JP5377486B2 - 補聴装置 - Google Patents

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Description

本発明は、補聴装置に関し、詳しくは紛失の可能性を低減する補聴装置に関するものである。
従来、紛失の可能性を低減する補聴装置として、補聴装置本体に紐を取り付けたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図10は、前記特許文献1に記載された従来の補聴装置を示す。従来の補聴装置は、補聴装置を耳孔に挿入して装着するための耳孔挿入部801、マイクロホン(図示なし)、スピーカ、電池等が組み込まれた本体802、紐803、本体802と紐803を連結する連結部804を備える。
図10に示すように、従来の補聴装置は本体802に紐803が連結されている。例えば紐803にストラップを取り付けて使用者が着用している衣服に補聴装置を固定したり、或いは使用者が、ストラップを首から掛けて補聴装置を身に付けておくことで紛失しにくくしていた。
日本国特開2007−124022号公報
しかしながら、従来の補聴装置は、紛失しにくくするために紐803を介して何か別のものと物理的に常時繋げておく必要があり、使用者にとっては煩わしいという課題を有していた。また、紐803にストラップ等何か別のものを取り付ける時等に誤って補聴装置を落下させてしまった場合、紛失してしまう可能性があるという課題を有していた。
本発明の目的は、従来の補聴装置と比較して使用者に煩わしさを感じさせることなく紛失の可能性を低減することができる補聴装置を提供することである。
本発明は、マイクロホンと、前記マイクロホンにより収集された音に対応する信号に対して補聴処理を施し、出力用信号を生成する補聴処理部と、前記出力用信号に基づく音を外部に出力するスピーカと、前記マイクロホンを介して自装置の落下に起因する衝撃音を検出し、前記マイクロホンと前記スピーカとに起因するハウリング音を検出し、前記衝撃音の信号とハウリングの信号との分析に基づいて、自装置の落下を検出する落下検出部と、を備える補聴装置を提供する。
本構成により、本発明の補聴装置は、専用センサを別途設ける必要なく、前記マイクロホンで収音した信号により紛失の原因となる落下を検出することが可能となる。
本構成により、本発明の補聴装置は、専用センサを別途設ける必要なく、衝撃音とハウリング音の双方を分析することで、自装置の落下を精度良く検出することが可能となる。
また、前記補聴装置において、前記落下検出部は、前記衝撃音の検出時間と、前記ハウリングの検出時間との関係から、自装置の落下の有無を判定する落下判定部を備える。
本構成により、本発明の補聴装置は、専用センサを別途設ける必要なく、衝撃音の検出時間とハウリング音の検出時間との関係から自装置の落下を検出することが可能となる。
また、前記補聴装置は、複数のマイクロホンを備え、前記落下検出部は、前記複数のマイクロホンにより収音された衝撃音の信号に対し、指向性合成処理を施す指向性合成部を備える。
本構成により、本発明の補聴装置は、指向性合成処理により衝撃音を強調させることで、衝撃音を検出しやすくすることが可能となる。
また、前記補聴装置において、前記補聴処理部は、前記落下検出部が自装置の落下を検出した際、ハウリングの信号を元とした通知音を生成する。
本構成により、本発明の補聴装置は、通知するための手段を別途設ける必要なく、自装置の落下を使用者に通知することが可能となる。
また、前記補聴装置において、前記補聴処理部は、前記ハウリングのゲインを増幅させる。
本構成により、本発明の補聴装置は、自装置の落下を使用者に通知するための通知音の方向感を高めることが可能となる。
また、前記補聴装置において、前記補聴処理部は、前記ハウリングのゲインを時間経過とともに変化させる。
本構成により、本発明の補聴装置は、自装置の落下を使用者に通知するための通知音の方向感を高めることが可能となる。
また、前記補聴装置は、前記落下検出部の検出結果に応じて、自装置の落下を使用者に通知する通知部を更に備える。
本構成により、本発明の補聴装置では、自装置の落下を通知することが可能となる。
また、前記補聴装置において、前記通知部は、前記スピーカを介して自装置の落下を使用者に通知する。
本構成により、本発明の補聴装置は、自装置の落下を音により確認することが可能となる。
