JP5374628B2 - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツ、付加情報、或いはサムネイル等を配列して表示し、それらをスクロールさせることにより所望のコンテンツにたどりつくための画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラムに関するものである。
近年では、コンテンツを蓄積する装置として、パーソナルコンピュータや専用蓄積装置以外にも、撮影したコンテンツの蓄積機能を備えているカメラ、放送コンテンツなどを蓄積するディスクレコーダなどがある。そして、こうしたデバイスに蓄積されているコンテンツを一覧表示する表示装置が存在する。この種の表示装置には、全てのコンテンツをコンテンツ名といったテキストで一覧表示するものがある。また、近年ではコンテンツのサムネイル、特徴部の一部再生といったように、コンテンツの概要を画像または映像などで、明示的に表示する一覧表示も行われている。こうした一覧表示においては、コンテンツを日付順やファイル名順といったさまざまな順序で表示する表示方法が用いられる。このような表示方法は、コンテンツの概要をわかりやすく見せるとともに、コンテンツを探す上で有効である。また、コンテンツを整理してグループ化することにより、コンテンツを探しやすくするという表示方法も知られており、グループ化されたコンテンツ群(データグループという)を1つのアイコンなどで表示する方法もある。このとき、データグループのアイコン(グループアイコンという)は、そのデータグループ内の代表コンテンツの画像、または、一部、あるいは全部のコンテンツの画像から作成することが多かった。
こうした中で、コンテンツの一覧表示をする場合、コンテンツを探しやすくするために、コンテンツに対してさまざまなメタデータを付加しておき、メタデータによって順序を決めて、コンテンツを並べるといった方法がある。こうしたコンテンツの並べ方としては、日付順、メタデータの50音順、もしくはアルファベット順などが挙げられる。さらに、これらのメタデータを階層化して管理することにより、よりコンテンツを探しやすくする工夫がなされていた。例えば、日付を、年、月、日の階層に分け、それぞれをグループ化しておき、ユーザは階層を上下させて表示を切替える。このような表示により、ユーザは自分の記憶の中から所望の場所を選択し、コンテンツを探すことができた。
また、ユーザには、コンテンツを閲覧しながら所望のコンテンツを探そうとした場合、できるだけ早くコンテンツ間を移動してそのコンテンツにたどり着きたいという要望がある。このような、スクロールによってコンテンツを閲覧しながら、目的のコンテンツを探していくといったコンテンツの視覚検索においては、スクロールの高速性も重要となる。
また、コンテンツをテレビなどに映して閲覧するといったニーズも増えてきており、キーボードやマウスといった自由に操作できる操作部というより、矢印キーや限定されたキーしか持たないリモコンで操作したいといった要望もある。したがって、コンテンツをスクロールさせながら閲覧する場合において、少ないキーで簡単に操作できることも重要になってきている。
こうした中で、特許文献1は、年月日の階層構造でデータを管理し、各階層にて代表画像を表示して、その代表画像が選択されることにより、順次、下位の階層へ切替えて表示することが記載されている。特許文献1では、代表画像はグループ内の任意の1つから選択されて表示されており、時間によって順次切替えて表示される。また、グループ内の画像数を表示することにより、グループの大きさが明示される。
また、特許文献2は、階層化構造で管理されている文書データについて、階層間の包含関係を表示し、その下位階層のグループの大きさによって構成単位を表現することが記載されている。また、特許文献3は、インジケータによって表示対象位置が全体のどの部分かを把握可能にすることが記載されている。
特開2004−297176号公報 特開平7−225765号公報 特開2006−285471号公報
しかしながら、上記従来の技術においては、以下のような課題があった。
(1)ある階層で、上位階層のグループの境界を越えてスクロールを行っていた場合、自分の位置を把握するために上位階層に切替えた際に、より広範囲に対する表示できる。しかしながら、グループアイコンからは、自分が当該グループのどの部分(範囲)を確認しているかが分からなかった。このため、上位階層のグループアイコンにて、目的のコンテンツの位置を把握できるものの、目的のコンテンツとの距離感はつかめなかった。即ち、下位階層にて確認した場所(範囲)が、上位階層に切替えた際に、どの場所を示しているかが分からなかった。また、下位階層にて確認した場所(範囲)と、上位階層に切換えた際に表示された目的のコンテンツの場所がどの程度離れているかを認識することができなかった。
(2)上位階層に行くに従って、グループ内に含まれるコンテンツの数は、当然のことながら増えていく。そのため、上位階層に行くに従って、確認している位置や、目的コンテンツの位置の把握が困難になってしまう。
(3)階層の順序に従って順次に階層を上下に切替えて表示していると、より上位の階層にての位置確認を行いたい場合に、切替えに時間がかかった。
(4)階層をとばして切替えていると、どの階層から切替えたかが分からなくなり、元の階層の、元の位置に戻るのが困難になってしまう。
(5)インジケータを表示すると、表示面積がとられ、その分コンテンツ画像の表示数が減ってしまう。またスクロールによる視覚検索を行う際には、スクロールしているコンテンツ部に注目しており、インジケータを見る機会が少なく、かえって紛らわしい場合があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、表示する階層を上位階層へ切替えた場合に、切替える前の階層におけるデータの選択状態を、切替えた階層の一覧表示において把握可能とし、操作性を向上することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の一態様によるデータ閲覧装置は以下の構成を備える。すなわち、
