照明する。光源基板は、光源の一例である複数のLED(Light Emitting Diode)を実装している。光源基板は、FPC等の可撓性基板を介して、回路基板30と接続されている。LEDは、駆動電流が供給されると、表示パネル(導光体)に向けて光を出射する。導光体は、LEDが出射した光を表示パネルに向けて導く。導光体は、平板状に形成された、透明樹脂(例えばポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA))である。
回路基板30は、表示ユニット20や光源31を制御するための制御部と、光源31と、を主に有している。制御部は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を有しており、例えば、ROMに書き込まれたプログラムに従って所定の演算処理を実行する。制御部は、例えば、車両のECU(Electronic Control Unit)から車速、エンジン回転数、各種車両情報、ナビゲーション情報等を、各種センサ等を介して取得する。制御部は、取得した情報に基づき、光源31や表示ユニット20を駆動制御し、所要の情報を表示させる。
光源31は、LEDであり、透光板40の背面40b側に配置されて、光を発する(透光板40を照明する)。
透光板40は、ケース10の内部の表示ユニット20や回路基板30を塵埃等の侵入から保護するために設けられた平板である。透光板40は、透光層41と、凹凸構造42と、意匠層43と、を有している。
透光層41は、透光性を有する樹脂(例えばPMMA)からなる。透光層41は、背面側に配置された表示パネルの画像を視認者に視認させるため、背面側から前面側に光を透過させる。
凹凸構造42は、透光層41の背面41bに形成されている。凹凸構造42は、透光板40と接着層50との密着性を向上させる目的で設けられている。また、凹凸構造42は、後述する意匠48における透光層41の背面41bと空気との界面による外光反射によって、意匠48の視認性が低下することを防止する目的で設けられている。凹凸構造42は、透光層41の背面41b全面に亘って形成されてもよいし、少なくとも接着層50と面する領域、及び意匠48が設けられる領域に形成されていてもよい。
凹凸構造42は、ナノオーダーの微細凹凸構造である。具体的には、凹凸構造42は、高さ数百nmの凹凸形状が、数百nm周期(ピッチ)で形成されることにより、連続的に屈折率を変化させて反射を抑制する、モスアイ構造である。凹凸構造42は、透光板40を射出成形する際に透光層41の背面41bに形成されることにより、透光層41と一体に形成されている。なお、図2においては、境界45よりも上側が透光層41であり、下側が凹凸構造42を意味する。
また、凹凸構造42は、水接触角(濡れ性)が60度以下であり、親水性を有することが好ましい。凹凸構造42と密着する接着層50が、液体(ゲル状)である場合に、より密着性を高めることができるからである。
意匠層43は、透光板40の前面40a側又は透光板40(凹凸構造42)の背面40b側に、黒色の遮光性インキで印刷された印刷層である。意匠層43は、抜き文字状に形成された目盛、数字、文字及び記号等の意匠48を有しており、これら意匠48を視認者に視認させる。意匠48は、光源31の光を透過することにより点灯表示され、凹凸構造42を介して視認される。
接着層50は、凹凸構造42と表示ユニット20の表示パネルとの間に配置され、凹凸構造42と表示パネルの前面20aとを接着層50を介して密着させる。具体的には、接着層50は、アクリル樹脂等の光硬化型の樹脂(樹脂材料)等であり、透光板40と表示パネルの前面20aとをオプティカルボンディング(ダイレクトボンディング)により密着し、固定する。
このような表示装置1は、透光板40の背面40bに凹凸構造42を有している。このため、表示装置1は、接着層50が凹凸構造42に引っ掛かるアンカー効果を有することができ、透光板40の背面40bと、接着層50の前面50aとの密着性を向上させることができる。このため、表示装置1は、透光板40の材料と接着層50の材料との間の相性によらずに、接着層50を密着性よく接着することができる。さらに、密着性がよいため、表示装置1は、使用時における接着層50の剥がれにより表示パネルの視認性を低下させることがない。
また、凹凸構造42は、透光層41と射出成形等により一体成形されている。このため、透光板40と接着層50との密着性を持たせるために、別部材としての凹凸構造を透光層41に形成する等の二次加工が不要であるため、製造性にも優れている。さらに、透光板40が湾曲形状等の平板以外の形状である場合であっても、凹凸構造42は透光層41と一体成形されるため、凹凸構造42を所望の形状に追従させることができる。この結果、透光板40の形状に関して、設計の自由度を有することができる。
また、凹凸構造42は、反射防止層として機能することにより、透光板40に入射する外光の反射を防止することができる。このため、表示装置1は、接着層50との密着性以外にも、意匠48の視認性を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、透光板40の背面40b側に表示ユニット20(表示パネル)以外の接着層50を介さず配置された表示部をさらに備えていてもよい。表示パネル以外の表示部は、例えば、サブとしての表示ユニットや、指針式の計器等である。透光板40は、このような表示部を凹凸構造42を介して視認させるため、上述した意匠48同様、外光の反射を低減でき、表示部の視認性を向上させることができる。
また、凹凸構造42は、透光層41の前面41aに設けられていてもよい。凹凸構造42と透光層41とが一体に設けられていれば、透光板40は射出成形以外の方法により製造されてもよい。
凹凸構造42に設けられる反射防止構造は、モスアイ構造以外の反射を低減可能な構造であってもよい。
1 表示装置
10 ケース
10a 側壁
10b 開口
15 支持部
16 支持面
20 表示ユニット
30 回路基板
40 透光板
40a 前面
41 透光層
41a 前面
41b 背面
42 反射防止層
43 遮光層
45 境界

Claims (4)

  1. 開口を有するケースと、
    背面側から前面側に光を透過させる透光層と、前記透光層の前記背面に前記透光層と一体に形成される凹凸構造と、を有し、前記開口を覆う透光板と、
    前記透光板の背面側に配置される表示パネルと、
    前記凹凸構造と前記表示パネルの間に配置され、前記凹凸構造と前記表示パネルとを密着させる接着層と、を備える表示装置。
  2. 前記透光板の背面側に配置された光を発する光源をさらに備え、
    前記透光板は、前記光源の光を透過し、前記凹凸構造を介して視認させる意匠を表示する意匠層をさらに有する、請求項1記載の表示装置。
  3. 前記透光板の背面側に前記接着層を介さず配置された前記表示パネル以外の表示部をさらに備え、
    前記透光板は、前記表示部を前記凹凸構造を介して視認させる、請求項1記載の表示装置。
  4. 前記凹凸構造は、モスアイ構造である、請求項1から3のいずれか1項記載の表示装置。
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