JP5841267B2 - デジタル補聴器 - Google Patents

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Description

本発明は、補聴器分野に関し、特にデジタル補聴器に関する。
補聴器市場における既存の補聴器においては、耳掛け型補聴器(BTE:Behind The Ear)と完全耳道式補聴器(CIC:Completely In the Canal)が多い。しかしながら、耳掛け型補聴器においては、マイクロホンが耳の後ろに引っ掛けられているので、人耳の耳輪と、耳介と、耳道と、からなる構造による、音波の増幅やステレオ及び音源の指向性等の音響効果を充分に利用することができない。完全耳道式補聴器においては、補聴器機体の体積が耳道の狭い空間に制限されているので、大パワーの出力又は大容量電池の搭載等の要望を満足することができない。また、人耳道の生理構造が複雑であるため、完全耳道式補聴器は、耳道内の音圧を良好に維持することができないので、音のハウリングや響き等を起こしてしまう。その他、当該完全耳道式補聴器を装用するとき、耳道が閉塞されているので、使用者が違和感を覚える。
聴覚障害者による難聴の程度がそれぞれであるため、現在既存の補聴器においては、聴覚障害者の一人一人を検査して、当人の耳に合う補聴器を適合調整するには手間が掛かる。従って、既存の補聴器製品は、障害者連合会や幹部局等の公共機関で行う大規模な入札調達のような短期間内で質の高いサービスを提供する要望を満足することが困難であるとともに、オンラインショッピング又は通信販売に不適合である。特に、難聴の子供は、成長に従って、装用する補聴器のサイズが変わっていく。また、聴覚障害者の一人一人の身体の大きさ及び耳道の生理構造がそれぞれなので、ワンサイズのみ若しくは大中小3種類のサイズだけの補聴器は、市場の要望に応えることができない。市場には、耳掛け型補聴器と完全耳道式補聴器の優れた点を兼ね備える新型総合製品が必要である。
本発明が主に解決しようとする技術の課題は、耳掛け型補聴器及び完全耳道式補聴器の優れた点を兼ね備え、異なる形状の耳介又は顔の構造に適用可能で、一人の聴覚障害者においての各年齢段階又は異なる聴覚障害者に適用することができるデジタル補聴器を提供することである。
上記の技術課題を解決するため、本発明による技術的手段としては、以下の構成のデジタル補聴器を提供する。即ち、このデジタル補聴器は、耳の後ろに引っ掛けられる機体と、耳介に配置され、外耳道まで置かれ、音声を受信及び出力する音声伝導装置と、前記機体と前記音声伝導装置とを接続固定する接続装置と、を備え、前記機体と前記音声伝導装置は、前記接続装置を介して、固定されている。前記接続装置は、湾曲及び伸縮可能で、湾曲変形を維持することができるような構成及び材料で構成され、予め耳掛けの形状に形成されている。前記音声伝導装置は、マイクロホン及びレシーバを収容する音声装置ハードケースと、一端が開口している軟性ケースと、を備えている。前記音声装置ハードケースが前記軟性ケースに収容されている。前記軟性ケースの開口の反対側に、軟性耳用モジュールが嵌装されている湾曲変形が可能な聴覚管が設置され、開口側に引抜線が設けられている。
前記のデジタル補聴器においては、前記機体の内部に収容キャビティと開口部を有する電池室が設けられている。前記収容キャビティには、マイクロチップ及び回路装置が設置されている。前記電池室は、開口部を覆う電池蓋を有し、内部に電池を設置している。前記機体の側面にモード切替装置と、予備マイクロホン用若しくはその他の回路インターフェース用若しくはプログラミング用ソケットと、音量調整装置と、が設置されていることが好ましい。
前記のデジタル補聴器の前記接続装置においては、内部に電線を通している導管を備えている。当該導管は、一端が前記機体内の回路装置と接続され、他端が前記マイクロホンと前記レシーバと接続されており、スリップに収容されていることがより好ましい。
前記のデジタル補聴器において、前記機体は、自然な流線型に構成され、幅と厚みの寸法が小さいヘッド側から大きいヘッド側に向かって漸増している。当該機体内部の前記収容キャビティには、周波数変調(FM)と、ブルートゥースと、左右の耳連絡用無線受信機及び送信機と、点滅ランプ装置と、無線測位装置と、計測センサと、からなる様々な装置が設置されていることがより好ましい。
前記のデジタル補聴器においては、前記機体表裏のそれぞれの面に、複数の直線状又は非直線状な浅い凹溝が設けられていることがより好ましい。
前記のデジタル補聴器において、前記軟性ケースには、開口の口縁部から当該軟性ケースの内部側に向かって巻くようにエッジカバーが形成されている。当該エッジカバーを介して、前記軟性ケースに配置された前記音声装置ハードケースを包むように固定する。前記軟性ケースと前記音声装置ハードケースとの間にスタッドが配置され、前記軟性ケースと前記音声装置ハードケースとは、取外すことが可能又は不可能な構造に構成されていることがより好ましい。
前記のデジタル補聴器においては、前記導管と前記機体との間に、押え封止装置が設けられている。当該導管には、絶縁層に覆われている複数の電線が配置され、前記複数の電線の何れか一本の電線が前記マイクロホンと前記回路装置と接続され、前記回路装置がその他の一本の電線を介してレシーバと接続されている。前記スリップは、前記導管の軸方向に沿って摺動可能であり、壁の内部に湾曲変形が可能かつ当該湾曲変形を維持することができる金属若しくは非金属材料で形成された線状部材を設けることがより好ましい。
前記のデジタル補聴器において、前記軟性耳用モジュールは、内部に挿入された前記聴覚管を固定する固定管と、弾性材料からなり裾引き形状を有する先端部と、を備えている。前記先端部は、耳垢防止網と、音導孔と、を備え、一体又はピースタイプの裾引き形状に構成されていることがより好ましい。
前記のデジタル補聴器においては、前記導管の両端のうち少なくとも一端に予備部が設けられている。前記予備部が前記押え封止装置を介して、前記機体内に固定される。また、前記予備部が前記音声装置ハードケース内に配置することもできることがより好ましい。
本発明は、以上のように構成されていることにより、次のような効果を奏する。即ち、本発明のデジタル補聴器は、市場の新型補聴器製品として提供される。60%ぐらいの多数の聴覚障害者が、当該デジタル補聴器においての予め設定された複数の典型的な聴覚補正モード(又は処方箋モード)を調整する簡単なセルフ操作で、普通の聴覚補正を満足することができる。また、当該デジタル補聴器においては、それぞれの聴覚障害者に合わせるような音質の調整、及び特殊な聴覚障害による特殊なフィッティング用の複数のデジタル信号チャンネルを有するため、認定補聴器技能者によって、40%ぐらいの少数の聴覚障害者に正確な個別のフィッティングを行うことができる。
本発明の一実施形態のデジタル補聴器の分解斜視図。 本発明に係るデジタル補聴器の機体の構造を示す斜視図。 本発明に係るデジタル補聴器の音声伝導装置の分解斜視図。 本発明に係るデジタル補聴器の接続装置の構造を示す斜視図。 本発明に係るデジタル補聴器の軟性耳用モジュールの第1実施例の構造を示す斜視図。 本発明に係るデジタル補聴器の軟性耳用モジュールの第2実施例の構造を示す斜視図。 本発明に係るデジタル補聴器の軟性耳用モジュールの第3実施例の構造を示す斜視図。 本発明に係るデジタル補聴器の軟性耳用モジュールの第4実施例の構造を示す斜視図。
以下、本発明の優れた点及び特徴を当業者に理解してもらい、本発明の保護範囲に関して、より明確的な定義が判断できるように、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を詳しく説明する。
次に、図面を参照して本発明のデジタル補聴器の実施形態を説明する。
当該デジタル補聴器は、耳の後ろに引っ掛ける機体1と、耳介に配置され、外耳道まで置かれ、音声を受信及び出力する音声伝導装置2と、接続装置3と、を備えている。当該接続装置3を介して、機体1と音声伝導装置2とを接続して固定する。接続装置3は、予め耳掛けの形状に形成されている。
