JP5379666B2 - カッタビット - Google Patents
カッタビット Download PDFInfo
- Publication number
- JP5379666B2 JP5379666B2 JP2009285437A JP2009285437A JP5379666B2 JP 5379666 B2 JP5379666 B2 JP 5379666B2 JP 2009285437 A JP2009285437 A JP 2009285437A JP 2009285437 A JP2009285437 A JP 2009285437A JP 5379666 B2 JP5379666 B2 JP 5379666B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- bit
- bit body
- tip
- chip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
このようなカッタビットの交換作業は、掘削作業を中断して行う必要があり、工期短縮化の妨げになるとともに、工事費の低減化の妨げになっていた。
例えば、本出願人等は、図5に示すように、ビット110の上に他のビット120を積層する多重ビット100であって、貫通ピン130を介して外側のビット120を内側のビット110に固定する多重ビット100を開発している(特許文献1参照)。
また、外側のビット120を内側に隣接するビット110に固定する構造であるため、多数積層することによる誤差の累積を抑制するように慎重に製作する必要があった。
また、ビット本体の突起部に係止させるのみの簡易な構成のため、製作の手間を省略し、製造コストの低減化を図ることが可能である。
なお、本発明におけるカッタビットの前後は、当該カッタビットによる地山の切削時の回転方向に応じて決定する。また、カッタビットの上下は実施の向きに関わらず、切羽(地山)側を「上」、機械(カッタヘッド)側を「下」とする。
なお、本実施形態では、カッタビット10をシールド掘削機1に設置した場合について説明するが、カッタビット10が設置される掘削機は限定されるものではない。また、図1では、センター支持方式のカッタヘッド2を備えたシールド掘削機1を示したが、シールド掘削機1の構成は限定されるものではない。また、カッタヘッド2は、面板形でもスポーク形でもよく、その形式は限定されるものではない。
また、ビット本体20の上面22の後部には上突起部24が一体に形成されており、前面23の下部には前突起部25が一体に形成されている。
なお、本実施形態の説明において、上下前後の各方向は、図2の(a)で示す方向に統一する。
カッタチップ21は、先端側(前側角部)が鋭角に形成されていて、この鋭角に形成された先端により地山Gを切削するように構成されている(図4参照)。
なお、カッタチップ21の固定方法は限定されるものではなく、カッタチップ21の形状や構成に応じて適宜行えばよい。
また、カッタチップ31は、カッタチップ31の後端側に形成されたV字状の窪みに、その内側に配設されたビット本体20のカッタチップ21の先端または他のカバー体30のカッタチップ31の先端を入り込ませた状態でビット本体20に積層されている。
上脚部32は、構造部材として十分な剛性、強度を有する材料であって、カッタチップ31よりも磨耗しやすい材料により構成されている。
なお、上係止部33の形状や形成方法は限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。
前脚部34は、構造部材として十分な剛性、強度を有する材料であって、カッタチップ31よりも磨耗しやすい材料により構成されている。
なお、前係止部35の形状や形成方法は限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。
カッタビット10による地山Gの切削は、図4の(a)に示すように、最外部に配設されたカバー体30のカッタチップ31により行われる。
つまり、カバー体30は、前脚部34と上係止部33によりビット本体20に対する前後方向の移動が拘束されており、上脚部32と前係止部35によりビット本体20に対する上下方向の移動が拘束されている。さらに上突起部24の左右両側に上脚部32,32を配置し、前突起部25の左右両側に前脚部34,34を配置することにより、ビット本体20に対する横方向の移動が拘束されている。
例えば、前記実施形態では、カバー体30をビット本体20に6つ積層する場合について説明したが、ビット本体20に積層されるカバー体30の数は限定されるものではない。
10 カッタビット
20 ビット本体
21 カッタチップ
22 上面
23 前面
24 上突起部
25 前突起部
30 カバー体
31 カッタチップ
32 上脚部
33 上係止部
34 前脚部
35 前係止部
Claims (1)
- ビット本体と、
前記ビット本体に積層された複数のカバー体と、を備えるカッタビットであって、
前記ビット本体には、上面に上突起部、前面に前突起部がそれぞれ形成されており、
前記各カバー体は、カッタチップと、前記カッタチップの後端上辺の左右両端から前記ビット本体の上面に沿って1本ずつ延設された上脚部と、前記カッタチップの後端下辺の左右両端から前記ビット本体の前面に沿って1本ずつ延設された前脚部と、前記上突起部の側部への係止が可能となるように前記上脚部の先端に形成された上係止部と、前記前突起部の側部への係止が可能となるように前記前脚部の先端に形成された前係止部と、を備えていることを特徴とする、カッタビット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009285437A JP5379666B2 (ja) | 2009-12-16 | 2009-12-16 | カッタビット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009285437A JP5379666B2 (ja) | 2009-12-16 | 2009-12-16 | カッタビット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011127308A JP2011127308A (ja) | 2011-06-30 |
JP5379666B2 true JP5379666B2 (ja) | 2013-12-25 |
Family
ID=44290187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009285437A Expired - Fee Related JP5379666B2 (ja) | 2009-12-16 | 2009-12-16 | カッタビット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5379666B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2578320Y2 (ja) * | 1993-06-23 | 1998-08-13 | 鹿島建設株式会社 | シールド機用カッタビットの構造 |
JP2003003788A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-08 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | シールドカッタ |
JP2007284923A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Taisei Corp | カッタビット |
JP4635241B2 (ja) * | 2006-06-08 | 2011-02-23 | ジャパントンネルシステムズ株式会社 | 多重ビット |
JP5133133B2 (ja) * | 2008-05-27 | 2013-01-30 | 大成建設株式会社 | 多重ビット |
-
2009
- 2009-12-16 JP JP2009285437A patent/JP5379666B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011127308A (ja) | 2011-06-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9199316B2 (en) | Rock drilling tool for rotational percussive machining of concrete, rock, masonry and such materials | |
JP6601897B1 (ja) | ケーシング保護ビット | |
JP5379666B2 (ja) | カッタビット | |
JP2016223196A (ja) | 先行カッタービット | |
JP2011236644A (ja) | ケーシングカッタ用ビット | |
JP5139968B2 (ja) | カッタビット | |
JP6868924B1 (ja) | 多方向オーガービット | |
JP3428430B2 (ja) | ケーシングカッタおよびケーシングカッタ用ビット | |
JP7253244B2 (ja) | ケーシング保護ビット | |
JP2022047086A (ja) | ケーシングビット | |
JP2010185188A (ja) | ドリリングバケット | |
JP2017166216A (ja) | カッタビット | |
JP6182365B2 (ja) | ケーシングビット及びケーシングパイプ | |
JP5715541B2 (ja) | カッタビット | |
JP6408362B2 (ja) | カッタビット | |
JP2007284923A (ja) | カッタビット | |
JP3903876B2 (ja) | 掘削工具 | |
JP2012241459A (ja) | 一方向掘削用カッタビット | |
JP2006188873A (ja) | 掘削装置 | |
GB2426988A (en) | Tubular drill shoe | |
KR100309173B1 (ko) | 터널굴진기의 커터비트 및 커터헤드 | |
JP3784556B2 (ja) | インサートカッタ付きケーシングビット | |
JP2002054390A (ja) | 掘削機用カッタビット | |
JP5205005B2 (ja) | 掘削工具および掘削ビット | |
KR810000212B1 (ko) | 토사·연암반(土砂·軟岩盤)용 굴삭기(掘削機) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120313 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130326 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130702 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130830 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130917 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130927 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5379666 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |