JP5374645B2 - 静電放電からの向上した耐性 - Google Patents

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Description

発明の分野
発明は、集積回路装置(「IC」)に関する。より特定的には、発明は、ICのための向上した静電放電(「ESD」)保護に関する。
発明の背景
知られているように、ICデバイスをESD事象にあまり影響されないようにするための構造がICに組込まれてきた。しかしトランジスタが小型化するにつれて、従来のESD保護回路では十分な保護を提供しにくくなっている場合がある。ESD保護回路は、いくつかのインスタンスでは回路性能に負の影響を及ぼし得る。しかし、いくつかのICデバイスは、ESD保護レベルを犠牲にして向上した性能を有する。
したがって、ICデバイス性能にあまり影響しないかまったく影響しない、向上したESD保護レベルを提供することが望ましく、かつ有用である。
発明の概要
1つ以上の実施例は概して、集積回路のための向上した静電放電(「ESD」)保護に関する。
一実施例は、ESDに対する保護のための回路に関することができる。回路は、入力/出力ノードおよびドライバを有し得る。ドライバは、第1のトランジスタおよび第2のトランジスタを有し得る。第1のトランジスタの第1のソース/ドレインノードは、入力/出力ノードに結合され得る。第1のトランジスタの第2のソース/ドレインノードは、電気的に浮動すると電荷を蓄積することが可能な第1の内部ノードを形成し得る。第1の電流フロー制御回路は、第1のトランジスタの放電ノードおよび第2のソース/ドレインノードに結合され得る。第1の電流フロー制御回路は、蓄積された電荷を第1の内部ノードから第1の電流フロー制御回路を介して放電ノードに放電させるためにバイアス方向に電気的に方向付けられ得る。
本実施例では、以下の局面のうち1つ以上が含まれ得る。放電ノードは入力/出力ノードであり得る。蓄積された電荷は正電荷蓄積であり得る。バイアス方向は順バイアス方向であり得る。放電ノードは供給電圧ノードであり得る。蓄積された電荷は正電荷蓄積であり得る。バイアス方向は順バイアス方向であり得る。放電ノードは接地電圧ノードであり得る。蓄積された電荷は負電荷蓄積であり得る。バイアス方向は逆バイアス方向であり得る。放電ノードは入力/出力ノードであり得る。蓄積された電荷は負電荷蓄積であり得る。バイアス方向は逆バイアス方向であり得る。第2のトランジスタの第1のソース/ドレインノードは、入力/出力ノードに結合され得る。第2のトランジスタの第2のソース/ドレインノードは、電気的に浮動すると正電荷を蓄積することが可能な第2の内部ノードを形成し得る。第2の電流フロー制御回路は、第2のトランジスタの第1のソース/ドレインノードおよび第2のソース/ドレインノードと平行に結合され得る。第2の電流フロー制御回路は、正電荷蓄積を第2の内部ノードから入力/出力ノードに放電させるために順バイアス方向に電気的に方向付けられ得る。第1の電流フロー制御回路は、第1のダイオードであり得る。第2の電流フロー制御回路は、第2のダイオードであり得る。
別の実施例は、ESDに対する保護のための別の回路におおむね関する。回路の入力/出力ブロックは、入力/出力ノードおよびドライバを有し得る。ドライバは、第1のトランジスタおよび第2のトランジスタを有し得る。第1のトランジスタの第1のソース/ドレインノードは、入力/出力ノードに結合され得る。第1のトランジスタの第2のソース/ドレインノードは、電気的に浮動すると負電荷を蓄積することが可能な第1の内部ノードを形成し得る。第1の電流フロー制御回路は、第1のトランジスタの第1のソース/ドレインノードと接地ノードとに結合され得る。第1の電流フロー制御回路は、負電荷蓄積を第1の内部ノードから接地ノードに放電させるために逆バイアス方向に電気的に方向付けられ得る。
本実施例では、以下の局面のうち1つ以上が含まれ得る。第2のトランジスタの第1のソース/ドレインノードは、入力/出力ノードに結合され得る。第2のトランジスタの第2のソース/ドレインノードは、電気的に浮動すると正電荷を蓄積することが可能な第2の内部ノードを形成し得る。第2の電流フロー制御回路は、第2のトランジスタの第1のソース/ドレインノードと供給電圧ノードとに結合され得る。第2の電流フロー制御回路は、正電荷蓄積を第2の内部ノードから供給電圧ノードに放電させるために順バイアス方向に電気的に方向付けられ得る。第1の電流フロー制御回路は、第1のダイオードであり得る。第2の電流フロー制御回路は、第2のダイオードであり得る。第1の電流フロー制御回路は、ダイオードのように動作するように結合される第3のトランジスタであり得る。第2の電流フロー制御回路は、ダイオードのように動作するように結合される第4のトランジスタであり得る。ドライバは、小電圧差動信号伝送(Low Voltage Differential Signaling)ドライバであり得る。ドライバは、シングルエンドドライバであり得る。入力/出力ブロックは、プログラマブルロジックデバイスのものであり得る。
さらに別の実施例は、デバイス帯電モデル(Charge Device Model)(「CDM」)ESDに対する保護のためのESD回路に関する。回路の入力/出力ブロックは、入力/出力ノード、第1のドライバおよび第2のドライバを有し得る。第1のドライバおよび第2のドライバの各々は、第1のPMOSトランジスタ、第2のPMOSトランジスタ、第1のNMOSトランジスタ、および第2のNMOSトランジスタを有し得る。第1のドライバおよび第2のドライバの各々は、ここに記載されるように構成され得る。第1のPMOSトランジスタおよび第2のPMOSトランジスタは、それらの間の第1の内部ノードにおいてソース−ドレイン直列に接続され得る。第1のNMOSトランジスタおよび第2のNMOSトランジスタは、それらの間の第2の内部ノードにおいてソース−ドレイン直列に接続され得る。第1のPMOSトランジスタおよび第1のNMOSトランジスタは、入力/出力ノードにおいてドレイン−ドレイン直列に接続され得る。第1の内部ノードおよび第2の内部ノードの各々は、電気的に浮動すると電荷を蓄積することが可能であり得る。入力/出力ノードは、集積回路装置の入力/出力パッドに接続され得る。第2のPMOSトランジスタのソースノードは、供給電圧線に結合され得る。第2のNMOSトランジスタのソースノードは、接地電圧線に結合され得る。第1の電流フロー制御回路は、入力/出力ノードと第1の内部ノードとの間、または第1の内部ノードと接地電圧線との間のいずれかに接続され得る。第1の電流フロー制御回路は、負電荷蓄積を第1の内部ノードから接地電圧線に放電させるために逆バイアス方向に電気的に方向付けられ得る。第2の電流フロー制御回路は、入力/出力ノードと第2の内部ノードとの間、または第2の内部ノードと供給電圧線との間のいずれかに接続され得る。第2の電流フロー制御回路は、正電荷蓄積を第2の内部ノードから供給電圧線に放電させるために順バイアス方向に電気的に方向付けられ得る。
本実施例では、以下の局面のうち1つ以上が含まれ得る。第1のドライバおよび第2のドライバの各々の第1の電流フロー制御回路は、第1のダイオードであり得る。第1のドライバおよび第2のドライバの各々の第2の電流フロー制御回路は、第2のダイオードであり得る。第1のドライバおよび第2のドライバの各々の第1の電流フロー制御回路は、ダイオードのように動作するように結合される第1のトランジスタであり得る。第1のドライバおよび第2のドライバの各々の第2の電流フロー制御回路は、ダイオードのように動作するように結合される第2のトランジスタであり得る。第1のダイオードは、入力/出力ノードから供給電圧線への電流フローを許可するために、かつ供給電圧線から入力/出力ノードへの電流フローを阻止するために、供給電圧線に結合されかつ入力/出力ノードに接続され得る。第2のダイオードは、入力/出力ノードから接地電圧線への電流フローを許可するために、かつ供給電圧線から入力/出力ノードへの電流フローを阻止するために、接地電圧線に結合され、かつ入力/出力ノードに接続されることができ、第1のダイオードおよび第2のダイオードは、人体モデル(Human Body Model)ESD用であり得る。第1のドライバは、小電圧差動信号伝送(「LVDS」)ドライバであり得る。第2のドライバは、シングルエンドドライバであり得る。入力/出力ブロックは、プログラマブルロジックデバイス用であり得る。
図面の簡単な説明
添付の図面は、発明の1以上の局面に係る例示的な実施例を示す。しかし、添付の図面は、示される実施例に発明を限定するものと解釈されるべきではなく、説明および理解だけのためのものである。
発明の1以上の局面が実施され得るコラムナフィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)アーキテクチャの例示的な実施例を図示する、簡略化されたブロック図である。 デバイス帯電モデル(「CDM」)テストシステムの例示的な実施例を図示するブロック図である。 テスト対象デバイス(「DUT」)を有する図2Aのブロック図である。 CDM電流の例示的な実施例を図示するブロック図である。 CDM電流の例示的な実施例を図示するブロック図である。 先行技術の入力/出力ブロック(「IOB」)の例示的な実施例を図示する回路図である。 高電圧耐性のために構成された、別の先行技術のIOBの例示的な実施例を図示する回路図である。 差動信号伝送のために構成された、さらに別の先行技術のIOBの例示的な実施例を図示する回路図である。 図2のCDMテストシステムにおける図5のIOBの一部分の例示的な実施例を図示する横断面図である。 導電経路が付加された図5Bの横断面図である。 CDM ESD保護が向上した差動ドライバ回路の例示的な実施例を図示する回路図である。 NMOSのための送信差動ドライバのためのレイアウトの例示的な実施例を図示する上面図である。 CDM静電放電(「ESD」)保護が向上したIOBの例示的な実施例を図示する回路図である。 CDM ESD保護が向上したIOBの別の例示的な実施例を図示する回路図である。
図面の詳細な説明
以下の説明において、発明の特定の実施例についてより充分な説明を提供するために、多数の具体的な詳細が記載される。しかし、発明は以下に示されるすべての特定の詳細なしに実施され得ることが当業者にとっては明らかであるはずである。他のインスタンスでは、発明を不明瞭にしないように周知の特徴は詳細には記載されていない。例証を容易にするため、同じ項目を指すために、異なる図において同じ番号ラベルが使用される。しかし、代替的な実施例では項目は異なり得る。
プログラマブルロジックデバイス(「PLD」)は、指定されたロジック機能を行なうようにプログラムされることができる周知の種類の集積回路である。PLDの一種のフィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)は、典型的にプログラマブルタイルのアレイを含む。これらのプログラマブルタイルは、たとえば、入力/出力ブロック(「IOB」)、コンフィギュラブルロジックブロック(「CLB」)、専用のランダムアクセスメモリブロック(「BRAM」)、乗算器、デジタル信号処理ブロック(「DSP」)、プロセッサ、クロックマネージャ、遅延ロックループ(「DLL」)などを含むことができる。ここで用いられる限りにおいて、「含む」および「含み」は、限定なしに含むことを意味する。
各プログラマブルタイルは、プログラマブルインターコネクトおよびプログラマブルロジックの両方を典型的に含む。プログラマブルインターコネクトは、プログラマブルインターコネクトポイント(「PIP」)によって相互接続される、長さが変動する多数のインターコネクトラインを典型的に含む。プログラマブルロジックは、たとえば関数発生器、レジスタ、演算ロジックなどを含むプログラマブル要素を用いて、ユーザ設計のロジックを実施する。
プログラマブルインターコネクトおよびプログラマブルロジックは、プログラマブル要素がどのように構成されるかを定義する内部構成メモリセルにコンフィギュレーションデータストリームを投入することによって、典型的にプログラムされる。コンフィギュレーションデータは、外部装置によってメモリから(たとえば外部のPROMから)読出されるかまたはFPGAに書込まれることができる。個々のメモリセルの集団状態は、このようにFPGAの機能を決定する。
別の種類のPLDは、複合プログラマブルロジックデバイスすなわちCPLDである。CPLDは、インターコネクトスイッチマトリクスによって相互にかつ入力/出力(「I/O」)リソースに接続された2つ以上の「機能ブロック」を含む。CPLDの各機能ブロックは、プログラマブルロジックアレイ(「PLA」)およびプログラマブルアレイロジック(「PAL」)デバイスで使用されているものと同様の二段階のAND/OR構造を含む。CPLDにおいて、コンフィギュレーションデータは、典型的に不揮発性メモリにオンチップで記憶される。いくつかのCPLDでは、コンフィギュレーションデータは不揮発性メモリにオンチップで記憶され、次いで当初のコンフィギュレーション(プログラミング)シーケンスの一部として揮発性メモリにダウンロードされる。
これらのプログラマブルロジックデバイス(「PLD」)のすべてについて、装置の機能性は、その目的で装置に設けられたデータビットによって制御される。データビットは、揮発性メモリ(たとえば、FPGAおよびいくつかのCPLDにおけるスタティックメモリセル)、不揮発性メモリ(たとえばいくつかのCPLDにおけるFLASHメモリ)、またはいずれかの他の種類のメモリセルに記憶されることができる。
他のPLDは、さまざまな要素をプログラム可能に装置に相互接続する、金属層などの処理層を適用することによってプログラムされる。これらのPLDは、マスクプログラマブルデバイスとして知られる。PLDは、他のやり方、たとえばヒューズまたはアンチヒューズ技術を用いて実施されることもできる。「PLD」および「プログラマブルロジックデバイス」という用語は、これらの例示的な装置を含むがそれらに限定されず、部分的にのみプログラマブルな装置も包含する。たとえば、一種類のPLDは、ハードコーディングされたトランジスタロジックと、ハードコーディングされたトランジスタロジックをプログラム可能に相互接続するプログラマブルスイッチファブリックとの組合せを含む。
高度なFPGAは、アレイ中に異なる数種類のプログラマブルロジックロックを含むことができる。たとえば、図1は、マルチギガビットトランシーバ(「MGT」)101と、コンフィギュラブルロジックブロック(「CLB」)102と、ランダムアクセスメモリブロック(「BRAM」)103と、入力/出力ブロック(「IOB」)104と、コンフィギュレーションおよびクロックロジック(コンフィギュレーション/クロック)105と、デジタル信号処理ブロック(「DSP」)106と、特殊入力/出力ブロック(「I/O」)107(たとえばコンフィギュレーションポートおよびクロックポート)と、デジタルクロックマネージャ、アナログデジタル変換器、システム監視ロジックなどといったその他のプログラマブルロジック108とを含む多数の異なるプログラマブルタイルを含むFPGAアーキテクチャ100を例証する。いくつかのFPGAはまた、専用のプロセッサブロック(「PROC」)110を含む。
いくつかのFPGAにおいて、各プログラマブルタイルは、プログラマブルインターコネクト要素(「INT」)111を含み、そのプログラマブルインターコネクト要素は、各隣り合うタイル中の対応するインターコネクト要素への、およびそのインターコネクト要素からの標準化された接続を有する。したがって、集められたプログラマブルインターコネクト要素は、例証されたFPGAに対するプログラマブルインターコネクト構造を実現する。プログラマブルインターコネクト要素111はまた、図1の上部に含まれる例によって示されるように、同じタイル内のプログラマブルロジック要素への、およびそのプログラマブルロジック要素からの接続を含む。
たとえば、CLB102は、単一のプログラマブルインターコネクト要素(「INT」)111を加えたユーザロジックを実現するためにプログラムされることが可能なコンフィギュラブルロジック要素(「CLE」)112を含み得る。BRAM103は、1以上のプログラマブルインターコネクト要素に加えてBRAMロジック要素(「BRL」)113を含み得る。典型的には、タイルに含まれるインターコネクト要素の数はタイルの高さに依存する。図示された実施例においては、BRAMタイルは5つのCLBと同じ高さを有するが、他の数(たとえば4)もまた使用することができる。DSPタイル106は、適切な数のプログラマブルインターコネクト要素に加えてDSPロジック要素(「DSPL」)114を含むことができる。IOB104はたとえば、プログラマブルインターコネクト要素111の1つのインスタンスに加えて入力/出力ロジック要素(「IOL」)115の2つのインスタンスを含むことができる。当業者にとっては明らかであるように、たとえばI/Oロジック要素115に接続される実際のI/Oパッドは典型的に、入力/出力ロジック要素115の領域に限定されない。
図示された実施例において、ダイの中心近くの水平領域(図1に示す)は、コンフィギュレーション、クロックおよび他の制御ロジックのために用いられる。この列から延在する縦の列109は、クロックおよびコンフィギュレーション信号をFPGAの横幅にわたって分配するために用いられる。
図1に例証されたアーキテクチャを利用するいくつかのFPGAは、FPGAの大部分を構築する規則的なコラムナ(columnar)構造を分断させる追加的なロジックブロックを含む。追加的なロジックブロックは、プログラマブルブロックおよび/または専用ロジックであり得る。たとえば、プロセッサブロック110は、CLBおよびBRAMの複数の列に及ぶ。
なお、図1は、単に例示的なFPGAアーキテクチャを例示するように意図されている。水平方向の列中のロジックブロックの数、列の相対的な幅、列の数および順序、列に含まれるロジックブロックの種類、ロジックブロックの相対的なサイズ、ならびに図1の上部に含まれるインターコネクト/ロジック構成は、純粋に例示的なものである。たとえば、実際のFPGAにおいては、ユーザロジックの効率的な実現を容易にするために、CLBが現れるところではどこでも、2以上の隣り合うCLBの列が典型的に含まれるが、隣り合うCLBの列の数はFPGAの全体的なサイズによって変動する。
図2Aは、デバイス帯電モデル(「CDM」)テストシステム200の例示的な実施例を図示するブロック図である。CDMテストシステム200は、プローブプレート201およびチャージプレート202を含む。チャージプレート202は、電圧源204と直列に抵抗器203に結合され得る。電圧源204は、およそ200〜300ボルトの範囲にあり得、抵抗器203はおよそ1メガオームであり得る。しかし、抵抗器203および電圧源204について他の値が使用され得る。CDMテストシステム200は周知であるため、不要な詳細は記載されない。CDMテストシステム200中のチャージプレート202は、正または負の電位に帯電され得ると理解されるべきである。限定ではなく例として明確にする目的で、チャージプレート202はここでは正電位に帯電されるとものとして記載される。同様に、プローブプレート201は、限定ではなく例として明確にする目的で、接地205に結合されるものとして記載される。チャージプレート202に対応付けられたリング219は、接地205に結合される。プローブプレート201は、「pogo」(登録商標)プローブピンと称され得るプローブピン206を含む。したがって、チャージプレート202が正電位にあり、かつプローブプレート201が接地205に結合された状態でプローブプレート201がチャージプレート202にごく近接して存在することにより、おおまかに矢印で示されるように静電場(「E場」)210が生じる。プローブプレート201は、代替的に「pogo(登録商標)ピンプレート」と称される。
図2Bは、テスト対象デバイス(「DUT」)250を有する図2Aのブロック図である。DUT250は、ICチップであり得る。そのようなICチップ250は、ボールグリッドアレイ(「BGA」)またはボール252に接続された半導体ダイ251であり得る。例として明確にする目的でパッケージボールが示されるが、ピン、ボールまたは他の導電性インターフェースにせよ、いずれかの導電性インターフェースが使用され得ると理解されるべきである。加えて、誘電性インターフェースまたはインタポーザ253がICダイ251の底面とチャージプレート202の上面との間に配置され、容量性カップリング電界255を形成し得る。
DUT250は中性である、すなわちCDMテストシステム200に配置されると、電荷は分離されると理解されるべきである。したがって、正電位に帯電されるチャージプレート202は、DUT250において電荷を誘起する。電子(つまり負電荷)はしたがって、おおまかに示されるように、チャージプレート202の正電荷との対応付けのために導かれる。DUT250は中性であるため、正に帯電されたボール252とpogo(登録商標)ピンプレート201との間にE場210が存在する。したがって、チャージプレート202からボール252上に誘起される正電荷は、接地されたpogo(登録商標)ピンプレート201によって促進されると解釈されるべきである。さらに、ボール252の少なくとも何らかの部分は、DUT250のICダイ251のIOBまたはより特定的にはIOBパッド(図2Bに図示せず)に接続されると理解されるべきである。
