JP5381136B2 - 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置 - Google Patents

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本発明は、液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置に関する。
液体噴射装置の一種であるインクジェットプリンターには、高速で画像を記録するために、インクヘッドを記録用紙の幅方向に移動することなく記録用紙の全幅に亘って記録を行うことができるように、長尺状のインク噴射ヘッドを備えたものが提案されている。このようなインク噴射ヘッドは、一般にライン型ヘッドと呼ばれることもある。インク噴射ヘッドは、インクの流路などを半導体露光装置(ステッパ)等を使って作りこむことが行われるが、記録用紙の全幅に亘る長さに亘って加工することが難しい。このため、例えば、特許文献1に開示されるように、短尺状の液体噴射ヘッドを、一枚のノズルプレートに対して所定方向に複数並べて配置し、全体として記録用紙の全幅に亘る長尺状の記録ヘッドを構成することが多い。
特開2004−209854号公報
しかしながら、かかる構成による場合は、複数の短尺状の液体噴射ヘッドをノズルプレートに取り付けた後、動作確認を行うことになる。このため、一部の液体噴射ユニットが正常に動作しないことがあった場合であっても、長尺の液体噴射ヘッドが不良品として扱われてしまうため、いわゆる製品の歩留まりが悪くなるという問題がある。
そこで、本発明は、製品の歩留まりを向上させることができる液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、複数の短尺状液体噴射ヘッドが配列され、
前記短尺状液体噴射ヘッドの各ノズルの液体噴射方向に、前記各ノズルにそれぞれ連通する複数の孔部が形成されるプレートが配置されて構成される液体噴射ヘッドにおいて
前記複数の短尺状液体噴射ヘッドは個々に機能することが可能であり、
前記プレートには、前記個々に機能可能な複数の短尺状液体噴射ヘッドが取り付けられ、
前記短尺状液体噴射ヘッドのノズルプレートのノズル開口部の開口径は、上記プレートの孔部の開口径よりも大きく、
前記短尺状液体噴射ヘッドと上記プレートとは、前記プレートの各孔部が、それぞれ前記ノズルプレートのノズル開口部の内側に位置するように配置されていることとする。
上記発明に加えて、液体噴射ヘッドは、プレートに、複数の短尺状液体噴射ヘッドをプレートに対してそれぞれ所定の位置に位置決めする位置決め手段が設けられていることとしてもよい。
上記発明に加えて、液体噴射ヘッドは、前記短尺状液体噴射ヘッドの重さによって生じる前記プレートの撓み量は、前記プレートの孔部の内周縁の一部が前記ノズル開口部の内周縁の一部と重なる位置まで変位する撓み量以下である剛性を有することとしてもよい。
上記発明に加えて、液体噴射装置に、上述の液体噴射ヘッドを備えることとしてもよい。
本発明の実施の形態に係るプリンターの全体的な概略構成を示す概略構成斜視図である。 図1に示すインク噴射ヘッドの斜視図である。 図2に示すインク噴射ヘッドの分解斜視図である。 インク噴射ヘッドのノズル開口部および孔部の構造を示す部分断面拡大図である。 短尺状インク噴射ヘッドのプレートへの取り付け状態を示す図である。 短尺状インク噴射ヘッドのプレートへの位置決め手段の構成を示す図である。 短尺状インク噴射ヘッドのプレートへの位置決め手段の構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明をする。
