JP5381123B2 - 半球面成形装置及び成形工具 - Google Patents
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Description
レンズ用金型は、非常に高い形状精度と表面精度が要求され、図6に示すような超精密加工機である工作機械1を用いて製造されており、例えば直径約3[mm]、最大接線角約70[度]の小径、且つ深い非球面凹形状に形成され、更なる高精度化の要求が高まっている。
超硬金型のレンズ用金型の研削方法としては、先端を球面(半球面)に成形した砥石をX軸とY軸の同時2軸制御によって制御し、砥石の先端の半球面の外周面が金型の設計形状を描くように砥石を移動させて研削する、円弧包絡パラレル研削法が挙げられる。この方法では砥石の輪郭形状が金型に転写されるため、砥石の輪郭形状の精度が金型の精度に大きく影響する。
図7(A)及び(B)は、円柱状空間が形成されたカップ穴PK1を有し、カップ穴PK1を構成している内壁縁部を用いて被加工物W(この場合、砥石)の先端部及び先端部の周囲を半球面に成形する、従来のカップ型ツルアPT1の斜視図と断面図の例を示している。
また、図7(C)及び(D)は、頂角90度の円錐状空間が形成されたVテーパ穴PK2を有し、Vテーパ穴PK2にて形成されている円錐の内面を用いて被加工物W(この場合、砥石)の先端部及び先端部の周囲を半球面に成形する、従来のカップ型ツルアPT2の斜視図と断面図の例を示している。
なお、図6(A)は工作機械1の側面図を示しており、図6(B)は工作機械1の平面図を示している。また図6(A)及び(B)においてX軸とY軸とZ軸は互いに直交しており、X軸とZ軸は水平方向を示しており、Y軸は鉛直方向(上向き)を示している。
主軸40は、先端部に取り付けたカップ型ツルアPT1をC軸回りに回転させる(C軸回転中心線はZ軸と平行である)。また主軸40は、Z軸方向に往復移動可能なZ軸方向移動手段50に載置されている。またZ軸方向移動手段50は、X軸方向に往復移動可能なX軸方向移動手段60に載置されている。更にX軸方向移動手段60は、基台2の天板上に載置されている。
モータ10は、先端部に取り付けた被加工物Wをモータ軸回りに回転させる(モータ軸は水平方向に設定されている)。またモータ10は、B軸回りに旋回可能なB軸旋回手段20に載置されている(B軸回転中心線はY軸と平行である)。またB軸旋回手段20は、Y軸方向に往復移動可能なY軸方向移動手段30に載置されている。更にY軸方向移動手段30は、基台2の側面に取り付けられている。
そして工具回転軸TZ(この場合、C軸)と、被加工物回転軸WZ(この場合、モータ10の軸)とが交差するようにY軸方向移動手段30を調整し、工具回転軸TZと被加工物回転軸WZとの角度がWθ(図7(B)、図7(D)参照)となるようにB軸旋回手段20を調整し、X軸方向移動手段60及びZ軸方向移動手段50を調整してカップ型ツルアPT1(またはPT2)にて被加工物Wの先端を半球面に成形する。
R=d/(2*sin(Pθ)) (式1)
例えばBlu−ray Disc(登録商標)で用いる光学レンズを製造するためのレンズ用金型を製作する砥石の場合、砥石の直径は約2[mm]程度であり、広い使用範囲(図7(B)における角度範囲Pθ1)が必要である。
例えば直径2[mm]の砥石の先端の球面形状の角度範囲Pθ1を70度以上(且つ90度以下)となるようにツルーイングするには、カップ型ツルアPT1の内径dを1.9[mm]〜2.0[mm]の範囲にしなければならず、このサイズで高精度に穴加工を行うのは非常に困難である。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、径の異なる種々の被加工物(例えば砥石)の先端を、より広い角度範囲で、より高精度に、より容易に、半球面に成形することができる半球面成形装置及び成形工具を提供することを課題とする。
請求項1に記載の半球面成形装置は、略柱状形状の被加工物を保持して当該被加工物の長手方向に設定された被加工物回転軸回りに前記被加工物を回転させる被加工物回転手段と、前記被加工物の先端部の周囲を成形する成形工具と、前記成形工具を工具回転軸回りに回転させる工具回転手段と、前記被加工物と前記成形工具とが近づく方向に、前記被加工物と前記成形工具との少なくとも一方を移動させることが可能な移動手段と、を備えた半球面成形装置である。