図3Aおよび図3Bは、CDM電流のそれぞれの例示的な実施例を図示すブロック図である。図3Aを参照して、CDMテストシステム200は、ボール301に接するpogo(登録商標)ピン206を有する。pogo(登録商標)ピン206は接地205に接続されているため、電子「e」はDUT250の底部に向かって伝播し、チャージプレート202における付加的な正電荷を補償する。矢印302は、電子の移動方向をおおまかに示し、矢印303は、明確にする目的で正孔の移動と称されるものををおおまかに示す。
したがって、誘電性インタポーザ253によって分離されるDUT250の負電位の反対側に正電位が堆積するように、電荷がチャージプレート202において再分配されると理解されるべきである。このチャージプレート202における電荷の再分配は、E場電位210から直接接触、すなわちボール301とのpogo(登録商標)ピン206の接点に接地を再位置決めすることによる。pogo(登録商標)ピン206とボール301との直接接触が例証的に図示されるが、pogo(登録商標)ピン206とボール301との間の空間が十分に小さいため、pogo(登録商標)ピン206とボール252との間のE場強度およびアークによってそのような電荷の再分配が生じると理解されるべきである。さらに、誘電体253両端の電位、すなわちDUT250の底部領域に沿って負電荷が蓄積し、チャージプレート202の上部領域に沿って正電荷が蓄積する電荷の分離により、誘電性インタポーザ253両端にキャパシタンスが生じると解釈されるべきである。
図3Bを参照して、矢印310は電子の移動をおおまかに示す。より特定的には、電子はパッケージ化されたボール311に向かって伝播し、チャージプレート202における付加的な正電荷蓄積を補償する。したがって、電子伝搬の方向によっておおまかに示されるCDM電流は、ICダイ回路類およびその基板の両方において伝播すると解釈されるべきである。
追加的に詳細に以下に記載されるように、向上したCDM保護がより充分に理解されるように、先行技術のIOB回路類のより詳細な説明が示される。そのため、図4Aは、先行技術のIOB400の例示的な実施例を図示する回路図である。先行技術のIOB400では、I/Oパッド401はI/Oノード402に結合される。人体モデル(「HBM」)ダイオード403およびHBMダイオード404はI/Oノード402に接続される。ダイオード403の入力端はI/Oノード402に接続され、ダイオード403の出力端は供給電圧線430に接続される。明確にする目的で、ダイオードの入力および出力端は、実質的に非限流方向を指す。
ダイオード404の入力端は接地電圧線431に接続され、ダイオード404の出力端はI/Oノード402に接続される。一般に、HBMダイオードは、HBM ESD事象に対して保護するために、かつCDMおよびマシンモデル(「MM」)ESD事象を放電するために、大きな面積または周辺長を有する。したがって、ダイオード403および404は、HBM、CDMおよびMM ESD事象に対してIOBの1つ以上のドライバを保護するためであった。たとえば、シングルエンドドライバ回路405および小電圧差動信号伝送(「LVDS」)ドライバ回路410のいずれかまたは両方がIOB400に存在し得る。限定ではなく例として明確にする目的で、ドライバ405および410の両方がIOB400の一部であると想定されるべきである。
シングルエンドドライバ回路405は、PMOSプルアップトランジスタ406およびNMOSプルダウントランジスタ407を含む。トランジスタ406および407は、入力ノード402においてドレイン−ドレイン直列に接続される。PMOSトランジスタ406のソースは供給電圧線430に接続され、トランジスタ407のソースは接地電圧線431に接続される。
LVDSドライバ回路410は、トランジスタ411〜414を含む。PMOSトランジスタ411および412は、内部ノード415においてドレイン−ソース直列に結合される。PMOSトランジスタ411のソースは供給電圧線430に接続され、PMOSトランジスタ412のドレインはI/Oノード402に接続される。I/Oノード402には、NMOSトランジスタ413のドレインも接続される。NMOSトランジスタ413および414は、内部ノード416においてソース−ドレイン直列に結合される。NMOSトランジスタ414のソースは、接地電圧線431に接続される。LVDSドライバ回路410は、シングルエンドドライバ回路405のように、HBMダイオード403および404に保護されるかまたは後ろにある。CDM ESD事象に対する追加的な保護のために、CDM抵抗器420ならびにCDMダイオード421および422はIOB400内のドライバに追従し得る。
抵抗器420の一端はI/Oノード402に接続され、抵抗器420の別の端部はたとえば入力ドライバ425の入力ノード424に接続される。CDMダイオード422の出力端は入力ノード424に接続され、CDMダイオード422の入力端は接地電圧線431に接続される。CDMダイオード421の入力端は入力ノード424に接続され、CDMダイオード421の出力端は供給電圧線430に接続される。CDM抵抗器420ならびにCDMダイオード421および422は、全体としてCDM ESD事象からの入力ゲート425の保護のためのものである。
抵抗器420を入力/出力パッド401から入力ゲート425の入力ノード424に直列に配置することで、CDM保護が容易となる。しかし、抵抗器420はIOB400の性能に悪影響を及ぼす。したがって、抵抗器420は、高性能IOB、すなわち1GHz以上の周波数で動作するIOBでは選択肢ではない場合がある。さらに、65nm以下のリソグラフィで形成された、LVDSドライバ410またはシングルエンドドライバ405などのためのトランジスタについては、IOB400は十分なCDM保護を有さない場合があり、ICチップのパッケージングおよび搬送中の歩留り損失に繋がり得る。
いかなる特定の理論にも拘束されないが、送信モードにおいて、65nm以下のリソグラフィを用いて形成されたLVDSドライバ回路410は、内部ノード415および416のいずれかまたは両方における電荷の堆積によるCDM ESD不具合を被り得ると理解されるべきである。IOB400の非動作モードにおける内部ノード415および416は、電気的に浮動し得ると解釈されるべきである。さらに、内部ノード415および416は比較的近接しており、I/Oノード402またはI/Oパッド401と直接接続されていると解釈されるべきである。PMOSトランジスタ412の半導体チャネルだけが、内部ノード415をI/Oノード402と直接的な電気的連続性を有さないように分離し、NMOSトランジスタ413の半導体チャネルだけが、内部ノード416がI/Oノード402と直接的な電気的連続性にあることを防ぐ。チャネルの長さがおよそ0.04ミクロン以下であるディープサブミクロンリソグラフィを使用して形成されたLVDSドライバ回路410については、CDMテストシステム200の電圧供給204からの電圧または他のCDM電圧などのCDM電圧が、内部ノード415および416においてそれぞれ蓄積するようにトランジスタ412および413のいずれかまたは両方のドレイン−ソース分離を横切って電荷を伝播させ得る。そのような蓄積された電荷は、CDM ESD過敏性、および潜在的に歩留り損失に繋がり得る。
