JP5378379B2 - 癌の治療用の薬剤における活性成分としてのピペル・クベバ(PipercubebaL.)由来の抽出物または抽出物化合物の使用 - Google Patents

癌の治療用の薬剤における活性成分としてのピペル・クベバ(PipercubebaL.)由来の抽出物または抽出物化合物の使用 Download PDF

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Description

本発明は、癌の治療用の薬剤における活性成分としてのピペル・クベバ(Piper cubeba L.)由来の抽出物または抽出物化合物の使用に向けられている。
ピペル・クベバ(Piper cubeba L.)の成分の使用は、例えば「Hunnius, Pharmazeutisches Worterbuch, 8th edition, 1998, pages 1084 to 1085」に記載されている。
該文献には、頭痛の治療用などの一般的な適用のみならず、利尿薬、尿消毒薬および健胃薬としての使用も記載されている。
薬物として用いられる未成熟果実は水蒸気蒸留によって得られるが、未成熟果実からクベベン(cubeben)のエッセンシャルオイルであるクベベンオイル(cubeben-oil)も得られる。
オレウム・クベバ(Oleum Cubebae)は、果実として同一の効能に適用される。
「J. Seidemann in "World Spice Plants", Springer-Verlag, 2005, page 291」によると、ピペル・クベバ(Piper cubeba L.)は、リキュール、ジンジャーブレッド、およびハニーブレッドの芳香化用に用いられる。用いられる生成物はエッセンシャルオイルであるが、それは未成熟果実から得られる。
JP2000−095649Aには、抽出物、特に親水性溶媒、例えばアセトン、メタノールおよびエタノール、またはそれらと水との混合液によって得られるクベベン(cubeben)果実からの抽出物も記載されている。従って、該抽出物は、エッセンシャルオイルと親水性物質の両方を含む。
これらの抽出物は、テストステロン−5α−レダクターゼ阻害剤として作用するであろう。それによって、これらの抽出物は、毛髪の増殖にポジティブに影響するであろう。
これらの抽出物は、良性前立腺過形成の治療用にも役立つであろう。
該文献の表1にてIC50値が示されているが、これはテストステロン−5α−レダクターゼの阻害を示している。
該表によると、クベベン(cubeben)の抽出物は、濃度0.79mg/mlで酵素を50%阻害する。
「A. Chatterjee et.al., Jour. Indian Chem. Soc., Vol. 45, No. 8, 1968, pages 723 to 725」には、純物質クベビン(Cubebin)のスペクトル特性が記載されている。この化学化合物は、ピペル・クベバ(Piper cubeba L.)の脱脂した果実のアルコール抽出物から単離された。
「A. Dasgupta et.al., Quart. J. Crude Drug Res., 18, (1980), No. 1, pages 17 to 25」には、例えば膀胱炎、および淋病の治療用のピペル・クベバ(Piper cubeba L.)のエッセンシャルオイルの使用が記載されている。
「Eun-Mi Choi et. al., Journal of Ethnopharmacology, Elsevier Scientific Publishers Ltd., 89, 2003, pages 171 to 175」には、ピペル・クベバ(Piper cubeba L.)の乾燥果実から80%メタノールで製造された抽出物の抗炎症特性が記載されている。
スクリーニングプロセスの間、いくつかの熱帯性薬用植物を、腫瘍細胞に対するそれらのインビトロでの活性について検査した。
非常に驚いたことに、クベベン(cubeben)の未成熟果実からのエタノール抽出物が、検査した全ての腫瘍細胞を死滅させることが分かった。
医薬において用いられるのは主にクベベン(cubeben)果実のエッセンシャルオイルであるため、エッセンシャルオイルを得るために果実を適切な抽出剤で抽出することは当然のことであった。
