JP5376513B2 - 建具 - Google Patents

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Description

本発明は、建具枠内に複数の障子を移動可能に吊り下げ支持して取り付けた障子吊り下げで、引戸タイプの建具に関する。
従来、障子吊り下げで、引戸タイプの建具としては、例えば特許文献1に開示されたハンガー引戸が知られている。
このハンガー引戸は、固定障子と第1.第2の可動障子を備え、その第1・第2の可動障子の上部に取り付けた吊車を、枠体(建具枠)の上枠に設けたレールに転動自在にそれぞれ接して面内方向に移動可能に吊り下げ支持し、この第1・第2の可動障子を閉じた際の第1の可動障子の召合せ框の近傍の床面に規制部材を取り付け、この規制部材によって第1の可動障子の下框(隙間塞閉部材)を、その障子の面外方向から挟み、可動障子を閉じた状態で、その可動障子の面外方向の振れを規制するようにしてある。
特開2007−186889号公報
前述した従来のハンガー引戸によれば、可動障子を閉じた状態で可動障子が面外方向に振れることを規制するために、床面に取り付けた規制部材で可動障子の下框を面外方向から挟んでいるので、その可動障子が開閉移動するときに、その下框が規制部材と擦りながら移動する。
このために、障子開閉時に音鳴りが生じると共に、障子開閉力が大きくなってしまう。
しかも、障子の下框(隙間塞閉部材)は、その障子の面内方向(左右方向)ほぼ全長に亘る長さであるから、その下框の下面と床面との間には所定の寸法の隙間を設けて障子がスムーズに開閉移動するようにしているので、前記下框を挟む規制部材の高さは、下框との重なり寸法と前述の隙間の和となるから、その規制部材の高さは高い。
したがって、規制部材が、床面を歩行する人のつまずきの原因となる懸念がある。
本発明の目的は、規制部材と被規制部材で障子閉じ状態で可動障子の面外方向の振れを規制できること、障子開閉時の音鳴りを低減できること、障子開閉力を小さくできること、前記規制部材が歩行する人のつまずきの原因となりにくくすること、を満足した建具とすることである。
本発明は、少なくとも一対の縦枠と上枠を有した建具枠に、複数の可動障子を閉じ位置と開き位置とに亘って面内方向に移動可能に吊り下げ支持して取り付けた建具であって、
前記閉じ位置の振れを規制する可動障子の面内方向閉じ側端部よりも閉じ側寄りの設置面に、当該可動障子と移動方向に隣接し、かつ面内方向閉じ側寄りの他の可動障子の面外方向中間部を境として面外方向に間隔を置いて対向した一対の規制面を有する規制部材を、前記他の可動障子と接しないように取り付け、
前記振れを規制する可動障子の面内方向閉じ側端部に、その可動障子よりも面外方向他側に突出して前記他の可動障子の下面と設置面との間に位置する被規制部を有した被規制部材を、その可動障子が閉じ位置のときにのみ被規制部が前記一対の規制面間に入り込み、前記振れを規制する可動障子の面外方向の動きが規制されるように取り付けたことを特徴とする建具である。
本発明においては、前記被規制部材に障子ガイドローラを取り付け、この障子ガイドローラを、前記他の可動障子の面内方向に連続したガイド凹溝内に面内方向に移動可能に嵌まり込んでいるようにできる。
このようにすることで、他の可動障子を障子ガイドローラとガイド凹溝をガイドとしてスムーズに面内方向に移動できる。
しかも、障子ガイドローラの取り付けに被規制部材を利用しているので、部品点数を低減できる。
さらに、可動障子と他の可動障子が閉じ位置のときに、他の可動障子の面外方向の振れを規制できる。
本発明においては、前記被規制部材は、振れを規制する可動障子の面内方向閉じ側端部に固着して取り付ける固着部と、この固着部よりも面外方向他側に突出して前記他の可動障子の下框の下方に位置する被規制部を有し、その被規制部に障子ガイドローラを、上向きで縦軸回りに回転自在に取り付け、 前記他の可動障子の下框に、下向きに開口したガイド凹溝を形成し、このガイド凹溝に障子ガイドローラを嵌め込んであるようにできる。
このようにすれば、ガイド凹溝、障子ガイドローラが目視されないと共に、被規制部は見えづらいので見栄えが良い。