また、前記補聴装置において、前記通知部は、光により自装置の落下を使用者に通知する。
本構成により、本発明の補聴装置は、自装置の落下を光により確認することが可能となる。
また、前記補聴装置において、前記通知部は、振動により自装置の落下を使用者に通知する。
本構成により、本発明の補聴装置は、自装置の落下を振動により確認することが可能となる。
また、前記補聴装置は、前記落下検出部の検出結果に応じて、自装置の落下を他の機器に送信する通信部を更に備える。
本構成により、本発明の補聴装置は、自装置の落下を他の機器を介して確認することが可能となる。
本発明の補聴装置によれば、従来の補聴装置と比較して音情報を用いて落下を検出し通知することで、使用者に煩わしさを感じさせることなく紛失の可能性を低減することができるという効果を有する。
本発明の実施の形態1における補聴装置のブロック図 本発明の実施の形態1における補聴装置を構成する落下検出部のブロック図 本発明の実施の形態1の落下検出部の変形例を示すブロック図 本発明の実施の形態2における補聴装置のブロック図 本発明の実施の形態3における補聴装置のブロック図 本発明の実施の形態4における補聴装置のブロック図 本発明の実施の形態4における補聴装置を構成する落下検出部のブロック図 本発明の実施の形態4における補聴装置を構成する指向性合成部のブロック図 本発明の実施の形態5における補聴装置のブロック図 従来の補聴装置の斜視図 補聴装置落下の際の衝撃音を示す信号の波形の一例 マイクロホン101とスピーカ103に起因するハウリングの信号の波形の一例
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における補聴装置のブロック図である。本実施の形態における補聴装置は、収音するマイクロホン101と、マイクロホン101の入力信号に対して補聴処理を施す補聴処理部102と、補聴処理部102で処理された信号を外部へ出力するスピーカ103と、マイクロホン101の入力信号を参照して落下を検出する落下検出部104とを備えている。
図2は、本発明の実施の形態1における補聴装置を構成する落下検出部104のブロック図である。図2を参照すれば、落下検出部104は、マイクロホン101から信号が入力される入力端子201と、衝撃音を検出する衝撃音検出部202と、ハウリング発生を検出するハウリング検出部203と、衝撃音検出部202とハウリング検出部203の検出結果に基づき落下の有無を判定する落下判定部204と、落下判定部204の判定結果を出力する出力端子205とを備えている。
次に、本発明の実施の形態1における補聴装置の動作について説明する。なお、本実施の形態における補聴装置は、スピーカとマイクロホンの双方が同一の筐体内に実装されたいわゆる一体型であって、耳に装着される。また、補聴処理部102はゲイン制御処理を含む。
補聴処理部102は、マイクロホン101で収集された音に対応する入力信号に対して、増幅処理等を施し、出力用信号を生成する。その後、出力用信号は、スピーカ103から音として外部へ出力される。落下検出部104は、マイクロホン101の入力信号を参照し、補聴装置の落下を検出する。
通常、使用者が補聴装置を装着している場合、スピーカ103から出力される増幅音がマイクロホン101へ回り込む量は小さい。しかし、補聴装置が耳から外れた場合、スピーカ103からマイクロホン101への回り込み量は大きくなる。このような場合、マイクロホンとスピーカ間の音響結合によりハウリングが発生する。このようなハウリングの発生は、スピーカとマイクロホンの距離が近く、また機能上、信号を大きく増幅させる補聴装置においては特に懸念すべき現象である。
そこで、本発明の実施の形態1では、補聴装置の落下による衝撃音を検出するのに加えて、このような補聴装置特有の現象(ハウリング)音を検出することで、補聴装置の落下を落下検出部104で検出する。
<入力端子201から入力された信号の流れ>
図2を参照し、入力端子201から入力された信号の流れを説明する。
まず、入力端子201に入力された信号は、衝撃音検出部202とハウリング検出部203にそれぞれ入力される。
衝撃音検出部202では、例えば入力信号の絶対レベルの包絡線を算出し大きな絶対レベルを示す信号の有無を監視する等、公知の手段を用いて、衝撃音を検出する。ここで、補聴装置落下の際の衝撃音を示す信号の波形の一例として、図11を示す。この波形の特徴は、落下時の衝撃により信号が瞬間的に大きく立ち上がる点である(約0.39[s]付近)。衝撃音検出部202では、例えば、この波形の特徴を検出する。