付加的に詳細に以下に記載するように、内部ノード415および416における蓄積された電荷のためのCDM放電経路がCDM ESD事象に対する保護を向上させるように設けられる。
図4Bを参照して、先行技術のIOB450の例示的な実施例を図示する回路図が示される。先行技術のIOB450は、高電圧耐性のために構成される。より特定的には、I/Oノード402と接地電圧線431との間には、NMOSトランジスタ451および452が内部ノード467においてソース−ドレイン直列に結合されている。NMOSトランジスタ451のドレインはI/Oノード402に結合され、NMOSトランジスタ452のソースは接地電圧線431に結合される。入力ドライバ425の入力ノード424は、ノード467と同じノードである。
図4BのIOB450と図4AのIOB400との間の相違点は、IOB450のシングルエンドドライバ回路455は、図4Aのドライバ405よりも、LVDSドライバ回路410に、すなわちPMOSトランジスタの直列の対およびNMOSトランジスタの直列の対により近接して構成される点である。そのため、シングルエンドドライバ回路455は、内部ノード415および416にそれぞれ対応する内部ノード465および466を含む。したがって、内部ノード465,466および467は、他のpn接合からすべてソース/ドレイン遮断される、すなわち電気的に浮動することを被り得る内部ノードである。ゆえに、カスコード接続されたLVDSドライバ回路410の内部ノード415および416は、シングルエンドドライバ回路455の内部ノード465および466のように、他のpn接合からソース/ドレイン遮断される。
CDMテスト中、そのようなNMOS遮断された接合において正電荷が捕捉されるかまたは他の方法で蓄積され得、PMOS遮断された接合において負電荷が捕捉されるかまたは他の方法で蓄積され得る。換言すると、内部ノード416,466および467またはそれらの何らかのサブセットにおいて正電荷が捕捉され得、内部ノード415および465のいずれかまたは両方において負電荷が捕捉され得る。
図5Aは、先行技術のIOB500の別の例示的な実施例を図示する回路図である。IOB500は、差動信号伝送のために構成される、すなわち差動ドライバ回路510、I/Oパッド401およびI/Oパッド501を有する。差動ドライバ回路510は、抵抗器511および512と、PMOSトランジスタ521および522と、NMOSトランジスタ515〜517とで形成される。I/Oパッド501は、I/Oノード402に対応するI/Oノード502に結合される。同様に、IOB500のI/Oパッド401に対応付けられたHBMダイオード403および404にそれぞれ対応するHBMダイオード503および504がI/Oパッド501に対応付けられる。
I/Oノード402は抵抗器511の一端に結合され、抵抗器511の別の端部はPMOSトランジスタ521のドレインに結合される。PMOSトランジスタ521のソースは供給電圧線430に結合される。同様に、抵抗器512の一端はI/Oノード502に接続され、抵抗器512の別の端部はPMOSトランジスタ522のドレインに接続される。PMOSトランジスタ522のソースは供給電圧線430に接続される。NMOSトランジスタ515〜517は、差動ドライバ回路510の電流源を供給する。
MOSトランジスタ515のドレインはI/Oノード402に接続され、NMOSトランジスタ515のソースは内部ノード530においてトランジスタ516のドレインに接続される。NMOSトランジスタ517のドレインはI/Oノード502に接続され、NMOSトランジスタ517のソースは内部ノード530においてトランジスタ516のドレインに接続される。NMOSトランジスタ516のソースは接地電圧線431に接続される。したがって、NMOSトランジスタ516のチャネルは、接地電圧線431から電流源トランジスタ515および517までの仮想接地経路を供給すると解釈されるべきである。
直接接触であろうと十分なE場強度を有していようと、I/Oパッド401が接地に結合されると、電子は、明確にする目的でおおまかにDで示されるトランジスタ515のドレインに供給され得る。矢印531におおまかに示されるようにドレインDに供給された電子は、濃い黒線およびSでおおまかに示されるように、ソースノード530において正電荷の蓄積を引起す。さらに、I/Oパッドまたはピン401の接地によるそのような電子の供給は、接地電圧線431と対応付けた正電荷の蓄積を促進し得る。
たとえばトランジスタ515と対応付けられた電光520によっておおまかに示されるように、トランジスタ515もしくはトランジスタ517のいずれかまたは両方のチャネルの両端といったチャネルの両端の差動または電位が、CDM ESDによりESD誘起チャネル破壊を引起し得る。
図5Bは、CDMテストシステム200におけるIOB500の一部分の例示的な実施例を図示する横断面図である。図2および図5Aを参照して、図5BのIOB500の一部分がさらに記載される。電流源550は、抵抗器203および電圧源204と対応付けられ、先述したように、およそ200ボルトに等しいかまたはそれを超える電圧用であり得る。ゆえに、チャージプレート202に供給された電流は正電位551をもたらす。CDMテストシステム200のIOB500を有するDUT250は、電荷が再分配されることから中性のままである。図示される実施例では上側であるボール552の一方側と、分離された拡散領域561の上部とに正電位553が生じ、CDMテーブル202に面する基板570の下方部分に電子が蓄積される。ICのI/Oパッド401に接続されているようなボールまたは他の接点552がpogo(登録商標)ピン206を介して接地されると、矢印554でおおまかに示されるような電子または電流がドレイン拡散領域560に流れる。n+およびp+といったドーピング表示が基板570内の領域についておおまかに示されているが、本開示の範囲にしたがって他の構成が使用され得ると理解されるべきである。図5Aと対応させる目的で、図5Bでは、トランジスタ515のドレイン領域を示すのにDが用いられ、トランジスタ515のSで表されるようなソース領域が同様に示される。
ほぼ0.4ミクロン以下であるトランジスタ515のチャネル長Lについて、1つ以上のCDM ESD事象によって電光520でおおまかに示されるようなチャネル破壊についての電位は、わずか150ボルトの電圧によって可能である。ゆえに、CDMテストに合格するためには、たとえばトランジスタ515などのMOSトランジスタチャネルが、チャージプレート202に印加される規定の電圧で合格することが可能でなければならない。
