JP5372801B2 - タイヤインナーライナー用ゴム組成物及び空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明は、空気入りタイヤのインナーライナーとして用いられるゴム組成物、及びそれを用いた空気入りタイヤに関する。
チューブレス空気入りタイヤにおいては、気密性を確保するために、タイヤ内面にインナーライナーと呼ばれる空気透過性の低いゴム層が設けられている。かかるインナーライナーには、トレッドやサイドウォールなどを構成する通常のゴム層に比べて空気透過性の低いハロゲン化ブチルゴムが使用されている。
また、耐空気透過性を更に向上させるために、層状構造を有する瀝青炭の粉砕物や、板状構造を有するタルクなどの平板状の充填剤を配合する方法がある(下記特許文献1,2参照)。
しかしながら、上記のような平板状充填剤を配合した場合、耐屈曲疲労性が悪化するという欠点があり、そのため、耐空気透過性と耐屈曲疲労性をバランスよく改良することが求められる。
なお、下記特許文献3には、ホウ酸亜鉛を配合したゴム組成物が開示されている。しかしながら、この文献は、主としてタイヤトレッドを対象としたものであり、そのため、ゴム成分としても、主としてスチレンブタジエンゴムなどのジエン系ゴムが用いられている。また、この文献は、ゴム成分に、シリカ、シランカップリング剤及びホウ酸亜鉛を配合することにより、シランカップリング剤の反応効率を向上させて、気泡の発生を抑制すると同時に、耐摩耗性の向上及び転がり抵抗の低減を図るものである。すなわち、ホウ酸亜鉛は、シランカップリング剤の反応効率を向上させて、気泡の発生を抑制するために配合されており、本発明の作用効果を何ら開示するものではない。
また、下記特許文献4には、ジエン系ゴムに特定の窒素吸着比表面積を持つシリカと、シランカップリング剤と、ホウ酸亜鉛を含有するスチールコード被覆用ゴム組成物が開示されている。この文献も、ホウ酸亜鉛を配合することにより、シランカップリング剤の反応性を向上させて、ブリスター(気泡)の発生を抑制するものであり、本発明の作用効果を何ら示唆するものではない。
特開平10−130442号公報 特開2002−088191号公報 特開2007−084756号公報 特開2008−156448号公報
本発明は、耐空気透過性と耐屈曲疲労性をバランスよく改良することができるタイヤインナーライナー用ゴム組成物を提供することを目的とする。
本発明に係るタイヤインナーライナー用ゴム組成物は、ハロゲン化ブチルゴム又はハロゲン化ブチルゴムとブチルゴムのブレンドゴムからなりハロゲン化ブチルゴムを60重量%以上含むブチル系ゴム成分100質量部に対して、ホウ酸亜鉛0.5〜5質量部と、平板状充填剤10〜50質量部と、亜鉛華1〜5質量部を含有するものである。
本発明に係る空気入りタイヤは、かかるゴム組成物からなるインナーライナーを備えたものである。
本発明によれば、ハロゲン化ブチルゴム及び/又はブチルゴムにホウ酸亜鉛及び平板状充填剤を併用して配合することにより、耐屈曲疲労性を損なわずに、耐空気透過性を向上させることができ、よって、チューブレス空気入りタイヤの耐久性を損なうことなく、気密性を向上することができる。
以下、本発明の実施に関連する事項について詳細に説明する。
本発明のゴム組成物に用いられるブチル系ゴム成分は、ハロゲン化ブチルゴム及び/又はブチルゴム(IIR)からなる。ハロゲン化ブチルゴムとしては、臭素化ブチルゴム(BIIR)、塩素化ブチルゴム(CIIR)などが挙げられ、これらを用いることによりインナーライナーの耐空気透過性を向上することができる。より好ましくは、ブチル系ゴム成分は、ハロゲン化ブチルゴムの単独、又は、ハロゲン化ブチルゴムとブチルゴムのブレンドゴムからなり、ハロゲン化ブチルゴムのブチル系ゴム成分中に占める比率は60重量%以上であることが好ましい。
本発明に係るゴム組成物には、ホウ酸亜鉛が配合される。ホウ酸亜鉛を配合することにより、耐空気透過性を損なうことなく、耐屈曲疲労性を向上することができる。その理由は、必ずしも明らかではないが、ゴムマトリックス中に分散したホウ酸亜鉛の粒子が空気の透過を邪魔することにより耐空気透過性を維持しながら、ホウ酸亜鉛が亜鉛原子を含むことで亜鉛華によるハロゲン化ブチルゴムの架橋反応に関与することにより耐屈曲疲労性が向上するものと推測される(但し、これによって本発明が限定されるものではない)。