また、ハウリング検出部203では、例えば入力信号の周波数分析を行い継続してピークを示す周波数の有無を監視する等、公知の手段を用いてハウリングを検出する。ここで、マイクロホン101とスピーカ103に起因するハウリングの信号の波形の一例として、図12を示す。この波形の特徴は、正弦波状信号でありピークを示す周波数が時間的に持続する点である。ハウリング検出部203では、例えば、この波形の特徴を検出する。
次に、落下判定部204は、例えば、衝撃音検出部202とハウリング検出部203の検出結果に基づき、衝撃音とハウリング音のいずれか一方の音が検出されてから、他方の音が検出されるまでの時間を計測する。ここで、衝撃音が検出されてからハウリング音が検出される(あるいは、ハウリング音が検出されてから衝撃音が検出される)までの時間が所定時間内である場合、落下判定部204では補聴装置が落下したと判定する。
なお、ここでいう所定の時間は、補聴装置の落ち方にも拠るが、例えば使用者が耳に装着していた補聴装置を耳から取り外した際に誤って地面に直接落下させてしまった場合には、およそ1秒に設定される。その他、補聴装置の落下する状況を予め想定し、適宜設定することが可能である。
落下判定部204において補聴装置が落下したと判定された場合、補聴処理部102では、ハウリング音のゲインを増幅させることで、ハウリング音を元とした通知音を生成する。そして、補聴処理部102で生成された通知音がスピーカ103から出力されることで、補聴装置の落下を使用者へ通知する。
以上のように、本発明の実施の形態1にかかる補聴装置では、ハウリング音と衝撃音とを用いて補聴装置自体の落下を検出し、ハウリング音から生成された通知音をスピーカから出力することで、補聴装置自体の落下を使用者へ通知することができる。
したがって、使用者に煩わしさを感じさせることなく、補聴装置の紛失の可能性を低減することが可能となる。また、本発明の実施の形態1にかかる補聴装置では、補聴装置の落下を検出するために、補聴装置の落下による衝撃音に加えて、補聴装置特有の現象(ハウリング)音を用いるので、衝撃センサや加速度センサ等の専用センサを用いずに、小型で経済的な補聴装置を提供することが可能となる。
また、本発明の実施の形態1にかかる補聴装置では、衝撃音に加えてハウリング音の有無を補聴装置の落下検出に用いることで、例えば耳に装着している補聴装置を単に指で叩いた場合等に発生する衝撃音を落下と誤判定することを低減し、精度良く落下を検出することが可能となる。
なお、本実施の形態において、補聴処理部102は落下検出時にゲインを増幅するものとして説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、装置の落下検出時にハウリング音のゲインを時間経過と共に段階的に増幅するように補聴処理部102のゲイン制御処理を構成してもよい。この構成によって、補聴装置落下時に、ハウリング音を元にした通知音が段階的に大きくなって使用者に聞こえるので、使用者は容易に補聴装置自体の落下を認識することができる。
また、例えば、補聴装置の落下検出時にハウリング音のゲインを時間的に変化させるように補聴処理部102のゲイン制御処理を構成してもよい。この構成によって、補聴装置落下時に、時間的な変化に応じた通知音が使用者には聞こえるので、使用者は補聴装置自体の落下を容易に認識することができる。
また、例えば、ハウリング周波数を使用者が聞こえやすい周波数にシフトするよう制御するように補聴処理部102を構成してもよい。この構成により、使用者は補聴装置自体の落下を容易に認識することができる。
また、補聴処理部102がハウリング抑圧処理を含んでいる場合、落下検出時にハウリング抑圧処理をオフとするよう制御する構成にしてもよい。
また、例えば、図3のように、衝撃音検出部202とハウリング検出部203を直列させるように落下検出部104を構成してもよい。ハウリングが、衝撃音よりも早く発生する場合には、入力端子201に入力された信号がハウリング検出部203に最初に入力され、その後衝撃音検出部202に入力されるように落下検出部104を構成することができる。
なお、ハウリングが、衝撃音よりも遅く発生する場合には、入力端子201に入力された信号が衝撃音検出部202に最初に入力され、その後ハウリング検出部203に入力されるように落下検出部104を構成してもよい。
