JP7193888B2 - 商品受注システム - Google Patents

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Description

本発明は、商品受注システムに関する。
ユーザの身体のサイズを測定し、サイズにあった商品を検索することが行われている。
特開2018-141717号公報
ユーザの体型は千差万別であり、予めすべてのサイズの商品を用意しておくことはできない。
本発明はこのような背景を鑑みてなされたものであり、ユーザのサイズや好みに合わせた商品を受注することができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の主たる発明は、ユーザからファッション商品のオーダーを受け付けるオーダー入力部と、前記オーダーに基づいて、前記商品の少なくとも生地、色、及び形のいずれかの情報を含むデザイン情報を取得するとともに、前記ユーザのサイズ情報を読み出し、前記サイズ情報に合った前記商品の型を表す型情報を取得する検索部と、ユーザに関するユーザデータを取得するユーザデータ取得部と、前記ユーザデータに応じて前記商品の前記デザイン情報及び前記型情報の少なくともいずれかを補正する補正部と、を備えることとする。
その他本願が開示する課題やその解決方法については、発明の実施形態の欄及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、ユーザのサイズや好みに合わせた商品を受注することができる。
本実施形態に係る商品受注システムの全体構成例を示す図である。 サーバ装置2のハードウェア構成例を示す図である。 サーバ装置2のソフトウェア構成例を示す図である。 デザイン情報記憶部230に記憶されるデザイン情報の構成例を示す図である。 型情報記憶部231に記憶される型情報の構成例を示す図である。 サイズ情報記憶部232に記憶されるサイズ情報の構成例を示す図である。 基本情報記憶部233が記憶する基本情報の構成例を示す図である。 好み情報記憶部234が記憶する好み情報の構成例を示す図である。 補正情報記憶部235に記憶される補正情報の構成例を示す図である。 商品情報記憶部236に記憶される商品情報の構成例を示す図である。 購入履歴記憶部237に記憶されるユーザの購入履歴の構成例を示す図である。 着用履歴記憶部238に記憶されるユーザの着用履歴の構成例を示す図である。 本実施形態の商品受注システムの動作を説明する図である。
本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明の一実施形態は、以下のような構成を備える。
[項目1]
ユーザからファッション商品のオーダーを受け付けるオーダー入力部と、
前記オーダーに基づいて、前記商品の少なくとも生地、色、及び形のいずれかの情報を含むデザイン情報を取得するとともに、前記ユーザのサイズ情報を読み出し、前記サイズ情報に合った前記商品の型を表す型情報を取得する検索部と、
前記ユーザに関するユーザデータを取得するユーザデータ取得部と、
前記ユーザデータに応じて前記商品の前記デザイン情報及び前記型情報の少なくともいずれかを補正する補正部と、
を備えることを特徴とする商品受注システム。
[項目2]
項目1に記載の商品受注システムであって、
前記ユーザデータに含まれる項目値ごとに、前記デザイン情報又は前記型情報における補正対象項目、及び補正の内容を示す補正値とを登録した補正情報記憶部をさらに有し、
前記補正部は、前記ユーザデータに基づいて、前記補正情報記憶部から前記補正対象項目及び前記補正値を読み出し、前記商品のデザイン情報及び型情報の少なくともいずれかを補正することを特徴とする、商品受注システム。
[項目3]
項目1又は2に記載の商品受注システムであって、
前記ユーザデータには、前記ユーザの仕事に関する項目が含まれ、
前記補正部は、前記ユーザの仕事に関する項目の項目値に基づいて補正することを特徴とする商品受注システム。
[項目4]
項目1~3のいずれかに記載の商品受注システムであって、
前記ユーザデータには、前記ユーザの利用する移動手段に関する項目が含まれ、
前記補正部は、前記ユーザの利用する移動手段に関する項目の項目値に基づいて補正することを特徴とする商品受注システム。
[項目5]
項目1~4のいずれかに記載の商品受注システムであって、
前記ユーザデータには、前記ユーザの姿勢の癖に関する項目が含まれ、
前記補正部は、前記ユーザの姿勢の癖に関する項目の項目値に基づいて補正することを特徴とする商品受注システム。
[項目6]
項目1~5のいずれかに記載の商品受注システムであって、
前記ユーザデータには、前記ユーザの趣味に関する項目が含まれ、
前記補正部は、前記ユーザの趣味に関する項目の項目値に基づいて補正することを特徴とする商品受注システム。
[項目7]
項目1~6のいずれかに記載の商品受注システムであって、
前記ユーザデータには、前記ユーザのサイズ感の好みに関する項目が含まれ、
前記補正部は、前記ユーザのサイズ感の好みに関する項目の項目値に基づいて補正することを特徴とする商品受注システム。
[項目8]
項目1~7のいずれかに記載の商品受注システムであって、
前記ユーザデータには、項目ごとに優先度を示す重み付け情報を含み、
前記補正部は、前記ユーザデータに含まれる項目のうち、前記重み付け情報による優先度の高い項目に基づいて補正することを特徴とする、商品受注システム。
[項目9]
項目1~8のいずれかに記載の商品受注システムであって、
前記補正部は、前記ユーザが入力した補正指示に基づいてさらに補正を行うことを特徴とする商品受注システム。
[項目10]
項目1~9のいずれかに記載の商品受注システムであって、
前記ユーザが過去に購入した商品についての修正指示を記憶する商品情報記憶部を有し、
前記補正部は、前記修正指示に応じて補正を行うこと、
を特徴とする、商品受注システム。
[項目11]
項目1~10のいずれかに記載の商品受注システムであって、
前記検索部が取得した前記デザイン情報及び/又は前記型情報を所定数以下に絞り込む絞込部をさらに有することを特徴とする、商品受注システム。
[項目12]
項目11に記載の商品受注システムであって、
前記絞込部は、前記ユーザデータに応じて前記デザイン情報及び/又は前記型情報を所定数以下に絞り込むことを特徴とする、商品受注システム。
[項目13]
項目11又は12に記載の商品受注システムであって、
前記ユーザが過去に購入した前記商品の情報を含む購入履歴を記憶する購入履歴記憶部をさらに備え、
前記絞込部は、前記購入履歴に応じて前記デザイン情報及び/又は前記型情報を所定数以下に絞り込むことを特徴とする、商品受注システム。
[項目14]
項目13に記載の商品受注システムであって、
前記購入履歴には、前記商品に対する前記ユーザのフィードバック情報が含まれ、
前記絞込部は、前記フィードバック情報に基づいて前記デザイン情報及び/又は前記型情報を所定数以下に絞り込むことを特徴とする、商品受注システム。
[項目15]
項目14に記載の商品受注システムであって、
