JP5375893B2 - ネイルデザイン表示制御装置及び表示制御方法 - Google Patents

ネイルデザイン表示制御装置及び表示制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、ネイルデザイン表示制御装置及び表示制御方法に関するものである。
従来、印刷しようとする爪部の指を、装置本体に設けた指載置台上に位置決めし、この位置決めされた指の爪部に、各種の色や絵柄等からなるネイルデザインを印刷するネイルプリント装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、爪部上に直接印刷するのではなく、爪部に貼り付けて使用するシールにネイルデザイン等を印刷する装置も提案されている。このような装置によってネイルデザインが印刷されたシールを用いれば、誰でも手軽にネイルアートを楽しむことができる。
こうした装置では、例えば複数のネイルデザインを表示手段の表示画面上に表示させて、ユーザが印刷したいネイルデザインを表示画面上から選択し、所望のネイルデザインを印刷することができるようになっている。
特表2003−534083号公報
しかしながら、本来ネイルはファッションの一部であり、服装等とのコーディネートが重要となるところ、複数のネイルデザインの中からどれが自分の服装等に合うかをユーザが判断し、服装等と相性のよいネイルデザインを適切に選択することは困難である。このため、せっかく爪部に印刷したネイルデザインが当日の服装等に合わないということがある。
この点、近年、ネイルの施術を行うネイルサロンでは、ネイルデザインをユーザの爪部に施す「ネイリスト」とは別に、ユーザ毎の服装や好み、ネイルデザインをして外出する季節や場所等のシチュエーション等を広く考慮して、ユーザにとって最適なネイルデザインを選択し、提案してくれる専門的な相談受付け、案内スタッフとして、「ネイルコンシェルジュ」を配置することが試みられている。
このような「ネイルコンシェルジュ」がいるネイルサロンでは、ネイルの知識に乏しいユーザであっても、ネイルデザインを爪部に施して外出する際の服装やシチュエーション等を「ネイルコンシェルジュ」に伝えるだけで希望に沿ったネイルデザインの提案を受けることができ、失敗のないネイルデザイン選びをすることができる。
しかし、自宅等でネイルデザインの印刷を行うネイルプリント装置等の場合には、このような専門スタッフに相談することができない。
このため、ネイルプリント装置において印刷可能なネイルデザインのバリエーションを増やしても、ユーザがその中から適切にネイルデザインを選択することができず、服装等と相性の悪いネイルデザインを選んでしまったり、いつも同じネイルデザインしか選ばなくなる可能性が高く、バリエーション豊かなおしゃれを気軽に楽しむことができないという問題がある。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、簡単な操作を行うだけで、外出する際等の服装等に合ったネイルデザインを、確実かつ迅速にユーザに提案することができるネイルデザイン表示制御装置及び表示制御方法を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明に係るネイルデザイン表示制御装置は、
複数のネイルデザインを、複数のファッション関連項目に対する各ネイルデザインの相性度を示す評価数値データと対応付けて記憶している第1の記憶手段と、
前記複数のファッション関連項目を表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、
前記表示手段に表示された前記複数のファッション関連項目の中から1又は複数のファッション関連項目を指定する項目指定手段と、
前記第1の記憶手段に記憶されている前記各ネイルデザインについて、前記項目指定手段によって指定されたファッション関連項目毎の前記評価数値データを読み出して加算し、前記各ネイルデザイン毎の評価結果を算出する評価算出手段と
備えていることを特徴としている。
また、本発明の別の側面である表示制御方法は、
複数のネイルデザインを、複数のファッション関連項目に対する各ネイルデザインの相性度を示す評価数値データと対応付けて記憶している第1の記憶手段を備え、前記各ネイルデザインの中からいずれかのネイルデザインを選んで表示手段に表示させるネイルデザイン表示制御装置の表示制御方法であって、
複数のファッション関連項目を表示手段に表示させる第1の表示制御ステップと、
前記第1の表示制御ステップにおいて前記表示手段に表示された前記複数のファッション関連項目の中から1又は複数のファッション関連項目が指定されると、前記第1の記憶手段に記憶されている前記各ネイルデザインについて、この指定されたファッション関連項目毎の前記評価数値データを読み出して加算し、前記各ネイルデザイン毎の評価結果を算出する評価算出ステップと、
を含んでいることを特徴としている。
本発明によれば、表示手段に表示された複数のファッション関連項目の中から任意のファッション関連項目を指定するだけで、複数のネイルデザインの中から指定されたファッション関連項目と相性のよいネイルデザインを抽出し、表示手段に表示させるようになっている。
このため、当該ネイルデザインを施して外出する際の服装等のファッションにどのようなネイルデザインが似合うのかをユーザが判断することができない場合でも、候補となるネイルデザインをユーザに提示することができ、服装等にふさわしいネイルデザインをユーザが表示手段上で容易に確認することができるとの効果を奏する。
本発明に係るネイルプリント装置の一実施形態を概念的に示した斜視図で、蓋体を開いた状態を示している。 図1のネイルプリント装置の装置本体を概念的に示した斜視図である。 図1のネイルプリント装置の要部である印刷指固定手段を示した断面図で、印刷指として人差し指から小指を印刷指挿入部に挿入した際の固定態様を示している。 図1のネイルプリント装置の正面側の断面図である。 図1のネイルプリント装置の側断面図である。 本実施形態に係るネイルプリント装置の制御構成を示した要部ブロック図である。 図6のROMのネイルコンシェルジュ用の評価用データ部の構成例を示した図である。 図6のRAMのネイルコンシェルジュ用の評価結果データ部の構成例を示した図である。 本実施形態におけるネイルデザイン選択処理の全体の流れを示すフローチャートである。 本実施形態におけるネイルカタログモードによるネイルデザイン表示処理を示すフローチャートである。 本実施形態におけるネイルカタログモードによるネイルデザイン表示処理を示すフローチャートである。 本実施形態におけるネイルコンシェルジュモードによるネイルデザイン表示処理を示すフローチャートである。 本実施形態におけるネイルコンシェルジュモードによるネイルデザイン表示処理を示すフローチャートである。 本実施形態におけるネイルコンシェルジュモードによるネイルデザイン表示処理を示すフローチャートである。 ネイルコンシェルジュモードによるネイルデザイン表示処理における評価算出処理を示すフローチャートである。 本実施形態におけるモード選択画面の一例を示す図である。 ネイルカタログモードにおける検索設定画面の一例を示す図である。 ネイルカタログモードにおける検索結果画面の一例を示す図である。 ネイルカタログモードにおけるデザイン選択画面の一例を示す図である。 ネイルカタログモードにおけるデザイン確認画面の一例を示す図である。 ネイルコンシェルジュモードにおける第1の項目設定画面の一例を示す図である。 ネイルコンシェルジュモードにおける第2の項目設定画面の一例を示す図である。 ネイルコンシェルジュモードにおける第3の項目設定画面の一例を示す図である。 ネイルコンシェルジュモードにおける第4の項目設定画面の一例を示す図である。 ネイルコンシェルジュモードにおける第5の項目設定画面の一例を示す図である。 ネイルコンシェルジュモードにおける第6の項目設定画面の一例を示す図である。 ネイルコンシェルジュモードにおける第7の項目設定画面の一例を示す図である。 本実施形態における項目設定結果の一例を示す図である。 ネイルコンシェルジュモードにおける評価結果画面の一例を示す図である。 ネイルコンシェルジュモードにおける評価結果画面の一例を示す図である。 ネイルコンシェルジュモードにおけるデザイン選択画面の一例を示す図である。 ネイルコンシェルジュモードにおけるデザイン確認画面の一例を示す図である。
図1から図32を参照しつつ、本発明に係るネイルデザイン表示制御装置の一実施形態について説明する。なお、本実施形態では、ネイルデザイン表示制御装置が、印刷部等を備え、選択されたネイルデザインをユーザの爪部に印刷することのできるネイルプリント装置である場合を例として説明するが、本発明を適用可能なネイルデザイン表示制御装置はこのようなネイルプリント装置に限定されない。
図1は、本実施形態におけるネイルプリント装置の外観を示す斜視図であり、図2は、ネイルプリント装置の内部構成を示す斜視図である。
図1に示すように、このネイルプリント装置1は、ケース本体2及び蓋体4を備えている。このケケース本体2及び蓋体4は、ケース本体2の上面後端部に設けたヒンジ3を介して、互いに連結されている。
上記ケース本体2は平面視で長円状に形成されている。このケース本体2には前側には開閉板2cが起倒可能に設けられている。この開閉板2cは、ケース本体2の前面下端部に設けたヒンジ(図示せず)を介して、ケース本体2に連結されている。この開閉板2cは、ケース本体2の前面を開閉するためのものである。
また、ケース本体2の天板2fには後述する操作部12及び表示部13が設置されている。
なお、ケース本体2及び蓋体4の形状、構成はここに例示したものに限定されない。
また、ケース本体2にはネイルプリント装置1の装置本体10が収容されている。この装置本体10は、図2に示す印刷指固定手段を構成している印刷指固定部20、撮影手段を構成している撮影部30、印刷手段を構成している印刷部40及び制御手段を構成している制御手段50(図10参照)を備えている。これら印刷指固定部20、撮影部30、印刷部40及び制御装置50は機枠11に設けられている。
なお、機枠11は下部機枠11a及び上部機枠11bによって構成されている。そして、下部機枠11aは箱状に形成され、ケース本体2の内部下方に設置され、上部機枠11bは下部機枠11aの上方で且つケース本体2の内部上方に設置されている。
印刷指固定部20は、機枠11の中の下部機枠11aに設けられている。この下部機枠11aに設けられた印刷指挿入部20a、非印刷指挿入部20b及び掴み部20cによって印刷指固定部20が構成されている。
ここで、印刷指挿入部20aは、印刷しようとする爪部Tに対応する指(以下「印刷指」という。)U1を挿入するめための指挿入部である(図3参照)。
また、非印刷指挿入部20bは、印刷指以外の指(以下「非印刷指」という。)U2を挿入するための指挿入部である(図3参照)。
また、掴み部20cは、印刷指挿入部20aに挿入された印刷指U1と、非印刷指挿入部20bに挿入された非印刷指U2とで挟持することが可能な部分である。本実施形態において、この掴み部20cは印刷指挿入部20aと非印刷指挿入部20bとを仕切る隔壁21によって構成されている。
この掴み部20cの上面は平坦な印刷指載置面を構成している。この掴み部20cの指挿入側端部には膨出部22が形成されている。この膨出部22は、印刷指挿入部20a及び非印刷指挿入部20bに印刷指U1及び非印刷指U2を深く挿入した際に、印刷指U1及び非印刷指U2の付け根U3が当接する部分に形成されている。膨出部22は、印刷指U1の腹全体が印刷指載置面に当接した状態で、印刷指U1と非印刷指U2とで掴み部20cを強く挟持することができるように、指挿入方向の断面が、掴み部20cの下面から下方に向けて膨出するように円形となっている。なお、膨出部22の形状は、断面円形に限定されることなく、断面楕円形,多角形等の非円形であってもよい。
図3は、左手の親指以外の4本の指(人差し指、中指、薬指及び小指)が印刷指U1となる場合における印刷指U1の固定態様の一例を具体的に示したものである。
この場合、図3に示すように、ユーザが印刷指挿入部20aに挿入された印刷指U1と、非印刷指挿入部20bに挿入された非印刷指U2とで掴み部20cを挟持することにより、印刷指U1が掴み部20cの上で固定される。
図1〜図3に示すように、本実施形態において、掴み部20cの幅方向の中央部には、印刷指挿入部20aに挿入された印刷指U1である人差し指から小指までの4つの指と非印刷指挿入部20bに挿入された非印刷指U2であるその他の指(すなわち、親指)との付け根U3を端部に突き当てることによって、人差し指から小指までの4つの指の位置決めを行うことが可能な第1の指位置決め部201が配置されている。