本実施形態のデジタル補聴器は主に3つの部分を有する。即ち、第1部分は、耳の後ろに引っ掛ける機体1である。当該機体1には、収容キャビティと、電池室4と、が設けられている。当該収容キャビティは、マイクロチップ及び回路装置5を収容している。電池室4は開口を有し、当該開口を覆う電池蓋が設置され、内部に電池7が設置されている。機体1の側面に、モード切替装置8と、予備マイクロホン用若しくはその他の回路インターフェース用若しくはプログラミング用ソケット9と、音量調整装置10と、が設置されている。機体1は自然な流線型に形成され、小さいヘッド側から大きいヘッド側に向かって、幅及び厚みの寸法が漸増している。機体1の収容キャビティは、周波数変調(FM)、ブルートゥース、左右の耳連絡用無線受信機及び送信機、点滅ランプ装置、無線測位装置、計測センサ、等の装置を収容している。
以上で説明した機体1は、一体化されるか又は別体に形成され、外形の最大寸法が40mm(長さ)×30mm(幅)×15mm(厚み)である。一般的に、675型電池を有する機体の体積は900mmである。上記マイクロチップ及び回路装置5はデジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor、以下の説明においてはDSPと称する)若しくはマイクロチップから構成されている。電池7は、10ないし675型のそれぞれの型番及び体積の定格電流の電池を使用することができる。モード切替装置8は、手動調整及びプログラミングに対応可能で、少なくとも1つのプログラム(モード)又は使用環境に応じたモードが予め設定されている。音量調整装置10は、スクロールスイッチ又はロータリースイッチであって、ボタンスイッチの機能も備えている。当該スイッチを押すことにより、モード変換することも可能である。上述の電池7とその他の装置のそれぞれは、DSP回路と電気的又は機械的に接続されている。
以下の説明においては、耳道に入れる側を「前端」といい、その反対側を「後端」という。本実施形態のデジタル補聴器の第2部分は、耳介に配置され、外耳道まで置かれ、音声を受信及び出力する音声伝導装置2である。音声伝導装置2は、マイクロホン11及び、少なくとも1つのレシーバ12又はスピーカー及び、点滅ランプ装置を収容する音声装置ハードケース13と、一端に開口を有する軟性ケース14と、を備えている。軟性ケース14の開口の口縁部から当該軟性ケース14の内部側に向かって巻くようにエッジカバーが形成されている。音声装置ハードケース13が軟性ケース14の開口部から軟性ケース14の内部に挿入される。軟性ケース14は、エッジカバーを介して、音声装置ハードケース13を包むように固定する。軟性ケース14と音声装置ハードケース13との間にスタッドが配置されている。軟性ケース14の前端と聴覚管15とが接続されている。軟性耳用モジュール16は聴覚管15に取り付けられている。軟性ケース14の開口部に引抜線17が設けられている。
以上で説明した音声装置ハードケース13は、サイズが25mm(高さ)×20mm(幅)×15mm(厚み)以下、肉厚が2mm以下に形成されている。マイクロホン11とレシーバ12は、当該音声装置ハードケース13の内部に固定されている。音声装置ハードケース13は、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)や、PP(Polypropylen)や、PE(Polyethylen)や、PC(Polycarbonate)や、PC/ABS樹脂等の材料のうち1つ又は複数から形成されることができる。
音声装置ハードケース13と、肉厚が2mm以下の軟性ケース14と、がスタッドで固定される。また、当該軟性ケース14は、開口部分のエッジカバー周長の寸法が、音声装置ハードケース13の外周寸法より小さく設定されている。音声装置ハードケース13は、軟性ケース14に締り嵌めにより固定される。この構成により、音声装置ハードケース13と軟性ケース14とが脱着自在で一体に固定されている。軟性ケース14は、シリコンゴム(silicone rubber,Nusil Med 4930)や、ポリウレタン(polyurethane)や、熱可塑性ポリウレタンゴム(TPU rubber:Thermoplastic Polyurethane rubber)や、熱可塑性エラストマー(TPE:Thermoplastic Elastomer)や、シリコンゴムとポリウレタンとの重合体等からなる材料のうち1つ又は複数で形成されている。