JP5111743B2 - 回転テーブルメタファによるファイル表示方法、ファイル表示プログラム、およびファイル表示装置 - Google Patents

回転テーブルメタファによるファイル表示方法、ファイル表示プログラム、およびファイル表示装置 Download PDF

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階層構造で登録されたファイルについて、ノートPC(Personal Computer )、PDA(Personal Digital Assist )などの小型の情報機器であっても、複数の階層フォルダの中から対象ファイルの検索を容易にする視覚的なファイル表示技術に関する。
従来、パーソナルコンピュータでは、記憶させる各種ファイルは、ユーザが階層構造で整理して保存している。OS(オペレーティングシステム)にWindows (登録商標)などの場合、ディレクトリ(フォルダ)としてまとめ、名前をつけて管理している。フォルダの中にフォルダを作ると、階層的にファイルが管理できる。
例えば、Windows のエクスプローラ(登録商標)の階層構造のファイル表示では、図8のように2ペイン(2つの表示枠)で表示される。表示領域Iに、階層構造になるフォルダと
して、トップフォルダ、第二階層のフォルダ、第三階層のフォルダなどで示され、例えば、トップ層はカテゴリ別、第二層は年月日別、第三層はイベント別などのように各階層毎に分類された構造で表示される。また、表示領域IIには、検索対象であるファイルが、ア
イコンまたは文字列による一覧表示される。
以上のように階層構造のなかの一つ一つの階層を順次絞り込んで行くことで、目的ファイルの表示がなされる。
しかしながら、PDA等の携帯型の情報機器のようにディスプレイ画面のサイズに制限がある場合、上記のように階層を移動してファイルを表示させる方法は、ユーザにとって手数が多く、使い勝手が悪くなるという欠点を抱える。
本発明では、上記従来の欠点を解決するため、複数の階層を回転テーブルをメタファーとして表現し、それぞれの階層の内容を同時に表示することによって、目的のファイル検索を容易にする回転テーブルによるファイル表示方法、ファイル表示プログラム、およびファイル表示装置を提供する。それにより目的のファイルを少ない手数で効率的に、かつ感性的な動きを併用することにより、ユーザが楽しんでファイルを探すことができる。
また、回転テーブルをフォルダ階層ではなく、ファイル検索時のキーワード選択テーブルとしても利用できる。
第一の発明は、階層構造で登録されたファイルの表示方法であって、ディスプレイ画面の4つの側面に近い表示領域にその一部分が表示されるように配置され、各階層に対応した複数の回転テーブル上に、検索対象の複数フォルダ/ファイルのアイコンまたは文字列を、階層化された内容にしたがって上位階層から順に、階層単位で表示する表示ステップと、前記表示ステップにおいて表示された前記アイコンまたは文字列の中からユーザの選択入力を促すフォルダ選択ステップと、前記フォルダ選択ステップにおいて選択された前記アイコンまたは文字列に関連する次の階層のフォルダ内容を、所定条件に基づいて、前記複数の表示領域のうちの当該階層に対応する表示領域に順次連動して表示させるとともに、最下位階層のフォルダ内容を、前記複数の表示領域のうちの対応する領域に表示した状態で、前記最下位階層のフォルダ内容のうちの選択されたファイルを、前記複数の表示領域とは異なる前記ディスプレイ画面の表示領域に設けられたビューワ領域に表示する連動表示ステップと、を有することを特徴とするファイル表示方法に関する。
すなわち、第一の発明によれば、テーブル設定手段が、検索対象となる複数のフォルダ/ファイルのアイコンまたは文字列を階層を単位として円盤状の各回転テーブル上に配列し設定しておき、回転テーブル表示手段が、当該回転テーブルの一部分をディスプレイ画面の4つの側面の所定の表示領域に表示させ、フォルダ選択手段が、回転テーブルの一部に表示された複数のフォルダ/ファイルの中から一つの選択をユーザに促し、連動表示手段が、ユーザによるフォルダ/ファイルの選択を受けて当該選択フォルダ内容を所定条件に従って連動表示する構成とすることにより、トップフォルダから下位のフォルダまでが、階層順にディスプレイ画面の4隅に一覧表示されるため、ユーザにとっては、全階層の状態が把握でき、対象ファイルの検索が視覚的で容易となる。