これは、ヘキサンでの排気抽出によって実現された。
このようにエッセンシャルオイルを除去した果実について、中間極性(medium polar)の抽出物化合物を得るために90%エタノール水溶液でさらに抽出し、抽出を完全なものとした。
次いで、得られたエッセンシャルオイルおよびエタノール第2抽出物の両方について、腫瘍細胞に対するそれらの活性を検査した。
予想された通り、得られたエッセンシャルオイルが検査した全ての腫瘍細胞を死滅させることが分かった。これは、観察された細胞毒性効果は非特異的性質のものであり、それゆえ抗腫瘍効果を示さないという事実を示す。
しかしながら、非常に驚いたことに、エタノール第2抽出物は実際、検査したいずれの腫瘍細胞も直接的には死滅させなかったが、一部の腫瘍細胞においてそれらの細胞増殖作用を変化させることが分かった。
該腫瘍細胞は、それらの増殖に増殖因子として性ホルモンを必要とする場合に、エタノール第2抽出物に対して特に感受性があることが分かった。例として、乳癌細胞株MCF7および前立腺癌細胞株LnCAPがある。この観察は、テストステロン−5α−レダクターゼは乳癌細胞株MCF7の増殖に無関係であるため、細胞増殖阻害活性が該物質の阻害に主として依存し得ないという結論を可能にする。
ピペル・クベバ(Piper cubeba L.)の果実からの抽出物の製造方法を提供することは、本発明の目的である。
この抽出物は、細胞毒性エッセンシャルオイルが存在しない、またはほとんど存在しないであろう。
この抽出物は、増殖について増殖因子として性ホルモンを必要とする腫瘍細胞の増殖を特に阻害するであろう。
この抽出物は、抗アンドロゲンおよび/または抗エストロゲン活性を示すであろう。
この抽出物は、DHTと略される性ホルモンであるジヒドロテストステロンの活性、特に前立腺癌細胞に対するその細胞増殖促進および抗アポトーシス効果と拮抗するであろう。
これらの目的は、本発明で達成される。
本発明は、独立請求項にて定義される特徴によって特徴付けられる。
好ましい実施態様は、従属請求項にて定義される。
下記において、本発明の可能な実施態様が記載されている。
それに関して、図面も参照する。
図1aは、LNCapおよびPC−3細胞に対する実施例1に従って製造した抽出物の抗増殖効果を示す。 図1bは、LNCapおよびPC−3細胞に対する純物質クベビン(Cubebin)の抗増殖効果を示す。 図2は、実施例1に従って製造した抽出物によるLNCap細胞のDNA合成の阻害を示す。 図3は、LNCap細胞のアンドロゲン依存性細胞増殖に対する、実施例1に従って製造した抽出物の抗アンドロゲン効果を示す。 図4は、LNCap細胞のDNA合成に対する、実施例1に従って製造した抽出物の抗アンドロゲン効果を示す。 図5は、MCF−7細胞のDNA合成に対する、実施例1に従って製造した抽出物の抗エストロゲン効果を示す。 図6aは、5α−レダクターゼII型の活性に対する、実施例1に従って製造した抽出物および純物質クベビン(Cubebin)の阻害効果を示す。 図6bは、5α−レダクターゼII型の活性に対する、既知の5α−レダクターゼ阻害剤「フィナステリド」の阻害効果を示す。 図7aは、TNF−αが用量に依存して腫瘍細胞のアポトーシスを誘導するが、腫瘍細胞においてこの効果がDHTで完全に消滅することを示す。 図7bは、DHTの抗アポトーシス効果が実施例1に従って製造した抽出物によって消滅することを示す。 図8は、実施例1に従って製造した抽出物および純物質クベビン(Cubebin)の両方が、各用量に依存して前立腺特異抗原(PSA)の分泌を阻害することを示す。 図9は、実施例1に従って製造した抽出物が、DHT誘導性の前立腺特異抗原(PSA)の分泌を強く阻害することを示す。 図10は、LNCap細胞内のアンドロゲン受容体濃度が、実施例1に従って製造した抽出物での処理および純物質クベビン(Cubebin)での処理の両方によって、用量に依存して次第に減少することを示す。
下記の実施例は、本発明を例証する。
実施例1(液体抽出物の製造)