階層構造を有する複数のグループに分類される複数のオブジェクトを、階層毎に異なる配列によって表示部に表示する画像処理装置であって、
前記複数のグループの夫々について、当該グループに分類される複数のオブジェクトの総数が、前記階層毎に予め定められた上限数よりも多い場合には、前記当該グループに分類される複数のオブジェクトのうち一部を間引くことで前記上限数のオブジェクトを抽出し、かつ、当該グループに分類される複数のオブジェクトの総数が、前記階層毎に予め定められた上限数以下である場合には、前記当該グループに分類される全てのオブジェクトを抽出する抽出手段と、
前記階層毎に、当該階層に属するグループについて前記抽出手段によって抽出されたオブジェクトによって構成される配列を生成する生成手段と、
操作入力に応じて、前記表示部に前記生成手段によって生成された配列を表示させる階層を切り替える切り替え手段と、
操作入力に応じて、前記表示部に表示されている配列に基づいて、注目オブジェクト又は注目グループのいずれかを選択する選択手段と、
前記切り替え手段によって、前記表示部に前記配列を表示させる階層が下位階層から上位階層に切り替えられるときに、前記切り替え後に表示される配列を構成するオブジェクトとして前記抽出手段により抽出されるオブジェクトのうち、前記切り替え前に前記選択手段によって選択されていた前記注目オブジェクト又は注目グループのいずれかに対応するオブジェクトを、他と識別可能に明示する明示手段と、を備える。
本本発明によれば、階層構造を有する複数のオブジェクトを、前記階層毎に異なる配列によって表示する画像処理装置において、表示する階層を上位階層に切替えた場合に、切替えた後に表示される配列においても、切替える前の階層で選択されていた注目オブジェクトが対応するオブジェクトを把握することが可能となる。
実施形態によるコンテンツ閲覧システムの構成例を示す図である。 実施形態によるコンテンツ閲覧装置、表示装置のハードウエア構成例を示す図である。 実施形態による操作リモコンの外観を示す図である。 実施形態によるコンテンツレベル表示の例を示す図である。 実施形態によるグループレベル表示の例を示す図である。 実施形態によるグループ内コンテンツと選択データアイコンの関係を説明する図である。 実施形態による各階層の表示例を示す図である。 実施形態による表示切替えの例を示す図である。 実施形態による表示切替えの例を示す図である。 実施形態による表示切替えの例を示す図である。 実施形態によるデータ階層の概念を説明する図である。 実施形態によるコンテンツレベルとグループレベル間での階層移動動作を示すフローチャートである。 実施形態による、異なる階層のグループレベル間での階層移動動作を示すフローチャートである。
以下、添付の図面を参照して、本発明に係わる実施形態の一例を説明する。
本実施形態では、複数の画像コンテンツをある階層構造でグループ化されたメタデータの順序にて配列し、各階層にて表示を切替えながらスクロール表示させ、目標コンテンツに到達するコンテンツ閲覧装置で説明する。まず、全体のシステム構成について説明する。なお、以下では、コンテンツのことをデータと称する場合もある。また、コンテンツ(データ)に対応したアイコンをデータアイコンと称する。また、上述のように、グループ化されたコンテンツ群をデータグループ、データグループのアイコンをグループアイコンという。
(システム構成)
本実施形態で想定するシステムの構成例を図1に示す。
図1において、101は、データアイコンおよびグループアイコンを保持し、データアイコンもしくは、グループアイコン配列を形成し、その配置を行って、表示装置102に対して出力するコンテンツ閲覧装置である。102は、コンテンツ閲覧装置101から出力されたデータアイコンやグループアイコンの画像を表示する機能を持つディスプレイなどの表示装置である。103は、コンテンツの選択や表示の切り替えなどの操作入力機能を持つ操作リモコンである。
図2にコンテンツ閲覧装置101、および表示装置102のハードウエア構成例のブロック図を示す。
図2において、コンテンツ閲覧装置101内の201は中央制御部(CPU)、202はROM、203はRAMである。204は、操作リモコン103からの操作コマンドを受け取る操作入力部である。205は、表示対象となるコンテンツを保持しておくコンテンツ蓄積部である。206は、コンテンツ蓄積部205に保持されているコンテンツを管理するコンテンツ管理部である。207は、コンテンツ蓄積部205に蓄積されているコンテンツに付加されているメタデータを管理するコンテンツメタデータ管理部である。208は、コンテンツをメタデータ等の付加情報にしたがって配列して、順次表示し、スクロール操作に応じて注目アイコンを順次変更していくスクロール制御部である。
209は、データアイコンまたはグループアイコンの表示を切替える操作画面データを作成する表示制御部である。210は、コンテンツ蓄積部205に蓄積されているコンテンツから、縮小画像などのデータアイコンを作成するデータアイコン作成部である。211はグループアイコン作成部であり、データグループ管理部212にて管理されているグループに従って、データアイコン作成部210にて作成されたデータアイコンを組み合わせてグループアイコンを作成する。212はデータグループ管理部であり、コンテンツ管理部206で管理されているコンテンツを、付加されているメタデータによりグループ化し、またそのグループをさらに上位階層でグループ化したりするデータグループ作成、管理を行う。即ち、データグループ管理部212は、複数のデータを各データの付加情報に基づいて複数のデータグループへグループ化し、複数のデータグループを各グループを構成するデータの付加情報に基づいてグループ化することにより階層構造を形成する。213は、表示装置102に対して、コンテンツやそのアイコン、表示制御部209にて作成された操作画面データなどを出力する表示出力部である。214は、データグループ管理部212で作成されたグループを図11に示すように階層構造化し、階層ごとの表示を切替えるためのデータを供給するデータ階層管理部である。215は、内部バスである。
また、表示装置102内の221は中央制御部(CPU)、222はROM、223はRAMである。224は、コンテンツ閲覧装置101の表示制御部209にて生成され、表示出力部213から出力された表示画像データを表示する表示部である。225は、内部バスである。
図3に操作リモコン103の外観を示す。図3において、301は上を指示するキー、302は下を指示するキー、303は右を指示するキー、304は左を指示するキーであり、データアイコンを所定の方向にスクロールする操作を行う。305は、確定キーであり、選択や操作を決定するために用いられる。306〜309は、表示階層を切替える階層指定キーである。階層指定キー306はグループレベル1、階層指定キー307はグループレベル2、階層指定キー308はグループレベル3、階層指定キー309はコンテンツレベルへの表示の切替えを指示する。以下、コンテンツレベル及びグループレベルについて説明する。
図4にコンテンツレベルの表示例を示す。図4において、データアイコン作成部210で作成されたデータアイコン410〜430が、メタデータごとに順に並べられて表示されている。図4では、画面上に複数のコンテンツを表示できるようになっており、データアイコン424が注目アイコンとなっている。注目アイコンは大きく表示され、当該データアイコンが注目アイコンであることを示している。なお、本実施形態では、注目アイコンの近傍のデータアイコンも、大きめに表示されている。操作リモコン103の左右の指示キー303〜304にてスクロール指示をすると、並び順に従ってデータアイコンが指示された方向と反対方向に移動していき、注目コンテンツは指示された方向のコンテンツにずれていく。確定キー305が押下されると、その時の注目コンテンツが表示される。なお、コンテンツの並び順は、各コンテンツの付加情報を所定の順序条件で配列することで決定される。本実施形態では、時刻の付加情報を、時刻の順に配列した並び順となっている。
図5に、「日」の階層のグループレベルの表示例を示す。図5において、グループアイコン501−1〜4が、メタデータ(年月日)ごとに順に並べられて表示されている。ここでも、画面上に複数のデータグループを表示できるようになっており、グループアイコン501−2が注目アイコンとなっている。なお、注目アイコンは、その枠線の太さを変えるなどして、注目アイコン以外のグループアイコンと識別できるようにしている。操作リモコン103の左右の指示キー303〜304によりスクロールが指示されると、並び順に従ってグループアイコンが指示された方向と反対方向に移動していき、注目アイコンは指示された方向のデータグループに移動していく。グループアイコン501は複数のデータアイコン502でできている。本例において、グループアイコン作成部211は、1つのグループアイコン501に対してM個のデータアイコン502が表示できるように、グループアイコンを作成している。即ち、1つのグループアイコン501内には、当該グループに属するデータより選択されたM個のデータのアイコン(以下、選択データアイコン)が表示されて、グループアイコンが形成される。
図6により、グループ内のコンテンツと選択データアイコンの関係を説明する。図6では、1つのグループにコンテンツがN個あり、グループアイコンにデータアイコンをM個表示させる場合を示している。コンテンツをメタデータの順序でならべ、それをN/M個のグループに分ける。そして、第1のグループのコンテンツ601−1〜602−1の中から任意のデータアイコン502−1を選択、さらに第2のグループのコンテンツ601−2〜602−2の中から任意のデータアイコン502−2を選択というようにデータアイコンを抽出する。このように任意のコンテンツ601−P〜602−Pの中から選択データアイコンとしてデータアイコン502−Pを抽出していく。そして、グループアイコン作成部211は、各抽出された選択データアイコンを順に並べて、図5に示すようなグループアイコン501を作成する。なお、N/Mが1より小さい場合には、グループ内の全てのコンテンツのデータアイコンが選択され、表示される。また、N/Mが自然数とならない場合は、小数点以下を切り上げる。
図7に、コンテンツレベル及びグループレベルの各階層の表示例を示す。図7では、図11に示すように年、月、日にて階層的にデータをグループ化していて、グループレベル1に年単位の表示701、グループレベル2に月単位の表示702、グループレベル3に日単位の表示703をしている。そしてコンテンツレベルの表示704がある。これらの表示は、操作リモコン103の階層指定キー306〜309を操作することにより切替えることができる。各階層のグループアイコンの表示において、年単位の表示701にあるグループアイコンが一番多くデータアイコンを表示し、次に月単位の表示702、そして日単位の表示703の順にグループアイコン内のデータアイコンの表示数が少なくなっている。即ち、上位階層になるに従って、各グループアイコンにおいて、当該データグループ内のコンテンツのデータアイコンがより多く表示されるようにしている。なお、グループアイコンに表示されるデータアイコンの数は、各階層(グループレベル)毎に設定されているものとする。