また、本実施の形態における落下検出部104は、マイクロホン101の入力信号を参照するものとして説明したが、補聴処理部102の出力信号を参照する構成にしてもよい。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における補聴装置のブロック図である。なお、図4において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。図4において、本発明の実施の形態2の補聴装置は、本発明の実施の形態1の補聴装置の構成に加えて、通知部301と加算器302を備えている。
次に、本発明の実施の形態2における補聴装置の動作について説明する。なお、補聴装置の落下検出方法は、本発明の実施の形態1と同じ方法のため、説明を省略する。以下、補聴装置の落下検出した後の補聴装置の動作について説明する。
落下検出部104で補聴装置の落下を検出した場合、補聴装置の落下を検出した旨の信号が落下検出部104から補聴処理部102および通知部301に送信される。そして、補聴処理部102では、マイクロホン101で収音された入力信号のゲインを低減し、通知部301では、補聴装置の落下を通知するための通知音を出力する。
ここで、通知部301から出力された通知音は、補聴処理部102の出力信号と加算器302で加算され、スピーカ103から出力されることで、補聴装置の落下を使用者へ通知される。本発明の実施の形態2では、本発明の実施の形態1のようにハウリング音から生成された音ではなく、通知部301にあらかじめ記憶された音を、補聴装置の落下を使用者へ通知する通知音として使用する。
本実施の形態において、補聴処理部102は落下検出時にゲインを低減するものとして説明したが、落下検出時に補聴処理部102を何も制御しない、つまり、ゲインの調整を行わない構成にしてもよい。
以上のように、本発明の実施の形態2にかかる補聴装置では、ハウリング音と衝撃音とを用いて補聴装置自体の落下を検出し、通知部301にあらかじめ記憶された音から生成された通知音をスピーカ103から出力することで、補聴装置自体の落下を使用者へ通知することができる。
したがって、使用者に煩わしさを感じさせることなく、補聴装置の紛失の可能性を低減することが可能となる。また、通知部301に、好みの通知音を設定することが可能である。
また、本発明の実施の形態2にかかる補聴装置では、補聴装置の落下を検出するために、補聴装置の落下による衝撃音に加えて、補聴装置特有の現象(ハウリング)音を用いるので、衝撃センサや加速度センサ等の専用センサを用いずに、小型で経済的な補聴装置を提供することが可能となる。
また、本発明の実施の形態2にかかる補聴装置では、衝撃音に加えてハウリング音の有無を補聴装置の落下検出に用いることで、例えば耳に装着している補聴装置を単に指で叩いた場合等に発生する衝撃音を落下と誤判定することを低減し、精度良く落下を検出することが可能となる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3における補聴装置のブロック図である。なお、図5において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。図5において、補聴装置は、本発明の実施の形態1の補聴装置の構成に加えて、通知部401を備えている。
次に、本発明の実施の形態3における補聴装置の動作について説明する。なお、補聴装置の落下検出方法は、本発明の実施の形態1と同じ方法のため、説明を省略する。以下、補聴装置の落下検出した後の補聴装置の動作について説明する。
落下検出部104で補聴装置の落下を検出した場合、補聴装置の落下を検出した旨の信号が通知部401に送信される。そして、通知部401で振動を発生させ、補聴装置の落下を振動で使用者へ通知する。本発明の実施の形態3では、本発明の実施の形態1のようにハウリング音から生成された音ではなく、通知部401で発生した振動により補聴装置の落下を使用者へ通知する。
本実施の形態において、通知部401は振動を発生させて落下を通知するものとして説明したが、通知部401に発光素子を用いて、その発光素子の発光により、補聴装置の落下を使用者へ通知する構成にしてもよい。
以上のように、本発明の実施の形態3にかかる補聴装置では、ハウリング音と衝撃音とを用いて補聴装置自体の落下を検出し、通知部401で発生させた振動、光等で補聴装置自体の落下を使用者へ通知することができる。したがって、使用者に煩わしさを感じさせることなく、補聴装置の紛失の可能性を低減することが可能となる。