粉砕粒径(grinding fineness)0.1mm〜0.9mmを有する110gのピペル・クベバ(Piper cubeba L.)の未成熟乾燥果実を、0.5リットルのヘキサンによって、8時間、温度10℃〜20℃で撹拌しながら抽出した。次いで、エッセンシャルオイルで満たされたヘキサン層と高度に親油性の成分を分離した。この手順をもう1度行ったが、抽出時間は2時間に制限した。
次いで、脱脂した該果実を重量が一定になるまで温度40℃で真空キャビネット内にて乾燥させた。92gの脱脂した薬物原料が得られた。
次いで、処理をした該果実を、90重量部のエタノールと10重量部の水との混合液によって、2時間、温度20℃〜30℃で撹拌しながら抽出した。
薬物と抽出混合液の重量比は、1:5であった。
抽出した該薬物を層濾過によって分離した。1.92m/m %の乾燥物質含有量を有する380gの暗褐色の液体抽出物が得られたが、これは92gの脱脂した果実から収量7.3gの絶対量の抽出物化合物が得られたことに相当する。
この抽出物を、以下P9605と表示する。
この抽出物は20m/m %のクベビン(Cubebin)を含むが、これは乾燥物質含有量を示している。
実施例2(乾燥抽出物の製造)
実施例1に従って得られた液体抽出物を、用量ごとに温度40℃のエバポレーターへ入れ、減圧下(300mbarから20mbarへ)、温度を上昇させて(40℃から55℃へ)蒸発を開始した。
蒸留の間、流体抽出物の全量を加え、得られたスピッサム(spissum)抽出物における乾燥物質含有量が30〜40m/m %に達するまで、流体抽出物の残りの部分を用量ごとに連続的にエバポレーターへ入れた。
暗褐色で、自由流動性があり、均一組成のスピッサム(spissum)抽出物が20.0g得られた。スピッサム(spissum)抽出物は、乾燥物質含有量36.5m/m %を示したが、これは抽出物化合物の含有量7.3gに相当する。
この濃縮スピッサム(spissum)抽出物を7.8gの40m/m %アラビアゴム水溶液と均一に混合し、次いで乾燥機内にて圧力を150mbarから10mbarへ減圧し、温度を40℃から55℃に上昇させて乾燥させた。
助剤として含有量30m/m %のアラビアゴムを有する10.4gの黄褐色(ochre brown)の乾燥抽出物が得られた。
実施例3(乾燥抽出油懸濁液の製造)
実施例1に従って得られた液体抽出物を用量ごとに温度40℃のエバポレーターへ入れ、減圧下(300mbarから20mbarへ)、温度を上昇させて(40℃から55℃へ)蒸発を開始した。
蒸留の間、流体抽出物の全量を加え、得られたスピッサム(spissum)抽出物における乾燥物質含有量が10〜20m/m %に達するまで、流体抽出物の残りの部分を用量ごとに連続的にエバポレーターに入れた。
暗褐色で、自由流動性があり、均一組成のスピッサム(spissum)抽出物が54.0g得られた。スピッサム(spissum)抽出物は乾燥物質含有量15.7m/m %を示したが、これは抽出物化合物の含有量7.3gに相当する。
この低粘度のスピッサム(spissum)抽出物を6.8gの中鎖トリグリセリド(Ph. Eur.)および0.5gの大豆レシチン(OAB 90)と混合し、用量ごとに温度40℃のエバポレーターへ入れた。得られたスピッサム(spissum)抽出物における乾燥物質含有量が70〜80m/m %に達するまで、減圧下(300mbarから40mbarへ)で、温度を上昇させ(40℃から50℃へ)、この混合液の蒸発を非常に長時間行った。
粘性のあるスピッサム(spissum)抽出物が得られ、次いで乾燥物質含有量が99.5m/m %に達するまで、乾燥機内にて圧力を150mbarから10mbarへ減圧し、温度を40℃から55℃に上昇させて乾燥させた。
助剤として含有量49m/m %の中鎖トリグリセリドおよび3.36m/m %の大豆レシチンを有する14.9gの暗褐色の乾燥抽出油懸濁液が得られた。
実施例4(細胞増殖阻害)
実施例1に従って製造した液体抽出物P9605について、細胞増殖検査を行った。コントロールとして、クベベン(cubeben)果実の内容物として典型的な物質、リグナンクベビン(lignan Cubebin)の検査も行った。
細胞増殖阻害の測定のために、この抽出物をLNCapおよびPC−3細胞に加えた。処理した該細胞を10%FBS培養液中で4日間培養した。