(インクジェットプリンター1の構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る液体噴射装置としてのインクジェットプリンター(以下、単にプリンターと言う。)1の全体的な概略の構成を示す斜視図である。プリンター1は、筐体2の内部に、記録媒体としての記録用紙Pを、プリンター1の後方から前方に向かって搬送する搬送機構3と、図2から図5を参照しながら後述する構成を有する液体噴射ヘッドとしてのインク噴射ヘッド4等を有する。記録用紙Pはプリンター1の上面の後方に設けられる用紙セット部5にセットされる。プリンター1は、用紙セット部5にセットされた記録用紙Pを搬送機構3により、前方(図中矢印F方向)に搬送しながらインク噴射ヘッド4により記録を行う。記録が行われた記録用紙Pは、用紙排出部6から排出され、プリンター1の一枚の記録用紙Pに対する記録動作が完了する。
(インク噴射ヘッド4の構成)
次に本発明の実施の形態に係るインク噴射ヘッド4の構成を図2から図5を参照しながら説明する。
図2は、インク噴射ヘッド4の全体的構成を示す斜視図である。インク噴射ヘッド4は、長尺状の1枚のプレート7と、このプレート7に取り付けられた複数(本実施の形態では、例えば6個)の短尺状のインク噴射ヘッド(以下、短尺状インク噴射ヘッドと記載する)8等とを有する。インク噴射ヘッド4は、プレート7の長尺方向を記録用紙Pの幅方向(記録用紙Pの搬送方向Fと直交する方向)に沿わせて配置されている。
そして、複数の短尺状インク噴射ヘッド8は、プレート7に対して、プレート7の長尺方向に沿って取り付けられている。インク噴射ヘッド4は、記録用紙Pの幅方向に移動することなく、複数の短尺状インク噴射ヘッド8により記録用紙Pの幅方向の長さに亘って記録を行えるように構成されている。つまり、インク噴射ヘッド4は、短尺状インク噴射ヘッド8がプレート7に取り付けられた状態で、全体として長尺状のいわゆるライン型ヘッドとして構成されているものである。なお、短尺状インク噴射ヘッド8は、プレート7の短手方向に前後するように千鳥状に配列され、隣接する短尺状インク噴射ヘッド8同士で、インクの噴射位置が所定の間隔となるように構成されている。
各短尺状インク噴射ヘッド8は、それ自体としてインク噴射ヘッドとして機能するように構成されている。つまり、各短尺状インク噴射ヘッド8は、ノズルプレート9(図3参照)のノズル開口部10毎にインクノズルが形成されていて、各インクノズルにはインクが一時的に貯留される圧力室と圧力室に圧力を印加する圧電素子等が備えられている。したがって、各短尺状インク噴射ヘッド8は、図示外のインクタンクから供給されるインクをノズル開口部10毎に噴射量や噴射タイミングを制御して噴射できるように構成されている。
図3は、インク噴射ヘッド4の分解斜視図を示すもので、この図3に示すようにインク噴射ヘッド4は、プレート7に複数の短尺状インク噴射ヘッド8をそれぞれ所定の位置に取り付けることで構成される。プレート7には、図3に示すように、各短尺状インク噴射ヘッド8に対応して複数の孔部11が形成されている。孔部11は、短尺状インク噴射ヘッド8の配列に合わせて形成され、各短尺状インク噴射ヘッド8を、各短尺状インク噴射ヘッド8のノズル開口部10を孔部11に一致させるようにプレート7に取り付けることで、インク噴射ヘッド4を構成することができる。
なお、プレート7に形成される各孔部11は、インク噴射ヘッド4に要求される所定の配列で所定の位置精度にて形成されている。例えば、長手方向に沿って配列される孔部11は、各列で所定のピッチで直線上に配列され、また、短手方向に沿って配列される孔部11も、各列で所定のピッチで直線上に配列されている。したがって、かかる孔部11からインクが噴射した場合には、高い位置精度で記録用紙Pに対してインクを噴射することができるように構成されている。
ところで、各短尺状インク噴射ヘッド8は、上述したように単体としてインク噴射ヘッドとして機能することができる。そこで、プレート7への取り付けに先立ち、動作が正常に行うことができるかどうかの検査を予め実行し、正常動作が確認された短尺状インク噴射ヘッド8について、プレート7への取り付けを行う。そのため、インク噴射ヘッド4に正常に動作をしない短尺状インク噴射ヘッド8が取り付けられることを防止することができ、インク噴射ヘッド4を製造する際の歩留まりを向上させることができる。