本実施形態において、第1の指位置決め部201の幅方向Xの長さ寸法は、印刷指挿入部20aに挿入される人差し指から小指までの4つの指の左右幅の寸法とほぼ同じか、これよりも多少大きい寸法となっている。
また、掴み部20cには、第1の指位置決め部201の左右両側に、印刷指挿入部20aに挿入された印刷指U1である親指と非印刷指挿入部20bに挿入された非印刷指U2であるその他の指(すなわち、人差し指から小指までの4つの指)との付け根U3を端部に突き当てることによって、印刷指挿入部20aに挿入された親指の位置決めを行うことが可能な第2の指位置決め部202が配置されている。
第2の指位置決め部202は、第1の指位置決め部201の端部よりもその端部が印刷指の挿入方向Yの奥側にずれた位置に配置されている。第2の指位置決め部202の端部を第1の指位置決め部201の端部に対してどの程度ずらすかは特に限定されないが、親指の爪部Tbと他の4本の指の各爪部Taの位置がほぼ横方向に並ぶ程度となることが好ましい。
この点、人間の手は親指が他の4本の指に比べて短く、掴み方や個人差はあるものの、親指と他の4本の指とでは、その長さに40〜75mmの差がある。そこで、このような指の長さの差を考慮して、第2の指位置決め部202の端部は第1の指位置決め部201の端部よりも40〜75mm程度、印刷指U1の挿入方向Yの奥側にずれていることが好ましい。
本実施形態のように親指を位置決めする第2の指位置決め部202の端部を40〜75mm程度、第1の指位置決め部201の端部よりも印刷指の挿入方向Yの奥側にずらした場合には、親指Tb及び他の4本の指の各Taの印刷指の挿入方向Yにおける位置がほぼ揃うため、撮影部30の撮影可能領域及び印刷部40の印刷可能領域を狭くすることができる。
また、図4は、本実施形態に係るネイルプリント装置1の正面側の断面図であり、図5は、ネイルプリント装置1の側断面図である。
図4及び図5に示すように、撮影部30は、機枠11の中の上部機枠11bに設けられている。
すなわち、上部機枠11bに設置された基板31の中央部下面には、ドライバーを内蔵した200万画素程度以上の画素を有するカメラ32が設置されている。また、基板31には、カメラ32を囲むように白色LED等の照明灯33が設置されている。撮影部30は、このカメラ32及び照明灯33を備えて構成されている。
この撮影部30は、照明灯33によって印刷指U1を照明し、カメラ32によってその印刷指U1を撮影し、指画像を取り込むためのものである。この撮影部30は、後述する制御手段50の制御部51に接続され、該制御部51によって制御されるようになっている。
また、印刷部40は主に上部機枠11bに設けられている。
すなわち、図2及び図4に示すように、上部機枠11bの両側板には、2本のガイドロッド41が平行に架設されている。このガイドロッド41には、主キャリッジ42が摺動自在に設置されている。また、図5に示すように、主キャリッジ42の前壁42aおよび後壁42bには2本のガイドロッド44が平行に架設されている。このガイドロッド44には、副キャリッジ45が摺動自在に設置されている。この副キャリッジ45の下面中央部には、印刷ヘッド46が搭載されている。
本実施形態において、この印刷ヘッド46は、インクを微滴化し、被印字媒体に対し直接に吹き付けて印刷を行うインクジェット方式の印刷ヘッドである。なお、印刷ヘッド46の記録方式はインクジェット方式に限定されない。
主キャリッジ42は動力伝達手段(図示せず)を介してモータ43に連結され、モータ43の正逆回転によって、ガイドロッド41に沿って左右方向に移動ように構成されている。また、副キャリッジ45は動力伝達手段(図示せず)を介してモータ47に連結され、モータ47の正逆回転によって、ガイドロッド44に沿って前後方向に移動するように構成されている。本実施形態において、印刷ヘッド46の可動範囲がネイルプリント装置1の印刷可能範囲であり、印刷指U1に対する印刷はこの印刷可能範囲内において行われる。
また、下部機枠11aには、印刷ヘッド46にインクを供給するためのインクカートリッジ48が設けられている。インクカートリッジ48は、図示しないインク供給管を介して印刷ヘッド46と接続されており、適宜印刷ヘッド46にインクを供給するようになっている。
印刷部40は、これらガイドロッド41、主キャリッジ42、モータ43、ガイドロッド44、副キャリッジ45、印刷ヘッド46、モータ47及びインクカートリッジ48等を備えて構成されている。
この印刷部40のモータ43、印刷ヘッド46、モータ47は、後述する制御装置50の制御部51(印刷制御部514)に接続され、該制御部51(印刷制御部514)によって制御されるようになっている。
操作部12は、ユーザが各種入力を行うための入力手段である。
操作部12には、例えば、ネイルプリント装置1の電源をONする電源スイッチボタン121a、印刷の開始指示を入力する印刷開始指示スイッチボタン121b、その他各種の入力を行うための操作ボタン121が配置されている。
また、ケース本体2の天板2fには液晶パネル(液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display))等で構成された表示部13が設けられている。
本実施形態において、この表示部13の表面には、タッチパネルが一体的に構成されており、図示しないスタイラスペン等によるタッチ操作により、表示部13の表面をタッチすることによっても各種の入力操作を行うことができるようになっている。
表示部13には、例えば図16,図19,図31に示すような各種の選択画面や、図17、図21〜図27等に示すような各種の設定画面、図20、図32等に示すような確認画面等が表示される。
本実施形態では、後述するように、ネイルプリント装置1は、複数あるネイルデザインの中からユーザの要望に応じたネイルデザインを自動的に抽出して提案するネイルデザイン選択処理を行うようになっており、ネイルデザイン選択処理を行う際のモードとして、ネイルカタログモードと、ネイルコンシェルジュモードとを備えている。
表示部13には、例えば図15に示すように、ネイルカタログモードボタン151及びネイルコンシェルジュモードボタン152が表示されたモード選択画面131が表示可能となっており、ユーザはこのモード選択画面131においてネイルカタログモードボタン151又はネイルコンシェルジュモードボタン152をタッチ操作することにより、いずれかのネイルデザイン選択モードを選択することができるようになっている。なお、モード選択画面131には戻るボタン153が設けられており、この戻るボタン153を操作することにより、モード選択画面131における選択結果が解除され、前の画面に戻ることができる。
なお、ネイルプリント装置1は、ネイルデザインをネイルプリント装置1側で自動的に抽出してくれるネイルデザイン選択モードを備えるだけでなく、ユーザが自ら複数のネイルデザインの中から所望のネイルデザインを指定することができるようになっていてもよい。
ここで、ネイルカタログモードとは、「デザイン要素」、「シーン」、「色・イメージ」を指定(選択)することによって複数あるネイルデザインの中から指定された条件に合致したネイルデザインをネイルプリント装置1側で自動的に抽出してくれるものである。
「デザイン要素」とは、各ネイルデザインを構成している要素であり、例えば、図19に示すデザインNo.0004であれば、「フレンチ」、デザインNo.1000であれば、「レース」、デザインNo.0070であれば、「リボン」、デザインNo.0002であれば、「レース」がデザイン要素となる。
「シーン」とは、当該ネイルデザインを施して外出するシーン、シチュエーションを意味するものであり、例えば、図17に示すように、「オフィス」「結婚式」等の外出先や、「春」「クリスマス」等、ネイルデザインを施す季節等である。
「色・イメージ」とは、ネイルデザインの色やイメージであり、例えば、図17に示すように、「レッド」「オレンジ」や「シンプル」「ゴージャス」等である。
これらの「デザイン要素」、「シーン」、「色・イメージ」は、各ネイルデザインごとに予め設定されており、その情報が後述するROM52等の記憶手段に記憶されている。
また、ネイルコンシェルジュモードとは、「服装・色・柄」、「シーン」、「対象年齢」等のファッション関連項目を指定(選択)すると、各項目に対する各ネイルデザインの相性度を評価して、複数あるネイルデザインの中から指定された項目と相性のよいネイルデザインをネイルプリント装置1側で自動的に抽出してくれるものである。
「ファッション関連項目」とは、ネイルデザインを選択する際に考慮される項目であり、少なくとも複数の「ファッションアイテム項目」及びこれらファッションアイテムの色を含む複数の「アイテム関連項目」を含んでいる。
「ファッションアイテム項目」とは、ネイルデザインを施して外出する際のユーザの服装の種類を示す項目であり、「ファッションアイテム」とは、例えばシャツ・ブラウスかワンピースかスーツか等、各種の服装を意味する。
「アイテム関連項目」とは、「ファッションアイテム項目」に挙げられている服装(すなわちファッションアイテム、例えばワンピース等)の色や柄等を示す項目である。なお、「アイテム関連項目」は、少なくともファッションアイテム(服装)の色を含んでいればよく、色や柄に限定されない。
なお、「ファッション関連項目」は、「ファッションアイテム項目」及び「アイテム関連項目」に限定されず、ネイルデザインを選択する際に考慮される各種の項目を広く含むものである。例えば、本実施形態では、「ファッションアイテム項目」及び「アイテム関連項目」の他、「対象年齢」や「シーン・対象」が「ファッション関連項目」として含まれている。
「対象年齢」とは、ネイルデザインを施そうとする人(ユーザ)の見た目年齢である。「シーン」とは、当該ネイルデザインを施して外出するシーン、シチュエーションを意味するものであり、例えば、図27に示すように、「オフィス」「結婚式」等の外出先や、「春」「クリスマス」等、ネイルデザインを施す季節等である。また、「対象」とは、当該ネイルデザインを施して外出した先で会う予定の対象者に関する項目であり、対象者の年齢や性別等を含んでいる。
なお、「ファッション関連項目」、及び「アイテム関連項目」に含まれる項目、要素は、ここに例示したものに限定されない。ここに挙げた以外の項目が含まれていてもよいし、ここに挙げたものの一部のみであってもよい。
各ネイルデザインごとに予め設定された「ファッション関連項目」(すなわち「ファッションアイテム項目」としての服装の種類、「アイテム関連項目」としての服装の色・柄、「対象年齢」、「シーン」、「対象」等)ごとの評価点数(評価数値データ)は、後述するROM52等の記憶手段のネイルコンシェルジュ用の評価用データ部52aに記憶されている。
以下、ネイルデザイン選択処理を行う場合に表示部13に表示される各画面について具体的に説明する。
モード選択画面131においてネイルカタログモードが選択されたときは、表示部13には、図17に示すネイルカタログモードの検索設定画面132が表示され、この検索設定画面132において、ユーザが所望の項目に画面上でタッチすることにより、検索項目を設定することができる。
なお、検索設定画面132には戻るボタン153及び検索開始ボタン154が設けられており、戻るボタン153を操作することにより、検索設定画面132における設定結果が解除され、前の画面(すなわち、図16のモード選択画面131)に戻ることができる。また、検索開始ボタン154を操作することにより、ネイルカタログモードによるネイルデザインの検索を行うことができる。
また、表示部13には、図18に示すように、ネイルカタログモードによるネイルデザインの検索結果を表示する検索結果画面133が表示される。この検索結果画面133において、ユーザが画面上で所望のネイルデザインにタッチすることにより、ネイルデザインが選択される。
なお、1つの検索結果画面133に表示させるネイルデザインの数は図示例に限定されない。また、図18では1つの画面に複数のネイルデザインを一覧表示させる例を示しているが、検索結果の表示の仕方はこれに限定されない。例えば、1つの画面に1つずつネイルデザインを表示させ、画面を順次スクロールさせることにより、複数のネイルデザインを順次画面上に表示させるようにしてもよい。
検索結果画面133には戻るボタン153が設けられており、戻るボタン153を操作することにより、検索結果画面133における選択結果が解除され、前の画面(すなわち、図12の検索設定画面132)に戻ることができる。また、次行にスクロールしたい場合には次行ボタン156を操作し、前の行に戻りたい場合には前行ボタン157を操作することにより、検索結果を任意にスクロールさせることができる。なお、スクロール方向は限定されず、図18に示すような縦方向のスクロールでなく、横方向のスクロールができるようにしてもよい。また、検索結果をさらに絞り込みたいときは、好みのネイルデザインを複数選択して絞込ボタン155を操作することにより、検索されたネイルデザインをユーザの選択したものにさらに絞り込むことができる。なお、好みのネイルデザインが1つしかない場合には、当該ネイルデザインを選択する。この場合決定ボタン158が画面上に表示され、ユーザがこの決定ボタン158を操作することにより選択された当該ネイルデザインが所望のネイルデザインとして選択される。