音声装置ハードケース13と軟性ケース14とが耳介に適した形状に形成され、耳介に置かれている。音声装置ハードケース13と軟性ケース14とは、脱着可能である機械的な締り嵌め構造及びスタッドで固定するか、若しくは、接着剤で接着又はダブルモールドすることで外せないように固定することができる。軟性ケース14の聴覚管15を付けている側の反対側に引抜線17が設けられている。引抜線17の表面が滑らかでないように複数の切込みを設け、若しくは、粗面加工されているので、当該引抜線17を介して、音声伝導装置2を耳介から簡単に引き抜くことができる。5mmないし20mmの長さ寸法と、2mmないし5mmの外径寸法と、2mm以下の肉厚寸法と、を有する聴覚管15は、軟性ケース14の延長部である。視聴信号ゲインの損失及び構造の曲げ剛性などを調節するため、聴覚管15の内部には、肉厚が1mm以下で、聴覚管15の内径との差が±0.2mm以下の内径寸法を有するライニング管を設けることができる。当該ライニング管は、シリコンゴム(silicone rubber,Nusil Med 4930)や、ポリウレタン(polyurethane)や、熱可塑性ポリウレタンゴム(TPU rubber)や、熱可塑性エラストマー(TPE)や、シリコンゴムとポリウレタンとの重合体等からなる材料のうち1つ又は複数で形成されることができる。ライニング管と聴覚管15との材料が同一でも異なってもよい。聴覚管15のネック部及び管体が任意に湾曲変形することができるように形成されているので、生理構造が複雑で3次元湾曲している深い耳道に当該聴覚管15を容易に配置することができる。
軟性耳用モジュール16は聴覚管15の前端に取り付けられている。軟性耳用モジュール16は、固定管18と、先端部19と、を備える。聴覚管15は固定管18に挿入して固定されている。先端部19は前端が細い、後端が太い裾引き形状に弾性材料で形成されている。先端部19においては、裾引き形状部分に通気孔20が設けられ、前端に聴覚管15と連通している耳垢防止網及び音導孔21が設けられている。耳垢防止網と聴覚管15とからなる構造は、一体に形成されることができ、また、別体に形成された後に組み立てて構成されることも可能である。先端部19の裾引き形状部分は一体又はピースタイプに形成することができる。先端部19の前端の一番小さい外径は5mm以下である。先端部19の後端の裾引き形状の直径寸法は3mmないし20mmに設定されることができる。裾引き部分の肉厚は2mm以下である。軟性耳用モジュール16は、シリコンゴム(silicone rubber,Nusil Med 4930)や、ポリウレタン(polyurethane)や、熱可塑性ポリウレタンゴム(TPU rubber)や、熱可塑性エラストマー(TPE)や、シリコンゴムとポリウレタンとの重合体等からなる材料のうち1つ又は複数で形成されている。軟性耳用モジュール16を設けることにより、聴覚管15が固定できる。また、当該軟性耳用モジュール16と、聴覚管15と、耳道の壁と、からなる密封構造が耳道内の音圧を維持することができる。ただし、適度の通気性を保持することもできる。
本実施形態のデジタル補聴器の第3部分は、第1部分と第2部分とを電気的又は機械的に接続する接続装置3である。接続装置3は、内部に電線22が通っている導管23と、当該導管23が通るスリップ24と、導管23と機体1との間に設置された押え封止装置25と、を備えている。導管23に複数の電線22が通っている。各電線22が絶縁層で覆われている。マイクロホン11が1本の電線22を介して、回路装置と接続され、当該回路装置が、他の1本の電線22を介して、レシーバ12と接続されている。導管23を覆うスリップ24は、導管23の軸方向に沿って摺動することが可能である。スリップ24の管壁には、湾曲変形が可能かつ当該湾曲変形を維持することができる金属又は非金属の線状部材が設けられている。