ホウ酸亜鉛としては、ホウ酸亜鉛3.5水和物(2ZnO・3B・3.5HO)、四ホウ酸亜鉛(ZnB)、メタホウ酸亜鉛(Zn(BO)、塩基性ホウ酸亜鉛(ZnB・2ZnO)などが挙げられ、これらはそれぞれ単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。これらの中でも、ホウ酸亜鉛3.5水和物(2ZnO・3B・3.5HO)が特に好ましく用いられる。
ホウ酸亜鉛の粒径は特に限定されないが、粒径が大きいほど耐空気透過性が向上する傾向がある一方で、粒径が大きくなりすぎると耐屈曲疲労性の向上効果が小さくなり、却って耐屈曲疲労性が損なわれるおそれがあるので、好ましくは平均粒子径が0.1〜200μmであり、より好ましくは0.5〜50μmである。ここで、平均粒子径は、レーザー回折散乱法により測定される値である。
ホウ酸亜鉛は、上記ブチル系ゴム成分100質量部に対して0.5〜5質量部にて配合される。ホウ酸亜鉛の配合量が0.5質量部未満であると、耐屈曲疲労性を改善する効果が得られない。逆に、配合量が5質量部を超えると、耐屈曲疲労性が却って損なわれてしまう。より好ましい配合量は、ブチル系ゴム成分100質量部に対して1〜4質量部である。
本発明に係るゴム組成物には、平板状充填剤が配合される。平板状充填剤は、粒子の主形状が平板状である充填剤であり、ゴム層中で空気の透過を阻害することでインナーライナーの耐空気透過性を向上させる。すなわち、薄いゴム層からなるインナーライナーは、一般にロールや押出機などでシート状に押し出されて成形されるため、平板状充填剤がゴム層中において層表面に略平行に寝かされた状態で配設され、これにより、ゴム層をその厚み方向において通過しようとする空気が平板状充填剤によりその通路を遮られ、もって空気の透過が阻害される。
平板状充填剤としては、層状鉱物(例えば、タルク、マイカ、クレー)などの無機充填剤でもよく、また有機充填剤でもよい。好ましくは、ゴム成分との相溶性がよく、そのためゴム成分に対する分散性に優れることから、炭素を主成分とする有機充填剤を用いることであり、具体的には、石炭を細かく砕いた石炭粉砕物が挙げられる。石炭は、層状構造を有するため、ボールミル等の粉砕機で砕くことにより平板状の粒子が得られ、これを充填剤として用いることができる。
該平板状充填剤は、平均粒子径が0.5〜100μmであることが好ましく、より好ましくは1〜30μmである。0.5μm未満では、耐空気透過性の改良効果が不十分となるおそれがあり、また100μmを超えると、インナーライナーの耐久性が低下するおそれがある。ここで、平均粒子径はレーザー回折散乱法により測定されるものである。
平板状充填剤のアスペクト比は特に限定されるものではないが、5〜30であることが好ましい。ここで、アスペクト比とは、平板状充填剤の厚みに対する長径(平面部における最大寸法)の比であり、透過型電子顕微鏡(TEM)で得られた画像を用いて、無作為抽出された10個の粒子について、厚みと長径を計測してアスペクト比を算出し、その相加平均として求められる。
平板状充填剤の配合量は、上記ブチル系ゴム成分100質量部に対して10〜50質量部であることが好ましく、より好ましくは10〜40質量部である。平板状充填剤の配合量が10質量部未満であると、耐空気透過性の向上効果が不十分である。逆に、配合量が50質量部を超えると、ホウ酸亜鉛を併用したとしても耐屈曲疲労性が損なわれるおそれがある。
本発明のゴム組成物には、補強性充填剤としてカーボンブラックを配合することができる。カーボンブラックとしては、特に限定されず、種々のグレードのものを適宜選択して使用することができるが、ヨウ素吸着量が15〜55mg/gであり、かつDBP(ジブチルフタレート)吸油量が75〜125cm/100gであるものが好ましく用いられる。具体的には、GPF級に属するカーボンブラックを用いることが好ましい。ヨウ素吸着量が大きすぎると、粘着性が損なわれる。ここで、ヨウ素吸着量(IA)は、JIS K6217−1に準拠して測定される値であり、また、DBP吸油量は、JIS K6217−4に準拠して測定される値である。