また、インク噴射ヘッド4のノズル開口部10と孔部11の部分の断面を拡大して示す図である図4に示すように、短尺状インク噴射ヘッド8のノズル開口部10の開口径10Rは、プレート7の孔部11の開口径11Rよりも大きく形成されている。したがって、図5に示すように、短尺状インク噴射ヘッド8のプレート7に対する実際の取り付け位置12が、理想の取り付け位置13からずれている場合であっても、ノズル開口部10の開口径10Rを、プレート7の孔部11の開口径11Rよりも大きく形成することで、ノズル開口部10の内側に孔部11が位置するように短尺状インク噴射ヘッド8をプレート7に取り付けることができる。
ノズル開口部10の内側に孔部11が位置するように短尺状インク噴射ヘッド8をプレート7に取り付けることにより、短尺状インク噴射ヘッド8の実際の取り付け位置12が、理想の取り付け位置13からずれている場合であっても、インクをプレート7の孔部11から噴射することができる。このため、短尺状インク噴射ヘッド8の取り付け精度が若干低くても、インクの噴射位置精度を高いものとすることができる。なお、理想の取り付け位置13は、各ノズル開口部10とプレート7の各孔部11との中心が一致し、各ノズル開口部10と各孔部11とが同心円の配置となっている状態である。
図5に示すように、各短尺状インク噴射ヘッド8を、プレート7に対し、理想の取り付け位置13に取り付けることができれば、ノズル開口部10は、図中点線にて示すようにインク噴射ヘッド4に要求される所定の配列、かつ、所定の位置精度で配列されることになる。しかしながら、短尺状インク噴射ヘッド8のプレート7への取り付け精度を確保できない場合がある。このような場合であっても、プレート7に形成される孔部11が、インク噴射ヘッド4に要求される配列で所定の位置精度の位置に形成されているため、短尺状インク噴射ヘッド8のノズル開口部10の開口径10Rをプレート7の孔部11の開口径11Rよりも大きく形成することで、インクをプレート7の孔部11から噴射することができ、インクの噴射位置精度を高く維持することができる。
すなわち、尺状インク噴射ヘッド4のプレート7への取り付け精度の誤差が、ノズル開口部10の開口径10Rの半径と、プレート7の孔部11の開口径11Rの半径の差以下である場合には、インクはプレート7の孔部11から噴射されることになり、インクの噴射位置精度を高く維持することができる。具体的には、短尺状インク噴射ヘッド8のプレート7への取り付け精度の誤差を±A、ノズル開口部10の開口径10Rの半径をB、プレート7の孔部11の開口径11Rの半径をCとすると、B−C>Aの関係となるように、ノズル開口部10の開口径10Rとプレート7の孔部11の開口径11Rを設定する。これにより、短尺状インク噴射ヘッド8のプレート7への取り付け誤差が生じても、インクはプレート7の孔部11から噴射することができ、インクの噴射位置精度を高く維持することができる。
上述したように、孔部11の開口径11Rの半径とノズル開口部10の開口径10Rの半径との差を、短尺状インク噴射ヘッド8のプレート7への取り付け精度より大きく設定しておく。これにより、短尺状インク噴射ヘッド8のプレート7への取り付け位置に誤差が発生した場合であっても、ノズル開口部10から噴射したインクは、インク噴射ヘッド4に要求される配列で所定の位置精度の位置に形成されている孔部11から噴射することができ、インクの噴射位置精度を高いものとすることができる。
なお、プレート7は、例えば、ステンレス鋼により形成されている。プレート7には複数の短尺状インク噴射ヘッド8が取り付けられ、これらの複数の短尺状インク噴射ヘッド8の荷重がプレート7に懸かる。そのためプレート7をステンレス鋼により形成することで、プレート7の剛性を高いものとすることができる。つまり、プレート7の撓み等の変形量を少なく抑えることができ、高い位置精度でインクの噴射を行うことができる。
プレート7の剛性は、例えば、プレート7に、短尺状インク噴射ヘッド8が取り付けられたときに、短尺状インク噴射ヘッド8の重さ(荷重)によりプレート7に発生する撓み量が所定量以下、すなわち、プレート7の撓みによりノズル開口部10に対する孔部11の位置が変位し、孔部11の内周縁の一部がノズル開口部10の内周縁の一部に重なる位置まで変位する撓み量(所定量)以下に抑えられる剛性となっている。