本発明においては、前記建具を、前記建具枠の面外方向一側寄りに固定障子を取り付け、この建具枠の面外方向中間に振れを規制する可動障子である第1可動障子、面外方向他側寄りに他の可動障子である第2可動障子を閉じ位置と開き位置に亘って面内方向に移動可能に吊り下げ支持して取り付け、前記第1可動障子が閉じ位置のときに、その面内方向開き側端部が固定障子の面内方向閉じ側端部の面外方向他側に重なり合い、前記第1・第2可動障子が閉じ位置のときに第2可動障子の面内方向開き側端部が第1可動障子の面内方向閉じ側端部の面外方向他側に重なり合うようにした3枚引戸タイプとし、
前記第1可動障子の面内方向閉じ側端部よりも閉じ側寄りの設置面に規制部材を取り付け、その第1可動障子の面内方向閉じ側端部に被規制部材を取り付けることができる。
本発明によれば、振れを規制する可動障子が閉じ位置のときにのみ被規制部材の被規制部が規制部材の一対の規制面に入り込んで面外方向の動きが規制されるので、障子閉じ状態で振れを規制する可動障子の面外方向の振れを規制できる。
しかも、振れを規制する可動障子を開閉移動するときには被規制部が一対の規制面から抜け出すので、障子開閉時の音鳴りを低減できると共に、障子開閉力を小さくできる。
さらに、被規制部を設置面に接近することができるので、規制部材を低いものとすることができ、その規制部材が歩行する人のつまずきの原因となりにくい。
本発明の実施の形態を示す建具の概略正面図である。 図1の横断面図である。 図1の縦断面図である。 図2における規制部材と被規制部材の取付部分の拡大図である。 被規制部材を取り外した状態の斜視図である。 被規制部材を取り付けた状態の斜視図である。 図3に示す下框部分の拡大図である。 図2における固定障子と第1可動障子の召合せ部の拡大図である。 図8のA−A縦断面図である。
図1に示すように、建具枠1内に固定障子2が取り付けてあると共に、その建具枠1内に複数の可動障子、例えば第1可動障子3と第2可動障子4が面内方向に移動可能に吊り下げ支持して取り付けてある。
これによって、障子吊り下げタイプで3枚の引戸タイプの建具としてある。
なお、複数の可動障子のみを取り付けても良い。
前記面内方向とは後述する上枠11の長手方向で、この上枠11の長手方向と直角な方向(幅方向)を面外方向とする。
前記固定障子2は、図2に示すように建具枠1の面外方向一側寄りに取り付けてある。
前記第1可動障子3は建具枠1の面外方向中間に取り付けてある。
前記第2可動障子4は建具枠1の面外方向他側寄りに取り付けてある。
図2に示す状態は、第1・第2可動障子3,4が閉じ位置で障子閉じ状態となっている。
図2に示す状態から、把手5を持って第2可動障子4を面内方向一方(開き方向)に向けて若干の距離移動するときは、第2可動障子4のみが移動し、さらに第2可動障子4を開き方向に移動するときは第1可動障子3も連動して開き方向に移動し、第1可動障子3の面内方向開き側端部が固定障子2に取り付けた第2の戸当り7に当接して第1可動障子3が固定障子2の面外方向他側に重なり合った開き位置となると共に、第2可動障子4の面内方向開き側端部が第1可動障子3に取り付けた第1の戸当り6に当接して第2可動障子4は、第1可動障子3の面外方向他側に重なり合った開き位置となる。
これによって、障子開き状態となる。
前記建具枠1は図1、図2、図3に示すように、面内方向一対の縦枠10,10と、その一対の縦枠10の上端部間に連結した上枠(無目)11を有している。なお、建具枠1は欄間を形成する中間横枠などを有するものでも良い。つまり、少なくとも一対の縦枠10と上枠11有するものである。
前記上枠11は図3に示すように、面外方向一側寄りの面材取付部11aと、面外方向中間の第1レール11bと、面外方向他側寄りの第2レール11cを有し、その面材取付部11aは第1.第2レール11b,11cよりも下方に突出し、上枠11の面外方向他側部にカバー11dを取り付けて第1・第2レール11b,11cを覆っている。
前記固定障子2は図1、図2、図3に示すように、下框20と、面内方向一方の開き側縦框(戸当り框)21と、面内方向他方の閉じ側縦框(召合せ框)22と、前記上枠11の面材取付部11aとに亘って面材23を装着している。
前記下框20は設置面aに接し、前記開き側縦框21は面内方向一方の縦枠10に固着してある。前記設置面aは床面や地面などである。