前記絞込部は、過去に購入した前記商品のうち、前記フィードバック情報がポジティブな内容であった商品と、特徴が共通する前記デザイン情報及び/又は前記型情報を選択して絞り込むことを特徴とする、商品受注システム。
[項目16]
項目11~15のいずれかに記載の商品受注システムであって、
前記ユーザが保有する前記商品ごとに着用回数又は着用頻度を記憶する着用履歴記憶部をさらに備え、
前記絞込部は、前記着用回数又は着用頻度に応じて前記デザイン情報及び/又は前記型情報を所定数以下に絞り込むことを特徴とする、商品受注システム。
[項目17]
項目16に記載の商品受注システムであって、
前記絞込部は、前記ユーザが保有する前記商品のうち、着用回数又は着用頻度の多い前記商品と、特徴が共通する前記デザイン情報及び/又は前記型情報を選択して絞り込むことを特徴とする、商品受注システム。
[項目18]
項目1~17のいずれかに記載の商品受注システムであって、
前記検索部は、複数の前記デザイン情報及び/又は前記型情報を取得し、
前記補正部は、複数の前記デザイン情報及び/又は前記型情報を補正し、
複数の商品情報を前記ユーザに提示する商品提示部をさらに備えること、
を特徴とする商品受注システム。
[項目19]
項目1~18のいずれかに記載の商品受注システムであって、
補正された前記デザイン情報及び/又は前記型情報を含む商品情報を前記ユーザに提示する商品提示部と、
前記ユーザから商品の発注を受け付ける発注受付部と、
補正された前記デザイン情報及び/又は前記型情報を含む受注情報を前記商品の製造者に送信する製造指示部と、
をさらに備えることを特徴とする商品受注システム。
==概要==
以下、本発明の一実施形態に係る商品受注システムについて説明する。図1は、本実施形態に係る商品受注システムの全体構成例を示す図である。本実施形態の商品受注システムは、ユーザ端末1とサーバ装置2とを含んで構成され、ユーザ端末1とサーバ装置2とは通信ネットワーク3を介して互いに通信可能に接続される。通信ネットワーク3は、たとえばインターネットであり、公衆電話回線網や携帯電話回線網、無線通信路、イーサネット(登録商標)などにより構築される。
本実施形態の商品受注システムは、ファッションアイテムのオーダーを受け付けるシステムである。本発明におけるファッションアイテムとは、体に身に着けるアイテムであり、衣服、帽子、手袋、靴などを含む。以下、特に衣服を例にとって説明する。本発明の商品受注システムでは、ユーザからサイズや好みの入力を受け付け、サイズや好みにマッチする型を選択するとともに、ユーザの好みに応じてデザインや型の補正を行う。これにより従来のパターンオーダーよりもユーザの好みに合わせた衣服を提供することができる。
==ユーザ端末1==
ユーザ端末1は、ユーザが操作するコンピュータである。ユーザ端末1は、たとえば、スマートフォンやタブレットコンピュータ、パーソナルコンピュータなどである。ユーザは、たとえばユーザ端末1で実行されるWebブラウザによりサーバ装置2にアクセスすることができる
==サーバ装置2==
図2は、サーバ装置2のハードウェア構成例を示す図である。なお、図示された構成は一例であり、これ以外の構成を有していてもよい。サーバ装置2は、CPU201、メモリ202、記憶装置203、通信インタフェース204、入力装置205、出力装置206を備える。記憶装置203は、各種のデータやプログラムを記憶する、例えばハードディスクドライブやソリッドステートドライブ、フラッシュメモリなどである。通信インタフェース204は、通信ネットワーク3に接続するためのインタフェースであり、例えばイーサネット(登録商標)に接続するためのアダプタ、公衆電話回線網に接続するためのモデム、無線通信を行うための無線通信機、シリアル通信のためのUSB(Universal Serial Bus)コネクタやRS232Cコネクタなどである。入力装置205は、データを入力する、例えばキーボードやマウス、タッチパネル、ボタン、マイクロフォンなどである。出力装置206は、データを出力する、例えばディスプレイやプリンタ、スピーカなどである。
図3は、サーバ装置2のソフトウェア構成例を示す図である。同図に示すように、サーバ装置2は、オーダー入力部211、検索部212、補正部213、修正受付部214、商品情報登録部215、製造指示部216、販売処理部217、着用ログ取得部218、フィードバック入力部219、及び絞込部220の各機能部と、デザイン情報記憶部230、型情報記憶部231、サイズ情報記憶部232、基本情報記憶部233、好み情報記憶部234、補正情報記憶部235、商品情報記憶部236、購入履歴記憶部237、着用履歴記憶部238の各記憶部とを備える。
なお、上記各機能部は、サーバ装置2が備えるCPU201が記憶装置203に記憶されているプログラムをメモリ202に読み出して実行することにより実現され、上記各記憶部は、サーバ装置2が備えるメモリ202および記憶装置203が提供する記憶領域の一部として実現される。
デザイン情報記憶部230は、衣服のデザインを表すデータ(以下、デザイン情報という。)を記憶する。図4は、デザイン情報記憶部230に記憶されるデザイン情報の構成例を示す図である。デザイン情報には、デザインを特定するデザインIDに対応付けて、衣服のカテゴリ、衣服及び衣服を着用したモデルの画像、商品の少なくとも色、生地、形のいずれかを含む情報が含まれる。さらに、着用シーン(ビジネス、カジュアル、フォーマルなど)、着用季節(通年、秋冬、春夏など)、に関する情報を含んでもよい。ここで、カテゴリとは、ジャケット、スラックス、シャツ、コート、帽子などのファッション商品の種類のことを指す。生地や色には、必要に応じてIDを付与しておくことも出来る。また、デザイン情報には、デザインIDごとに、デザインの特徴をタグ情報として付与しておくことができる。例えば、「カジュアル」、「ビジネス向き」、「フォーマル」、「暗めの色」、「明るめの色」、「高級感」、「クラシカル」、「トレンド」、「きちんと感」、「動きやすい」などの任意のタグ情報を設定することができる。後述するユーザの基本情報・好み情報に含まれる項目と対応していることが好ましい。
型情報記憶部231は、衣服の型を表すデータ(以下、型情報という。)を記憶する。本発明において型情報は、ファッションアイテムを製造するためのパターンに関する情報であり、カテゴリごと、若しくはデザインIDごとに用意される。図5は、型情報記憶部231に記憶される型情報の構成例を示す図である。型情報には、型を特定する型IDに対応付けて、衣服のカテゴリ、対応するデザインID、型を表す3次元データ(3Dデータ)、サイズ(S、M、L等の衣服の大きさの概要を示す情報)、サイズの詳細(肩幅、身丈、袖の長さ、腕回りなど、衣服の細部または部分の大きさを示す情報)を含む。一つのデザインIDに対して各部の長さが異なるサイズバリエーションである型情報が数個~数百個程度設定される。また、複数のデザインIDに共通の型情報を設定することもでき、この場合は、対応するデザインIDは複数含まれることとなる。型情報にも、型IDごとに、型の特徴をタグ情報として付与しておいてもよい。