なお、プレート7と短尺状インク噴射ヘッド8との取り付けは、短尺状インク噴射ヘッド8のノズルプレート9とプレート7とを接着剤あるいは粘着剤(シール剤)等により固定することにより行う。接着剤あるいは粘着剤は、孔部11の周囲の部分、あるいは孔部11を除くプレート7のノズルプレート9に対向する全面に設ける。短尺状インク噴射ヘッド8をプレート7に取り付ける際に、接着剤が塗布されているプレート7に短尺状インク噴射ヘッド8を押し付けて短尺状インク噴射ヘッド8をプレート7に接着する場合、あるいは、粘着剤が塗布されているプレート7に短尺状インク噴射ヘッド8を押し付けて短尺状インク噴射ヘッド8をプレート7に固定する場合に、短尺状インク噴射ヘッド8をプレート7に押し付ける荷重(負荷)が作用することがある。プレート7は、かかる荷重に対する撓み量が、上述の所定量以下となる剛性を有するようにしてもよい。該荷重に対する撓み量が所定量以下とすることにより、短尺状インク噴射ヘッド8をプレート7に押し付けた際に、孔部11の一部あるいは全部が、ノズル開口部10の外側(外周側)に位置してしまうことを防止できる。
なお、プレート7は、ステンレス鋼等の金属の他、ポリカーボネイト等の樹脂、シリコンウエハ、ガラス材等から形成することができる。また、プレート7と短尺状インク噴射ヘッド8との取り付けは、粘着剤(シール剤)により固定することにより、短尺状インク噴射ヘッド8をそれぞれ独立に交換することができ、メンテナンスに要する費用や時間を短縮することができる。
図6に示すように、短尺状インク噴射ヘッド8のプレート7に当接する面にボス(突起部)14を設け、プレート7にボス14が嵌合する位置決め手段としてのボス孔15を設けるようにしてもよい。このように構成することで、短尺状インク噴射ヘッド8をプレート7に対して容易に位置決めすることができ、インク噴射ヘッド4の組み立てを容易なものとすることができる。なお、ボス14は、組み立て工程時だけに差し込む、抜き差し可能な構成としてもよい。
また、図7に示すように、プレート7の短尺状インク噴射ヘッド8が取り付けられる側に短尺状インク噴射ヘッド8の周囲に当接するリブ(凸条部)16を設け、このリブ16により短尺状インク噴射ヘッド8の位置決めを行うように構成してもよい。このように構成することで、短尺状インク噴射ヘッド8をプレート7に対して容易に位置決めすることができ、インク噴射ヘッド4の組み立てを容易なものとすることができる。これに加えて、リブ16によりプレートの剛性を高いものとすることができる。
以上のように本発明の実施の形態に係るプリンター1は、複数の短尺の液体噴射ヘッドとしての短尺状インク噴射ヘッド8が配列されて構成される液体噴射ヘッドとしてのインク噴射ヘッド4において、短尺状インク噴射ヘッド8の各ノズルの液体噴射方向に、各ノズルにそれぞれ連通する複数の孔部が形成されるプレートが配置され、短尺状インク噴射ヘッド8のノズルプレート9のノズル開口部10の開口径は、プレート7の孔部11の開口径よりも大きく、短尺状インク噴射ヘッド8とプレート7とは、プレート7の各孔部11が、それぞれノズルプレート9のノズル開口部10の内側に位置するように配置されていることとする。
このようにインク噴射ヘッド4を構成することにより、短尺状インク噴射ヘッド8単位で動作確認の検査を行った後、プレート7への取り付けを行うことができる。そのため、プレート7に取り付けた後、一部の短尺状インク噴射ヘッド8が正常に動作しないという事態を防ぐことができるため、インク噴射ヘッド4の歩留まりを向上させることができる。
インク噴射ヘッド4は、プレート7に、複数の短尺状インク噴射ヘッド8をプレート7に対してそれぞれ所定の位置に位置決めする位置決め手段としてのボス孔15やリブ16を設けてもよい。
このようにインク噴射ヘッド4を構成することにより、インク噴射ヘッド4の組み立てを容易に行うことができる。
インク噴射ヘッド4は、短尺状インク噴射ヘッド8が、インク液体噴射ヘッド4とは独立に機能することができることとしてもよい。