図19は、ネイルデザインが4つに絞り込まれた状態を示すデザイン選択画面134の一例を示す図である。図19に示すように、デザイン選択画面134には、戻るボタン153と決定ボタン158とが設けられており、戻るボタン153が操作されると、デザイン選択画面134における選択結果が解除され、前の画面(すなわち、図18の検索結果画面133)に戻ることができる。また、ユーザがいずれかのネイルデザインを選択して決定ボタン158を操作すると、選択された当該ネイルデザイン(図19ではデザインNo.0070)が反転表示され所望のネイルデザインとして選択される。
図20は、ネイルカタログモードにおけるデザイン確認画面135の例である。デザイン選択画面134(又は検索結果画面133)において1つのネイルデザインが選択されるとデザイン確認画面135が表示される。デザイン確認画面135には、選択されたネイルデザインを親指から小指までの5指の爪部に印刷した状態を示したものである。このデザイン確認画面135においてユーザが戻るボタン153を操作すると、前の画面(すなわち、図19のデザイン選択画面134)に戻ることができる。また、ユーザが確認決定ボタン159を操作すると、当該ネイルデザイン(図20ではデザインNo.0070)がユーザの爪部に印刷するネイルデザインとして決定される。
また、モード選択画面131においてネイルコンシェルジュモードが選択されたときは、表示部13は、図21〜図27に示すネイルコンシェルジュモードの項目設定画面136〜142において、後述する複数のファッション関連項目である服装の種類(図21、図22参照)や服装の柄(図23参照)、服装の色(図24参照)、靴の種類・色、鞄の種類・色(図25参照)、全体のタイプ・印象(図26参照)、対象年齢・シーン・対象(図27参照)を表示させるようになっており、表示部13は、複数のファッション関連項目を表示させる表示手段として機能する。
そして、ユーザはこの項目設定画面136〜142において所望の項目に画面上でタッチすることにより、所望のファッション関連項目を設定することができるようになっており、本実施形態では、表示部13は、表示部13に表示された複数のファッション関連項目の中から1又は複数のファッション関連項目を指定する項目指定手段としても機能する。
なお、図21は服装の大分類を設定する第1の項目設定画面136であり、図22は、図21の第1の項目設定画面136において「ワンピース・ドレス」が選択された場合において、「ワンピース・ドレス」についてさらに詳細な分類を設定する第2の項目設定画面137である。また、図23は、図21の第1の項目設定画面136において「ワンピース・ドレス」が選択された場合において、「ワンピース・ドレス」の柄を設定する第3の項目設定画面138である。さらに、図24は、図21の第1の項目設定画面136において「ワンピース・ドレス」が選択された場合において、「ワンピース・ドレス」の色を設定する第4の項目設定画面139である。この色を設定する画面では、例えば服装が無地のワンピースである場合には、図24中、「全体」の項目のみ色を選択する。また、服装が柄物のワンピースである場合には、例えば少し離れて当該服装を見たときの全体的な色の印象を「全体」の項の色項目の中から選択し、生地の地色を「地色」の項の中から選択し、柄の色を「柄色」の項の中から選択する。なお、柄が1色だけからなる場合には「柄色1」の項のみ対応する色を選択し、柄が複数色からなる場合には、例えば目立つ色から順に「柄色1」〜「柄色3」の項の中から対応する色を選択する。
項目設定画面136〜142(図21〜図27)には、戻るボタン161が設けられており、これを操作することにより、当該項目設定画面136〜142における設定結果が解除され、前の画面に戻ることができる。また、項目設定画面136〜141(図21〜図26)には、決定・次へボタン162が設けられており、この決定・次へボタン162を操作することにより当該項目設定画面136〜141における項目設定が決定され、次の項目設定画面137〜142に移行する。また、項目設定画面142(図27)には、決定・開始ボタン163が設けられており、この決定・開始ボタン163を操作することにより当該項目設定画面142における項目設定が決定されるとともに、設定された項目でネイルコンシェルジュモードによるネイルデザインの順位付け(後述)が後述する制御部51の順位決定部513により行われる。
さらに、表示部13は、図29、図30に示すように、この順位付けの結果を表示する評価結果画面143を表示画面上に表示させる。
表示手段である表示部13の評価結果画面143には、後述する制御部51の順位決定部513により行われた順位付けにしたがって、順位の高い順にネイルデザインを少なくとも1つ表示させるようになっている。本実施形態では、順位の高い順に1位から6位までが1つの画面に表示されるようになっている。図29、図30に示すように、評価結果画面143には、各ネイルデザインの順位、デザインNO.の他、当該ネイルデザインの特徴を表すコメントデータがネイルデザインの画像とともに表示される。なお、評価結果画面143に表示される内容はここに例示したものに限定されない。このうちの一部のみでもよいし、ここに挙げた以外の項目が表示されてもよい。
この評価結果画面143において、ユーザが画面上で所望のネイルデザインに複数タッチすることにより、複数のネイルデザインが選択され、絞込ボタン164を操作することにより評価結果が当該選択されたネイルデザインに絞り込まれる。
なお、1つの評価結果画面143に表示させるネイルデザインの数は図示例に限定されない。また、図29、図30では1つの画面に複数のネイルデザインを一覧表示させる例を示しているが、評価結果の表示の仕方はこれに限定されない。例えば、1つの画面に1つずつネイルデザインを表示させ、画面を順次スクロールさせることにより、複数のネイルデザインを順次画面上に表示させるようにしてもよい。
なお、好みのネイルデザインが1つしかない場合には、当該ネイルデザインを選択して決定ボタン167を操作することにより選択された当該ネイルデザインが所望のネイルデザインとして選択される。
図31は、ネイルデザインが4つに絞り込まれた状態を示すデザイン選択画面144の一例を示す図である。図31に示すように、デザイン選択画面144には、戻るボタン161と決定ボタン167とが設けられており、戻るボタン161が操作されると、前の画面(すなわち、図29の評価結果画面143)に戻ることができる。また、ユーザがいずれかのネイルデザインを選択して決定ボタン167を操作すると、選択された当該ネイルデザイン(図31ではデザインNo.0001)が反転表示され所望のネイルデザインとして選択される。
図32は、ネイルコンシェルジュモードにおけるデザイン確認画面145の例である。デザイン選択画面144(又は評価結果画面143)において1つのネイルデザインが選択されるとデザイン確認画面145が表示される。デザイン確認画面145には、選択されたネイルデザインを親指から小指までの5指の爪部に印刷した状態を示したものである。このデザイン確認画面145においてユーザが戻るボタン161を操作すると、前の画面(すなわち、図31のデザイン選択画面144)に戻ることができる。また、確認決定ボタン168を操作すると、当該ネイルデザイン(図32ではデザインNo.0001)がユーザの爪部に印刷するネイルデザインとして決定される。
その他、表示部13には、例えば、印刷指U1を撮影した指爪画像やその中の爪部Tを表す爪領域の画像や各種の指示画面等が適宜表示されるようになっている。
表示部は、後述する制御手段50の制御部51(表示制御部515)に接続され、該制御部51(表示制御部515)によって制御されるようになっている。
また、制御装置50は、例えば上部機枠11bに配置された基板31等に設置されている。図6は、本実施形態における制御構成を示す要部ブロック図である。
制御装置50は、図6に示すように、図示しないCPU(Central Processing Unit)等によって構成されている制御部51、記憶手段としてのROM(Read Only Memory)52及びRAM(Random Access Memory)53等を備えるコンピュータである。なお、記憶手段は、制御装置50内のROM52、RAM53に限定されず、他に記憶手段が設けられていてもよい。
この制御部51は、機能的に見た場合、カタログ検索部511、評価算出部512、順位決定部513、印刷制御部514、表示制御部515等を備えている。これらカタログ検索部511、評価算出部512、順位決定部513、印刷制御部514、表示制御部515等としての機能は、CPUとROM52に記憶されたプログラムとの共働によって実現される。
本実施形態において、ROM52には、ネイルカタログモードでネイルデザインを自動的に選択するためのネイルカタログ検索プログラム、ネイルコンシェルジュモードでネイルデザインを自動的に選択するためのネイルコンシェルジュ評価プログラム、表示制御処理を行うための表示制御処理プログラム、印刷制御処理を行うための印刷制御処理プログラム等の各種プログラムが格納されており、これらのプログラムが制御装置50によって実行されることにより、ネイルプリント装置1の各部が統括制御されるようになっている。
本実施形態では、ROM52には、ネイルカタログ用のデータを記憶するカタログ検索用データ部(図示せず)が設けられている。カタログ検索用データ部は、例えば「デザイン要素」「シーン」「色・イメージ」の各項目について、それぞれのネイルデザインに対応するものを予め設定して記憶させたものである。
カタログ検索用データ部に記憶させておく項目の数や種類は特に限定されないが、1つのネイルデザインについて、記憶させておく項目が多過ぎると、ネイルカタログモード用のデータの占めるデータ量が多くなり、大容量の記憶手段が必要となってしまう。
このため、本実施形態では、カタログ検索用データ部に記憶させておくネイルカタログモード用のデータとして各ネイルデザインごとに、10バイト(byte)程度のデータを持ち、具体的には、例えば、「デザイン要素」に該当するデータが4個、「シーン」に該当するデータが2個、「色」に該当するデータが2個(当該ネイルデザインが3色以上で構成されている場合には、例えば最も多く使われている色と2番目に多く使われている色をカタログ検索用データ部に登録)、「イメージ」に該当するデータが2個を上限としてそれぞれ記憶されている。
また、本実施形態では、ROM52には、ネイルコンシェルジュ用のデータを記憶する評価用データ部52aが設けられており、複数のネイルデザインのデータ(ネイルデザイン画像のビットマップデータ等)が、各ネイルデザインを表すデザイン番号(デザインNo.)、ネイルデザインの特徴を示すコメントデータ(文字データ)、各ネイルデザインごとに予め設定された「ファッション関連項目」(すなわち「ファッションアイテム項目」としての服装の種類、「アイテム関連項目」としての服装の色・柄、「対象年齢」、「シーン」、「対象」等)ごとの評価点数(評価数値データ)等と対応付けられてこのネイルコンシェルジュ用の評価用データ部52aに記憶されている。
図7は、本実施形態におけるネイルコンシェルジュ用の評価用データ部52aの構成例を示した図である。
図7に示す評価点数(評価数値データ)は、各ネイルデザインごとに各ファッション関連項目との相性度を評価した数値であり、図7に示すように、本実施形態では、ファッション関連項目として「服装(すなわちファッションアイテム)の種類」から「シーン・対象」まで、全367項目(図21〜図27参照)について、予め、例えばファッションデザイナー等が各ネイルデザインとの相性を評価し点数化したものが評価点数として記憶されている。
点数化の仕方は特に限定されないが、本実施形態では、各項目ごとに、各ネイルデザインとの相性が+127点〜−127点までの間で点数評価されている。点数評価は全ての項目について行われており、例えば、服装の柄であれば、図23に示すように、20項目が用意されている。また、服装の色であれば、図24に示すように、全体の色、地色、柄色1〜3について、それぞれ40色、全200項目が用意されている。なお、柄の種類や色の数はここに例示したものに限定されない。例えば、服装の色について12色程度の項目数としてもよいし、100色等の項目を用意してもよい。そして、図7に示すように、評価用データ部52aには、これらそれぞれの項目について各ネイルデザインとの相性を示す評価点数が各ネイルデザインと対応付けられて記憶されている。なお、このように評価用データは評価点数として記憶されているため、多くの項目を用意しても1バイト(byte)程度の少ないデータ量ですむ。