また、本発明の実施の形態3にかかる補聴装置では、補聴装置の落下を検出するために、補聴装置の落下による衝撃音に加えて補聴装置特有の現象(ハウリング)音を用いるので、衝撃センサや加速度センサ等の専用センサを用いずに、小型で経済的な補聴装置を提供することが可能となる。
また、本発明の実施の形態3にかかる補聴装置では、衝撃音に加えてハウリング音の有無を補聴装置の落下検出に用いることで、例えば耳に装着している補聴装置を単に指で叩いた場合等に発生する衝撃音を落下と誤判定することを低減し、精度良く落下を検出することが可能となる。
(実施の形態4)
図6は、本発明の実施の形態4における補聴装置のブロック図である。なお、図6において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。また、図7は、本発明の実施の形態4における補聴装置を構成する落下検出部のブロック図である。なお、図7において、図2と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図6において、本発明の実施の形態4における補聴装置は、本発明の実施の形態1の補聴装置のマイクロホン101とは異なる他のマイクロホン501を備えるとともに、落下検出部104の代わりに落下検出部502を備えている。
図7において、落下検出部502は、マイクロホン101から信号が入力される入力端子601と、マイクロホン501から信号が入力される入力端子602と、入力端子601及び入力端子602の入力信号に対し指向性合成処理を行う指向性合成部603とを備えている。
図8において、指向性合成部603は、入力端子601から信号が入力される入力端子701と、入力端子602から信号が入力される入力端子702と、入力端子701の入力信号と入力端子702の入力信号の減算を行う減算器703と、減算器703の出力信号に対しフィルタ処理を施すフィルタ部704と、フィルタ部704の出力信号を衝撃音検出部202へ出力する出力端子705とを備えている。
次に、本発明の実施の形態4における補聴装置の動作について説明する。
図6〜図8において、マイクロホン101及びマイクロホン501で収音された入力信号は、落下検出部502の入力端子601及び入力端子602を介して、指向性合成部603の入力端子701及び入力端子702にそれぞれ入力される。
減算器703では、入力端子701及び入力端子702の各入力信号に対し減算をおこなう。フィルタ部704では、減算器703の出力信号に対して帯域制限をおこない、減算器703の出力信号のうち低域成分を抽出し、フィルタ部704の出力信号とする。
この一連の処理は、双指向性を形成する音圧傾度型の指向性合成処理を行うことに相当する。なぜなら、一般的に、音圧傾度型の指向性合成を行うと、複数のマイクロホン間で無相関となる信号(例えば、衝撃音や風雑音等)に対する感度が高くなり、低域で衝撃音が特に強調されるからである。したがって、フィルタ部704の出力信号は、減算器703の出力信号のうち低域成分が抽出されている信号なので衝撃音が強調される。結果、衝撃音を検出しやすくすることが可能となる。
そして、図7,8を参照すれば、フィルタ部704の出力信号は、指向性合成部603の出力端子705を介して、衝撃音検出部202に入力される。衝撃音検出部202では、衝撃音を強調させた入力信号を用いて、補聴装置落下の際に発生する衝撃音を検出する。また、ハウリング検出部203では、本発明の実施の形態1と同じ方法でハウリングを検出する。
ここで、落下判定部204では、例えば、衝撃音検出部202で検出された衝撃音とハウリング検出部203の検出結果に基づき、衝撃音とハウリング音のいずれか一方の音が検出されてから他方の音が検出されるまでの時間を計測する。
衝撃音が検出されてからハウリング音が検出される(あるいは、ハウリング音が検出されてから衝撃音が検出される)までの時間が所定時間内である場合、落下判定部204では補聴装置が落下したと判定する。
なお、ここでいう所定の時間は、補聴装置の落ち方にも拠るが、例えば使用者が耳に装着していた補聴装置を耳から取り外した際に誤って地面に直接落下させてしまった場合にはおよそ1秒に設定される。その他、補聴装置の落下する状況を予め想定し、適宜設定することが可能である。