サイズ情報記憶部232は、ユーザのサイズに関する情報(以下、サイズ情報という。)を記憶する。図6は、サイズ情報記憶部232に記憶されるサイズ情報の構成例を示す図である。サイズ情報記憶部232には、ユーザを特定するユーザIDに対応付けて、一つ以上のサイズ情報が含まれる。サイズ情報にはサイズIDに紐づけて、採寸日と、肩幅、身丈、袖の長さ、腕回りなどのサイズの詳細とが含まれる。また、当該サイズ情報を適用して購入した過去の購入アイテムに関する情報を含んでもよい。例えば、2013年3月30日に最初の採寸を行ったものをサイズID=001とし、2017年10月10日に2回目の採寸を行ったものをサイズID=002とするなどし、さらに、サイズID=002でジャケットを注文していた場合、当該サイズIDに紐づけて、購入したジャケットの商品ID等の情報を格納する。
基本情報記憶部233は、ユーザに関する情報で衣服のサイズ、デザイン、または機能などに影響を及ぼしうるもの(以下、基本情報という。)を記憶する。図7は、基本情報記憶部233が記憶する基本情報の構成例を示す図である。基本情報には、ユーザを特定するユーザIDに対応付けて、ユーザの仕事(座り仕事が多い職種、外回りの多い営業職など、若しくは接客業、士業など)、姿勢の癖(猫背、内肩、脚を組むなど)、よく使う移動手段(通勤形態(自転車通勤、自動車通勤など)や車や自転車の乗車頻度、出張(出張全般の多寡、飛行機での出張の多寡、電車による出張の多寡など)などを含む)、趣味(サッカー、ダンス、水泳などのスポーツ、楽器の演奏)などを含む。これらの項目をユーザが登録する際は、自由に入力させてもよいし、あらかじめ設定した選択肢から選択させる形式としてもよい。これらの各項目には任意で、絞込やレコメンド、補正における優先度を示す重み付け情報を付加することができる。例えば重み付け情報は、1~3の3段階とし、商品の絞り込みや補正に特に反映させてほしい重要な項目について3を、あまり反映しなくてもよい項目を1、その中間を2とするなど、適宜設定することができる。例えば、「出張」の項目を重視したアイテムを購入したいと希望している場合は、「出張」の項目に重みづけ情報を「3」を付与し、「スポーツ経験」の項目は特に考慮しなくてもよいと考えている場合は「スポーツ経験」の項目に重みづけ情報を「1」にする等、ユーザに設定させることができる。
好み情報記憶部234は、ユーザのファッションアイテムに対する好みを示す情報(以下、好み情報という。)を記憶する。図8は、好み情報記憶部234が記憶する好み情報の構成例を示す図である。好み情報には、ユーザを特定するユーザIDに対応付けて、生地、色味、質感、着心地、サイズ感などのファッションアイテムのテイストに対する好みの情報を記憶する。ここで「着心地」としては例えば、「動きやすい」、「体にぴったりとフィットする」、「肌に優しい」、など、着心地に関して重視することを登録する。また、サイズ感としては例えば、ゆったり目、タイト目等を設定することができる。好み情報としてはほかにも、トレンドを重視するかクラシカルなデザインを好むか、特徴的なデザインが好きか、オーソドックスなデザインが好きか、等ファッションに対する全体的な好み等を適宜設定することができる。これらの項目をユーザが登録する際は、自由に入力させてもよいし、あらかじめ設定した選択肢から選択させる形式としてもよい。また、好み情報には、重み付け情報を付加することができる。例えば重み付け情報は、1~3の3段階とし、商品の型に特に反映させてほしい重要な項目について3を、あまり反映しなくてもよい項目を1、その中間を2とするなど、適宜設定することができる。
補正情報記憶部235は、基本情報及び好み情報に応じてどのように補正を行うかを示す情報(以下、補正情報という。)を記憶する。図9は、補正情報記憶部235に記憶される補正情報の構成例を示す図である。補正情報は、基本情報又は好み情報に含まれる項目と、その対(項目値)とに対応付けて、補正対象(型情報、生地、色など)と、その補正対象の内容をどのように補正するかを示す補正値とを含む。本実施形態では項目は1つの項目であることを想定するが、複数の項目の組合せを設定してもよい。また、補正対象も、本実施形態では1つであることを想定するが、複数の組合せを設定してもよい。補正値は、補正対象の内容について行う補正の度合を設定することができる。
たとえば、基本情報に基づいて型情報を補正する例を示す。基本情報の「趣味」の項目に「サッカー」や「野球」の項目値が設定されている場合には、臀部が大きいことが多くテーパードを効かせた方がシルエットがきれいに見えるため、補正情報には、補正対象「型情報」について、補正値として、臀部を所定の長さ分大きくし、膝下及び裾口幅を補足するように補正指示する値を設定することができる。また、「趣味」の項目に「管楽器演奏」の項目値が設定されている場合は、ジャケットが腕についてきてしまったり背中が張ったりすることが多いので、補正対象「型情報」について、補正値として、背中幅を所定の長さ分長くし、アームホールを小さくするように補正指示する値を設定することができる。また、たとえば、基本情報の「移動手段」の項目に「車通勤」の項目値が設定されている場合には、運転しやすい形状の衣服が好ましいことから、補正情報には、補正対象「型情報」について、補正値として、肩、腕、臀部、腿の各部の長さをゆったり目に設定する(たとえば、型パターンがY型からB型までに段階的にゆったり度合が増えるような場合には、その度合をいくつ増やすかの値を設定するようにしてもよいし、最低のゆったり度合を示す型パターンを設定するようにしてもよいし、自動車運転に妥当する全ての型パターンのリストを設定するようにしてもよい。)ことができる。また、例えば基本情報の「癖」の項目に、「猫背」の項目値が設定されている場合には、肩の部分がつっぱってしまわないように、補正対象「型情報」の補正値として、肩の長さをゆったり目に設定することができる。また、基本情報の「仕事」の項目に、「オフィスワーカー」の項目値が設定されている場合には、座る時間が長く、デスクワークで腕が前に出る体勢をとることが多いので、補正対象「型情報」について、補正値として肩が前に出ても突っ張らないように肩の部分を所定の長さ分大きくなるように補正指示したり、ウエストを所定の長さ分大きくする補正指示をすることができる。これらの補正情報は、基本情報に含まれる各項目についてそれぞれ設定することができる。
また、補正情報は、好み情報に基づく補正についても含むことができる。例えば好み情報の「サイズ感」の項目に、「タイト目」の項目値が設定されている場合には、補正情報には補正対象「型情報」の補正値として、胴回りの型パターンをタイト目に設定することができ、胴回りの寸法を所定の長さ分小さくする補正や、胴回りの寸法が小さく設定されている型IDに変更する補正を指示する。これらの補正情報は、サイズ感以外にも、着心地等、他の項目についてもそれぞれ設定することができる。以上のような補正対象項目が「型情報」の補正値は、パターンを具体的に修正できるような指示であることが好ましく、例えば「着丈を+3cm」や、「一つ大きい型IDに変更する」等の補正指示を登録することができる。