比較のために、本発明および実施例1に従って製造した抽出物において20m/m %の乾燥物質量にて含まれる純粋なリグナンクベビン(lignan Cubebin)も、LNCapおよびPC−3細胞に加えた。処理した該細胞を、10%FBS培養液中で4日間培養した。
それに関しては、「T. Lindl, Zell- und Gewebekultur, 4th revised edition, 2000, Spektrum Akademischer Verlag, Heidelberg」に従って進めた。
溶媒コントロール(抽出物およびクベビン(Cubebin)なしの検査)に関しては、得られた全データをパーセントで示している;4通りの実験について、それぞれ3回繰り返した平均値と標準偏差を示している。
図1aおよび1bに示したデータから、本発明に従って製造した抽出物および純物質クベビン(Cubebin)の両方が、LNCapおよびPC−3細胞に対して各用量に依存して抗増殖効果を示すことが明らかである。
阻害は、PC−3細胞よりもLNCap細胞についての阻害の方がより明らかであった。
図1aおよび1bから、実施例1に従って製造した抽出物P9605の阻害活性が、そのクベビン(Cubebin)の含有量によって説明しうるよりもはるかに強いことが明らかである。抽出物はわずか20m/m %のクベビン(Cubebin)しか含まないが、同一の(LNCap)またはより強い(PC−3)阻害活性を示す。
実施例5(DNA合成の阻害)
実施例1に従って製造した液体抽出物P9605について、DNA合成検査を行った。
DNA合成の阻害の測定のために、本発明に従って製造した抽出物をLNCap細胞に加えた。処理した該細胞を、10%FBS培養液中で4日間培養した。
次いで、取り込まれたH−チミジンの量を測定した。
それに関しては、「T. Lindl, Zell- und Gewebekultur, 4th revised edition, 2000, Spektrum Akademischer Verlag, Heidelberg」に従って進めた。
溶媒コントロール(抽出物なしの検査)に関しては、得られた全データをパーセントで示している;4通りの実験について、それぞれ3回繰り返した平均値と標準偏差を示している。
図2に示したデータから、本発明に従って製造した抽出物が、各用量に依存してDNA合成を阻害することは明らかである。
実施例6(細胞増殖に対する抗アンドロゲン効果)
アンドロゲン依存性細胞増殖に対する、実施例1に従って製造した液体抽出物P9605の抗アンドロゲン効果を測定した。
それに関して、本発明に従って製造した抽出物をLNCap細胞に加えた。処理した該細胞を、10%CSS培養液中で6日間培養した。
この培養は、1度はDHTと略されるジヒドロテストステロンの付加をせずに行い、1度は1nM DHTの付加をして行った。
次いで、DNA含有量に基づいて、腫瘍細胞の細胞増殖に対する本発明に従って製造した抽出物の影響を測定した。
溶媒コントロール(抽出物なしの検査)に関しては、得られた全データをパーセントで示している;4通りの実験について、それぞれ3回繰り返した平均値と標準偏差を示している。
図3に示したデータから、本発明に従って製造した抽出物が、腫瘍細胞の細胞増殖に対するDHTの刺激効果を用量に依存して過度に刺激し、さらに該細胞の基礎的な細胞増殖を低下させることは明らかである。
DHTが細胞増殖を増強することが知られている;ゼロでのコントロール値を参照のこと。
実施例7(DNA合成に対する抗アンドロゲン効果)
DNA合成に対する、実施例1に従って製造した液体抽出物P9605の抗アンドロゲン効果を測定した。
それに関して、本発明に従って製造した抽出物をLNCap細胞に加えた。処理した該細胞を、10%CSS培養液中で6日間培養した。
この培養は、1度はDHTと略されるジヒドロテストステロンの付加をせずに行い、1度は1nM DHTの付加をして行った。
次いで、取り込まれたH−チミジンの量を測定した。
それに関しては、「T. Lindl, Zell- und Gewebekultur, 4th revised edition, 2000, Spektrum Akademischer Verlag, Heidelberg」に従って進めた。
溶媒コントロール(抽出物なしの検査)に関しては、得られた全データをパーセントで示している;4通りの実験について、それぞれ3回繰り返した平均値と標準偏差を示している。