本実施形態において、ROM52は、複数のネイルデザインを、複数のファッション関連項目に対する各ネイルデザインの相性度を示す評価数値データと対応付けて記憶する第1の記憶手段として機能する。
また、RAM53は、各種データ等を記憶する記憶領域と、制御部51が各種処理を行う際にプログラム等を展開する作業領域(図示せず)とを備えている。
本実施形態において、RAM53の記憶領域には、評価算出手段である評価算出部512により算出された評価結果を記憶する評価結果データ部53aが設けられており、RAM53は評価算出部512により算出された評価結果を記憶する第2の記憶手段として機能する。
図8は、本実施形態におけるネイルコンシェルジュ用の評価結果データ部53aの構成例を示した図である。
図8に示すように、評価結果データ部53aには、評価算出手段である評価算出部512により各ネイルデザインごとの評価点数(評価数値データ)を加算することにより算出された評価結果(すなわち評価点数の合計)が各ネイルデザインのデザイン番号と対応付けられて記憶されている。
なお、評価結果データ部53aには、評価算出部512により算出された全てのネイルデザインの評価結果が順次記憶されていってもよいし、例えば、評価算出部512が評価点数を算出するごとに既に算出されているネイルデザインの評価結果と比較し、例えば上位12位程度までの高い評価結果であるネイルデザインについてその評価結果を記憶し、それ以下のものについてはデータを保存しないようにしてもよい。
カタログ検索部511は、ネイルデザインを選択するデザイン選択モードとしてネイルカタログモードが選択された場合に、複数のネイルデザインの中から、ユーザにより設定された検索項目に合致するネイルデザインを選択するものである。
具体的には、カタログ検索部511は、ユーザにより指定(設定)された検索項目が各ネイルデザインに対応付けられているかを、デザインNo.0001から順に検索していき、対応付けられている場合にはポイントを+1ずつ加算していく。
例えば、ユーザにより指定(設定)された検索項目が図17に示すように、「フレンチ」「レース」「オフィス」「春」「ピンク」「シンプル」であり、デザインNo.0004に対応付けられている「デザイン要素」が「フレンチ」、「シーン」が「オフィス」「春」、「色・イメージ」が「ピンク」「シンプル」である場合、デザインNo.0004にはユーザの設定した項目のうち、「フレンチ」「オフィス」「春」「ピンク」「シンプル」の5項目が含まれていることになる。このため、デザインNo.0004に加算されるポイントは、+5となる。また、例えば、デザインNo.0002に対応付けられている「デザイン要素」が「レース」、「シーン」が「デート」「秋」、「色・イメージ」が「ピンク」「クール」である場合には、デザインNo.0002にはユーザの設定した項目のうち、「レース」「ピンク」の2項目が含まれていることになる。このため、デザインNo.0002に加算されるポイントは、+2となる。
このような検索をROM52に記憶されている全てのネイルデザイン(本実施形態ではデザインNo.0001〜デザインNo.1000の1000個のネイルデザイン)について行い、加算されたポイントの多かった順に例えば上位36個を検索結果とする。カタログ検索部511による検索結果は、表示部13の検索結果画面133(図18参照)に表示される。なお、上位何個のネイルデザインを検索結果として表示させるかは特に限定されない。例えば所定のポイント以上のもののみを検索結果として表示させるとしてもよい。
評価算出部512は、第1の記憶手段であるROM52に記憶されている各ネイルデザインについて、項目指定手段である表示部13のタッチパネルによって指定されたファッション関連項目毎の評価点数(評価数値データ)を読み出して加算し、各ネイルデザイン毎の評価結果を算出する評価算出手段である。
なお、本実施形態では、評価算出部512が評価結果を算出する際に、指定されたファッションアイテム(すなわちユーザの服装)の種類によって評価点数の重み付けを変えており、例えばファッションアイテムが「ワンピース」、「スーツ」、「コート」、「着物」である場合には、重み付け係数Kを1とし、ファッションアイテムが「ハーフコート」、「羽織」、「帯」である場合には、重み付け係数を1/2としている。また、ファッションアイテムの色や柄についても、ネイルデザインとの相性に大きく関わるもの(例えば服装全体の色等)については重く評価(例えば重み付け係数Kに2を乗じて評価)し、それほど重要でないもの(例えば服装の一部に施された柄の色等)については軽く評価(例えば重み付け係数Kに1/4を乗じて評価)するように重み付けをしている。これにより、ネイルデザインを服装等とコーディネートした際により適切なマッチングを図ることができる。なお、評価算出部512における重み付けの手法はここに例示したものに限定されない。また、評価算出部512においてこのような重み付けを行うことは必須ではなく、重み付けを行わずに単にファッション関連項目毎の評価点数(評価数値データ)を読み出して加算することにより評価結果を算出してもよい。
順位決定部513は、第2の記憶手段であるRAM53の評価結果データ部53aに記憶された各ネイルデザイン毎の評価結果を比較して、各ネイルデザインの順位付けを行う順位決定手段である。
具体的には、順位決定部513は、評価算出部512によってネイルデザインの評価結果が算出されると、既に評価結果データ部53aに記憶されている評価結果がある場合には、新たに算出された評価結果をこれと比較し、最も点数の高いものを暫定1位とする。また、未だ評価結果データ部53aに記憶されている評価結果がない場合(例えばデザインNo.0001の評価結果等、1件目である場合)には、当該ネイルデザインを暫定1位と決定する。
なお、評価結果の上位のものから順に12位まで等、所定の高評価のネイルデザインについてのみ評価結果を評価結果データ部53aに記憶させておく場合には、順位決定部513による比較の結果、評価結果が12位以下であると判断されたネイルデザインについては、これについて算出された評価結果を順次破棄していき、評価結果データ部53aには常に上位12位までの評価結果が算出されたネイルデザインについてその評価結果を記憶させるようにする。
印刷制御部514は、ネイルカタログモード、ネイルコンシェルジュモード等において選択されたネイルデザインをユーザの爪部に対して印刷するように印刷部40を制御する印刷制御手段である。
表示制御部515は、表示手段としての表示部13に各種の画像等を表示させる表示制御手段である。
本実施形態において、表示制御部515は、複数のファッション関連項目を表示手段である表示部13に表示させる第1の表示制御手段として機能する。すなわち、表示制御部515は、表示部13を制御して複数のファッション関連項目が一覧表示された項目設定画面(図21〜図27)を表示部13に表示させる。なお、本実施形態では、複数のファッション関連項目が1つの表示画面上に表示される場合を例としたが、ファッション関連項目の表示のさせ方はこれに限定されない。例えば、ファッション関連項目を1つずつ画面に表示させ、表示画面を切り替えたりスクロールさせたりすることによってファッション関連項目を順次表示させるようにしてもよい。
また、表示制御部515は、順位決定手段である順位決定部513により行われた順位付けにしたがって、順位の高い順にネイルデザインを少なくとも1つ表示手段である表示部13に表示させる第2の表示制御手段として機能する。なお、本実施形態では、表示部13の1つの評価結果画面143上に6つのネイルデザインが対応するコメント及びデザイン番号とともに2列3段で表示される場合を例としたが、評価結果画面143上に表示されるネイルデザインの数や表示させる際のレイアウト、表示される項目等はここに例示したものに限定されない。例えば、ネイルデザインを1つずつ画面に表示させ、表示画面を切り替えたりスクロールさせたりすることによって順位の高い順にネイルデザインを順次表示させるようにしてもよい。
次に、上記ネイルプリント装置1によるネイルデザインの表示制御方法について、図9〜図15のフローチャート及び図16〜図32を参照しつつ説明する。
図9に示すように、本実施形態においてネイルデザイン表示処理を行う場合には、表示部13に表示させるネイルデザインを選択するためのネイルデザイン選択モードとしてネイルカタログモードによるかネイルコンシェルジュモードによるかを選択するモード選択画面131(図16参照)が表示部13に表示される(ステップS1)。制御部51はこのモード選択画面131においてネイルカタログモードボタン151が操作されたか否かを判断し(ステップS2)、ネイルカタログモードボタン151が操作されたと判断した場合(ステップS2;YES)には、制御部51は、ネイルカタログモードによるネイルデザイン表示処理(図10及び図11参照)を行う(ステップS3)。
他方、ネイルカタログモードボタン151が操作されていないと判断した場合(ステップS2;NO)には、さらに、制御部51はこのモード選択画面131においてネイルコンシェルジュモードボタン152が操作されたか否かを判断し(ステップS4)、ネイルコンシェルジュモードボタン152が操作されたと判断した場合(ステップS4;YES)には、制御部51は、ネイルコンシェルジュモードによるネイルデザイン表示処理(図12〜図15参照)を行う(ステップS5)。他方、ネイルコンシェルジュモードボタン152が操作されていないと判断した場合(ステップS4;NO)には、制御部51はさらに戻るボタンが操作されたか否かを判断する(ステップS6)。そして、戻るボタン153が操作されていないと判断したとき(ステップS6;NO)には、ステップS2に戻ってネイルカタログモードボタン151が操作されたか否かを判断し、戻るボタン153が操作されたと判断したとき(ステップS6;YES)には、ステップS1に戻ってモード選択画面131を表示部13に表示させる。
図10及び図11は、ネイルカタログモードによって表示部13に表示させるネイルデザインを選択してネイルデザイン表示処理を行う場合(すなわち、図9においてステップS3)について示したフローチャートである。
モード選択画面131においてネイルカタログモードボタン151が操作され、ネイルカタログモードが選択された場合には、表示部13に検索設定画面132(図17参照)が表示される(ステップS11)。図17に示すように検索設定画面132には、「デザイン要素」「シーン」「色・イメージ」ごとに複数の項目が表示されており、ユーザが表示画面上にタッチすることにより、所望のネイルデザインを構成するデザイン要素、ネイルデザインを施して外出する場所や季節、所望するネイルの色やイメージを選択することができるようになっている。選択した項目は反転表示されるようになっており、2度押しすると選択を取り消すことができる。制御部51はこの検索設定画面132において戻るボタン153が操作されたか否かを判断する(ステップS12)。戻るボタン153が操作されたと判断した場合(ステップS12;YES)には、制御部51は、1つ前の画面、すなわち、モード選択画面131(図16参照)を表示部13に表示させ(ステップS13)、図9に示した処理を繰り返す。
他方、戻るボタン153が操作されていないと判断した場合(ステップS12;NO)には、制御部51は、さらに検索開始ボタン154が操作されたか否かを判断する(ステップS14)。検索開始ボタン154が操作されていないと判断した場合(ステップS14;NO)には、ステップS11に戻って検索設定画面132を表示部13に表示させる。他方、検索開始ボタン154が操作されたと判断した場合(ステップS14;YES)には、制御部51は、カタログ検索部511による検索を開始させる(ステップS15)。
具体的には、カタログ検索部511は、ROM52のカタログ検索用データ部に記憶されているネイルカタログ用のデータを読み出し、ネイルカタログ用のデータとして各ネイルデザインごとに記憶されている項目に、検索設定画面132においてユーザによって選択された項目が含まれているか否かを検索する。選択された項目が含まれている場合には+1ポイントを加算していき、加算されたポイントの最も多いものから順に36個のネイルデザインを抽出する。