補正対象としては型情報に限らず、生地や色などを設定することもできる。例えば、基本情報の「移動手段」の項目に「自転車通勤」の項目値が設定されている場合には、すれても強い生地が好ましいことから、補正情報には、補正対象「生地」について、補正値として、こすれに強い生地を指定する(あるいは、生地の強度を示す値を設定する)ことができる。このように、補正情報に、基本情報及び好み情報の項目と、補正対象、及び補正内容とを対応付けて記憶することにより、基本情報及び好み情報に応じた補正を行うことが可能となる。
商品情報記憶部236は、最終的にユーザに提示された衣服に関する情報(以下、商品情報という。)を記憶する。図10は、商品情報記憶部236に記憶される商品情報の構成例を示す図である。商品情報には、商品を特定する商品IDに対応付けて、購入者であるユーザID、納品ID、アイテムのカテゴリ、商品名、デザインID、型ID、補正後の型データ等の情報が含まれている。また、商品情報記憶部236には、修正指示データを含むことができる。修正指示データとは、商品を画面上でユーザに提示した際にユーザから受けた修正指示、及び、商品をユーザに納品したのちにユーザから受けた修正指示(お直し)等を含む。例えば、袖をあと1cm長くする、ウエストをあと1cm短くする、等の修正指示を含む。また、後述するように、商品情報記憶部236には、ユーザからのフィードバック情報を記憶する。フィードバックは、商品自体の満足度でもよく、商品の生地、色、形、サイズなどの各項目それぞれについての満足度でもよい。フィードバックは、所定の指標を数値化した数値等で表されてもよく、文字で記録されてもよい。
購入履歴記憶部237は、ユーザが購入した衣服の履歴を記憶する。図11は、購入履歴記憶部237に記憶されるユーザの購入履歴の構成例を示す図である。購入履歴には、ユーザを特定するユーザID、ユーザが衣服を購入した日時、および購入した商品の商品情報を示す商品IDが含まれる。
着用履歴記憶部238は、ユーザが着用した衣服の履歴を記憶する。図12は、着用履歴記憶部238に記憶されるユーザの着用履歴の構成例を示す図である。着用履歴には、ユーザを特定するユーザID、ユーザが衣服を着用した日時、および着用した衣服に対応する商品情報を示す商品IDが含まれる。着用履歴は、商品IDごとに、着用した日時を記録することができ、さらに着用日時から、直近の所定期間(例えば1か月、3か月など)における着用回数を計算してもよい。後述するように、衣服の着用履歴は、たとえば、衣服に設定されたタグなどをユーザ端末1が検出し、ユーザ端末1からサーバ装置2に送信されることにより蓄積することが可能である。
オーダー入力部211は、ユーザからの衣服のオーダーを受け付ける。オーダーには、少なくとも衣服のカテゴリが設定される。
検索部212は、オーダーに応じて各種情報を検索する。まず、検索部212は、オーダーに設定されているカテゴリに対応するデザイン情報をデザイン情報記憶部230から検索する。この場合、オーダーに設定されるカテゴリと一致する、またはカテゴリを含むデザイン情報を読み出してもよい。また、検索部212は、オーダー元のユーザを示すユーザIDに対応するサイズデータを、サイズ情報記憶部232から検索する。また、今回のオーダーに使用するサイズデータが決定されたら、検索部212は、当該サイズデータのサイズの詳細に合う型情報を、型情報記憶部231から検索する。この場合、ユーザのサイズデータに合う型情報の検索は、既知の方法によって行うことができ、たとえば、ユーザのサイズデータのサイズの詳細と、型情報に含まれる各項目の長さを用いて、両者のの距離を計算し、距離が所定の閾値以下であるものを抽出するようにしてもよい。
補正部213は、ユーザのオーダーに合わせて決定された商品のデザインやサイズを補正する。補正部213は、基本情報及び好み情報に対応する補正情報を補正情報記憶部235から読み出して、補正情報に含まれる補正対象を補正値のとおりに補正する。補正対象項目が「型情報」である場合は、型情報のサイズ詳細における各部の長さを補正値の指示通り補正する。若しくは、一つ大きい(小さい)型IDに変更する等の方法により補正してもよい。補正対象項目が「生地」である場合は、デザイン情報の生地を補正値のとおりに変更する。補正値において具体的な生地が指定されている場合は当該生地に変更する。また、補正値において生地の素材(綿、麻、シルクなど)やその割合が指定されている場合は、該当する生地に変更する。補正対象項目が「色」である場合は、デザイン情報の色を補正値のとおりに変更する。補正値において具体的な色が指定されている場合は当該色に変更する。また、ワントーン明るい(暗い)色に変更する等の方法により補正してもよい。
また、補正部213は過去の修正指示に基づいて補正を行うことができる。すなわち、補正部213は、商品情報記憶部236に記録された情報のうち、同じユーザの注文に係る商品IDであって、今回の注文と同じカテゴリに一致する商品情報を読み出す。そして、当該商品情報に過去の修正指示データが含まれている場合、当該修正指示データをもとに補正を行うことができる。過去の修正指示データは、下記図13の工程S337においてなされる修正指示と、ユーザに商品を提供したのちにお直しの依頼があった場合の修正指示を含む。例えば、あるユーザから、ジャケットの注文を受けている場合、商品情報記憶部236に、当該ユーザIDについてカテゴリ=「ジャケット」の商品情報が存在するかを検索し、過去に「ジャケット」を注文した際の、型IDと、修正指示データ=「袖を1cm伸ばす」を読み出す。そして、補正部213は、当該過去の商品情報から、採用された型IDを読み出し、さらに当該型IDに基づいて型情報記憶部231から袖の長さを読み出し、当該型IDの袖の長さにさらに1cm足した長さが、当該ユーザに合った袖の長さであると判断し、今回の注文におけるジャケットの袖の長さを補正することができる。
補正部213は、過去の修正指示に基づく補正と、基本情報及び好み情報に基づく補正が、同じ補正対象に係るものであった場合に、どちらかの補正を優先して選択することができる。どちらの補正を優先するかは、あらかじめ設定しておいてもよく、例えば過去の修正指示に基づく補正を優先することとしておいてもよい。また、どちらを優先するかは、補正対象ごとに設定してもよい。例えば、型情報に対する補正は過去の修正指示に基づく補正を優先し、生地や色に対する補正は基本情報及び好み情報に基づく補正を優先する等、補正対象ごとに異なる設定とすることもできる。一例として、サイズ感の好み情報として「タイト目」が設定されていて、かつ過去の修正指示の中に、ウエストを1cm長くする、という修正指示データが記録されている場合を想定する。補正情報において、項目「サイズ感」の項目値が「タイト目」であった場合、補正対象「型情報」についてウエスト部分を2cm短くする、という補正内容が設定されていたとすると、過去の修正指示と好み情報における補正内容が、相容れない。このケースにおいて、過去の修正指示に基づく補正を優先すると設定した場合は、ウエストを1cm長くする補正を実行することとなる。
オーダー入力部211は、補正部213が補正した衣服の商品情報をユーザに提示し、その商品情報のうちのいずれかの指定と、その型情報に基づく衣服を発注するか、さらに修正を加えるかをユーザに問い合わせる。