以上で説明した導管23は、30mmないし100mmの長さに形成することができ、単孔又は多孔(multilumen)の構造を有する。導管23は、外径寸法が0.5mmないし4mmで、肉厚が2mm以下であって、透明又は透明ではない軟性高分子ポリマーで形成されている。当該軟性高分子ポリマーとしては、例えば、シリコンゴム(silicone rubber,Nusil Med 4930)や、ポリウレタン(polyurethane)や、熱可塑性ポリウレタンゴム(TPU rubber)や、熱可塑性エラストマー(TPE)や、シリコンゴムとポリウレタンとの重合体等からなる材料を挙げることができる。
スリップ24は、導管23と同じ長さで又は導管23より短く、径方向の形状が密閉型又は開放型に形成されることができる。このスリップ24は、径方向の断面形状が円形又は非円形に形成され、内部に導管23を通すように配置されている。また、スリップ24には、外径寸法が1.0mmないし8.0mmで、肉厚が2mm以下であって、両端部が閉じている円形又は楕円形又は多角形の非貫通孔が設けられている。当該孔の内径は6mm以下である。当該孔の内部に、回路と接続されていない、湾曲可能かつ湾曲変形を維持することができる金属又は非金属の線状部材が配置されている。例えば、銅ワイヤや、超弾性形状記憶合金等の材料の線状部材が挙げられる。当該金属又は非金属の線状部材は、予め耳掛けの形状に形成されており、外径が非貫通孔の内径と同じ又は非貫通孔の内径より小さく形成され、断面形状が円形や楕円形又は多角形に形成されることが可能である。
導管23の機体1と近い側に押え封止装置25が取り付けられている。押え封止装置25には、取付け孔が開けられている。導管23は、押え封止装置25の取付け孔内に摺動することができる。押え封止装置25とスリップ24とは、固定式又は分離式で接続することが可能である。機体1には、押え封止装置25と接続する側に接続孔が開けられている。押え封止装置25は、機体1の当該接続孔に挿入され、接続孔に挿入することにより圧縮変形が発生する。圧縮変形した押え封止装置25は、スリップ24を介して導管23を圧迫することにより、導管23及び導管23内部の電線22を固定する。これにより、導管23と機体1の接続孔との相対移動を防止することができる。この接続孔は、機体1の外部から内部に向かって直径がスムーズに漸減するように構成することができる。これに限らず、接続孔の直径が機体1の外部から内部に向かって段階的に減少するように構成することも可能である。当該2つの部材(押え封止装置25と接続孔)の相互接続部分のそれぞれにおいて径方向に係止部を設けることで、当該2つの部材を係止することができる。また、押え封止装置25を当該接続孔に取り付けた後に、径方向にスタッドで固定することや、径方向での締り嵌め変形により緊密に押圧して固定することも可能である。押え封止装置25を機体1の接続孔に取り付けることにより、機体1の当該接続孔を密封して、水及び湿気が機体1に侵入することを防止することができる。当該押え封止装置25の典型的な1つの実施形態は、軟性高分子材料で形成された錐体状部材である。錐体状部材の大径側の取付け穴とスリップ24の表面とが、緊密に接続又は粘着することにより固定されている。錐体状部材の小径側は、機体1の接続孔への挿入による圧縮変形が発生することにより、導管23及び導管23内部の電線22と、機体1の接続孔と、を緊密に固定することができる。何故なら、当該錐体状部材は、弾性材料で形成されているので、変形された後に、元の形状に戻る応力が生じるからである。更に、当該錐体状部材の小径側の外径は、機体1の接続孔の内径より大きく形成されている。これにより、この錐体状部材は、小径側が機体1の接続孔に挿入されて圧縮変形することにより生じた元の形状に戻す応力で、機体1の接続孔と緊密に固定できるので、機体1の接続孔から外れることを回避することができる。押え封止装置25である錐体状部材は、シリコンゴム(silicone rubber,Nusil Med 4930)や、ポリウレタン(polyurethane)や、熱可塑性ポリウレタンゴム(TPU rubber)や、熱可塑性エラストマー(TPE)や、シリコンゴムとポリウレタンとの重合体等からなる材料のうち1つ又は複数で形成されている。
導管23の前端が、マイクロホン11とレシーバ12が配置されている樹脂のハードケース内に挿入されている。複数の電線22のそれぞれがマイクロホン11とレシーバ12とを接続している。音声装置ハードケース13は開口部を備えている。導管23と音声装置ハードケース13とが互いに摺動すること又は導管23が音声装置ハードケース13から抜けてしまうことを防止できるように、導管23が音声装置ハードケース13の開口部に固定されている。