なお、下位階層への移動では、移動する際の注目アイコンが示すデータグループに含まれているデータグループもしくはコンテンツのうち、配列において先頭のアイコンを注目アイコンとする。また、上位階層への移動では、移動する際の注目アイコンが示すコンテンツもしくはデータグループを含むデータグループのアイコンを注目アイコンとする。さらに各階層では、その上位階層にとらわれることなく独立に左右に画面をスクロールさせて注目アイコンを移動させることができる。即ち、注目アイコンは、注目アイコンが示すデータもしくはデータグループを含む上位階層でのデータグループの範囲を超えて、配列の順序に従って順次変更され得る。
図8、図9、図10に階層間の表示切替えの例を示す。図8では、グループレベル3からグループレベル1に切替えた場合が示されている。日単位(グループレベル3)の表示801において、注目アイコンとなっているグループアイコン805が2004年4月1日を示している。これをグループレベル1の表示(年単位の表示802)に切替える。その際、2004年のグループアイコン809の表示において、切替え前に注目アイコンであったグループアイコン805に対応するデータアイコンが、データアイコン806のように表示される。ここで、データアイコン806は、他のデータアイコンと異なり、背景色を変えたデータアイコンとして、所定の位置に表示される。さらに、データアイコン806は、グループアイコン805にて表示されているデータアイコンのうちから選択されたものである。
また、同様に、日単位の表示803において、注目アイコンとなっているグループアイコン807が2004年11月1日を示している。これを年単位のグループレベル1の表示804に切替える。表示804では、切替え前に注目アイコンであったグループアイコン807が示すデータグループを含む2004年のデータグループのグループアイコン810が注目アイコンとなる。その際、2004年のグループアイコン810の表示において、切替え前に注目アイコンであったグループアイコン807に対応するデータアイコンが、データアイコン808のように表示される。ここで、データアイコン808は、他のデータアイコンと異なり、背景色を変えて、所定の位置に表示される。さらに808で表示されているデータアイコンは、グループアイコン807にて表示されているデータアイコンのうちから選択されて表示される。
データアイコン806として表示されるデータアイコンの数Aは、
・グループレベル3で注目アイコンであったグループアイコン805が示すデータグループ内に含まれるデータ数をB、
・グループレベル1でのグループアイコンのデータアイコン表示数をC、
・グループレベル1でのグループアイコン809が示すデータグループ内のデータ数をDとすると、
A=C*B/D
となる。
即ち、グループアイコン作成部211は、上位の階層へ切替えられた場合に、切替わる前の注目アイコンに表示されていたデータアイコンを、切替えの前後の階層のグループアイコンに表示されるデータアイコンの数の比率に基づいて決定された数だけ抽出する。そして、抽出したデータアイコンを切替え後のグループアイコンを構成するデータアイコンとして用いるとともに、注目アイコンから抽出されたデータアイコンの表示を他のデータアイコンと異なる形態で表示する。
グループアイコン作成部211は、グループアイコン805,807が示すデータグループ内のコンテンツを、図6の601−1〜602−Mとして配列してA個のグループに分ける。そして、グループアイコン作成部211は、対応するA個のデータアイコン502を選択データアイコンとして抽出する。こうして、グループレベル1の注目アイコン内に表示されるデータアイコン806,808は、注目アイコンであったグループアイコン805,807に表示されていたデータアイコンの中から抽出され、これらが背景色を変えたデータアイコンとして表示される。さらに、配列順に並べた位置に配置され、切替えられた際のグループアイコンとなる。なお、グループレベル3における他のデータグループに関しても、グループアイコンを構成するデータアイコンから、グループレベル1のグループアイコンに表示すべきデータアイコンが抽出される。
以上の処理により、切替え後のグループアイコンによって、切替え前に閲覧していた位置と範囲(切替え前の注目アイコンの位置と範囲)が確認できる。
図9では、グループレベル3からグループレベル1に切替えた場合とグループレベル3からグループレベル2に切替えた場合を示している。日単位の表示901において、注目アイコンとなっているグループアイコン905が2004年4月1日を示している。これをグループレベルの表示を年単位の表示902に切替える。すると、2004年のグループアイコン909が注目アイコンとなる。その際、2004年のグループアイコン909の表示において、切替え前の注目アイコン(グループアイコン905)に対応するデータアイコン906が表示される。図8で説明したように、データアイコン906は、背景色を変えたデータアイコンとして、他のデータアイコンと区別可能な形で、所定の位置に表示される。さらに、上述したように、データアイコン906は、注目アイコン(グループアイコン905)にて表示されていたデータアイコンのうちから選択されて表示される。
また、日単位の表示903において、注目アイコンとなっているグループアイコン907が2004年4月1日を示している。これをグループレベルの表示を月単位の表示904に切替える。すると、2004年4月のグループアイコン910が注目アイコンとなる。その際、2004年4月のグループアイコン910の表示において、切替え前の注目アイコン(グループアイコン907)に対応するデータアイコン908が表示される。データアイコン908は、図示のように、背景色を変えたデータアイコンとして、他のデータアイコンと区別可能な形で、所定の位置に表示される。さらに、データアイコン908は、切替え前の注目アイコンであったグループアイコン907にて表示されていたデータアイコンのうちから選択されて表示される。