修正受付部214は、提示された商品情報に対する修正指示をユーザから受け付ける。修正指示を受け付けるタイミングは、補正部213が補正した商品の候補をユーザに提示した後や、ユーザに一度提供したのちに、お直しの依頼があった場合に、当該お直しに係る修正指示を受け付けることができる。修正受付部214は、たとえば、ユーザ端末1から、商品情報の指定と、商品情報に含まれる項目と、その項目に対する修正の指示とを受信することができる。例えば、項目「型情報」について、「袖を1cm長くする」という旨の指示や、項目「色」について、「1トーン暗くする」という旨の指示等を受信することができる。項目および修正の指示は複数組あってよい。
オーダー入力部211は、修正指示に応じて補正部213が補正した型情報をユーザに提示し、その型情報に基づく衣服を発注するか、さらに修正を加えるかをユーザに問い合わせる。
修正指示に応じて修正された商品情報(または、修正指示がなかった場合には、補正部213が補正した商品情報)に基づく衣服を発注する場合、商品情報登録部215は、ユーザIDとともに、当該商品情報を示す納品IDと、最終的に補正された商品情報の各項目の値(デザインID、型IDなど)と、最終的な型データ、補正された内容を示す補正データ(補正の対象となった型情報の項目と、その内容を含む。)、修正指示データとを設定した商品情報を作成して商品情報記憶部236に登録する。
製造指示部216は、発注された商品情報に基づく衣服の製造を指示する。たとえば、製造指示部216は、商品情報を工場のコンピュータに送信し、工場に衣服の製造を指示することができる。
販売処理部217は、衣服の販売に係る処理を行う。販売処理部217は、たとえば、決済処理を行うことができる。なお、販売処理部217による衣服の販売に関する処理は一般的なものを採用することができる。販売処理部217は、販売処理が終了すると、販売先のユーザを示すユーザID、販売日時、および販売された衣服に対応する商品情報を示す商品IDを含む購入履歴を作成して購入履歴記憶部237に登録する。
着用ログ取得部218は、ユーザにより衣服が着用されたことを検出して、着用履歴を着用履歴記憶部238に登録する。たとえば、衣服にRFIDやNFCなどのタグを埋め込んでおき、ユーザ端末1がこのタグを検出して、着用履歴を記録し、この着用履歴をサーバ装置2に送信し、着用ログ取得部218がこれを受信するようにすることができる。また、アプリサービス等を介して、ユーザにより着用した衣服について着用した旨の記録を入力することもできる。
また、たとえば、ユーザがユーザ端末1が備えるカメラを用いて商品を身に着けたユーザ自身、若しくは商品を撮影し、ユーザ端末1が撮影した画像を解析して商品を特定し、特定した商品IDをサーバ装置2に送信し、着用ログ取得部218がこの商品IDを受信して着用履歴を登録してもよい。また、ユーザがユーザ端末1が備えるカメラを用いて商品を身に着けたユーザ自身、若しくは商品を撮影し、ユーザ端末1がこの画像をサーバ装置2に送信し、着用ログ取得部218がこの画像を受信し、受信した画像を解析して、ユーザが着用している衣服に対応する商品情報を特定し、特定した商品情報を示す商品IDを含む着用履歴を登録するようにしてもよい。この場合、型情報に基づいて製造された衣服を撮影した画像(またはこの画像から抽出した衣服の特徴量)を商品情報に含めて登録しておき、ユーザが撮影した画像と、商品情報に含まれている画像との類似度(または、ユーザが撮影した画像から抽出された特徴量と、商品情報に含まれている特徴量との一致度合)に応じて、ユーザが着用している衣服を特定することが可能である。
フィードバック受付部219は、ユーザからのフィードバックを受け付ける。フィードバックは、過去に購入した商品についての感想、評価を受け付けることができ、必要に応じて基本情報記憶部233や好み情報記憶部234、商品情報記憶部236における対応する情報を更新・追加する。例えば過去に購入した商品について、納品から所定期間経過後にユーザに対して感想を問い合わせるメッセージを送信し、商品の感想を入力させる。問い合わせる項目としては、例えば「デザインはいかがでしたか」、「生地はいかがでしたか」、「サイズはいかがでしたか」、など複数の項目について適宜設定することができる。回答は、一例として、1~3の3段階等で、とても良かった場合を「3」、普通を「2」、良くなかった場合を「1」等としてもよいが、これに限られず、自由回答としてもよい。フィードバック受付部219は、ユーザからの回答を受付けたら、商品情報記憶部236における該当する商品IDのデータに記録をする。
絞込部220は、デザインIDや型IDが複数ある場合に、所定数以下に絞り込んだり、ユーザの好みに合わせて特定のものをレコメンドしたりする。まず、検索部212がオーダーに含まれるカテゴリに合致するデザインIDを読み出した際に、カテゴリに合致するデザインIDが所定数以上であった場合に、所定数以下に絞込むことができる。絞込の方法は、基本情報・好み情報に基づいて行う方法、過去の購入データに基づいて行う方法、及び過去の着用履歴に基づいて行う方法がある。
まず、基本情報・好み情報に基づいて絞り込む場合は、基本情報又は好み情報に含まれる項目から、絞込に利用できる項目をピックアップする。例えば、好み情報の「色味」の項目に、「暗めの色」が設定されている場合、デザイン情報に登録された「色」が「暗めの色」に該当するデザインIDを選択することができる。デザイン情報に登録された「色」が「暗めの色」に合致するか否かの判定は、あらかじめ「暗めの色」に該当する色の種類を決めておき、それに含まれるかによって行ってもよい。同様に、好み情報における「質感」の項目に「高級感があるもの」が設定されている場合、デザイン情報に登録された「生地」が「高級感があるもの」に該当するものを選択することができる。「生地」が「高級感がある」に合致するか否かは、あらかじめ「高級感がある」に該当する生地の種類を決めておくことによって行ってもよい。また、これらの絞り込みは、デザイン情報に、絞込のためのタグ情報を一つ以上設定しておくことによって上記絞り込みを行ってもよい。例えば、あるデザインIDについて、「高級感がある」、「ビジネス向け」、「暗めの色」、「うごきやすい」などの絞り込みに使える特徴をタグ情報として登録しておき、基本情報又は好み情報に含まれる項目の情報と一致するタグ情報を有するデザインIDを選択することができる。さらには、基本情報又は好み情報に含まれる項目の情報と一致するタグ情報の数が所定数以上であるデザインIDのみを選択することができる。
過去の購入データに基づいて絞り込む場合は、ユーザの過去の購入アイテムと、類似するもの、または類似しないものを選択することができる。まず、ユーザの過去の購入履歴情報237から、過去に購入した商品IDを読み出し、商品情報記憶部236において該当する商品IDのデザインIDを読み出す。過去の購入アイテムと類似するものを選択する場合は、過去に購入したデザインIDと同じデザインIDのもの、「色」や「生地」等の商品の特徴が同じ又は類似するデザインIDに絞り込むことができる。一方で、過去の購入アイテムと類似しないものをあえて選択する場合は、「色」や「生地」が異なるデザインIDを選択する。