NMOSトランジスタ515について、CDM ESD放電中、pogo(登録商標)ピン206を介してノード402に、I/Oパッド401に接続されたボール552を介して送られた接地電位がNMOSトランジスタ515のチャネルの両端に高い電圧降下を生じさせる。これは、遮断されたソース/ドレイン拡散領域561とI/Oノード402に接続された拡散領域またはノード560との間の比較的高い電位差によるものである。より特定的には、拡散領域561、すなわちNMOSトランジスタ515のソース領域に正電荷が蓄積する。そのような電荷の蓄積は、拡散領域561において正電荷の捕捉を引起す逆バイアスpn接合の電位井戸によるものである。
以下に付加的に詳細に記載されるように、蓄えられた正電荷を、NMOS内部ノード、すなわちNMOSデバイスについて電気的に浮動することが可能なノードから漏らすために放電経路が設けられる。同様に、PMOSデバイスの拡散領域に負電荷が堆積し得る。そのような拡散領域は、電気的に浮動することが可能である。すなわち放電経路がなく、したがって同様に、蓄えられた負電荷をPMOS内部ノードから漏らすために放電経路が設けられる。
図6は、導電経路600が追加された図5Bの横断面図である。より特定的には、導電経路600は接地電圧線431からp型拡散領域601に至る。P型拡散領域601は、HBMダイオード403などのHBMダイオードのp型領域である。この構成では、接地電圧線431上の正電荷は経路600を介する電子によって補償される。I/Oパッド401および501が送信パッドであるこの構成では、トランジスタ515のチャネルの電子注入またはパンチスルーによる「スナップバック(snap-back)」が電光520によっておおまかに示されるように不具合を引起し得る。さらに、トランジスタ515のゲート酸化物を通ってパンチスルーが生じ得る。そのようなMOS破壊は、接地されたI/Oパッド401と、他のpn接合に対して電気的に遮断されているかまたは他の方法で浮動しているソース拡散領域561とに接続されたI/Oノード402からの電圧降下によるものであり得る。そのような電子注入またはパンチスルーは、矢印620によっておおまかに示される。
図6と著しく異なるものとして示されていないが、トランジスタ516のチャネル長L2と比較したトランジスタ515のチャネル長Lは、1桁以上異なり得ると理解されるべきである。たとえば、ほぼおよそ0.04ミクロンであるトランジスタ515のチャネル長Lと、ほぼ0.12ミクロンであるトランジスタ516のチャネル長L2とでは、トランジスタ516がCDM ESD誘起不具合を著しく被りにくい。
図7は、CDM ESD保護が向上した差動ドライバ回路700の例示的な実施例を図示する回路図である。差動ドライバ回路700は、ダイオード701,702,721,722,731および732を付加した図5の差動ドライバ回路500である。通常、ダイオード701の入力端は、ダイオード701の入力端においてソースノード530に結合される。ダイオード701の出力端は、I/Oノード402に接続される。したがって、送信ドライバであるI/Oパッド401について、ダイオード701はNMOSトランジスタ515のチャネルをシャントする。したがって、トランジスタ領域515のソース拡散領域に正電荷が堆積するかまたは他の方法で蓄積された場合、ダイオード701は、そのような正の蓄積された電荷をI/Oノード402に、すなわちI/Oパッド401を介して接地への導電経路に放電する。この構成では、正電荷を伝えている際のダイオード701は順バイアス構成にある。
同様に、ダイオード702は、NMOSトランジスタ517のチャネル領域をシャントするために接続される。ダイオード701およびNMOSトランジスタ515に関してすでに記載したように、ダイオード702によるNMOSトランジスタ517のチャネルのシャントに同じ記載または同様の記載が当てはまるため、そのような説明は繰り返さない。NMOSトランジスタ515および517をそれぞれ順バイアスダイオード701および702でシャントすることによって、CDM ESD事象に対する保護が向上される。
換言すると、ダイオード701および702を介する放電経路を設け、蓄えられた正電荷を、トランジスタ515および517に対応付けられたソース拡散領域から漏らすことによって、蓄えられた正電荷の漏れによりそのような放電中にトランジスタ515および517のソースノードを中性化する。これにより、先に記載した有害な電圧降下が解消され、したがって遮断されたソースノードにおけるトランジスタ515および517のCDM ESD保護が向上する。これは同様に、PMOSトランジスタについて電気的に遮断されたドレインノードおよび蓄積された負電荷の漏れに当てはまる。
任意に、ダイオード721および722などの1つ以上のダイオードが、反極性方向においてトランジスタ515を電気的にシャントするために直列に結合され得る。換言すると、I/Oノード402はダイオード721のp型領域に結合され得る。ダイオード721のn型領域は、ダイオード722のp型領域に接続され得る。ダイオード722のn型領域は、ソースノード530に接続され得る。このようにトランジスタ515のチャネルを電気的にさらに中性化するために、ノード402における負電荷がダイオード721および722を通って逆バイアス方向に流れ得る。同様に、トランジスタ517のチャネル領域を逆バイアス方向にI/Oノード502からソースノード530にシャントするために、1つ以上のダイオード731および732が直列に結合され得る。改めて、この記載はNMOSをシャントすることについてのものであるが、そのような記載はPMOSのシャントにも当てはまる。
図8は、レイアウト800でレイアウトされたダイオード701および702などのダイオードの例示的な実施例を図示する上面図である。レイアウト800は、送信差動ドライバのNMOS部分用である。しかし、以下の記載から、送信差動ドライバのPMOS部分が同様にレイアウトされ得ると理解されるであろう。
ゲート808は、能動領域807においてトランジスタを形成し、送信I/Oパッド801は能動領域807に対応付けられたDによって示されるようにドレイン領域への接触を有するバス810を有する。接地されたパッド802は、能動領域807のソース領域への接触を有する接地バス809に対応付けられる。
上部能動領域807のドレイン領域が送信パッド801に結合され、かつ底部能動領域807のソース領域が接地パッド802に接続されるように、上部能動領域807はドレイン領域への接触を有し、かつ底部能動領域807はソース領域への接触を有する。能動領域807同士の間にnウェル803が位置する。分流器804−1〜804−Nは、上部能動領域807であるトランジスタ515および517のソース領域からnウェル803に形成されたダイオード806−1〜806−Nに延在する。限定ではなく例として明確にする目的で、Nは6に等しいと想定されるべきである。しかし、Nについて他の正整数値が使用され得ると理解されるべきである。したがって、半導体基板に規定され得るような、8つの能動領域または領域807がある。