カーボンブラックの配合量は、上記ブチル系ゴム成分100質量部に対して30〜70質量部であることが好ましく、より好ましくは40〜60質量部である。カーボンブラックの配合量が30質量部未満では、未加硫ゴム組成物の収縮が大きく、加工性が損なわれるおそれがある。逆に、配合量が70質量部を超えると、未加硫ゴム組成物の粘度が大きくなり加工性が損なわれるおそれがある。また、カーボンブラックと平板状充填剤とのトータルの配合量(トータルのフィラー量)としては、上記ブチル系ゴム成分100質量部に対して、40〜120質量部であることが好ましく、より好ましくは50〜110質量部である。なお、フィラーとしては、本発明の効果を損なわない範囲で、平板状充填剤とカーボンブラック以外の充填剤を配合してもよい。
本発明のゴム組成物には、通常、亜鉛華(ZnO)が配合される。亜鉛華は、ハロゲン化ブチルゴムの加硫剤(架橋剤)として配合されるものであり、その配合量は、上記ブチル系ゴム成分100質量部に対して1〜5質量部であることが好ましく、より好ましくは2〜4質量部である。
本発明のゴム組成物には、粘着付与剤が配合されることが好ましい。粘着付与剤は、ゴム組成物に粘着性を付与する添加剤であり、タッキファイヤーとも称される。粘着付与剤を配合することにより、グリーンタイヤ成形後の加硫までの間にインナーライナーのジョイント部での接着性を高めてジョイント部の開きを抑制することができ、またカーカスプライに対するインナーライナーの接着性も向上することができる。
粘着付与剤としては、アルキルフェノール系樹脂や炭化水素樹脂などを用いることができるが、耐空気透過性の点から炭化水素樹脂を用いることが好ましい。炭化水素樹脂としては、脂肪族系石油樹脂、芳香族系石油樹脂、脂肪族/芳香族共重合系石油樹脂が挙げられる。脂肪族系石油樹脂は、炭素数4〜5個相当の石油留分(C5留分)であるイソプレンやシクロペンタジエンなどの不飽和モノマーをカチオン重合することにより得られる樹脂であり(C5系石油樹脂とも称される。)、水添したものであってもよい。芳香族系石油樹脂は、炭素数8〜10個相当の石油留分(C9留分)であるビニルトルエン、アルキルスチレン、インデンなどのモノマーをカチオン重合することにより得られる樹脂であり(C9系石油樹脂とも称される。)、水添したものであってもよい。脂肪族/芳香族共重合系石油樹脂は、上記C5留分とC9留分を共重合することにより得られる樹脂であり(C5/C9系石油樹脂とも称される。)、水添したものであってもよい。特に好ましくはC5成分を主成分とする石油樹脂である。
該粘着付与剤、好ましくは炭化水素樹脂の配合量は、上記ブチル系ゴム成分100質量部に対して、2〜15質量部であることが好ましく、より好ましくは3〜10質量部である。
本発明のゴム組成物には、上述した各成分の他、ステアリン酸などの加硫助剤、老化防止剤、加工助剤、加硫剤、加硫促進剤など、インナーライナーのゴム組成物に通常配合される各種添加剤を配合することができる。
以上よりなるゴム組成物は、常法に従ってロールや押出機などでシート状に押し出し、押し出したシート状物をトレッドやサイドウォールなどを構成するゴムの内側に貼り付けられた状態で加硫成形することにより、タイヤ内面に薄いゴム層よりなるインナーライナーを備えるチューブレス空気入りタイヤが形成される。なお、インナーライナーの厚みは、タイヤサイズなどにより異なるが、通常は0.5〜3.0mmである。
以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
バンバリーミキサーを使用し、下記表1に示す配合に従い、実施例1〜6及び比較例1〜7のインナーライナー用ゴム組成物を調製した。表1の各成分の詳細は以下の通りである。
・BIIR:エクソンモービル社製の臭素化ブチルゴム「ブロモブチル2222」
・IIR:エクソンモービル社製のブチルゴム「ブチル268」
・カーボンブラック:GPF(東海カーボン(株)製「シーストV」、ヨウ素吸着量=26mg/g、DBP吸油量=87cm/100g)