また、過去の購入データに基づいて絞り込む場合は、ユーザからのフィードバック情報を利用することもできる。フィードバック情報は、商品をユーザに納品した後に得るユーザからの商品の満足度や評価であり、商品情報記憶部236に商品IDに紐づけて記憶される。絞込部220は、ユーザの過去の購入履歴情報237から、過去に購入した商品IDを読み出し、フィードバック情報が良い内容であった場合は、当該商品と類似するアイテムを絞り込むこととし、逆にフィードバック情報が良くない内容であった場合は、当該商品と類似しないアイテムを絞り込むこととしてもよい。例えば、過去の購入商品の商品情報について、「生地」が不満足であった旨のフィードバックが登録されていた場合、絞込部220は、当該商品IDに含まれるデザインIDから、商品に使用されている生地を特定し、当該生地を含むデザインIDは基本デザインの候補候補から除外するようにしてもよい。また、商品全体の満足度が高評価であった商品については、商品の特徴が類似するデザインIDを選択する。例えば、高評価であった過去の商品IDで使用されたデザインIDから、当該デザインの特徴を示すタグ情報を読み出し、読み出されたタグ情報と同じタグ情報が付与されたデザインIDを選択することができる。
過去の着用履歴に基づいて絞り込む場合は、ユーザが頻度高く着用しているアイテムと類似するものを選択することができる。まず、ユーザの着用履歴情報記憶部238からユーザIDが合致する着用履歴情報を読み出し、着用回数又は頻度の多い「よく着るアイテム」をピックアップする。着用回数が多い「よく着るアイテム」のピックアップは、一例として着用回数が多いものから順に所定数の商品IDを、「良く着用するアイテム」として選択してもよい。また着用回数は任意の期間における着用回数を計算することができる。そして、「よく着るアイテム」としてピックアップされた商品IDについて、商品情報記憶部236やデザイン情報記憶部230から商品の特徴を読み出すことによって、「生地」、「色味」、「質感」等の商品の特徴を明らかにし、当該特徴と共通するデザインIDを選択する。例えば、「生地」について絞り込む場合、着用回数が多い「よく着るアイテム」である商品IDに使用された生地の種類を読み出し、着用回数の多い「生地」の種類を特定することができる。また、上述したように、各デザインIDに商品の特徴をタグ付けして記憶することとした場合は、着用回数の多い「よく着るアイテム」に付与されている「高級感がある」、「ビジネス向け」、「暗めの色」、「うごきやすい」などの商品の特徴をタグ情報から読み出し、同じタグ情報が付与されたデザインIDを選択することができる。
以上のように、絞込部220は、所定数以上のデザインIDがヒットしたときに、ユーザの好みに合わせたアイテムを選択することができる。絞込部220は、デザインIDを所定数以下に絞り込んでユーザに提示することができる。また、特にユーザの好みに合ったアイテムとしてユーザにレコメンドすることもできる。例えば、「このアイテムがあなたにお勧めです」等のメッセージとともに、1つまたは数個のデザインIDを勧めてもよい。
また、絞込部220は、検索部212がユーザのサイズデータに合う型IDを検索し、所定数以上の型IDがヒットした場合に、所定数以下に絞り込むことができる。型IDの絞り込みは、基本情報・好み情報に基づいて行う方法、過去の購入データに基づいて行う方法、及び過去の着用履歴に基づいて行う方法がある。
まず、ユーザの基本情報・好み情報に基づいて絞込を行う場合、基本情報又は好み情報に含まれる項目から、型IDの絞込に利用できる項目をピックアップする。例えば、好み情報の「サイズ感」の項目が「ゆったり目」と登録されている場合は、複数の型IDの中からサイズが大きめの型IDを優先して選択することができる。
また、過去の購入データに基づいて絞り込む場合は、ユーザの過去の購入アイテムで採用された型データに近いものを選択することができる。過去の購入アイテムで採用された型IDと同等の型IDが選択可能であれば当該同等の型IDを選択し、さらに当該型IDと近い大きさの型IDを適宜選択することによって絞り込むことができる。この場合も、過去の購入商品についてフィードバック情報が付与されている場合は、フィードバック情報を参照することができる。すなわち、フィードバック情報で商品全体の満足度、若しくはサイズに関する満足度が良ければ、当該商品の型データと同じ又は近い型IDを選択し、逆に満足度が低ければ、当該商品の型データと同じ又は近い型IDは候補から外すことができる。
また、過去の着用履歴に基づいて絞り込む場合は、ユーザが頻度高く着用しているアイテムで採用された型IDと類似するものを選択することができる。まず、ユーザの着用履歴情報記憶部238からユーザIDが合致する着用履歴情報を読み出し、着用回数の多い「よく着るアイテム」をピックアップする。そして、「よく着るアイテム」の商品IDから型IDを読み出す。当該型IDと同等の型IDが選択可能であれば当該同等の型IDを選択し、さらに当該型IDと近い大きさの型IDを適宜選択することによって絞り込むことができる。
以上のように、絞込部220は、ユーザの好みに合わせて型IDを所定数に絞り込むことができる。また、ユーザの好みに特に合致する型IDを「このサイズがあなたにお勧めです」等のメッセージと、着用したときのイメージ画像とともに、1つまたは数個の型IDを勧めてもよい。
また、デザインIDを選択して基本デザインを確定したのちに、襟やボタン、ポケットの形や数等の詳細デザインをそれぞれ選択する工程を設けてもよい。例えば、ジャケットの基本デザインを決定したのち、ボタンを二つボタンにするか三つボタンにするか等をユーザが選択する。このような詳細デザインの選択の際に、絞込部220は、上記と同様にユーザの好みに合わせて詳細デザインをレコメンドすることができる。レコメンドは、ユーザの基本情報・好み情報、過去の購入履歴、過去の着用履歴に基づいて行うことができる。
まず、ユーザの基本情報・好み情報に基づいてレコメンドする場合、「仕事」や「着心地」等の各項目の項目値について、あらかじめレコメンドする詳細デザインを設定しておくことによってレコメンドを行ってもよい。また、過去の購入履歴に基づいてレコメンドする場合は、過去の購入アイテムで採用された詳細デザインと同じ、若しくはあえて異なる詳細デザインをレコメンドすることができる。例えば、過去にジャケットで、ボタン数を「二つボタン」で購入している場合に、同じく「二つボタン」をレコメンドしてもよいし、「たまには三つボタンにチャレンジしてみませんか?」などのメッセージとともに「三つボタン」をレコメンドしてもよい。
また、過去の着用履歴に基づいてレコメンドする場合は、上記と同様に「よく着るアイテム」をピックアップし、これらのアイテムで採用されている詳細デザインを読み出すことによって、良く着るアイテムで採用されている詳細デザインをレコメンドすることができる。
図13は、本実施形態の商品受注システムの動作を説明する図である。