本実施形態のデジタル補聴器のサイズ変更は、2つの部分を調整することで実現することができる。第1に、耳掛けの形状及び大きさは、スリップ24及びスリップ24内の線状部材の撓み量と形状サイズを、聴覚障害者の耳の生理構造に応じて調整して固定することを介して、調整することができる。スリップ24が湾曲可能かつ湾曲変形を維持することができる金属又は非金属の線状部材を有するため、スリップ24を湾曲して形成した耳掛けの形状及びサイズは、制限なく何度でも調整及び固定することができる。機体1は、導管23を収容する専用のスペースを設けている。これにより、導管23を機体1に押し込むときの力が、各電線22の端部とDSP等の部品との電気的及び機械的の接続に影響してしまうことを回避できる。
第2に、軟質ハードケースの構造が脱着自在に形成されているため、聴覚障害者の耳道の大きさ及び長さに応じて、聴覚管15の長さ及び軟性耳用モジュール16の径方向形状を変更することができる。具体的には、聴覚障害者によって選択できるように、径方向サイズが異なる複数の軟性耳用モジュール16が提供されている。聴覚障害者の耳道の大きさに応じたサイズの軟性耳用モジュール16を簡単に聴覚管15に取り付けることができる。軟性耳用モジュール16の固定管18の内径が、聴覚管15の外径より小さく形成されているので、聴覚管15が固定管18に締り嵌めで係合されることができる。聴覚管15の外壁が滑らかでないように、複数の凹部を設けている。また、聴覚管15の先端部分には、径方向に突出している凸部が設けられている。聴覚管15のこの構造により、軟性耳用モジュール16が聴覚管15から脱落することを回避することができる。
図5から図8に示すように、本発明のデジタル補聴器は、異なるサイズの軟性耳用モジュール16を備えている。軟性耳用モジュール16は、軟性高分子材料の射出成型により、円錐台状に形成されている。軟性耳用モジュール16の後端部は、少なくとも2つの裾引き部材を備える。当該裾引き部材は、軟性耳用モジュール16の軸を中心にして、回転状に配置さている。裾引き部材は、少なくとも1つの、直径が2mm以下の通気孔を設けられている。軟性耳用モジュール16は、シリコンゴム(silicone rubber,Nusil Med 4930)や、ポリウレタン(polyurethane)や、熱可塑性ポリウレタンゴム(TPU rubber)や、熱可塑性エラストマー(TPE)や、シリコンゴムとポリウレタンとの重合体等からなる材料のうち1つ又は複数で形成されている。
本実施形態のデジタル補聴器は、両耳とも適用できる汎用型補聴器である。軟性の導管23と導管23内の電線22が、湾曲変形をし易い小さい直径サイズを有しているため、耳介及び顔形状に応じて、形状を容易に調整することができる。これにより、本実施形態のデジタル補聴器は、異なる耳介と耳輪との間の生理構造を有する両耳とも適用することができる。補聴器適合調整のとき、両耳の耳輪ないし耳の後ろの生理構造に応じて、スリップ24及びスリップ24の線状部材を手で湾曲して、異なる形状及びサイズの耳掛けを形成することができる。
多数の聴覚障害者の難聴の程度及び音の周波数分布特性に基づいて、本実施形態のデジタル補聴器に、少なくとも2つ(目安として5つ以上)の、聴覚特性曲線を有するモードが予め設定されている。各モードに適したプログラムが当該モードに記述されている。プログラミングされた各モードがDSPにより記憶されている。聴覚障害者は、この補聴器を装用するとき、モード切替装置8及び音量調整装置10のロータリースイッチ又はボタンスイッチを介して、自分に適した聴覚補正プログラム及び音量を調整することができる。少数の特殊な難聴状況を有する聴覚障害者に対して、予め設定された聴覚補正プログラムが適応しない可能性があるため、本実施形態のデジタル補聴器にはプログラミング用ソケットが設けられ、通常の適合調整においてのプログラミング機能を備えている。これにより、本実施形態のデジタル補聴器においては、使用者の実際の聴覚特性曲線に基づいて、上記少数の特殊な難聴状況を有する聴覚障害者に適応した個別のプログラムを、認定補聴器技能者により書き込むことができる。また、プログラミングすることにより、予め設定されたモードをオフ状態に設定することも可能である。