前記成形工具は、平面状の研削面を有しており、前記研削面は、前記工具回転軸に対して90度未満の所定角度を有するように保持されているとともに前記工具回転軸回りに回ることで円錐状の内面となる研削回転面を形成する。
そして前記被加工物回転軸は、前記工具回転軸を含む面内に設定されているとともに前記研削回転面と直交するように設定されており、前記工具回転軸回りに回転する前記成形工具と、前記被加工物回転軸回りに回転する前記被加工物と、の少なくとも一方を互いに近づく方向に移動させて、前記被加工物の先端部と当該先端部の周囲における前記被加工物の側面とを前記研削回転面に接触させて前記被加工物の先端部の周囲を半球面状に成形する。
そして前記成形工具は、前記工具回転軸回りに回転する工具ベースと、前記研削面を有して前記工具ベースの所定の面に固定される研削面保持部材と、にて構成されており、前記研削面保持部材が固定される前記工具ベースの所定の面である保持部材固定面は、前記工具回転軸に直交する面であり、前記研削面保持部材は、前記研削面のいずれかの位置が前記工具回転軸と交差するように前記保持部材固定面上を移動することで前記工具回転軸に対する前記研削面の角度を変えることなく移動し、移動先で固定可能となるように構成されている。
請求項2に記載の半球面成形装置は、請求項1に記載の半球面成形装置であって、前記工具回転軸に対する前記研削面の角度である所定角度が45度に設定されている。
請求項3に記載の成形工具は、成形対象物を研削する研削面を有し、工具回転軸回りに回転するように保持される成形工具において、前記研削面は平面状であり、前記成形工具は、前記工具回転軸に対して前記研削面が90度未満の所定角度を有するように保持されているとともに、前記工具回転軸回りに回ることで円錐状の内面となる研削回転面を形成する。
そして前記成形工具は、前記工具回転軸回りに回転する工具ベースと、前記研削面を有して前記工具ベースの所定の面に固定される研削面保持部材と、にて構成されており、前記研削面保持部材が固定される前記工具ベースの所定の面である保持部材固定面は、前記工具回転軸に直交する面であり、前記研削面保持部材は、前記研削面のいずれかの位置が前記工具回転軸と交差するように前記保持部材固定面上を移動することで前記工具回転軸に対する前記研削面の角度を変えることなく移動し、移動先で固定可能となるように構成されている。
請求項4に記載の成形工具は、請求項3に記載の成形工具であって、前記工具回転軸に対する前記研削面の角度である所定角度が45度に設定されている。
従って、図7(C)及び(D)に示す従来のカップ型ツルアPT2と同様に円錐穴形状を有する研削面(研削回転面)を得ることができるが、平面の砥石面を回転させればよいので、円錐穴形状の製作が非常に容易であるとともに、円錐穴の頂角近傍の「だれ」も発生しにくく、より高精度に円錐穴を製作することができる。
また、図7(C)及び(D)に示したカップ型ツルアPT2と同様に使用することができるので、種々の径の被加工物の先端を半球面に成形することができる。
図1(A)〜(C)に示すように、成形工具Tは、半球面成形装置1(図6参照)の主軸40(工具回転手段に相当)に接続されて工具回転軸TZ回りに回転する工具ベースTBと、平面状の研削面TMを工具回転軸TZに対して90度未満の所定角度Tθに保持する研削面保持部材THにて構成されている。
ここで、研削面TMと工具回転軸TZとの交点を点TPとした場合、成形工具Tを工具回転軸TZ回りに回転させると、研削面TMによって、点TPを頂点とする円錐穴が形成される。そして、当該円錐穴の内面は研削回転面を形成し、当該研削回転面は、図7(C)及び(D)に示す従来のカップ型ツルアPT2と同様である。
従来のカップ型ツルアPT2との違いは、予め円錐穴を円錐形状に形成する必要がなく、平面状の研削面TMを回転させて円錐穴を形成する点である。このため、円錐穴の形成(製造)が非常に容易であるとともに、円錐穴の頂点位置の近傍における「だれ」(形状の誤差)も発生しにくい。
次に、図2(A)及び(B)を用いて、成形工具Tを用いて被加工物Wの先端を半球面に成形する方法について説明する。なお、図2(A)及び(B)では、工具回転軸TZに対する研削面TMの傾斜角である所定角度Tθが45度に設定されている場合の例を示している。
所定角度Tθが45度に設定されている場合、工具回転軸TZ回りに成形工具Tを回転させると、点TPを頂点とする円錐穴に形成される研削回転面の頂角は90度となる。