オーダー入力部211が、ユーザ端末1から衣服などのファッションアイテムのオーダーを受信する(S321)。オーダーにはユーザIDと衣服のカテゴリとが設定されているものとする。検索部212は、オーダーに含まれる衣服のカテゴリに一致する基本デザインのデザインIDを読み出す(S322)。デザインIDの数が所定数以上である場合は(S323)、絞込部220が基本情報・好み情報、購入履歴、着用履歴などに基づいて所定数以下になるように絞込を行う(S324)。そして、検索部212が読み出した基本デザインの候補又はさらに絞込部220が絞り込んだ基本デザインの候補の画像データ等をユーザ端末に表示する(S325)。ユーザは複数の基本デザインの候補の中から購入したいものを選択する(S326)。
また、基本デザインに対して詳細個所のデザインを決定する工程を設けてもよい。例えばジャケットの購入の場合は、ボタンの数や襟の形、ポケットの形等をそれぞれ候補を表示し、ユーザが選択する。この時、詳細デザインの候補が所定数よりも多い場合は、絞込部220が所定数以下になるように選択してもよいし、候補の中から特定のデザイン候補を推薦してもよい。絞込部220は、基本情報・好み情報、購入履歴、着用履歴の少なくともいずれかに基づいてこれらの絞り込みや推薦を行うことができる。
次に、サイズ情報記憶部232から、ユーザのサイズデータを読み出す(S327)。サイズデータ(サイズID)が複数ある場合は、複数の登録サイズデータ候補をユーザ端末に表示する(S328)。このとき、採寸日や当該サイズデータを利用して購入したアイテムの情報などを一緒に表示する。ユーザは、複数のサイズデータから、今回利用したいサイズデータ(サイズID)を選択する(S329)。
検索部212は、選択されたデザインIDとサイズIDとに対応する型情報を型情報記憶部231から検索する(S330)。検索部212は、たとえば、型情報のうち、デザインIDが一致するものであって、かつサイズの詳細がユーザのサイズIDに含まれるサイズデータに合致する項目数が所定数以上のものを検索することができる。
検索された型情報の数が所定の閾値を超えている場合には(S331)、絞込部220は、ユーザIDに対応する基本情報および好み情報を基本情報記憶部233および好み情報記憶部234から読み出し、読み出した基本情報および好み情報に応じて型情報を絞り込む(S332)。基本情報及び好み情報に基づいて絞り込む場合は、これらの情報に付加された重み付け情報を加味してもよい。例えば、重み付け情報により重要であるとされた項目について一致するものだけに絞り込むことができる。さらに、検索部212は、購買履歴に応じて型情報を絞り込むこともできる(S332)。たとえば、検索部212は、ユーザIDに対応する購入履歴に含まれる商品IDに対応する商品情報のうち、オーダーのカテゴリに一致するものをピックアップし、型データに含まれる各項目が一致する度合に応じて(すなわち、過去に購入した衣服に似た型情報を)、型情報を所定数以下に絞り込むことができる。さらに、検索部212は、着用履歴に応じて型情報を絞り込むこともできる(S332)。例えば、ユーザIDに対応する着用履歴に含まれる商品IDに対応する商品情報のうち、オーダーのカテゴリに一致するもので、かつ着用回数・頻度が高いアイテムをピックアップし、型データに含まれる各項目が一致する度合いに応じて(すなわち、よく着るアイテムに似た型情報を)型情報を所定数以下に絞り込むことができる。
補正部213は、検索したデザインや型のそれぞれについて、ユーザIDに対応する基本情報・好み情報に応じて補正を行う(S333)。補正部213は、たとえば、基本情報・好み情報に対応する補正情報を用いて、補正情報に含まれる補正対象項目を、補正情報に含まれる補正値に基づいて補正を行うことができる。また、補正部213は、ユーザによる過去の修正指示に基づいて補正を行うことができる。すなわち、商品情報記憶部236に記録された情報のうち、オーダーのカテゴリに一致するものについてなされた修正指示を参照し、補正を行うことができる。
オーダー入力部211は、補正部213が補正したデザイン情報及び型情報をユーザに提示するための画面データを作成してユーザ端末1に送信し、ユーザ端末1においてデザイン情報及び型情報をユーザに提示する(S334)。ここでユーザ端末1において、基本情報、好み情報、及びサイズ情報の少なくともいずれかに対する変更が指定された場合(S335:YES)、オーダー入力部211はその変更内容をユーザ端末1から受信し、基本情報、サイズ情報および好み情報の少なくともいずれかを更新したうえで(S336)、ステップS330からの処理を繰り返す。
また、ユーザ端末1において、デザイン及び型に対する修正の指示(たとえば、もう少し身丈を長めに、色をもう少し明るめにといった指示であってもよいし、生地を麻にするなどの値の指定であってもよい。)を受け付けた場合には(S337:YES)、修正受付部214がその修正指示を受け付け、補正部213により補正が可能な値に変換し、補正部213は当該修正指示に応じた補正を行い(S338)、ステップS334からの処理を繰り返す。
修正指示がなく、商品が確定した場合(S337:NO)、商品情報登録部215は、商品IDとともに、デザインID、元の型ID、及び最終的に補正された型情報の各項目の値(型データ)と、補正された内容を示す補正データとを設定した商品情報を作成して商品情報記憶部236に登録し(S339)、製造指示部216は、商品情報に基づく衣服の製造の指示を行い(S340)、販売処理部217は、衣服の販売に関する決済処理等の販売処理を行う(S341)。
以上のようにして、本実施形態の商品受注システムによれば、ユーザのサイズに合わせた型情報を検索するとともに、ユーザの基本情報や好み情報に応じて型を補正することができるので、ユーザのサイズおよび好みに合わせた衣服を受注することができる。
また、本実施形態の商品受注システムによれば、大量の型情報を準備しておいたとしても、ユーザのサイズや基本情報、好み、購買履歴などに応じて絞り込むことができる。したがって、ユーザの発注時に選択肢が多すぎて混乱することを回避することができる。
また、本実施形態の商品受注システムによれば、システム側で選択および補正した型に対して、ユーザが最終的な修正を行うことができるので、パターンオーダーを基本としつつも、フルオーダーに近い受注を行うことができる。
以上、本実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
たとえば、本実施形態では、サーバ装置2は1台のコンピュータであるものとしたが、これに限らず、複数台のコンピュータに機能部や記憶部を分散させるようにしてもよい。たとえば、サーバ装置2の各記憶部をデータベースサーバが備えるようにし、サーバ装置2はデータベースサーバにアクセスするようにしてもよい。また、各機能部を複数のコンピュータに分散させて備えるようにすることもできる。たとえば、ユーザ端末1との間の送受信を行う機能部を備えるコンピュータと、ユーザ端末1との間の送受信を行わない機能部を備えるコンピュータとを別体として、2台のコンピュータが相互に通信を行いながら処理を行うようにしてもよい。
また、図13の処理は、本実施形態の商品受注システムによる処理の一例を示したものであり、本願発明を限定する意図ではない。図13の処理に含まれる各ステップは、図13に示される順序と異なる順序で実行するようにしてもよいし、一部の処理を並列に実行するよういしてもよいし、一部のステップを省略するようにしてもよいし、他のステップを追加してもよい。