落下判定部204で補聴装置が落下したと判定された場合、補聴処理部102では、ハウリング音のゲインを増幅させることで、ハウリング音を元とした通知音を生成する。補聴処理部102で生成された通知音がスピーカ103から出力されることで、補聴装置の落下を使用者へ通知する。
なお、本実施の形態において、指向性合成部603は入力信号をそのまま減算して双指向性を形成するものとして説明したが、これに限定されるものではない。指向性合成処理を利用して衝撃音を検出しやすくする構成であればよい。
例えば、マイクロホン間の相対的な遅延量を補正するための遅延器をマイクロホン101とマイクロホン501のどちらか一方、もしくは両方の後段に設けて減算する構成にしてもよい。
また、フィルタ部704は低域に帯域制限を行うものとして説明したが、これに限定されるものではない。衝撃音を検出しやすくするフィルタ処理であればよい。
また、マイクロホン101とマイクロホン501は、衝撃音を検出しやすい配置にすることが望ましい。
また、マイクロホンは2個用いるものとして説明したが、これに限定されるものではない。マイクロホンを3個以上用いる場合でも、マイクロホンの個数に応じて衝撃音を検出し易くするよう適宜拡張して指向性合成処理を用いる構成にすればよい。
以上のように、本発明の実施の形態4にかかる補聴装置では、ハウリング音と指向性合成処理により強調された衝撃音とを用いて補聴装置自体の落下を検出し、ハウリング音から生成された通知音をスピーカから出力することで、補聴装置自体の落下を使用者へ通知することができる。
したがって、使用者に煩わしさを感じさせることなく、補聴装置の紛失の可能性を低減することが可能となる。
また、本発明の実施の形態4にかかる補聴装置では、指向性合成処理により強調され、かつ補聴装置の落下に起因する衝撃音に加えて、補聴装置特有の現象(ハウリング)音を用いて補聴装置の落下を検出するので、衝撃センサや加速度センサ等の専用センサを用いずに、小型で経済的な補聴装置を提供することが可能となる。
また、本発明の実施の形態4にかかる補聴装置では、衝撃音に加えてハウリング音の有無を補聴装置の落下検出に用いることで、例えば耳に装着している補聴装置を単に指で叩いた場合等に発生する衝撃音を落下と誤判定することを低減し、精度良く落下を検出することが可能となる。
(実施の形態5)
図9は、本発明の実施の形態5における補聴装置のブロック図である。なお、図9において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。図9において、補聴装置は、本発明の実施の形態1の補聴装置の構成に加えて、通信部901と出力端子902を備えている。
次に、本発明の実施の形態5における補聴装置の動作について説明する。なお、補聴装置の落下検出方法は、本発明の実施の形態1と同じ方法のため、説明を省略する。以下、補聴装置の落下検出した後の補聴装置の動作について説明する。
落下検出部104で補聴装置の落下を検出した場合、補聴装置の落下を検出した旨の信号が落下検出部104から通信部901に送信される。通信部901は、補聴装置が落下したことを、出力端子902を介して、あらかじめ定めた他の機器に送信する。
ここで、送信の形態としては、無線通信が望ましい。補聴装置落下を受信した他の機器では、絵、画像、文字、光、音、振動等の情報を用いて、補聴装置の落下を使用者へ通知する。ここで、補聴装置が落下したことを送信する対象の機器としては、補聴装置から落下情報を受信でき、また補聴装置の落下を使用者へ通知するための手段を具備したものであれば、どのようなタイプの機器でもよい。
以上のように、本発明の実施の形態5にかかる補聴装置では、ハウリング音と衝撃音とを用いて補聴装置自体の落下を検出し、補聴装置の落下を他の機器へ送信し通知することで、補聴装置自体の落下を他の機器を介して使用者へ通知することができる。したがって、使用者に煩わしさを感じさせることなく、補聴装置の紛失の可能性を低減することが可能となる。
また、本発明の実施の形態5にかかる補聴装置では、補聴装置の落下を検出するために、補聴装置の落下による衝撃音に加えて補聴装置特有の現象(ハウリング)音を用いるので、衝撃センサや加速度センサ等の専用センサを用いずに、小型で経済的な補聴装置を提供することが可能となる。
また、本発明の実施の形態5にかかる補聴装置では、衝撃音に加えて、ハウリング音の有無を補聴装置の落下検出に用いることで、例えば耳に装着している補聴装置を単に指で叩いた場合等に発生する衝撃音を落下と誤判定することを低減し、精度良く落下を検出することが可能となる。