カタログ検索部511による検索結果は表示部13に検索結果画面133(図18参照)として表示される(ステップS16)。図18に示すように、本実施形態において、検索結果画面133には、カタログ検索部511によって抽出されたネイルデザインが18個ずつ表示される。ユーザは検索結果画面133において好みのネイルデザインにタッチすることによりネイルデザインを選択することができる。また、ネイルデザインが1つのが表示画面内に収まらない場合には、次行ボタン156、前行ボタン167を操作することにより画面をスクロールさせることができる。制御部51は、この検索結果画面133において戻るボタン153が操作されたか否かを判断する(ステップS17)。戻るボタン153が操作されたと判断した場合(ステップS17;YES)には、ステップS11に戻って検索設定画面132を表示部13に表示させる。他方、戻るボタン153が操作されていないと判断した場合(ステップS17;NO)には、制御部51は、検索結果画面133においてネイルデザインが1つ以上選択されたか否かを判断する(ステップS18)。ネイルデザインが1つ以上選択されたと判断した場合(ステップS18;YES)には、さらに検索結果画面133においてネイルデザインが2つ以上選択されたか否かを判断する(ステップS19)。ネイルデザインが2つ以上選択されていないと判断した場合(ステップS19;NO)には、検索結果画面133において決定ボタン155が操作されたか否かを判断する(ステップS20)。決定ボタン155が操作されていないと判断した場合(ステップS20;NO)やネイルデザインが1つも選択されていないと判断した場合(ステップS18;NO)にはステップS16に戻って処理を繰り返す。また、ネイルデザインが1つ選択されるとともに決定ボタン155が操作されたと判断した場合(ステップS20;YES)には、当該ネイルデザインが爪部に印刷すべきネイルデザインとして選択され、図11のステップS27に示すように、当該ネイルデザインを親指から小指まで5指に施した場合のイメージを示すデザイン確認画面135(図20参照)が表示部13に表示される。
また、ネイルデザインが2つ以上選択されたと判断した場合(ステップS19;YES)には、検索結果画面133において絞込ボタン155を表示させ、決定ボタン158を非表示とする(ステップS21)。そして、この場合には、図11に示すように、制御部51は、デザイン確認画面135において絞込ボタン155が操作されたか否かを判断する(ステップS22)。絞込ボタン155が操作されていないと判断した場合(ステップS22;NO)には、ステップS16に戻って処理を繰り返す。他方、絞込ボタン155が操作されたと判断した場合(ステップS22;YES)には、デザイン選択画面134(図19参照)を表示部13に表示させる(ステップS23)。デザイン選択画面134には、検索結果画面においてユーザが選択したネイルデザインのみが表示されており、ユーザはこの中から好みのネイルデザインにタッチすることによりネイルデザインを1つ選択することができる。選択されたネイルデザインは表示画面上で反転表示される。図19に示すように、本実施形態では、絞込みの結果、デザインNo.0004、デザインNo.1000、デザインNo.0070、デザインNo.0002の4つのネイルデザインがデザイン選択画面134に表示されており、この中からユーザがデザインNo.0070のネイルデザインを選択した場合を例として示している。
デザイン選択画面134が表示部13に表示された際、制御部51は、このデザイン選択画面134において戻るボタン153が操作されたか否かを判断する(ステップS24)。戻るボタン153が操作されたと判断した場合(ステップS24;YES)には、ステップS16に戻って検索結果画面133を表示部13に表示させる。他方、戻るボタン153が操作されていないと判断した場合(ステップS24;NO)には、制御部51は、デザイン選択画面134においてネイルデザインが1つ選択されたか否かを判断する(ステップS25)。ネイルデザインが1つも選択されていないと判断される場合(ステップS25;NO)には、ステップS23に戻って処理を繰り返す。他方、ネイルデザインが1つ選択されたと判断した場合(ステップS25;YES)には、制御部51は、決定ボタン158が操作されたか否かを判断する(ステップS26)。決定ボタン158が操作されていないと判断される場合(ステップS26;NO)には、ステップS23に戻って処理を繰り返す。他方、決定ボタン158が操作されたと判断される場合(ステップS26;YES)には、当該ネイルデザインが爪部に印刷すべきネイルデザインとして選択され、デザイン確認画面135(図20参照)が表示部13に表示される(ステップS27)。
図20に示すように、デザイン確認画面135には、当該ネイルデザインを親指から小指まで5指に施した場合のイメージが表示される。デザイン確認画面135が表示されると、制御部51は確認決定ボタン159が操作されたか否かを判断し(ステップS28)、確認決定ボタン159が操作されたと判断すると(ステップS28;YES)、当該ネイルデザインをユーザの爪部に印刷するデザインとして決定し、処理を終了する。他方、確認決定ボタン159が操作されていないと判断すると(ステップS28;NO)、ステップS27に戻って処理を繰り返す。なお、デザイン確認画面135において戻るボタン153が操作された場合には、1つ前の画面であるデザイン選択画面134を表示部13に表示させ、以降の処理を繰り返す。
次に、図12〜図14は、ネイルコンシェルジュモードによって表示部13に表示させるネイルデザインを選択してネイルデザイン表示処理を行う場合(すなわち、図9においてステップS5)について示したフローチャートである。
モード選択画面131においてネイルコンシェルジュモードボタン152が操作され、ネイルコンシェルジュモードが選択された場合には、表示部13に第1の項目設定画面136(図21参照)が表示される(ステップS31)。図21に示すように第1の項目設定画面136には、「ファッションアイテム」として、「シャツ・ブラウス」や「ワンピース・ドレス」等、各種の服装の種類を大きく分類した項目が複数表示されており、ユーザが表示画面上にタッチすることにより、ユーザがネイルデザインを施して外出する際の服装の種類を指定(設定)することができる。選択した項目は反転表示されるようになっており、2度押しすると選択を取り消すことができる。また、制御部51はこの第1の項目設定画面136において戻るボタン161が操作されたか否かを判断する(ステップS32)。戻るボタン161が操作されたと判断した場合(ステップS32;YES)には、制御部51は、1つ前の画面、すなわち、モード選択画面131(図16参照)を表示部13に表示させ(ステップS33)、図9に示した処理を繰り返す。
他方、戻るボタン161が操作されていないと判断した場合(ステップS32;NO)には、制御部51は、さらに決定・次へボタン162が操作されたか否かを判断する(ステップS34)。決定・次へボタン162が操作されていないと判断した場合(ステップS34;NO)には、ステップS31に戻り、処理を繰り返す。他方、決定・次へボタン162が操作されたと判断した場合(ステップS34;YES)には、制御部51は、第1の項目設定画面136においてユーザにより選択(設定)されたファッションアイテムの数をNとし、Nの値をRAM53に記憶させる。本実施形態では、ユーザによって選択された「ファッションアイテム」は「ワンピース・ドレス」のみであるため、ファッションアイテムの数「N」は1であり、「N=1」がRAM53に記憶される。
次に、制御部51(表示制御部515)は、表示部13に第2の項目設定画面137(図22参照)を表示させる(ステップS36)。図22に示すように第2の項目設定画面137には、「ファッションアイテム」の種類として、「シフォン」や「長袖」、「フォーマルドレス」等、各種の服装の種類をさらに細かく分類した項目が複数表示されており、ユーザが表示画面上にタッチすることにより、ユーザがネイルデザインを施して外出する際の服装の具体的な種類を指定(設定)することができる。選択した項目は反転表示されるようになっており、2度押しすると選択を取り消すことができる。また、制御部51はこの第2の項目設定画面137において戻るボタン161が操作されたか否かを判断する(ステップS37)。戻るボタン161が操作されたと判断した場合(ステップS37;YES)には、制御部51は、ステップS31に戻り、第1の項目設定画面136(図21参照)を表示部13に表示させて、処理を繰り返す。
戻るボタン161が操作されていないと判断した場合(ステップS37;NO)には、制御部51は、さらに決定・次へボタン162が操作されたか否かを判断する(ステップS38)。決定・次へボタン162が操作されていないと判断した場合(ステップS38;NO)には、ステップS31に戻り、処理を繰り返す。
他方、決定・次へボタン162が操作されたと判断した場合(ステップS38;YES)には、制御部51(表示制御部515)は、表示部13に第3の項目設定画面138(図23参照)を表示させる(ステップS39)。図23に示すように第3の項目設定画面138には、「ファッションアイテム」の柄として、「無地」や「ボーダー」、「花」等、各種の服装の柄を示す項目が複数表示されており、ユーザが表示画面上にタッチすることにより、ユーザがネイルデザインを施して外出する際の服装の具体的な柄を指定(設定)することができる。選択した項目は反転表示されるようになっており、2度押しすると選択を取り消すことができる。また、制御部51はこの第3の項目設定画面138において戻るボタン161が操作されたか否かを判断する(ステップS40)。戻るボタン161が操作されたと判断した場合(ステップS40;YES)には、制御部51は、ステップS36に戻り、第2の項目設定画面137(図22参照)を表示部13に表示させて、処理を繰り返す。
戻るボタン161が操作されていないと判断した場合(ステップS40;NO)には、制御部51は、さらに決定・次へボタン162が操作されたか否かを判断する(ステップS41)。決定・次へボタン162が操作されていないと判断した場合(ステップS41;NO)には、ステップS39に戻り、処理を繰り返す。
他方、決定・次へボタン162が操作されたと判断した場合(ステップS41;YES)には、制御部51(表示制御部515)は、表示部13に第4の項目設定画面139(図24参照)を表示させる(ステップS42)。図24に示すように第4の項目設定画面139には、「ファッションアイテム」の色として、「全体色」「地色」「柄色」についてそれぞれ40色の項目が表示されており、ユーザが表示画面上にタッチすることにより、ユーザがネイルデザインを施して外出する際の服装の色を指定(設定)することができる。選択した項目は反転表示されるようになっており、2度押しすると選択を取り消すことができる。また、制御部51はこの第4の項目設定画面139において戻るボタン161が操作されたか否かを判断する(ステップS43)。戻るボタン161が操作されたと判断した場合(ステップS43;YES)には、制御部51は、ステップS39に戻り、第3の項目設定画面138(図23参照)を表示部13に表示させて、処理を繰り返す。
戻るボタン161が操作されていないと判断した場合(ステップS43;NO)には、制御部51は、さらに決定・次へボタン162が操作されたか否かを判断する(ステップS44)。決定・次へボタン162が操作されていないと判断した場合(ステップS44;NO)には、ステップS42に戻り、処理を繰り返す。
他方、決定・次へボタン162が操作されたと判断した場合(ステップS44;YES)には、制御部51は、ユーザによって指定されたファッションアイテムの数である「N」の値を「N-1」として、これを新たな「N」と置く(ステップS45)。そして、この新たな「N」の値が「0」となったか否かを判断する(ステップS46)。
新たな「N」の値が「0」となっていないと判断した場合(ステップS46;NO)には、ステップS36に戻り、まだ色や柄の指定(設定)を行っていないアイテムについて、同様に第2の項目設定画面137(図22参照)から第4の項目設定画面139(図24参照)の各画面を順次表示させ、ファッションアイテム(服装)の詳細・色・柄についての指定(設定)を行わせる。例えば、ユーザによって選択されたファッションアイテムが「シャツ・ブラウス」と「スカート」である場合には、まず「シャツ・ブラウス」について第2の項目設定画面137(図22参照)から第4の項目設定画面139(図24参照)の各画面を順次表示させ、「シャツ・ブラウス」の詳細・色・柄についての指定(設定)を行わせ、次に、「スカート」について同様に第2の項目設定画面137(図22参照)から第4の項目設定画面139(図24参照)の各画面を順次表示させ、「スカート」の詳細・色・柄についての指定(設定)を行わせる。