また、本発明は、表示スペースが有効に活用でき、PDAなど小型の情報機器でディスプレイ画面が小さい場合に、とくに有力な手段となる。
第二の発明は、前記連動表示ステップにおける前記次の階層のフォルダは、前記フォルダ/ファイルの作成日または名前から昇順あるいは降順に決定され、前期ディスプレイ画面の所定表示領域に初期画面として表示されることを特徴とする上記第一の発明に記載のファイル表示方法に関する。
すなわち、第二の発明によれば、選択されたフォルダ以降の下位の階層フォルダが、自動的にフォルダ/ファイルの作成日または名前から昇順あるいは降順に決定され、初期画面として表示され、ユーザによる選択がなされていない下位の階層についての内容が表示されるため、階層構造の全体を容易に把握することができる。
第三の発明は、前記ビューワ領域を取り囲む領域にメタファとなる回転テーブルが前記表示領域として設定され、前記回転テーブル上の前記フォルダ/ファイルのアイコンまたは文字列をディスプレイの所定表示領域に表示させるための回転、および当該表示フォルダの選択は、ジョグダイアルを含むポインティングデバイスの指示によって行われることを特徴とする上記第一または第二の発明に記載のファイル表示方法に関する。
すなわち、第三の発明によれば、ユーザは、ジョグダイヤル、マウスなどに代表される画面の位置を指定するポインティングデバイスを用いて、ポインタの指示によって当該回転テーブルを回転させ、新たなフォルダ/ファイルを表示させてその中の一つを選択することとなる。本発明によって、表示から隠された部分のフォルダ/ファイルも回転テーブルの回転によって容易に検索が可能となる。
以上、本発明によれば、回転テーブルをメタファとしてディスプレイ画面に表示し、ジョグダイヤルを含むポインティングデバイスのユーザ操作によりテーブルを回転させたり、ハードボタンやマウスの押下により選択が決定される。複数の階層内容を同時に見ることができるので、階層移動の手間を省くことができる。また、ファイルの移動を行う時にも便利となる。
回転テーブルをメタファとすることにより、一階層内のファイルを表示するスペースを節約できるので、限られた画面サイズでも見やすくできる。また、各テーブルごとの色分けと動き(回転方向)によって、選択する階層の違いが分かりやすく、操作性を向上させることができる。
一つのテーブルの内容が数多く表示できるようにレイアウトを移動できるので、柔軟にファイルを表示することができる。また、検索時は、ジャンルテーブルから選んで検索するようになるのでテキスト入力の手間を省くことができる。さらに、検索時にテーブルが回転する動きにより、ユーザは楽しみながら探すことができる。
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態になる本発明の実施の形態になる回転テーブルメタファによる階層構造ファイル表示の概念図を示す。図1に示すように、複数の円盤状の仮想の回転テーブル−1、2,3、及び4は、その一部がディスプレイ画面の4つの側面に表示されるように配置される。また、各々の回転テーブルは、該回転テーブルの中心軸の回りに回転可能(右回りまたは左回り)にその一部が表示される。各回転テーブル上には、複数のフォルダ/ファイルオブジェクトが、アイコンや文字列などとして配列、表示されている。
回転テーブル−1、2、3、及び4は、第一層、第二層、第三層、及び第四層のフォルダ層を表す。また、画面中央のビューワには、選択された写真ファイルや書類ファイルなどがプレビューとして表示される。プレビューには、写真のサムネイルや、テキスト情報(リンク有効)などがある。さらに、図1のように、各回転テーブルが、画面によって切り取られて一部だけ見えているレイアウトだけでなく、一部の回転テーブルが大きく見えるよう各回転テーブルの表示比率を変えるレイアウト、または、同心円状のレイアウト(図7に実施例を示す)なども可能である。
上記において、図1では、回転テーブルを4個としているが、階層数に限定はない。また、回転テーブル毎に色分け表示するとさらに視覚効果が強化される。
以下、回転テーブルをメタファとし、階層構造ファイルを表示する仕組みについて、さらに述べる。