導電性分流器805−1〜805−6は、ダイオード806−1〜806−6にそれぞれ接続され、かつ下部能動領域807であるトランジスタ516のドレイン領域にそれぞれ接続される。したがって、デバイスのソースおよびドレイン領域はダイオード806を介して導電性分流器804および805によって短絡され、分離された差動対コモンノードごとに1つのダイオードのみが実現されると理解されるべきである。したがって、IOBは、向上したCDM ESD保護の目的でここに記載されるようなダイオードでレイアウトされ得ると理解されるべきである。
図9Aは、CDM ESD保護が向上したIOB900の例示的な実施例を図示する回路図である。IOB900は、図4BのIOB450と同じであるが以下の相違点を有する。I/Oノード402から内部ノード465にはダイオード901が挿入されている。内部ノード466からI/Oノード402にはダイオード902が挿入されている。内部ノード416からI/Oノード402にはダイオード904が挿入されている。I/Oノード402から内部ノード415にはダイオード903が挿入されている。内部ノード467からI/Oノード402にはダイオード905が挿入されている。ダイオード902,904および905は、内部ノード466,416および467においてそれぞれ蓄積された正電荷の放電のために結合される。ダイオード902,904および905は、そのような放電のために順バイアス方向に結合される。負電荷を捕捉し得るノード465および415は、そのような負電荷の放電のために、ダイオード901および903にそれぞれ逆バイアス方向に結合される。
PMOSトランジスタ993および991は、それぞれPMOSトランジスタ411および412に関連して先述したように直列に結合される。同様に、トランジスタ992および994は、それぞれNMOSトランジスタ413および414に関連して先述したように直列に結合される。トランジスタ991〜994はシングルエンドドライバ回路を形成すると理解されるべきである。トランジスタ991および992を1つ以上のCDM ESD事象から保護するために、ダイオード901および902がそれぞれ形成される。同様に、トランジスタ992,413および451を1つ以上のCDM ESD事象から保護するために、ダイオード902,904および905がそれぞれ形成される。
図9Bは、CDM ESD保護が向上したIOB950の別の例示的な実施例を図示する回路図である。図9BのIOB950は、以下の相違点以外は図9AのIOB900と同じである。ダイオード901は、I/Oノード402に接続されるのではなく、接地電圧線431に接続される。同様に、ダイオード903は、I/Oノード402に接続されるのではなく、接地電圧線431に接続される。逆バイアス方向にダイオード901および90を介して接地電圧線431にそれぞれ放電し得るノード465および415のいずれかまたは両方に蓄積され得る負電荷の放電経路は、I/Oパッド401および電圧接地線431の両方が接地に電気的に結合されると想定すると、IOB900と同じように作動すると理解されるべきである。
さらに、IOB950において、ダイオード902は、I/Oノード402に接続される代わりに供給電圧線430に接続される。同様に、ダイオード904は、I/Oノード402に結合されるのではなく供給電圧線430に結合される。ダイオード902および904の両方は、内部ノード466および416における蓄積された正電荷を供給電圧線430にそれぞれ放電するために、順バイアス方向に結合される。この放電経路は、供給電圧線430が供給電圧に結合されるものとする。
IOB900および950の両方のダイオード905は、I/Oノード402に接続される。したがって、I/Oノード402への、または接地電圧線431もしくは供給電圧線430のいずれかへの接続の組合せは、図9Aおよび図9Bの記載にしたがってダイオードをシャントすることで実現され得ると解釈されるべきである。
任意に、1つ以上の直列の小さなダイオードは、記載された反極性方向に内部ノードをI/Oノード402にシャントするために結合され得る。より特定的には、任意に、ダイオード951および952が内部ノード465とI/Oノード402との間に直列に結合され得る。いずれかの正電荷が内部ノード465において蓄積され、I/Oパッド401が接地されると、ダイオード951および952が電圧クランプとして使用され得る。ダイオード951および952は、正電荷が内部ノード465からI/Oノード402に進行する順バイアス方向に結合されると解釈されるべきである。ダイオード951および952は、他の方法で動作を妨げないように十分に小さく作製され得る。
同様に、ダイオード953および954が、任意に、I/Oノード402と内部ノード466との間に直列に結合され得る。ダイオード953および954は逆バイアス方向に結合される。したがって、接地されたI/Oパッド401のための内部ノード466において蓄積された正電荷について、ダイオード953および954が電圧クランプをもたらす。任意にトランジスタ991および992に電圧クランプを与えることによって、内部ノード465において蓄積された正電荷のために順バイアス条件が生じるかまたはノード466において蓄積された負電荷のために逆バイアス条件が生じれば、それらのトランジスタは有効に電気的に中性化される。
ダイオード951および952はトランジスタ991を1つ以上のCDM ESD事象から保護するように示され、ダイオード953および954はトランジスタ992を1つ以上のCDM ESD事象から保護するように例証的に示されるが、先の記載にしたがってトランジスタ412,413および451を保護するために同様の方法でそのようなダイオードの対の他のセットが使用され得ると理解されるべきである。さらに、そのようなダイオード951〜954は、先の記載にしたがってIOB900に任意に含まれ得る。
上記のようにダイオードを内部ノードと対応付けて挿入することが放電経路をもたらすと理解されるべきである。しかし、ダイオードが形成されることは必要ではない。むしろ、ここに記載されるように内部ノードのための放電経路を作成するために、IOBの動作に悪影響を及ぼさないいずれかの回路類が使用され得る。IOBに対応付けられた向上したCDM ESDが、すなわちI/Oノード402などのI/Oノードに直接接続されたトランジスタの保護について記載されたが、他の用途では、そのようなシャント装置は、I/Oノード402に直接的に接続されないMOSトランジスタの内部ノードを保護するために接続され得ると理解されるべきである。
したがって、他のpn接合から遮断されたソースまたはドレインを有するMOSトランジスタの向上したCDM ESD保護が記載されたと解釈されるべきである。この保護は、放電経路を小さなダイオードまたはいずれかの他の受動装置または電流フローの方向を制御することが可能な能動装置を介してこれらのノードに付加することによって少なくとも部分的に記載された。