このようにインク噴射ヘッド4を構成することにより、プレート7への取り付けに先立ち、短尺状インク噴射ヘッド8の動作が正常に行うことができるかどうかの検査を行うことができ、インク噴射ヘッド4を製造する際の歩留まりを向上させることができる。
インク噴射ヘッド4は、プレート8の撓み量が所定量以下である剛性を有することとしてもよい。
このようにインク噴射ヘッド4を構成することにより、プレート7の剛性を高いものとすることができ、短尺状インク噴射ヘッド8を複数取り付けても、撓み等の変形量を小さくすることができるため、高い位置精度で液体の噴射を行うことができる。なお、プレート7はステンレス鋼とするほか、銅やアルミニウム等の金属から形成することとしてもよい。また、金属に限らず、樹脂材や半導体ウエハ(シリコンウエハ)、あるいはガラスにより形成するようにしてもよい。
液体噴射装置を上述のインク噴射ヘッドを備えるプリンター(インクジェットプリンター)とすることで、インク噴射ヘッド4の歩留まりを向上させたコストを抑えたプリンター1として構成できる他、プリンター1のインクの噴射位置精度を高いものとすることができる。
なお、上述の実施の形体では、ノズル開口部10とプレート7の孔部11は円形として示したが、これらは、矩形または多角形の開口部と孔部であってもよい。この場合には、例えば、開口部と孔部の開口部分の対角部の長さが、ノズル開口部10および孔部11の開口径に相当するものとする。
上述の実施の形態およびその変形例では、インク噴射ヘッド4をライン型ヘッドとして説明したが、記録用紙Pの搬送方向に直交するいわゆる主走査方向に移動しながら記録を行うシリアル型の記録ヘッドとしてもよい。また、本発明の液体噴射装置を、液体インクを記録用紙Pに噴射して付着させるインクジェットプリンター1として説明したが、この限りではなく、機能材料の粒子が分散されている液状体、ジェルのような流状体、流体として流して噴射できる固体を記録ヘッド(噴射ヘッド)から噴射できる流体噴射装置としても具現化できる。
1 ・・・ プリンター(液体噴射装置) 4 インク噴射ヘッド(液体噴射ヘッド) 7 ・・・ プレート 8 ・・・ 短尺状インク噴射ヘッド 9 ・・・ ノズルプレート 10 ・・・ ノズル開口部 10R ・・・ 開口径 11 ・・・ 孔部 11R ・・・ 開口径 15 ・・・ ボス孔(位置決め手段) 16 ・・・ 凸条(位置決め手段)

Claims (4)

  1. 複数の短尺状液体噴射ヘッドが配列され、
    前記短尺状液体噴射ヘッドの各ノズルの液体噴射方向に、前記各ノズルにそれぞれ連通する複数の孔部が形成されるプレートが配置されて構成される液体噴射ヘッドにおいて
    前記複数の短尺状液体噴射ヘッドは個々に機能することが可能であり、
    前記プレートには、前記個々に機能可能な複数の短尺状液体噴射ヘッドが取り付けられ、
    前記短尺状液体噴射ヘッドのノズルプレートのノズル開口部の開口径は、上記プレートの孔部の開口径よりも大きく、
    前記短尺状液体噴射ヘッドと上記プレートとは、前記プレートの各孔部が、それぞれ前記ノズルプレートのノズル開口部の内側に位置するように配置されていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  2. 請求項1に記載の液体噴射ヘッドにおいて、
    前記プレートには、前記複数の短尺状液体噴射ヘッドを前記プレートに対してそれぞれ所定の位置に位置決めする位置決め手段が設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  3. 請求項1または2のいずれか1項に記載の液体噴射ヘッドにおいて、
    前記短尺状液体噴射ヘッドの重さによって生じる前記プレートの撓み量は、前記プレートの孔部の内周縁の一部が前記ノズル開口部の内周縁の一部と重なる位置まで変位する撓み量以下である剛性を有することを特徴とする液体噴射ヘッド。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載の液体噴射ヘッドを備えることを特徴とする液体噴射装置。
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