表示904において表示されるデータアイコン908の数Eは、
・グループレベル3での注目アイコンであるグループアイコン907に対応するデータグループに含まれるデータ数をF、
・グループレベル2でのグループアイコンにおけるデータアイコンの表示数をG、
・グループレベル2におけるグループアイコン910が示すデータグループ内のデータ数をHとすると、
E=G*F/H
として表される。
そして、グループアイコン907内のF個のデータからE個のデータが、図6で説明した方法にしたがって抽出され、これが背景色を変えたデータアイコンとして表示される。さらに、これら抽出されたデータアイコンは、切替え後のグループアイコンにおけるデータアイコンの配列順にしたがって配置され、切替えられた際のグループアイコンの一部を構成する。
このように、表示902と表示904では、切替えた先の階層によって、表示数が異なり、その結果、切替える前の閲覧している位置や範囲をそれぞれの粒度(詳細度)で確認できる。
図10では、コンテンツレベルからグループレベル1に切替えた場合とグループレベル3からグループレベル1に切替えた場合を示している。コンテンツ単位の表示1001において、注目アイコンは、2004年4月1日内にあるデータのデータアイコン1005であるとする。コンテンツレベルの表示1001からグループレベル1による年単位の表示1002に切替える。その際、2004年のグループアイコン1009が注目アイコンとなる。そして、グループアイコン1009の表示において、切替え前の注目アイコンであったデータアイコン1005に対応するデータアイコンが、図10に示すデータアイコン1006のように表示される。データアイコン1006は、背景色を変えたデータアイコンとして、他のデータアイコンと区別可能な形で、所定の位置に表示される。さらにデータアイコン1006には、注目アイコン(データアイコン1005)にて表示されているものが表示される。
また、グループレベル3による日単位の表示1003において、注目アイコンであるグループアイコン1007が2004年11月1日を示している。これをグループレベル1による年単位の表示1004に切替えたとする。その際、図8、図9により上述したように、2004年のグループアイコン1010が注目アイコンとなる。そして、グループアイコン1010の表示において、切替え前に注目アイコンであったグループアイコン1007に対応するデータアイコンが、データアイコン1008のように表示される。データアイコン1008は、背景色を変えたデータアイコンとして、他のデータアイコンと区別可能な形で、所定の位置に表示される。さらに、データアイコン1008は、切替え前の注目アイコンであるグループアイコン1007にて表示されているデータアイコンのうちから選択されて表示される。以上のように、コンテンツレベルから切替えられた場合の切替え前の注目アイコンに対応するデータアイコン1006は1つとなり、グループレベル3から切替えられた場合の切替え前の注目アイコンに対応するデータアイコン1008は複数個存在することになる。即ち、切替え前の階層に応じて、切替え後の表示が異なる状態となる。そのため、切替える前の閲覧していた階層(図10ではコンテンツレベルかグループレベル3か)を認識できる。
図11にデータ階層概念図を示す。図11において、1111〜1112は、年単位のデータグループ、1121〜1124は月単位のデータグループ、1131〜1138は日単位のデータグループである。1141〜1158はコンテンツである。1141〜1142の間にあるコンテンツが1131の日のグループに属し、1131〜1132の間にある日のデータグループが月の1121のデータグループに属している。さらに1121〜1122の間にある月のデータグループが1111の年のデータグループに属している。以上のように、データ階層管理部214にて階層構造で管理されている。コンテンツの階層において、注目アイコンは1141〜1158の間で移動することができる。即ち、スクロール制御部208は、操作入力部204からの操作入力に応じて、上位の階層におけるデータグループの範囲を超えて、データの配列の順序に従って注目アイコンを順次に変更する。また、各グループ階層における基準グループ(注目アイコンに対応するグループ)は1111〜1112、1121〜1124、1131〜1138の間で移動することができる。
(詳細動作説明)
以下、本装置の具体的な動作をいくつかの場合に分けて説明を行う。
図12は、本発明の実施形態に関わるコンテンツレベルとグループレベル間での階層移動動作のフローチャートである。
まず、図5のようなグループレベルでの表示が行われているとする。この状態で、操作リモコンの右指示キー303が押されると(ステップS1201)、スクロール制御部208は、画面を左へスクロールする(ステップS1202)。この処理により、注目アイコンがグループアイコン501−2から501−3へと、右へ移動する。また、操作リモコンの左指示キー304が押されると(ステップS1203)、スクロール制御部208は、画面を右へスクロールする(ステップS1204)。この処理により、注目アイコンがグループアイコン501−2から501−1へと左へ移動する。
表示制御部209は、操作リモコンの階層指定キー309が押されるとコンテンツレベルへの移動が指示されたと判断する(ステップS1205)。そして、表示制御部209は、切替え前の注目アイコンであったグループアイコン501−2が示すデータグループの先頭のデータ(コンテンツ)を取得する。そして、表示制御部209は、取得したデータに対応するデータアイコンをコンテンツレベルにおける注目アイコン(図4におけるデータアイコン424)とする(ステップS1206)。そして、表示制御部209は、表示を、図4に示すようなコンテンツレベルに切替える(ステップS1207)。