上記は発明の1つ以上の局面に係る例示的な実施例を記載しているが、発明の1つ以上の局面に係る他のおよびさらなる実施例が添付の請求項およびその均等物によって決定されるその範囲から逸脱することなく考案され得る。ステップを列挙する請求項はステップのいずれの順序も暗示しない。商標はそれらのそれぞれの所有者の資産である。

Claims (14)

  1. 静電放電に対する保護のための回路であって、
    供給電圧線と接地ノードとの間に結合されたドライバを備え、
    前記ドライバは、前記供給電圧線と入力/出力ノードとの間に直列に結合された第1のトランジスタおよび第2のトランジスタと、前記接地ノードと前記入力/出力ノードの間に直列に接続される第3のトランジスタおよび第4のトランジスタとを有し、前記第1のトランジスタ前記第2のトランジスタ、前記第3のトランジスタおよび前記第4のトランジスタは各々データを受取るためのゲートを有し、
    前記第1のトランジスタ、前記第2のトランジスタ、前記第3のトランジスタおよび前記第4のトランジスタは、各々、金属−酸化物−半導体型トランジスタであり、さらに、
    前記入力/出力ノードに結合された前記第1のトランジスタの第1のソース/ドレインノードと、
    前記ドライバの第1の内部ノードにそれぞれ結合される前記第1のトランジスタの第2のソース/ドレインノードおよび前記第2のトランジスタの第1のソース/ドレインノードとを備え、前記第2のトランジスタの第2のソース/ドレインノードは前記供給電圧線に結合され、かつ前記第1の内部ノードは電気的に浮動すると電荷を蓄積することが可能であり、
    第1の放電ノードおよび前記第1の内部ノードに結合された第1の電流フロー制御回路をさらに備え、
    前記第1の電流フロー制御回路は、蓄積された電荷を前記第1の内部ノードから前第1の放電ノードに放電させるためにバイアス方向に電気的に方向付けられる、回路。
  2. 前記第1の放電ノードは前記地ノドである、請求項1に記載の回路。
  3. 前記第1の放電ノードは前記入力/出力ノードである、請求項1に記載の回路。
  4. 前記入力/出力ノードに結合された前記第のトランジスタの第1のソース/ドレインノードと、
    前記ドライバの第2の内部ノードに結合される前記第のトランジスタの第2のソース/ドレインノードおよび前記第4のトランジスタの第1のソース/ドレインノードをさらに備え前記第2の内部ノードは電気的に浮動すると正電荷を蓄積することが可能であり、
    前記接地ノードに結合される前記第4のトランジスタの第2のソース/ドレインノードと、
    第2の放電ノードおよび前記第2の内部ノードに結合された第2の電流フロー制御回路をさらに備え、
    前記第2の電流フロー制御回路は、正電荷蓄積を前記第2の内部ノードから前記第2の放電ノードに放電させるために順バイアス方向に電気的に方向付けられる、請求項1に記載の回路。
  5. 前記第2の放電ノードは前記入力/出力ノードである、請求項に記載の回路。
  6. 前記第2の放電ノードは供給電圧線である、請求項に記載の回路。
  7. 前記第1の電流フロー制御回路は第1のダイオードであり、前記第2の電流フロー制御回路は第2のダイオードである、請求項に記載の回路。
  8. 静電放電に対する保護のための方法であって、
    入力/出力ノードおよび供給電圧線と第1の内部ノードとの間に結合されたドライバを有する入力/出力ブロックを、テストのために、供給するステップを備え、
    前記ドライバは、前記供給電圧線と前記入力/出力ノードとの間に直列に結合された第1のトランジスタおよび第2のトランジスタと、接地ノードと前記入力/出力ノードの間に直列に接続される第3のトランジスタおよび第4のトランジスタを有し、前記第1のトランジスタ、前記第2のトランジスタ、前記第3のトランジスタおよび前記4のトランジスタは各々金属−酸化物−半導体型トランジスタでありかつデータを受取るためのゲートを有し、さらに、
    前記第1のトランジスタの第1のソース/ドレインノード前記入力/出力ノードに結合され
    前記第1のトランジスタの第2のソース/ドレインノードおよび前記第2のトランジスタの第1のソース/ドレインノードは前記ドライバの第1の内部ノードに結合され、
    前記第2のトランジスタの第2のソース/ドレインノードは前記供給電圧線に結合され、
    前記第1の内部ノードは電気的に浮動すると負電荷を蓄積することが可能であり、
    第1の電流フロー制御回路前記第1の内部ノードおよび前記第1の放電ノードに結合され、
    前記第1の放電ノードは接地ノードおよび前記入力/出力ノードから選択され、
    前記第1の電流フロー制御回路は、負電荷蓄積を前記第1の内部ノードから前記第1の放電ノードに放電させるために逆バイアス方向に電気的に方向付けられ、
    前記入力/出力ブロックをテストするステップをさらに備える、方法
  9. 前記第のトランジスタの第1のソース/ドレインノードは、前記入力/出力ノードに結合され、
    前記第3のトランジスタの第2のソース/ドレインノードおよび前記第4のトランジスタの第1のソース/ドレインノードは前記ドライバの第2の内部ノードに結合され、
    前記第2の内部ノードは電気的に浮動すると正電荷を蓄積することが可能であり、
    前記第4のトランジスタの第2のソース/ドレインノードは前記接地ノードに結合され、
    第2の電流フロー制御回路前記第2の内部ノードおよび第2の放電ノードの間に結合され、前記第2の放電ノードは前記入力/出力ノードおよび前記供給電圧線から選択され、
    前記第2の電流フロー制御回路は、正電荷蓄積を前記第2の内部ノードから前記供給電圧ノードに放電させるために順バイアス方向に電気的に方向付けられる、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1の電流フロー制御回路は第1のダイオードであり、前記第2の電流フロー制御回路は第2のダイオードである、請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1の電流フロー制御回路は、ダイオードのように動作するように結合された第のトランジスタであり、前記第2の電流フロー制御回路は、ダイオードのように動作するように結合された第のトランジスタである、請求項9に記載の方法。
  12. 前記ドライバは小電圧差動信号伝送(Low Voltage Differential Signaling)ドライバである、請求項8から11のうちいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記ドライバはシングルエンドドライバである、請求項8から11のうちいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記入力/出力ブロックはプログラマブルロジックデバイス内にある、請求項8から13のうちいずれか1項に記載の方法。
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