回転テーブルが表示された画面において、ユーザが、例えば、ジョグダイヤル、マウスを含むポインティングデバイスを操作することによって、回転テーブルの回転(例えば、ジョグダイヤル回転、マウスオーバー等による位置指示)、および表示されたフォルダ/ファイルのオブジェクト選択(例えば、ダイヤル押下、マウスクリック等)がなされる。そして、選択されたフォルダ/ファイルの内容が、中心部のビューワ領域に表示される構成となっている。
回転テーブル−1においてフォルダが一つ選択されると、他の回転テーブルが関連して回転する。つぎの回転テーブル−2では、回転テーブル−1で選択されたフォルダの内容が表示される(子フォルダの表示)。また、回転テーブル−3では、回転テーブル−2の一つのフォルダの内容が表示され(孫フォルダの表示)。ここで、「一つのフォルダ」が選択されると、回転テーブル−3以降に表示されるフォルダは、自動的に選ばれること想定している(例えば、日付順、名前順に自動選定して、初期画面として表示)。さらに、回転テーブル−4では、回転テーブル−3の一つのフォルダの内容が表示される(ひ孫フォルダの表示)。こうして4つの階層の内容を同時に見ることを可能とする。
階層が4つ以上になった場合、回転テーブル−1に表示されているものがなくなり、2階層目のものが回転テーブル−1に表示される。以下、順次ずれて、5階層目のものがテーブル−4に表示される。
目的の対象ファイルを検索する段階において、まず、検索条件としてジャンル別に分けられたキーワードを指定する。キーワードは、回転テーブルから複数個、組み合わせることにより指定できる。例えば、写真を検索するとき、「時間テーブル」で「2004年」を選択、「人物テーブル」で「お父さん」を選択、「イベントテーブル」で「旅行」を選択する。4つある回転テーブルのうち、1つの回転テーブルが選択された条件に応じて、回転して結果を表示するように、選択と連動した動きを見せる。
目的のファイルが見つからない場合、例えば、「人物テーブル」において「お父さん」から「お母さん」に変更、その他の回転テーブルのキーワードは変更せずに、再検索することを可能とさせる。一つの回転テーブル内で複数のキーワードを指定することもできる。例えば、人物テーブルから「お母さん」、「お姿さん」の二人を指定することが可能である。さらに、ユーザ操作では、ジョグダイヤルやマウスオーバーによりテーブルを回転させたり、ハードボタン押下やマウスクリックにより選択が決定される。
これによって、複数の階層内容を同時に見ることができるので、階層移動の手間を省くことができる。ファイルの移動を行う時にも便利である。回転テーブルメタファにより、一階層内のファイルを表示するスペースを節約できるので、限られた小さい画面サイズでも見やすくできる。また、各回転テーブルごとに色分けたり、回転方向にも動きをもたせることによって、複数の階層の違いを分かりやすくさせ、操作性を向上させることができる。
一つの回転テーブルの内容がたくさん表示できるようにレイアウトを移動できるので、柔軟にファイルを表示できる。また、検索時には、ジャンルテーブルから選んで検索するのでテキスト入力の手間を省くことができ、さらに、検索時に回転テーブルが回転する動きをとるため、ユーザは楽しみつつ検索することができる。
図2は、本発明の実施の形態になるファイル表示装置の一構成例を示す。図2a)は、ファイル表示装置の概観を示す。ここでは、ファイル表示装置の構成として、表示画面の大きさに制約のあるPDA等の携帯型の小型情報機器を想定し、ディスプレイ画面上の回転テーブルの表示位置を変化させるダイヤル、モード選択ボタン(回転テーブルの選択、およびフォルダ/ファイルの選択)、および各選択の決定ボタンを装着させた例を示している。本実施例では、ダイアルが右側面の1ケ所に配置させた場合で示したが、ディスプレイ枠の4隅に各ダイヤルを配する構成としてもよい。また、上記ボタンは、モード選択ボタンおよび決定ボタンの両機能を備えたジョグダイヤルでもよく、さらに、ディスプレイにタッチパネルが装着され、その入力としてタッチパネルペンを適用してもよい。
図2b)は、回転テーブル上のフォルダ/ファイル位置を模式的に表したものである。例えば、回転方向が半時計回り、目標角度が50度、現在角度が180度の場合、ダイヤルの回転は,現在角度(180度)が目標角度(50度)になるまで、反時計回りに、角度Mずつ回転を続けることを示している。