なお、本実施の形態において、通信部901は補聴装置が落下したことを他の機器に送信するものとして説明したが、GPS(Global Positioning System)衛星からの信号を受信し、補聴装置落下時の時刻や位置等の付随情報を他の機器に送信し使用者に通知する構成にしてもよい。
なお、本発明の各実施の形態における補聴装置では、スピーカとマイクロホンとが一体型のもので、耳に装着するものを例として説明したが、耳孔に挿入する、或いは耳介に取り付ける等、耳に装着するものであればどのようなタイプの補聴装置でもよい。
以上、本発明の各種実施の形態を説明したが、本発明は上記実施の形態において示された事項に限定されず、明細書の記載、ならびに周知の技術にもとづいて、当業者がその変更・応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
本出願は、2008年7月11日出願の日本特許出願(特願2008−181735)、に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
本発明にかかる補聴装置は、従来の補聴装置と比較して紛失の可能性を低減できるという効果を有し、マイクロホンとスピーカが一体化された各種音響装置において、紛失する可能性を低減する音響装置等として有用である。
101 マイクロホン
102 補聴処理部
103 スピーカ
104 落下検出部
201 入力端子
202 衝撃音検出部
203 ハウリング検出部
204 落下判定部
205 出力端子
301 通知部
302 加算器
401 通知部
501 マイクロホン
502 落下検出部
601 入力端子
602 入力端子
603 指向性合成部
701 入力端子
702 入力端子
703 減算器
704 フィルタ部
705 出力端子
801 耳孔挿入部
802 本体
803 紐
804 連結部
901 通信部
902 出力端子

Claims (11)

  1. マイクロホンと、
    前記マイクロホンにより収集された音に対応する信号に対して補聴処理を施し、出力用信号を生成する補聴処理部と、
    前記出力用信号に基づく音を外部に出力するスピーカと
    記マイクロホンを介して自装置の落下に起因する衝撃音を検出、前記マイクロホンと前記スピーカとに起因するハウリング音を検出前記衝撃音の信号と前記ハウリングの信号との分析に基づいて、自装置の落下を検出する落下検出部と、
    を備える補聴装置。
  2. 請求項1記載の補聴装置において、
    前記落下検出部は、
    記衝撃音の検出時間と、前記ハウリングの検出時間との関係から、自装置の落下の有無を判定する落下判定部を備える補聴装置。
  3. 請求項1または2記載の補聴装置において、
    前記補聴装置は、複数のマイクロホンを備え、
    前記落下検出部は、前記複数のマイクロホンにより収音された衝撃音の信号に対し、指向性合成処理を施す指向性合成部を備える補聴装置。
  4. 請求項1または2記載の補聴装置において、
    前記補聴処理部は、前記落下検出部が自装置の落下を検出した際、ハウリングの信号を元とした通知音を生成する補聴装置。
  5. 請求項4記載の補聴装置において、
    前記補聴処理部は、前記ハウリングのゲインを増幅させる補聴装置。
  6. 請求項4記載の補聴装置において、
    前記補聴処理部は、前記ハウリングのゲインを時間経過とともに変化させる補聴装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項記載の補聴装置において、
    前記落下検出部の検出結果に応じて、自装置の落下を使用者に通知する通知部を更に備える補聴装置。
  8. 請求項7記載の補聴装置において、
    前記通知部は、前記スピーカを介して自装置の落下を使用者に通知する補聴装置。
  9. 請求項7記載の補聴装置において、
    前記通知部は、光により自装置の落下を使用者に通知する補聴装置。
  10. 請求項7記載の補聴装置において、
    前記通知部は、振動により自装置の落下を使用者に通知する補聴装置。
  11. 請求項1ないし6のいずれか1項記載の補聴装置において、
    前記落下検出部の検出結果に応じて、自装置の落下を他の機器に送信する通信部を更に備える補聴装置。
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