図4に示したデータから、本発明に従って製造した抽出物が、腫瘍細胞のDNA合成に対するDHTの刺激効果を用量に依存して過度に刺激し、さらに該細胞の基礎的なDNA合成を低下させることは明らかである。
DHTがDNA合成を増強することが知られている;ゼロでのコントロール値を参照のこと。
実施例8(乳癌細胞のDNA合成に対する抗エストロゲン効果)
乳癌細胞のDNA合成に対する、実施例1に従って製造した液体抽出物P9605の抗エストロゲン効果を測定した。
それに関しては、MCF−7細胞を10%CSS培養液中で3日間培養し、そこへ異なる濃度のエストラジオールを加えた。
この培養は、1度は本発明に従って製造した抽出物の付加をせずに行い、1度は10μg/mlの抽出物の付加をして行った。
次いで、取り込まれたH−チミジンの量を測定した。
それに関しては、「T. Lindl, Zell- und Gewebekultur, 4th revised edition, 2000, Spektrum Akademischer Verlag, Heidelberg」に従って進めた。
得られた全結果は、DPM(放射性壊変毎分)で示している;4通りの実験について、それぞれ3回繰り返した平均値と標準偏差を示している。
図5に示したデータから、本発明に従って製造した抽出物が、エストラジオールによる乳癌細胞のDNA合成の刺激を完全にまたはほとんど完全に停止することは明らかである。
エストラジオールは、乳癌細胞のDNA合成を増強することが知られている;ゼロでのコントロール値を参照のこと。
実施例9(5α−レダクターゼII型活性の阻害)
実施例1に従って製造した液体抽出物P9605を用いて、5α−レダクターゼII型活性の阻害を測定した。
アッセイは、5α−レダクターゼII型を過剰発現しているHEK293細胞のホモジネートで行った(Reichert W., Hartmann R.W. and Jose J.; 2001, Journal Enzyme Inhibition, Vol. 16, 47-53)。
H−テストステロンのH−DHTへの変化の測定によって、5α−レダクターゼII型の活性に対する、本発明に従って製造した抽出物および純物質クベビン(Cubebin)の影響を測定した。
コントロール物質として、既知の5α−レダクターゼ阻害剤「フィナステリド」を用いた。
溶媒コントロール(抽出物なしの検査)に関しては、得られた全データをパーセントで示している;4通りの実験について、それぞれ3回繰り返した平均値と標準偏差を示している。
図6aに示したデータから、本発明に従って製造した抽出物および純物質クベビン(Cubebin)の両方が、5α−レダクターゼII型の活性に対して阻害効果を示すことは明らかである。
阻害は、純物質クベビン(Cubebin)よりも抽出物での阻害の方がより強い。
抽出物はIC50値3.6μg/mlで阻害するが、一方で純物質クベビン(Cubebin)はIC50値9.9μg/mlで阻害する。
抽出物および純物質クベビン(Cubebin)の用量活性グラフの経過は、既知の5α−レダクターゼ阻害剤「フィナステリド」の用量活性グラフの経過と類似している(図6b)。
実施例10(アポトーシスの増加)
実施例1に従って製造した液体抽出物P9605による、アポトーシスの誘導を測定した。
予備検査として、アポトーシスの誘導の測定用に、腫瘍壊死因子TNF−αを単独で、さらにはDHTと略される100nMジヒドロテストステロンと組み合わせて、LNCap細胞に加えた。処理した該細胞を、10%FBS培養液中で2日間培養した。
モノおよびオリゴヌクレオソームとして存在しているDNAおよびヒストンフラグメントを特異的に検出する市販のアポトーシスイムノアッセイキットを適用することによって、該細胞のアポトーシスを測定した。
図7aに示したデータから、TNF−αが用量に依存して腫瘍細胞のアポトーシスを誘導することは明らかである。
腫瘍細胞において、この効果はDHTによって完全にまたはほとんど完全に消滅する。
類似の実験をDHT単独で、さらには本発明に従って製造した10μg/mlの抽出物と組み合わせて行った。
図7bに示したデータから、DHTの抗アポトーシス活性が、本発明に従って製造した抽出物によって消滅することは明らかである。