なお、以上の実施例では、PDA等の小型情報装置への適用を想定した例を示したが、本発明はこれに限定されることなく、マウス、ホイールボウル等のポインティングデバイスを使用するようなより大きなサイズの情報端末にも適用できることは勿論である。
図3は、本発明の実施の形態になるファイル表示システムの基本構成を示す。ファイル表示装置1は、CPU(Central Processing Unit)2、メモリ3、設定テーブル5及びファイル表示プログラム10が格納された補助記憶部4、ジョグダイヤル、マウス等のポインティングデバイスやキーボードを含む入力装置6、およびディスプレイ7から構成される。
また、ファイル表示プログラム10は、検索対象となる複数のフォルダ/ファイルのアイコンまたは文字列を階層毎に円盤状の回転テーブルに配列し設定するテーブル設定手段11、回転テーブルの一部をディスプレイ画面の各側面の表示領域に階層単位で表示する回転テーブル表示手段12、回転テーブル表示ステップにおいて表示された前記アイコンまたは文字列の中からユーザの選択入力を促すフォルダ選択手段13、およびフォルダ選択ステップにおいて選択された前記フォルダ内容を次の階層として表示すると同時に、以降の下位階層のフォルダ内容を所定条件の基に表示する連動表示手段14とから構成される。
ここで、ファイル表示装置1は、補助記憶部4にファイル表示プログラム10を内蔵するコンピュータである。起動時に補助記憶部4からファイル表示プログラム10がメモリ3にロードされ、CPU2によって、上記各手段が処理される。なお、当該プログラムは、図示していないが、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、ROM(Read Only Memory)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録され、内蔵あるいは外部接続された媒体読取装置にセットし、起動時にメモリにロードすることによって実行可能な状態としてもよい。
図4は、本発明の実施の形態になる回転テーブルのデータ構成例を示す。本実施例では、デジタルカメラ等で撮影した写真を4階層のフォルダにわたって登録したファイルを検索するために、回転テーブルを表示し、対象ファイルを検索するケースを想定した例を示す。
設定テーブル5は、回転テーブル−1としてのトップフォルダ(表示領域の配置:上面)、回転テーブル−2としてのサブフォルダ−1(配置:左側面)、回転テーブル−3としてのサブフォルダ−2(配置:下面)、および回転テーブル−4としてのファイル(配置:右側面)の項目からなる複数のレコードで構成される。
実施例では、回転テーブル−1には、トップフォルダとして「旅行」、「サークル」などのジャンルフォルダが設定され上面の表示領域に配置、回転テーブル−2には、サブフォルダ−1として「2005年6月」などの月日を表す時間フォルダが設定され左側面の表示領域に配置、回転テーブル−3には、サブフォルダ−2として「絶景」、「宿」、「メモ」などのイベントフォルダが設定され下面の表示領域に配置、および、回転テーブル−4には、ファイルとして「晴天.jpg」、「アジサイ.jpg」など、カメラで撮影したJPEG(Joint Photographic Expert Group)画像ファイルが設定され右側面の表示領域に配置させた例を示している。
ファイル欄は、勿論、上記で限定されるものではなく、BMP(BitMap)、GIF(Grphic Interchange Format )等の画像ファイル、またPDF(Portable Document Format)、TEXT等のドキュメントファイルであってもよい。
図5は、本発明の実施の形態になる検索装置のディスプレイにおいて回転テーブル上に配置したフォルダ/ファイルのアイコン表示例を示す。本実施例では、図4における設定テーブル5の設定データにもとづいてディスプレイ画面に表示された回転テーブルの例を示している。