この場合、半球面成形装置1は、工具回転軸TZ(図6の例ではC軸に相当)回りに成形工具Tを回転させることが可能である。また、被加工物Wの回転軸である被加工物回転軸WZ(図6の例ではモータ10の回転軸に相当)回りに被加工物Wを回転させることが可能である。また、半球面成形装置1のY軸方向移動手段30を調整することで工具回転軸TZと被加工物回転軸WZとが交差するように設定することが可能であり(この場合、被加工物回転軸WZは工具回転軸TZを含む面内にある)、続いてB軸旋回手段20を調整することで工具回転軸TZに対する被加工物回転軸WZの傾斜角度Wθを設定することが可能である。
図2(A)及び(B)に示すように、柱状形状の被加工物Wの径Rにかかわらず、被加工物Wの先端と側面とが同時に研削回転面(円錐穴)に接するように、被加工物Wの先端の点TWaにて被加工物回転軸WZが研削回転面に直交するように、被加工物回転軸WZの方向を設定する。この場合、工具回転軸TZに対して研削面TMの傾斜角度(所定角度Tθ)が45度に設定されているので、工具回転軸TZに対して被加工物回転軸WZの傾斜角度Wθを45度に設定する。
そして、半球面成形装置1のX軸方向移動手段60とZ軸方向移動手段50を調整して、被加工物Wの先端(図2(A)及び(B)における点TWa)と側面(図2(A)及び(B)における点TWb)とが同時に研削回転面(円錐穴)に接するように、成形工具Tの位置を調整する。
また、工具回転軸TZに対する研削面TMの傾斜角度である所定角度Tθが45度である場合、半球面C1の角度範囲Pθは90度である。なお、図2(A)及び(B)に示す中心Ocは半球面C1の中心であり、被加工物回転軸WZ上にある。また、被加工物Wの側面と研削回転面との接点である点TWbを通り、研削回転面に直交する垂線を下ろすと当該垂線は中心Ocを通る。
図2(A)及び(B)に示すように、被加工物Wの径R(半径R)にかかわらず、被加工物Wの先端部及び先端部の周囲を半球面に成形することができる。
図3(A)に示すように、成形工具Tの研削面TMにおいて、被加工物Wを実際に研削するのは工具回転軸TZと研削面TMとの交点である点TPを通るエリアA2の直線部分である。この直線部分は、成形工具Tを回転させて形成した円錐穴と研削面TMとが接する位置である。そして、当該直線上において点TWa、TWbから点TP付近までのエリアA1の直線部分が半球面の研削に使用される。
そこで、図3(B)及び(C)に示すように、研削面保持部材THが、工具ベースTBに対して、移動できるように構成し、移動先で固定できるように構成する。なお、図3(B)及び(C)において、点TP(O)は移動前の点TPを示し、点TPは移動後の点TPを示しており、同様に点TWa、TWb(O)は移動前の点TWa、TWbを示し、点TWa、TWbは移動後の点TWa、TWbを示している。
例えば、工具ベースTBには溝が形成されており、研削面保持部材THは、当該溝に沿って移動可能に構成されており当該溝の任意の位置でネジ等にて固定できるように構成されている。この場合、研削面TMに対する工具回転軸TZの相対的な位置が移動可能である(工具回転軸TZは、点TP(O)を通る位置から点TPを通る位置に移動する)。
これにより、成形工具Tの寿命をより長くすることができる。
次に図4(A)及び(B)を用いて、被加工物回転軸WZが研削回転面と直交しない場合の例について説明する。なお、図4(A)及び(B)において研削回転面を形成している円錐穴の頂点である点TPの位置では、円錐の頂角が90度(研削面TMの傾斜角度である所定角度Tθが45度)の場合の例を示している。
図4(A)の例では、被加工物回転軸WZは、工具回転軸TZを含む面内にあり、工具回転軸TZに対する傾斜角度Wθが45度より大きい場合を示している。この場合、被加工物Wの先端を点TWaの位置で研削回転面に当接させるとともに、被加工物Wの側面を点TWbの位置で研削回転面に当接させると、被加工物Wの先端部及びその周囲は理想的な半球面であるC1に対して先端部に平面部FMが形成され、当該個所では半球面が形成されない。なお、被加工物Wと研削面TMとが干渉する位置では被加工物Wの径を小さくしている。
次に図5(A)及び(B)を用いて、被加工物回転軸WZが研削回転面と直交するが、研削回転面を形成する円錐穴の頂角が90度でない場合(研削面TMの傾斜角度である所定角度Tθが45度でない場合)について説明する。