本実施形態のデジタル補聴器は、使用者の注意を喚起するランプ装置を設けている。これにより、装用しないとき、使用者が電池を節約するために行うこと(例えば、電池蓋を開ける又は電源をオフすること)の忘れを防止することができる。また、使用者が補聴器を見つけやすくなる。次に、当該ランプ装置の作動原理について説明する。ランプ装置は、色付きのランプで、機体1の側面に、音量調整装置10の付近に設置され、1本の電線22を介して、機体1内に配置された点滅ランプ装置と接続されている。当該電線22は、他の電線22と同じように導管23を通って、機体1の外部に出され、音声伝導装置2まで配置されている。当該電線22の一端がレシーバ12に固定された検出素子に接続されてから、また導管23を介して機体1内部の電池の電極シートと接続されている。このように、1つの回路を構成している。当該検出素子は、温度と、音波または振動を検出することができる。検出素子は、耳道においての体温、また、レシーバ12が稼動することにより発生した音波の振動を検出し、回路をオープンにして、ランプ装置をオフにする。また、補聴器が使用していないとき、電池蓋が開けていない、若しくは電源がオフされていない時間が、予め設定された時間(例えば、30秒)経過したら、検出素子は、回路をクローズし、ランプを点滅させる。これにより、装用しないとき、電池蓋を開ける又は電源をオフにするように使用者の注意を喚起する。また、補聴器を無くしたとき、ランプが点滅しているので、見つけやすくなる。
更に重要なのは、本実施形態のデジタル補聴器が、使用者耳の構造に応じて、導管23の長さが調整できるように形成されていることである。導管23を調整することについて、以下に説明する。第1実施例としては、導管23の長さが、機体1内部に挿入又は機体1から抜き出すことにより調整される。導管23の長さを調整した後に、機体1の端部の接続孔に付ける押え封止装置25を介して固定する。第2実施例としては、導管23の長さが、スリップ24に巻き込み又はスリップ24から巻き出して固定することにより調整される。第3実施例としては、導管23の長さが、音声装置ハードケース13に挿入又は音声装置ハードケース13から抜き出して固定することにより調整される。第4実施例としては、導管23の長さが、長手方向に伸縮可能なコイル状(螺旋状)に導管23を巻くことにより調整される。
前記の説明は、あくまでも本発明を具体化した実施形態に過ぎず、本発明の保護範囲はこれに限られることなく、本発明に記載された技術範囲の内に、本発明が属する技術分野の普通の技術者により、進歩的な工夫を盛り込めないまま想到された変更または交換は、本発明の特許保護範囲に含まれると理解されるべきであろう。従って、本発明の特許保護範囲は請求項に記載の保護範囲に準ずるべきであろう。
1 機体
2 音声伝導装置
3 接続装置
4 電池室
5 マイクロチップ及び回路装置
6 電池蓋
7 電池
8 モード切替装置
9 予備マイクロホン用若しくはその他の回路インターフェース用若しくはプログラミング用ソケット
10 音量調整装置
11 マイクロホン
12 レシーバ
13 音声装置ハードケース
14 軟性ケース
15 聴覚管
16 軟性耳用モジュール
17 引抜線
18 固定管
19 先端部
20 通気孔
21 耳垢防止網及び音導孔
22 電線
23 導管
24 スリップ
25 押え封止装置

Claims (9)

  1. 人耳の後ろに引っ掛けられる機体と、
    耳介に配置され、外耳道まで置かれる音声伝導装置と、
    前記機体と前記音声伝導装置とを接続する接続装置と、
    を備え、
    前記機体と前記音声伝導装置は、前記接続装置を介して、固定されており、
    前記接続装置は、湾曲及び伸縮可能で、湾曲変形を維持することができるような構成及び材料で構成され、予め耳掛けの形状に形成されており、
    前記音声伝導装置は、
    マイクロホンと、レシーバと、を収容する音声装置ハードケースと、