前記第1可動障子3は図1、図2、図3に示すように、下框30と上框31と面内方向一方の開き側縦框(召合せ框)32と面内方向他方の閉じ側縦框(召合せ框)33を方形状に連結し、その内部に面材34が装着してある。
前記上框31に取り付けた吊り車35が前記第1レール11bに接し、第1可動障子3は第1レール11bに沿って面内方向に移動可能に吊り下げ支持してある。
前記第2可動障子4は図1、図2、図3に示すように、下框40と上框41と面内方向一方の開き側縦框(召合せ框)42と面内方向他方の閉じ側縦框(戸当り框)43を方形状に連結し、その内部に面材44が装着してある。
前記上框41に取り付けた吊り車45が前記第2レール11cに接し、第2可動障子4は第2レール11cに沿って面内方向に移動可能に吊り下げ支持してある。
図1に示すように、前記第1・第2可動障子3,4の下框30,40の下面と設置面aとの間には隙間がある。
そして、障子閉じ状態のときには図2に示すように、第1可動障子3の開き側縦框32が固定障子2の閉じ側縦框22の面外方向他側に重なり合い、第2可動障子4の開き側縦框42が第1可動障子3の閉じ側縦框33の面外方向他側に重なり合い、第2可動障子4の閉じ側縦框43が左右他方の縦枠10に取り付けた戸当り10aに当接する。
前述の説明で、面材23,34,44としてはガラス、樹脂プレートなどが用いられる。
前記固定障子2、第1・第2可動障子3,4は、框を用いずにパネルのみとしても良い。
前記設置面aには、障子閉じ状態で可動障子が面外方向に振れることを規制する規制部材50が取り付けてある。
この規制部材50は、面外方向に間隔を置いて対向した一対の規制面50a,50aを有している。この規制面50aは縦向きで、面内方向(図2で左右方向)に向かう面で、その規制面50aの面内方向の長さは、可動障子の面内方向の長さに比べて著しく短い。
例えば、設置面aに一対の規制ブロック51を面外方向に間隔を置いて取り付け、その一対の規制ブロック51の対向した端面51aを前述の規制面50aとする。
前記規制部材50は、振れを規制する可動障子(図2では第1可動障子3)が閉じ位置の場合に、その可動障子の閉じ側縦框33、つまり可動障子の面内方向閉じ側端部よりも閉じ側寄り近傍に、その一対の規制面50aが、当該可動障子と移動方向に隣接した他の可動障子(図2では第2可動障子4)の面外方向中間部、好ましくは面外方向中央部を境として面外方向に間隔を置いて対向するように取り付けてある。
前記振れを規制する可動障子の閉じ側縦框には被規制部材60が取り付けてある。
この被規制部材60は、固着部60aと被規制部60bを有し、その被規制部60bが、前記閉じ側縦框よりも面内方向の閉じ側に向けて突出し、かつ閉じ側縦框(可動障子)よりも面外方向他側に突出して前記他の可動障子の下面と設置面aとの間に位置している。
この被規制部材60の被規制部60bは、前記可動障子が閉じ位置のときにのみ、前記規制部材50の一対の規制面50a,50a間に入り込み、その被規制部60bが規制面50aに接することで面外方向の動きが規制される。
これによって、可動障子の面外方向の振れを規制する。前記閉じ位置のときにのみとは、閉じ位置から開き方向に若干移動した場合も含むものとする。
前記振れを規制する可動障子を閉じ位置から開き方向に若干だけ移動すると、前記被規制部60bが一対の規制面50a間から抜け出し、その後に開き方向に移動するときには被規制部60bが規制面50aに擦れることがないので、障子開閉時の音鳴りを低減できると共に、障子開閉力を小さくできる。
しかも、被規制部材60の被規制部60bは振れを規制する可動障子と面内方向に離れているし、その被規制部60bの面内方向の長さが可動障子と比べて著しく短いので、この被規制部60bを設置面aに接近させることができる。
したがって、規制部材50の高さ、つまり規制面50aの上下方向の寸法を小さくすることができ、その規制部材50が歩行する人のつまずきの原因となりにくい。
図2に示すように、前記被規制部材60には障子ガイドローラ61が取り付けてある。
この障子ガイドローラ61は、前記振れを規制する可動障子と隣接した他の可動障子、図2では第2可動障子4に形成した面内方向に連続したガイド凹溝4aに面内方向に移動可能に嵌まり込んでいる。