図5(A)の例は所定角度Tθが45度よりも大きい場合の例を示しており、被加工物回転軸WZは、工具回転軸TZを含む面内にあり、工具回転軸TZに対する傾斜角度Wθは、研削回転面との接点である点TWaにおいて被加工物回転軸WZと研削回転面とが直交するように設定された角度(90度−所定角度Tθ)である。この場合、被加工物Wの先端を点TWaの位置で研削回転面に当接させるとともに、被加工物Wの側面を点TWbの位置で研削回転面に当接させると、被加工物Wの先端部及びその周囲は理想的な半球面であるC1となるが、角度範囲Pθが90度よりも小さくなる。
また、本実施の形態にて説明した半球面成形装置1、及び成形工具Tを用いれば、ブルーレイに代表される小径大曲率のレンズ用金型を、速やかに且つ高精度に研削することが可能である。
なお、被加工物Wが例えば砥石である場合、まずダイヤモンド砥石を用いた研削面TMを有する成形工具Tを用いて先端及びその周囲を半球面に成形し、その後、ダイヤモンド砥石よりも軟らかいGC砥石やWA砥石等を用いた研削面TMを有する成形工具Tを用いてドレッシング(目立て)をすればよい。
2 基台
10 モータ
20 B軸旋回手段
30 Y軸方向移動手段
40 主軸
50 Z軸方向移動手段
60 X軸方向移動手段
T 成形工具
TB 工具ベース
TH 研削面保持部材
TM 研削面
Tθ 所定角度
TZ 工具回転軸
W 被加工物
WZ 被加工物回転軸
Claims (4)
- 略柱状形状の被加工物を保持して当該被加工物の長手方向に設定された被加工物回転軸回りに前記被加工物を回転させる被加工物回転手段と、
前記被加工物の先端部の周囲を成形する成形工具と、
前記成形工具を工具回転軸回りに回転させる工具回転手段と、
前記被加工物と前記成形工具とが近づく方向に、前記被加工物と前記成形工具との少なくとも一方を移動させることが可能な移動手段と、を備えた半球面成形装置において、
前記成形工具は、平面状の研削面を有しており、
前記研削面は、前記工具回転軸に対して90度未満の所定角度を有するように保持されているとともに前記工具回転軸回りに回ることで円錐状の内面となる研削回転面を形成し、
前記被加工物回転軸は、前記工具回転軸を含む面内に設定されているとともに前記研削回転面と直交するように設定されており、
前記工具回転軸回りに回転する前記成形工具と、前記被加工物回転軸回りに回転する前記被加工物と、の少なくとも一方を互いに近づく方向に移動させて、前記被加工物の先端部と当該先端部の周囲における前記被加工物の側面とを前記研削回転面に接触させて前記被加工物の先端部の周囲を半球面状に成形し、
前記成形工具は、前記工具回転軸回りに回転する工具ベースと、前記研削面を有して前記工具ベースの所定の面に固定される研削面保持部材と、にて構成されており、
前記研削面保持部材が固定される前記工具ベースの所定の面である保持部材固定面は、前記工具回転軸に直交する面であり、
前記研削面保持部材は、前記研削面のいずれかの位置が前記工具回転軸と交差するように前記保持部材固定面上を移動することで前記工具回転軸に対する前記研削面の角度を変えることなく移動し、移動先で固定可能となるように構成されている、
半球面成形装置。 - 請求項1に記載の半球面成形装置であって、
前記工具回転軸に対する前記研削面の角度である所定角度が45度に設定されている、
半球面成形装置。 - 成形対象物を研削する研削面を有し、
工具回転軸回りに回転するように保持される成形工具において、
前記研削面は平面状であり、
前記成形工具は、前記工具回転軸に対して前記研削面が90度未満の所定角度を有するように保持されているとともに、前記工具回転軸回りに回ることで円錐状の内面となる研削回転面を形成し、
前記成形工具は、前記工具回転軸回りに回転する工具ベースと、前記研削面を有して前記工具ベースの所定の面に固定される研削面保持部材と、にて構成されており、
前記研削面保持部材が固定される前記工具ベースの所定の面である保持部材固定面は、前記工具回転軸に直交する面であり、
前記研削面保持部材は、前記研削面のいずれかの位置が前記工具回転軸と交差するように前記保持部材固定面上を移動することで前記工具回転軸に対する前記研削面の角度を変えることなく移動し、移動先で固定可能となるように構成されている、
成形工具。 - 請求項3に記載の成形工具であって、
前記工具回転軸に対する前記研削面の角度である所定角度が45度に設定されている、
成形工具。
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