実施例では、まず、ユーザのポインティングデバイス操作によって、トップフォルダにジャンル別フォルダから「旅行」が選択されると、サブフォルダ−1には、[旅行」フォルダの内容として、複数の「年月」フォルダが表示され、その中から降順に最新の月日「2005年6月」が自動的に選択される。つぎのサブフォルダ−2には、「2005年6月」のフォルダ内容として、「絶景」、「宿」、「メモ」などのイベントフォルダから、例えば、作成月日の降順に「絶景」が自動選択され、さらに、検索対象であるファイルでは、「晴天.jpg」、「アジサイ.jpg」などのファイルから撮影月日の降順で「晴天.jpg」が自動選択されて、検索結果として中央のビューワに「晴天.jpg」が連動表示された状態を示している。
なお、各回転テーブルに載せられたフォルダ/ファイルの総数、およびその内の何番目までが部分表示されているのかの情報をさらに追加表示などすれば、検索が一層分かりやすいものとなる。
図6は、本発明の実施の形態になる回転テーブルメタファによる表示処理フローを示す。実施例の処理フローは、大きく「設定テーブル判定」→「回転テーブルの回転」→「表示」の3つのステップで構成される。
まず、ステップS11において、ジョグダイヤル、マウスなどのポインティングデバイス(または図2のモード選択ボタン)の入力操作によって、回転テーブルにフォーカスをセットする。つぎに、ステップS12において、ポインティングデバイスのクリック(または図2の決定ボタンの押下)による「決定」のイベントがなされたかを判定し、「決定」イベントがあれば、ステップS13において、回転テーブルの番号 (Num値)を取得する。「決定」イベントがなければ、ステップS11の処理に戻る。
ステップS14において、取得した番号の回転テーブルにおいて配列する対象のフォルダまでの入力装置の移動量を検出する。そして、ステップS15において、検出された移動量から、目標とする対象フォルダまでの目標角度を算出し、ステップS16において、現在角度を取得する。
つぎに、ステップS17において、目標角度に変更をかけるか否かを判定し、変更の必要がなければ、ステップS18において、現在の角度が対象とするフォルダの目標角度となっているかを判定する。その結果、目標角度になっていなければ、ステップS19において、当該番号テーブルを角度Mだけ回転させてディスプレィ画面に表示し、現在角度にMを加算し、ステップS17に戻って以降の回転処理を繰り返す。
ステップS18の結果が、現在角度が目標角度になっていれば、ステップS20において、オブジェクト「決定」イベントの判定を行う。オブジェクトが「決定」されていたら、ステップS21において、選択されたオブジェクトの種別を判定する。
オブジェクトの「種別」が,対象のファイルであれば、ステップS22において、ファイル内容をプレビュー領域に表示して本処理を終了する。また、「種別」が、フォルダである場合には、ステップS23において、下位階層の一覧を、現在の回転テーブル番号「Num」に1を加算した下位の回転テーブルに表示し、ステップS11の処理に戻る。さらに、「種別」が、上位階層に戻るリンクがされていれば、同様にステップS11に戻る。
なお、ステップS17において、目標角度に変更のある場合には、ステップS14に戻り、ポインティングデバイスなどの入力装置の操作による回転テーブルの移動量検出の処理を行って、以降の変更処理を繰り返す。
図7は、本発明の実施の形態になる階層構造ファイル表示の他の実施例(同心円状の回転テーブルとした例)を示す。本実施例は、階層構造ファイル表示に関する別な表示例である。回転テーブルを同心円上に配置し、中心から順に、例えば、第一階層のフォルダ、第二階層のフォルダ、および第三階層のファイルで構成され、検索された対象ファイルは、中央のビューワに表示される。
本実施例の場合、一つの回転テーブルに載せるフォルダ/ファイル数が少ないか、比較的画面がより大きいものが利用できたときに、一覧表示させる有力な表示方法となる。
以上述べてきた本発明の実施の態様は、以下の付記に示す通りである。
(付記1) 回転テーブルをメタファとする階層構造で登録されたファイルの表示方法であって、
検索対象となる複数のフォルダ/ファイルのアイコンまたは文字列を階層毎に円盤状の回転テーブルに配列し設定するテーブル設定ステップと、
前記回転テーブルの一部をディスプレイ画面の各側面の表示領域に階層単位で表示する回転テーブル表示ステップと、
前記回転テーブル表示ステップにおいて表示された前記アイコンまたは文字列の中からユーザの選択入力を促すフォルダ選択ステップと、
前記フォルダ選択ステップにおいて選択された前記フォルダ内容を次の階層として表示すると同時に、以降の下位階層のフォルダ内容の一部または全部を所定条件の基に表示する連動表示ステップと