新たな「N」の値が「0」となったと判断した場合(ステップS46;YES)には、図13に示すように、制御部51(表示制御部515)は、表示部13に第5の項目設定画面140(図25参照)を表示させる(ステップS47)。本実施形態では、前述のようにユーザによって選択されたファッションアイテムが「ワンピース・ドレス」のみであるため、「N=0」となり、表示部13に第5の項目設定画面140(図25参照)が表示される。
図25に示すように第5の項目設定画面140には、「靴の種類」が6種類、「靴の色」が40色、「鞄の種類」が5種類、「鞄の色」が40色それぞれ選択可能な項目として表示されており、ユーザが表示画面上にタッチすることにより、ユーザがネイルデザインを施して外出する際の靴の種類・色及び鞄の種類・色を指定(設定)することができる。選択した項目は反転表示されるようになっており、2度押しすると選択を取り消すことができる。また、制御部51はこの第5の項目設定画面140において戻るボタン161が操作されたか否かを判断する(ステップS48)。戻るボタン161が操作されたと判断した場合(ステップS48;YES)には、制御部51は、ステップS42に戻り、第4の項目設定画面139(図24参照)を表示部13に表示させて、処理を繰り返す。
戻るボタン161が操作されていないと判断した場合(ステップS48;NO)には、制御部51は、さらに決定・次へボタン162が操作されたか否かを判断する(ステップS49)。決定・次へボタン162が操作されていないと判断した場合(ステップS49;NO)には、ステップS47に戻り、処理を繰り返す。
他方、決定・次へボタン162が操作されたと判断した場合(ステップS49;YES)には、制御部51(表示制御部515)は、表示部13に第6の項目設定画面141(図26参照)を表示させる(ステップS50)。図26に示すように第6の項目設定画面141には、「全体のタイプ・印象」として、「フェミニン」「スポーティ」「エレガント」「モダン」等の項目が表示されており、ユーザが表示画面上にタッチすることにより、ユーザがネイルデザインを施して外出する際の全体のタイプ・印象を指定(設定)することができる。選択した項目は反転表示されるようになっており、2度押しすると選択を取り消すことができる。また、制御部51はこの第6の項目設定画面141において戻るボタン161が操作されたか否かを判断する(ステップS51)。戻るボタン161が操作されたと判断した場合(ステップS51;YES)には、制御部51は、ステップS47に戻り、第5の項目設定画面140(図25参照)を表示部13に表示させて、処理を繰り返す。
戻るボタン161が操作されていないと判断した場合(ステップS51;NO)には、制御部51は、さらに決定・次へボタン162が操作されたか否かを判断する(ステップS52)。決定・次へボタン162が操作されていないと判断した場合(ステップS52;NO)には、ステップS50に戻り、処理を繰り返す。
他方、決定・次へボタン162が操作されたと判断した場合(ステップS52;YES)には、制御部51(表示制御部515)は、表示部13に第7の項目設定画面142(図27参照)を表示させる(ステップS53)。図27に示すように第7の項目設定画面142には、ユーザの見た目年齢(ネイルをする対象者の年齢)、ネイルデザインを施して外出するシーン(外出先のシチュエーション等)、季節、外出先で会う相手(対象)等の項目が表示されており、ユーザが表示画面上にタッチすることにより、ユーザの年齢やユーザがネイルデザインを施して外出する際のシーン・対象等を指定(設定)することができる。選択した項目は反転表示されるようになっており、2度押しすると選択を取り消すことができる。また、制御部51はこの第6の項目設定画面141において戻るボタン161が操作されたか否かを判断する(ステップS54)。戻るボタン161が操作されたと判断した場合(ステップS54;YES)には、制御部51は、ステップS50に戻り、第6の項目設定画面141(図26参照)を表示部13に表示させて、処理を繰り返す。
戻るボタン161が操作されていないと判断した場合(ステップS54;NO)には、制御部51は、さらに決定・次へボタン162が操作されたか否かを判断する(ステップS55)。決定・次へボタン162が操作されていないと判断した場合(ステップS55;NO)には、ステップS53に戻り、処理を繰り返す。
他方、決定・次へボタン162が操作されたと判断した場合(ステップS55;YES)には、制御部51(評価算出部512)による評価算出処理が行われる(ステップS56)。
ここで、図15を参照しつつ、制御部51(評価算出部512)による評価算出処理の具体的な内容について説明する。
評価算出処理において、評価算出部512は、まず1つ目のネイルデザインについて評価点数のポイントSを0と置く(ステップS71)。また、ユーザによって選択されたファッションアイテムの数Nを読み出して(ステップS72)、N番目のファッションアイテムを評価算出対象としてセットする(ステップS73)。例えばファッションアイテム数Nが3である場合には、3番目のファッションアイテムを評価算出対象としてセットする。本実施形態では、ユーザによって選択されたファッションアイテムは「ワンピース・ドレス」のみであるため、「N=1」であり、N番目のファッションアイテムとして「ワンピース・ドレス」がセットされる。
評価算出部512は、セットされたファッションアイテムが「ワンピース」「スーツ」「コート」「着物」のうちのいずれかであるか否かを判断する(ステップS74)。ファッションアイテムがこれらのうちのいずれかであると判断した場合(ステップS74;YES)には、さらにセットされたファッションアイテムが「ハーフコート」「羽織」「帯」のうちのいずれかであるか否かを判断する(ステップS75)。そして、ファッションアイテムがこれらのうちのいずれでもないと判断した場合(ステップS75;NO)には、ファッションアイテムについての評価算出処理における重み付け係数Kを「1」とする(ステップS76)。他方、ファッションアイテムが「ワンピース」「スーツ」「コート」「着物」のうちのいずれでもないと判断した場合(ステップS74;NO)及びファッションアイテムが「ハーフコート」「羽織」「帯」のうちのいずれかであると判断した場合(ステップS75;YES)には、ファッションアイテムについての評価算出処理における重み付け係数Kを「1/2」とする(ステップS77)。
そして、ネイルデザインについて評価点数のポイントであるSについて、まず、選択された服装の種類についての評価点数を算出し、この算出結果を新たな「S」と置く(ステップS78)。例えば本実施形態では選択されたファッションアイテムが「ワンピース」であるため、重み付け係数は1であり、当初の評価点数のポイント「S」は「0」となっているため、S=1×選択された服装の種類の評価点数の和が算出される。
図28は、図7に示すROM52の評価用データ部52aのデータのうち、本実施形態においてユーザが選択した各項目についての各ネイルデザインごとの評価点数のみを便宜的に抜き出して示したものである。図28及び図7に示すように、本実施形態では、例えばデザインNo.0001における服装の種類の評価点数は、「ワンピース・ドレス」が80ポイントであり、服装の詳細としてユーザが選択した「シフォン」「長袖」がそれぞれ70ポイントであるため、服装の種類の評価点数の和は220ポイントとなる。これにより、服装の種類についての評価点数は1×220であり、算出結果である新たな「S」は220となる。
次に、評価算出部512は、選択された服装の柄についての評価点数の和を算出し、この点数をステップS78で算出された新たな「S」に加算して、この算出結果を新たな「S」と置く(ステップS79)。例えば本実施形態では服装の柄として「花」「中柄」「リボン」が選択されており、例えばデザインNo.0001における服装の柄の評価点数は、「花」が80ポイント、「中柄」が60ポイント、「リボン」が30ポイントとなっている(図28参照)。このため、服装の種類の評価点数に服装の柄についての評価点数の和を加算して得られる新たな「S」は、220+1×170であり、算出結果である新たな「S」は390となる。
次に、評価算出部512は、選択された服装の全体色についての評価点数の和を算出し、この点数をステップS79で算出された新たな「S」に加算して、この算出結果を新たな「S」と置く(ステップS80)。なお、服装の全体色はネイルデザインとの相性を判断する上で影響の大きい評価要素であるため、本実施形態では、服装の全体色についての評価点数の和に2倍の重み付けをして加算する。本実施形態では、服装の全体色として「ピンク3」が選択されており、例えばデザインNo.0001における服装の全体色「ピンク3」の評価点数は、90ポイントとなっている(図28参照)。このため、ここまでの評価点数に服装の全体色についての評価点数の和を加算して得られる新たな「S」は、390+2×1×90であり、算出結果である新たな「S」は570となる。
次に、評価算出部512は、選択された服装の地色についての評価点数の和を算出し、この点数をステップS80で算出された新たな「S」に加算して、この算出結果を新たな「S」と置く(ステップS81)。なお、服装の地色はネイルデザインとの相性を判断する上で比較的影響の小さい評価要素であるため、本実施形態では、服装の地色についての評価点数の和に1/2倍の重み付けをして加算する。本実施形態では、服装の地色として「白」が選択されており、例えばデザインNo.0001における服装の地色「白」の評価点数は、80ポイントとなっている(図28参照)。このため、ここまでの評価点数に服装の地色についての評価点数の和を加算して得られる新たな「S」は、570+1/2×1×80であり、算出結果である新たな「S」は610となる。
次に、評価算出部512は、選択された服装の柄色1についての評価点数の和を算出し、この点数をステップS81で算出された新たな「S」に加算して、この算出結果を新たな「S」と置く(ステップS82)。なお、服装の柄色1はネイルデザインとの相性を判断する上で影響の小さい評価要素であるため、本実施形態では、服装の柄色1についての評価点数の和に1/4倍の重み付けをして加算する。本実施形態では、服装の柄色1として「ピンク3」が選択されており、例えばデザインNo.0001における服装の柄色1「ピンク3」の評価点数は、70ポイントとなっている(図28参照)。このため、ここまでの評価点数に服装の柄色1についての評価点数の和を加算して得られる新たな「S」は、610+1/4×1×70であり、算出結果である新たな「S」は627.5となる。
同様に、評価算出部512は、選択された服装の柄色2についての評価点数の和を算出し、この点数をステップS82で算出された新たな「S」に加算して、この算出結果を新たな「S」と置く(ステップS83)。なお、服装の柄色2もネイルデザインとの相性を判断する上で影響の小さい評価要素であるため、本実施形態では、服装の柄色2についてもその評価点数の和に1/4倍の重み付けをして加算する。本実施形態では、服装の柄色2として「茶」が選択されており、例えばデザインNo.0001における服装の柄色2「茶」の評価点数は、60ポイントとなっている(図28参照)。このため、ここまでの評価点数に服装の柄色2についての評価点数の和を加算して得られる新たな「S」は、627.5+1/4×1×60であり、算出結果である新たな「S」は642.5となる。
同様に、評価算出部512は、選択された服装の柄色3についての評価点数の和を算出し、この点数をステップS83で算出された新たな「S」に加算して、この算出結果を新たな「S」と置く(ステップS84)。なお、服装の柄色3もネイルデザインとの相性を判断する上で影響の小さい評価要素であるため、本実施形態では、服装の柄色3についてもその評価点数の和に1/4倍の重み付けをして加算する。なお、本実施形態では、服装の柄色3が指定されていないため、加算される点数はなく、「S」は642.5のままとなる。
次に、評価算出部512は、ユーザによって指定されたファッションアイテムの数である「N」の値を「N-1」として、これを新たな「N」と置く(ステップS85)。そして、この新たな「N」の値が「0」となったか否かを判断する(ステップS86)。
新たな「N」の値が「0」となっていないと判断した場合(ステップS86;NO)には、ステップS73に戻り、まだ色や柄等について評価点数の算出を行っていないファッションアイテムについて、同様に評価点数の算出処理を行う。