一方、注目アイコンが所望のコンテンツを示している場合(ステップS1208)は、閲覧を終了する。なお、本実施形態では、ステップS1208で、確定キー305の押下入力が検出されることにより、注目アイコンに対応するコンテンツが表示される。
一方、注目アイコンが所望のコンテンツを示していない場合は、スクロールを行って注目アイコンを移動し、コンテンツを探す。即ち、操作リモコン103の右指示キー303が押されると(ステップS1209)、スクロール制御部208は、画面を左へスクロールして注目アイコンをデータアイコン424からデータアイコン425へと右へ移動させる(ステップS1210)。また、操作リモコン103の左指示キー304が押されると(ステップS1211)、スクロール制御部208は、画面を右へスクロールして注目アイコンをデータアイコン424からデータアイコン425へと左へ移動させる(ステップS1212)。
さらに、操作リモコン103の階層指定キー306〜308が押されると(ステップS1213)、図5に示したような、指定された階層のグループレベル表示に切替える(ステップS1214)。このとき、表示制御部209は、図10のデータアイコン1006のように、注目アイコンの示すコンテンツを、切替えた先のグループアイコンにて表示し、さらに当該グループアイコンの中で、他のデータアイコンと異なる表示を行う(ステップS1215)。グループアイコンにおけるデータアイコン1006の表示の位置は、図6に示す注目アイコンが601−P〜602−Pの範囲に含まれていた場合、図5における502−Pの位置となる。
さらに、操作リモコン103の右指示キー303及び左指示キー304によるスクロール操作がなされずに階層指定キー309が押されたかどうかを判断する(ステップS1216)。スクロール操作がなされずにコンテンツレベルへの移動が指示された場合は、図4における注目アイコン(データアイコン424)をステップS1214の時のものとして、表示をコンテンツレベルに切替える(S1207)。グループレベル表示にてスクロール指示がされると、ステップS1201からの処理が繰り返される。
これにより、コンテンツレベルでの閲覧していたコンテンツの位置を上位階層であるグループレベルでのグループアイコンにて認識できる。グループアイコンに表示されるデータアイコンに位置関係から、上位階層に移動した際に、他のデータとの距離を把握することができる。また、所望の階層に自由に移動することができ、さらに移動した後、コンテンツレベルにすぐに戻った際には、同じ位置からの閲覧ができる。
図13は、実施形態に関わる、異なる階層のグループレベル間での階層移動動作を示すフローチャートである。
まず、図5のようなグループレベルでの表示において、操作リモコン103の右指示キー303が押されると(ステップS1301)、スクロール制御部208は、画面を左へスクロールする。これにより、注目アイコンがグループアイコン501−2からグループアイコン501−3へと右へ移動する(ステップS1302)。また、操作リモコン103の左指示キー304が押されると(ステップS1303)、スクロール制御部208は、画面を右へスクロールする。これにより、注目アイコンがグループアイコン501−2からグループアイコン501−1へと左へ移動する(ステップS1304)。
さらに、操作リモコン103の他のグループレベルへの階層指定キー306〜308が押されると(ステップS1305)、表示制御部209は、押された移動キーによる移動先が下位階層への移動か否かを判定する。下位階層への移動であった場合、表示制御部209は、切替え前の注目アイコンが示すデータグループに属する切替え後のデータ或いはデータグループを取得する。そして、取得したデータ或いはデータグループのうちの先頭のものを、切替え後の注目アイコンとする(ステップS1306)。そして、表示制御部209は、指定された階層(グループレベル)へ表示を切替える(ステップS1307)。例えば、図11において、第一階層から第三階層に切替える場合、注目アイコンに対応するデータグループがデータグループ1111の場合、注目アイコンを1131とする。その後処理はステップS1301に戻る。なお、階層指定キー306〜309により、任意の階層から任意の階層へ切替えることができる。
したがって、移動した階層において、さらに、スクロールを行って注目アイコンを移動し、コンテンツを探すことができる。即ち、操作リモコン103の右指示キー303が押されると(ステップS1301)、スクロール制御部208は、画面を左へスクロールして注目アイコンをグループアイコン501−2から501−3へと右へ移動させる(ステップS1302)。また、操作リモコン103の左指示キー304が押されると(ステップS1303)、スクロール制御部208は、画面を右へスクロールして注目アイコンをグループアイコン501−2から501−1へと左へ移動させる(ステップS1304)。
また、操作リモコン103の階層指定キー306〜308が押され、それが上位階層への移動指示であった場合は、処理はステップS1305からステップS1308へ進む。表示制御部209は、指定された階層での、図5に示したようなグループレベル表示に切替える(ステップS1308)。このとき、注目アイコンで表示されているデータアイコンから切替えた先のクループアイコンの表示数に応じた数のデータアイコンが選択される(ステップS1309)。そして、表示制御部209は、切替え先の階層によって、図9のデータアイコン906やデータアイコン908のような表示形態で、切替え前の階層において注目アイコンで表示されていたデータアイコンを、切替えた先のグループアイコンにて表示する。こうして、表示制御部209は、グループアイコンの中で、切替え前に注目アイコンであったグループアイコンに属するデータアイコンを他のデータアイコンと区別可能に表示する(ステップS1310)。また、切替え前の注目アイコンに対応したデータアイコンを含むグループアイコンは、切替え直後における注目アイコンとして設定される。