1 ユーザ端末
2 サーバ装置
3 通信ネットワーク
211 オーダー入力部
212 検索部
213 補正部
214 修正受付部
215 商品情報登録部
216 製造指示部
217 販売処理部
218 着用ログ取得部
219 フィードバック受付部
220 絞込部
330 デザイン情報記憶部
231 型情報記憶部
232 サイズ情報記憶部
233 基本情報記憶部
234 補正情報記憶部
235 好み情報記憶部
236 商品情報記憶部
237 購入履歴記憶部
238 着用履歴記憶部

Claims (18)

  1. ユーザからファッション商品のオーダーを受け付けるオーダー入力部と、
    前記オーダーに基づいて、前記商品の少なくとも生地、色、及び形のいずれかの情報を含むデザイン情報を取得するとともに、前記ユーザのサイズ情報を読み出し、前記サイズ情報に合った前記商品の型を表す型情報を取得する検索部と、
    前記ユーザに関するユーザデータを取得するユーザデータ取得部と、
    前記ユーザデータに応じて前記商品の前記デザイン情報及び前記型情報の少なくともいずれかを補正する補正部と、
    を備え、
    前記ユーザデータには、項目ごとに優先度を示す重み付け情報を含み、
    前記補正部は、前記ユーザデータに含まれる項目のうち、前記重み付け情報による優先度の高い項目に基づいて補正することを特徴とする商品受注システム。
  2. 請求項1に記載の商品受注システムであって、
    前記ユーザデータに含まれる項目値ごとに、前記デザイン情報又は前記型情報における補正対象項目、及び補正の内容を示す補正値とを登録した補正情報記憶部をさらに有し、
    前記補正部は、前記ユーザデータに基づいて、前記補正情報記憶部から前記補正対象項目及び前記補正値を読み出し、前記商品のデザイン情報及び型情報の少なくともいずれかを補正することを特徴とする、商品受注システム。
  3. 請求項1又は2に記載の商品受注システムであって、
    前記ユーザデータには、前記ユーザの仕事に関する項目が含まれ、
    前記補正部は、前記ユーザの仕事に関する項目の項目値に基づいて補正することを特徴とする商品受注システム。
  4. 請求項1~3のいずれかに記載の商品受注システムであって、
    前記ユーザデータには、前記ユーザの利用する移動手段に関する項目が含まれ、
    前記補正部は、前記ユーザの利用する移動手段に関する項目の項目値に基づいて補正することを特徴とする商品受注システム。
  5. 請求項1~4のいずれかに記載の商品受注システムであって、
    前記ユーザデータには、前記ユーザの姿勢の癖に関する項目が含まれ、
    前記補正部は、前記ユーザの姿勢の癖に関する項目の項目値に基づいて補正することを特徴とする商品受注システム。
  6. 請求項1~5のいずれかに記載の商品受注システムであって、
    前記ユーザデータには、前記ユーザの趣味に関する項目が含まれ、
    前記補正部は、前記ユーザの趣味に関する項目の項目値に基づいて補正することを特徴とする商品受注システム。
  7. 請求項1~6のいずれかに記載の商品受注システムであって、
    前記ユーザデータには、前記ユーザのサイズ感の好みに関する項目が含まれ、
    前記補正部は、前記ユーザのサイズ感の好みに関する項目の項目値に基づいて補正することを特徴とする商品受注システム。
  8. 請求項1~7のいずれかに記載の商品受注システムであって、
    前記補正部は、前記ユーザが入力した補正指示に基づいてさらに補正を行うことを特徴とする商品受注システム。
  9. 請求項1~8のいずれかに記載の商品受注システムであって、
    前記ユーザが過去に購入した商品についての修正指示を記憶する商品情報記憶部を有し、
    前記補正部は、前記修正指示に応じて補正を行うこと、
    を特徴とする、商品受注システム。
  10. 請求項1~9のいずれかに記載の商品受注システムであって、
    前記検索部が取得した前記デザイン情報及び/又は前記型情報を所定数以下に絞り込む絞込部をさらに有することを特徴とする、商品受注システム。
  11. 請求項10に記載の商品受注システムであって、
    前記絞込部は、前記ユーザデータに応じて前記デザイン情報及び/又は前記型情報を所定数以下に絞り込むことを特徴とする、商品受注システム。
  12. 請求項10又は11に記載の商品受注システムであって、
    前記ユーザが過去に購入した前記商品の情報を含む購入履歴を記憶する購入履歴記憶部をさらに備え、
    前記絞込部は、前記購入履歴に応じて前記デザイン情報及び/又は前記型情報を所定数以下に絞り込むことを特徴とする、商品受注システム。
  13. 請求項12に記載の商品受注システムであって、
    前記購入履歴には、前記商品に対する前記ユーザのフィードバック情報が含まれ、
    前記絞込部は、前記フィードバック情報に基づいて前記デザイン情報及び/又は前記型情報を所定数以下に絞り込むことを特徴とする、商品受注システム。
  14. 請求項13に記載の商品受注システムであって、
    前記絞込部は、過去に購入した前記商品のうち、前記フィードバック情報がポジティブな内容であった商品と、特徴が共通する前記デザイン情報及び/又は前記型情報を選択して絞り込むことを特徴とする、商品受注システム。
  15. 請求項10~14のいずれかに記載の商品受注システムであって、
    前記ユーザが保有する前記商品ごとに着用回数又は着用頻度を記憶する着用履歴記憶部をさらに備え、
    前記絞込部は、前記着用回数又は着用頻度に応じて前記デザイン情報及び/又は前記型情報を所定数以下に絞り込むことを特徴とする、商品受注システム。
  16. 請求項15に記載の商品受注システムであって、
    前記絞込部は、前記ユーザが保有する前記商品のうち、着用回数又は着用頻度の多い前記商品と、特徴が共通する前記デザイン情報及び/又は前記型情報を選択して絞り込むことを特徴とする、商品受注システム。
  17. 請求項1~16のいずれかに記載の商品受注システムであって、
    前記検索部は、複数の前記デザイン情報及び/又は前記型情報を取得し、
    前記補正部は、複数の前記デザイン情報及び/又は前記型情報を補正し、
    複数の商品情報を前記ユーザに提示する商品提示部をさらに備えること、
    を特徴とする商品受注システム。
  18. 請求項1~17のいずれかに記載の商品受注システムであって、
    補正された前記デザイン情報及び/又は前記型情報を含む商品情報を前記ユーザに提示する商品提示部と、
    前記ユーザから商品の発注を受け付ける発注受付部と、
    補正された前記デザイン情報及び/又は前記型情報を含む受注情報を前記商品の製造者に送信する製造指示部と、
    をさらに備えることを特徴とする商品受注システム。
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