他方、新たな「N」の値が「0」となったと判断した場合(ステップS86;YES)には、評価算出部512は、選択された靴の種類についての評価点数の和を算出し、この点数をステップS84で算出された新たな「S」に加算して、この算出結果を新たな「S」と置く(ステップS87)。なお、靴の種類もネイルデザインとの相性を判断する上で影響の小さい評価要素であるため、本実施形態では、靴の種類についてもその評価点数の和に1/4倍の重み付けをして加算する。本実施形態では、靴の種類として「ブーティ」が選択されており、例えばデザインNo.0001における靴の種類「ブーティ」の評価点数は、70ポイントとなっている(図28参照)。このため、ここまでの評価点数に靴の種類についての評価点数の和を加算して得られる新たな「S」は、642.5+1/4×1×70であり、算出結果である新たな「S」は660となる。
次に、評価算出部512は、選択された靴の色についての評価点数の和を算出し、この点数をステップS87で算出された新たな「S」に加算して、この算出結果を新たな「S」と置く(ステップS88)。なお、靴の色もネイルデザインとの相性を判断する上で影響の小さい評価要素であるため、本実施形態では、靴の色についてもその評価点数の和に1/4倍の重み付けをして加算する。本実施形態では、靴の色として「樺色」が選択されており、例えばデザインNo.0001における靴の色「樺色」の評価点数は、70ポイントとなっている(図28参照)。このため、ここまでの評価点数に靴の色についての評価点数の和を加算して得られる新たな「S」は、660+1/4×1×70であり、算出結果である新たな「S」は677.5となる。
次に、評価算出部512は、選択された鞄の種類についての評価点数の和を算出し、この点数をステップS88で算出された新たな「S」に加算して、この算出結果を新たな「S」と置く(ステップS89)。なお、鞄の種類はネイルデザインとの相性を判断する上で比較的影響の小さい評価要素であるため、本実施形態では、鞄の種類についてその評価点数の和に1/2倍の重み付けをして加算する。本実施形態では、鞄の種類として「トート」が選択されており、例えばデザインNo.0001における鞄の種類「トート」の評価点数は、80ポイントとなっている(図28参照)。このため、ここまでの評価点数に鞄の種類についての評価点数の和を加算して得られる新たな「S」は、677.5+1/2×1×80であり、算出結果である新たな「S」は717.5となる。
次に、評価算出部512は、選択された鞄の色についての評価点数の和を算出し、この点数をステップS89で算出された新たな「S」に加算して、この算出結果を新たな「S」と置く(ステップS90)。なお、鞄の色もネイルデザインとの相性を判断する上で比較的影響の小さい評価要素であるため、本実施形態では、鞄の色についてもその評価点数の和に1/2倍の重み付けをして加算する。本実施形態では、鞄の色として「ベージュ」及び「白」が選択されており、例えばデザインNo.0001における鞄の色「ベージュ」の評価点数は90ポイント、「白」の評価点数は90ポイントとなっている(図28参照)。このため、ここまでの評価点数に鞄の色についての評価点数の和を加算して得られる新たな「S」は、717.5+1/2×1×180であり、算出結果である新たな「S」は807.5となる。
次に、評価算出部512は、選択されたタイプ・印象についての評価点数の和を算出し、この点数をステップS90で算出された新たな「S」に加算して、この算出結果を新たな「S」と置く(ステップS91)。例えば本実施形態ではタイプ・印象として「フェミニン」「ロマンティック」が選択されており、例えばデザインNo.0001におけるタイプ・印象の評価点数は、「フェミニン」が100ポイント、「ロマンティック」が70ポイントとなっている(図28参照)。このため、ここまでの評価点数にタイプ・印象についての評価点数の和を加算して得られる新たな「S」は、807.5+170であり、算出結果である新たな「S」は977.5となる。
次に、評価算出部512は、選択された見た目年齢・シーン・対象についての評価点数の和を算出し、この点数をステップS91で算出された新たな「S」に加算して、この算出結果を新たな「S」と置く(ステップS92)。例えば本実施形態では見た目年齢が「16〜25」・シーン・対象として「デート」「春」「30代」「男性」が選択されており、例えばデザインNo.0001における見た目年齢・シーン・対象の評価点数は、見た目年齢「16〜25」が90ポイント、「デート」が90ポイント、「春」が100ポイント、「30代」が90ポイント、「男性」が80ポイントとなっている(図28参照)。このため、ここまでの評価点数にタイプ・印象についての評価点数の和を加算して得られる新たな「S」は、977.5+450であり、算出結果である新たな「S」は1427.5となる。
評価算出部512は、同様の算出処理を全てのネイルデザインについて行い、その算出結果を順次RAM53の評価結果データ部53aに記憶させる。
順位決定部513は、評価算出部512により各ネイルデザインについての評価点数の合計である評価結果が算出されると、評価結果データ部53aに既に記憶されている他のネイルデザインについての評価結果と新たに取得された評価結果との比較を行い、点数(ポイント)の高いものから順に暫定的な順位を決定していく。このとき、一定の順位以下となったネイルデザインについては評価結果を評価結果データ部53aから消去してもよい。
図13に戻り、全てのネイルデザインについての評価結果の算出と順位の決定が終了すると、制御部51(表示制御部515)は、表示部13に評価結果画面143(図29、図30参照)を表示させる(ステップS57)。
図29及び図30に示すように、本実施形態において、評価結果画面143には、順位決定部513によって高順位とされたネイルデザインが6個ずつ、順位、デザイン番号、コメントとともに表示される。ユーザは評価結果画面143において好みのネイルデザインにタッチすることによりネイルデザインを選択することができる。また、ネイルデザインが1つのが表示画面内に収まらない場合には、次行ボタン165、前行ボタン166を操作することにより画面をスクロールさせることができる。制御部51は、この評価結果画面143において戻るボタン161が操作されたか否かを判断する(ステップS58)。戻るボタン161が操作されたと判断した場合(ステップS58;YES)には、ステップS53に戻って直前の表示画面である第7の項目設定画面142を表示部13に表示させる。
他方、戻るボタン161が操作されていないと判断した場合(ステップS58;NO)には、制御部51は、評価結果画面143においてネイルデザインが1つ以上選択されたか否かを判断する(ステップS59)。ネイルデザインが1つ以上選択されたと判断した場合(ステップS59;YES)には、さらに評価結果画面143においてネイルデザインが2つ以上選択されたか否かを判断する(ステップS60)。ネイルデザインが2つ以上選択されていないと判断した場合(ステップS60;NO)には、評価結果画面143において決定ボタン167が操作されたか否かを判断する(ステップS61)。決定ボタン167が操作されていないと判断した場合(ステップS61;NO)やネイルデザインが1つも選択されていないと判断した場合(ステップS59;NO)にはステップS57に戻って処理を繰り返す。また、ネイルデザインが1つ選択されるとともに決定ボタン167が操作されたと判断した場合(ステップS61;YES)には、当該ネイルデザインが爪部に印刷すべきネイルデザインとして選択され、図14のステップS68に示すように、当該ネイルデザインを親指から小指まで5指に施した場合のイメージを示すデザイン確認画面145(図32参照)が表示部13に表示される。
また、ネイルデザインが2つ以上選択されたと判断した場合(ステップS60;YES)には、評価結果画面143において絞込ボタン164を表示させ、決定ボタン167を非表示とする(ステップS62)。そして、この場合には、図14に示すように、制御部51は、評価結果画面143において絞込ボタン164が操作されたか否かを判断する(ステップS63)。絞込ボタン164が操作されていないと判断した場合(ステップS63;NO)には、ステップS57に戻って処理を繰り返す。他方、絞込ボタン164が操作されたと判断した場合(ステップS63;YES)には、デザイン選択画面144(図31参照)を表示部13に表示させる(ステップS64)。デザイン選択画面144には、評価結果画面143においてユーザが選択したネイルデザインのみが表示されており、ユーザはこの中から好みのネイルデザインにタッチすることによりネイルデザインを1つ選択することができる。選択されたネイルデザインは表示画面上で反転表示される。図31に示すように、本実施形態では、絞込みの結果、デザインNo.0251、デザインNo.0001、デザインNo.0003、デザインNo.0171の4つのネイルデザインがデザイン選択画面144に表示されており、この中からユーザがデザインNo.0001のネイルデザインを選択した場合を例として示している。
デザイン選択画面144が表示部13に表示された際、制御部51は、このデザイン選択画面144において戻るボタン161が操作されたか否かを判断する(ステップS65)。戻るボタン161が操作されたと判断した場合(ステップS65;YES)には、ステップS57に戻って評価結果画面143を表示部13に表示させる。他方、戻るボタン161が操作されていないと判断した場合(ステップS65;NO)には、制御部51は、デザイン選択画面144においてネイルデザインが1つ選択されたか否かを判断する(ステップS66)。ネイルデザインが1つも選択されていないと判断される場合(ステップS66;NO)には、ステップS64に戻って処理を繰り返す。他方、ネイルデザインが1つ選択されたと判断した場合(ステップS66;YES)には、制御部51は、決定ボタン167が操作されたか否かを判断する(ステップS67)。決定ボタン167が操作されていないと判断される場合(ステップS68;NO)には、ステップS64に戻って処理を繰り返す。他方、決定ボタン167が操作されたと判断される場合(ステップS67;YES)には、当該ネイルデザインが爪部に印刷すべきネイルデザインとして選択され、デザイン確認画面145(図32参照)が表示部13に表示される(ステップS68)。
図32に示すように、デザイン確認画面145には、当該ネイルデザインを親指から小指まで5指に施した場合のイメージが表示される。デザイン確認画面145が表示されると、制御部51は確認決定ボタン168が操作されたか否かを判断し(ステップS69)、確認決定ボタン168が操作されたと判断すると(ステップS69;YES)、当該ネイルデザインをユーザの爪部に印刷するデザインとして決定し、処理を終了する。他方、確認決定ボタン168が操作されていないと判断すると(ステップS69;NO)、ステップS68に戻って処理を繰り返す。なお、デザイン確認画面145において戻るボタン161が操作された場合には、1つ前の画面であるデザイン選択画面144を表示部13に表示させ、以降の処理を繰り返す。
以上のように、本実施形態におけるネイルプリント装置1によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、本実施形態では、表示部13に表示された複数のファッション関連項目の中から、ユーザが外出する際の服装の種類、色、柄や、靴や鞄の種類や色、ユーザ自身の見た目年齢、外出先のシチュエーションや季節、会いに行く相手の年齢、性別等について、任意のファッション関連項目を指定するだけで、複数のネイルデザインの中から指定されたファッション関連項目と相性のよいネイルデザインを抽出するネイルコンシェルジュモードをネイルデザイン選択モードとして備えており、このネイルコンシェルジュモードにより抽出されたネイルデザインを相性度の高い順に表示部13に表示させることができるようになっている。このため、外出する際の服装等のファッションにどのようなネイルデザインが似合うのかをユーザが判断することができない場合でも、候補となるネイルデザインをユーザに提示することができ、服装等にふさわしいネイルデザインをユーザが表示部13上で容易に、かつ迅速・確実に確認することができる。これにより、服装等に合わせたネイルデザインのコーディネートを誰でも手軽に楽しむことができる。
また、ネイルデザインの数が多く記憶されていても、ユーザ自身でネイルデザインを選択すると、いつも同じようなデザインを選びがちになるおそれがあるが、本実施形態におけるネイルコンシェルジュモードを適用することにより、様々な項目、要素を加味して全てのネイルデザインについて服装等との相性度を客観的に判断し、服装等にふさわしいネイルデザインを提案してもらえるため、様々なネイルデザインを試みる楽しさを味わうことができ、ネイルプリント装置1を飽きずに使い続けることができる。
また、本実施形態におけるネイルコンシェルジュモードは、各ファッション関連項目について、各ネイルデザインとの相性度を評価点数(評価数値データ)の形で記憶しているため、ネイルデザインとの相性度をより詳細に評価できるように多くの項目についてデータを持つようにしても、データ量が少なくて済む。このため、メモリ容量を増やすことなく、ネイルデザインと服装等との相性度を多くの要素を考慮して細かく正確に評価することができる。