さらに、表示制御部209は、表示が上位階層へ切替えられた後に、スクロール操作がなされる前に操作リモコン103において移動前の階層に対する移動キーが押されたかどうかを判定する(ステップS1311)。この判定がYESの場合は、注目アイコンをステップS1313の時点のものとして、表示を指定されたグループレベルに切替える(ステップS1307)。一方、切替え後のグループレベル表示にてスクロール指示がされると、ステップS1301からの処理が繰り返されることになる。
以上の処理により、グループレベルでの閲覧していたコンテンツの範囲を上位階層であるグループレベルでのグループアイコンにて認識できる。グループアイコンに表示されるデータアイコンに位置関係から、上位階層に移動した際に、他のデータとの距離を把握することができる。また、所望の階層に自由に移動することができ、さらに移動した後、元のグループレベルにすぐに戻った際には、同じ位置からの閲覧ができる。
これらの実施形態では、年、月、日といった日付単位に階層化を行っていたが、これに時間単位を付け加え、階層を増やしても良い。また、場所のメタデータを、国、都道府県、地名といった階層化したり、音楽でのアーチスト、アルバム、楽曲といった階層化をしたりして、それを管理することなどもできる。さらに、コンテンツの数でグループを作成しても良い。グループ内でのコンテンツの数をユーザが変えることにより階層の上下移動がなされる。
また、移動前の階層で閲覧していたコンテンツの位置及び範囲を、上位階層のグループアイコンで表示する際、背景色を変えたデータアイコンとして表示していたが、枠付きにする、大きさを変えるなどで外観上異なる表示を行っても良い。
また、移動前の階層で閲覧していたコンテンツの位置及び範囲を、上位階層のグループアイコンで表示する際、もとの階層によって表示する色を変えても良い。これによって、どの階層を閲覧していて、上位に上がったかが明白に分かる。
以上のような構成において、詳細な下位階層では自分の位置がわからなくなってしまった際に、上位階層に上がることによって、全体の概要及び自分の位置を明確に把握することがでる。そして、後どれくらい移動すれば目的のコンテンツ近辺に到達できるかが把握できる。さらに、どれくらいの範囲を現在確認しているかが判断できる。
また、上位階層に行くに従ってより多くのデータアイコンをグループアイコンにて表示することにより、データグループ内のデータの数に応じて相当量のコンテンツ表示を行うことができ、概要の把握がより明確にできる。
また、自由に階層をとばして表示を切替えることができるとともに、容易に元に位置に戻って視覚検索の続きを行うことができる。即ち、階層の順序で表示階層を切替えるのではなく、任意の階層から任意の階層へ表示を切り替えることができる。これにより、徐々にコンテンツグループの詳細度が変化するのでなく、所望の詳細度のコンテンツグループを表示でき、その所望の詳細度の画面まで切替えることを短時間で行える。
さらに、表示画面を有効に利用しながら、自分の確認している位置や範囲を把握することができ、またこれをスクロールして画像の検索を行いながらできる。
以上、実施形態を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、ソフトウェアのプログラムをシステム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによって前述した実施形態の機能が達成される場合を含む。この場合、供給されるプログラムは実施形態で図に示したフローチャートに対応したコンピュータプログラムである。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
コンピュータプログラムを供給するためのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体としては以下が挙げられる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などである。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることが挙げられる。この場合、ダウンロードされるプログラムは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルであってもよい。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布するという形態をとることもできる。この場合、所定の条件をクリアしたユーザに、インターネットを介してホームページから暗号を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用して暗号化されたプログラムを実行し、プログラムをコンピュータにインストールさせるようにもできる。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどとの協働で実施形態の機能が実現されてもよい。この場合、OSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれて前述の実施形態の機能の一部或いは全てが実現されてもよい。この場合、機能拡張ボードや機能拡張ユニットにプログラムが書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行う。