    一端に開口部が設けられ、前記音声装置ハードケースを収容する軟性ケースと、
    を備えており、
    前記軟性ケースは、開口の反対側に、軟性耳用モジュールが嵌装されている湾曲変形が可能な聴覚管が設置されており、開口側に引抜線が設けられていることを特徴とするデジタル補聴器。
  2. 請求項1に記載のデジタル補聴器であって、
    前記機体は、
    一体又は別体の構成に形成され、
    マイクロチップ及び回路装置が設置されている収容キャビティと、
    内部に電池が設置され、開口部を覆う電池蓋を有する電池室と、
    を備え、
    側面に、モード切替装置と、予備マイクロホン用若しくはその他の回路インターフェース用若しくはプログラミング用ソケットと、音量調整装置と、が設置されていることを特徴とするデジタル補聴器。
  3. 請求項1又は2に記載のデジタル補聴器であって、
    前記接続装置は、内部に電線を通している導管を備えており、
    前記導管は、一端が前記機体内の回路装置と接続され、他端が前記マイクロホンと前記レシーバと接続されており、スリップに収容されていることを特徴とするデジタル補聴器。
  4. 請求項2に記載のデジタル補聴器であって、
    前記機体は、自然な流線型に構成され、幅と厚みの寸法が小さいヘッド側から大きいヘッド側に向かって漸増しており、
    前記収容キャビティには、
    周波数変調(FM)と、
    ブルートゥースと、
    左右の耳連絡用無線受信機及び送信機と、
    点滅ランプ装置と、
    無線測位装置と、
    計測センサと、
    からなる様々な装置が設置されていることを特徴とするデジタル補聴器。
  5. 請求項に記載のデジタル補聴器であって、
    前記機体表裏のそれぞれの面に、複数の直線状又は非直線状な浅い凹溝が設けられていることを特徴とするデジタル補聴器。
  6. 請求項1又は2に記載のデジタル補聴器であって、
    前記軟性ケースには、開口の口縁部から当該軟性ケースの内部側に向かって巻くようにエッジカバーが形成され、
    前記エッジカバーを介して、当該軟性ケースに配置された前記音声装置ハードケースを包むように固定し、
    前記軟性ケースと前記音声装置ハードケースとの間にスタッドが配置されており、
    前記軟性ケースと前記音声装置ハードケースとは、取外すことが可能又は不可能な構造に構成されていることを特徴とするデジタル補聴器。
  7. 請求項に記載のデジタル補聴器であって、
    前記導管の一端側と前記機体との間に、押え封止装置とが設けられ、
    前記導管の他端側が前記音声装置ハードケースと接続され、
    当該導管には、絶縁層に覆われている複数の電線が配置されており、
    前記複数の電線の何れか一本の電線が前記マイクロホンと前記回路装置と接続され、
    前記回路装置がその他の一本の電線を介してレシーバと接続されており、
    前記スリップは、当該導管の軸方向に沿って摺動可能であり、壁の内部に湾曲変形が可能かつ当該湾曲変形を維持することができる金属若しくは非金属材料で形成された線状部材が設けられ、
    前記スリップで覆っていない導管は、螺旋状に巻回されることができることを特徴とするデジタル補聴器。
  8. 請求項1又は2に記載のデジタル補聴器であって、
    前記軟性耳用モジュールは、
    内部に挿入された前記聴覚管を固定する固定管と、
    弾性材料からなり裾引き形状を有する先端部と、
    を備え、
    前記先端部は、
    耳垢防止網と、
    音導孔と、
    を備え、
    一体化又はピースタイプの裾引き形状に構成されていることを特徴とするデジタル補聴器。
  9. 請求項に記載のデジタル補聴器であって、
    前記導管の両端のうち少なくとも一端に予備部が設けられており、
    前記予備部が前記押え封止装置を介して、前記機体内に固定されており、
    また、前記予備部が前記音声装置ハードケース内に配置することができることを特徴とするデジタル補聴器。
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