これによって、前記他の可動障子(第2可動障子4)は、ガイド凹溝4aと障子ガイドローラ61をガイドとして移動するので、その他の可動障子(第2可動障子4)をスムーズに移動できる。
しかも、障子ガイドローラ61の取り付けに被規制部材50を利用しているので、その障子ガイドローラ61を取り付ける部材が不要で、部品点数を低減できる。
さらに、可動障子が閉じ位置のときに、前述のように被規制部材60の被規制部60aが規制部材50の一対の規制面50aに接して面外方向の振れが規制されるから、その被規制部材60に設けた障子ガイドローラ61と前述のガイド凹溝4aとで前述の他の可動障子(第2可動障子4)が閉じ位置のときに面外方向に振れることを規制できる。
要するに、障子移動方向に隣接した一方の可動障子(第1可動障子3)に被規制部材60を取り付け、その被規制部材60に取り付けた障子ガイドローラ61を他方の可動障子(第2可動障子4)のガイド凹溝4aに面内方向に移動可能に嵌めこむことで、可動障子、他方の可動障子が閉じ位置のときに、前記他の可動障子の面外方向の振れを規制できる。
次に、各部材の詳細を説明する。ただし、振れを規制する可動障子を第1可動障子3、隣接した他の可動障子を第2可動障子4とする。
前記被規制部材60は、図4〜図6に示すように、面外方向に向かう縦板状の固着片62と、この固着片62の面外方向他側面に一体に設けた面内方向に向かう縦板状の外向片63と、この外向片63の下端面に一体に設けた面外方向他側に向かう水平板状の横片64を備え、その固着片62が前述の固着部60aで、前記横片64が前述の被規制部60bであり、その横片64に障子ガイドレール61が上向きで縦軸回りに回転可能に取り付けてある。
前記固着片62の上下方向の長孔62aからねじ62bを第1可動障子3の閉じ側縦框33の面内方向外側面33aに固着して固着片62を、上下方向に移動して高さ調整可能に取り付ける。
これによって、横片64が閉じ側縦框33よりも面外方向他側方に突出し、図4、図7に示すように第2可動障子4の下框40の下方に横片64が位置する。前記障子ガイドローラ61の回転中心は第2可動障子4の面外方向(見込み方向)中央に位置している。
前記第2可動障子4の下框40は、図7に示すように、下向き凹部40aを有し、その下向き凹部40aに下向きコ字形状の枠材40bを挿入してビス40cで固着して取り付け、この枠材40bで下向きに開口したガイド凹溝4aを形成している。このガイド凹溝4aは下框40の面外方向中央に位置している。
前記横片64に取り付けた障子ガイドローラ61が前記ガイド凹溝4a内に面内方向に移動可能に嵌まり込んでいる。
前記規制部材50の一対の規制ブロック51は図4、図7に示すように、第2可動障子4の下框40の面外方向中央を境として面外方向の両側に対称に取り付けてある。この規制ブロック51の上面は対向した端面51a側が最も高く、その端面51aと反対側に向けて順次低くなるように傾斜面となっている。
そして、規制ブロック51の高さは、下框40(枠材40b)の下面と設置面aとの間の隙間の上下寸法よりも小さく、前記横片64(被規制部60b)の上面は規制ブロック51の上面と略同一高さである。
このようであるから、被規制部60が目立つことがないし、障子ガイドローラ61は目視されない。
図7、図8に示すように、前記固定障子2の閉じ側縦框22にブラケット70を面外方向他側に突出して取り付け、このブラケット70に、障子ガイドローラ71を上向きで縦軸回りに回転可能に取り付けたプレート72が取り付けてある。
この障子ガイドローラ71は図3、図7に示すように、前記第1可動障子3の下框30の下向きのガイド凹溝3aに面内方向に移動可能に嵌まり込んでいる。
これによって、第1可動障子3は、ガイド凹溝3aと障子ガイドローラ71をガイドとして移動するので、その第1可動障子3をスムーズに移動できる。
しかも、障子ガイドローラ71は固定障子2の閉じ側縦框22に取り付けられて、面外方向には動かないので、障子閉じ状態において第1可動障子3が面外方向に振れることを抑制できる。
図8と図9に示すように、前記固定障子2の閉じ側縦框22に取り付けた障子ガイドローラ71を面外方向に動かないように支持する支持部材75が設置面aに固着具76で固着して取り付けてある。
この支持部材75は穴75aを有している。