を有することを特徴とするファイル表示方法。
(付記2) 前記連動表示ステップにおける前記下位階層のフォルダは、前記フォルダ/ファイルの作成日または名前から昇順あるいは降順に決定され、前記ディスプレイ画面の所定表示領域に初期画面として表示されることを特徴とする付記1に記載のファイル表示方法。
(付記3) 前記回転テーブル上の前記フォルダ/ファイルのアイコンまたは文字列をディスプレイの所定表示領域に表示させるための回転、および当該表示フォルダの選択は、ジョグダイアルを含むポインティングデバイスの指示によって行われることを特徴とする付記1または2に記載のファイル表示方法。
(付記4) 回転テーブルをメタファとする階層構造で登録されたファイルの表示プログラムであって、
コンピュータに、
検索対象となる複数のフォルダ/ファイルのアイコンまたは文字列を階層毎に円盤状の回転テーブルに配列し設定するテーブル設定ステップと、
前記回転テーブルの一部をディスプレイ画面の各側面の表示領域に階層単位で表示する回転テーブル表示ステップと、
前記回転テーブル表示ステップにおいて表示された前記アイコンまたは文字列の中からユーザの選択入力を促すフォルダ選択ステップと、
前記フォルダ選択ステップにおいて選択された前記フォルダ内容を次の階層として表示すると同時に、以降の下位階層のフォルダ内容の一部または全部を所定条件の基に表示する連動表示ステップと
を実行させるファイル表示プログラム。
(付記5) 回転テーブルをメタファとする階層構造で登録されたファイルの表示装置であって、
検索対象となる複数のフォルダ/ファイルのアイコンまたは文字列を階層毎に円盤状の回転テーブルに配列し設定するテーブル設定手段と、
前記回転テーブルの一部をディスプレイ画面の各側面の表示領域に階層単位で表示する回転テーブル表示手段と、
前記回転テーブル表示手段において表示された前記アイコンまたは文字列の中からユーザの選択入力を促すフォルダ選択手段と、
前記フォルダ選択手段において選択された前記フォルダ内容を次の階層として表示すると同時に、以降の下位階層のフォルダ内容の一部または全部を所定条件の基に表示する連動表示手段と
を有することを特徴とするファイル表示装置。
(付記6) 前記フォルダの階層数が、5つ以上ある場合に、トップ階層以下の回転テーブルを順に下位の階層の回転テーブルと置き換えて、前記ディスプレイ画面の表示領域に表示することを特徴とする付記1乃至3に記載のファイル表示方法。
(付記7) 回転テーブルをメタファとする階層構造で登録されたファイルの表示方法であって、
検索対象となる複数のフォルダ/ファイルのアイコンまたは文字列を階層毎に円盤状の回転テーブルに配列し設定するテーブル設定ステップと、
前記回転テーブルは、前記ディスプレイ画面の表示領域に同心円上の複数の円盤であり、階層毎に前記円盤の上に複数のフォルダ/ファイルのアイコンまたは文字列を表示する回転テーブル表示ステップと、
前記回転テーブル表示ステップにおいて表示された前記アイコンまたは文字列の中からユーザの選択入力を促すフォルダ選択ステップと、
前記フォルダ選択ステップにおいて選択された前記フォルダ内容を次の階層のフォルダとして表示すると同時に、以降の下位階層のフォルダ内容の一部または全部を所定条件の基に表示する連動表示ステップと
を有することを特徴とするファイル表示方法。
本発明の実施の形態になる回転テーブルメタファによる階層構造ファイル表示の概念図である。 本発明の実施の形態になるファイル表示装置の一構成例を示す図である。 本発明の実施の形態になるファイル表示システムの基本構成を示す図である。 本発明の実施の形態になる回転テーブルのデータ構成例を示す図である。 本発明の実施の形態になる検索装置のディスプレイにおいて回転テーブル上に配したフォルダ/ファイルのアイコン表示例を示す図である。 本発明の実施の形態になる回転テーブルメタファによる表示処理フローを示す図である。 本発明の実施の形態になる階層構造ファイル表示の他の実施例(同心円状の回転テーブルとした例)を示す図である。 従来の階層フォルダの表示例を示す図である。
符号の説明
1 ファイル表示装置
2 CPU
3 メモリ
4 補助記憶部
5 設定テーブル
6 入力装置
7 ディスプレイ