Claims (9)

  1. 階層構造を有する複数のグループに分類される複数のオブジェクトを、階層毎に異なる配列によって表示部に表示する画像処理装置であって、
    前記複数のグループの夫々について、当該グループに分類される複数のオブジェクトの総数が、前記階層毎に予め定められた上限数よりも多い場合には、前記当該グループに分類される複数のオブジェクトのうち一部を間引くことで前記上限数のオブジェクトを抽出し、かつ、当該グループに分類される複数のオブジェクトの総数が、前記階層毎に予め定められた上限数以下である場合には、前記当該グループに分類される全てのオブジェクトを抽出する抽出手段と、
    前記階層毎に、当該階層に属するグループについて前記抽出手段によって抽出されたオブジェクトによって構成される配列を生成する生成手段と、
    操作入力に応じて、前記表示部に前記生成手段によって生成された配列を表示させる階層を切り替える切り替え手段と、
    操作入力に応じて、前記表示部に表示されている配列に基づいて、注目オブジェクト又は注目グループのいずれかを選択する選択手段と、
    前記切り替え手段によって、前記表示部に前記配列を表示させる階層が下位階層から上位階層に切り替えられるときに、前記切り替え後に表示される配列を構成するオブジェクトとして前記抽出手段により抽出されるオブジェクトのうち、前記切り替え前に前記選択手段によって選択されていた前記注目オブジェクト又は注目グループのいずれかに対応するオブジェクトを、他と識別可能に明示する明示手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記抽出手段は、N個のコンテンツを含むグループから、当該グループが属する階層に予め定められた上限数であるM個のオブジェクトを抽出する場合(ただしN、MはN>Mである自然数)、当該グループに含まれるN個のオブジェクトを少なくともN/M個ずつのサブグループに分割し、各サブグループから少なくとも1つのオブジェクトを抽出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記抽出手段は、前記グループに含まれるN個のオブジェクトを、各オブジェクトに対応するコンテンツに付加された付加情報に基づく順序に沿って並べ、当該順序に沿ってN/M個ずつのサブグループに分割し、各サブグループから少なくとも1つのオブジェクトを抽出することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記抽出手段は、前記切り替え前に前記選択手段によって選択されていた前記注目オブジェクト又は注目グループに属するオブジェクトから、前記切り替え前後の階層に予め定められた上限数の比率に基づいて決定された数のオブジェクトを、前記明示手段によって明示されるオブジェクトとして抽出することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 上位階層になるに従って、前記表示部に表示される配列に含まれるオブジェクトの数が多いことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記階層構造を有する複数のグループは、前記複数のオブジェクトの夫々に対応するコンテンツに付加された付加情報に基づいて、前記複数のオブジェクトをグループ化し、さらに当該複数のグループをグループ化することにより、上位の階層を形成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 階層構造を有する複数のグループに分類される複数のオブジェクトを、階層毎に異なる配列によって表示部に表示する画像処理装置の制御方法であって、
    抽出手段により、前記複数のグループの夫々について、当該グループに分類される複数のオブジェクトの総数が、前記階層毎に予め定められた上限数よりも多い場合には、前記当該グループに分類される複数のオブジェクトのうち一部を間引くことで前記上限数のオブジェクトを抽出し、かつ、当該グループに分類される複数のオブジェクトの総数が、前記階層毎に予め定められた上限数以下である場合には、前記当該グループに分類される全てのオブジェクトを抽出する抽出工程と、
    生成手段により、前記階層毎に、当該階層に属するグループについて前記抽出工程で抽出されたオブジェクトによって構成される配列を生成する生成工程と、
    切り替え手段により、操作入力に応じて、前記表示部に前記生成工程で生成された配列を表示させる階層を切り替える切り替え工程と、
    選択手段により、操作入力に応じて、前記表示部に表示されている配列に基づいて、注目オブジェクト又は注目グループのいずれかを選択する選択工程と、
    明示手段により、前記切り替え工程で、前記表示部に前記配列を表示させる階層が下位階層から上位階層に切り替えられるときに、前記切り替え後に表示される配列を構成するオブジェクトとして前記抽出工程で抽出されるオブジェクトのうち、前記切り替え前に前記選択工程で選択されていた前記注目オブジェクト又は注目グループのいずれかに対応するオブジェクトを、他と識別可能に明示する明示工程と、を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  8. 請求項に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 請求項に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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