実施例11(前立腺特異抗原の分泌の阻害)
実施例1に従って製造した液体抽出物P9605による、前立腺特異抗原(PSA)の阻害を測定した。
それに関しては、1つの実験において、LNCap細胞を10%CSS培養液中で2日間培養し、そこへ異なる濃度の本発明に従って製造した抽出物、または純物質クベビン(Cubebin)のいずれかを加えた。
次いで、イムノアッセイによって、細胞上清中の分泌されたPSA量を測定した。さらに、DNAの量を測定した。
図8は、DNAの量に対するPSAの量のパーセントの比率を示している。
4通りの実験について、それぞれ3回繰り返した平均値と標準偏差を示している。
図8に示したデータから、抽出物および純物質クベビン(Cubebin)の両方が、各用量に依存して前立腺特異抗原(PSA)の分泌を阻害することは明らかである。
第2の実験では、LNCap細胞を10%CSS培養液中で2日間培養し、そこへ異なる濃度のDHTと略されるジヒドロテストステロンを加えた。
この培養は、1度は本発明に従って製造した抽出物の付加をせずに行い、1度は10μg/mlの抽出物の付加をして行った。
次いで、イムノアッセイによって細胞上清中の分泌されたPSA量を測定した。さらに、DNAの量を測定した。
図9は、DNAの量に対するPSAの量のパーセントの比率を示している。
4通りの実験について、それぞれ3回繰り返した平均値と標準偏差を示している。
図9に示したデータから、DHTによって誘導される前立腺特異抗原(PSA)の分泌が、本発明に従って製造した抽出物によって強く阻害されることは明らかである。
実施例12(アンドロゲン受容体の産生)
実施例1に従って製造した液体抽出物P9605によるアンドロゲン受容体の産生の影響を測定した。
それに関しては、1つの実験において、LNCap細胞を10%FBS培養液中で2日間培養し、そこへ異なる濃度の本発明に従って製造した抽出物、または純物質クベビン(Cubebin)のいずれかを加えた。
次いで、ウェスタンブロット分析によってアンドロゲン受容体の量の変化を測定した。
図10は、アンドロゲン受容体のバンドを示している。
LNCap細胞中のアンドロゲン受容体の濃度は、本発明に従って製造した抽出物での処理、および純物質クベビン(Cubebin)での処理の両方によって、用量に依存して次第に減少する。
結論
実施例1〜3は、新規の特性を示し、かつ本発明の目的に適合する、エッセンシャルオイルが存在しない、またはほとんど存在しないクベベン(cubeben)果実の抽出物が製造されうる製法ステップの組み合わせを示している。
実施例4〜12は、本発明に従って製造した抽出物の抗腫瘍活性を実証し、ホルモン依存性腫瘍細胞に対する活性の基礎を形成する活性機構を例証する。これらの実施例は、本発明に従って製造した抽出物の高い治療上の可能性、特にその進行が女性または男性ホルモンによって影響を受ける悪性の疾患の治療用の可能性を示す。
ヒト5α−レダクターゼに対する本発明に従って製造した抽出物の有効性(IC50:3.6μg/ml)と、JP2000−095649Aに記載されている活性(IC50:790μg/ml)との比較を考慮すると、本発明に従って製造した抽出物が約200倍高い活性を有し、それゆえ前立腺過形成の治療用の全く新しい可能性をも開くことは明らかである。

Claims (15)

  1. 薬剤における活性成分としてのピペル・クベバ(Piper cubeba L.)の果実の乾燥抽出物の製造方法であり、
    −エッセンシャルオイルの除去用の第1ステップにて、ピペル・クベバ(Piper cubeba L.)の果実を、
    −−水蒸気蒸留にさらし、留出物を除去する、または
    −−親油性相で少なくとも1回抽出し、この親油性抽出物もしくはこれらの親油性抽出物を除去する、
    −第2ステップにて、処理をした該果実を、少なくとも1つのアルコールまたは少なくとも1つのアルコールと水の混合液のいずれかで少なくとも1回抽出する、および
    −第3ステップにて、抽出された果実部分を除去し、得られた該抽出物を助剤の添加後に0.1〜10m/m %の間のアルコール濃度まで最初に濃縮してスピッサム(spissum)抽出物とし、次いで乾燥させて得られること、