10 ファイル表示プログラム
11 テーブル設定手段
12 回転テーブル表示手段
13 フォルダ選択手段
14 連動表示手段

Claims (5)

  1. 階層構造で登録されたファイルの表示方法であって、
    ディスプレイ画面の4つの側面に近い表示領域にその一部分が表示されるように配置され、各階層に対応した複数の回転テーブル上に、検索対象の複数のフォルダ/ファイルのアイコンまたは文字列を、階層化された内容にしたがって上位階層から順に、階層単位で表示する表示ステップと、
    前記表示ステップにおいて表示された前記アイコンまたは文字列の中からユーザの選択入力を促すフォルダ選択ステップと、
    前記フォルダ選択ステップにおいて選択された前記アイコンまたは文字列に関連する次の階層のフォルダ内容を、所定条件に基づいて、前記複数の表示領域のうちの当該階層に対応する表示領域に順次連動して表示させるとともに、最下位階層のフォルダ内容を、前記複数の表示領域のうちの対応する領域に表示した状態で、前記最下位階層のフォルダ内容のうちの選択されたファイルを、前記複数の表示領域とは異なる前記ディスプレイ画面の表示領域に設けられたビューワ領域に表示する連動表示ステップと、
    を有することを特徴とするファイル表示方法。
  2. 前記連動表示ステップにおける前記次の階層のフォルダは、前記フォルダ/ファイルの作成日または名前から昇順あるいは降順に決定され、前記ディスプレイ画面の所定表示領域に初期画面として表示されることを特徴とする請求項1に記載のファイル表示方法。
  3. メタファとなる回転テーブルが前記表示領域として設定され、前記回転テーブル上の前記フォルダ/ファイルのアイコンまたは文字列をディスプレイの所定表示領域に表示させるための回転、および当該表示フォルダの選択は、ジョグダイアルを含むポインティングデバイスの指示によって行われることを特徴とする請求項1または2に記載のファイル表示方法。
  4. 階層構造で登録されたファイルの表示プログラムであって、
    コンピュータに、
    ディスプレイ画面の4つの側面に近い表示領域にその一部分が表示されるように配置され、各階層に対応した複数の回転テーブル上に、検索対象の複数のフォルダ/ファイルのアイコンまたは文字列を、階層化された内容にしたがって上位階層から順に、階層単位で表示する表示ステップと、
    前記表示ステップにおいて表示された前記アイコンまたは文字列の中からユーザの選択入力を促すフォルダ選択ステップと、
    前記フォルダ選択ステップにおいて選択された前記アイコンまたは文字列に関連する次の階層のフォルダ内容を、所定条件に基づいて、前記複数の表示領域のうちの当該階層に対応する表示領域に順次連動して表示させるとともに、最下位階層のフォルダ内容を、前記複数の表示領域のうちの対応する領域に表示した状態で、前記最下位階層のフォルダ内容のうちの選択されたファイルを、前記複数の表示領域とは異なる前記ディスプレイ画面の表示領域に設けられたビューワ領域に表示する連動表示ステップと、
    を実行させるファイル表示プログラム。
  5. 階層構造で登録されたファイルの表示装置であって、
    ディスプレイ画面の4つの側面に近い表示領域にその一部分が表示されるように配置され、各階層に対応した複数の回転テーブル上に、検索対象の複数のフォルダ/ファイルのアイコンまたは文字列を、階層化された内容にしたがって上位階層から順に、階層単位で表示する表示手段と、
    前記表示手段において表示された前記アイコンまたは文字列の中からユーザの選択入力を促すフォルダ選択手段と、
    前記フォルダ選択手段において選択された前記アイコンまたは文字列に関連する次の階層のフォルダ内容を、所定条件に基づいて、前記複数の表示領域のうちの当該階層に対応する表示領域に順次連動して表示させるとともに、最下位階層のフォルダ内容を、前記複数の表示領域のうちの対応する領域に表示した状態で、前記最下位階層のフォルダ内容のうちの選択されたファイルを、前記複数の表示領域とは異なる前記ディスプレイ画面の表示領域に設けられたビューワ領域に表示する連動表示手段と、
    を有することを特徴とするファイル表示装置。
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