前記障子ガイドローラ71は、支軸71aにローラ71bを回転自在に設けたもので、その支軸71aの下部が、前記プレート72に固着されていると共に、その支軸71aの下端部がプレート72よりも下方に突出している。
そして、前記支軸71aの下端部が前記支持部材75の穴75aに嵌まり合い、障子ガイドローラ71が面外方向に動かないように支持している。
前記第1・第2可動障子3,4の各開き側縦框32,42には図2に示すように第1・第2ブラケット80,81が取り付けてある。この第1・第2ブラケット80,81に第1・第2ガイドローラ82,83が面外方向一側に向けて横軸回りに回転自在にそれぞれ取り付けてある。
前記第1ガイドローラ82は図7に示すように、固定障子2の下框20に、面外方向他側に開口して形成した面内方向に連続する第1ガイド溝20aに面内方向に移動可能に嵌まり込み、第1可動障子3を固定障子2に沿って移動自在にガイドする。
前記第2ガイドローラ83は図7に示すように、第1可動障子3の下框30に、面外方向他側に開口して形成した面内方向に連続した第2ガイド溝30aに面内方向に移動可能に嵌まり込み、第2可動障子4を第1可動障子3に沿って移動自在にガイドする。
1…建具枠、2…固定障子、3…第1可動障子(振れを規制する可動障子)、4…第2可動障子(他の可動障子)、4a…ガイド凹溝、10…縦枠、11…上枠、30…下框、31…上框、32…開き側縦框(面内方向開き側端部)、33…閉じ側縦框(面内方向閉じ側端部)、40…下框、41…上框、42…開き側縦框(面内方向開き側端部)、43…閉じ側縦框(面内方向閉じ側端部)、50…規制部材、50a…規制面、60…被規制部材、60a…固着部、60b…被規制部、61…障子ガイドローラ。

Claims (4)

  1. 少なくとも一対の縦枠と上枠を有した建具枠に、複数の可動障子を閉じ位置と開き位置とに亘って面内方向に移動可能に吊り下げ支持して取り付けた建具であって、
    前記閉じ位置の振れを規制する可動障子の面内方向閉じ側端部よりも閉じ側寄りの設置面に、当該可動障子と移動方向に隣接し、かつ面内方向閉じ側寄りの他の可動障子の面外方向中間部を境として面外方向に間隔を置いて対向した一対の規制面を有する規制部材を、前記他の可動障子と接しないように取り付け、
    前記振れを規制する可動障子の面内方向閉じ側端部に、その可動障子よりも面外方向他側に突出して前記他の可動障子の下面と設置面との間に位置する被規制部を有した被規制部材を、その可動障子が閉じ位置のときにのみ被規制部が前記一対の規制面間に入り込み、前記振れを規制する可動障子の面外方向の動きが規制されるように取り付けたことを特徴とする建具。
  2. 前記被規制部材に障子ガイドローラを取り付け、この障子ガイドローラを、前記他の可動障子の面内方向に連続したガイド凹溝内に面内方向に移動可能に嵌まり込んでいる請求項1記載の建具。
  3. 前記被規制部材は、振れを規制する可動障子の面内方向閉じ端部に固着して取り付ける固着部と、この固着部よりも面外方向他側に突出して前記他の可動障子の下框の下方に位置する被規制部を有し、その被規制部に障子ガイドローラを、上向きで縦軸回りに回転自在に取り付け、
    前記他の可動障子の下框に、下向きに開口したガイド凹溝を形成し、このガイド凹溝に障子ガイドローラを嵌め込んである請求項2記載の建具。
  4. 前記建具を、前記建具枠の面外方向一側寄りに固定障子を取り付け、この建具枠の面外方向中間に振れを規制する可動障子である第1可動障子、面外方向他側寄りに他の可動障子である第2可動障子を閉じ位置と開き位置に亘って面内方向に移動可能に吊り下げ支持して取り付け、前記第1可動障子が閉じ位置のときに、その面内方向開き側端部が固定障子の面内方向閉じ側端部の面外方向他側に重なり合い、前記第1・第2可動障子が閉じ位置のときに第2可動障子の面内方向開き側端部が第1可動障子の面内方向閉じ側端部の面外方向他側に重なり合うようにした3枚引戸タイプとし、
    前記第1可動障子の面内方向閉じ側端部よりも閉じ側寄りの設置面に規制部材を取り付け、その第1可動障子の面内方向閉じ側端部に被規制部材を取り付けた請求項1〜3いずれか1項に記載の建具。
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