    を特徴とする製造方法。
  2. ピペル・クベバ(Piper cubeba L.)の未成熟果実を用い、抽出の直前に粉砕し、0.1mm〜0.9mmの粉砕粒径(grinding fineness)を有する粉砕形態にて抽出することを特徴とする、請求項1の製造方法。
  3. 第1ステップにて、親油性相として超臨界CO またはヘキサンもしくはイソペンタンを用いることを特徴とする、請求項1〜2のいずれか1項の製造方法。
  4. 第1ステップにて抽出される重量部あたりの果実が、親油性相の6〜12重量部にて用いられることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項の製造方法。
  5. 第1ステップにて、親油性相での抽出が温度5℃〜15℃で、2〜4時間の間に実現されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項の製造方法。
  6. 第2ステップにて、アルコールがエタノールであり、少なくとも1つのエタノールと水の混合液が80〜90m/m %のエタノールと20〜10m/m %の水からなることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項の製造方法。
  7. 第2ステップにて抽出される重量部あたりの果実が、少なくとも1つのアルコールまたは少なくとも1つのアルコールと水の混合液の6〜12重量部にて用いられることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項の製造方法。
  8. 第2ステップにて、少なくとも1つのアルコールまたは少なくとも1つのアルコールと水の混合液での抽出が温度20℃〜60℃で、2〜4時間の間に実現されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項の製造方法。
  9. 第3ステップにて、助剤がマンニトールを包含する乾燥助剤であり、5m/m %のアルコール濃度まで濃縮され、乾燥がスプレー乾燥、ベルト乾燥またはブレード乾燥であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項の製造方法。
  10. 第3ステップにて得られる抽出物中に、α−クベベン(cubebene)およびβ−クベベン(cubebene)が存在しないことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項の製造方法。
  11. 前立腺癌、精巣癌、乳癌、子宮癌を含む癌疾患、およびこれらの転移からなる群から選択される少なくとも1つの疾患の治療用の薬剤の製造におけるピペル・クベバ(Piper cubeba L.)由来の抽出物または抽出物化合物の使用であり、これらの抽出物またはこれらの抽出物化合物が抗アンドロゲンおよび/または抗エストロゲン活性を有する使用。
  12. 前立腺癌、精巣癌、乳癌、子宮癌を含む癌疾患、およびこれらの転移ならびに良性前立腺過形成からなる群から選択される少なくとも1つの疾患の治療用の薬剤の製造における請求項1〜10のいずれか1項の製造方法で得られた抽出物の使用。
  13. 前立腺癌、およびその転移、ならびに良性前立腺過形成の治療用の薬剤の製造における請求項1〜10のいずれか1項の製造方法で得られた抽出物の使用であり、この抽出物がDHTと略される性ホルモンであるジヒドロテストステロンの活性(前立腺癌細胞に対するその細胞増殖促進および抗アポトーシス活性が包含される)と拮抗する使用。
  14. 前立腺癌、精巣癌、乳癌、子宮癌を含む癌疾患、およびこれらの転移ならびに良性前立腺過形成からなる群から選択される少なくとも1つの疾患の治療用の薬剤であり、活性成分としてピペル・クベバ(Piper cubeba L.)由来の抽出物または抽出物化合物を含み、この抽出物またはこれらの抽出物化合物が抗アンドロゲンおよび/または抗エストロゲン活性を有することを特徴とする薬剤。
  15. 活性成分が請求項1〜10のいずれか1項の製造方法で得られた抽出物に含まれることを特徴とする、請求項14の薬剤。
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