・石炭粉砕物:瀝青炭の粉砕物、Coal Fillers社製「オースチンブラック325」(平均粒子径=(日機装社製の粒径分析器「Microtrac HRA」を用いて測定、以下同じ)=5μm)
・扁平タルク:日本ミストロン(株)製「HAR」(平均粒子径=5.7μm、アスペクト比=4.7)
・ホウ酸亜鉛:2ZnO・3B・3.5HO、平均粒子径=2μm、ボラックス社製「フャイヤーブレイクZB EF」
・メタホウ酸バリウム:n(BaO・B・HO)、堺化学工業(株)製「BUSAN 11−M1」
・ホウ酸アルミニウム:9Al・2B、四国化成工業(株)製「アルボライト PF03」
・ホウ酸マグネシウム:2MgO・3B・nHO、富田製薬(株)製
・亜鉛華:三井金属鉱業(株)製「亜鉛華3号」
・ステアリン酸:花王(株)製「ステアリン酸」
・炭化水素樹脂:エクソンモービル社製「エスコレッツ1102」(C5成分を主成分とする石油樹脂)
・加工助剤:ストラクトール社製「ストラクトール40MSF」
得られた各ゴム組成物について、耐屈曲疲労性と耐空気透過性を評価した。評価方法は次の通りである。
・耐屈曲疲労性:JIS K6260に準拠し、160℃×30分で加硫した試験片について、デマチャ屈曲試験機を用い、亀裂成長回数を測定した。比較例1の亀裂成長回数を100とした際の指数で表示し、数値が大きいほど耐屈曲疲労性に優れることを示す。
・耐空気透過性:160℃×30分で加硫した厚み1mmの加硫ゴムシートについて、ガス透過率試験器(東洋精機製作所製「BT−3」)を用いて空気透過率を測定し、比較例1の値を100とした指数で表示した。数値が大きいほど耐空気透過性に優れることを示す。
結果は表1に示す通りであり、コントロールである比較例1に対して、比較例2では平板状充填剤を配合したことにより、耐空気透過性は大幅に向上したが、耐屈曲疲労性が大きく悪化した。
これに対し、本発明に係る実施例1〜6では、コントロールである比較例1に対し、平板状充填剤とともに、所定量のホウ酸亜鉛を配合したことにより、耐屈曲疲労性を損なうことなく、耐空気透過性が顕著に向上しており、よって、チューブレス空気入りタイヤの耐久性を確保しつつ、気密性を向上することができるものであった。
なお、比較例3では、ホウ酸亜鉛の配合量が少なすぎて、耐屈曲疲労性を改善することができなかった。ホウ酸亜鉛の配合量が多すぎる比較例4でも、耐屈曲疲労性を改善することができなかった。
また、ホウ酸亜鉛の代わりにメタホウ酸バリウムを配合した比較例5や、ホウ酸アルミニウムを配合した比較例6や、ホウ酸マグネシウムを配合した比較例7では、いずれも耐屈曲疲労性を改善することができなかった。このことから、耐屈曲疲労性の改善効果は、ホウ酸塩の中でもホウ酸亜鉛を用いた場合に特有の効果であるといえる。
Figure 0005372801
本発明のタイヤインナーライナー用ゴム組成物は、乗用車用タイヤ、トラックやバスなどに用いられる大型タイヤ(重荷重用タイヤ)、二輪車用タイヤなどの各種のチューブレス空気入りタイヤに利用することができる。

Claims (5)

  1. ハロゲン化ブチルゴム又はハロゲン化ブチルゴムとブチルゴムのブレンドからなりハロゲン化ブチルゴムを60重量%以上含むブチル系ゴム成分100質量部に対して、ホウ酸亜鉛0.5〜5質量部と、平板状充填剤10〜50質量部と、亜鉛華1〜5質量部を含有することを特徴とするタイヤインナーライナー用ゴム組成物。
  2. 更に、前記ブチル系ゴム成分100質量部に対して、炭化水素樹脂を2〜15質量部含有する請求項記載のタイヤインナーライナー用ゴム組成物。
  3. 更に、前記ブチル系ゴム成分100質量部に対して、カーボンブラックを30〜70質量部含有する請求項1又は2に記載のタイヤインナーライナー用ゴム組成物。
  4. 前記カーボンブラックのヨウ素吸着量が15〜55mg/gである請求項3記載のタイヤインナーライナー用ゴム組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のゴム組成物からなるインナーライナーを備える空気入りタイヤ。
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