また、本実施形態では、表示部に表示させてユーザに提案するネイルデザインを選択するネイルデザインの選択モードとしてネイルカタログモードとネイルコンシェルジュモードの2つを備えているため、ユーザがその日の気分やニーズに合わせて使い分けることができる。このため、飽きずにネイルプリント装置1を楽しむことができる。
また、ネイルコンシェルジュモードにおいて、ネイルデザイン選択の考慮要素となるファッション関連項目は、少なくとも複数のファッションアイテム(すなわち服装の種類)項目及びこれらのファッションアイテムの色を含む複数のアイテム関連項目を含んでいる。このため、ネイルデザインとの相性度、爪を含めたトータルコーディネートに最も影響の大きい服装等を考慮したネイルデザインの選択を行うことができ、服装等とネイルデザインとのコーディネートを簡易に楽しむことができる。
また、ROM52には、各ネイルデザイン毎にこれと対応するコメントデータが記憶されており、服装等との相性のよいネイルデザインを表示部13に表示させてユーザに提案する際に、各ネイルデザインに対応付けられたコメントデータがネイルデザインとともに表示される。このため、ユーザはネイルデザインのイメージを容易に把握することができ、より適切に自爪に施すネイルデザインを決めることができる。
なお、以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施形態では、表示部に表示させてユーザに提案するネイルデザインを選択するネイルデザインの選択モードとしてネイルカタログモードとネイルコンシェルジュモードの2つを備えている場合を例としたが、ネイルデザインの選択モードとしてネイルコンシェルジュモードのみを備えるものでもよい。
また、ネイルコンシェルジュモードにおいて考慮される項目、要素は、本実施形態で挙げたものに限定されず、適宜変更が可能である。例えば、ネックレスや指輪等の装身具を項目として加えてもよい。また、シーンの項目に「時間帯」や「営業」「受付」「アパレル」等の職種の項目を加えてもよい。
また、本実施形態では、服装の種類等については多くのポイントが加算され、靴や鞄については加算されるポイントが少なくなるように重み付けを行っているが、重み付けの仕方はここに例示したものに限定されない。
また、重み付けをせずに単に点数を加算することにより評価結果を算出してもよい。
また、評価算出部512による評価算出の際に、全てのネイルデザインについて同じように全ての評価算出処理を行う場合について説明したが、ネイルデザインの数が非常に多い場合には、予め所定の項目について閾値を定めて計算を行い、一定値以下の点数となったネイルデザインについては、他の項目についての計算を行わずに評価対象から除外する等してもよい。
また、本実施形態では、各項目ごとにポイントを算出する場合について説明したが、所定の項目については予めグループ分けをした上でそのグループ内のみで計算を行う等してもよい。
また、ユーザによって最終的に選択されたネイルデザインや、評価結果が良好だったネイルデザインについては、そのデザイン番号等をRAM53等に記憶させてもよい。このようにした場合には、ネイルコンシェルジュモード等によって選択され提案されたネイルデザインを後日爪部に印刷したい場合に、再度項目の選択等を行うことなく簡易迅速にネイルデザインの印刷を行うことができる。
また、例えば自分の年齢や職種等の項目については、一旦項目の選択を行うとRAM53等に登録されるようにしてもよい。このようにすることにより、次回からは選択する項目数を少なくしてより迅速にネイルデザインの選択、提案を行うことができる。
また、本実施形態では、第1の記憶手段がROM52であり、第2の記憶手段がRAM53である場合について説明したが、第1の記憶手段、第2の記憶手段は、ROM52、RAM53に限定されず、別途記憶手段を備えていてもよい。
また、本実施形態では、ネイルデザイン表示制御装置が、印刷部等を備え、選択されたネイルデザインをユーザの爪部に印刷することのできるネイルプリント装置である場合を例として説明したが、本発明を適用可能なネイルデザイン表示制御装置はこのようなネイルプリント装置に限定されず、例えば印刷部40等を備えず、ネイルデザインを表示部13に表示させる表示装置でもよい。さらに、インターネット上でのネイルデザイン検索や、ネイルデザインデータを販売するシステム等に本実施形態に例示したネイルコンシェルジュモードによるネイルデザイン選択を適用してもよい。
また、本実施形態では、ネイルデザイン表示制御装置であるネイルプリント装置が、ユーザの爪部に印刷を行うものである場合を例示したが、ネイルプリント装置は爪部に印刷するものに限定されない。例えば、ネイルデザイン表示制御装置は、ネイルチップ(付け爪)やネイルチップに加工可能なシート等にネイルデザインを印刷する装置であってもよいし、ユーザの爪部及びネイルチップ等のいずれに対しても印刷可能な装置であってもよい。
その他、本発明が本実施形態に限定されず、適宜変更可能であることはいうまでもない。
以上本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
複数のネイルデザインを、複数のファッション関連項目に対する各ネイルデザインの相性度を示す評価数値データと対応付けて記憶している第1の記憶手段と、
前記複数のファッション関連項目を表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、
前記表示手段に表示された前記複数のファッション関連項目の中から1又は複数のファッション関連項目を指定する項目指定手段と、
前記第1の記憶手段に記憶されている前記各ネイルデザインについて、前記項目指定手段によって指定されたファッション関連項目毎の前記評価数値データを読み出して加算し、前記各ネイルデザイン毎の評価結果を算出する評価算出手段と、
この評価算出手段により算出された評価結果を記憶する第2の記憶手段と、
この第2の記憶手段に記憶された前記各ネイルデザイン毎の評価結果を比較して、前記各ネイルデザインの順位付けを行う順位決定手段と、
この順位決定手段により行われた順位付けにしたがって、順位の高い順に前記ネイルデザインを少なくとも1つ前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段と、
を備えていることを特徴とするネイルデザイン表示制御装置。
<請求項2>
前記複数のファッション関連項目は、少なくとも複数のファッションアイテム項目及びこれらのファッションアイテムの色を含む複数のアイテム関連項目を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のネイルデザイン表示制御装置。
<請求項3>
前記第1の記憶手段は、前記各ネイルデザイン毎にこれと対応するコメントデータを記憶しており、
前記第2の表示制御手段は、前記ネイルデザインを前記表示手段に表示させる際に、前記第1の記憶手段に記憶されている前記各ネイルデザインに対応付けられた前記コメントデータを前記ネイルデザインとともに表示させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のネイルデザイン表示制御装置。
<請求項4>
複数のネイルデザインを、複数のファッション関連項目に対する各ネイルデザインの相性度を示す評価数値データと対応付けて記憶している第1の記憶手段を備え、前記各ネイルデザインの中からいずれかのネイルデザインを選んで表示手段に表示させるネイルデザイン表示制御装置の表示制御方法であって、
複数のファッション関連項目を表示手段に表示させる第1の表示制御ステップと、
前記第1の表示ステップにおいて前記表示手段に表示された前記複数のファッション関連項目の中から1又は複数のファッション関連項目が指定されると、前記第1の記憶手段に記憶されている前記各ネイルデザインについて、この指定されたファッション関連項目毎の前記評価数値データを読み出して加算し、前記各ネイルデザイン毎の評価結果を算出する評価算出ステップと、
この評価算出ステップにおいて算出された評価結果を記憶する評価結果記憶ステップと、
この評価結果記憶ステップにおいて記憶された前記各ネイルデザイン毎の評価結果を比較して、前記各ネイルデザインの順位付けを行う順位決定ステップと、
この順位決定ステップにおいて行われた順位付けにしたがって、順位の高い順に前記ネイルデザインを少なくとも1つ前記表示手段に表示させる第2の表示制御ステップと、
を含んでいることを特徴とする表示制御方法。
1 ネイルプリント装置
12 操作部
20 印刷指固定部
30 撮影部
32 カメラ
40 印刷部
51 制御部
511 カタログ検索部
512 評価算出部
513 順位決定部
514 印刷制御部
515 表示制御部
T 爪部
U1 印刷指
U2 非印刷指

Claims (5)

  1. 複数のネイルデザインを、複数のファッション関連項目に対する各ネイルデザインの相性度を示す評価数値データと対応付けて記憶している第1の記憶手段と、
    前記複数のファッション関連項目を表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、
    前記表示手段に表示された前記複数のファッション関連項目の中から1又は複数のファッション関連項目を指定する項目指定手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶されている前記各ネイルデザインについて、前記項目指定手段によって指定されたファッション関連項目毎の前記評価数値データを読み出して加算し、前記各ネイルデザイン毎の評価結果を算出する評価算出手段と、
    を備えていることを特徴とするネイルデザイン表示制御装置。
  2. 前記評価算出手段により算出された評価結果を記憶する第2の記憶手段と、
    前記第2の記憶手段に記憶された前記各ネイルデザイン毎の評価結果を比較して、前記各ネイルデザインの順位付けを行う順位決定手段と、
    前記順位決定手段により行われた順位付けにしたがって、順位の高い順に前記ネイルデザインを少なくとも1つ前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段と、
    を備え、
    前記複数のファッション関連項目は、少なくともファッションアイテムを示す複数のファッションアイテム項目及びこれらのファッションアイテムの色を含む複数のアイテム関連項目を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のネイルデザイン表示制御装置。
  3. 前記第1の記憶手段は、前記各ネイルデザイン毎にこれと対応するコメントデータを記憶しており、
    前記第2の表示制御手段は、前記ネイルデザインを前記表示手段に表示させる際に、前記第1の記憶手段に記憶されている前記各ネイルデザインに対応付けられた前記コメントデータを前記ネイルデザインとともに表示させることを特徴とする求項2に記載のネイルデザイン表示制御装置。
  4. 複数のネイルデザインを、複数のファッション関連項目に対する各ネイルデザインの相性度を示す評価数値データと対応付けて記憶している第1の記憶手段を備え、前記各ネイルデザインの中からいずれかのネイルデザインを選んで表示手段に表示させるネイルデザイン表示制御装置の表示制御方法であって、
    複数のファッション関連項目を表示手段に表示させる第1の表示制御ステップと、
    前記第1の表示制御ステップにおいて前記表示手段に表示された前記複数のファッション関連項目の中から1又は複数のファッション関連項目が指定されると、前記第1の記憶手段に記憶されている前記各ネイルデザインについて、この指定されたファッション関連項目毎の前記評価数値データを読み出して加算し、前記各ネイルデザイン毎の評価結果を算出する評価算出ステップと、
    を含んでいることを特徴とする表示制御方法。
  5. 前記評価算出ステップにおいて算出された評価結果を記憶する評価結果記憶ステップと、
    前記評価結果記憶ステップにおいて記憶された前記各ネイルデザイン毎の評価結果を比較して、前記各ネイルデザインの順位付けを行う順位決定ステップと、
    前記順位決定ステップにおいて行われた順位付けにしたがって、順位の高い順に前記ネイルデザインを少なくとも1つ前記表示手段に表示させる第2の表示制御ステップと、
    を含んでいることを特徴とする請求項4に記載の表示制御方法。
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